| 【発明の名称】 |
作業機の操作装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉田 貞治
【氏名】森下 勇太郎
【氏名】柳原 克己
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| 【要約】 |
【課題】作業跡の端揃えの容易化を図れるようにする。
【解決手段】自走機体に対して対地作業装置を左右に移動させるアクチュエータ19を設け、前記対地作業装置の自走機体に対する左右位置を検出する位置センサ36を設け、基準の操作位置と左右移動用の操作位置とに保持可能な操作具31aを設け、この操作具31aが操作位置に操作されたとき操作位置に対応する左右移動範囲の所定位置に向かって対地作業装置が移動するように前記アクチュエータ19を作動させるとともにその後に対地作業装置が所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたときその所定位置に対地作業装置が停止するように前記アクチュエータ19の作動を停止させる制御装置41を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 自走機体に対地作業装置を左右に移動自在に連結し、この対地作業装置を左右に移動させるアクチュエータを設けてある作業機において、前記対地作業装置の自走機体に対する左右位置を検出する位置センサを設け、基準の操作位置と左右移動用の操作位置とに保持可能な操作具を設け、この操作具が操作位置に操作されたとき操作位置に対応する左右移動範囲の所定位置に向かって対地作業装置が移動するように前記アクチュエータを作動させるとともにその後に対地作業装置が所定位置に位置したことが位置センサで検出されたときその所定位置に対地作業装置が停止するように前記アクチュエータの作動を停止させる制御装置を設けてある作業機の操作装置。 【請求項2】 操作具の基準の操作位置に対応する所定位置からの対地作業装置の移動方向を選択する選択具を設け、操作具として、基準の操作位置から一方側へのみ操作可能なものを設け、制御装置として、前記操作具が左右移動用の操作位置に操作されたとき選択具で選択された方向に対地作業装置が移動するように前記アクチュエータを作動させるとともにその後に対地作業装置が所定位置に移動位置したときこの対地作業装置がその所定位置に停止するように前記アクチュエータの作動を停止させる装置を設けてある請求項1記載の作業機の操作装置。 【請求項3】 対地作業装置の移動速度を任意に設定する速度設定具を設け、制御装置として、操作具が操作位置に操作されたとき対地作業装置が速度設定具で設定された速度で移動するように前記アクチュエータを作動させる装置を設けてある請求項1又は2記載の作業機の操作装置。 【請求項4】 左右移動用の操作位置を複数個設定し、制御装置として、操作具が操作位置に操作されたとき操作位置に対応する左右移動範囲の所定位置に向かって対地作業装置が移動するように前記アクチュエータを作動させるとともにその後に対地作業装置が所定位置に位置したことが位置センサで検出されたときその所定位置に対地作業装置が停止するように前記アクチュエータの作動を停止させる装置を設けてある請求項1〜3のいずれかに1項に記載の作業機の操作装置。 【請求項5】 所定位置を任意に設定する位置設定具を設けてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業機の操作装置。 【請求項6】 自走機体に対地作業装置を左右に移動自在に連結し、この対地作業装置を左右に移動させるアクチュエータを設けてある作業機において、前記対地作業装置の自走機体に対する左右位置を検出する位置センサを設け、左右移動用の操作位置への操作を解除すると基準の操作位置に自動復帰する自動復帰型の操作具を設け、前記操作具が左右移動用の操作位置に操作されたとき移動用の操作位置又は基準の操作位置に対応する所定位置に向かって対地作業装置が移動するように前記アクチュエータを作動させるとともにその後に対地作業装置が所定位置に移動位置したことが位置センサで検出されたとき対地作業装置がその所定位置に停止するようにアクチュエータの作動を停止させる制御装置を設けてある作業機の操作装置。 【請求項7】 操作具の基準の操作位置に対応する所定位置からの対地作業装置の移動方向を選択する選択具を設け、操作具として、基準の操作位置から一方側へのみ操作可能なものを設け、制御装置として、前記操作具が左右移動用の操作位置に操作されたとき操作具の操作回数に応じた移動用の操作位置又は基準の操作位置に対応する所定位置に向かって対地作業装置が移動するように前記アクチュエータを作動させるとともにその後に対地作業装置が所定位置に移動位置したことが位置センサで検出されたとき対地作業装置がその所定位置に停止するようにアクチュエータの作動を停止させる装置を設けてある請求項6記載の作業機の操作装置。 【請求項8】 対地作業装置の移動速度を任意に設定する速度設定具を設け、制御装置として、操作具が左右移動用の操作位置に操作されたとき対地作業装置が速度設定具で設定された速度で移動するように前記アクチュエータを作動させる装置を設けてある請求項6又は7記載の作業機の操作装置。 【請求項9】 左右の所定位置を複数個ずつ設定し、制御装置として、操作具が移動用の操作位置に操作されたとき対地作業装置が異なる所定位置に移動するように前記アクチュエータを作動させる装置を設けてある請求項6〜8のいずれか1項に記載の作業機の操作装置。 【請求項10】 所定位置を任意に設定する位置設定具を設けてある請求項6〜9のいずれか1項に記載の作業機の操作装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自走機体に耕耘装置などの対地作業装置を左右に移動自在に連結し、この対地作業装置を左右に移動させる油圧シリンダなどのアクチュエータを設けてある耕耘機などの作業機に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、支柱などの障害物が存在するハウス内際に対する耕耘作業を考えた場合、自走機体のハンドル操作で障害物を避けつつハウス内際に沿って対地作業装置の一例である耕耘装置を移動させることは非常に難しい。また、果樹園などにおいて樹木際を耕耘することは難しい。 【0003】そこで、自走機体に対して耕耘装置を左右にスライド自在に構成し、自走機体自体は直進走行させながらも、耕耘装置を左右にスライドさせることにより、障害物を避けつつハウス内際に沿って耕耘装置を移動させたり、樹木際を耕耘する技術が開発されるに至っている。 【0004】そのような技術として従来では、特公平4‐12081号公報において見られるように、左右移動用の操作レバーを設け、この操作レバーの操作位置を検出するセンサを設け、対地作業装置の自走機体に対する左右位置を検出する位置センサを設け、位置センサの出力がセンサの出力と一致するように対地作業装置を移動させる制御装置を設けて、対地作業装置の左右移動を制御するように構成していた。つまり、操作レバーの操作位置に対応した左右位置に対地作業装置を移動位置させるようにしていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技術によるときは、対地作業装置の左右位置をポジション制御するため、操作レバーの操作位置により対地作業装置の左右位置が変更され、その結果、例えば、障害物である支柱が立っているハウス内際のように、支柱を回避した後の左右外方への対地作業装置の移動量が同じである場合、不便であった。つまり、常に、同じ左右外方位置に対地作業装置を移動させることが難しいから、作業跡の端が不揃いになりやすくて、未作業箇所が多く発生し易いおそれがあった。 【0006】本発明の目的は、作業跡の端揃えの容易化を図れるようにする点にある。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1に係る本第1発明の特徴、作用、効果は次の通りである。 【0008】〔特徴〕自走機体に対地作業装置を左右に移動自在に連結し、この対地作業装置を左右に移動させるアクチュエータを設けてある作業機において、前記対地作業装置の自走機体に対する左右位置を検出する位置センサを設け、基準の操作位置と左右移動用の操作位置とに保持可能な操作具を設け、この操作具が操作位置に操作されたとき操作位置に対応する左右移動範囲の所定位置に向かって対地作業装置が移動するように前記アクチュエータを作動させるとともにその後に対地作業装置が所定位置に位置したことが位置センサで検出されたときその所定位置に対地作業装置が停止するように前記アクチュエータの作動を停止させる制御装置を設けてある点にある。 【0009】〔作用〕本第1発明によるときは、操作具の操作位置への操作によりアクチュエータを起動し、対地作業装置が操作位置に対応する所定位置に移動位置したとき位置センサでこれを検出して対地作業装置の左右移動を停止するようにしてあるから、対地作業装置を所定位置に正確に停止させることができる。 【0010】しかも、操作具を操作位置に保持するようにしてあるから、操作具の操作位置を見ることにより、対地作業装置がどの所定位置に移動位置しているかを知ることができる。 【0011】〔効果〕従って、本第1発明によれば、操作具を操作位置に操作するだけの簡便な操作をもって、耕耘跡など作業跡の端揃えを良好化できるようになり、しかも、特別な表示具を設けることなく構造簡単・安価に対地作業装置の左右位置を知ることができるようになった。 【0012】請求項2に係る本第2発明の特徴、作用、効果は次の通りである。 【0013】〔特徴〕上記本第1発明の特徴において、操作具の基準の操作位置に対応する所定位置からの対地作業装置の移動方向を選択する選択具を設け、操作具として、基準の操作位置から一方側へのみ操作可能なものを設け、制御装置として、前記操作具が左右移動用の操作位置に操作されたとき選択具で選択された方向に対地作業装置が移動するように前記アクチュエータを作動させるとともにその後に対地作業装置が所定位置に移動位置したときこの対地作業装置がその所定位置に停止するように前記アクチュエータの作動を停止させる装置を設けてある点にある。 【0014】〔作用〕本第2発明によるときは、選択具で左側を選択した状態で操作具を左右移動用の操作位置に操作することにより、対地作業装置を左側の操作位置に対応する左側の所定位置に移動位置させる一方、選択具で右側を選択した状態で操作具を左右移動用の操作位置に操作することにより、対地作業装置を右側の操作位置に対応した右側の所定位置に移動位置させるようにしてあるから、基準の所定位置の左側で対地作業装置を所定位置に左右移動させる操作と、基準の所定位置の右側で対地作業装置を所定位置に左右移動させる操作とを同じにできる。 【0015】〔効果〕従って、本第2発明によれば、自走機体に対して対地作業装置を左右の箇所で左右移動させながらも、左側での左右移動のための操作形態と右側での左右移動のための操作形態を同一化して操作性を向上できるようになった。 【0016】請求項3に係る本第3発明の特徴、作用、効果は次の通りである。 【0017】〔特徴〕上記本第1発明や本第2発明の特徴において、対地作業装置の移動速度を任意に設定する速度設定具を設け、制御装置として、操作具が操作位置に操作されたとき対地作業装置が速度設定具で設定された速度で移動するように前記アクチュエータを作動させる装置を設けてある点にある。 【0018】〔作用〕本第3発明によるときは、速度設定具を操作することにより、対地作業装置の左右移動速度を調整することができるようにしてあるから、対地作業装置の左右移動速度を作業条件に応じたものにすることができる。 【0019】〔効果〕従って、本第3発明によれば、効率良く作業を行えるようになった。 【0020】請求項4に係る本第4発明の特徴、作用、効果は次の通りである。 【0021】〔特徴〕上記本第1発明や本第2発明、本第3発明の特徴において、左右移動用の操作位置を複数個設定し、制御装置として、操作具が操作位置に操作されたとき操作位置に対応する左右移動範囲の所定位置に向かって対地作業装置が移動するように前記アクチュエータを作動させるとともにその後に対地作業装置が所定位置に位置したことが位置センサで検出されたときその所定位置に対地作業装置が停止するように前記アクチュエータの作動を停止させる装置を設けてある点にある。 【0022】〔作用〕作業によっては、左又は右に最大限移動した所定位置から障害物を回避するために基準の所定位置にまで対地作業装置を戻す必要がある場合もあるが、基準の所定位置まで戻さなくても良い場合もある。上記の点に着目して、本第4発明によるときは、操作位置、つまり、所定位置を複数個設定して、隣合う所定位置間で対地作業装置を移動可能にしてあるから、基準の所定位置まで戻さなくても良い場合、左又は右に最大限寄った所定位置から障害物を回避するために対地作業装置を左右内方側に移動させる際、最大限寄った所定位置と基準の所定位置との間に中間の所定位置を設定しておいて、この中間の所定位置まで戻すようにすることにより、過剰に対地作業装置を左右移動させることなく、障害物を回避できる。 【0023】〔効果〕従って、本第4発明によれば、対地作業装置を左右移動させての障害物の回避を合理的に行えるようになった。 【0024】請求項5に係る本第5発明の特徴、作用、効果は次の通りである。 【0025】〔特徴〕上記本第1発明や本第2発明、本第3発明、本第4発明の特徴において、所定位置を任意に設定する位置設定具を設けてある点にある。 【0026】〔作用〕作業条件によっては、対地作業装置を大きく左右に移動させたい場合もあるが、小さく左右に移動させたい場合もあるといった具合に作業条件によって対地作業装置を左右に移動させる量がまちまちである。上記の点に着目して、本第5発明によるときは、所定位置を任意に設定できるようにしてあるから、対地作業装置の左右の移動量を作業条件に応じて選択することができる。 【0027】〔効果〕従って、本第5発明によれば、作業条件に応じた移動量で対地作業装置を効率良く合理的に左右に移動させることができるようになった。 【0028】請求項6に係る本第6発明の特徴、作用、効果は次の通りである。 【0029】〔特徴〕自走機体に対地作業装置を左右に移動自在に連結し、この対地作業装置を左右に移動させるアクチュエータを設けてある作業機において、前記対地作業装置の自走機体に対する左右位置を検出する位置センサを設け、左右移動用の操作位置への操作を解除すると基準の操作位置に自動復帰する自動復帰型の操作具を設け、前記操作具が左右移動用の操作位置に操作されたとき移動用の操作位置又は基準の操作位置に対応する所定位置に向かって対地作業装置が移動するように前記アクチュエータを作動させるとともにその後に対地作業装置が所定位置に移動位置したことが位置センサで検出されたとき対地作業装置がその所定位置に停止するようにアクチュエータの作動を停止させる制御装置を設けてある点にある。 【0030】〔作用〕本第6発明によるときは、操作具の移動用の操作位置への操作によりアクチュエータを起動し、対地作業装置が操作位置に対応する所定位置に移動位置したとき位置センサでこれを検出して対地作業装置の左右移動を停止するようにしてあるから、対地作業装置を所定位置に正確に停止させることができる。 【0031】〔効果〕従って、本第6発明によれば、操作具を操作位置に操作するだけの簡便な操作をもって、耕耘跡など作業跡の端揃えを良好化できるようになった。 【0032】請求項7に係る本第7発明の特徴、作用、効果は次の通りである。 【0033】〔特徴〕上記本第6発明の特徴において、操作具の基準の操作位置に対応する所定位置からの対地作業装置の移動方向を選択する選択具を設け、操作具として、基準の操作位置から一方側へのみ操作可能なものを設け、制御装置として、前記操作具が左右移動用の操作位置に操作されたとき操作具の操作回数に応じた移動用の操作位置又は基準の操作位置に対応する所定位置に向かって対地作業装置が移動するように前記アクチュエータを作動させるとともにその後に対地作業装置が所定位置に移動位置したことが位置センサで検出されたとき対地作業装置がその所定位置に停止するようにアクチュエータの作動を停止させる装置を設けてある点にある。 【0034】〔作用〕本第7発明によるときは、選択具で左側を選択した状態で操作具を左右移動用の操作位置に操作することにより、対地作業装置を左側の操作位置に対応する左側の所定位置及び基準の所定位置に移動位置させる一方、選択具で右側を選択した状態で操作具を左右移動用の操作位置に操作することにより、対地作業装置を右側の操作位置に対応した右側の所定位置及び基準の所定位置に移動位置させるようにしてあるから、基準の所定位置の左側で対地作業装置を所定位置に左右移動させる操作と、基準の所定位置の右側で対地作業装置を所定位置に左右移動させる操作とを同じにできる。 【0035】〔効果〕従って、本第7発明によれば、自走機体に対して対地作業装置を左右の箇所で左右移動させながらも、左側での左右移動のための操作形態と右側での左右移動のための操作形態を同一化して操作性を向上できるようになった。 【0036】請求項8に係る本第8発明の特徴、作用、効果は次の通りである。 【0037】〔特徴〕上記本第6発明や本第7発明の特徴において、対地作業装置の移動速度を任意に設定する速度設定具を設け、制御装置として、操作具が左右移動用の操作位置に操作されたとき対地作業装置が速度設定具で設定された速度で移動するように前記アクチュエータを作動させる装置を設けてある点にある。 【0038】〔作用〕本第8発明によるときは、速度設定具を操作することにより、対地作業装置の左右移動速度を調整することができるようにしてあるから、対地作業装置の左右移動速度を作業条件に応じたものにすることができる。 【0039】〔効果〕従って、本第8発明によれば、効率良く作業を行えるようになった。 【0040】請求項9に係る本第9発明の特徴、作用、効果は次の通りである。 【0041】〔特徴〕上記本第6発明や本第7発明、本第8発明の特徴において、左右の所定位置を複数個ずつ設定し、制御装置として、操作具が移動用の操作位置に操作されたとき対地作業装置が異なる所定位置に移動するように前記アクチュエータを作動させる装置を設けてある点にある。 【0042】〔作用〕作業によっては、左又は右に最大限移動した所定位置から障害物を回避するために基準の所定位置にまで対地作業装置を戻す必要がある場合もあるが、基準の所定位置まで戻さなくても良い場合もある。上記の点に着目して、本第9発明によるときは、所定位置を複数個設定して、異なる所定位置間で対地作業装置を移動可能にしてあるから、基準の所定位置まで戻さなくても良い場合、左又は右に最大限寄った所定位置から障害物を回避するために対地作業装置を左右内方側に移動させる際、最大限寄った所定位置と基準の所定位置との間に中間の所定位置を設定しておいて、この中間の所定位置まで戻すようにすることにより、過剰に対地作業装置を左右移動させることなく、障害物を回避できる。 【0043】〔効果〕従って、本第9発明によれば、対地作業装置を左右移動させての障害物の回避を合理的に行えるようになった。 【0044】請求項10に係る本第10発明の特徴、作用、効果は次の通りである。 【0045】〔特徴〕上記本第6発明や本第7発明、本第8発明、本第9発明の特徴において、所定位置を任意に設定する位置設定具を設けてある点にある。 【0046】〔作用〕作業条件によっては、対地作業装置を大きく左右に移動させたい場合もあるが、小さく左右に移動させたい場合もあるといった具合に作業条件によって対地作業装置を左右に移動させる量がまちまちである。上記の点に着目して、本第10発明によるときは、所定位置を任意に設定できるようにしてあるから、対地作業装置の左右の移動量を作業条件に応じて選択することができる。 【0047】〔効果〕従って、本第10発明によれば、作業条件に応じた移動量で対地作業装置を効率良く合理的に左右に移動させることができるようになった。 【0048】 【発明の実施の形態】作業機の一例である乗用型の耕耘機は、図1に示すように、左右一対の操向用の駆動前輪1と左右一対の駆動後輪2とキャビン3付きの搭乗運転部4とを備えた乗用型の自走機体5の後部に対地作業装置の一例である耕耘ロータリー6をリンク機構7を介して連結して構成されている。 【0049】前記リンク機構7は、図2〜図4に詳しく示すように、また、図5の(イ)(ロ)にも示すように、3点リンク機構であって、自走機体5の後部に、耕耘ロータリー連結用の左右一対のロアーリンク8を連結するとともに、ロアーリンク8の後端に装着した耕耘ロータリー6のロアーリンク8との枢支連結点周りでの揺動を規制するためのトップリンク9を連結し、前記左右のロアーリンク8のそれぞれの対応するものにリフトロッド10を介して連結する左右一対のリフトアーム11を上下揺動自在に連結して構成されている。 【0050】前記ロアーリンク8の自走機体5への連結手段は、ロアーリンク8を自走機体5に対して上下揺動並びに左右揺動自在に球継手12を介して連結する手段であり、ロアーリンク8の後端への耕耘ロータリー6の連結手段は、耕耘ロータリー6をロアーリンク8に対して上下揺動並びに左右揺動自在に球継手13を介して連結する手段である。 【0051】前記トップリンク9の自走機体5への連結手段は、トップリンク9を自走機体5に対して上下揺動並びに左右揺動自在に球継手14を介して連結する手段であり、トップリンク9への耕耘ロータリー6の連結手段は、耕耘ロータリー6をトップリンク9に対して上下揺動並びに左右揺動自在に球継手15を介して連結する手段である。 【0052】前記リフトロッド10のリフトアーム11への連結手段は、リフトロッド10をリフトアーム11に対して上下揺動並びに左右揺動自在に球継手16を介して連結する手段であり、リフトロッド10のロアーリンク8への連結手段は、リフトロッド10をロアーリンク8に対して上下揺動並びに左右揺動自在に支軸17を介して連結する手段である。なお、ロアーリンク8は、リフトアーム11の先端よりも左右外方に位置しており、そのため、リフトアーム11に左右外方に突出する支軸11aを突出させて球継手16を装着することにより、球継手16がロアーリンク8の直上方に位置するように、つまり、左右のリフトロッド10が互いに平行に位置するようにしてある。 【0053】かつ、左右のロアーリンク8は、耕耘ロータリー6の取付け部の左右間隔を自走機体5への取付け部の左右間隔と等しくすることにより、互いに平行に位置するように配置されている。つまり、左右のロアーリンク8と自走機体5と耕耘ロータリー6とからなるリンク機構は、平行四連リンク機構に構成されている。 【0054】その結果、リンク機構7は、リフトアーム11を上下に揺動させてロアーリンク8を上下に揺動させることにより、トップリンク9で耕耘ロータリー6の左右向き軸芯周りの姿勢を規制する状態で耕耘ロータリー6を昇降し、左右のロアーリンク8を左右に一体に揺動させることにより、トップリンク9及びリフトロッド10を左右に揺動させつつ耕耘ロータリー6を左右に平行移動させるように構成されている。 【0055】そして、前記自走機体5には、左右のリフトアーム11を一体に上下に揺動駆動する、詳しくは、圧油供給に伴い耕耘ロータリー6の重量に抗してリフトアーム11、つまり、耕耘ロータリー6を上昇させ、排油に伴い耕耘ロータリー6をその重量で下降させる単動型油圧式のリフトシリンダ18が設けられ、自走機体5と一方のロアーリンク8との間には、伸縮することにより左右のロアーリンク8を一体に左右に揺動駆動するアクチュエータであるところの複動型油圧式のシフトシリンダ19が介装されており、左右他方のリフトロッド10は、伸縮並びに固定自在で伸縮することにより、他方のリフトアーム11に対して他方のロアーリンク8を上下に揺動させることで左右のロアーリンク8を上下に相対揺動させて耕耘ロータリー6を自走機体5に対してローリングさせる複動型油圧式のローリングシリンダ20に構成されている。つまり、シフトシリンダ19とローリングシリンダ20とは左右に振り分け配置されており、自走機体5の対地ローリング量に応じて耕耘ロータリー6を自走機体5に対してローリングさせることにより、耕耘ロータリー6の対地ローリング姿勢を一定に維持できるのである。 【0056】従って、図5の(イ)(ロ)に示すように、リフトロッド10とローリングシリンダ20との長さが同じで平行に位置していれば、ロアーリンク8を左右に揺動させての耕耘ロータリー6の左右移動にかかわらず、耕耘ロータリー6の対地ローリング姿勢を一定に維持できるのであるが、図6の(イ)(ロ)に示すように、自走機体5の対地ローリングにかかわらず耕耘ロータリー6の対地ローリング姿勢を一定に維持するためにリフトロッド10とローリングシリンダ20との長さが相違する場合には、ロアーリンク8を左右に揺動させて耕耘ロータリー6を左右移動させたとき、耕耘ロータリー6が長さの差に応じて自走機体5に対してローリングし、耕耘ロータリー6の対地ローリング姿勢が変化する。 【0057】前記リフトシリンダ18及びシフトシリンダ19、ローリングシリンダ20に対する油圧供給回路は、図7に示すように、自走機体5に搭載のエンジン21により駆動される油圧ポンプ22により発生された圧油を分流するフロープライオリティーバルブ23を設け、このフロープライオリティーバルブ23からの余剰流をリフトシリンダ18に供給する余剰流油路L1と、フロープライオリティーバルブ23からの制御流をシフトシリンダ19及びローリングシリンダ20に供給する制御流油路L2とを設け、前記余剰流油路L1に、上昇用電磁パイロットバルブUPVのパイロット圧で操作されてリフトシリンダ18を伸長させる圧油供給状態に切り換わる上昇バルブUVと、下降用電磁パイロットバルブDPVのパイロット圧で操作されてリフトシリンダ18の短縮を許容する排油状態に切り換わる下降バルブDVとを備えた昇降制御バルブ26を介装し、前記制御流油路L2に、シフトシリンダ19を伸縮並びに固定する電磁式のシフト制御バルブ24と、ローリングシリンダ20を伸縮並びに固定する電磁式のローリング制御バルブ25とを直列接続する状態で介装して構成されている。 【0058】前記シフト制御バルブ24及びローリング制御バルブ25並びにリフトシリンダ18に対するリフト制御バルブ26は、図2に示すように、シフト制御バルブ24とリフト制御バルブ26とがシフトシリンダ19と左右同じ側にかつローリング制御バルブ25がローリングシリンダ20と左右同じ側にそれぞれ位置する状態に配置して前記リフトシリンダ18のシリンダケース18Aに取り付けられている。また、油圧供給回路を内装する回路ケース27もシリンダケース18Aに取り付けられている。 【0059】かつ、作業機には、図2〜図5に示すように、左右一対のロアーリンク8を左右一方側に揺動付勢する付勢手段が設けられている。付勢手段は、左右他方のロアーリンク8と自走機体5との間に、伸長作動付勢されたガススプリング28を設けて構成されている。前記ガススプリング28に代えて、圧縮コイルバネや引っ張りコイルバネを設けて実施しても良い。 【0060】前記リフトシリンダ18、シフトシリンダ19、ローリングシリンダ20に対する操作手段は、図8に示すように、自走機体5に、昇降操作レバー30と、操作具であるところのシフト用の操作レバー31aと、自走機体5の水平に対する左右傾き量(ローリング量)を検出するローリングセンサ32とを設け、昇降操作レバー30の昇降操作位置を検出するポテンショメータ利用の昇降操作位置センサ33と、操作レバー31aの操作位置を検出するポテンショメータやロータリースイッチなど利用の操作位置センサ34と、リフトアーム11の揺動量を耕耘ロータリー6の対機体高さとして検出するポテンショメータ利用の対機体高さセンサ35と、シフトシリンダ19の伸縮量を耕耘ロータリー6の対機体左右位置として検出するポテンショメータ利用の位置センサ36と、ローリングシリンダ20の伸縮量を耕耘ロータリー6の対機体ローリング姿勢として検出するポテンショメータ利用のローリング姿勢センサ37と、耕耘ロータリー6の対地ローリング姿勢を設定するポテンショメータ利用のダイヤル式のローリング姿勢設定器38と、耕耘ロータリー6の後ろカバー6Aの揺動姿勢をもって耕深を検出するポテンショメータ利用の耕深センサ39と、ポテンショメータ利用のダイヤル式の耕深設定器40と、耕耘ロータリー6の左右移動速度を任意に設定するためのダイヤル式の速度設定具60と、位置設定具61とを設け、各センサ及び各設定器の出力に基づいてリフト制御バルブ26・シフト制御バルブ24・ローリング制御バルブ25を制御するマイクロコンピュータ利用の制御装置41を設けて構成されている。 【0061】操作レバー31aは、基準の操作位置と、左右移動用の左操作位置と、左右移動用の右操作位置とに保持可能なものであり、位置設定具61は、操作レバー31aの左操作位置及び右操作位置に操作された場合に耕耘ロータリー6を停止させる所定位置を設定するものであって、左所定位置設定具61Lと右所定位置設定具61Rとからなる。なお、基準の操作位置に対応する所定位置は、耕耘ロータリー6の左右移動範囲の中央に設定されている。 【0062】そして、前記ローリング姿勢設定器38と、耕深設定器40と、操作レバー31aと、速度設定具60と、位置設定具61とは、図9に示すように、運転席Sの横脇に設けた操作パネルPaに纏めて組み込まれている。 【0063】前記制御装置41は、図6の(イ)(ロ)(ハ)に示すように、リンク機構7の特性に起因してロアーリンク8(耕耘ロータリー6)の左右移動に伴いローリングする耕耘ロータリー6を設定対地ローリング姿勢に補正するための補正量のデータを備えており、この制御装置41は、図8に示すように、次の〈1〉〜〈5〉の制御手段を備えている。 【0064】〈1〉昇降操作レバー30の操作位置に対応する対機体高さ位置に耕耘ロータリー6が昇降位置するように、つまり、昇降操作位置センサ33の出力と対機体高さセンサ35の出力とが合致するように、リフト制御バルブ26を制御する昇降制御手段C1。 【0065】〈2〉昇降操作レバー30を作業位置に操作したとき、耕深が設定耕深となるように、つまり、耕深センサ39の出力と耕深設定器40の出力とが合致するように、リフト制御バルブ26を制御する自動耕深制御手段C2。 【0066】〈3〉耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31aが基準の操作位置から左操作位置に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動して中央の所定位置から左所定位置設定具61Lで設定された左操作位置に対応する左所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が左所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその左所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能と、耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31aが基準の操作位置から右操作位置に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動して中央の所定位置から右所定位置設定具61Rで設定された右操作位置に対応する右所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が右所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその右所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能と、耕耘ロータリー6が左所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31aが左操作位置から基準の操作位置に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動して左所定位置から基準の操作位置に対応する中央の所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその中央の所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能と、耕耘ロータリー6が右所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31aが右操作位置から基準の操作位置に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動して右所定位置から基準の操作位置に対応する中央の所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその中央の所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能とを備えたシフト制御手段C3。 【0067】〈4〉耕耘ロータリー6の対地ローリング姿勢が設定姿勢となるように、ローリングセンサ32の出力とローリング姿勢センサ37の出力とローリング姿勢設定器38の出力とに基づいてローリング制御バルブ25を制御する自動ローリング制御手段C4。 【0068】〈5〉耕耘ロータリー6の対地ローリング姿勢が設定姿勢となるように、左右位置センサ36の出力と補正量のデータとに基づいてローリング制御バルブ25を制御する補正ローリング制御手段C5。 【0069】上記の構成によれば、図10の(イ)(ロ)(ハ)に示すように、基準の操作位置に位置する操作レバー31aを左操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が所定ストローク作動して耕耘ロータリー6が中央の所定位置から左所定位置に設定速度で移動位置し、基準の操作位置に位置する操作レバー31aを右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が所定ストローク作動して耕耘ロータリー6が中央の所定位置から右所定位置に設定速度で移動位置し、左操作位置に位置する操作レバー31aを基準の操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が所定ストローク作動して耕耘ロータリー6が左所定位置から中央の所定位置に設定速度で移動位置し、右操作位置に位置する操作レバー31aを基準の操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が所定ストローク作動して耕耘ロータリー6が右所定位置から中央の所定位置に設定速度で移動位置するのである。 【0070】従って、図11の(イ)(ロ)に示すように、支柱などの障害物Cが存在するハウス内際を耕耘する際、自走機体5を障害物Cに当たらない走行径路上に位置させた状態で耕耘ロータリー6がハウス内際を移動するように耕耘ロータリー6を自走機体5に対して左右に移動位置させ、この状態で耕耘作業を行い、耕耘ロータリー6が支柱Cに達する前に、耕耘ロータリー6を障害物Cに当たらない位置まで左右移動させ、障害物Cを通過後、耕耘ロータリー6をハウス内際側に左右移動させることにより、自走機体5を操向させることなく、ハウス内際のうち障害物Cを避けた箇所を耕耘することができるのである。そして、図6の(イ)(ロ)(ハ)に示すように、前記〈5〉の制御により、耕耘ロータリー6の左右移動にかかわらず、耕耘ロータリー6の対地ローリング姿勢が設定姿勢に維持されるから、良好な耕耘を行えるのである。 【0071】〔別実施形態〕 《1》上記実施の形態において、図12に示すように、操作レバー31aに代えて、左右移動用の左操作位置及び右操作位置への操作を解除すると基準の操作位置に自動復帰する操作具であるところの自動復帰型の操作レバー31bを設け、シフト制御手段C3として、次の機能を備えた手段を設けたものである。 〔1〕耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて中央の所定位置から左所定位置設定具61Lで設定された左操作位置に対応する左所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が左所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその左所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔2〕耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて中央の所定位置から右所定位置設定具61Rで設定された右操作位置に対応する右所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が右所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその右所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔3〕耕耘ロータリー6が左所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが右操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて左所定位置から基準の操作位置に対応する中央の所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその中央の所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔4〕耕耘ロータリー6が右所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて右所定位置から基準の操作位置に対応する中央の所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその中央の所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 【0072】この別実施形態《1》によれば、図10の(イ)(ロ)(ハ)に示すように、耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを左操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が所定ストローク作動して耕耘ロータリー6が中央の所定位置から左所定位置に設定速度で移動位置し、耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が所定ストローク作動して耕耘ロータリー6が中央の所定位置から右所定位置に設定速度で移動位置し、耕耘ロータリー6が左所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が所定ストロークで作動して耕耘ロータリー6が左所定位置から中央の所定位置に設定速度で移動位置し、耕耘ロータリー6が右所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを左操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が所定ストロークで作動して耕耘ロータリー6が右所定位置から中央の所定位置に設定速度で移動位置するのである。 【0073】《2》上記実施の形態において、図13に示すように、操作レバー31aを、基準の操作位置と、一方側の左・右操作位置とに切り換え保持可能に構成し、所定位置設定具61として、左所定位置と右所定位置とを左右移動範囲の中央から等しい距離の位置に設定するものを設け、操作レバー31aの基準の操作位置に対応する中央の所定位置からの耕耘ロータリー6の移動方向を選択する選択具63を設け、シフト制御手段C3として、次の機能を備えた手段を設けたものである。 〔1〕選択具63が左に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31aが基準の操作位置から左・右操作位置に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動して中央の所定位置から所定位置設定具61で設定された左操作位置に対応する左所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が左所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその左所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔2〕選択具63が左に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が左所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31aが左・右操作位置から基準の操作位置に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動して左所定位置から中央の所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその中央の所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔3〕選択具63が右に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31aが基準の操作位置から左・右操作位置に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動して中央の所定位置から所定位置設定具61で設定された右操作位置に対応する右所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が右所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその右所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔4〕選択具63が右に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が右所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31aが左・右操作位置から基準の操作位置に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動して右所定位置から中央の所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその中央の所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 【0074】この別実施形態《2》によれば、図10の(イ)(ロ)(ハ)に示すように、選択具63を左に切り換えた状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31aを左・右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が所定ストローク作動して耕耘ロータリー6が中央の所定位置から左所定位置に設定速度で移動位置し、選択具63を左に切り換えた状態で左・右操作位置に位置する操作レバー31aを基準の操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が所定ストローク作動して耕耘ロータリー6が左所定位置から中央の所定位置に設定速度で移動位置し、選択具63を右に切り換えた状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31aを左・右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が所定ストローク作動して耕耘ロータリー6が中央の所定位置から右所定位置に設定速度で移動位置し、選択具63を右に切り換えた状態で左・右操作位置に位置する操作レバー31aを基準の操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が所定ストローク作動して耕耘ロータリー6が右所定位置から中央の所定位置に設定速度で移動位置するのである。 【0075】《3》上記別実施形態《1》において、図14に示すように、操作レバー31bを、基準の操作位置と、一方側の左・右操作位置とに変更自在に構成し、所定位置設定具61として、左所定位置と右所定位置とを左右移動範囲の中央から等しい距離の位置に設定するものを設け、操作レバー31bの基準の操作位置に対応する中央の所定位置からの耕耘ロータリー6の移動方向を選択する選択具63を設け、シフト制御手段C3として、次の機能を備えた手段を設けたものである。 〔1〕選択具63が左に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左・右操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて中央の所定位置から所定位置設定具61で設定された左操作位置に対応する左所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が左所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその左所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔2〕選択具63が左に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が左所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左・右操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて左所定位置から基準の操作位置に対応する中央の所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその中央の所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔3〕選択具63が右に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左・右操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて中央の所定位置から所定位置設定具61で設定された右操作位置に対応する右所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が右所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその右所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔4〕選択具63が右に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が右所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左・右操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて右所定位置から基準の操作位置に対応する中央の所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその中央の所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 【0076】この別実施形態《3》によれば、図10の(イ)(ロ)(ハ)に示すように、選択具63が左に切り換えられた状態でかつ耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを左・右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が所定ストローク作動して耕耘ロータリー6が中央の所定位置から左所定位置に設定速度で移動位置し、選択具63が左に切り換えられた状態でかつ耕耘ロータリー6が左所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを左・右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が所定ストロークで作動して耕耘ロータリー6が左所定位置から中央の所定位置に設定速度で移動位置し、選択具63が右に切り換えられた状態でかつ耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを左・右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が所定ストローク作動して耕耘ロータリー6が中央の所定位置から右所定位置に設定速度で移動位置し、選択具63が右に切り換えられた状態でかつ耕耘ロータリー6が右所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを左・右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が所定ストロークで作動して耕耘ロータリー6が右所定位置から中央の所定位置に設定速度で移動位置するのである。 【0077】《4》上記実施の形態において、図15に示すように、操作レバー31aとして、基準の操作位置と、左右移動用の第1左操作位置と、第2左操作位置と、左右移動用の第1右操作位置と、第2右操作位置とに保持可能なものを設け、左所定位置設定具61Lとして、第1左設定具61Laと第2左設定具61Lbとを設け、右所定位置設定具61Rとして、第1右設定具61Raと第2右設定具61Rbとを設け、シフト制御手段C3として、次の機能を備えた手段を設けたものである。なお、第2左設定具61Lb及び第2右設定具61Rbで設定される第2左所定位置及び第2右所定位置は、第1左設定具61La及び第1右設定具61Raで設定される第1左所定位置及び第2右所定位置よりも移動範囲の中央からの距離が大である。 〔1〕操作レバー31aが第1左操作位置に操作されたとき、位置センサ36の検出位置と第1左操作位置とに基づきシフトシリンダ19が作動して第1左設定具61Laで設定された第1左操作位置に対応する第1左所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第1左所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第1左所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔2〕操作レバー31aが第2左操作位置に操作されたとき、位置センサ36の検出位置と第2左操作位置とに基づきシフトシリンダ19が作動して第2左設定具61Lbで設定された第2左操作位置に対応する第2左所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第2左所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第2左所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔3〕操作レバー31aが第1右操作位置に操作されたとき、位置センサ36の検出位置と第1右操作位置とに基づきシフトシリンダ19が作動して第1右設定具61Raで設定された第1右操作位置に対応する第1右所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第1右所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第1右所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔4〕操作レバー31aが第2右操作位置に操作されたとき、位置センサ36の検出位置と第2右操作位置とに基づきシフトシリンダ19が作動して第2右設定具61Rbで設定された第2右操作位置に対応する第2右所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第2右所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第2右所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔5〕操作レバー31aが基準の操作位置に操作されたとき、位置センサ36の検出位置と基準の操作位置とに基づきシフトシリンダ19が作動して基準の操作位置に対応する中央の所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその中央の所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 【0078】この別実施形態《4》によれば、図16に示すように、操作レバー31aを第1左操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が作動して耕耘ロータリー6が第1左所定位置に移動位置し、操作レバー31aを第2操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が作動して耕耘ロータリー6が第2左所定位置に移動位置し、操作レバー31aを第1右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が作動して耕耘ロータリー6が第1右所定位置に移動位置し、操作レバー31aを第2右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が作動して耕耘ロータリー6が第2右所定位置に移動位置し、操作レバー31aを基準の操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が作動して耕耘ロータリー6が中央の所定位置に移動位置する。 【0079】従って、耕耘ロータリー6を第2左所定位置や第2右所定位置に移動位置させた状態で耕耘作業を行っている際に障害物Cが存在した場合、その障害物Cを回避するために耕耘ロータリー6を左右内方に移動させるのであるが、耕耘ロータリー6を中央の所定位置まで戻さなくても、第1左所定位置や第1右所定位置に移動位置させることで障害物Cを回避できるときは、操作レバー31aを第1左操作位置や第1右操作位置に操作して、耕耘ロータリー6を第1左所定位置や第1右所定位置に移動位置させることにより、耕耘ロータリー6の過剰な、つまり、非効率的な左右移動を防止することができる。 【0080】《5》上記別実施形態《1》において、図17に示すように、左所定位置設定具61Lとして、第1左設定具61Laと第2左設定具61Lbとを設け、右所定位置設定具61Rとして、第1右設定具61Raと第2右設定具61Rbとを設け、移動範囲を大小二段に切り換える移動範囲設定具64を設け、シフト制御手段C3として、次の機能を備えた手段を設けたものである。なお、第2左設定具61Lb及び第2右設定具61Rbで設定される第2左所定位置及び第2右所定位置は、第1左設定具61La及び第1右設定具61Raで設定される第1左所定位置及び第2右所定位置よりも移動範囲の中央からの距離が大である。 〔1〕移動範囲設定具64が大に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて中央の所定位置から第2左設定具61Lbで設定された第2左所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第2左所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第2左所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔2〕移動範囲設定具64が大に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが右操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて中央の所定位置から第2右設定具61Lbで設定された第2右所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第2右所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第2右所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔3〕移動範囲設定具64が大に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が第2左所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが右操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて第2左所定位置から中央の所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその中央の所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔4〕移動範囲設定具64が大に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が第2右所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて第2右所定位置から中央の所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその中央の所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔5〕移動範囲設定具64が小に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が第2左所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが右操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて第2左所定位置から第1左設定具61Laで設定された第1左所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第1左所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第1左所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔6〕移動範囲設定具64が小に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が第2右所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて第2右所定位置から第1右設定具61Laで設定された第1右所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第1右所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第1右所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔7〕移動範囲設定具64が小に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が第1左所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて第1左所定位置から第2左設定具61Lbで設定された第2左所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第2左所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第2左所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔8〕移動範囲設定具64が小に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が第1右所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが右操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて第1右所定位置から第2右設定具61Lbで設定された第2右所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第2右所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第2右所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 【0081】この別実施形態《5》によれば、図16に示すように、移動範囲設定具64を大に切り換えた状態でかつ耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを左操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が大ストロークで作動して耕耘ロータリー6が中央の所定位置から第2左所定位置に設定速度で移動位置し、移動範囲設定具64を大に切り換えた状態でかつ耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が大ストロークで作動して耕耘ロータリー6が中央の所定位置から第2右所定位置に設定速度で移動位置し、移動範囲設定具64を大に切り換えた状態でかつ耕耘ロータリー6が第2左所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が大ストロークで作動して耕耘ロータリー6が第2左所定位置から中央の所定位置に設定速度で移動位置し、移動範囲設定具64を大に切り換えた状態でかつ耕耘ロータリー6が第2右所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを左操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が大ストロークで作動して耕耘ロータリー6が右所定位置から中央の所定位置に設定速度で移動位置するのである。他方、移動範囲設定具64を小に切り換えた状態でかつ耕耘ロータリー6が第2左所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が小ストロークで作動して耕耘ロータリー6が第2左所定位置から第1左所定位置に設定速度で移動位置し、移動範囲設定具64を小に切り換えた状態でかつ耕耘ロータリー6が第2右所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを左操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が小ストロークで作動して耕耘ロータリー6が第2右所定位置から第1右所定位置に設定速度で移動位置し、移動範囲設定具64を小に切り換えた状態でかつ耕耘ロータリー6が第1左所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを左操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が小ストロークで作動して耕耘ロータリー6が第1左所定位置から第2左所定位置に設定速度で移動位置し、移動範囲設定具64を小に切り換えた状態でかつ耕耘ロータリー6が第1右所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が小ストロークで作動して耕耘ロータリー6が第1右所定位置から第2右所定位置に設定速度で移動位置するのである。 【0082】従って、耕耘ロータリー6を第2左所定位置や第2右所定位置に移動位置させた状態で耕耘作業を行っている際に障害物Cが存在した場合、その障害物Cを回避するために耕耘ロータリー6を左右内方に移動させるのであるが、耕耘ロータリー6を中央の所定位置まで戻さなくても、第1左所定位置や第1右所定位置に移動位置させることで障害物Cを回避できるときは、移動範囲設定具64を小に切り換えた状態で操作レバー31bを右操作位置や左操作位置に操作して、耕耘ロータリー6を第1左所定位置や第1右所定位置に移動位置させることにより、耕耘ロータリー6の過剰な、つまり、非効率的な左右移動を防止することができる。 【0083】《6》上記別実施形態《2》において、図18に示すように、操作レバー31aとして、基準の操作位置と一方側の第1左・右操作位置と第2左・右操作位置とに切り換え保持可能なものを設け、所定位置設定具61として、第1設定具61aと第2設定具61bとを設け、シフト制御手段C3として、次の機能を備えた手段を設けたものである。なお、第2設定具61bで設定される第2所定位置は、第1設定具61aで設定される第1所定位置よりも移動範囲の中央からの距離が大である。 〔1〕選択具63が左に切り換えられている状態で操作レバー31aが第1左・右操作位置に操作されたとき、位置センサ36の検出位置と第1左・右操作位置とに基づきシフトシリンダ19が作動して第1設定具61aで設定された第1左・右操作位置に対応する第1左所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第1左所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第1左所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔2〕選択具63が左に切り換えられている状態で操作レバー31aが第2左・右操作位置に操作されたとき、位置センサ36の検出位置と第2左・右操作位置とに基づきシフトシリンダ19が作動して第2設定具61bで設定された第2左・右操作位置に対応する第2左所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第2左所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第2左所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔3〕選択具63が右に切り換えられている状態で操作レバー31aが第1左・右操作位置に操作されたとき、位置センサ36の検出位置と第1左・右操作位置とに基づきシフトシリンダ19が作動して第1設定具61bで設定された第1左・右操作位置に対応する第1右所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第1右所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第1右所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔4〕選択具63が右に切り換えられている状態で操作レバー31aが第2左・右操作位置に操作されたとき、位置センサ36の検出位置と第2左・右操作位置とに基づきシフトシリンダ19が作動して第2設定具61bで設定された第2左・右操作位置に対応する第2右所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第2右所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第2右所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔5〕選択具63が左や右に切り換えられている状態で操作レバー31aが基準の操作位置に操作されたとき、位置センサ36の検出位置と基準の操作位置とに基づきシフトシリンダ19が作動して中央の所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその中央の所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 【0084】この別実施形態《6》によれば、図16に示すように、選択具63を左に切り換えた状態で操作レバー31aを第1左・右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が作動して耕耘ロータリー6が第1左所定位置に設定速度で移動位置し、選択具63を左に切り換えた状態で操作レバー31aを第2左・右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が作動して耕耘ロータリー6が第2左所定位置に設定速度で移動位置し、選択具63を右に切り換えた状態で操作レバー31aを第1左・右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が作動して耕耘ロータリー6が第1右所定位置に設定速度で移動位置し、選択具63を右に切り換えた状態で操作レバー31aを第2左・右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が作動して耕耘ロータリー6が第2右所定位置に設定速度で移動位置し、選択具63を左や右に切り換えた状態で操作レバー31aを基準の操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が作動して耕耘ロータリー6が中央の所定位置に設定速度で移動位置するのである。 【0085】従って、耕耘ロータリー6を第2左所定位置や第2右所定位置に移動位置させた状態で耕耘作業を行っている際に障害物Cが存在した場合、その障害物Cを回避するために耕耘ロータリー6を左右内方に移動させるのであるが、耕耘ロータリー6を中央の所定位置まで戻さなくても、第1左所定位置や第1右所定位置に移動位置させることで障害物Cを回避できるときは、操作レバー31aを第1左操作位置や第1右操作位置に操作して、耕耘ロータリー6を第1左所定位置や第1右所定位置に移動位置させることにより、耕耘ロータリー6の過剰な、つまり、非効率的な左右移動を防止することができる。 【0086】《7》上記別実施形態《3》において、図19に示すように、所定位置設定具61として、第1設定具61aと第2設定具61bとを設け、移動範囲を大小二段に切り換える移動範囲設定具64を設け、シフト制御手段C3として、次の機能を備えた手段を設けたものである。なお、第2設定具61bで設定される第2所定位置は、第1設定具61aで設定される第1所定位置よりも移動範囲の中央からの距離が大である。 〔1〕選択具63が左に切り換えられるとともに移動範囲設定具64が大に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左・右操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて中央の所定位置から第2設定具61bで設定された左・右操作位置に対応する第2左所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第2左所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第2左所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔2〕選択具63が左に切り換えられるとともに移動範囲設定具64が大に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が第2左所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左・右操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて第2左所定位置から基準の操作位置に対応する中央の所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその中央の所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔3〕選択具63が右に切り換えられるとともに移動範囲設定具64が大に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左・右操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて中央の所定位置から第2設定具61bで設定された左・右操作位置に対応する第2右所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第2右所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第2右所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔4〕選択具63が右に切り換えられるとともに移動範囲設定具64が大に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が第2右所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左・右操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて第2右所定位置から基準の操作位置に対応する中央の所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその中央の所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔5〕選択具63が左に切り換えられるとともに移動範囲設定具64が小に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が第2左所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左・右操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて第2左所定位置から第1設定具61aで設定された左・右操作位置に対応する第1左所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第1左所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第1左所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔6〕選択具63が左に切り換えられるとともに移動範囲設定具64が小に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が第1左所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左・右操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて第1左所定位置から第2設定具61bで設定された左・右操作位置に対応する第2左所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第2左所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第2左所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔7〕選択具63が右に切り換えられるとともに移動範囲設定具64が小に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が第2右所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左・右操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて第2右所定位置から第1設定具61aで設定された左・右操作位置に対応する第1右所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第1右所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第1右所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 〔8〕選択具63が右に切り換えられるとともに移動範囲設定具64が小に切り換えられている状態でかつ耕耘ロータリー6が第1右所定位置に位置することが位置センサ36で検出されている状態で操作レバー31bが左・右操作位置に一時的、或いは、継続的に操作されたとき、シフトシリンダ19が作動しかつ途中で操作レバー31bが基準の操作位置に自動復帰してもシフトシリンダ19の作動が継続されて第1右所定位置から第2設定具61bで設定された左・右操作位置に対応する第2右所定位置に向かって耕耘ロータリー6が速度設定具60で設定された速度で移動するようにシフト制御バルブ24を制御するとともに、その後に耕耘ロータリー6が第2右所定位置に位置したことが位置センサ36で検出されたとき、シフトシリンダ19が作動停止してその第2右所定位置に耕耘ロータリー6が停止するようにシフト制御バルブ24を制御する機能。 【0087】この別実施形態《7》によれば、図16に示すように、選択具63を左に切り換えるとともに移動範囲設定具64を大に切り換えた状態でかつ耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを左・右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が大ストロークで作動して耕耘ロータリー6が中央の所定位置から第2左所定位置に設定速度で移動位置し、選択具63を左に切り換えるとともに移動範囲設定具64を大に切り換えた状態でかつ耕耘ロータリー6が第2左所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを左・右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が大ストロークで作動して耕耘ロータリー6が第2左所定位置から中央の所定位置に設定速度で移動位置し、選択具63を右に切り換えるとともに移動範囲設定具64を大に切り換えた状態でかつ耕耘ロータリー6が中央の所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを左・右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が大ストロークで作動して耕耘ロータリー6が中央の所定位置から第2右所定位置に設定速度で移動位置し、選択具63を右に切り換えるとともに移動範囲設定具64を大に切り換えた状態でかつ耕耘ロータリー6が第2右所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを左・右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が大ストロークで作動して耕耘ロータリー6が第2右所定位置から中央の所定位置に設定速度で移動位置するのである。他方、選択具63を左に切り換えるとともに移動範囲設定具64を小に切り換えた状態でかつ耕耘ロータリー6が第2左所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを左・右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が小ストロークで作動して耕耘ロータリー6が第2左所定位置から第1左所定位置に設定速度で移動位置し、選択具63を左に切り換えるとともに移動範囲設定具64を小に切り換えた状態でかつ耕耘ロータリー6が第1左所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを左・右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が小ストロークで作動して耕耘ロータリー6が第1左所定位置から第2左所定位置に設定速度で移動位置し、選択具63を右に切り換えるとともに移動範囲設定具64を小に切り換えた状態でかつ耕耘ロータリー6が第2右所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを左・右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が小ストロークで作動して耕耘ロータリー6が第2右所定位置から第1右所定位置に設定速度で移動位置し、選択具63を右に切り換えるとともに移動範囲設定具64を小に切り換えた状態でかつ耕耘ロータリー6が第1右所定位置に位置する状態で基準の操作位置に位置する操作レバー31bを左・右操作位置に操作することにより、シフトシリンダ19が小ストロークで作動して耕耘ロータリー6が第1右所定位置から第2右所定位置に設定速度で移動位置するのである。 【0088】従って、耕耘ロータリー6を第2左所定位置や第2右所定位置に移動位置させた状態で耕耘作業を行っている際に障害物Cが存在した場合、その障害物Cを回避するために耕耘ロータリー6を左右内方に移動させるのであるが、耕耘ロータリー6を中央の所定位置まで戻さなくても、第1左所定位置や第1右所定位置に移動位置させることで障害物Cを回避できるときは、移動範囲設定具64を小に切り換えた状態で操作レバー31bを右操作位置や左操作位置に操作して、耕耘ロータリー6を第1左所定位置や第1右所定位置に移動位置させることにより、耕耘ロータリー6の過剰な、つまり、非効率的な左右移動を防止することができる。 【0089】《8》上記実施の形態及び別実施形態において、第2の操作レバーとその操作レバーの操作位置を検出するポテンショメータなどのセンサを設け、シフト制御切り換え具を設け、このシフト制御切り換え具が第1状態にあるとき、前記シフト制御手段C3によるシフト制御を行い、シフト制御切り換え具が第2状態にあるとき、第2シフト制御手段によるシフト制御を行うようにする。第2シフト制御手段は、位置センサ36による検出位置がセンサによる検出操作位置に対応する位置となるようにシフトシリンダ19を作動制御するものである。つまり、第2の操作レバーの操作位置に対応した位置に耕耘ロータリー6が位置するように耕耘ロータリー6の位置をポジション制御するものである。 【0090】《9》上記実施の形態では、アクチュエータ19として、油圧シリンダを示したが、アクチュエータ19としては、電動シリンダなどであっても良い。 【0091】《10》上記実施の形態では、基準の操作位置に対応する耕耘ロータリー6の所定位置を移動範囲の中央位置としたが、基準の操作位置に対応する所定位置をも調整自在にして実施しても良い。 【0092】《11》上記実施の形態では、左右移動用の操作位置として、左二つ、右二つの合計四つの操作位置を示したが、操作位置は、左三つ、右三つの合計六つや、八つなどであっても良い。 【0093】《12》対地作業装置6は耕耘ロータリー、つまり、耕耘装置以外のものであっても良い。 【0094】《13》上記実施の形態では、リンク機構7を左右に揺動させることで耕耘ロータリー、つまり、対地作業装置6を左右に移動自在にさせたが、対地作業装置6をリンク機構7に左右にスライド自在に装着して、対地作業装置6を左右に移動自在なものにしても良い。 【0095】《14》本発明は各種作業機に適用することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ
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| 【出願日】 |
平成10年8月5日(1998.8.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107308 【弁理士】 【氏名又は名称】北村 修一郎
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| 【公開番号】 |
特開2000−50703(P2000−50703A) |
| 【公開日】 |
平成12年2月22日(2000.2.22) |
| 【出願番号】 |
特願平10−221474 |
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