| 【発明の名称】 |
車輛積載型粉粒体散布装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】富安 辰夫
【氏名】神谷 荘市
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| 【要約】 |
【課題】温室等において、粉粒体の散布が簡単にできるようにする。
【解決手段】タンク1と、該タンク1に貯留されている肥料Qを排出するための吐出管9との間に、両者の空気を遮断するためのロータリバルブRを配設し、前記タンク1からロータリバルブRによって排出された肥料Qに、送風機Bからの気流の風圧力Fを作用させ、前記吐出管9に接続された散布ホース24の先端部から該肥料Qを飛散させて散布する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 車輛に積載され、粉粒体を貯留するためのタンクと、前記タンクの排出部に接続されて、該排出部の部分においてタンクの内外を空気遮断するためのロータリバルブと、該ロータリバルブから連続排出される粉粒体に対して風圧力を及ぼすための送風機と、該送風機の送風口側に接続されて、その風圧力により粉粒体を任意の部分まで空気搬送して散布させるための散布ホースと、を備え、前記送風機からの気流がタンク内に作用しない状態で、その風圧力によって該タンク内に貯留された粉粒体を、前記散布ホースを介して空気搬送して散布することを特徴とする車輛積載型粉粒体散布装置。 【請求項2】 前記タンクの底部には、該タンクに貯留された粉粒体を、ロータリバルブの吸込口に搬送するためのスクリューコンベアが配設されていることを特徴とする請求項1に記載の車輛積載型粉粒体散布装置。 【請求項3】 前記タンクの排出部は、該タンクの後端部であって、しかも、その平面視内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車輛積載型粉粒体散布装置。 【請求項4】 前記散布ホースの先端部に、粉粒体散布装置を構成する各駆動源を遠隔操作によって起動・停止させるための操作スイッチが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車輛積載型粉粒体散布装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車輛に積載され、風圧力により、肥料、農薬、養殖用飼料等の粉粒体を空気搬送して散布するための車輛積載型粉粒体散布装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】本明細書では、粉粒体として肥料の場合を説明する。従来、圃場Gに肥料、例えば堆肥Q’を散布するために、堆肥散布機51が使用されている。図11に示されるように、この堆肥散布機51は、トラクタ52に牽引されるもので、堆肥箱53に堆肥Q’が積み込まれている。そして、その後端部には、固結した堆肥Q’を打ちほぐすためのビータ(図示せず)と、堆肥Q’を散布するための散布装置54が設けられている。堆肥箱53内の堆肥Q’は、ビータによって打ちほぐされ、散布装置54によって飛散されて圃場Gに散布される。 【0003】上記した堆肥散布機51は、主に圃場Gにおいて露地栽培される作物に対して、堆肥Q’を散布する場合に使用される。しかし、図7に示されるように、温室C、ビニールハウスにおいて栽培されるトマト、きゅうり等の作物Dは、背丈の高いものが多く、しかも、その畝端、及び両側には支柱29、側面ガラス31等が設けられている。このため、温室C等で栽培される作物Dに対して追肥を行う際に、上記した堆肥散布機51を使用する場合、作物Dを損傷させることがある。また、狭い温室C内で該堆肥散布機51を自由に移動させることは、極めて困難である。 【0004】このため、作業者は、一輪車等に肥料を積み込み、人手により肥料の散布を行っているのが現状である。温室Cの長さは、約50mである。このため、作業者は、肥料を散布するために一輪車の移動・停止を何回も繰り返さなければならない。この作業は重労働であり、しかも、長時間を要している。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した不具合に鑑み、温室等の狭い場所においても粉粒体の散布が簡単にできるようにすることを課題としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記した課題を解決するための本発明は、車輛に積載され、粉粒体を貯留するためのタンクと、前記タンクの排出部に接続されて、該排出部の部分においてタンクの内外を空気遮断するためのロータリバルブと、該ロータリバルブから連続排出される粉粒体に対して風圧力を及ぼすための送風機と、該送風機の送風口側に接続されて、その風圧力により粉粒体を任意の部分まで空気搬送して散布させるための散布ホースとを備え、前記送風機からの気流がタンク内に作用しない状態で、その風圧力によって該タンク内に貯留された粉粒体を、前記散布ホースを介して空気搬送して散布することを特徴としている。 【0007】温室、ビニールハウス等の屋内において粉粒体を散布する場合、作業者は、本発明に係る粉粒体散布装置を積載した車輛を前記温室等に横付けし、散布ホースを引き出して屋内に持ち込む。前記粉粒体散布装置を構成するタンクの排出部には、ロータリバルブが接続されている。粉粒体がタンクの排出部に搬送され、ロータリバルブによって散布ホース内に排出される。この散布ホース内には、送風機から気流が供給されているため、前記粉粒体は、前記気流の風圧力によって散布ホース内を空気搬送され、その先端部から散布される。このとき、タンクの内外は、前記ロータリバルブによって空気遮断されているため、送風機からの気流の風圧力がタンク内の粉粒体に作用することはなく、その殆どがロータリバルブによって排出される粉粒体に作用する。この結果、タンク内の粉粒体の貯留量とは無関係に、該タンク内の粉粒体がなくなるまでスムーズに排出することができ、最後まで粉粒体を散布することができる。 【0008】タンクの底部にスクリューコンベアが配設されている場合、前記タンクの底部に貯留される粉粒体を、ロータリバルブの吸込口に搬送させることができるため、大容量のタンクを取付けることができる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。図1は本発明に係る車輛積載型肥料散布装置(以下、単に「肥料散布装置」と記載する)Aが設置された車輛Tの側面図、図2は同じく背面図、図3は一部を破断した車輛Tの側面図、図4は図3のX−X線断面図、図5は肥料散布装置Aの油圧回路図である。本実施例の肥料Qは粉粒体状である。最初に、肥料散布装置Aについて説明する。図1ないし図4に示されるように、本実施例の肥料散布装置Aは、車輛Tの後端部に張り出して設置されている。車輛Tの上面には、肥料Q(図3参照)を貯留するためのタンク1が設けられていて、その上面には前記肥料Qを投入するための肥料投入部1aが3箇所に設けられている。該タンク1は、下方に向かって徐々に細くなっていて、その底部には、スクリューコンベア2を収納するためのコンベア収納部1bが、前記車輛Tの前後方向に沿って形成されている。 【0010】タンク1の後端部には、該タンク1から張り出して排出部3が設けられている。この排出部3は円筒形状を成していて、前記コンベア収納部1bと連通している。そして、その後端部の下部には、肥料Qを排出するための排出口3aが設けられている。前記コンベア収納部1b及び排出部3には、車輛Tの長手方向に沿ってスクリューコンベア2が配設されている。このスクリューコンベア2におけるコンベア軸2aの後端部は、前記排出部3の外側に取付けられた軸受4に支承されている。また、その前端部(車輛Tの運転席側)は、タンク1内に設置された第1油圧モータM1 に連結されている。第1油圧モータM1 を作動させることにより、スクリューコンベア2が所定方向に回転する。 【0011】図4に示されるように、スクリューコンベア2の上方には、該スクリューコンベア2の長手方向に沿って断面山形の受圧板6が設けられている。この受圧板6は、タンク1に肥料Qが貯留された際に、該肥料Qの圧力が前記スクリューコンベア2に直接作用することを防止するためのものである。もし、受圧板6が設けられていない場合、前記スクリューコンベア2に、タンク1に貯留された肥料Qの全圧力が作用する。そのため、該スクリューコンベア2を回転させるための駆動力を、極めて大きなものにしなければならなくなる。そして、前記受圧板6の幅方向の両端部と、コンベア収納部1bとの間には、肥料Qを落下させるための肥料通過部7が設けられている。タンク1に投入された肥料Qは、前記受圧板6に衝突した後、その傾斜面に沿って落下し、肥料通過部7を介してコンベア収納部1bに貯留される。コンベア収納部1bに貯留された肥料Qは、スクリューコンベア2を所定方向に回転させることによって排出部3に搬送される。 【0012】前記排出部3の直下には、ロータリバルブRが配設されている。そして、排出部3の排出口3aと、ロータリバルブRの上端の吸込口8aとが連通状態で接続されている。また、ロータリバルブRの直下には、車輛Tの幅方向に沿って吐出管9が配設されていて、前記ロータリバルブRの下端の排出口8bと前記吐出管9とが連通されている。このロータリバルブRは、円筒形状のケーシング11に、ロータ12が回転可能に取付けられたものである。このロータ12は、前記ケーシング11に支承される回転軸13と、該回転軸13の周囲に、その半径方向に沿って等角度で放射状に設けられた翼体14とから構成されている。本実施例の場合、8個の翼体14が設けられている。肥料Qは、翼体14どうしの間に収容されて搬送される。 【0013】また、ケーシング11の側方部にはブラケット15が取付けられていて、その上面に第2油圧モータM2 が取付けられている。そして、前記ロータリバルブRの回転軸13に装着されたスプロケット13aと、前記第2油圧モータM2 のモータ軸16に装着されたスプロケット16aがチェーン17によって連結されている。第2油圧モータM2 を作動させることによって、ロータ12が所定方向に回転する。スクリューコンベア2によって排出部3に搬送された肥料Qは、自重で各翼体14に落下して収容される。この肥料Qは、ロータ12が連続回転することによって下方に搬送され、自重で吐出管9内に排出される。各翼体14どうしの間に収容される肥料Qの容量は、ほぼ同一なので、該肥料QはロータリバルブRによって一定量ずつ連続的に排出される。更に、このロータリバルブRは、タンク1内と吐出管9内とを空気遮断するという機能(後述)を有している。 【0014】次に、送風機Bについて説明する。図2及び図4に示されるように、ロータリバルブRの側方部で、第2油圧モータM2 と反対の側には、送風機Bが配設されている。本実施例の送風機Bは、ルーツブロワで構成される。そして、該送風機Bの吸気口側には、吸気塔18が立設されている。この吸気塔18は二重構造になっていて、内側パイプ18aの外周に、大気を通過させるための隙間を有した状態で外側パイプ18bが嵌装された形態である。送風機Bを作動させると、大気が吸引される。この大気は、吸気塔18の下方部分から、内側パイプ18aと外側パイプ18bとの間の隙間を通過し、前記内側パイプ18aを介して送風機Bの吸気口側に送られる。このとき、大気中の塵埃は、大気が隙間を通過する間に自重で落下するため、送風機Bには清浄な気流のみが送られる。送風機Bの送風口側には、吐出管9の後端部が接続されている。この吐出管9は、2箇所でほぼ直角に折り曲げられ、ロータリバルブRの直下において、その排出口8bと連通されている。 【0015】送風機Bの上部には、三角形状のブラケット19が固定されていて、その傾斜面に第3油圧モータM3 が取付けられている。この第3油圧モータM3 のモータ軸21に装着されたプーリ21aと、前記送風機Bの入力回転軸22に装着されたプーリ22aとの間に、ベルト23が掛装されている。ブラケット19の傾斜面に沿って第3油圧モータM3 の位置を変更することにより、ベルト23の張力を調整することができる。第3油圧モータM3 を作動させることによって、送風機Bの入力回転軸22が所定方向に回転される。そして、該送風機Bの作用により、所定圧の気流が吐出管9に送られる。 【0016】吐出管9の前端部には、散布ホース24が接続されている。この散布ホース24は軟質樹脂から成るものであり、巻回された状態で車輛Tの所定位置に積載される。なお、送風機Bの風量は、内径が約50mmの散布ホース24を使用して、その長さが温室Cの最大長さである約50mの場合においても、その先端部に風圧力が及んで、肥料Qを散布可能なように定められている。この場合の送風機Bの風量は、約2.9m3/min であり、ロータリバルブRからの肥料Qの排出量は、約0.12m3/min である。 【0017】次に、図5を参照しながら、肥料散布装置Aの油圧回路図について説明する。車輛Tに設けられた油圧タンク25に、2個の油圧ポンプP1,P2 が取付けられている。これらの油圧ポンプP1,P2 は、車輛TのエンジンEから供給される動力によって作動される。一方側の油圧ポンプP1 によって供給される圧油は、分流弁26によって分流され、それぞれ方向制御弁V1,V3 を介して、第1及び第3の各油圧モータM1,M3 を駆動させる。また、他方側の油圧ポンプP2 によって供給される圧油は、方向制御弁V2 を介して第2油圧モータM2 を駆動させる。 【0018】次に、本発明に係る肥料散布装置Aの作用を、温室C内において追肥を行う場合について説明する。図6に示されるように、本発明に係る肥料散布装置Aが積載された車輛Tが、温室Cの入口に横付けされる。作業者は、散布ホース24を引き出し、温室C内において肥料Qを散布する場所に散布ホース24の先端部を持ち込む。続いて、肥料散布装置Aを作動させる。そして、図7に示されるように、作業者は、散布ホース24を畝間に這わせた状態で引っ張る等しながら、その先端部を斜め下方に向けて前進、或いは後退することにより、作物Dの根元部分に肥料Qを散布する。なお、図7において、29及び31は、それぞれ温室Cの支柱及び側面ガラスを示す。このとき、散布ホース24の先端部に、前記肥料散布装置Aの各駆動源(各油圧ポンプP1,P2 、及び各油圧モータM1 〜M3 )を作動させるための操作スイッチ27が設けられている場合、作業者がいちいち車輛Tまで戻らなくても済むため、作業効率が高められる。また、前記各油圧モータM1 〜M3 の回転数を調整することができるため、散布量の調整を行うことも可能である。 【0019】肥料散布装置Aの作用を、更に詳細に説明する。車輛TのエンジンE(図5参照)を作動させることによって、各油圧ポンプP1,P2 が作動する。そして、前記各油圧ポンプP1,P2 から圧油が供給されることによって、各油圧モータM1〜M3 が作動する。すると、図8に示されるように、タンク1に肥料Qが満杯に投入された状態でスクリューコンベア2が所定方向に回転し、肥料Qが排出部3に搬送される。排出口3aの直上の部分におけるコンベア軸2aには、羽根体が設けられていないため、肥料Qが排出部3の後端面に押し付けられることはない。排出部3に搬送された肥料Qは自重で落下し、排出口3a及び吸込口8aを介して、ロータ12の翼体14どうしの間に収容される。該ロータ12は所定方向に連続回転しているため、翼体14どうしの間に収容された肥料Qが一定量ずつ、しかも、連続的に吐出管9内に排出される。スクリューコンベア2によって搬送される肥料Qの搬送量よりも、ロータリバルブRによって排出される肥料Qの排出量の方が多くなるように、スクリューコンベア2或いはロータリバルブRの回転数が調整される。こうすることによって、肥料Qが排出部3で圧縮されることがなく、該肥料Qはスムーズに落下される。そして、前記吐出管9内には送風機Bによって所定圧の気流が供給されていて、該気流によって、ロータリバルブRから排出された肥料Qに風圧力Fが作用する。粉粒体状の肥料Qは、前記風圧力Fによって吐出管9内及び散布ホース24内を空気搬送され、前記散布ホース24の先端部から散布される。 【0020】本実施例の場合、タンク1と吐出管9との間にロータリバルブRが設けられていることにより、両者は空気遮断されている。このため、送風機Bからの気流の風圧力Fは、ロータリバルブRから排出された肥料Qにのみ作用し、タンク1内に及ぶことはない。ここで、ロータリバルブRが設けられていない場合について説明する。図9に示されるように、送風機Bからの気流の風圧力Fは、吐出管9内に落下される肥料Qと、タンク1内の肥料Qとの両方に作用する。タンク1に肥料Qが満杯に積み込まれている場合、該肥料Qの排出口3aの部分には肥料Qが充満され、殆ど密封された状態になっている。このとき、送風機Bからの気流の風圧力Fは、タンク1における肥料Qの貯留量とは無関係に前記排出口3aに及ぶ。そして、その影響度は肥料Qの貯留量が少なくなる程大きくなる。このため、タンク1における肥料Qの貯留量が一定量以下に達すると、送風機Bからの気流の風圧力Fの影響度が大きくなり、肥料Qの落下が不能になる場合がある。このような場合、散布量が激減する。 【0021】本実施例の場合、タンク1の内外がロータリバルブRによって空気遮断されているため、タンク1内の肥料Qが少なくなった場合でも、送風機Bからの気流の風圧力Fがタンク1内に及ぶことがなく、その殆どがロータリバルブRによって排出される肥料Qに作用する。この結果、タンク1内の肥料Qの貯留量と無関係に、該タンク1内の肥料Qがなくなるまでスムーズに排出することができると共に、最後まで肥料Qを散布することができる。 【0022】次に、別の実施例の肥料散布装置A’を示す。図10に示されるように、この実施例の肥料散布装置A’は、ロータリバルブRがタンク1の後端部の直下に設けられている形態である。即ち、肥料Qの排出部28は、タンク1の平面視内に設けられている。この実施例の場合、肥料散布装置A’が車輛Tの後方に張り出していないため、車輛Tの前後方向の長さを短くすることができる。 【0023】本明細書の実施例では、タンク1の底部(コンベア収納部1b)にスクリューコンベア2が配設された形態である。このため、タンク1に投入された肥料Qは、前記スクリューコンベア2によって排出部3に搬送される。この結果、タンク1を、車輛Tの前後方向(スクリューコンベア2の軸方向)に沿って長くすることができる。即ち、大容量のタンク1を取付けることができるという利点がある。しかし、前記スクリューコンベア2が設けられていない形態のものであっても構わない。この場合、タンク1はホッパ状のものとなる。 【0024】本発明に係る粉粒体散布装置は、肥料以外の粉粒体、例えば、農薬、養殖用飼料等を散布することができることはもちろんである。また、温室、ビニールハウス等の屋内だけでなく、屋外における圃場、同じく養殖池等において使用することもできる。 【0025】 【発明の効果】本発明に係る粉粒体散布装置は、車輛に積載され、タンクに積み込まれた粉粒体をロータリバルブによって排出し、該粉粒体に風圧力を作用させて空気搬送して散布ホースから散布する構成である。このため、次に示す諸効果が奏される。 (1)粉粒体散布装置から空気搬送される粉粒体は、散布ホースの先端部から散布される。このため、温室内のように、従来の粉粒体散布装置を進入させることができないような狭い場所においても、容易に粉粒体を散布することができる。しかも、作業者は、散布する場所に散布ホースを持ち込み、該散布ホースを操作するだけで済むため軽作業である。(2)タンクの内外が、ロータリバルブによって空気遮断されている。このため、送風機からの気流による風圧力の殆どが、前記ロータリバルブによって排出された粉粒体を空気搬送させるためにのみ作用する。このため、タンク内の粉粒体が少なくなっても、送風機からの気流による風圧力がタンク内に及ぶことがなく、最後まで粉粒体を散布することができる。(3)タンクの底部にスクリューコンベアが配設されている場合、前記タンクの底部に貯留される粉粒体を、ロータリバルブの吸込口に搬送させることができるため、大容量のタンクを取付けることができる。(4)散布ホースの先端部に、粉粒体散布装置を構成する各駆動源を遠隔操作によって起動・停止させるための操作スイッチが設けられている場合、作業者は散布を行いながら各部材の起動・停止を行うことができるため、更に作業の効率が高められる。また、散布量の調整を行うことも可能である。(5)粉粒体が肥料である場合、従来のように、個々の農家が個別に自己の圃場に肥料散布を行うのではなく、本発明に係る肥料散布装置を積載した車輛を農業協同組合等の農業関連団体、或いは農業関連業者が所有して、各農家からの依頼に応じて肥料散布を行うという新たな肥料販売、及び肥料散布形態が発生して、農業全体として見ると、高い効率の肥料散布方法が実現される。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599009640 【氏名又は名称】東愛知いすゞ自動車 株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年1月20日(1999.1.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083655 【弁理士】 【氏名又は名称】内藤 哲寛
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| 【公開番号】 |
特開2000−209913(P2000−209913A) |
| 【公開日】 |
平成12年8月2日(2000.8.2) |
| 【出願番号】 |
特願平11−11579 |
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