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【発明の名称】 野菜移植機
【発明者】 【氏名】残間 茂雄

【要約】 【課題】従来の歩行型野菜移植機は、苗取爪によって搬送された野菜苗を移植爪に投入する際に野菜苗の姿勢が傾いて、倒れた状態で移植爪内に投入されることがあった。

【解決手段】苗トレイ37から野菜苗を取り出して移植爪22内に投入するよう駆動させる苗取り駆動機構24を具備する野菜移植機において、該苗取り駆動機構24を支持する支持部材41の前部を上下揺動可能に支持し、該支持部材41をカム45により上下揺動運動させ、苗取り駆動機構24を上下揺動運動するように構成し、前記苗取り駆動機構の上下揺動を、苗取り爪の移動と同期して駆動させた。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 苗取り爪を苗トレイと移植爪の間を移動させて、苗トレイから野菜苗を取り出して移植爪内に投入して、該移植爪を下降させて移植する野菜移植機において、前記苗取り爪を苗トレイと移植爪の間で移動駆動させる苗取り駆動機構を、上下に揺動可能に支持したことを特徴とする野菜移植機。
【請求項2】 前記苗取り駆動機構を、カムの回転駆動により上下に揺動させることを特徴とする請求項1記載の野菜移植機。
【請求項3】 前記苗取り駆動機構の上下揺動を、苗取り爪の移動と同期して駆動させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の野菜移植機【請求項4】 前記苗取り駆動機構の上下揺動を、苗取り爪先端が移植爪の上方位置近傍で行うことを特徴とする請求項2または請求項3記載の野菜移植機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜移植機において、苗取り爪により苗トレイから野菜苗を取り出して移植爪内に投入する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、機体の後部に左右にスライド軸を横設し、該スライド軸に摺動自在に苗載台を配し、横送り駆動によって苗載台を左右間欠往復動させ、左右の終端位置で苗トレイの縦送り駆動が行われるようにし、該苗載台上に野菜苗が育苗された苗トレイを載置し、苗取爪によって苗トレイ上の野菜苗を挟持して取り出し、移植爪内に投入して、該移植爪を回動させて、圃場に移植する歩行型野菜移植機の技術は公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の歩行型野菜移植機は、苗取爪によって苗トレイより取り出された野菜苗は、移植爪の直上方の位置に搬送して、該位置から苗取爪の挟持を解除して、野菜苗を移植爪内に自由落下させることにより移植爪内に投入することとしていた。また、野菜苗の自由落下する距離も長いものであった。よって、移植爪内に落下する際に野菜苗の姿勢が傾いて、倒れた状態で移植爪内に投入されることがあり、このために適正な姿勢で移植ができなくなり、苗が枯れることがあった。また、倒れた野菜苗が移植爪内で詰まってしまい、植付けができなくなって作業が中断することもあり、作業の効率を悪くしていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。請求項1においては、苗取り爪を苗トレイと移植爪の間を移動させて、苗トレイから野菜苗を取り出して移植爪内に投入して、該移植爪を下降させて移植する野菜移植機において、前記苗取り爪を苗トレイと移植爪の間で移動駆動させる苗取り駆動機構を、上下に揺動可能に支持したものである。
【0005】請求項2においては、前記苗取り駆動機構を、カムの回転駆動により上下に揺動させるようにしたものである。
【0006】請求項3においては、前記苗取り駆動機構の上下揺動を、苗取り爪の移動と同期して駆動させるように構成したものである。
【0007】請求項4においては、前記苗取り駆動機構の上下揺動を、苗取り爪先端が移植爪の上方位置近傍で行うものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施例に係る歩行型野菜移植機の全体的な構成を示した側面図である。
【0009】本発明の一実施例に係る歩行型の野菜移植機について全体構成から説明する。図1に示すように、この野菜移植機の機体1は平面視「コ」字状に構成したメインフレーム2の間にエンジン4やミッションケース5や移植部6や苗載台等を配置するものであり、該メインフレーム2の前部にエンジンフレーム3を固設し、該エンジンフレーム3上にエンジン4を載置している。また、前記エンジンフレーム3の後部とメインフレーム2の前下部にミッションケース5が固定され、メインフレーム2後部の内側に移植部6が配置され、メインフレーム2後端に操作部7が配設されている。該操作部7には走行クラッチレバーや作業クラッチレバー等が配置されている。前記エンジン4やミッションケース5の上方や側方はカバー8によって覆われている。
【0010】前記メインフレーム2は鋼管等のパイプ部材を折り曲げて、側面視においては「へ」字状に、また、平面視においては前方を開放した略「コ」字状に構成され、平面視において前部の幅は狭く後部の幅は広くして、後部のメインフレーム2の幅は車幅と略一致させて、側部を障害物から保護できるようにし、メインフレーム2が斜め上後方へ延出するように配設されている。
【0011】前記メインフレーム2の前端がエンジンフレーム3の中途部の側方に位置し、メインフレーム2の前部途中位置より内側方向に固定アーム9を左右対向させて固設し、該固定アーム9の内側端部にエンジンフレーム3の後上部を固定している。該エンジンフレーム3の前部上にはエンジン4が載置固定され、該エンジンフレーム3内には昇降用油圧シリンダーが配設されている。
【0012】エンジン4の出力軸10上には出力プーリー11が固定され、該出力プーリー11よりベルト12を介してエンジン4後上方に配置する発電機13に動力が伝えられるとともに、出力プーリー11よりベルト14を介してミッションケース5に動力が伝えられる。該ベルト14はメインフレーム2を横切るように配設されている。
【0013】そして、前記ミッションケース5の下部両側より走行駆動軸15が突出され、該走行駆動軸15に前輪支持体16が上下回動自在に枢支されている。また、該前輪支持体16の更に内側において後走行駆動ケース17が前記走行駆動軸15に上下回動自在に枢支される。そして、前輪支持体16と後走行駆動ケース17は、側面視「入」字状に配置される構成としている。
【0014】前記後走行駆動ケース17内の走行駆動軸15上にはスプロケットが固設され、後走行駆動ケース17の他側には車軸18が軸支されて、該後走行駆動ケース17内の車軸18上にはそれぞれスプロケットが固定され、走行駆動軸15よりスプロケット、チェーンを介して車軸18を駆動できるようにしている。該後走行駆動ケース17の車軸18上に後輪19が固定されて、前輪支持体16端部に前輪20が枢支され、後輪駆動で走行することとしている。
【0015】前記メインフレーム2の左右両側上に、予備苗台21が前後方向に固定され、メインフレーム2の前後中央部の間に移植爪22の昇降開閉機構23や苗取り駆動機構24が配置され、メインフレーム2後部の間に苗載台25が支持されている。該苗載台25は、メインフレーム2後部より前下方に延出するガイドフレーム26に沿って摺動自在に構成されている。また、前記メインフレーム2後端に平面視「コ」字状に構成されたハンドル27が設けられている。該ハンドル27は上下高さ調整可能に構成して、オペレーターの身長等に合わせて高さを変更できるようにして、操作がしやすいようにしている。
【0016】また、前記ミッションケース5後部より後方に下部フレーム28を突出し、該下部フレーム28の後下部に覆土輪29を配置している。そして、前記覆土輪29の上方操作によって深さを調節するための深さ調節レバー30や、株間変速レバー31、覆土圧調整レバー32、主変速レバー等を有する第二操作部33が、操作部7の下方に配設されている。前記株間変速レバー31を操作することで、ミッションケース5内のベルト式無段変速装置が操作されて、車速を変更することができるように構成している。
【0017】前記移植爪22の昇降開閉機構23はミッションケース5の左右一側(本実施例では右側)より後方へ突出した伝動ケース34の後部に配置され、チェーンやスプロケット等を介して動力が伝達されている。前記苗取り駆動機構24にも前記ミッションケース5からチェーン40やスプロケット等を介して動力が伝達されている。
【0018】さらに、前述の苗載台25にも、ミッションケース5の動力がチェーンやスプロケット等を介して動力が伝達され、縦送り駆動力を供給している。この縦送り駆動力によって苗トレイ37が下方へ一定量(一ポット分)ずつ搬送されて、苗取り駆動機構24によって駆動される苗取り爪36によって苗トレイ37から野菜苗を一つずつ移植爪に搬送して、該移植爪22を下降して畝上で開き野菜苗を落下させて植え付け、覆土輪29によって両側の土を押さえつけて、野菜苗を畝に移植することとしている。
【0019】次に、本発明の要部である苗取り駆動機構の支持構成について、図2から図5までを用いて詳述する。図2は苗取り爪が移植爪の直上方にある状態を示した側面図、図3は苗取り爪が苗トレイから野菜苗を取り出している状態を示した側面図、図4は苗取り爪の先端が描く軌跡を示した側面図、図5は苗取り爪が移植爪の直上方にある状態において、移植爪と苗取り爪先端との距離を示した側面図である。
【0020】即ち、図2に示すように、ミッションケース5の動力を取り出す苗取り伝動ケース38がミッションケース5の後部に配置され、該苗取り伝動ケース38は後上方に延出されて、その後端に伝動軸39を軸支している。該伝動軸39にはミッションケース5の動力がチェーン40やスプロケット等を介して伝達され、該伝動軸39を駆動している。
【0021】前記苗取り伝動ケース38の後部側面には苗取り爪駆動ケース41の前部が配置され、苗取り伝動ケース38内の伝動軸39は該苗取り伝動ケース38から突出して苗取り爪駆動ケース41内に挿入される構成としている。また、苗取り爪伝動ケース41は該伝動軸39を中心として上下に揺動可能に構成している。前記苗取り爪駆動ケース41の後部には苗取り爪駆動軸42が軸支されている。そして、該苗取り爪駆動ケース41内の前記伝動軸39上及び苗取り爪駆動軸42上にはスプロケットがそれぞれ固設され、二つのスプロケットにはチェーン43が巻回されて、苗取り爪駆動軸42に動力を伝達している。
【0022】そして、前記苗取り伝動ケース38内の伝動軸39は更に側方に延長されて、その端部には更にスプロケットが固設される。そして、苗取り爪駆動ケース41の下方にはカム軸44が軸支されており、該カム軸44上にはスプロケット及びカム45が固設され、伝動軸39の回転がカム軸44にチェーン46を介して伝達されて、カム45が回転駆動される。本実施例においてはカム45は板状の偏心カムとしており、該カム45の外周縁部が前記苗取り爪駆動ケース41の下面に当接して、カム45の回転により苗取り爪駆動ケース41が伝動軸39を中心に上下に揺動する構成としている。
【0023】ただし、前記カム45の外形については、偏心カムとすることに限定せず、卵型カム、三角カム等とすることもできるし、より複雑な輪郭曲線のカムとすることもできる。また、平板状とすることにこだわらずに、例えば円柱カム、球形カム等とすることも差し支えない。
【0024】また、上記実施例ではカム45と従動体たる苗取り爪駆動ケース41の二者はすべり接触をするように構成しているが、苗取り爪駆動ケース41のカム当接部分にローラーを介設して、転がり接触をするように構成して、摩擦や摩耗を防止するように構成してもよい。また、カムの位置についても前述の構成にこだわることなく、例えば苗取り爪駆動ケース41側面の適宜位置に平板状のリブを水平に設けて、該リブの下面にカムの周縁部が当接するようにカム及びカム軸を配置して、苗取り爪駆動ケース41が上下傾動するようにしてもよい。また、確実に接触させるために苗取り爪駆動ケース41をバネ等の弾性体で下方に付勢することもできる。
【0025】前述の苗取り爪駆動ケース41の後部側方にはロータリーケース47が回動可能に枢着される。該ロータリーケース47の回転軸心は苗取り爪駆動ケース41内の苗取り爪駆動軸42の回転軸心と一致するように構成され、該苗取り爪駆動軸42は側方に延出されて苗取り爪駆動ケース41から突出して、その先端をロータリーケース47に固設して、苗取り爪駆動軸42及びロータリーケース47の二者が一体的に回動するよう固設している。
【0026】前述のロータリーケース47内部には複数の歯車が配設されており、前記苗取り爪駆動軸42上に固設した歯車と噛合した歯車より動力が伝達されて、ロータリーケース47から突出した軸にアーム48を固設して回動する構成としている。そして、該アーム48の先端に苗取り爪支持アーム49の中途部を枢支している。該苗取り爪支持アーム49の一端には苗取り爪36が支持されており、該苗取り爪36は図示しない開閉機構によって左右方向に開閉可能に構成されている。そして、前記苗取り爪駆動ケース41の側面にはガイド体50を固設して、該ガイド体50には細長いガイド溝51を形成しており、該ガイド溝51に前記苗取り爪支持アーム49の他端側に形成したローラー52が摺動自在に挿入されている。
【0027】上記構成とすることにより、苗取り爪駆動軸42の回転によりアーム48も回転され、その先端に枢支された苗取り爪支持アーム49がガイド溝51にガイドされて前後動し、苗取り爪36の先端が所定の軌跡を描いて運動する。更に苗取り爪36が苗載台25上の苗トレイ37に挿入されると、苗取り爪36が閉じて苗を掴み、続いて取り出して、移植爪22上方に苗を運ぶように駆動軌跡が描かれる。これら苗取り爪36、苗取り爪駆動軸42、ロータリーケース47、苗取り爪支持アーム49及びガイド体50等により、苗取り駆動機構24が構成される。そして、前記苗取り爪駆動ケース41は、上下揺動可能に支持する支持部材としての役割をも担うこととしている。
【0028】また、前記カム軸44の回転と苗取り爪駆動軸42の回転は同期され、前記苗取り爪駆動ケース41は周期的に上下に揺動運動され、苗取り爪36が苗トレイ37より苗を取り出す時は図3に示す如く苗取り爪駆動ケース41の後部が上方に位置して苗取り爪36の先端が苗トレイ37の位置にある。そして、野菜苗を運んで移植爪22上方に位置して投下する際は、図2に示す如く苗取り爪駆動ケース41の後部が下方に位置して苗取り爪36先端が移植爪22の上方近傍、または、カップ状に構成した移植爪22の上部内まで下降するような軌跡を描かせるよう駆動している。図4におけるRは、上述のように駆動した場合の苗取り爪36の先端が描く軌跡を示しており、できるだけ苗取り爪36先端が移植爪22の上方近傍位置で昇降するように前記カム45が構成されている。なお、Raは苗取り爪駆動ケースが揺動しない場合の軌跡(即ち、苗取り爪の従来の駆動軌跡)である。
【0029】従って、野菜苗を運んで移植爪22内に投下する際は、図5に示すように、苗取り爪駆動ケースが揺動しない場合の苗取り爪の位置に比べて、苗取り爪36の先端の位置を下方へ移動することができる。このことより、野菜苗が落下する距離Hを従来の落下距離Haより短い距離とすることができ(H<Ha)、結果として野菜苗は落下する際に傾いたりすることなく、適正な直立姿勢で移植爪22内に投入することができる。
【0030】なお、前記苗取り爪の駆動軌跡は、前述のガイド溝51の形状や前記カム45の輪郭曲線等により定められるので、カム45の形状等を適宜決定することにより、例えば野菜苗を運んで移植爪22内に投下する際に苗取り爪36の先端が移植爪22内部に挿入されるような運動をさせることも可能である。従って、野菜苗が傾いたり倒れたりしている状態で移植爪内に投入されるのを更に防止することができる。
【0031】この場合は、苗取り爪36の先端が移植爪22に引っ掛かったり、干渉することのないように、前記カム45の輪郭曲線等を決定するものとする。そして、前記苗取り爪36の駆動は前記苗取り駆動機構を構成する苗取り爪駆動ケース41の揺動運動に加えて、前記移植爪22の昇降運動と苗載台25の左右往復動と苗トレイ37の下方への縦送り運動と同期して駆動され、苗取り爪36が苗トレイ37へ野菜苗を取りに行く時に、移植爪22は下降して開いて植え付け、苗取り爪36が野菜苗をつかみ前方へ移動するときに、移植爪22は上昇しながら閉じ、この時苗載台25は1ピッチ横移動し、横移動の終端であれば縦送りされる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏するのである。即ち、請求項1に示す如く、苗取り爪を苗トレイと移植爪の間を移動させて、苗トレイから野菜苗を取り出して移植爪内に投入して、該移植爪を下降させて移植する野菜移植機において、前記苗取り爪を苗トレイと移植爪の間で移動駆動させる苗取り駆動機構を、上下に揺動可能に支持したので、苗取り爪の運動の際に従来の苗取り駆動機構による運動に加えて上下揺動運動をもさせることが可能となり、苗取り爪の軌跡を設定する際の自由度を高めることができる。よって、より安定した姿勢での搬送軌跡を描くよう設計することにより、移植の際の作業性が良く、効率の高い野菜移植機を提供することができる。
【0033】請求項2に示す如く、前記苗取り駆動機構を、カムの回転駆動により上下に揺動させるようにしたので、簡単な構成で該苗取り駆動機構を上下に揺動可能とすることができる。従って、作業性及び効率が高い野菜移植機を、簡単な構成で、かつ安価に提供することができる。
【0034】請求項3に示す如く、前記苗取り駆動機構の上下揺動を、苗取り爪の移動と同期して駆動させるように構成したので、苗取り駆動機構による苗取り爪の運動、及び苗取り駆動機構自体の上下揺動運動による苗取り爪の上下揺動運動の組み合わせにより、苗取り爪に一定の周期的な軌跡を描かせることが可能となる。従って、苗取り爪に周期的な上下運動をも与えることができ、より効率的な移植作業が実現できる。例えば、苗取り爪が苗トレイより苗を取り出す時は苗取り駆動機構が上方に位置して苗取り爪の先端が苗トレイの位置に来るが、野菜苗を運んで移植爪内に投下する際は苗取り駆動機構が下方に位置して苗取り爪先端が移植爪の上端近傍まで下降するような軌跡を描かせるよう駆動することが可能となる。従って、搬送された野菜苗を移植爪に投入する際に、野菜苗が落下する距離を短くすることができ、結果として野菜苗が落下の際に傾いてしまうことが少なくなって、適正な直立姿勢で移植爪内に投入することができる。従って、移植爪内で野菜苗が傾いたり倒れたりするのを防止できるので、不適正な姿勢での植付け及び野菜苗の詰まり等が防止でき、効率的な移植作業を提供できる。
【0035】請求項4の如く、前記苗取り駆動機構の上下揺動を、苗取り爪先端が移植爪の上方位置近傍で行うように構成したので、苗取り爪を移動させるときに、その先端が移植爪の上部に引っかかったり、干渉したりすることがなくなり、野菜苗の姿勢も安定して移植爪内に落下させることができて、確実に移植することができる。
【出願人】 【識別番号】000006851
【氏名又は名称】ヤンマー農機株式会社
【出願日】 平成10年8月20日(1998.8.20)
【代理人】 【識別番号】100080621
【弁理士】
【氏名又は名称】矢野 寿一郎
【公開番号】 特開2000−60233(P2000−60233A)
【公開日】 平成12年2月29日(2000.2.29)
【出願番号】 特願平10−234536