| 【発明の名称】 |
土壌改良用エアレ―ション装置に使用するタイン構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】小林 光春
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| 【要約】 |
【課題】一操作でタイン本体を着脱でき、しかも連結強度も十分に確保でき、更に部品点数も削減できるようにする。
【解決手段】タイン本体1と、土壌改良用エアレーション装置のタインホルダ部に取り付けられ前記タイン本体1の上部に挿嵌連結若しくは被嵌連結する取付部3と、前記タイン本体1と前記取付部3との嵌合連結部4の側方から着脱自在に差し込み係止して前記嵌合連結部4の脱却を防止する係止ピン5とから構成し、前記係止ピン5を、前記タイン本体1と前記取付部3とに連通状態に設けた差し込み孔に挿通する挿通杆部7と、この挿通杆部7と並設され前記タイン本体1と前記取付部3との嵌合連結部4に抱持係止する屈曲弾性を有する抱持部8とから構成して、この抱持部8の屈曲弾性に抗して前記挿通杆部7を前記差し込み孔に挿通することでこの抱持部8が前記嵌合連結部4に抱持係止するように構成したタイン構造。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 タイン本体と、土壌改良用エアレーション装置のタインホルダ部に取り付けられ前記タイン本体の上部に挿嵌連結若しくは被嵌連結する取付部と、前記タイン本体と前記取付部との嵌合連結部の側方から着脱自在に差し込み係止して前記嵌合連結部の脱却を防止する係止ピンとから構成し、前記係止ピンを、前記タイン本体と前記取付部とに連通状態に設けた差し込み孔に挿通する挿通杆部と、この挿通杆部と並設され前記タイン本体と前記取付部との嵌合連結部に抱持係止する屈曲弾性を有する抱持部とから構成して、この抱持部の屈曲弾性に抗して前記挿通杆部を前記差し込み孔に挿通することでこの抱持部が前記嵌合連結部に抱持係止するように構成したことを特徴とする土壌改良用エアレーション装置に使用するタイン構造。 【請求項2】 パイプ状であって側面開口部を有するサイドオープンタイプのタイン本体と、土壌改良用エアレーション装置のタインホルダ部に着脱自在に取り付けられ前記タイン本体の上部開口部に挿嵌連結する杆状の取付部と、前記タイン本体と前記取付部との嵌合連結部の側方から着脱自在に差し込み係止して前記嵌合連結部の脱却を防止する係止ピンとから構成し、前記係止ピンを、前記タイン本体と前記取付部とに連通状態に設けた差し込み孔に挿通するピン状の挿通杆部と、この挿通杆部と並設され前記タイン本体と前記取付部との嵌合連結部に抱持係止する屈曲弾性を有する湾曲ピン状の抱持部とから構成して、この抱持部の屈曲弾性に抗して抱持部と前記挿通杆部との間隔を押し広げてこの挿通杆部を前記差し込み孔に挿通することで、この押し広げられた抱持部が復帰して前記嵌合連結部に抱持状態となり前記挿通杆部が抜け止め係止されるように構成したことを特徴とする請求項1記載の土壌改良用エアレーション装置に使用するタイン構造。 【請求項3】 一本の線材を折り返し折曲して前記挿通杆部と前記抱持部とを形成し前記係止ピンをスナップピン若しくはだるまピン状に形成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の土壌改良用エアレーション装置に使用するタイン構造。 【請求項4】 タイン本体若しくはパイプ状であって側面開口部を有するサイドオープンタイプのタイン本体と、土壌改良用エアレーション装置のタインホルダ部に取り付けられ前記タイン本体の上部に挿嵌連結若しくは被嵌連結する取付部と、前記タイン本体と前記取付部との嵌合連結部の側方から着脱自在に差し込み係止して前記嵌合連結部の脱却を防止する係止ピンとから構成し、前記係止ピンを、前記タイン本体と前記取付部とに連通状態に設けた差し込み孔に挿通する挿通杆部と、この挿通杆部の差し込み基端に設けられた差し込み孔より径大な抜止杆部と、この挿通杆部の差し込み先端部に回動自在に枢着された係止杆部とから構成すると共に、この係止杆部は挿通杆部に対して傾斜若しくは直角となる状態に回動することで、この係止杆部の先端と基端の双方が挿通杆部の外周面よりも外方へ突出した状態となるように係止杆部の挿通杆部に対する枢着位置を設定し、この係止杆部を挿通杆部に沿った直線状に位置させて挿通杆部を前記差し込み孔に挿通し、係止杆部を挿通杆部に対して傾斜若しくは直角となる状態に回動することで挿通杆部が差し込み孔から抜脱不能状態となるように構成したことを特徴とする土壌改良用エアレーション装置に使用するタイン構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えばゴルフ場や公園などの芝面の土壌改良をし、芝の育成を図るための土壌改良用エアレーション装置に使用するタイン構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】土壌改良用のエアレーション装置は、例えば自走式の装置本体の後部に、上下方向に往復運動する多数本のタインを装着し、タインを芝面の土中に突き刺すことにより、多数の細穴を芝面に形成する。このタインは一般にパイプ材の先端部を肉薄にして円形の刃先を形成したパイプ状の刃物であって、土をタインの内径にしたがって、円筒状のコアとして地上に掘り上げることができ、また、芝面に形成される細穴は、雨水や空気を土中に浸透させるほか、施肥用の穴としても利用することができる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなタインは消耗が激しく、小型機であっても、10数本以上のタインを装着し、約半日乃至1日毎に新品と交換しなければならず、タインの交換を手際良くスピーディーに行う必要がある。 【0004】そこで、従来、例えば特開平10−33007号公報に示すようなタイン構造が提案されている。 【0005】このタイン構造は、装置本体のタインホルダ部に着脱自在に取り付ける取付部(ホールドピン)にパイプ状のサイドオープンタイプのタイン本体(サイドオープンタイン)を被嵌挿着する構成とし、この被嵌連結部のホールドピンとタインとに夫々差し込み孔を形成し、この差し込み孔に側方から脱却防止用の固定ピンを差し込み、更にこの固定ピンの差し込み貫通先端に脱却防止用のスプリングピン(スナップピン)を着脱自在に差し込み係止する構成としている。 【0006】このようなタイン構造とすることにより、タインの交換に際して、取り付けネジがない構造であるから単にピンの抜き差しによって着脱でき、タインの交換が容易に行えることとなる。 【0007】しかしながら、このようなタイン構造であっても、固定ピンを側方より差し込んだ後、更にスプリングピンを差し込まなければならず、交換における脱却操作が二操作必要であり、それだけまだまだ手際良くスピーディーにして簡単に交換が行えず、しかも部品点数も多く、コスト高となる。 【0008】本発明は、このような現状に鑑み、一操作でタインを着脱でき、場合によっては片手でタインを脱落させることも可能で、しかも連結強度も十分に確保でき、更に部品点数も削減できコストダウンを図れるなど極めて実用性に秀れた画期的な土壌改良用エアレーション装置に使用するタイン構造を提供することを目的としている。 【0009】 【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。 【0010】タイン本体1と、土壌改良用エアレーション装置のタインホルダ部2に取り付けられ前記タイン本体1の上部に挿嵌連結若しくは被嵌連結する取付部3と、前記タイン本体1と前記取付部3との嵌合連結部4の側方から着脱自在に差し込み係止して前記嵌合連結部4の脱却を防止する係止ピン5とから構成し、前記係止ピン5を、前記タイン本体1と前記取付部3とに連通状態に設けた差し込み孔6に挿通する挿通杆部7と、この挿通杆部7と並設され前記タイン本体1と前記取付部3との嵌合連結部4に抱持係止する屈曲弾性を有する抱持部8とから構成して、この抱持部8の屈曲弾性に抗して前記挿通杆部7を前記差し込み孔6に挿通することでこの抱持部8が前記嵌合連結部4に抱持係止するように構成したことを特徴とする土壌改良用エアレーション装置に使用するタイン構造に係るものである。 【0011】また、パイプ状であって側面開口部9を有するサイドオープンタイプのタイン本体1と、土壌改良用エアレーション装置のタインホルダ部2に着脱自在に取り付けられ前記タイン本体1の上部開口部に挿嵌連結する杆状の取付部3と、前記タイン本体1と前記取付部3との嵌合連結部4の側方から着脱自在に差し込み係止して前記嵌合連結部4の脱却を防止する係止ピン5とから構成し、前記係止ピン5を、前記タイン本体1と前記取付部3とに連通状態に設けた差し込み孔6に挿通するピン状の挿通杆部7と、この挿通杆部7と並設され前記タイン本体1と前記取付部3との嵌合連結部4に抱持係止する屈曲弾性を有する湾曲ピン状の抱持部8とから構成して、この抱持部8の屈曲弾性に抗して抱持部8と前記挿通杆部7との間隔を押し広げてこの挿通杆部7を前記差し込み孔6に挿通することで、この押し広げられた抱持部8が復帰して前記嵌合連結部4に抱持状態となり前記挿通杆部7が抜け止め係止されるように構成したことを特徴とする請求項1記載の土壌改良用エアレーション装置に使用するタイン構造に係るものである。 【0012】また、一本の線材を折り返し折曲して前記挿通杆部7と前記抱持部8とを形成し前記係止ピン5をスナップピン若しくはだるまピン状に形成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の土壌改良用エアレーション装置に使用するタイン構造に係るものである。 【0013】また、タイン本体1若しくはパイプ状であって側面開口部9を有するサイドオープンタイプのタイン本体1と、土壌改良用エアレーション装置のタインホルダ部2に取り付けられ前記タイン本体1の上部に挿嵌連結若しくは被嵌連結する取付部3と、前記タイン本体1と前記取付部3との嵌合連結部4の側方から着脱自在に差し込み係止して前記嵌合連結部4の脱却を防止する係止ピン5とから構成し、前記係止ピン5を、前記タイン本体1と前記取付部3とに連通状態に設けた差し込み孔6に挿通する挿通杆部7と、この挿通杆部7の差し込み基端に設けられた差し込み孔6より径大な抜止杆部10と、この挿通杆部7の差し込み先端部に回動自在に枢着された係止杆部11とから構成すると共に、この係止杆部11は挿通杆部7に対して傾斜若しくは直角となる状態に回動することで、この係止杆部11の先端と基端の双方が挿通杆部7の外周面よりも外方へ突出した状態となるように係止杆部11の挿通杆部7に対する枢着位置を設定し、この係止杆部11を挿通杆部7に沿った直線状に位置させて挿通杆部7を前記差し込み孔6に挿通し、係止杆部11を挿通杆部7に対して傾斜若しくは直角となる状態に回動することで挿通杆部7が差し込み孔6から抜脱不能状態となるように構成したことを特徴とする土壌改良用エアレーション装置に使用するタイン構造に係るものである。 【0014】 【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてその作用効果を示して簡単に説明する。 【0015】タイン本体1の交換装着にあっては、タインホルダ部2に取り付ける取付部3をタイン本体1の上部に嵌合連結した状態で、この嵌合連結部4の側方より係止ピン5の挿通杆部7を差し込み孔6に差し込む。 【0016】この差し込みに際して屈曲弾性に抗して挿通杆部7に対して押し広げられた抱持部8は、この差し込みによって弾性復帰し嵌合連結部4に抱持状態で係止し、係止ピン5(挿通杆部7)は抜け止め状態となる。 【0017】逆に脱着に際しては、抱持部8の屈曲弾性に抗して抱持部8を押し広げながら挿通杆部7を引っ張り、抱持部8による抱持係止を解除して、係止ピン5を引き抜く。これによりタイン本体1の自重若しくはタイン本体1を引き下げることで、タインホルダ部2に取付部3を取り付けたままでも、この取付部3からタイン本体1を取り外すことができる。 【0018】従って、タインホルダ部2に取付部3を着脱不能に固定しても良いが、タインホルダ部2に取付部3を着脱自在に取り付けた場合には、タインホルダ部2と取付部3とを取り外しても良いし、前述のように係止ピン5を引き抜く一操作(ワンタッチ操作)で、交換したいタイン本体1を手際良く簡単に取り外すことができる。 【0019】また、抱持部8を所定の屈曲弾性を有し、嵌合連結部4に外側より抱持係止する構成としたため、容易に抜き差し可能であると共に、十分な抜け止め係止作用を果たし、取り付け強度が十分に確保されるように容易に設計可能な構成となる。 【0020】また、請求項4記載の発明の場合を説明すると、タイン本体1の交換装着にあっては、タインホルダ部2に取り付ける取付部3をタイン本体1の上部に嵌合連結した状態で、この嵌合連結部4の側方より係止ピン5の挿通杆部7を、その先端の係止杆部11がこの挿通杆部7に沿った直線状となるように位置させた上で差し込み孔6に差し込む。 【0021】この差し込みの後、係止杆部11を挿通杆部7に対して傾斜若しくは直角となる状態に回動すると、この係止杆部11の先端と基端の双方が挿通杆部7の外周面より外方へ突出しているために、抜止杆部10側から挿通杆部7が引っ張られる方向に力が働いても、係止杆部11の先端と基端とが前記差し込み孔6の孔縁に係止することとなって抜け止め不能状態となり、また逆側への脱却に対しては差し込み孔6より径大な抜止杆部10が抜け止め作用を果たすために、係止ピン5(挿通杆部7)は抜け止め状態となる。 【0022】逆に脱着に際しては、係止杆部11を挿通杆部7に沿った直線状に位置させ、この係止杆部11による抜け止め係止を解除して係止ピン5を引き抜く。これによりタイン本体1の自重若しくはタイン本体1を引き下げることで、タインホルダ部2に取付部3を取り付けたままでも、この取付部3からタイン本体1を取り外すことができる。 【0023】従って、タインホルダ部2に取付部3を着脱不能に固定しても良いが、タインホルダ部2に取付部3を着脱自在に取り付けた場合には、タインホルダ部2と取付部3とを取り外しても良いし、前述のように単に係止杆部11を回動操作し挿通杆部7に沿った直線状に位置させて係止ピン5を引き抜く一操作(一連の操作)で、交換したいタイン本体1を手際良く簡単に取り外すことができる。 【0024】 【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。 【0025】図1〜図4は第一実施例を示している。 【0026】本実施例は、パイプ状であって側面開口部9を有するサイドオープンタイプのタイン本体1と、土壌改良用エアレーション装置のタインホルダ部2に着脱自在に取り付けられ前記タイン本体1の上部開口部に差し込み杆部を挿嵌連結する杆状の取付部3と、前記タイン本体1と前記取付部3との嵌合連結部4の側方から着脱自在に差し込み係止して前記嵌合連結部4の脱却を防止する係止ピン5とから構成し、前記係止ピン5を、前記タイン本体1と前記取付部3とに夫々連通状態に設けた差し込み孔6に挿通するピン状の挿通杆部7と、この挿通杆部7と並設され前記タイン本体1と前記取付部3との嵌合連結部4に抱持係止する屈曲弾性を有する湾曲ピン状の抱持部8とから構成して、この抱持部8の屈曲弾性に抗して抱持部8と前記挿通杆部7との間隔を押し広げてこの挿通杆部7を前記差し込み孔6に挿通することで、この押し広げられた抱持部8が復帰して前記嵌合連結部4に抱持状態となり前記挿通杆部7が抜け止め係止されるように構成している。 【0027】また、本実施例では、一本の線材を折り返し折曲して左右に前記挿通杆部7と前記抱持部8とを形成し、折曲基部が摘子部となるように前記係止ピン5を構成して、係止ピン5をいわゆるスナップピンに構成している。また、挿通杆部7の左右に抱持部8を形成してだるまピン状に構成しても良い。 【0028】また、本実施例では、挿通杆部7に割ピン状の被嵌ピン7Aを被嵌して挿通杆部7を太くし、差し込み孔6の孔径に応じて挿通杆部7の径を調整し、挿通杆部7の差し込み時のガタ付きや差し込み圧入具合を適当となるようにしている。 【0029】尚、本実施例では、杆状の取付部3の差し込み杆部の先端面を側面開口部9の基部の傾斜開口部と合致する傾斜先端面3Aとしている。 【0030】図5,図6は第二実施例を示している。 【0031】本実施例は、係止ピン5の構造が前記第一実施例と異なる場合を示しているもので、その他の構造は第一実施例と同様の符号を付すことで説明を省略する。 【0032】本実施例の係止ピン5は、前記タイン本体1と前記取付部3とに連通状態に設けた差し込み孔6に挿通する挿通杆部7と、この挿通杆部7の差し込み基端に設けられた差し込み孔6より径大な抜止杆部10と、この挿通杆部7の差し込み先端部に回動自在に枢着された係止杆部11とから構成している。 【0033】更に説明すると、挿通杆部7は、前記差し込み孔6の孔長さよりも長い長さ幅の丸棒状杆であって、且つ一側の先端が二股に先割れした割りピン形状のものを採用し、この挿通杆部7の基端部に段差を介して径大な円柱状の抜止杆部10を一体的に設けている。また、この抜止杆部10の外周面にはローレットを形成して抜止杆部10を操作し易くし、これによって差し込み孔6に対して挿通杆部7の抜き差し操作を容易に行えるようにしている。 【0034】この挿通杆部7の先割れ部7B間に長尺薄板状の係止杆部11を配設し、この係止杆部11の差し込み基端寄りの位置を先割れ部7B間に架設した軸12によって挿通杆部7に対して回動自在に軸着している。 【0035】また、この係止杆部11は、図6に示すように挿通杆部7に対して傾斜若しくは直角となる状態に回動することで、この係止杆部11の先端と基端の双方が挿通杆部7の外周面よりも外方へ突出した状態となるように係止杆部11の挿通杆部7に対する枢着位置を設定すると共に、この係止杆部11を挿通杆部7に対して直線状に位置させた際に、この係止杆部11の差し込み基端部が挿通杆部7の前記先割れ部7Bの割り溝の底部に当たらない枢着位置に設定して、挿通杆部7に対して係止杆部11を回動自在に設けている。 【0036】また、この係止杆部11は、差し込み先端部をR面取りすると共に、差し込み先端側が細る先細りに形成し、更に、横幅(板幅)を前記挿通杆部7の横幅よりも若干幅狭に設定して、前記差し込み孔6に対して挿通し易いように構成している。 【0037】従って、本実施例では、この係止杆部11を挿通杆部7に沿った直線状に位置させて挿通杆部7を前記差し込み孔6に挿通し、係止杆部11を挿通杆部7に対して傾斜若しくは直角となる状態に回動することで挿通杆部7が差し込み孔6から抜脱不能状態となり、逆に係止杆部11を挿通杆部7に沿った直線状に位置させて係止ピン5を引き抜けば、挿通杆部7を差し込み孔6から抜脱することができる構成としている。 【0038】また、本実施例のこの係止杆部11は、前記したように先割れ部7B間に係止杆部11を軸着する構成のために、この先割れ部7Bの割り溝によって係止杆部11の差し込み基端部の回動スペースを良好に確保できる構成である上、係止杆部11が挿通杆部7に対して直線状となる状態から挿通杆部7に対して直角となる状態を越えて回動させていくと、係止杆部11が先割れ部7Bの割り溝に係止して回動を規制されることになり、これにより無駄に係止杆部11が回動することによる操作上の不具合を生じないことになるなど秀れた作用効果を発揮する構成となる。また、この軸着構造は簡易に設計実現可能な構成であり、量産性に秀れ安価に構成可能となる。 【0039】尚、例えば、前記先割れ部7Bと係止杆部11とに摩擦抵抗が生じるように先割れ部7B間の間隔と係止杆部11の厚さとを設定するなどして挿通杆部7の先割れ部7Bと前記係止杆部11の枢着部に回動抵抗を付与させた構成としても良く、このように構成すれば、挿通杆部7を差し込み孔6に挿通する際に係止杆部11を挿通杆部7に対して直線状に位置決めさせておくことも、係止杆部11を挿通杆部7に対して傾斜若しくは直角状に位置決めさせておくこともできるので、差し込み孔6に挿通杆部7を挿通することも逆に挿脱することも容易にできるし、係止杆部11による挿通杆部7の抜止係止状態も一層良好に保持されることになる。 【0040】 【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、係止ピンを引き抜く一操作で、交換したいタイン本体を手際良く簡単に取り外せ、部品数を少なくできコストダウンを図れ、しかも抱持部を所定の屈曲弾性を有し、嵌合連結部に外側より抱持係止する構成としたため、容易に抜き差し可能であると共に、十分な抜け止め係止作用を果たし、取り付け強度が十分に確保されるように容易に設計可能な構成となるなど極めて実用性に秀れた画期的な土壌改良用エアレーション装置に使用するタイン構造となる。 【0041】また、請求項3記載の発明においては、簡易な構成で前記作用・効果を発揮する土壌改良用エアレーション装置に使用するタイン構造を容易に実現でき、一層着脱操作が簡単となると共に、十分な取り付け強度を有し、コストも一層低減可能な一層実用性に秀れたタイン構造となる。 【0042】また、請求項4記載の発明においては上述のように構成したから、係止杆部を回動させて係止ピンを引き抜く一操作(一連の操作)で、交換したいタイン本体を手際良く簡単に取り外せ、部品数を少なくできコストダウンを図れ、しかも係止杆部を回動自在に設けたために挿通杆部を容易に抜き差し可能であると共に、係止杆部は挿通杆部に対して傾斜若しくは直角となる状態に回動することで、この係止杆部の先端と基端の双方が挿通杆部の外周面よりも外方へ突出した状態となるように係止杆部の挿通杆部に対する枢着位置を設定しているから、係止状態において抜止杆部側から挿通杆部を引っ張っても、係止杆部の先端と基端とが、差し込み孔の孔縁に係止することとなって十分な抜け止め係止作用を果たし、取り付け強度が十分に確保されるように容易に設計可能な構成となるなど極めて実用性に秀れた画期的な土壌改良用エアレーション装置に使用するタイン構造となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390025955 【氏名又は名称】株式会社小林工具製作所
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| 【出願日】 |
平成11年5月12日(1999.5.12) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100091373 【弁理士】 【氏名又は名称】吉井 剛 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−60214(P2000−60214A) |
| 【公開日】 |
平成12年2月29日(2000.2.29) |
| 【出願番号】 |
特願平11−131380 |
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