| 【発明の名称】 |
田植機の植付変速装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】窪津 誠
【氏名】山下 眞
【氏名】小谷 伸介
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| 【要約】 |
【課題】コストダウンを図る。
【解決手段】走行伝動系から分岐した植付伝動系に、伝動比が互いに異なる複数の常時噛み合いギヤ対A1〜A6のうち択一的に伝動に使用するものを変更することにより複数段の変速を行うように構成した変速機構54を設け、前記常時噛み合いギヤ対A1〜A6を構成するに、駆動側の回転軸81に、互いに径が異なる複数の駆動ギヤG1〜G6を軸芯方向に並列する状態に装備させ、従動側の回転軸82に、前記駆動ギヤG1〜G6のそれぞれと同一の複数の従動ギヤg1〜g6をその配列が駆動ギヤG1〜G6と逆になる状態で装備させる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行伝動系から分岐した植付伝動系に、伝動比が互いに異なる複数の常時噛み合いギヤ対のうち択一的に伝動に使用するものを変更することにより複数段の変速を行うように構成した変速機構を設けてある田植機の植付変速装置であって、前記常時噛み合いギヤ対を構成するに、駆動側の回転軸に、互いに径が異なる複数の駆動ギヤを軸芯方向に並列する状態に装備させ、従動側の回転軸に、前記駆動ギヤのそれぞれと同一の複数の従動ギヤをその配列が駆動ギヤと逆になる状態で装備させてある田植機の植付変速装置。 【請求項2】 駆動ギヤ及び従動ギヤの軸挿通孔周壁に伝動用の凹部を形成し、駆動側の回転軸及び従動側の回転軸の一方に、駆動ギヤ又は従動ギヤの全部の凹部に伝動状態に係合する伝動用の凸部を形成し、他方に、従動ギヤ又は駆動ギヤの凹部に択一的に伝動状態に係合する伝動具を一体回転する状態に装着してある請求項1記載の田植機の植付変速装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、株間や苗取り量などを変更するための装置で、詳しくは、走行伝動系から分岐した植付伝動系に、伝動比が互いに異なる複数の常時噛み合いギヤ対のうち択一的に伝動に使用するものを変更することにより複数段の変速を行うように構成した変速機構を設けてある田植機の植付変速装置に関する。 【0002】 【従来の技術】この種の田植機の植付変速装置は、常時噛み合いギヤ対を軸芯方向で密接配置できるから、ギヤを軸芯方向にシフトしてギヤの噛み合いを変更することで変速するギヤシフト式のものに比較して、常時噛み合いギヤ対を多く設けて多段変速を行いながらも、軸芯方向でコンパクトに構成できる利点を有する。 【0003】そのような利点を有する植付変速装置として従来では、特開平10‐164926号公報で見られるような装置、つまり、常時噛み合いギヤ対を構成するに、駆動側の回転軸に、互いに径が異なる複数の駆動ギヤを軸芯方向に並列する状態に装備させ、従動側の回転軸に、駆動ギヤのそれぞれに噛み合い連動する従動ギヤを装備させていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技術によるときは、従動ギヤのそれぞれが、駆動ギヤのそれぞれと異なるギヤであったから、例えば、4段変速の場合には、互いに異なる4枚の駆動ギヤとそれら駆動ギヤのそれぞれとは異なる4枚の従動ギヤとの合計8枚の異なるギヤが必要であり、6段変速の場合には、互いに異なる6枚の駆動ギヤとそれら駆動ギヤのそれぞれとは異なる6枚の従動ギヤとの合計12枚の異なるギヤが必要であるといった具合に、変速段数の倍の異なる品種のギヤが必要で、ギヤの多品種化による製作コストの上昇を招来していた。 【0005】本発明の目的は、コストダウンを図る点にある。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の特徴・作用・効果は次の通りである。 【0007】〔特徴〕走行伝動系から分岐した植付伝動系に、伝動比が互いに異なる複数の常時噛み合いギヤ対のうち択一的に伝動に使用するものを変更することにより複数段の変速を行うように構成した変速機構を設けてある田植機の植付変速装置であって、前記常時噛み合いギヤ対を構成するに、駆動側の回転軸に、互いに径が異なる複数の駆動ギヤを軸芯方向に並列する状態に装備させ、従動側の回転軸に、前記駆動ギヤのそれぞれと同一の複数の従動ギヤをその配列が駆動ギヤと逆になる状態で装備させてある点にある。 【0008】〔作用〕軸芯方向の一方側から数えて1番目の駆動ギヤと軸芯方向の他方側から数えて1番目の従動ギヤとを同一に構成し、2番目の駆動ギヤと2番目の従動ギヤとを同一に構成するといった具合に、軸芯方向の一方側から数えてN番目の駆動ギヤと軸芯方向の他方側から数えてN番目の従動ギヤとを同一に構成してあるから、例えば6段変速の場合には、ギヤの品種が6となるといった具合に、ギヤの品種が変速段数と等しい数で済む。 【0009】〔効果〕従って、従来に比較して、ギヤ対を構成するギヤの品種を半減できて、ギヤの製作コストを低減できるようになった。 【0010】請求項2に係る本発明の特徴・作用・効果は次の通りである。 【0011】〔特徴〕上記請求項1に係る本発明において、駆動ギヤ及び従動ギヤの軸挿通孔周壁に伝動用の凹部を形成し、駆動側の回転軸及び従動側の回転軸の一方に、駆動ギヤ又は従動ギヤの全部の凹部に伝動状態に係合する伝動用の凸部を形成し、他方に、従動ギヤ又は駆動ギヤの凹部に択一的に伝動状態に係合する伝動具を一体回転する状態に装着してある点にある。 【0012】〔作用〕駆動ギヤ及び従動ギヤの一方を凹部と凸部との係合で回転軸に常時連動させ、かつ、他方の一つを凹部と伝動具との係合で回転軸に連動させることにより、駆動側の回転軸に従動側の回転軸を連動させるに使用するギヤ対の一つを選択して変速するのであって、凹部が、回転軸に常時連動する場合にはその常時連動のためのギヤ側の連動部となり、また、択一的に連動する場合にはその択一連動のためのギヤ側の連動部となるようにしてあるから、同一に構成された駆動ギヤ及び従動ギヤの一方を回転軸に常時連動させ、かつ、他方を回転軸に択一連動させながらも、それらの連動を行うためのギヤ側の構成として駆動ギヤ及び従動ギヤに凹部を形成するだけで済み、回転軸に常時連動するための連動部と回転軸に択一連動するための連動部との二つを駆動ギヤ及び従動ギヤに設ける必要がない。 【0013】〔効果〕従って、駆動ギヤ及び従動ギヤの構造の簡素化を図って、製作コストをより一層低減できるようになった。 【0014】 【発明の実施の形態】水田作業機の一例である田植機は、図1、図2に示すように、左右一対の操向用の駆動前輪1と左右一対の駆動後輪2とを備えた乗用型の自走機体3の後部に、水田作業装置の一例である複数条植え式の苗植付装置4を四連リンク機構5を介して昇降自在に連結し、この苗植付装置4を昇降駆動する油圧シリンダ利用の昇降シリンダ6を設け、施肥装置7を設けて構成されている。 【0015】前記自走機体3は、図3、図4にも示すように、前記駆動前輪1を前車軸ケース8を介して軸支するミッションケース9を備え、かつ、前記駆動後輪2を後車軸ケース10を介して軸支した機体フレームのうち前記ミッションケース9の前方近傍位置にエンジン11を、防振ゴム12(防振材の一例)を介してその出力軸11aが横向きに位置する状態に搭載し、前記エンジン11の後方に位置する状態で搭乗運転部13を搭載して構成されている。 【0016】前記搭乗運転部13は、前記駆動前輪1を操向操作するためのステアリングハンドル14や、これの後方に位置する座席15、運転ステップSなどを備えている。運転ステップSは、前記ミッションケース9よりも上方のレベルに配置されている。 【0017】前記苗植付装置4は、左右方向に設定ストロークで往復移動駆動される苗のせ台16を設け、この苗のせ台16の移動に連動して苗取出し口と圃場との間で上下に循環作動することにより苗のせ台16上の苗を植付単位量づつ取り出して圃場に植え付ける複数の植付機構17を左右に植付条間隔を隔てて配設し、走行に伴い圃場面を滑走することにより植付予定圃場面を整地する複数の接地フロート18を左右に間隔を隔てて配設した周知の基本構造を有するものである。 【0018】前記施肥装置7は、肥料ホッパー19を自走機体3に搭載し、この肥料ホッパー19内の肥料を植付作動に連動して設定量づつ繰り出す繰り出し装置20を設け、走行に伴い圃場に施肥用の溝を形成するとともに送られてくる肥料を溝内に供給する作溝器21を設け、繰り出された肥料を作溝器21にホース22を介して圧送するための気流を発生させる電動ファン23を設けて構成されている。 【0019】そして、前記ミッションケース9の左右横一側面には、図3、図4に示すように、前記エンジン11の出力軸11aに巻き掛け伝動装置40を介して連動する横向きの入力軸41aを備えた前後進切り換え自在な静油圧式無段変速装置41が、その出力をミッションケース9内に横向き軸で伝達する状態に、かつ、その入力軸41aと横向きの出力軸41bとを前後に配設する状態に連結されている。 【0020】前記巻き掛け伝動装置40は、出力軸11aに装着した出力プーリ40aと入力軸41aに装着した入力プーリ40bとにわたって伝動ベルト40cを巻回し、この伝動ベルト40bにテンションを付与するテンションプーリ40dを設けて構成されている。 【0021】前記静油圧式無段変速装置41の入力軸41aは、ミッションケース9の前部を通して横他側に延出されている。 【0022】また、前記ミッションケース9の左右横他側面には、図4に示すように、前記静油圧式無段変速装置41の入力軸41aの延出端部で駆動される油圧ポンプ42が連結されており、ミッションケース9の上面には、図3、図4、図7に示すように、前記ステアリングハンドル14のハンドル軸14aに連動する油圧パワーステアリング用のトルクジェネレータ43と、前記昇降シリンダ6を制御する作業装置昇降操作用の油圧制御バルブ44とが取り付けられている。45はミッションケース9内の潤滑油を取り出して濾過したのち前記静油圧式無段変速装置41とオイルポンプ42とに送るフィルタである。 【0023】そして、図5〜図7に示すように、走行伝動系のうち前記ミッションケース9内の部分には、主クラッチ50と、副変速機構51と、駆動前輪1に対する前輪デフ機構52とが介装されており、前記走行伝動系から分岐した前記苗植付装置4への植付伝動系のうち前記ミッションケース9内の部分には、一方向クラッチ53と、株間変更用の植付変速機構54と、苗植付装置4への伝動を断続する植付クラッチ55とが介装されている。 【0024】前記主クラッチ50は、湿式多板クラッチであって、前記静油圧式無段変速装置41の出力軸41bにカップリング56を介して連動するミッション入力軸57に装着されており、その出力軸は、出力ギヤ58としてミッション入力軸57に回転自在に装着されている。 【0025】前記副変速機構51は、前記出力ギヤ58に入力ギヤ59を介して連動する副変速入力軸60を設け、この副変速入力軸60に低速用伝動ギヤ61を一体回転する状態に装着し、副変速出力軸62に、前記低速用伝動ギヤ61に噛み合い連動する低速位置と入力ギヤ59に噛み合い連動する高速位置とに軸芯方向でシフト自在なシフトギヤ63を一体回転する状態に装着して構成されている。つまり、シフトギヤ63を高速位置にシフトすることにより、副変速入力軸60の動力を副変速出力軸62に高速伝動する高速状態を現出し、シフトギヤ63を低速位置にシフトすることにより、副変速入力軸60の動力を副変速出力軸62に低速伝動する低速状態を現出するように構成されている。 【0026】前記前輪デフ機構52は、前記副変速出力軸62にギヤ64,65を介して連動しており、デフケース66には、駆動後輪2への伝動軸67に装着のギヤ68に噛み合い連動する出力ギヤ69が装着されている。また、この前輪デフ機構52は、差動を行う作動状態と、左右の駆動前輪1それぞれへの伝動軸70同士を直結して差動を行わない非作動状態とに切り換え自在なものである。つまり、一方の伝動軸70に、前記デフケース66に噛み合い連動する非作動位置と噛み合い連動を解除する作動位置とに軸芯方向でシフト自在なシフト部材71を一体回転する状態に装着して、このシフト部材71を非作動位置にシフトすることにより、伝動軸70とデフケース66とを一体化して前記非作動状態を現出する一方、シフト部材71を作動位置にシフトすることにより、伝動軸70とデフケース66との相対回転を許容して前記作動状態を現出するように構成されている。 【0027】前記植付伝動系は、副変速入力軸60を分岐点として走行伝動系から分岐されている。 【0028】前記一方向クラッチ53は、副変速入力軸60の前進回転のみ出力するものである。 【0029】前記植付変速機構54は、伝動比が互いに異なる六つの常時噛み合いギヤ対A1〜A6のうち択一的に伝動に使用するものを変更することにより六段の変速を行うものであって、前記一方向クラッチ53の出力ギヤ53aにギヤ80を介して連動する駆動側の筒状回転軸81を前記副変速出力軸62に回転のみ自在に装着し、この筒状回転軸81に、互いに径が異なる六つの駆動ギヤG1〜G6を軸芯方向に並列する状態でかつ一体回転する状態に装着し、植付クラッチ55への出力軸としての従動側の回転軸82に、前記駆動ギヤG1〜G6のそれぞれと同一の六つの従動ギヤg1〜g6をその配列が駆動ギヤG1〜G6と逆になる状態でかつ回転自在な状態に装着し、前記従動ギヤg1〜g6を択一的に回転軸82に連動させる択一連動手段を設けて構成されている。すなわち、軸芯方向の一方側から数えて一番目の駆動ギヤG1と軸芯方向の他方側から数えて一番目の従動ギヤg1とが同一に構成され、軸芯方向の一方側から数えて二番目の駆動ギヤG2と軸芯方向の他方側から数えて二番目の従動ギヤg2とが同一に構成され、軸芯方向の一方側から数えて三番目の駆動ギヤG3と軸芯方向の他方側から数えて三番目の従動ギヤg3とが同一に構成され、軸芯方向の一方側から数えて四番目の駆動ギヤG4と軸芯方向の他方側から数えて四番目の従動ギヤg4とが同一に構成され、軸芯方向の一方側から数えて五番目の駆動ギヤG5と軸芯方向の他方側から数えて五番目の従動ギヤg5とが同一に構成され、軸芯方向の一方側から数えて六番目の駆動ギヤG6と軸芯方向の他方側から数えて六番目の従動ギヤg6とが同一に構成されている。そして、軸芯方向の一方側から数えて一番目の駆動ギヤG1と軸芯方向の他方側から数えて六番目の従動ギヤg6とから軸芯方向の一方側から数えて一番目の常時噛み合いギヤ対A1が構成され、軸芯方向の一方側から数えて二番目の駆動ギヤG2と軸芯方向の他方側から数えて五番目の従動ギヤg5とから軸芯方向の一方側から数えて二番目の常時噛み合いギヤ対A2が構成され、軸芯方向の一方側から数えて三番目の駆動ギヤG3と軸芯方向の他方側から数えて四番目の従動ギヤg4とから軸芯方向の一方側から数えて三番目の常時噛み合いギヤ対A3が構成され、軸芯方向の一方側から数えて四番目の駆動ギヤG4と軸芯方向の他方側から数えて三番目の従動ギヤg3とから軸芯方向の一方側から数えて四番目の常時噛み合いギヤ対A4が構成され、軸芯方向の一方側から数えて五番目の駆動ギヤG5と軸芯方向の他方側から数えて二番目の従動ギヤg2とから軸芯方向の一方側から数えて五番目の常時噛み合いギヤ対A5が構成され、軸芯方向の一方側から数えて六番目の駆動ギヤG6と軸芯方向の他方側から数えて一番目の従動ギヤg1とから軸芯方向の一方側から数えて六番目の常時噛み合いギヤ対A6が構成されている。 【0030】前記駆動ギヤG1〜G6のぞれぞれを筒状回転軸81に一体回転するように連動させる手段は、図8、図9にも示すように、駆動ギヤG1〜G6それぞれの軸挿通孔周壁に凹部90を形成し、筒状回転軸81にそれに外嵌させた駆動ギヤG1〜G6それぞれの凹部90に伝動状態に係合する凸部91を一連の状態に形成する手段である。筒状回転軸81は冷間鍛造品である。 【0031】前記択一連動手段は、図8、図9にも示すように、従動ギヤg1〜g6それぞれの軸挿通孔周壁に前記と同一の凹部90を形成し、回転軸82に、回転軸82の半径方向に移動することにより凹部90に伝動状態に係合する係合位置と係合を解除する解除位置とに変更するボール状の伝動具93を各凹部90に対応させて回転軸82と一体回転する状態に装着し、軸芯方向に移動することにより伝動具93を択一的に係合位置に移動させる操作軸94を設けて構成されている。 【0032】前記凹部90は、周方向に並べて複数個形成されており、凸部91は、全部の凹部90に係合する数だけ形成されており、伝動具93は、直径方向で対抗する二つの凹部90に係合するように一対設けられている。 【0033】また、駆動ギヤG1〜G6及び従動ギヤg1〜g6の側面には、隣のギヤの側面に接触することによりギヤ間を規制する複数の規制部95が周方向に間隔を隔てて配置する状態で打ち出し成形されている。なお、規制部95の半径位置は、隣のギヤの規制部95の打ち出し成形に伴い形成された凹部に規制部95が嵌まり込まないように設定されている。 【0034】そして、駆動ギヤG1〜G6及び従動ギヤg1〜g6は、打ち抜きプレス(ファインブランキング)加工により作成されている。 【0035】前記筒状回転軸81に駆動ギヤG1〜G6を軸芯方向で固定する手段は、筒状回転軸81に形成のフランジ81aと、前記副変速出力軸62に装着の出力用のギヤ64とで前記ギヤ80ごと軸芯方向から挟み付け固定する手段であり、回転軸82に従動ギヤg1〜g6を軸芯方向で固定する手段は、回転軸82のうち軸受け96に軸芯方向で接当して軸芯方向で位置決めされる大径部82aと、前記植付クラッチ55への出力用のベベルギヤ97とで軸芯方向から挟み付け固定する手段である。 【0036】前記前車軸ケース8には、前記伝動軸70とこれから駆動前輪1の前車軸への伝動軸とを備えた伝動機構が内装されており、前記後車軸ケース10には、前記伝動軸67からの動力を駆動後輪2の後車軸に伝達する伝動機構が内装されている。 【0037】L1は前記静油圧式無段変速装置41を操作するための変速レバーであり、L2は前記副変速機構51を操作するための副変速レバーであり、L3は前記植付変速機構54の操作軸94を操作するための植付変速レバーであり、P1は踏み込み操作されることにより前記主クラッチ50を可逆的に切り作動させる主クラッチペダルであり、P2は踏み込み操作されることにより前記前輪デフ機構52を可逆的に非作動状態に切り換え作動させるデフロックペダルである。また、200は、前記トルクジェネレータ43で駆動されるピットマンアーム201に駆動前輪1のナックルアーム202を連動連結させるドラグリンクである。 【0038】〔別実施形態〕上記実施の形態では、駆動側の回転軸81に凸部91を形成し、従動側の回転軸82に伝動具93を装着して実施したが、駆動側の回転軸81に伝動具93を装着し、従動側の回転軸82に凸部91を形成して、ギヤ対A1,A2を択一的に伝動状態に変更して変速するようにしても良い。 【0039】上記実施の形態では、変速機構54を株間変更用のものとしたが、変速機構54は、苗取り量変更用のものであっても良い。 【0040】上記実施の形態では、六段変速の変速機構54を示したが、変速機構54の変速段数は、三段、四段、五段、七段など適宜変更可能である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ
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| 【出願日】 |
平成11年3月25日(1999.3.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107308 【弁理士】 【氏名又は名称】北村 修一郎
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| 【公開番号】 |
特開2000−270625(P2000−270625A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月3日(2000.10.3) |
| 【出願番号】 |
特願平11−80848 |
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