| 【発明の名称】 |
ロータリ耕耘装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】平野 隆司
【氏名】島田 卓之
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| 【要約】 |
【課題】ダストカバーを、耕耘軸に対して傾斜して設けたクロスロータ等に取り付けられた偏心爪に近接させるまで外径を大きく形成することにより草や藁の巻付を防止する。
【解決手段】草や藁等の巻き付きを防止するためのダストカバー43を、耕耘軸31に対して傾斜して設けたクロスロータ35等に固設され、偏心爪42a等の耕耘爪が装着される爪ホルダー37aに直接取り付け、該ダストカバー43を爪ホルダー37aの略先端部まで延設した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 センタードライブ式に構成したロータリ耕耘装置において、草や藁等の巻き付きを防止するためのダストカバーを、耕耘爪が装着される爪ホルダーに直接取り付け、該ダストカバーを爪ホルダーの略先端部まで延設したことを特徴とするロータリ耕耘装置。 【請求項2】 センタードライブ式に構成したロータリ耕耘装置において、草や藁等の巻き付きを防止するためのダストカバーを、正面視にて、耕耘軸に対して傾斜して設けたクロスロータに装着される偏心爪の回転軌跡内に近接して配置し、該ダストカバーを偏心爪が装着される爪ホルダーの略先端部まで延設したことを特徴とするロータリ耕耘装置。 【請求項3】 センタードライブ式に構成したロータリ耕耘装置において、耕耘軸と該耕耘軸に対して傾斜して設けたクロスロータとを一体的に回転可能に連結するための駆動ピンを、該クロスロータ外周部に固設したステーにロールピンを介して位置固定し、該駆動ピンとステーとの間に弾性部材を介装したことを特徴とするロータリ耕耘装置。 【請求項4】 センタードライブ式に構成したロータリ耕耘装置において、正面視で同一回転位置に位置する、耕耘爪を装着するための爪ホルダーを複数設け、該複数の爪ホルダーを、側面視で互いに略等間隔に配置したことを特徴とするロータリ耕耘装置。 【請求項5】 センタードライブ式に構成したロータリ耕耘装置において、耕耘軸に対して傾斜して設けたクロスロータの先端部を覆う、ダストカバーの表面若しくは裏面、又は、表面及び裏面の両方に、環状突起を形成したことを特徴とするロータリ耕耘装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はトラクタ等に装着されるセンタードライブ式のロータリ耕耘装置であって、特に、耕耘軸に対して傾斜して設けられるクロスロータ部分の構成に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、トラクタ等に装着されるロータリ耕耘装置は公知であり、左右中央部にチェーンケースを配置して駆動力を耕耘軸へ伝達するように構成したセンタードライブ式のロータリ耕耘装置がある。このセンタードライブ式のロータリ耕耘装置においては、チェーンケース下方に残耕ができることを防止するため、チェーンケースに隣接する爪軸を、耕耘軸に対して傾斜して設けるクロスロータとし、該クロスロータに装着した耕耘爪によりチェーンケース下方を耕耘するようにしている。 【0003】例えば、図6に示すセンタードライブ式のロータリ耕耘装置62においては、耕耘軸81の左右中央部にスプロケット82が固設されており、該スプロケット82に巻回される、チェーンケース80内のチェーン83によって耕耘軸81が回転駆動されている。該チェーンケース80に隣接して、耕耘軸81に対して傾斜して設けられる爪軸であるクロスロータ85が配置され、該クロスロータ85の外側方向には、耕耘軸81と同軸に設けられる爪軸84が配置されている。そして、クロスロータ85には、耕耘軸81の半径方向に対して傾斜状の複数の爪ホルダー87を固設しており、各爪ホルダー87に、それぞれ偏心爪92及び途中に内向きの曲折部92’aを有する偏心爪92’を装着している。クロスロータ85より外側の耕耘軸81上に設けた爪軸84上には、耕耘軸81の半径方向外側に突出する複数の爪ホルダー86を固設し、各爪ホルダー86に耕耘爪91が装着されている。また、クロスロータ85は、チェーンケース80に取付固定された固定部85aと、耕耘軸81と一体的に回転する駆動部85cと、図示されないピンによって駆動部85cと一体的に連結されるロータ部85bとで構成されている。そして、該クロスロータ85や偏心爪92等に草や藁が巻き付くことを防止するために、固定部85aにダストカバー94を取り付けるとともに、ロータ部85bにダストカバー93を取り付けていた。さらに、クロスロータ85の先端部には、該先端部を覆うダストカバー95を取り付けていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、耕耘軸81の半径方向におけるロータ部85bから偏心爪92・92’までの距離(ロータ部85bから偏心爪92’の曲折部92’aまでの距離)は大きく、この間の偏心爪92・92’(爪ホルダー87)をロータ部85bに固設したダストカバー93にて覆うべく、該ダストカバー93を耕耘軸81の半径方向に拡張するには、強度的に問題がある。そのため、ダストカバー93の半径方向の大きさは小さく抑えざるを得ず、即ち、偏心爪92・92’(偏心爪92’の場合、曲折部92’a)に近接させるまで外径を大きく形成することができず、その分、ダストカバーから外側の偏心爪92・92’(爪ホルダー87)の露出部分が大きくなり、草や藁の巻付防止効果が小さかった。また、クロスロータ85の固定部85aに取り付けたダストカバー94も外径が小さく、該クロスロータ85に装着される偏心爪92から離れた位置に取り付けられていたので、草や藁の巻付防止効果が小さかった。また、クロスロータ85の駆動部85cとロータ部85bとを一体的に連結するピンは、その先端がロータ部85b内に埋没して外部へ突出していなかったので、分解整備時等に抜きにくくて作業に手間がかかる原因となっていた。また、クロスロータ85に固設される爪ホルダー87・87’は、互いに側面視で点対称となる位置に配置されていなかったので、回転バランスをとることが困難であった。また、クロスロータ85の先端部に取り付けられるダストカバー95は、該クロスロータ85と爪軸84とに挟持されるような格好で取り付けられているが、該ダストカバー95の表面及び裏面の平面度を高精度に確保したり、面圧を大きく確保することが困難で、高いシール性を得ることができなかった。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような課題を解決するために、次のような手段を用いる。即ち、請求項1においては、センタードライブ式に構成したロータリ耕耘装置において、草や藁等の巻き付きを防止するためのダストカバーを、耕耘爪が装着される爪ホルダーに直接取り付け、該ダストカバーを爪ホルダーの略先端部まで延設した。 【0006】また、請求項2においては、センタードライブ式に構成したロータリ耕耘装置において、草や藁等の巻き付きを防止するためのダストカバーを、正面視にて、耕耘軸に対して傾斜して設けたクロスロータに装着される偏心爪の回転軌跡内に近接して配置し、該ダストカバーを偏心爪が装着される爪ホルダーの略先端部まで延設した。 【0007】また、請求項3においては、センタードライブ式に構成したロータリ耕耘装置において、耕耘軸と該耕耘軸に対して傾斜して設けたクロスロータとを一体的に回転可能に連結するための駆動ピンを、該クロスロータ外周部に固設したステーにロールピンを介して位置固定し、該駆動ピンとステーとの間に弾性部材を介装した。 【0008】また、請求項4においては、センタードライブ式に構成したロータリ耕耘装置において、正面視で同一回転位置に位置する、耕耘爪を装着するための爪ホルダーを複数設け、該複数の爪ホルダーを、側面視で互いに略等間隔に配置した。 【0009】また、請求項5においては、センタードライブ式に構成したロータリ耕耘装置において、耕耘軸に対して傾斜して設けたクロスロータの先端部を覆う、ダストカバーの表面若しくは裏面、又は表面及び裏面の両方に、環状突起を形成した。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明の解決すべき課題及び手段は以上の如くであり、次に添付の図面に示した本発明の一実施例を説明する。図1は本発明のロータリ耕耘装置を装着したトラクタを示す全体側面図、図2はロータリ耕耘装置のクロスロータ部を示す正面断面図、図3は同じく側面図、図4は駆動ピンの位置固定部分を示す平面図、図5はロータリ耕耘装置のクロスロータ先端部に取り付けられたダストカバーを示す正面断面図、図6は従来のロータリ耕耘装置のクロスロータ部を示す正面断面図である。 【0011】まず、本発明のロータリ耕耘装置を装着したトラクタの概略構成について説明する。図1に示すトラクタ18は、エンジンフレーム15に前輪13を懸架するとともに、ミッションケース10に後輪14を懸架して、該ミッションケース10の上方にシート16を配置し、該シート16の前方にステアリングハンドル17を配設している。該トラクタ18の後端部には、アッパリンク19とロアリンク20・20等とで構成される3点リンク式の作業機装着装置21を設け、該作業機装着装置21にロータリ耕耘装置12を着脱可能に装着している。該ロータリ耕耘装置12は、左右略中央部に設けられたチェーンケース30によってエンジンからの駆動力が伝達され、これによりチェーンケース30から左右両側に延設される耕耘軸31が回転駆動されるようにしたセンタードライブ式のロータリ耕耘装置に構成されている。 【0012】次に、ロータリ耕耘装置12について説明する。図2に示すように、ロータリ耕耘装置12においては、耕耘軸31の左右略中央部にスプロケット32が固設されており、該スプロケット32に巻回される、チェーンケース30内のチェーン33によって耕耘軸31が回転駆動されている。耕耘軸31には、爪軸としてのクロスロータ35がチェーンケース30に隣接して設けられ、該耕耘軸31に対して傾斜して配置されている。該クロスロータ85には、内側に爪ホルダー37a・37aが、外側に爪ホルダー37b・37bが固設されており、該爪ホルダー37aには、クロスロータ35の半径方向外側へ向かって突出する、即ち、耕耘軸31の垂直方向に対して傾斜して設けられる耕耘爪である偏心爪42aが、爪ホルダー37bには、同じく偏心爪42bが装着されている。該爪ホルダー37a・37aは、正面視において同一回転位置に位置しており、同じく爪ホルダー37b・37bも、正面視において同一回転位置に位置している。 【0013】前記クロスロータ35は、外側ヘ進むに従って下方へ向かう方向に傾斜して配置されており、該クロスロータ35の半径方向外側へ向かって突出する偏心爪42a・42bは、下方へ進むに従って内側へ向かう方向に傾斜して装着されている。なお、偏心爪42aは、爪ホルダー37aに装着した状態で爪ホルダー37aの先端より内向きクランク状に曲折している。以上の如く、偏心爪42a・42bを、耕耘軸31の垂直方向に対して傾斜して装着することにより、チェーンケース30の下方を耕耘可能として、残耕ができることを防止している。 【0014】また、クロスロータ35の外側方向には、耕耘軸31と同軸に設けられる爪軸34が配置されており、該爪軸34には爪ホルダー36・36が固設されて、該爪ホルダー36には、耕耘軸31の半径方向外側へ突出する耕耘爪41が装着されている。 【0015】前記クロスロータ35は、チェーンケース30に取付固定された固定部35aと、耕耘軸31とスプライン嵌合されて一体的に回転する駆動部35cと、連結ピン46により該駆動部35cと一体的に連結される連結部35dと、駆動ピン47により該連結部35dと一体的に連結されるロータ部35bとで構成されており、耕耘軸31の回転に伴ってロータ部35bが回転駆動されるように構成している。該ロータ部35bと駆動部35cとの間には撓みシール部材49が介装されている。 【0016】そして、クロスロータ35の固定部35aには、略皿形状に形成され、該クロスロータ35や偏心爪42等に草や藁が巻き付くことを防止するためのダストカバー44が取り付けられ、ロータ部35bには、同じくダストカバー43が取り付けられている。さらに、クロスロータ35の先端部(外側端部)には、略皿形状に形成され、該先端部を覆うダストカバー45が取り付けられている。 【0017】ダストカバー43は、例えば、溶接等の手段によって爪ホルダー37aの内側側面に取り付けられており、該ダストカバー43の周縁部43aは爪ホルダー37aの略先端部まで延設して外径を大きく構成し、偏心爪42aの曲折部に近接させている。また、ダストカバー44は、例えば、クロスロータ35の固定部35aを延設して一体状に形成したものであり、ボルトによりチェーンケース30の基部に締止している。該ダストカバー44の周縁部44aは爪ホルダー37aの略先端部まで延設して外径を大きく構成し、偏心爪42aの曲折部に近接させている。そして、ダストカバー44の周縁部44aは、正面視において、偏心爪42aの回転軌跡の範囲D内に位置するように配置されている。 【0018】このように、ダストカバー43を爪ホルダー37aに取り付けるとともに、該ダストカバー43の周縁部43aを爪ホルダー37aの略先端部まで延設して外径を大きく構成することにより、ダストカバー43の強度を確保しつつ、その周縁部43aを偏心爪42aの内向き曲折部に近接させることができ、草や藁の巻付防止効果を高めて十分な効果を得ることが可能となる。また、ダストカバー44の周縁部44aを爪ホルダー37aの略先端部まで延設して外径を大きく構成して偏心爪42aの曲折部に近接させるとともに、その周縁部44aが偏心爪42aの回転軌跡(即ち、偏心爪42aの曲折部の回転軌跡)の範囲D内に位置するように配置することにより、草や藁の巻付防止効果を高めて十分な効果を得ることが可能となる。 【0019】図3に示すように、駆動部35cと連結部35dとを一体的に連結する前記連結ピン46は、本例の場合2箇所に設けられており、互いに等間隔で配置されている。同じく、連結部35dとロータ部35bとを一体的に連結する駆動ピン47は、本例の場合2箇所に設けられており、互いに等間隔で配置されている。即ち、駆動ピン47・47は、それぞれ略180度対称となるように配置されているのである。このように、該連結ピン46と駆動ピン47とによって、駆動部35c、連結部35d、及び、ロータ部35bを一体的に連結することにより、耕耘軸31の回転に伴って、偏心爪42a・42bが回転駆動するように構成しているのである。 【0020】また、図3、図4に示すように、駆動ピン47はロータ部35bの外周から半径方向外側に突出しており、その突出した先端部がロールピン52を介してロータ部35b外周部に固設されたステー51に位置固定されている。即ち、ロールピン52をステー51と駆動ピン47とに貫通させ、該駆動ピン47が外側へ抜け出さないように係止しているのである。そして、ステー51と駆動ピン47との間にゴム状部材や合成樹脂部材等の弾性部材53を介装して、該ステー51と弾性部材53とを、及び、該駆動ピン47と弾性部材53とを当接させている。 【0021】このように、駆動ピン47をロータ部35bの外周部に突出させ、ロータ部35b外周部に固設したステー51にロールピン52を介して位置固定することにより、ロータリ耕耘装置12の分解整備時等に、ロールピン52を駆動ピン47から抜き去ると、該駆動ピン47を、突出部分を把握してロータ部35bから容易に抜き去ることができるので、分解整備性の向上を図ることができる。 【0022】また、ステー51と駆動ピン47との間に弾性部材53を介装することにより、ステー51と駆動ピン47との間で発生する振動や騒音を吸収して防止することができる。さらに、ステー51と駆動ピン47との間に水分が侵入して残留することを防いで防錆効果を奏することができるとともに、ステー51と駆動ピン47との摩擦による磨耗を防止することが可能となる。 【0023】また、図3に示すように、偏心爪42aを装着する爪ホルダー37aは、本例の場合、2箇所に設けられており、互いに略等間隔で配置されている。即ち、爪ホルダー37a・37aは、それぞれ略180度対称となるように配置されている。同じく、偏心爪42bを装着する爪ホルダー37bは、本例の場合、2箇所に設けられており、互いに略等間隔で配置されている。即ち、爪ホルダー37b・37bは、それぞれ略180度対称となるように配置されている。尚、爪ホルダー37aと爪ホルダー37bとの配置位置には相関関係はなく、互いに任意の位置に配置することができる。また、爪ホルダー37a・37bは3箇所以上に設けることも可能であり、例えば、3箇所に設けた場合は、それぞれが略120度間隔で配置されることとなる。 【0024】このように、正面視で同一回転位置に位置する複数の爪ホルダー37a・37a、及び、爪ホルダー37a・37bを、側面視において互いに略等間隔で配置することにより、偏心爪42a・42a及び偏心爪42b・42bをバランス良く配置してクロスロータ35に装着することができ、偏心爪42a・42bを円滑に回転駆動することが可能となる。また、爪ホルダー37a・37aに溶接等で取り付けられているダストカバー43の取付位置を略等間隔に配置することができ、該ダストカバー43を精度良く取り付けることが可能となる。 【0025】また、図5に示すように、クロスロータ35の先端部に取り付けられるダストカバー45は、クロスロータ35の駆動部35cと爪軸34とに挟持されるような格好で取り付けられている。この挟持部分におけるダストカバー45の表面である外側面、及び、裏面である内側面に環状突起45aを形成している。この環状突起45aは、ダストカバー45の表面又は裏面のどちらか一方のみに形成することも可能であり、表面に形成した環状突起45aと、裏面に形成した環状突起45aとの径の大きさには、互いに相関関係はなく、両環状突起45a・45aの径は任意に決定することができる。 【0026】ダストカバー45の表面側に形成された環状突起45aは、爪軸34の内側端面に圧接しており、ダストカバー45の裏面側に形成された環状突起45aはクロスロータ35の駆動部35cや撓みシール49の部分の外側端面に圧接している。このように、ダストカバー45に環状突起45aを形成することにより、該ダストカバー45の、爪軸34やクロスロータ35との接触圧力を高めることができる。従って、ダストカバー45と爪軸34やクロスロータ35との間にOリング等のシール部材を別に設けることなく、該ダストカバー45のシール性を向上することができる。 【0027】 【発明の効果】本発明は、以上のように構成したことにより、次のような効果が得られる。即ち、請求項1記載の如く、ダストカバーを爪ホルダーに直接取り付け、該ダストカバーを、耕耘爪が装着される爪ホルダーの略先端部まで延設したので、ダストカバーの強度を確保しつつ、その周縁部を耕耘爪に近接させることができ、草や藁の巻付防止効果を高めて十分な効果を得ることが可能となる。 【0028】さらに、請求項2記載の如く、ダストカバーを、正面視にてクロスロータに装着される偏心爪の回転軌跡内に近接して配置し、該ダストカバーを偏心爪が装着される爪ホルダーの略先端部まで延設したので、該ダストカバーの外径を大きく構成して偏心爪に近接させることができ、草や藁の巻付防止効果を高めて十分な効果を得ることが可能となる。 【0029】さらに、請求項3記載の如く、耕耘軸とクロスロータとを一体的に回転可能に連結するための駆動ピンを、該クロスロータ外周部に固設したステーにロールピンを介して位置固定したので、ロータリ耕耘装置の分解整備時等に、ロールピンを駆動ピンから抜き去ると、該駆動ピンをクロスロータから容易に抜き去ることができるので、分解整備性の向上を図ることができる。また、駆動ピンとステーとの間に弾性部材を介装することにより、該ステーと駆動ピンとの間で発生する振動や騒音を吸収して防止することができる。さらに、ステーと駆動ピンとの間に水分が侵入して残留することを防いで防錆効果を奏することができるとともに、ステーと駆動ピンとの摩擦による磨耗を防止することが可能となる。 【0030】さらに、請求項4記載の如く、正面視で同一回転位置に位置する爪ホルダーを複数設け、該複数の爪ホルダーを、側面視で互いに略等間隔に配置したので、該爪ホルダーに装着される耕耘爪をバランス良く配置してクロスロータに取り付けることができ、耕耘爪を円滑に回転駆動することが可能となる。また、爪ホルダーに溶接等で取り付けられているダストカバーの取付位置を略等間隔に配置することができ、該ダストカバーを精度良く取り付けることが可能となる。 【0031】さらに、請求項5記載の如く、クロスロータの先端部を覆うダストカバーの表面若しくは裏面、又は、表面及び裏面の両方に、環状突起を形成したので、ダストカバーの、爪軸やクロスロータとの接触圧力を高めることができる。従って、ダストカバーと、爪軸やクロスロータとの間にOリング等のシール部材を別に設けることなく、該ダストカバーのシール性を向上することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006781 【氏名又は名称】ヤンマーディーゼル株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年10月30日(1998.10.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080621 【弁理士】 【氏名又は名称】矢野 寿一郎
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| 【公開番号】 |
特開2000−135002(P2000−135002A) |
| 【公開日】 |
平成12年5月16日(2000.5.16) |
| 【出願番号】 |
特願平10−310418 |
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