| 【発明の名称】 |
農作業機用スタンド装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】八木沢 啓一
【氏名】上杉 洋一
【氏名】永井 政臣
【氏名】松林 正明
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| 【要約】 |
【課題】トラクタ27の連結部28の位置に農作業機32の被連結部36の位置を位置合わせ可能にした農作業機用スタンド装置を提供する。
【解決手段】トラクタ27の連結部28に連結される被連結部36を備えた農作業機32を地上に持上げた状態に支持して移動するスタンド装置1である。スタンド装置1は、スタンド本体2に回転自在に設けた接地輪3と、スタンド本体2に設け農作業機32の支持部41を支持する支柱4と、トラクタ27の連結部28に農作業機32の被連結部36を位置合わせ可能に支柱4の上下位置を調節する支柱調節手段5とを有する。スタンド本体2は、支柱4を上下動可能に嵌合した支柱支持筒部8を有する。支柱調節手段5は、スタンド本体2に回動可能に設け支柱4に形成した雌ねじ部16に螺合した雄ねじ部19を有し支柱4の上下位置を調節する調節杆20と、この調節杆20を回動操作する操作ハンドル21とを有する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 トラクタの連結部に連結される被連結部を備えた農作業機を地上に持上げた状態に支持して移動するスタンド装置において、前記スタンド装置は、スタンド本体と、このスタンド本体に回転自在に設けられた接地輪と、前記スタンド本体に設けられ前記農作業機に設けられた支持部を支持する支柱と、前記トラクタの連結部に前記農作業機の被連結部を位置合わせ可能に前記支柱の上下位置を調節する支柱調節手段とを有し、前記スタンド本体は、前記支柱を支持する支柱支持筒部を有し、前記支柱は、前記支柱支持筒部に上下動可能に嵌合し、前記支柱調節手段は、前記スタンド本体に回動可能に設けられ前記支柱に形成された雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を有し前記支柱の上下位置を調節する調節杆と、この調節杆を回動操作する操作部とを有することを特徴とする農作業機用スタンド装置。 【請求項2】 トラクタの連結部に連結される被連結部を備えた農作業機を地上に持上げた状態に支持して移動するスタンド装置において、前記スタンド装置は、スタンド本体と、このスタンド本体に回転自在に設けられた接地輪と、前記スタンド本体に設けられ前記農作業機に設けられた支持部を支持する支柱と、前記トラクタの連結部に前記農作業機の被連結部を位置合わせ可能に前記支柱の上下位置を調節する支柱調節手段とを有し、前記スタンド本体は、前記接地輪を設けた移動側本体部と、この移動側本体部上に上下動可能に設けられ前記支柱を設けた可動側本体部とを有し、前記支柱調節手段は、前記移動側本体部上に前記可動側本体部を上下動可能に支持し調節杆により上下方向に回動されるリンク機構を備え、このリンク機構の回動により前記可動側本体部に設けた前記支柱の上下位置を調節する、ことを特徴とする農作業機用スタンド装置。 【請求項3】 支柱調節手段は、リンク機構を回動させるジャッキを備え、このジャッキの作動により可動側本体部に設けた支柱の上下位置を調節する、ことを特徴とする請求項2記載の農作業機用スタンド装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、農作業機を地上に持上げた状態に支持して移動する農作業機用スタンド装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のスタンド装置としては、たとえば、実公平6−895号公報に記載されているように、スタンド本体を有し、このスタンド本体にこのスタンド本体に連続して上方に向かって立ち上がり農作業機を地上に持上げた状態に支持する支柱を形成し、前記スタンド本体に接地輪を軸架し、前記支柱にこの支柱の上下方向に間隔をおいて前記農作業機の支持部に連通する複数の取付孔をそれぞれ形成し、トラクタの連結部に前記農作業機の被連結部の位置を合わせるように選択した位置の取付孔及び前記支持部に連結ピンを挿通して支柱に支持部を連結し、この支柱を有するスタンド装置にて農作業機を地上に持上げた状態に支持して移動する構成となっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載のスタンド装置の構成では、トラクタの連結部に農作業機の被連結部の位置を合わせるように農作業機の支持部を支持する支柱の複数の取付孔のうちの一つを選択してこれらを連結ピンにて連結するため、トラクタの連結部の上下の位置はトラクタの機種によって相違するので、トラクタの機種毎に支柱の複数の取付孔のうちの一つを選択して連結ピンを挿脱する手数を要し、また、支柱に形成する複数の取付孔を、各種トラクタの連結部の位置に農作業機の被連結部をそれぞれ合わせる間隔で形成することは困難である。 【0004】したがって、支柱の複数の取付孔のうちから選択した位置の取付孔及び農作業機の支持部に連結ピンを挿通してスタンド装置にて農作業機を地上に持上げた状態に支持しても、この農作業機の被連結部とトラクタの連結部との位置が上下に位置ずれし、この農作業機の被連結部をトラクタの連結部に連結できないことがあるという問題がある。 【0005】本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、トラクタの連結部に農作業機の被連結部を連結するとき、トラクタの連結部の位置に農作業機の被連結部の位置を位置合わせ可能にした農作業機用スタンド装置を提供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の農作業機用スタンド装置は、トラクタの連結部に連結される被連結部を備えた農作業機を地上に持上げた状態に支持して移動するスタンド装置において、前記スタンド装置は、スタンド本体と、このスタンド本体に回転自在に設けられた接地輪と、前記スタンド本体に設けられ前記農作業機に設けられた支持部を支持する支柱と、前記トラクタの連結部に前記農作業機の被連結部を位置合わせ可能に前記支柱の上下位置を調節する支柱調節手段とを有し、前記スタンド本体は、前記支柱を支持する支柱支持筒部を有し、前記支柱は、前記支柱支持筒部に上下動可能に嵌合し、前記支柱調節手段は、前記スタンド本体に回動可能に設けられ前記支柱に形成された雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を有し前記支柱の上下位置を調節する調節杆と、この調節杆を回動操作する操作部とを有するものである。 【0007】そして、スタンド装置の支柱にて農作業機を地上に持上げた状態に支持し、この農作業機の被連結部とトラクタの連結部との位置が上下に位置ずれしているときは、操作部を操作することにより調節杆が回動され、この調節杆の雄ねじ部及びこの雄ねじ部に螺合した雌ねじ部により支柱が支柱支持筒部にて支持された状態でスムーズに上下動され、この支柱にて農作業機が上下動される。 【0008】したがって、調節杆にて支柱の上下位置が調節されることにより、この支柱にて支持部が支持された農作業機の被連結部がトラクタの連結部の位置に簡単に位置合わせされる。そして、スタンド装置にて農作業機をトラクタの連結部に向かって移動することにより、この農作業機の被連結部がトラクタの連結部に確実に連結される。 【0009】請求項2記載の農作業機用スタンド装置は、トラクタの連結部に連結される被連結部を備えた農作業機を地上に持上げた状態に支持して移動するスタンド装置において、前記スタンド装置は、スタンド本体と、このスタンド本体に回転自在に設けられた接地輪と、前記スタンド本体に設けられ前記農作業機に設けられた支持部を支持する支柱と、前記トラクタの連結部に前記農作業機の被連結部を位置合わせ可能に前記支柱の上下位置を調節する支柱調節手段とを有し、前記スタンド本体は、前記接地輪を設けた移動側本体部と、この移動側本体部上に上下動可能に設けられ前記支柱を設けた可動側本体部とを有し、前記支柱調節手段は、前記移動側本体部上に前記可動側本体部を上下動可能に支持し調節杆により上下方向に回動されるリンク機構を備え、このリンク機構の回動により前記可動側本体部に設けた前記支柱の上下位置を調節するものである。 【0010】そして、スタンド装置の支柱にて農作業機を地上に持上げた状態に支持し、この農作業機の被連結部とトラクタの連結部との位置が上下に位置ずれしているときは、調節杆を操作することによりリンク機構が上下方向に回動され、このリンク機構にて可動側本体部が上下動され、この可動側本体部に設けた支柱が上下動され、この支柱にて農作業機が上下動される。 【0011】したがって、調節杆により回動されるリンク機構にて可動側本体部を上下動してこの可動側本体部に設けた支柱を上下動調節することにより、この支柱にて支持部が支持された農作業機の被連結部がトラクタの連結部の位置に簡単に位置合わせされる。そして、スタンド装置にて農作業機をトラクタの連結部に向かって移動することにより、この農作業機の被連結部がトラクタの連結部に確実に連結される。 【0012】請求項3記載の農作業機用スタンド装置は、請求項2記載の農作業機用スタンド装置において、支柱調節手段は、リンク機構を回動させるジャッキを備え、このジャッキの作動により可動側本体部に設けた支柱の上下位置を調節するものである。 【0013】そして、ジャッキの作動によりリンク機構が上下方向に回動され、このリンク機構にて可動側本体部が上下動されるとともに、この可動側本体部に設けた支柱が上下動され、この支柱にて農作業機が上下動される。 【0014】したがって、ジャッキにより可動側本体部を上下動してこの可動側本体部に設けた支柱を上下動調節することにより、この支柱にて支持部が支持された農作業機の被連結部がトラクタの連結部の位置に簡単に位置合わせされる。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。 【0016】図1及び図2に示す第1の実施の形態において、1はスタンド装置で、このスタンド装置1は、スタンド本体2と、このスタンド本体2に回転自在に設けられた接地輪3と、前記スタンド本体2に設けられ後述する農作業機に設けられた支持部を支持する支柱4と、この支柱4の上下位置を調節する支柱調節手段5とを有している。 【0017】そして、前記スタンド本体2は、長手方向に伸長した基盤6を有し、この基盤6上にこの基盤6を補強する角柱状の補強部材7が固定されている。また、前記スタンド本体2は、前記補強部材7の一端側に位置して前記基盤6上に中空の支柱支持筒部8を有し、この支柱支持筒部8は、下端部が前記基盤6及び前記補強部材7の一端にて固定され上端部が前記補強部材7上に固定された支持部材9にて固定されて前記基盤6上に垂直状に一体に立設されている。前記支柱支持筒部8は、上面を開口した嵌合孔10を有する中空の角筒体11に形成されている。 【0018】また、前記接地輪3は、前記基盤6の長さ方向の両端部にそれぞれ回転自在に設けられ、これら接地輪3は、前記基盤6の長さ方向の両端部にそれぞれ回転自在に軸支された旋回体12と、この旋回体12に回転自在に軸架された車輪13とを有するキャスター14にて形成されている。このキャスター14は、車輪13の回転を必要に応じて固定する図示しないブレーキを備えている。 【0019】また、前記支柱4は、前記支柱支持筒部8の嵌合孔10内に上下動可能に嵌合され、下端部にこの支柱4内の中空部15に連通する雌ねじ部16が形成され、上部にこの支柱4の上下方向に間隔をおいてこの支柱4の径方向の複数の取付孔17がそれぞれ形成されている。前記支柱4は、前記支柱支持筒部8の角筒体11の嵌合孔10内に上下動可能に嵌合する上下方向の角柱体18にて形成されている。 【0020】つぎに、前記支柱調節手段5は、前記スタンド本体2に回動可能に設けられ前記支柱4に形成された雌ねじ部16に螺合する雄ねじ部19を有し前記支柱4の上下位置を調節する調節杆20と、この調節杆20を回動操作する操作部としての操作ハンドル21とを有している。 【0021】そして、前記調節杆20は、この調節杆20の基端側に前記支柱支持筒部8内に位置して前記基盤6に形成された挿通孔22内に回転自在に挿通された挿通軸部23を有し、この挿通軸部23の上下に前記挿通孔22の開口縁部を挟持する状態でこの挿通孔22の開口縁部に摺動可能に当接した前記基盤6の上側のフランジ24及び調節杆20を操作する前記基盤6の下側の操作部25がそれぞれ固定されている。 【0022】また、前記上下のフランジ24と操作部25とは前記挿通孔22の孔径より大径に形成され、この上下のフランジ24及び操作部25にて前記調節杆20が前記支柱支持筒部8内に突出された状態で上下動することなく定位置で回動操作されるようになっている。 【0023】また、前記調節杆20の雄ねじ部19は、前記フランジ24から先端部に向かって調節杆20の周面に形成されている。そして、この調節杆20の雄ねじ部19が前記支柱4の雌ねじ部16に螺合され、この調節杆20の回動により雄ねじ部19及び雌ねじ部16にて前記支柱4の上下位置が調節されるようになっている。 【0024】また、前記操作ハンドル21は、棒状に形成され、前記調節杆20の操作部25に形成された挿通孔26内に進退可能に挿通されている。そして、この操作ハンドル21にて前記調節杆20を回動操作する際に、この操作ハンドル21が接地輪3に当接するときは、この操作ハンドル21を挿通孔26に対して進退して接地輪3を避けながら回動操作するようになっている。また、前記調節杆20を回動操作するときは、操作部25を直接回動操作するようにしてもよい。したがって、前記調節杆20は、操作ハンドル21または操作部25のいずれかにより回動操作するようになっている。 【0025】つぎに、27はトラクタで、このトラクタ27は図示しないトラクタ本体に複数の連結部28をそれぞれ有している。この複数の連結部28は、トラクタ本体の両側部すなわち左右に固定された連結部28と、この左右の連結部28間の上方に位置してトラクタ本体に設けられた上部の連結部28とからなっている。 【0026】そして、前記左右の連結部28は、トラクタ27の進行方向に対して後側を開口した略U字形状の左右のヒッチ29にてそれぞれ形成され、この左右のヒッチ29は後述する被連結部の連結を抜止めするヒッチ29に対して着脱自在の止めピン30を有している。また、前記上部の連結部28は、トラクタ本体に設けられたリフトアーム31の先端部に形成されている。 【0027】つぎに、32は農作業機で、この農作業機32は、作業機本体33と、この作業機本体33に設けられたロータリー耕耘体等の第1の作業機器34と、前記作業機本体33に設けられた整地体等の第2の作業機器35とを有している。 【0028】そして、前記作業機本体33は、前記トラクタ27の複数の連結部28に連結される複数の被連結部36をそれぞれ備えている。この複数の被連結部36は、前記トラクタ27の左右の連結部28にそれぞれ連結される両側部すなわち左右の被連結部36と、前記トラクタ27の上部の連結部28に連結される上部の被連結部36とからなっている。 【0029】また、前記左右の被連結部36は、前記作業機本体33の左右にこの作業機本体33の進行方向に向かって一体に突設された左右の連結アーム37の先端部にそれぞれ固定されている。また、前記上部の被連結部36は、前記左右の連結アーム37の基端側上部に固定されている。 【0030】そして、前記左右の被連結部36は、前記トラクタ27の左右の連結部28のヒッチ29に着脱可能に嵌合される連結ピン38にてそれぞれ形成され、前記上部の被連結部36は、前記トラクタ27の上部の連結部28に着脱可能に連結される連結ピン39にて形成されている。なお、図中40は入力軸のカバー体である。 【0031】また、前記作業機本体33は、前記左右の連結アーム37の下方に位置して両側部すなわち左右に前記支柱4に支持される支持部41がそれぞれ設けられ、この左右の支持部41は、前記作業機本体33の左右にこの作業機本体33の進行方向に向かって一体に突設された左右の支持板42にそれぞれ固定されている。 【0032】前記左右の支持部41は、前記支柱4を上下動可能に挿通した中空筒状のホルダー43にてそれぞれ形成され、これらホルダー43の径方向に前記支柱4の各取付孔17のうちの選択した一つの取付孔17が連通する係止孔44が形成されている。 【0033】そして、前記支柱4の各取付孔17のうちの選択した一つの取付孔17及び前記係止孔44にこれらに挿脱可能な固定ピン45を挿入することにより、この固定ピン45にて支柱4に左右の支持部41がそれぞれ連結固定されて支持されるようになっている。 【0034】また、前記支柱4の各取付孔17は、いずれも前記スタンド装置1にて前記農作業機32を地上に持上げた状態に支持する位置にそれぞれ支柱4に形成され、最下部の取付孔17に挿入した固定ピン45にて支柱4に支持部41を支持しても農作業機32の第1及び第2の作業機器34,35が地上に持上げた状態に支持されるようになっている。そして、前記スタンド装置1は前記農作業機32を地上に持上げた状態に支持して移動するようになっている。 【0035】前記トラクタ27は複数の連結部28すなわち3点連結部28を有し、前記農作業機32は前記トラクタ27の3点連結部28に連結する複数の被連結部36すなわち3点被連結部36を有しているが、前記スタンド装置1にて地上に持上げた状態に支持して移動される農作業機32とトラクタ27とは、少なくとも農作業機32の左右の被連結部36をトラクタ27の左右の連結部28に同時に連結するようになっている。 【0036】つぎに、前記第1の実施の形態の作用を説明する。 【0037】農作業機32の左右にスタンド装置1をそれぞれ配置し、この農作業機32を地上に持上げ、この農作業機32の左右の支持部41内に左右のスタンド本体2の支柱4をそれぞれ挿通し、これら支柱4の選択した一つの取付孔17及びこの取付孔17に連通した支持部41の係止孔44に固定ピン45をそれぞれ挿入し、これら固定ピン45にて左右の支柱4に左右の支持部41がそれぞれ連結固定されることにより、左右のスタンド装置1にて農作業機32が地上に持上げた状態で支持される。 【0038】また、農作業機32を地上に持上げた状態に支持した左右のスタンド装置1を各接地輪3にてトラクタ27に向かって移動することにより、この左右のスタンド装置1の支柱4に支持された農作業機32の左右の被連結部36がトラクタ27の左右の連結部28にそれぞれ連結される。 【0039】すなわち、トラクタ27の左右のヒッチ29に農作業機32の左右の連結ピン38がそれぞれ嵌合され、これら左右のヒッチ29に止めピン30を装着することにより、左右のヒッチ29に左右の連結ピン38がそれぞれ抜止めされた状態に連結される。また、トラクタ27の上部のリフトアーム31の先端部の連結部28に農作業機32の上部の連結ピン39が連結される。 【0040】そして、農作業機32の左右の連結ピン38をトラクタ27の左右のヒッチ29に連結するとき、農作業機32の左右の連結ピン38とトラクタ27の左右のヒッチ29との位置が上下に位置ずれして、農作業機32の左右の連結ピン38をトラクタ27の左右のヒッチ29に連結できない状態の場合は、支柱調節手段5により農作業機32の左右の支持部41を支持した支柱4を上下動してこれら支柱4の上下位置をそれぞれ調節することにより、これら支柱4にて農作業機32が上下動される。 【0041】すなわち、支柱調節手段5の操作ハンドル21を回動操作することにより調節杆20が回動され、この調節杆20の雄ねじ部19及びこの雄ねじ部19に螺合した雌ねじ部16により支柱4が支柱支持筒部8にて支持された状態でスムーズに上下動され、この支柱4にて農作業機32が上下動される。 【0042】したがって、操作ハンドル21により回動操作される調節杆20にて支柱4の上下位置が調節されることにより、この支柱4にて支持部41が支持された農作業機32の左右の連結ピン38がトラクタ27の左右のヒッチ29の位置にそれぞれ簡単に位置合わせされる。そして、左右のスタンド装置1にて農作業機32を地上に持上げた状態に支持してトラクタ27に向かって移動することにより、この農作業機32の左右の連結ピン38がトラクタ27の左右のヒッチ29にそれぞれ確実に連結される。 【0043】そして、左右のスタンド装置1にて各種農作業機32を地上に持上げた状態に支持してトラクタ27に向かって移動し、支柱4の上下位置の調節により、これら農作業機32の左右の連結ピン38の位置を各種トラクタ27の左右のヒッチ29の位置に合わせることにより、各種農作業機32の左右の連結ピン38が各種トラクタ27の左右のヒッチ29にそれぞれ確実に連結される。 【0044】したがって、トラクタ27の左右のヒッチ29の上下の位置がトラクタ27の機種によって相違しても、各種トラクタ27の左右のヒッチ29に各種農作業機32の左右の連結ピン38がそれぞれ確実に連結される。 【0045】また、操作ハンドル21により調節杆20を回動操作するとき、この操作ハンドル21が接地輪3に当接する場合は、この操作ハンドル21を調節杆20の操作部25に対して進退して接地輪3を避けながら回動操作することにより、この操作ハンドル21にて調節杆20を容易に回動操作することができる。 【0046】また、支柱4の雌ねじ部16に螺合した雄ねじ部19を有する調節杆20により支柱4の上下位置を調節することにより、支柱4の上下位置を無段階に調節することができ、各種トラクタ27の左右のヒッチ29の位置に各種農作業機32の左右の連結ピン38の位置を正確に位置合わせすることができる。 【0047】つぎに、図3乃至図7に示す第2の実施の形態について説明する。 【0048】この第2の実施の形態において、スタンド装置1のスタンド本体46は、接地輪47を回転自在に設けた移動側本体部48と、この移動側本体部48上に上下動可能に設けられ支柱49を設けた可動側本体部50とを有している。 【0049】そして、前記接地輪47を回転自在に設けた移動側本体部48は、図3乃至図5に示すように、長手方向に伸長した基盤51を有し、この基盤51の一端部及び他端近傍部にこの基盤51の幅方向の両側縁部から一対の取付片52がそれぞれ相対して上方に向かって一体に突出され、これら取付片52の上端部に取付孔53がそれぞれ形成されている。 【0050】また、前記基盤51の一端近傍部及び他端部の下面に円盤状の接地輪取付盤54がそれぞれ固定され、これら接地輪取付盤54に前記接地輪47がそれぞれ回転自在に設けられている。これら接地輪47は前記第1の実施の形態の場合と同様にキャスター14にて形成されている。 【0051】また、前記支柱49を設けた可動側本体部50は、長手方向に伸長した断面略コ字形状の本体部材55を有し、この本体部材55の相対する側板56の両端部に取付孔57がそれぞれ形成されている。また、前記本体部材55は上面に複数のボルト・ナット59にて固定された支柱固定板58を有し、この支柱固定板58は一端部に上方に向かって突出した板状の支柱支持部60を有している。 【0052】さらに、前記可動側本体部50に設けた前記支柱49は、図3及び図4に示すように、前記本体部材55の上面に固定した支柱固定板58上に水平状に固定された支柱脚部49a を有し、この支柱脚部49a から連続して上方に向かって突出されている。そして、前記支柱49の下側に前記支柱支持部60が当接され、この支柱支持部60にて前記支柱49が支持されている。 【0053】また、第2の実施の形態において、支柱調節手段5は、図4及び図5に示すように、前記移動側本体部48上に前記可動側本体部50を上下方向に回動自在に支持し調節杆61により上下方向に回動されるリンク機構62を備え、このリンク機構62の回動により前記可動側本体部50に設けた前記支柱49の上下位置を調節する構成になっている。 【0054】そして、前記調節杆61は、基端部にこの調節杆61を回動操作するハンドル部63を有するとともに、この基端側周面に軸方向の雄ねじ部64を有し、先端部に嵌合孔65を形成した軸支部66を有し、前記嵌合孔65に抜止めピン67が嵌合されるようになっている。 【0055】また、前記リンク機構62は、前記移動側本体部48の両端側と前記可動側本体部50の両端側との間にそれぞれ配置する一対のリンク68と、これら一対のリンク68を前記移動側本体部48の両端側と前記可動側本体部50の両端側とにそれぞれ回動自在に軸支する支軸69と、前記移動側本体部48の両端側と前記可動側本体部50の両端側との間に配置する一対のリンク68間に前記調節杆61を回動自在に支持する一組の支持体70とを備えている。 【0056】そして、前記一対のリンク68は、一端部に前記移動側本体部48の一対の取付片52に形成した取付孔53に連通する連通孔71がそれぞれ形成され、他端部に前記可動側本体部50に形成した取付孔57に連通する連通孔72がそれぞれ形成されている。 【0057】また、前記一組の支持体70は、ブロック状の本体73を有し、この本体73の両側面に互いに反対方向に向かって突出した孔挿入軸部74がそれぞれ一体に形成されている。そして、前記一組の支持体70のうち、一方の支持体70の本体73の中心部に前記調節杆61の雄ねじ部64を螺合して回動自在に挿通した雌ねじ孔75が形成され、他方の支持体70の本体73の中心部に前記調節杆61の先端部を回動自在に挿通した挿通孔76が形成されている。 【0058】そして、前記移動側本体部48の一端側の一対の取付片52の取付孔53と前記一対のリンク68の一端部の連通孔71とに前記支軸69を挿通して一対の取付片52に一対のリンク68の一端部が回動自在に軸支されている。また、この一対のリンク68の他端部間に一方の支持体70を配置し、この一対のリンク68の他端部の連通孔72内に一方の支持体70の両側の孔挿入軸部74を挿通するとともに、この一方の支持体70の両側の孔挿入軸部74を、前記可動側本体部50の一端側の取付孔57内に挿通してこの一対のリンク68の他端部が回動自在に軸支されている。 【0059】また、前記移動側本体部48の他端側の一対のリンク68の一端部間に他方の支持体70を配置し、この一対のリンク68の一端部の連通孔71内に他方の支持体70の両側の孔挿入軸部74を挿通するとともに、この他方の支持体70の両側の孔挿入軸部74を、前記移動側本体部48の他端側の一対の取付片52の取付孔53内に挿通してこの一対の取付片52に一対のリンク68の一端部が回動自在に軸支されている。 【0060】また、前記移動側本体部48の他端側の一対のリンク68の他端部の連通孔72と前記可動側本体部50の他端側の取付孔57とに前記支軸69を挿通してこの一対のリンク68の他端部が回動自在に軸支されている。 【0061】さらに、前記他方の支持体70の挿通孔76に挿通した前記調節杆61の先端部の軸支部66の嵌合孔65内に抜止めピン67を嵌合し、この抜止めピン67にて他方の支持体70から前記調節杆61の先端部が抜止めされている。 【0062】そして、前記スタンド本体46は、前記移動側本体部48と、前記可動側本体部50と、前記移動側本体部48と可動側本体部50との両端部間に回動自在に軸支した前記一対のリンク68とにより略平行四辺形状に形成され、この略平行四辺形状の対角位置に前記調節杆61が回動自在に軸支されている。 【0063】さらに、この第2の実施の形態において、前記第1の実施の形態の構成と同一構成について前記第1の実施の形態の説明に用いた符号を加入して説明を省略する。 【0064】つぎに、前記第2の実施の形態の作用を説明する。 【0065】左右のスタンド装置1の支柱49にて農作業機32を地上に持上げた状態に支持し、この農作業機32の左右の被連結部36とトラクタ27の左右の連結部28との位置が上下に位置ずれしているときは、調節杆61のハンドル部63にて調節杆61を回動操作することによりリンク機構62が上下方向に回動され、このリンク機構62にて可動側本体部50が上下動され、この可動側本体部50に設けた支柱49が上下動され、この支柱49にて農作業機32が上下動される。 【0066】すなわち、調節杆61を回動操作することにより、この調節杆61の雄ねじ部64に沿ってこの雄ねじ部64に螺合した雌ねじ孔75を有する一方の支持体70が進退され、この一方の支持体70の両側面の孔挿入軸部74にて可動側本体部50の一端側が一方の支持体70の進退方向に連動される。 【0067】また、この可動側本体部50が連動されると、この可動側本体部50にてこの可動側本体部50の一端部の一対のリンク68が移動側本体部48の一端部の支軸69を中心として、この可動側本体部50の他端側の一対のリンク68が移動側本体部48の他端側の支軸69を中心として、それぞれ上下方向に回動される。 【0068】そして、これら一対のリンク68にて可動側本体部50が図7に示すように略水平状に上下動され、この可動側本体部50に設けた支柱49が上下動され、この支柱49にて農作業機32が上下動される。 【0069】したがって、調節杆61により回動されるリンク機構62にて可動側本体部50を上下動してこの可動側本体部50に設けた支柱49を上下動調節することにより、この支柱49にて支持部41が支持された農作業機32の左右の被連結部36がトラクタ27の左右の連結部28の位置に簡単に位置合わせされる。そして、左右のスタンド装置1にて農作業機32をトラクタ27の左右の連結部28に向かって移動することにより、この農作業機32の左右の被連結部36がトラクタ27の左右の連結部28にそれぞれ確実に連結される。 【0070】そして、左右のスタンド装置1にて各種農作業機32を地上に持上げた状態に支持してトラクタ27に向かって移動し、左右の支柱49の上下位置の調節により、これら農作業機32の左右の被連結部36の位置を各種トラクタ27の左右の連結部28の位置に合わせることにより、各種農作業機32の左右の被連結部36が各種トラクタ27の左右の連結部28にそれぞれ確実に連結される。 【0071】したがって、トラクタ27の左右の連結部28の上下の位置がトラクタ27の機種によって相違しても、各種トラクタ27の左右の連結部28に各種農作業機32の左右の被連結部36がそれぞれ確実に連結される。 【0072】つぎに、図8に示す第3の実施の形態について説明する。 【0073】この第3の実施の形態は、前記第2の実施の形態において、前記支柱調節手段5の他の実施の形態を示すものである。 【0074】この第3の実施の形態の支柱調節手段5は、前記リンク機構62を回動させるジャッキとしての油圧ジャッキ77を備え、この油圧ジャッキ77の作動により前記可動側本体部50に設けた前記支柱49の上下位置を調節する構成になっている。 【0075】すなわち、この第3の実施の形態の支柱調節手段5は、前記第2の実施の形態と同様にスタンド本体46は、前記移動側本体部48と、前記可動側本体部50と、前記移動側本体部48と可動側本体部50との両端部間に回動自在に軸支した前記リンク機構62の一対のリンク68とにより略平行四辺形状に形成されている。 【0076】また、前記油圧ジャッキ77は、図示しない油圧ポンプと、この油圧ポンプから圧油を供給される油圧シリンダ78と、この油圧シリンダ78を作動させ前記可動側本体部50をジャッキアップするジャッキアップ手段79とを備えている。 【0077】そして、前記油圧シリンダ78は、シリンダ本体80と、このシリンダ本体80に進退可能に設けられたピストンロッド81とを有し、このピストンロッド81の先端部が、前記移動側本体部48と前記可動側本体部50との一端部間の一対のリンク68の他端部と前記可動側本体部50の一端部とを回動可能に軸支した支軸82に回動可能に軸支されている。 【0078】また、前記シリンダ本体80の基端部が、前記移動側本体部48と前記可動側本体部50との他端部間の一対のリンク68の一端部と前記移動側本体部48の他端部とを回動可能に軸支した支軸83に回動可能に軸支されている。すなわち、前記油圧シリンダ78は、この油圧シリンダ78の両端部が前記スタンド本体46の略平行四辺形状の対角位置に回動可能に軸支されている。 【0079】また、この第3の実施の形態において、前記第1及び第2の実施の形態の構成と同一構成については第1及び第2の実施の形態の説明に用いた符号を加入して説明を省略する。 【0080】つぎに、前記第3の実施の形態の作用を説明する。 【0081】左右のスタンド装置1の支柱49にて農作業機32を地上に持上げた状態に支持し、この農作業機32の左右の被連結部36とトラクタ27の左右の連結部28との位置が上下に位置ずれしているときは、油圧ジャッキ77の油圧シリンダ78のピストンロッド81が進退されると、リンク機構62が上下方向に回動され、このリンク機構62にて可動側本体部50が上下動されるとともに、この可動側本体部50に設けた支柱49が上下動され、この支柱49にて農作業機32が上下動される。 【0082】すなわち、油圧シリンダ78のピストンロッド81が進退されると、このピストンロッド81の先端部にて一対のリンク68の一端部が移動側本体部48の一端部の支軸69を中心として上下方向に回動されるとともに、この一対のリンク68の他端部の支軸82にて可動側本体部50の一端側が上下動される。 【0083】また、この可動側本体部50が支軸82に連動されて上下動されると、この可動側本体部50の他端部の一対のリンク68が移動側本体部48の他端部の支軸83を中心として上下方向に回動され、この可動側本体部50の他端側が上下動される。そして、移動側本体部48と可動側本体部50との両端部間の一対のリンク68にて可動側本体部50が前記第2の実施の形態の場合と同様に略水平状に上下動され、この可動側本体部50に設けた支柱49が上下動され、この支柱49にて農作業機32が上下動される。 【0084】したがって、油圧ジャッキ77の油圧シリンダ78により可動側本体部50を上下動してこの可動側本体部50に設けた支柱49を上下動調節することにより、この支柱49にて支持部41が支持された農作業機32の左右の被連結部36がトラクタ27の連結部28の位置に簡単に位置合わせされる。そして、左右のスタンド装置1にて農作業機32をトラクタ27の左右の連結部28に向かって移動することにより、この農作業機32の左右の被連結部36がトラクタ27の左右の連結部28にそれぞれ確実に連結される。 【0085】そして、左右のスタンド装置1にて各種農作業機32を地上に持上げた状態に支持してトラクタ27に向かって移動し、左右の支柱49の上下位置の調節により、これら農作業機32の左右の被連結部36の位置を各種トラクタ27の左右の連結部28の位置に合わせることにより、各種農作業機32の左右の被連結部36が各種トラクタ27の左右の連結部28にそれぞれ確実に連結される。 【0086】したがって、トラクタ27の左右の連結部28の上下の位置がトラクタ27の機種によって相違しても、各種トラクタ27の左右の連結部28に各種農作業機32の左右の被連結部36がそれぞれ確実に連結される。 【0087】つぎに、前記第1乃至第3の実施の形態において、左右のスタンド装置1の支柱49にて農作業機32を地上に持上げた状態に支持し、この農作業機32の左右の被連結部36とトラクタ27の左右の連結部28との位置が上下に位置ずれしているときとは、農作業機32の左右の被連結部36とトラクタ27の左右の連結部28とが共に上下に位置ずれしている場合の外に、たとえば、左右のスタンド装置1の接地輪3が接地する接地面が傾斜している状態で、左右の被連結部36と左右の連結部28とのうち、一方側の被連結部36と一方側の連結部28とが上下に位置ずれしている場合も意味している。 【0088】つぎに、前記第1乃至第3の実施の形態では、前記トラクタ27は複数の連結部28すなわち3点連結部28を有し、前記農作業機32は前記トラクタ27の3点連結部28に連結する複数の被連結部36すなわち3点被連結部36を有し、前記スタンド装置1にて地上に持上げた状態に支持して移動される農作業機32とトラクタ27とは、少なくとも農作業機32の左右の被連結部36をトラクタ27の左右の連結部28に同時に連結する場合について説明したが、これに限らず、トラクタ27と農作業機32との連結は、トラクタ27側の3点連結部28に農作業機32側の3点被連結部36を連結するようにしてもよい。 【0089】また、トラクタ27と農作業機32とを連結するとき、トラクタ27側の3点連結部28にトラクタ27のPTO軸の出力を伝達する動力伝達軸の出力端部を加えた4点連結部28に、農作業機32側の3点被連結部36に入力軸を加えた4点被連結部36を連結するようにしてもよい。 【0090】つぎに、前記第2及び第3の実施の形態では、前記移動側本体部48上に前記可動側本体部50を上下動可能に支持するリンク機構62は、前記移動側本体部48と前記可動側本体部50との両端部間にそれぞれ上下方向に回動自在に軸支した2枚の一対のリンク68を有する場合について説明したが、これに限らず、リンク機構62は、調節杆61または油圧ジャッキ77にて上下方向に回動され、前記可動側本体部50に設けた支柱49の上下位置を調節できる構成であればよい。 【0091】この場合は、たとえば、前記移動側本体部48と前記可動側本体部50との両端部間にそれぞれ設けるリンク機構62の一対のリンク68は、互いの基端部を支軸にて回動可能に軸支した第1のリンクと第2のリンクとにより構成し、この第1のリンクの先端部を前記移動側本体部48の両端部にそれぞれ回動可能に軸支し、前記第2のリンクの先端部を前記可動側本体部50の両端部にそれぞれ回動可能に軸支する。 【0092】また、前記移動側本体部48と前記可動側本体部50との両端部間にそれぞれ設けた第1のリンクと第2のリンクとの基端部間にこの第1のリンクと第2のリンクとを上下方向に回動させる前記調節杆61または油圧ジャッキ77を掛け渡す。 【0093】そして、この調節杆61または油圧ジャッキ77にて前記移動側本体部48と前記可動側本体部50との両端部間の第1のリンクと第2のリンクとをそれぞれ上下方向に回動させ、前記可動側本体部50に設けた支柱49の上下位置を調節するようにしてもよい。 【0094】また、前記第1の実施の形態では、支柱4はスタンド本体2上に略垂直状に上下動可能に立設する場合について説明し、これに限らず、支柱4はスタンド本体2上に傾斜した状態で上下動可能に立設してもよい。また、前記第2及び第3の実施の形態では、支柱49は前記可動側本体部50上に固定された支柱脚部49a を有して立設され支柱支持部60に支持され傾斜した状態に図示しているが、これに限らず、支柱49は前記可動側本体部50上に略垂直状に一体に立設固定してもよい。すなわち、前記支柱4,49は、農作業機32を地上に持上げた状態に安定して支持できる構成であればよい。 【0095】さらに、前記各実施の形態では、スタンド本体2,46に一本の支柱4,49を立設する場合について説明したが、これに限らず、スタンド本体2,46の両側部に農作業機32の両側部の支持部41をそれぞれ支持する支柱4,49を立設するようにしてもよい。 【0096】この場合、スタンド本体2,46の両側部の支柱4,49は、農作業機32の両側部の支持部41の間隔に合わせて間隔調節可能にスタンド本体2,46の両側部に立設するようにするとよい。この実施の形態のときも、前記各実施の形態の場合と同様に支柱調節手段5にて各支柱4,49の上下位置を調節するようにする。 【0097】このように構成することにより、スタンド本体2,46の両側部の支柱4,49の間隔を各種農作業機32の両側部の支持部41の間隔に合わせて間隔調節でき、これら両側部の支柱4,49にて各種農作業機32の両側部の支持部41を支持して各種農作業機32を地上に持上げた状態に確実に支持でき、この各種農作業機32の複数の被連結部36をトラクタ27の複数の連結部28の位置に位置合わせできる。 【0098】さらに、前記各実施の形態では、スタンド装置1の支柱49にて各種農作業機32を地上に持上げた状態に支持するとき、各種農作業機32の両側部にスタンド装置1をそれぞれ配置し、これらスタンド装置1の支柱49にて各種農作業機32の両側部の支持部41をそれぞれ支持する場合について説明したが、これに限らず、各種農作業機32の支持部41が一か所の場合は、この支持部41をスタンド装置1の支柱49にて支持する。 【0099】したがって、本発明のスタンド装置1は、スタンド本体2,46を有し、このスタンド本体2,46に接地輪3,47が回転自在に設けられ、前記スタンド本体2,46に農作業機32に設けられた支持部41を支持する支柱4,49が設けられ、トラクタ27の連結部28に前記農作業機32の被連結部36を位置合わせ可能に前記支柱4,49の上下位置を調節する支柱調節手段5が設けられた構成であればよい。 【0100】 【発明の効果】請求項1の発明によれば、支柱調節手段にてスタンド装置の支柱を上下動調節することにより、この支柱にて支持部を支持した農作業機の被連結部をトラクタの連結部の位置に簡単に位置合わせすることができ、このとき、支柱調節手段の調節杆の回動操作で調節杆の雄ねじ部及びこの雄ねじ部を螺合した雌ねじ部により支柱を上下動するので、農作業機の被連結部をトラクタの連結部に連結する位置に確実に位置合わせすることができ、また、支柱支持筒部にて支持された状態で支柱の上下位置をスムーズに調節することができ、支柱を上下に微調節することができ、この支柱支持筒部にて支柱を確実に支持することができる。 【0101】したがって、各種の農作業機を地上に持上げた状態に支持して移動し、これら農作業機の被連結部を各種トラクタの連結部に位置合わせして確実に連結することができ、汎用性の高い農作業機用スタンド装置を提供することができる。 【0102】請求項2の発明によれば、支柱調節手段にてスタンド装置の支柱を上下動調節することにより、この支柱にて支持部を支持した農作業機の被連結部をトラクタの連結部の位置に簡単に位置合わせすることができ、このとき、支柱調節手段の調節杆により回動されるリンク機構にて可動側本体部を上下動してこの可動側本体部に設けた支柱を上下動調節するので、農作業機の被連結部をトラクタの連結部に連結する位置に確実に位置合わせすることができ、また、調節杆により回動されるリンク機構にて可動側本体部に設けた支柱を上下動調節するので、この支柱を上下動調節する構成が簡単である。 【0103】したがって、各種の農作業機を地上に持上げた状態に支持して移動し、これら農作業機の被連結部を各種トラクタの連結部に位置合わせして確実に連結することができ、汎用性の高い農作業機用スタンド装置を提供することができる。 【0104】請求項3の発明によれば、請求項2の発明の効果に加え、ジャッキにて可動側本体部を上下動してこの可動側本体部の支柱を上下動調節することにより、この支柱にて支持部が支持された農作業機の被連結部がトラクタの連結部の位置に簡単に位置合わせすることができ、人手により支柱を上下動調節する操作を必要とせず労力を軽減することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000188009 【氏名又は名称】松山株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年3月25日(1999.3.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062764 【弁理士】 【氏名又は名称】樺澤 襄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−270604(P2000−270604A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月3日(2000.10.3) |
| 【出願番号】 |
特願平11−82212 |
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