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【発明の名称】 組立式ラック
【発明者】 【氏名】土方 直哉

【氏名】中尾 哲也

【要約】 【課題】従来ラックの各部品を極めて容易に組立ててラックを形成する組立式ラックは完成されておらず、輸送費がかさむ欠点があった。

【解決手段】本発明の組立式ラックにおいては、複数のパイプを三叉のジョイントとにより互に連結して形成し、上記ジョイントは、上記パイプに嵌入する大きさ、形状のY方向に延びる筒体部と、この筒体部の正面と一側面に設けた上記パイプに嵌入する大きさ、形状のX方向及びZ方向に延びる筒体部とにより構成し、上記各筒体部の少くとも一側面には起伏自在ならしめた楔状部と、長さ方向に延びるU字溝及びリブとを設ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数のパイプと、これらパイプを互に連結せしめるための三叉のジョイントとより成り、上記ジョイントは、上記パイプに嵌入する大きさ、形状のY方向に延びる筒体部と、この筒体部の正面と一側面に設けた上記パイプに嵌入する大きさ、形状のX方向及びZ方向に延びる筒体部とより成り、上記各筒体部の少くとも一側面には起伏自在ならしめた楔状部と、長さ方向に延びるU字溝及びリブとを設けたことを特徴とする組立式ラック。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は組立式ラック、特に三叉状のジョイントを用いた組立式ラックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気製品を設置するためのラックとして現地で簡単に組立できるようにしたものは提案されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、上記目的のラックは完成状態で出荷しており、輸送費がかさむ欠点があった。
【0004】本発明は上記の欠点を除くようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の組立式ラックは、複数のパイプと、これらパイプを互に連結せしめるための三叉のジョイントとより成り、上記ジョイントは、上記パイプに嵌入する大きさ、形状のY方向に延びる筒体部と、この筒体部の正面と一側面に設けた上記パイプに嵌入する大きさ、形状のX方向及びZ方向に延びる筒体部とより成り、上記各筒体部の少くとも一側面には起伏自在ならしめた楔状部と、長さ方向に延びるU字溝及びリブとを設けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例を説明する。
【0007】本発明においては、図1〜図3に示すようにラック1を複数の角パイプ2と、これら角パイプ2を互に連結せしめるための三叉のそのジョイントとにより構成し、上記ジョイント3を図4〜図7に示すように、上記角パイプ2の外形に略等しい外形のX方向に延びる角筒基部4と、この角筒基部4の正面と、一側面に夫々X方向及びZ方向に延びるように突出形成した上記角パイプの外形に略等しい外形の角筒基部5及び6と、これら角筒基部4〜6の端面から夫々Y,X及びZ方向に突出形成した上記各角パイプ2内に嵌入できる大きさとした4角の筒体部7〜9とにより構成し、上記各筒体部7〜9の先端外周部にはその外径が次第に小さくなるようにテーパー部10を形成し、その一側面にはコ字状の切り込み11と、この切り込み11によって形成された舌片12と、この舌片12の遊端において三角状に盛り上がる楔状部13とを形成する。
【0008】また、上記各筒体部7〜9の少くとも1つの側面中央部に長さ方向に延びるU字溝14と、リブ15とを設ける。
【0009】更に、上記角パイプ2にはこれを上記各筒体部7〜9に嵌合した際、上記楔状部13に対応する位置でこれを受容する穴16を図8に示すように形成する。
【0010】本発明の組立式ラックは上記のような構成であるから、ジョイント3の各筒体部7〜9を夫々角パイプ2に嵌合することによってラック1を極めて容易に3次元的に組立てることができ、上記各筒体部7〜9を夫々角パイプ2に挿入したとき、上記舌片12が上記切り込み11部分で内側に偏位し、その楔状部13が角パイプ2の穴16に嵌入することによって外側に復元するから一度両者を嵌合した後はみだりに外れることがない。
【0011】更に、角パイプ2の内径が筒状接合部7〜9の外径より若干小さい場合でも上記筒体部7〜9のU字溝14の部分で上記筒状接合部7〜9の外径が減少することによって対応でき、逆に筒体部7〜9の外径が小さい場合には上記リブ15によって対応できる。
【0012】なお、上記角パイプ2を円形パイプとし、上記筒体部7〜9を円筒状のものとしても良いことは勿論である。また、図9に示すように上記ラック1には、サイドエッジ17と、トップネット18と、サイドカバー19と、リアカバー20と、チャンネルベース21と、フロントドア22等を取り付け得るようにするのが好ましい。
【0013】
【発明の効果】上記のように本発明の組立式ラックによれば、ラックを構成する各部品を現地に輸送し、現地で極めて容易に組立でき、組立て後は妄りに外れることがない大きな利益がある。
【出願人】 【識別番号】000232162
【氏名又は名称】エヌイーシーレーザ・オートメーション株式会社
【出願日】 平成10年(1998)3月4日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】澤木 誠一 (外1名)
【公開番号】 特開平11−251762
【公開日】 平成11年(1999)9月17日
【出願番号】 特願平10−67687