| 【発明の名称】 |
芝生孔あけ工具の取付け装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】金田 政雄
【氏名】金田 和久
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| 【要約】 |
【課題】芝生孔あけ工具の着脱を容易にすること。
【解決手段】■軸2とばね部材3、4とを具備し、前記軸2が筒状芝生孔あけ工具1の孔1aに挿入され、前記ばね部材3、4の基部3a、4aが前記軸2に固定され、一対の突起3d、4dが前記ばね部材3、4に設けられ、該一対の突起3d、4dにより前記筒状芝生孔あけ工具1の凹部1e、1fを挟む芝生孔あけ工具の取付け装置1k。■筒状部材とばね部材とを具備し、前記筒状部材に芝生孔あけ工具が挿入され、前記ばね部材の基部が前記筒状部材に固定され、一対の突起が前記ばね部材に設けられ、該一対の突起により前記芝生孔あけ工具の凹部を挟む芝生孔あけ工具の取付け装置。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 軸とばね部材とを具備し、前記軸が筒状芝生孔あけ工具に挿入され、前記ばね部材の基部が前記軸に固定され、一対の突起が前記ばね部材に設けられ、該一対の突起により前記筒状芝生孔あけ工具の凹部を挟むことを特徴とする芝生孔あけ工具の取付け装置。 【請求項2】 筒状部材とばね部材とを具備し、前記筒状部材に芝生孔あけ工具が挿入され、前記ばね部材の基部が前記筒状部材に固定され、一対の突起が前記ばね部材に設けられ、該一対の突起により前記芝生孔あけ工具の凹部を挟むことを特徴とする芝生孔あけ工具の取付け装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は芝生孔あけ工具の取付け装置に関し、特に芝生孔あけ工具の着脱を容易にする技術に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来からゴルフ場等の芝生に多数の孔をあけて芝生に空気、肥料等を与え易くし、芝生の育成をすることが行われている。このため、芝生に空気孔や肥料孔を開ける工具を備えた機械が使用されている。図20は従来のバーチドレ−ン(vertical drain)又はタイン(tine)と呼ばれる芝生孔あけ工具を示す。図20において、芝生孔あけ工具50は筒状(中心孔50aを有する。)のものである。切欠50bが芝生孔あけ工具50の側面に形成されている。芝生孔あけ工具50の先端に開口部50cが形成されている。軸51にはカラー51aがはめられている。軸51のうちカラー51aより上側部分が上部51bであり、軸51のうちカラー51aより下側部分が下部51cである。 【0003】芝生孔あけ工具50の基部50d部分の孔50a内に軸51の下部51cが嵌合するように装着されている。軸51の下部51cに固定されたピン52が芝生孔あけ工具50の小孔50eに係合するように配設されている。51dは軸51の先端傾斜面である。固定具53は軸51を固定するものであり、ねじのない孔53a及びねじ孔53bが固定具53に形成されている。軸51の上部51bは孔53aに挿通され、ねじ孔53bに螺合したボルト54が軸51の上部51bを固定具53に固定している。 【0004】固定具53は、図示しない芝生孔あけ機に取付けられている。1台の芝生孔あけ機には約20本位の芝生孔あけ工具50が取付けられている。該芝生孔あけ機は芝生の上を移動しながら芝生孔あけ工具50を矢印50x方向に往復運動させて芝生に多数の孔をあける。芝生孔あけ工具50は消耗品であるので、ある程度使用された芝生孔あけ工具50を新しい芝生孔あけ工具50と交換する必要がある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来例においては、ボルト54により芝生孔あけ工具50の軸51を芝生孔あけ機の固定具53に固定しているので、20本程度の多数の芝生孔あけ工具50を交換するために手間がかかるため、これらの芝生孔あけ工具50を芝生孔あけ機に着脱することが容易ではなかった。従って、本願発明の課題は、上述の従来例の欠点をなくし、芝生孔あけ工具を芝生孔あけ機に容易に着脱できる芝生孔あけ工具の取付け装置を提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、本願の第1の発明の構成は、請求項1記載の通りである。 【0007】上記第1の発明の構成の芝生孔あけ工具の取付け装置により、芝生孔あけ工具の取付け装置が軸とばね部材を具備し、前記軸が筒状芝生孔あけ工具に挿入され、前記ばね部材の基部が前記軸に固定され、一対の突起が前記ばね部材のばね部に設けられ、該一対の突起により前記筒状芝生孔あけ工具の凹部を挟むので、筒状芝生孔あけ工具を芝生孔あけ機に着脱することが容易となる。更に、該筒状芝生孔あけ工具を芝生孔あけ機に確実に取り付けることができる。 【0008】更に、第2の発明の構成は、請求項2記載の通りである。 【0009】上記第2の発明の構成により、芝生孔あけ工具の取付け装置が筒状部材とばね部材とを具備し、前記筒状部材に芝生孔あけ工具が挿入され、前記ばね部材の基部が前記筒状部材に固定され、一対の突起が前記ばね部材のばね部に設けられ、該一対の突起により前記芝生孔あけ工具の凹部を挟むので、芝生孔あけ工具を芝生孔あけ機に着脱することが容易となる。更に、該芝生孔あけ工具を芝生孔あけ機に確実に取り付けることができる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本願発明の第1の実施の形態に係わる芝生孔あけ工具の取付け装置(芝生孔あけ工具を取付けた状態)の正面を示し、図2は該芝生孔あけ工具の取付け装置の軸の正面を示し、図3は図2に示す軸の底面を示し、図4は図1に示す芝生孔あけ工具の取付け装置のばね部材の平面を示し、図5は図4に示すばね部材の正面を示し、図6は図4に示すばね部材の断面構造を示し、図7は図1に示す芝生孔あけ工具の取付け装置のカシメリングの平面を示し、図8は図7に示すカシメリングの半断面構造を示し、図9は図1に示す芝生孔あけ工具の取付け装置の取付けリングの平面を示し、図10は図9に示す取付けリングの半断面構造を示す。更に、図11は前記芝生孔あけ工具の側面を示し、図15は図11の一部分の断面構造を拡大して示す。 【0011】図1乃至図11及び図15において、芝生孔あけ工具1は筒状であり、中心孔1aが形成され、切欠1bが外面1uから内面1vに達するように形成されている。先端開口部1cは中心孔1aの端部である。このため、芝生孔あけ工具1により後述する芝生49(図19参照)及び芝生49の下の地中に孔をあけた時に、先端開口部1cから中心孔1a内に入り込んだ土は切欠1bから排出される。芝生孔あけ工具1の取付け装置1kの主要部は、軸2及びばね部材3、4である。カラー2aが軸2に嵌合するように固定されている。カラー2aの上端にストッパー2bが形成されている。軸2の上部2cはカラー2aより上側部分であり、軸2の下部2dはカラー2aより下側部分である。軸2の先端に傾斜面2eが形成されている。この傾斜面2e(後述する傾斜面22dも同様である。)により前記切欠1bからの土の排出が容易になる。軸2の基部2fは図示しない固定部(図19の芝生孔あけ工具の取付け装置46に相当する。)により芝生孔あけ機に固定される。 【0012】一対のばね部材3及びばね部材4は同じ構造のものである。ばね部材3では基部3aにばね部3bが一体に形成されている。突起3dがばね部3bに形成されている。なお、3cはばね部3bの先端である。同様に、ばね部材4では基部4aにばね部4bが一体に形成されている。突起4dがばね部4bに形成されている。なお、4cはばね部4bの先端である。カシメリング5がばね部材3、4の基部3a、4aをカラー2aの表面に取付けるように配設されている。カシメリング5の内面5bとカラー2aとの間にばね部材3、4の基部3a、4aが挟み付けられて固定される。なお、図8においては、中心線5dの上半分が側面図であり、中心線5dの下半分が断面図である。また、5aはカシメリング5の外面であり、5cはカシメリング5の孔である。 【0013】取付けリング6は、図1に示すように、ばね部材3,4により芝生孔あけ工具1の基部1dを軸2に固定することを確実にするためのものである。取付けリング6が実線で示す位置から二点鎖線で示す位置に移動すると、取付けリング6により芝生孔あけ工具1の凹部(ザグリ、孔等を含む。)1e、1fを挟むばね部材3,4の突起3d、4dが前記凹部1e、1fから外れることを防ぐことができる。このため、芝生孔あけ工具1の基部1dを軸2に確実に固定することができる。なお、前記ばね部材3、4の機械的強度が十分であれば、前記取付けリング6を省くことができる。また、ばね部材3、4の先端3c、4cが先端3cと先端4cの間隔を広くするように折れ曲がっているので、取付けリング6がばね部材3、4から外れて落下することを防ぐことができる。 【0014】取付けリング6の外面6aにはあやめ溝6dが形成されている。このため、取付けリング6を扱い易くなっている。6bは取付けリング6の内面であり、6cは取付けリング6の孔である。図10において、中心線6eより上側は側面図であり、中心線6eより下側は断面図である。 【0015】図12は芝生孔あけ工具11を示している。芝生孔あけ工具11は円筒状であり、中心孔11aが形成され、先端開口部11b、基部11c及び固定用リング状溝11dが形成されている。図16は図12の一部分を拡大して示している。芝生孔あけ工具11は芝生孔あけ工具1と同様に芝生孔あけ工具の取付け装置1kで後述する芝生孔あけ機40(図19参照)に着脱可能である。なお、この場合、図11の切欠1bに相当するものがないので、溝11dが上記凹部11e、11fの代わりに使用される。溝11dを使用すると、前記凹部1e、1fに相当するものを使用する場合よりも、芝生孔あけ工具11を芝生孔あけ工具の取付け装置1kに着脱することが容易になる。 【0016】図13は芝生孔あけ工具12を示している。芝生孔あけ工具12は棒状であり、その先端12aは尖っている。また、12bは芝生孔あけ工具12の基部であり、12cは芝生孔あけ工具12の固定用溝である。図14は芝生孔あけ工具13を示している。芝生孔あけ工具13は棒状であり、その先端13aは尖っている。また、13bは芝生孔あけ工具13の基部であり、13cは芝生孔あけ工具13の固定用溝である。芝生孔あけ工具12、13は後述する芝生孔あけ工具の取付け装置31kを使用して後述する芝生孔あけ機40に着脱可能である。 【0017】図17は、本願発明の第2の実施の形態を示している。図17にて、芝生孔あけ工具21は筒状であり、中心孔21aが形成され、切欠21bが芝生孔あけ工具21の外面21uから内面21vに達するように形成されている。このため、芝生孔あけ工具21により芝生から地中に孔をあけた時に、先端開口部21cから中心孔21a内に入り込んだ土は切欠21bから排出される。4つの固定用凹部(21e、21g等)が芝生孔あけ工具21に等間隔(90°間隔)に形成されている。21dは芝生孔あけ工具21の基部である。 【0018】第2の実施の形態に係わる芝生孔あけ工具の取付け装置21kの主要部は、軸22及びばね部材23である。カラー22aが軸22に嵌合するように固定されている。軸22の上部22bはカラー22aより上側部分であり、軸22の下部22cはカラー22aより下側部分である。軸22の先端に傾斜面22dが形成されている。軸22の上部22bは図示しない固定部(図19の芝生孔あけ工具の取付け装置46に相当する。)により芝生孔あけ機に固定される。 【0019】ばね部材23では,基部23aに4つのばね部(ばね部23b、23c、23d及び図示しないばね部を含む。)が等間隔(90°間隔)に一体に形成されている。突起23iがばね部23bに形成され、突起23jがばね部23cに形成され、突起23kがばね部23dに形成されている。なお、23eはばね部23bの先端であり、23fはばね部23cの先端であり、23gはばね部23dの先端である。更に、前記図示しないばね部にも突起(突起23i等に相当する。)が形成されている。 【0020】このため、軸22が筒状芝生孔あけ工具21に挿入され、ばね部材23の4つの突起(後述する凹部21e等に向いている2組の一対の突起)(23i、23j、23k等であり、例えば突起23i、23kが1組の一対の突起となる。)の各1組が芝生孔あけ工具21の対応する4つの凹部(2組の一対の凹部)(凹部21e、21g等であり、例えば凹部21e、21gが1組の一対の凹部となる。)の各1組を挟むことにより、芝生孔あけ工具21を芝生孔あけ工具の取付け装置21kに取り付けることができる。なお、ここにおいて、図17に示すように、突起23iは凹部21eに当接し、突起23kは凹部21gに当接し、他の2つの突起(23j等)も対応する凹部(凹部21e、21gに相当する。)に当接している。 【0021】図18は本願発明の第3の実施の形態を示す。図18において、芝生孔あけ工具31は筒状であり、中心孔31aが形成されている。このため、芝生孔あけ工具31により芝生から地中に孔をあけた時に、先端開口部31cから中心孔31a内に入り込んだ土は中心孔31aの上端開口部31dから排出される。 【0022】第3の実施の形態に係わる芝生孔あけ工具の取付け装置31kの主要部は、筒状部材32及びばね部材33、34である。芝生孔あけ工具31は筒状部材32を挿通するように配置される。32aは筒状部材32の外面であり、32bは筒状部材32の内面である。ばね部材33、34の基部33a、34aはカシメリング35により筒状部材32の外面32aに固定される。なお、ばね部材33、34の基部33a、34aは一体に形成されたものでもよい。カシメリング35は上記カシメリング5に対応するものである。ばね部材33、34は前記ばね部材3、4又はばね部材23に対応するものである。 【0023】取付けリング36は、前記取付けリング6に対応するものであり、その内面36bにてばね部材33,34のばね部33b、34bの突起33d、34dを芝生孔あけ工具31の側面の凹部31e、31fに固定する働きをする。なお、ばね部33bの先端33cとばね部34bの先端34cとの間隔が広がるように、ばね部33bの先端33cとばね部34bの先端34cが折れ曲がっているので、取付けリング36がばね部材33、34から外れて落下することが防止される。更に、取付けリング36の外面36aにはあやめ溝36dが形成されている。このため、取付けリング36を扱い易くなっている。また、ばね部材33、34の機械的強度が十分の場合は、取付けリング36を省くことができる。 【0024】このため、前記筒状部材32に芝生孔あけ工具31が挿入され、前記ばね部材33、34の基部33a、34aが前記筒状部材32に固定され、一対の突起33d、34dにより前記芝生孔あけ工具31の凹部31e、31fを挟むので、芝生孔あけ工具31を後述する芝生孔あけ機40に着脱することが容易となる。更に、該芝生孔あけ工具31を芝生孔あけ機40に確実に取り付けることができる。 【0025】図19は上記各実施の形態に係わる芝生孔あけ工具の取付け装置を備えた芝生孔あけ機を示す。図19において、芝生孔あけ機40は自走式であり、エンジンを備え該エンジンで駆動される前輪43及び後輪44、45で移動する。運転席41でハンドル42を操作することにより、進行方向を変えることができる。更に、運転席41で運転者が図示しない操作レバーを操作することにより、取付け装置46(上記各取付け装置1k、21k、31kに相当する。)が上下に往復運動する。このとき、取付け装置46に取り付けられた多数の芝生孔あけ工具47(上記各芝生孔あけ工具1、11、12,13、21、31に相当する。)が矢印47x方向に往復運動して芝生49及び芝生49の下の地中に孔をあける。なお、芝生押え具48が芝生孔あけ機40に付設されている。 【0026】 【発明の効果】本願の第1の発明によれば、芝生孔あけ工具の取付け装置が軸とばね部材を具備し、前記軸が筒状芝生孔あけ工具の孔に挿入され、前記ばね部材の基部が前記軸に固定され、一対の突起が前記ばね部材のばね部に設けられ、該一対の突起により前記筒状芝生孔あけ工具の凹部を挟むので、該筒状芝生孔あけ工具を芝生孔あけ機に確実に取り付けることができるとともに、該筒状芝生孔あけ工具の着脱がワンタッチで容易にできる。このため、芝生孔あけ作業の作業効率と工具費の改善をすることができる。 【0027】更に、本願の第2の発明によれば、芝生孔あけ工具の取付け装置が筒状部材とばね部材とを具備し、前記筒状部材に芝生孔あけ工具が挿入され、前記ばね部材の基部が前記筒状部材に固定され、一対の突起が前記ばね部材のばね部に設けられ、該一対の突起により前記芝生孔あけ工具の凹部を挟むので、該芝生孔あけ工具を芝生孔あけ機に確実に取り付けることができるとともに、該芝生孔あけ工具の着脱がワンタッチで容易にできる。このため、芝生孔あけ作業の作業効率と工具費の改善をすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599055809 【氏名又は名称】北東工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年4月21日(1999.4.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064344 【弁理士】 【氏名又は名称】岡田 英彦 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−300007(P2000−300007A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月31日(2000.10.31) |
| 【出願番号】 |
特願平11−113949 |
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