| 【発明の名称】 |
ロータリ耕耘装置の巻付防止装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】涌田 毅
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| 【要約】 |
【課題】農業用作業車の後方に装着するロータリ耕耘装置において、小型で構造簡単にして、耕耘作業中に草類を切断し、耕耘爪軸への巻付を防止すると共に、左右端部の耕耘爪の爪取付けホルダへの取付作業を容易にする。
【解決手段】農業用作業車1の後方に装着するロータリ耕耘装置3において、耕耘爪軸13の左右両端部の爪取付ホルダ13a,13bに、該爪取付ホルダ13a,13bの取付用のナットと一体成形された草類巻付防止用の草切り体26を取付け、該草切り体26の外端26bを前記耕耘爪軸13を支持している軸受ホルダ14,18の外周に延設してなるように構成した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 農業用作業車の後方に装着するロータリ耕耘装置において、耕耘爪軸の左右両端部の爪取付ホルダに、該爪取付ホルダの取付用のナットと一体成形された草類巻付防止用の草切り体を取付け、該草切り体の外端を前記耕耘爪軸を支持している軸受けホルダの外周に延設してなる、ことを特徴とするロータリ耕耘装置の巻付防止装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、農業用作業車の後方に装着するロータリ耕耘装置に係り、詳しくは、耕耘爪を、耕耘爪軸の左右両端部の爪取付けホルダに取付ける、取付ナットに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ロータリ耕耘装置の巻付防止装置は、爪取付けホルダに耕耘爪と共付けしたものは、既に知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来、既に知られている、爪取付けホルダに耕耘爪と共付けした、ロータリ耕耘装置の巻付防止装置は、耕耘爪と共付けするために、取付け作業が困難で、かつ、取付ボルト、ナットが耕耘撹拌された耕耘土中に露出するため、緩み易い欠点があった。また、耕耘爪軸の左右両端部の爪取付けホルダは狭い空間であるため、取付ナットの取付けが操作しにくかった。 【0004】そこで、本発明は、構造簡単にして、確実に草類を切断し、爪軸への巻付を防止すると共に、左右端部の耕耘爪の爪取付けホルダへの取付作業を容易にすることを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、農業用作業車(1)の後方に装着するロータリ耕耘装置(3)において、耕耘爪軸(13)の左右両端部の爪取付ホルダ(13a),(13b)に、該爪取付ホルダ(13a),(13b)の取付用のナットと一体成形された草類巻付防止用の草切り体(26)を取付け、該草切り体(26)の外端(26b)を前記耕耘爪軸(13)を支持している軸受ホルダ(14),(18)の外周に延設してなることにより、上述の課題を解決した。 【0006】(作用)上記構造に基づき、農業用作業車(1)が前進しながら、ロータリ耕耘装置(3)で耕耘作業をすると、耕耘爪軸(13)が回転し、それに伴い、草切り爪(26)も軸受ホルダ(14),(18)の外周に沿って回転する。 【0007】固定された軸受ホルダ(14),(18)の外周を草切り爪(26)の草切り部(26b)の外端が回転するため、耕耘爪軸(13)に巻付こうとする草・藁等が切断され、草・藁等の耕耘爪軸(13)への巻付きを防止する。 【0008】また、耕耘爪(12)を爪取付ホルダ(13a),(13b)に装着する際、メインカバー(22)の側板(22b)との間の狭い空間でも、草切り部(26b)の外端を手で保持しながら草切り爪(26)を六角孔(13c),(13d)に挿入できるので、締結の緩みがなく、着脱が容易になった。 【0009】なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照するものであるが、何ら本発明の構成を限定するものではない。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実施の形態例について説明する。 【0011】図1において、農用トラクタ1の後方の3点リンクに装着したオートヒッチ2には、ロータリ耕耘装置3上部に固設されたトップマスト4が係合し、下部の3点リンクと共に、ロータリ耕耘装置3を支持している。 【0012】ロータリ耕耘装置3は、図2に示すように、農用トラクタ1本体後部の動力取出軸からロータリ耕耘装置3側の中央部のギヤケース5内の歯車に動力を受け、左端のチェンケース10内のチェンによって耕耘爪軸13を駆動している。 【0013】ギヤケース5の上部には、図1に示すように、ブーメラン形状の前記トップマスト4が固設され、後方上部には尾輪や畦立器を支持するためのツールバー6を上下調整するネジ式の調節装置7を軸支するマスト部が設けられている。 【0014】ギヤケース5の両側面に左右1対のアーム8及び9が固設され、その左端には前記チェンケース10が固設され、右端にはコの字形のサイドプレート11が固設されている。 【0015】耕耘爪12を嵌装する爪取付ホルダを多数固設した耕耘爪軸13は、図2に示すように、前記チェンケース10下部に固定した軸受ホルダ14のベアリング15及び16に支持されたシャフト17と、右端のサイドプレート11下部に固定した軸受ホルダ18のベアリング19に支持されたシャフト20とに、ボルト21でそれぞれ固定されている。 【0016】一方、耕耘爪軸13を覆うメインカバー22は、円弧状の天板22aと両側面の扇状の側板22bで構成され、前記両端の軸受ホルダ14及び18に設けたメタル23を介して押え板24及びボルト25で、回動可能に軸受ホルダ14及び18に固定されている。 【0017】また、メインカバー22の後部には、リヤカバー28が回動自在に軸着されている。 【0018】耕耘爪軸13の左右両端の爪取付ホルダ13a及び13bには、図2,図3,図4及び図5に示すように、耕耘爪12を嵌装するために、それぞれの爪取付ホルダ13a及び13bの内側には丸孔が、外側には六角孔13c及び13dが設けられ、耕耘爪12を爪取付ホルダ13a及び13bに挿入後、内側からボルト27を挿入し、前記六角孔13c及び13dに係合しているナット兼用の草切り爪26で締結する。 【0019】草切り爪26は、図3,図4及び図5に示すように、ナット部26aと外側にL字状に屈折した草切り部26bとが一体に成形され、草切り部26bの外端は、前記軸受ホルダ14及び18の外周に延設している。 【0020】次に本実施の形態例の作用について説明する。 【0021】上記構造に基づき、農用トラクタ1が前進しながら、ロータリ耕耘装置3で耕耘作業をすると、耕耘爪軸13が回転し、それに伴い、耕耘爪軸13に固着した爪取付ホルダ13a及び13bの六角孔13c及び13dに係合した草切り爪26も軸受ホルダ14及び18の外周に沿って回転する。 【0022】固定された軸受ホルダ14及び18の外周を僅かの隙間をもって草切り爪26の外端が回転するため、耕耘爪軸13に巻付こうとする草・藁等が切断され、草・藁等の耕耘爪軸13への巻付きを防止する。 【0023】また、耕耘爪12を爪取付ホルダ13a及び13bに装着する際、メインカバー22の側板22bとの間の狭い空間でも、草切り部26bの外端を手で保持しながら草切り爪26を爪取付ホルダ13a及び13bの六角孔13c及び13dに挿入できるので、締結の緩みがなく、着脱が容易になった。 【0024】更に、草切り爪26自体、小さい部品で構成されているので、構造が簡単であるばかりでなく、耕耘爪軸13が高速で回転しても回転バランスに影響が少なく、耕耘作業中の振動が少ない。 【0025】 【発明の効果】本発明は、農業用作業車の後方に装着するロータリ耕耘装置において、耕耘爪軸の左右両端部の爪取付ホルダに、該爪取付ホルダの取付用のナットと一体成形された草類巻付防止用の草切り体を取付け、該草切り体の外端を前記耕耘爪軸を支持している軸受けホルダの外周に延設してなることにより、構造簡単にして、確実に草類を切断し、爪軸への巻付を防止すると共に、左右端部の耕耘爪の爪取付けホルダへの取付作業を容易にすることができた。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001878 【氏名又は名称】三菱農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年9月17日(1998.9.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082337 【弁理士】 【氏名又は名称】近島 一夫
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| 【公開番号】 |
特開2000−83406(P2000−83406A) |
| 【公開日】 |
平成12年3月28日(2000.3.28) |
| 【出願番号】 |
特願平10−263272 |
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