| 【発明の名称】 |
モヤシ用自動種まき設備 |
| 【発明者】 |
【氏名】彭 立台
【氏名】羅 廣生
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| 【要約】 |
【課題】モヤシ用自動種まき設備の提供。
【解決手段】本発明のモヤシ用自動種まき設備は、浸水膨張後の種子と乾燥種子の正確な体積データから求めた体積膨張比に基づき設計された豆種収容孔径を有する容積式豆種分配盤を具え、それに周辺の自動化設計が組み合わされたことで、モヤシの豆まきから栽培完成までを同一の栽培盤で行え且つ豆種の折損や腐敗を発生せず効率的にモヤシ栽培を行えるようにした設備とされている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 自動化された一貫作業で適量の豆種を網付き着床格子11で組成された格子状栽培盤10中に分配し、輸送ガイド道20、容積式豆種分配盤30、豆種供給箱スライドレール40、豆種供給箱50、豆種収容箱60を具えたモヤシ用自動種まき設備であって、上記輸送ガイド道20は、上記格子状栽培盤10を輸送し、その適当な位置に、適時に制御を受けて適時上への突出と下への縮入を行う少なくとも一つの弾性ストッパ21が設けられ、該弾性ストッパ21はその突出時に前進してこれに至る格子状栽培盤10に当接して位置決めし、上記容積式豆種分配盤30は上記格子状栽培盤10の各網付き着床格子11に分配される豆種数量を制御し、輸送ガイド道20を横断するように輸送ガイド道20の台面の上方に平らに置かれ、その両側に下向きに傾斜する傾斜板があり、該容積式豆種分配盤30の平面部分に上記格子状栽培盤10の各網付き着床格子11に対応する下に凹んだ豆種収容孔34が設けられ、該容積式豆種分配盤30の下に当接するように隔板32が平らに置かれ、上記豆種供給箱スライドレール40は、立式方式で容積式豆種分配盤30の前後両端に組み合わされ、その支柱は輸送ガイド道20に固定され、上縁の平行ロッドに凹溝状のスライドレール41が設けられ、上記豆種供給箱50は、分配する豆種を暫時収容する部分とされ、それは箱体の一対の側面上縁に設けられたステッププーリ53を以て豆種供給箱スライドレール40のスライドレール41中を移動し、並びに豆種供給箱50の適当な位置に豆種供給コントローラ51と振動器56が取り付けられ、該豆種供給コントローラ51が豆種供給箱50内部に枢接された止落板54に連接し止落板54を制御する装置とされ、該豆種供給箱50の上縁に豆種吸入管52が連接され、該豆種供給箱50の底縁に縮口状の豆種分配口57が設けられ、輸送ガイド道20の進行方向に沿った一対の側面の下縁に2列の分配ブラシ55が取り付けられ、上記豆種収容箱60は豆種の供給と保存を行う収容所とされ、容積式豆種分配盤30より下の適当な位置に設置され、上記豆種供給箱50に連接する豆種吸入管52の別端に豆種供給箱50に吸い込まれ補充される豆種を循環供給するようにしてあり、以上の構成からなるモヤシ用自動種まき設備。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、一種のモヤシ用自動種まき設備に係り、特に、同一の格子状栽培盤中で栽培場所を交換する必要なくモヤシの栽培を完成することができ、「体積膨張比」に基づき該格子状栽培盤の各網付き着床格子中に収容すべき数量の豆種を、正確に自動的に配分できる装置を具えた設備であり、豆種をモヤシに成長させる過程で、豆種の数量過多による豆種の壊死とそれに付随する全てのモヤシの腐乱、及びそれによりもたらされる損失を発生せず、極めて産業上の利用価値の高いモヤシ用自動種まき設備に関する。 【0002】 【従来の技術】モヤシの根は味が良くないことは周知であり、緑化モヤシを栽培するなら、植物の根部は向地性を、葉は向光性を有するため、ただ定時に灌水すれば、モヤシが真っ直ぐに上向きに生長し、ゆえに採集時に根を切る動作が比較的容易に行える。一方、暗室で栽培するモヤシの生長は無方向性の任意生長であるが、もし底部に網を張った多格子状の網付き格子を水盤上に架設すれば、豆種の鬚根が下向きに水源へと伸びるため、芽は上向きに生長する。こうして網付き格子内で定向生長させることで、暗室で栽培するモヤシの根切断も容易に行えるようになる。 【0003】しかし、芽を栽培する時、全ての種子は浸種のプロセスを経過する必要があり、浸種して種皮が開裂した後に、さらに催芽、育芽のプロセスが進行される。ただし種皮の開裂と同時にいくつかの種子の芽は長く伸出し、このため浸種後の種子をさらに網付き格子内へと入れ換える時、不注意により芽が折れたり傷んだりして生長不能となり壊死することがあり、そのためモヤシ全体が細菌の蔓延により腐乱することがあった。しかし種子を予め網付き格子に入れてそれを浸種させると、折損の芽の問題は起こらないが、豆種が過密集中している場合、浸漬後の膨張により網付き格子内が塞がって壊死がもたらされ、反対に豆種が少なすぎると経済的なデメリットがもたらされた。且つ豆種の大きさは各粒毎に平均しておらず、現在市販されている計数式豆まき設備で豆まきを進行すると、実際の使用に符合しなかった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は一種のモヤシ用自動種まき設備を提供することを課題とし、それは、浸水膨張後の種子と乾燥種子の正確な体積データから求めた体積膨張比に基づき設計された豆種収容孔径を有する容積式豆種分配盤を具え、それに周辺の自動化設計が組み合わされて、モヤシの豆まきから栽培完成までを同一の栽培盤で行え且つ豆種の折損や腐敗を発生せず効率的にモヤシ栽培を行えるようにした設備であるものとする。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、自動化された一貫作業で適量の豆種を網付き着床格子11で組成された格子状栽培盤10中に分配し、輸送ガイド道20、容積式豆種分配盤30、豆種供給箱スライドレール40、豆種供給箱50、豆種収容箱60を具えたモヤシ用自動種まき設備であって、上記輸送ガイド道20は、上記格子状栽培盤10を輸送し、その適当な位置に、適時に制御を受けて適時上への突出と下への縮入を行う少なくとも一つの弾性ストッパ21が設けられ、該弾性ストッパ21はその突出時に前進してこれに至る格子状栽培盤10に当接して位置決めし、上記容積式豆種分配盤30は上記格子状栽培盤10の各網付き着床格子11に分配される豆種数量を制御し、輸送ガイド道20を横断するように輸送ガイド道20の台面の上方に平らに置かれ、その両側に下向きに傾斜する傾斜板があり、該容積式豆種分配盤30の平面部分に上記格子状栽培盤10の各網付き着床格子11に対応する下に凹んだ豆種収容孔34が設けられ、該容積式豆種分配盤30の下に当接するように隔板32が平らに置かれ、上記豆種供給箱スライドレール40は、立式方式で容積式豆種分配盤30の前後両端に組み合わされ、その支柱は輸送ガイド道20に固定され、上縁の平行ロッドに凹溝状のスライドレール41が設けられ、上記豆種供給箱50は、分配する豆種を暫時収容する部分とされ、それは箱体の一対の側面上縁に設けられたステッププーリ53を以て豆種供給箱スライドレール40のスライドレール41中を移動し、並びに豆種供給箱50の適当な位置に豆種供給コントローラ51と振動器56が取り付けられ、該豆種供給コントローラ51が豆種供給箱50内部に枢接された止落板54に連接し止落板54を制御する装置とされ、該豆種供給箱50の上縁に豆種吸入管52が連接され、該豆種供給箱50の底縁に縮口状の豆種分配口57が設けられ、輸送ガイド道20の進行方向に沿った一対の側面の下縁に2列の分配ブラシ55が取り付けられ、上記豆種収容箱60は豆種の供給と保存を行う収容所とされ、容積式豆種分配盤30より下の適当な位置に設置され、上記豆種供給箱50に連接する豆種吸入管52の別端に豆種供給箱50に吸い込まれ補充される豆種を循環供給するようにしてあり、以上の構成からなるモヤシ用自動種まき設備としている。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明のモヤシ用自動種まき設備は、輸送ガイド道に跨設された容積式豆種分配盤を具え、また該輸送ガイド道を移送される格子状栽培盤が、輸送ガイド道上に適時突出するよう制御された弾性ストッパに至り停止するようにしてあり、この格子状栽培盤の停止位置がちょうど容積式豆種分配盤の下方とされ、該容積式豆種分配盤の上方を、輸送ガイド道を横断する方向に、スライドレールに沿って前進或いは後退する豆種供給箱が設けられ、該豆種供給箱の下方の豆種分配口より豆種が適時容積式豆種分配盤に凹設された豆種収容孔に落下させられると共に上記スライドレールに沿って往復する豆種供給箱の下端に設けられた分配ブラシにより各豆種収容孔に収容される豆種の高さが均一とされて豆種が各豆種収容孔に均一に分配されると共に余分の豆種が容積式豆種分配盤の両側の斜面に沿って豆種収容箱中に掃き落とされて豆種供給箱への吸い込みと循環使用に供されるようにしてあり、なおこの時豆種収容孔中に収容された豆種が浸漬後の豆種の体積膨張比に基づく最適の容積量とされ、続いて容積式豆種分配盤の下方に設けられた隔板が制御されて引き出されることで容積式豆種分配盤の豆種収容孔中の豆種がその下方の格子状栽培盤の各豆種収容孔に対応する網付き着床格子中に落下し、弾性ストッパが下降して格子状栽培盤が継続して輸送ガイド道を前進し移送され、以上の動作が循環して進行されるようにしてあり、豆種の栽培過程で、浸漬により豆種が膨張することで豆種により網付き着床格子が塞がれて豆種が壊死する現象を完全に防止でき、全自動種まきを進行できるようにしてある。 【0007】 【実施例】図1、2に示されるように、本発明のモヤシ用自動種まき設備は、豆種の体積膨張比により適当な数量の豆種を均一に格子状栽培盤10の網付き着床格子11中に均一に配分し、該網付き着床格子11内でモヤシを栽培する自動化設備であり、それは、輸送ガイド道20、容積式豆種分配盤30、豆種供給箱スライドレール40、豆種供給箱50及び豆種収容箱60を具えている。 【0008】該輸送ガイド道20は、その上に格子状栽培盤10を乗せて設定された輸送速度で前進させるコンベアベルト機台とされ、その容積式豆種分配盤30に組み合わされる適当な位置に、制御を受けて適時上への突出と下への縮入を行う少なくとも一つの弾性ストッパ21を具え、該弾性ストッパ21は図示された実施例では左右にそれぞれ一つ設けられ、その突出時には前進してそこに至る格子状栽培盤10が該弾性ストッパ21に安定して当接する。 【0009】該容積式豆種分配盤30は輸送ガイド道20の台面の上方の適当な高さの位置に跨設され、その前端と後端に上向きに垂直に保護辺が設けられ、その輸送ガイド道20の上方に位置する平面部分には格子状栽培盤10の各網付き着床格子11に対応する位置に、下向きに凹んだ豆種収容孔34が設けられ、該容積式豆種分配盤30の左右両側は下に傾斜する傾斜板とされている。容積式豆種分配盤30の下縁には隔板32が置かれ、該隔板32は隔板レール33の駆動装置により適時外に押し出されるか或いは容積式豆種分配盤30の下縁に挿入されるようにしてあり、これにより豆種収容孔34の開放が適時に制御される。該駆動装置は気圧、油圧或いはステッププーリ或いはラックと歯車或いはその他の駆動方式のものとされうる。 【0010】豆種供給箱スライドレール40は立式方式で容積式豆種分配盤30の前後両端に組み合わされ、その支柱は輸送ガイド道20に固定されており、上縁の平行ロッドに凹溝状のスライドレール41が設けられている。 【0011】豆種供給箱50は、分配する豆種を暫時収容する部分であり、それは箱体の一対の側面上縁に設けられたステッププーリ53を以て豆種供給箱スライドレール40のスライドレール41中を移動し、並びに豆種供給箱50の適当な位置(図示される実施例では一側の幅広面)に豆種供給コントローラ51が取り付けられて、それは箱体内部に枢接横置された板片状の止落板54に上揚と下圧の動作を行わせて豆種を供給するか否かを制御する装置とされ、該豆種供給コントローラ51の上縁に振動器56が取り付けられて、該振動器56により豆種供給動作がより順調に均一に行われるようにしてある。豆種供給箱50の上縁の適当な部分には豆種吸入管52が連接されて、該豆種吸入管52は豆種を豆種収容箱60より該豆種供給箱50に吸入する輸送路とされ、豆種供給箱50の下縁の豆種分配口57は豆種を下に落として分配する出口とされ、豆種供給箱50の、輸送ガイド道20の進行方向に沿った一対の側面の下縁に2列の分配ブラシ55が取り付けられている。 【0012】豆種収容箱60は豆種の供給と保存を行う収容所とされ、適当な位置に設置されるが、図示される実施例では容積式豆種分配盤30の下縁の輸送ガイド道20の下方に設置されており、それにより豆種の吸い込みと補充の輸送距離及び豆種吸入管52の長さが有効に短縮されている。 【0013】本発明の操作時には、図2及び図3に示されるように、まず格子状栽培盤10が輸送ガイド道20上に平らに置かれ、並びにそれが輸送ガイド道20の自動移動により上に突出した弾性ストッパ21の位置に至り弾性ストッパ21に当接し停止し、これにより格子状栽培盤10の位置決めが完成する。この時、豆種供給箱50の豆種供給コントローラ51がその連動凸軸の伸縮動作により止落板54を制御して開放させ、豆種を豆種分配口57に滑り落として堆積させて分配動作に待機させる。続いて、ステッププーリ53が豆種供給箱50を駆動して輸送ガイド道20を横断する方向に前進及び後退の数回の往復動作を行わせ(一般には約2、3回)、2列の分配ブラシ55が豆種分配口57より滑り落ちる豆種を容積式豆種分配盤30の豆種収容孔34内に均一に分配する。同時に余分の豆種は分配ブラシ55により両側の傾斜板31を掃き落とされて豆種収容箱60内に至り、循環使用に供される。この反復動作間に、もし豆種供給箱50内の豆種が不足した場合、豆種が豆種収容箱60より豆種吸入管52を介して豆種供給箱50へと吸い込まれて補充される。また容積式豆種分配盤30上で豆種分配と余分の豆種掃き落としを進行する分配ブラシ55の動作が停止すると、図4に示されるように、隔板32が隔板レール33に沿って所定の位置まで引き出された後、更にもとの位置まで戻される。隔板32が引き出されて開放すると同時に、豆種収容孔34内の豆種が対応する格子状栽培盤10の網付き着床格子11中に落下し、続いて弾性ストッパ21が下向きに縮入させられて、豆種分配完了した格子状栽培盤10が輸送ガイド道20の進行方向に沿って前方へと送り出され、格子状栽培盤10が完全に容積式豆種分配盤30の下方より送出された後、弾性ストッパ21が再度上に突出させられて豆種未分配の格子状栽培盤が再度位置決めさせられ、この循環動作により全自動で豆まきの作業が進行される。こうして本発明は大幅に労力を節約でき、低コストで効率的にモヤシの自動種まきを進行できる。 【0014】 【発明の効果】本発明のモヤシ用自動種まき設備は、浸水膨張後の種子と乾燥種子の正確な体積データから求めた体積膨張比に基づき設計された豆種収容孔径を有する容積式豆種分配盤を具え、それに周辺の自動化設計が組み合わされたことで、モヤシの豆まきから栽培完成までを同一の栽培盤で行え且つ豆種の折損や腐敗を発生せず効率的にモヤシ栽培を行えるようにした設備であり、モヤシ栽培に係る労力及びコストを大幅に削減でき、効率的に良質のモヤシを栽培できるようにする効果を提供している。ゆえに本発明は新規性、進歩性及び産業上の利用価値を有することは明らかであるといえよう。
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| 【出願人】 |
【識別番号】596093813 【氏名又は名称】彭 立台 【識別番号】596093798 【氏名又は名称】羅 廣生
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| 【出願日】 |
平成11年2月15日(1999.2.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082304 【弁理士】 【氏名又は名称】竹本 松司 (外4名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−232806(P2000−232806A) |
| 【公開日】 |
平成12年8月29日(2000.8.29) |
| 【出願番号】 |
特願平11−35727 |
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