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【発明の名称】 水田作業機のステアリング装置
【発明者】 【氏名】窪津 誠

【氏名】山下 眞

【氏名】小谷 伸介

【氏名】松木 直樹

【氏名】清水 孝式

【要約】 【課題】トルクジェネレータのコンパクト化を図る。

【解決手段】操向用の前輪1の上方に配置したミッションケース9の上面に油圧パワーステアリング用のトルクジェネレータ43を連結し、このトルクジェネレータ43に連動連結した縦向き回転軸95とミッションケース9に支承したピットマンアーム軸92aとを連動連結し、トルクジェネレータ43の揺動出力軸43bに相対揺動自在にかつトルク伝達状態に嵌合連動する連動部と縦向き回転軸95への出力部とを備えた中間ジョイント部材99をミッションケース9に縦向き軸芯P周りに回動自在に支持させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 操向用の前輪の上方に配置したミッションケースの上面に油圧パワーステアリング用のトルクジェネレータを連結し、このトルクジェネレータに連動連結した縦向き回転軸とミッションケースに支承したピットマンアーム軸とを連動連結してある水田作業機のステアリング装置であって、前記トルクジェネレータに縦向き回転軸を連動連結するに、トルクジェネレータの揺動出力軸に相対揺動自在にかつトルク伝達状態に嵌合連動する連動部と縦向き回転軸への出力部とを備えた中間ジョイント部材をミッションケースに縦向き軸芯周りに回動自在に支持させてある水田作業機のステアリング装置。
【請求項2】 トルクジェネレータをその入力軸がミッションケースの上面に対してほぼ垂直な姿勢となるように配置し、前記入力軸と、後ろ傾斜姿勢に設置したハンドル軸とを自在継手を介して連動してある請求項1記載の水田作業機のステアリング装置。
【請求項3】 ミッションケースの横一側面に静油圧式無段変速装置を、その横向きの入力軸とミッションケース内への出力軸とが前後に位置する状態に配置し、側面視において前記入力軸と出力軸との間に位置する状態に縦向き回転軸を配置してある請求項1又は2記載の水田作業機のステアリング装置。
【請求項4】 縦向き回転軸からピットマンアーム軸への減速伝動機構を、軸類が横方向に並ぶ状態に構成してある請求項1〜3のいずれか1項に記載の水田作業機のステアリング装置。
【請求項5】 縦向き回転軸とピットマンアーム軸とを同芯状態に配置し、これら縦向き回転軸とピットマンアーム軸との軸端のうち一方を軸受けを介してミッションケースに支持させ、かつ、他方を一方に相対回転自在に嵌合支持させてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の水田作業機のステアリング装置。
【請求項6】 減速伝動機構がギヤ減速機構であり、斜歯ギヤを組み込んである請求項4又は5記載の水田作業機のステアリング装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操向用の前輪の上方に配置したミッションケースの上面に油圧パワーステアリング用のトルクジェネレータを連結し、このトルクジェネレータに連動連結した縦向き回転軸とミッションケースに支承したピットマンアーム軸とを連動連結してある田植機など水田作業機のステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、トルクジェネレータの揺動出力軸のすりこぎ運動を一軸周りの回転に変換して縦向き回転軸に伝達する、つまり、揺動出力軸に相対揺動自在にかつトルク伝達状態に連動する中間伝動部材をトルクジェネレータに縦向き軸芯周りに回動自在に支持させることにより、トルクジェネレータのミッションケースへの装着に伴い中間伝動部材を縦向き回転軸と同芯状に位置させて連動させることで、トルクジェネレータに縦向き回転軸を連動連結させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技術によるときは、中間伝動部材をトルクジェネレータに組み込むため、その分、トルクジェネレータが嵩高いものになって、ミッションケースから上方への突出量が大きなものになっていた。このことは、例えば、トルクジェネレータをその入力軸がミッションケースの上面に対してほぼ垂直な姿勢となるように配置し、後ろ傾斜姿勢に設置したハンドル軸と前記入力軸とを自在継手を介して連動して、ステアリングハンドル操作に伴いトルクジェネレータを作動させる場合、上記のようにトルクジェネレータの上方への突出量が大きなものとなることで入力軸とステアリングハンドルとの上下間隔が小さくなって、自在継手を介して連動する入力軸とハンドル軸とが大きく屈折することになり、その結果、ハンドル操作力の入力軸への伝達の円滑性を低下させる。つまり、操向操作性を低下させる。
【0004】本発明の目的は、トルクジェネレータのコンパクト化を図る点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0006】〔特徴〕操向用の前輪の上方に配置したミッションケースの上面に油圧パワーステアリング用のトルクジェネレータを連結し、このトルクジェネレータに連動連結した縦向き回転軸とミッションケースに支承したピットマンアーム軸とを連動連結してある水田作業機のステアリング装置であって、前記トルクジェネレータに縦向き回転軸を連動連結するに、トルクジェネレータの揺動出力軸に相対揺動自在にかつトルク伝達状態に嵌合連動する連動部と縦向き回転軸への出力部とを備えた中間ジョイント部材をミッションケースに縦向き軸芯周りに回動自在に支持させてある点にある。
【0007】〔作用〕トルクジェネレータの揺動出力軸に相対揺動自在にかつトルク伝達状態に連動するとともに、縦向き回転軸に連動する中間ジョイント部材、つまり、上記従来の技術で説明した中間伝動部材に相当するものをミッションケースに縦向き軸芯周りに回動自在に支持させて、トルクジェネレータと縦向き回転軸とを連動連結してあるから、中間ジョイント部材を組み込まない分、トルクジェネレータをコンパクトなものにできて、ミッションケースから上方への突出量を少なくすることができる。
【0008】〔効果〕従って、トルクジェネレータをその入力軸がミッションケースの上面に対してほぼ垂直な姿勢となるように配置し、後ろ傾斜姿勢に設置したハンドル軸と入力軸とを自在継手を介して連動することにより、ステアリングハンドル操作に伴いトルクジェネレータを作動させる場合、ステアリングハンドルと入力軸との上下間隔を大きくとって、操向操作を円滑に行わせることができるようになった。
【0009】請求項2に係る本発明の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0010】〔特徴〕上記請求項1に係る本発明において、トルクジェネレータをその入力軸がミッションケースの上面に対してほぼ垂直な姿勢となるように配置し、前記入力軸と、後ろ傾斜姿勢に設置したハンドル軸とを自在継手を介して連動してある点にある。
【0011】〔作用〕上記の点に着目して、トルクジェネレータを入力軸がミッションケース上面に対してほぼ垂直な姿勢に設けてあるから、例えば、後ろ傾斜姿勢のハンドル軸の延長上に入力軸が位置するように後ろ傾斜姿勢でトルクジェネレータを設置する場合に比較して、トルクジェネレータのミッションケースへの取付け部を後方に位置させることができて、その分、ミッションケースの前端を後方に位置させてミッションケースの前後方向でのコンパクト化を図ることができる。
【0012】〔効果〕従って、入力軸とハンドル軸との屈折度合いを小さくできて、ハンドル軸から入力軸への操作力の伝達を円滑に行わせることができながらも、ミッションケースを前後方向でコンパクトなものにできるようになった。
【0013】請求項3に係る本発明の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0014】〔特徴〕上記請求項1や2に係る本発明において、ミッションケースの横一側面に静油圧式無段変速装置を、その横向きの入力軸とミッションケース内への出力軸とが前後に位置する状態に配置し、側面視において前記入力軸と出力軸との間に位置する状態に縦向き回転軸を配置してある点にある。
【0015】〔作用〕入力軸と出力軸とを前後に位置させる横向き状態に静油圧式無段変速装置を配置してあるから、ミッションケースから静油圧式無段変速装置が上方に突出する量を少なく、或いは、零にできる。しかも、そのように、静油圧式無段変速装置を横向き状態に設置したことを利用して、側面視において入力軸と出力軸との間に位置する状態に縦向き回転軸を配置することで、入力軸をミッションケースの前面よりも前方に位置させるようにしてあるから、入力軸を延長してその延長端部でミッションケースの横他側面に装着した油圧ポンプなどを駆動する場合、縦向き回転軸の干渉を受けることなく入力軸を延長することができることはもちろん、入力軸の延長部分をミッションケース内に設けなくても良くて外装することができる。
【0016】〔効果〕従って、ミッションケースの上部に配置する運転ステップを低く設置でき、しかも、ミッションケースの横他側面に装着した油圧ポンプなどを入力軸で駆動するための入力軸の延長を簡便に行うことができるようになった。
【0017】請求項4に係る本発明の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0018】〔特徴〕上記請求項1や2、3に係る本発明において、縦向き回転軸からピットマンアーム軸への減速伝動機構を、軸類が横方向に並ぶ状態に構成してある点にある。
【0019】〔作用〕軸類が横方向に並ぶ状態に減速伝動機構を構成して、減速伝動機構の設置スペースの前後長さを短くしてあるから、例えば、軸類を前後方向に並べる場合に比較して、減速伝動機構を内装するミッションケースの前面を後方に位置させることができる。
【0020】〔効果〕従って、減速伝動機構を設ける割りには、ミッションケースを前後方向でコンパクトなものにできるようになった。
【0021】請求項5に係る本発明の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0022】〔特徴〕上記請求項1や2、3、4に係る本発明において、縦向き回転軸とピットマンアーム軸とを同芯状態に配置し、これら縦向き回転軸とピットマンアーム軸との軸端のうち一方を軸受けを介してミッションケースに支持させ、かつ、他方を一方に相対回転自在に嵌合支持させてある点にある。
【0023】〔作用〕同芯状態に配置した縦向き回転軸とピットマンアーム軸との一方の軸端を軸受けを介してミッションケースに支持させるとともに、他方の軸端を一方の軸端に嵌合支持させてあるから、軸受けによる軸端支持部と一方の軸端による他方の軸端支持部とを軸芯方向で同じ位置に設けることができる。
【0024】〔効果〕従って、縦向き回転軸とピットマンアーム軸との軸受け構造を軸芯方向でコンパクトに構成できるようになった。
【0025】請求項6に係る本発明の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0026】〔特徴〕上記請求項4や5に係る本発明において、減速伝動機構がギヤ減速機構であり、斜歯ギヤを組み込んである点にある。
【0027】〔作用〕減速伝動機構を、斜歯ギヤを組み込んだギヤ減速機構としてあるから、バックラッシュ少なく縦向き回転軸からピットマンアーム軸に操向操作を伝達することができる。
【0028】〔効果〕従って、遊び少なく操向できるようになった。
【0029】
【発明の実施の形態】水田作業機の一例である田植機は、図1、図2に示すように、左右一対の操向用の駆動前輪1と左右一対の駆動後輪2とを備えた乗用型の自走機体3の後部に、水田作業装置の一例である複数条植え式の苗植付装置4を四連リンク機構5を介して昇降自在に連結し、この苗植付装置4を昇降駆動する油圧シリンダ利用の昇降シリンダ6を設け、施肥装置7を設けて構成されている。
【0030】前記自走機体3は、図3、図4にも示すように、前記駆動前輪1を前車軸ケース8を介して軸支するミッションケース9を備え、かつ、前記駆動後輪2を後車軸ケース10を介して軸支した機体フレームのうち前記ミッションケース9の前方近傍位置にエンジン11を、防振ゴム12(防振材の一例)を介してその出力軸11aが横向きに位置する状態に搭載し、前記エンジン11の後方に位置する状態で搭乗運転部13を搭載して構成されている。
【0031】前記搭乗運転部13は、前記駆動前輪1を操向操作するためのステアリングハンドル14や、これの後方に位置する座席15、運転ステップSなどを備えている。運転ステップSは、前記ミッションケース9よりも上方のレベルに配置されている。
【0032】前記苗植付装置4は、左右方向に設定ストロークで往復移動駆動される苗のせ台16を設け、この苗のせ台16の移動に連動して苗取出し口と圃場との間で上下に循環作動することにより苗のせ台16上の苗を植付単位量づつ取り出して圃場に植え付ける複数の植付機構17を左右に植付条間隔を隔てて配設し、走行に伴い圃場面を滑走することにより植付予定圃場面を整地する複数の接地フロート18を左右に間隔を隔てて配設した周知の基本構造を有するものである。
【0033】前記施肥装置7は、肥料ホッパー19を自走機体3に搭載し、この肥料ホッパー19内の肥料を植付作動に連動して設定量づつ繰り出す繰り出し装置20を設け、走行に伴い圃場に施肥用の溝を形成するとともに送られてくる肥料を溝内に供給する作溝器21を設け、繰り出された肥料を作溝器21にホース22を介して圧送するための気流を発生させる電動ファン23を設けて構成されている。
【0034】そして、前記ミッションケース9の左右横一側面には、図3、図4に示すように、前記エンジン11の出力軸11aに巻き掛け伝動装置40を介して連動する横向きの入力軸41aを備えた前後進切り換え自在な静油圧式無段変速装置41が、その出力をミッションケース9内に横向き軸で伝達する状態に、かつ、その入力軸41aと横向きの出力軸41bとを前後に配設する状態に連結されている。
【0035】前記巻き掛け伝動装置40は、出力軸11aに装着した出力プーリ40aと入力軸41aに装着した入力プーリ40bとにわたって伝動ベルト40cを巻回し、この伝動ベルト40bにテンションを付与するテンションプーリ40dを設けて構成されている。
【0036】前記静油圧式無段変速装置41の入力軸41aは、ミッションケース9の前部を通して横他側に延出されている。
【0037】また、前記ミッションケース9の左右横他側面には、図4に示すように、前記静油圧式無段変速装置41の入力軸41aの延出端部で駆動される油圧ポンプ42が連結されており、ミッションケース9の上面には、図3、図4に示すように、前記ステアリングハンドル14のハンドル軸14aに連動する油圧パワーステアリング用のトルクジェネレータ43と、前記昇降シリンダ6を制御する作業装置昇降操作用の油圧制御バルブ44とが取り付けられている。
【0038】油圧系について詳述すると、前記ミッションケース9を作動油タンクとするのであって、ミッションケース9の横他側面に取り付けたオイルフィルター45を通してミッションケース9内の作動油を静油圧式無段変速装置41及び油圧ポンプ42に供給し、前記油圧ポンプ42からの圧油は、トルクジェネレータ43に供給され、その後、油圧制御バルブ44を通して昇降シリンダ6に供給されるようになっている。そして、静油圧式無段変速装置41のドレンは、ミッションケース9に連通する前車軸ケース8に戻され、昇降シリンダ6を作動停止させたときの油圧制御バルブ44のドレンはミッションケース9に戻されるようになっている。
【0039】そして、前記ミッションケース9内には、前記静油圧式無段変速装置41の出力軸41bからの動力を断続する主クラッチと、高低二段変速のギヤシフト式副変速機構と、左右の駆動前輪1に対するデフ機構とが走行伝動系の伝動要素として設置されているとともに、主クラッチからの動力のうち前進動力のみを伝達する一方向クラッチと、これらの動力を変速する株間変更用の変速機構と、これらの動力を断続する植付クラッチとが走行伝動系から分岐させた植付伝動系の伝動要素として設置されている。また、前記前車軸ケース8には、前記デフ機構から駆動前輪1への伝動機構が内装され、後車軸ケース10には、前記デフ機構から伝動軸を介して伝達されてくるデフケースの回転を駆動後輪2に伝達する伝動機構が内装されている。L1は前記静油圧式無段変速装置41を操作するための変速レバーである。
【0040】そして、ステアリング装置は、図5〜図7に示すように、前記ミッションケース9の上面前部に、油圧パワーステアリング用のトルクジェネレータ43をその入力軸43aがミッションケース9の上面に対してほぼ垂直な姿勢となるように連結し、このトルクジェネレータ43の入力軸43aと、前記ステアリングハンドル14と一体に回転する後ろ傾斜姿勢のハンドル軸90とを自在継手91を介して連動連結し、前記トルクジェネレータ43に連動連結して縦軸芯P周りに揺動するピットマンアーム92をミッションケース9にそれの下方に位置する状態で取り付け、このピットマンアーム92と駆動前輪1それぞれのナックルアーム93とを連動連結するドラグリンク94を設けて構成されている。
【0041】前記トルクジェネレータ43とピットマンアーム92とを連動連結する手段は、トルクジェネレータ43に連動連結する縦向き回転軸95をピットマンアーム軸92aと同芯状態に設け、この縦向き回転軸95からピットマンアーム軸92aに操作力を減速伝達する減速伝動機構96を設けて構成されている。
【0042】前記減速伝動機構96は、ギヤ減速機構であって、ピットマンアーム軸92aの横に配置する状態で中間伝動軸97をミッションケース9に上下両端で軸受け98を介して回転自在に取り付け、縦向き回転軸95に小径の第1伝動ギヤG1を形成し、前記中間伝動軸97に、この第1伝動ギヤG1に噛み合い連動する大径の第1従動ギヤg1を一体回転する状態に装着するとともに、小径の第2伝動ギヤG2を形成し、ピットマンアーム軸92aに、前記第2伝動ギヤG2に噛み合い連動する大径の第2従動ギヤg2を一体回転する状態に装着して構成されている。前記第1伝動ギヤG1、第1従動ギヤg1、第2伝動ギヤG2、第2従動ギヤg2は、バックラッシュの少ない斜歯ギヤである。
【0043】前記トルクジェネレータ43に縦向き回転軸95を連動連結する手段は、トルクジェネレータ43の揺動出力軸43bに相対揺動自在にかつトルク伝達状態に嵌合連結する内歯スプライン構造の連動部99aと、縦向き回転軸95の上端にトルク伝達状態に嵌合連結する内歯スプライン構造の出力部99bとを備えた中間ジョイント部材99を、前記縦向き軸芯P周りに回動自在にかつミッションケース9の天板を上下で貫通する状態でミッションケース9に形成のボス部9aにブッシュ100を介して支持させる手段である。前記揺動出力軸43bに連動部99aを相対揺動自在にかつトルク伝達状態に嵌合連結する手段は、揺動出力軸43bの外歯スプラインの歯の外面を揺動中心周りの円弧面に形成する手段である。
【0044】そして、前記ピットマンアーム軸92aは、上端部と上下中間部において軸受け101を介してミッションケース9に回転自在に支持されており、縦向き回転軸95は、上端部において中間ジョイント部材99に嵌合支持され、かつ、下端部においてピットマンアーム軸92aに嵌合支持されている。
【0045】また、前記縦向き回転軸95は、側面視において、前記静油圧式無段変速装置41の入力軸41aと出力軸41bとの間に位置する状態に配置されている。
【0046】〔別実施形態〕上記実施の形態では、ピットマンアーム軸92aを軸受け101を介してミッションケース9に支持させたが、縦向き回転軸95の端部をミッションケース9に軸受け101を介して支持させ、この縦向き回転軸95の端部にピットマンアーム軸92aの端部を嵌合支持させて実施しても良い。
【出願人】 【識別番号】000001052
【氏名又は名称】株式会社クボタ
【出願日】 平成11年3月25日(1999.3.25)
【代理人】 【識別番号】100107308
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修一郎
【公開番号】 特開2000−270627(P2000−270627A)
【公開日】 平成12年10月3日(2000.10.3)
【出願番号】 特願平11−80851