| 【発明の名称】 |
トラクタ |
| 【発明者】 |
【氏名】野島 辰彦
【氏名】遠藤 豊春
【氏名】田中 武二
【氏名】木村 重治
【氏名】田村 智志
【氏名】宇山 昌樹
【氏名】錦織 将浩
【氏名】門脇 隆志
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| 【要約】 |
【課題】後進時上昇制御をON/OFFする後進時上昇制御スイッチと、旋回時上昇制御をON/OFFする旋回時上昇制御スイッチとを備えるトラクタにおいて、両上昇制御スイッチの操作性を向上させる。
【解決手段】後進時上昇制御スイッチ24および旋回時上昇制御スイッチ25を、操作頻度が高いポジションレバー11と耕深設定ボリューム19との間に並列状に配置する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ポジションレバーで設定された設定高さを保つように作業部を自動的に昇降させるポジション制御手段と、耕深設定具で設定された設定深さを保つように作業部を自動的に昇降させる耕深自動制御手段と、機体後進時に作業部を自動的に上昇させる後進時上昇制御手段と、機体旋回時に作業部を自動的に上昇させる旋回時上昇制御手段とを備えるトラクタであって、該トラクタの運転席側方に、ポジションレバーおよび耕深設定具が前後方向に直列状に配置された操作パネルを設けると共に、該操作パネルに、後進時上昇制御をON/OFFする後進時上昇制御スイッチと、旋回時上昇制御をON/OFFする旋回時上昇制御スイッチとを設けるにあたり、両上昇制御スイッチを、ポジションレバーと耕深設定具との間に並列状に配置したことを特徴とするトラクタ。 【請求項2】 請求項1において、操作パネルの耕深設定具後方位置に、左右方向に所定間隔を存して並列する複数の操作具列を配置するにあたり、該複数の操作具列を前後方向に位置をずらして配置したことを特徴とするトラクタ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、機体後進時や機体旋回時に作業部を自動的に上昇させる機能を備えたトラクタの技術分野に属するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、この種トラクタのなかには、機体後進に伴う作業部の破損を防止すべく、機体後進時に作業部を自動的に上昇させる後進時上昇制御機能や、機体旋回毎の作業部上昇操作を軽減すべく、機体旋回時に作業部を自動的に上昇させる旋回時上昇制御機能を備えるものがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、前記各上昇制御機能は、作業条件に応じて解除できるようにすることが望ましいため、各上昇制御機能をON/OFFするためのスイッチを設けることが提案されるが、このスイッチの配置が適切でない場合には、操作性が低下することは勿論のこと、各上昇制御機能のON/OFF状態を容易に確認できない不都合がある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、ポジションレバーで設定された設定高さを保つように作業部を自動的に昇降させるポジション制御手段と、耕深設定具で設定された設定深さを保つように作業部を自動的に昇降させる耕深自動制御手段と、機体後進時に作業部を自動的に上昇させる後進時上昇制御手段と、機体旋回時に作業部を自動的に上昇させる旋回時上昇制御手段とを備えるトラクタであって、該トラクタの運転席側方に、ポジションレバーおよび耕深設定具が前後方向に直列状に配置された操作パネルを設けると共に、該操作パネルに、後進時上昇制御をON/OFFする後進時上昇制御スイッチと、旋回時上昇制御をON/OFFする旋回時上昇制御スイッチとを設けるにあたり、両上昇制御スイッチを、ポジションレバーと耕深設定具との間に並列状に配置したことを特徴とするものである。つまり、操作頻度の高いポジションレバーと耕深設定具との間に両上昇制御スイッチを並列状に配置したため、両上昇制御スイッチの操作性を向上させることができる許りでなく、両上昇制御スイッチの位置確認やON/OFF状態の確認も容易にすることができる。また、操作パネルの耕深設定具後方位置に、左右方向に所定間隔を存して並列する複数の操作具列を配置するにあたり、該複数の操作具列を前後方向に位置をずらして配置したことを特徴とするものである。つまり、左右に隣接する操作具同志の間隔を可及的に広くして操作性の向上を計ることができる許りでなく、外側列の操作具を見やすくして操作位置の確認も容易にすることができる。 【0005】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一つを図面に基づいて説明する。図面において、1はトラクタの走行機体であって、該走行機体1の後部には、昇降リンク機構2を介してロータリ等の作業機3が装着されている。そして、作業機3は、左右一対のリフトロッド4を介して昇降リンク機構2を吊持するリフトアーム5(リフトシリンダ6)の油圧作動に基づいて昇降する一方、左右何れかのリフトロッド4に介設されるリフトロッドシリンダ7の油圧作動に基づいて左右傾斜するが、これらの基本構成は何れも従来通りである。 【0006】8は前記走行機体1に設けられる制御部であって、該制御部8は、所謂マイクロコンピュータ(MPU、ROM、RAM等を含む)を用いて構成されており、その入力側には、リフトアーム5の上下揺動角を検出するリフトアームセンサ9、リフトロッドシリンダ7の作動長さを検出するリフトロッドセンサ10、ポジションレバー11の操作位置を検出するポジションセンサ12、リヤカバー3aの揺動角に基づいて作業機3の耕深を検出する耕深センサ13、走行機体1の左右傾斜を検出する傾斜センサ14、機体後進操作を検出する後進検出センサ15、ステアリングホイール16の切れ角に基づいて機体旋回操作を検出する旋回検出センサ17、耕深自動制御および傾斜自動制御のON−OFF操作具を兼ねる自動切換スイッチ18、耕深自動制御の目標耕深設定操作具である耕深設定ボリューム19、傾斜自動制御の目標傾斜設定操作具である傾斜設定ボリューム20、作業機3の上げ高さ設定操作具である上げ高さ設定ボリューム21、制御モード切換操作具であるモード切換スイッチ(作業機切換スイッチ)22、リフトアーム手動操作具であるリフトアーム手動スイッチ23、後進時上昇制御のON−OFF操作具である後進時上昇制御スイッチ24、旋回時上昇制御のON/OFF操作具である旋回時上昇制御スイッチ25等が所定の入力インタフェース回路を介して接続される一方、出力側には、リフトアーム用電磁油圧バルブ26の上昇用ソレノイド26aおよび下降用ソレノイド26b、リフトロッド用電磁油圧バルブ27の伸長用ソレノイド27aおよび縮小用ソレノイド27b、前輪増速クラッチ用電磁油圧バルブ28の前輪増速用ソレノイド28a等が所定の出力インタフェース回路を介して接続されている。 【0007】即ち、前記制御部8は、ポジションレバー11で設定された設定高さを保つように作業機3を自動的に昇降させるポジション制御、耕深設定ボリューム19で設定された設定深さを保つように作業機3を自動的に昇降させる耕深自動制御、傾斜設定ボリューム20で設定された設定傾斜を保つように作業機3を自動的に左右傾斜させる傾斜自動制御、旋回操作時に前輪回転を増速させる旋回時前輪増速制御、機体旋回時に作業機3を自動的に上昇させる旋回時上昇制御、機体後進時に作業機3を自動的に上昇させる後進時上昇制御等の制御プログラムを備えている。 【0008】29は運転席30の一側方に前後方向を向いて配設される操作パネルであって、該操作パネル29の前側(前下り円弧部)には、前記ポジションレバー11が前後方向揺動操作自在に配設されると共に、その後方直列位置には、所定の間隔を存して耕深設定ボリューム19が配設されている。つまり、操作頻度の高いポジションレバー11および耕深設定ボリューム19は、運転席30に着座したオペレータが操作し易い前側位置に優先的に配置されているが、さらに、ポジションレバー11と耕深設定ボリューム19との間には、後進時上昇制御スイッチ24および旋回時上昇制御スイッチ25が左右並列状に配設されている。従って、操作頻度の高いポジションレバー11および耕深設定ボリューム19の操作エリア内に両上昇制御スイッチ24、25を集中的に配置することができ、その結果、両上昇制御スイッチ24、25の操作性を向上させることができる許りでなく、前を見たまま両上昇制御スイッチ24、25の位置確認をしたり、ON/OFF操作することが可能になり、しかも、その位置はオペレータが目視し易い位置であるため、両上昇制御スイッチ24、25のON/OFF状態も容易に確認することが可能になる。尚、前記各上昇制御スイッチ24、25は、モニタランプが組み込まれた自動復帰型スイッチであり、スイッチ操作毎にON/OFFが反転すると共に、ON/OFF状態をモニタランプで確認することができるようになっている。 【0009】また、前記操作パネル29における耕深設定ボリューム19の後方位置は、一段低い平坦面に形成されると共に、前述した自動切換スイッチ18、傾斜設定ボリューム20、上げ高さ設定ボリューム21、モード切換スイッチ22およびリフトアーム手動スイッチ23が開閉自在なカバー31で覆蓋自在に配設されるが、前記傾斜設定ボリューム20、上げ高さ設定ボリューム21およびリフトアーム手動スイッチ23は、操作パネル29の後部外側に直列状に配置されて外側操作具列を構成する一方、自動切換スイッチ18およびモード切換スイッチ22は、操作パネル29の後部内側に直列状に配置されて内側操作具列を構成している。つまり、耕深設定ボリューム19の後方位置に複数の操作具を配置するにあたり、左右方向に所定間隔を存して並列する一対の操作具列を構成しているが、左右一対の操作具列は前後方向に位置をずらして配置されているため、左右に隣接する操作具同志の間隔を可及的に広くして操作性の向上を計ることができると共に、外側列の操作具を見やすくして操作位置も容易に確認することができるようになっている。 【0010】叙述の如く構成されたものにおいて、ポジションレバー11で設定された設定高さを保つように作業機3を自動的に昇降させるポジション制御機能と、耕深設定ボリューム19で設定された設定深さを保つように作業機3を自動的に昇降させる耕深自動制御機能と、機体後進時に作業機3を自動的に上昇させる後進時上昇制御機能と、機体旋回時に作業機3を自動的に上昇させる旋回時上昇制御機能とを備えるものであるが、運転席30の側方に、ポジションレバー11および耕深設定ボリューム19が前後方向に直列状に配置された操作パネル29を設けると共に、該操作パネル29に、後進時上昇制御をON/OFFする後進時上昇制御スイッチ24と、旋回時上昇制御をON/OFFする旋回時上昇制御スイッチ25とを設けるにあたり、両上昇制御スイッチ24、25を、操作頻度が高いポジションレバー11と耕深設定ボリューム19との間に並列状に配置したため、両上昇制御スイッチ24、25の操作性を向上させることができる許りでなく、両上昇制御スイッチ24、25の位置確認やON/OFF状態の確認も容易にすることができる。 【0011】また、操作パネル29における耕深設定ボリューム19の後方位置に、左右方向に所定間隔を存して並列する一対の操作具列を配置するにあたり、該一対の操作具列を前後方向に位置をずらして配置したため、左右に隣接する操作具同志の間隔を可及的に広くして操作性の向上を計ることができる許りでなく、外側列の操作具を見やすくして操作位置の確認も容易にすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001878 【氏名又は名称】三菱農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年6月10日(1999.6.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100085394 【弁理士】 【氏名又は名称】廣瀬 哲夫
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| 【公開番号】 |
特開2000−350501(P2000−350501A) |
| 【公開日】 |
平成12年12月19日(2000.12.19) |
| 【出願番号】 |
特願平11−163487 |
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