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【発明の名称】 収容ブロック及び該収容ブロックを備えた電気接続箱
【発明者】 【氏名】川口 清史

【要約】 【課題】組付作業性を向上させることのできる収容ブロック及び該収容ブロックを備えた電気接続箱を提供する。

【解決手段】ブロック本体13の長手方向の各側壁14a,14bの両側端付近には、各側壁14a,14bの上縁に接合された上端を固定端として、下方向に延びるそれぞれ2つずつの挿入ガイド15が形成されている。各挿入ガイド15は側面視で略逆「L」字状、正面視で四角形状をなし、その先端がブロック本体13の下端よりも下方に突出した状態に延設されている。また、ブロック本体13の下面にはクランプ機構19が形成されている。側壁14bには下方に延びてクランプ機構19を保護する保護用リブ20が延設されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ワイヤハーネスの接続コネクタや電装品などを収容するブロック本体、及びそのブロック本体の側壁の上縁を固定端として同側壁に沿って下方に延びる複数の挿入ガイドを備え、箱体内に収容される収容ブロックにおいて、前記各挿入ガイドの先端を、前記ブロック本体の下端よりも下方に突出した状態に延設した収容ブロック。
【請求項2】 請求項1に記載の収容ブロックにおいて、前記ブロック本体の一側壁にヒンジ部を介して接合された固定端、及びその固定端側の側壁と対向する側の側壁近傍のブロック本体内に設けられた嵌合部と嵌合する自由端を有し、前記ワイヤハーネスを挟着保持する帯状のクランプ機構と、前記嵌合部側の側壁に延設され、前記クランプ機構を保護する保護用リブとを備えた収容ブロック。
【請求項3】 ワイヤハーネス等の接続コネクタや電装品などを収容するブロック本体、及びそのブロック本体の側壁の上縁を固定端として同側壁に沿って下方に延び、その先端が前記電装品収容ブロックの下端よりも下方に突出した状態に延設された複数の挿入ガイドを備えた収容ブロックと、内壁に前記各挿入ガイドを挿入可能な各係合部を有し、該係合部により前記収容ブロックを係合状態で収容する箱体とを備えた電気接続箱。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネス等の配線類の接続コネクタや、電装回路や電子部品等の電装品などを収容し、箱体内へ収容される収容ブロック及び該収容ブロックを備えた電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車内には種々の電装回路や電子部品等の電装品が搭載されている。そして、これらの電装品を収めるとともに、ワイヤハーネス等の配線類の接続分岐点として、電気接続箱が用いられている。
【0003】一般的な電気接続箱においては、組付性及びメンテナンス性を容易化するために、各種電装品やワイヤハーネス等の接続コネクタなどが種別または機能別にそれぞれ専用の収容ブロック内に収容され、それら各ブロックが電気接続箱内の所定箇所にそれぞれ個別に収容されている。
【0004】そこで、こうした態様をなす従来の電気接続箱について、図10及び図11に従って説明する。なお、この従来の形態及び後記する発明の実施の形態においては上記収容ブロックとしてリレーブロックを用いて説明する。
【0005】同図10及び図11に示すように、電気接続箱50を構成するロアケース51内には、リレーブロック52が収容される。リレーブロック52は略直方体状に形成されたブロック本体53を備え、その上部に形成された4つのリレーハウジング54にはそれぞれリレー55が取付けられている。
【0006】ブロック本体53の長手方向の両側壁56の両側端付近には、側壁56の上縁に接合された上端を固定端として下方向に延びる4つの挿入ガイド57が形成されている。各挿入ガイド57は側面視で略逆「L」字状、正面視で四角形状をなし、その先端がブロック本体53の下端と同等の位置になるように形成されている。また、各挿入ガイド57の裏面と上記側壁56との間には間隙C1が設けられ、この間隙C1内には挿入ガイド57と側壁56とを連結する補強リブ58が上下方向に形成されている。
【0007】また、側壁56において、隣り合う挿入ガイド57間には略「レ」字状をなす一対の係止片59がそれぞれ形成されている。各係止片59は、側壁56に固定された基部59aと、その基部59a方向に変形可能な可撓片59bとからなり、可撓片59bの先端付近には挿入ガイド57側へ突出する係止突起59cが形成されている。
【0008】一方、上記ロアケース51は上面が開口した箱状をなし、対向配置された側壁60a,60bを有している。各側壁60a,60bの内面には係合部61がそれぞれ2つずつ形成されている。これら各係合部61は上記リレーブロック52の各挿入ガイド57と対応する位置に形成されている。各係合部61には上記各挿入ガイド57を上方から挿入可能な凹部62がそれぞれ設けられている。また、各係合部61の隣り合う側の壁部63の上縁にはそれぞれ突部64が形成されている。これら各突部64は上記リレーブロック52における各係止片59の係止突起59cと対応する位置に形成されている。
【0009】このように構成されたリレーブロック52の上記ロアケース51内への収容は作業者によって行われる。作業者は、リレーブロック52のリレーハウジング54、リレー55、もしくは側壁56を上方から把持して、該リレーブロック52をロアケース51に対して上方から挿入することにより作業を行う。このとき作業者は、目視しながら各挿入ガイド57を各係合部61の凹部62内に挿入してリレーブロック52の収容箇所を位置決めする。そして、そのまま各挿入ガイド57を凹部62内に挿入していくと、この挿入に伴って各係止片59の可撓片59bが各係合部61の突部64に押圧されて基部59a側に変形する。その後、変形した各可撓片59bは、各挿入ガイド57の固定端下面57aが係合部61の上面に接するのと同時に上記突部64による押圧から開放され、可撓片59bの先端の係止突起59cが突部64に係合する。これにより、リレーブロック52がロアケース51から抜け出し不能に収容され、作業を終了する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうした従来のリレーブロック52及びロアケース51の構成にあっては、作業者がリレーブロック52の各挿入ガイド57を係合部61の凹部62に挿入する際に、リレーブロック52を把持する自身の手やブロック本体53が邪魔になって、全ての挿入ガイド57を一目で目視することが困難である。このため、全ての挿入ガイド57を対応する各凹部62内に挿入する作業が煩雑になり、リレーブロック52のロアケース51に対する組付作業性が悪化するものであった。
【0011】本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、組付作業性を向上させることのできる収容ブロック及び該収容ブロックを備えた電気接続箱を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、ワイヤハーネスの接続コネクタや電装品などを収容するブロック本体、及びそのブロック本体の側壁の上縁を固定端として同側壁に沿って下方に延びる複数の挿入ガイドを備え、箱体内に収容される収容ブロックにおいて、前記各挿入ガイドの先端を、前記ブロック本体の下端よりも下方に突出した状態に延設したことをその要旨とする。
【0013】請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の収容ブロックにおいて、前記ブロック本体の一側壁にヒンジ部を介して接合された固定端、及びその固定端側の側壁と対向する側の側壁近傍のブロック本体内に設けられた嵌合部と嵌合する自由端を有し、前記ワイヤハーネスを挟着保持する帯状のクランプ機構と、前記嵌合部側の側壁に延設され、前記クランプ機構を保護する保護用リブとを備えたことをその要旨とする。
【0014】請求項3に記載の発明では、ワイヤハーネス等の接続コネクタや電装品などを収容するブロック本体、及びそのブロック本体の側壁の上縁を固定端として同側壁に沿って下方に延び、その先端が前記電装品収容ブロックの下端よりも下方に突出した状態に延設された複数の挿入ガイドを備えた収容ブロックと、内壁に前記各挿入ガイドを挿入可能な各係合部を有し、該係合部により前記収容ブロックを係合状態で収容する箱体とを備えたことをその要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図6に従って説明する。尚、本実施形態において、図10及び図11に示した従来の形態と同一もしくは近似する構成部材については符号を等しくしてその詳細な説明を省略する。図1及び図2に示すように、電気接続箱10を構成するロアケース11内には、リレーブロック12が収容される。リレーブロック12は略直方体状に形成されたブロック本体13を備え、その上部に形成された4つのリレーハウジング54にはそれぞれリレー55が取付けられている。
【0016】ブロック本体13の長手方向の各側壁14a,14bの両側端付近には、各側壁14a,14bの上縁に接合された上端を固定端として下方向に延びるそれぞれ2つずつの挿入ガイド15が形成されている。これらの各挿入ガイド15においては、図3に示すように、側壁14aに形成された各挿入ガイド15と、側壁14bに形成された各挿入ガイド15とが対向した位置に形成されている。また、各挿入ガイド15は側面視で略逆「L」字状、正面視で四角形状をなし、その先端がブロック本体13の下端よりも下方に突出されている。各挿入ガイド15の裏面と上記各側壁14a,14bとの間の間隙C1内には、各挿入ガイド15と各側壁14a,14bとを接合する補強リブ16が上下方向に形成されている。これら補強リブ16は、上記各挿入ガイド15の下方への延設に伴って、同ガイド15の先端まで延設されている。そして、これらの各補強リブ16によって各挿入ガイド15の強度が増し、同挿入ガイド15が破損したり変形したりするおそれが抑制される。
【0017】また、図4に示すように、リレーブロック12のブロック本体13内において、側壁14bの近傍には嵌合突起17aを備えた嵌合部17が形成されている。また、ブロック本体13の下面にはクランプ機構19が形成されている。このクランプ機構19は、ブロック本体13の側壁14aの下縁にヒンジ部18を介して接合された固定端19a、及び嵌合凹部19cを有して上記嵌合突起17aと嵌合する自由端19bを備えた帯状をなしている。さらに、ブロック本体13において嵌合部17が形成された側の側壁14bには、同側壁14bから下方に延びる保護用リブ20が延設されている。
【0018】こうしたクランプ機構19により、上記各リレー55の各端子(図示略)に電気的に接続されるワイヤハーネス(図示略)が挟着保持される。このため、同ワイヤハーネスの引出方向を規制することが可能となるとともに、ワイヤハーネスが絡まったり他の配線類と混在することが抑制される。しかも、このクランプ機構19の自由端19bをブロック本体13の嵌合部17に嵌合した際に、同クランプ機構19は上記保護用リブ16によって保護される。したがって、特にリレーブロック12の保管時等に、クランプ機構19に対して外力がかかっても、クランプ機構19が変形したり損傷することが好適に抑制される。
【0019】一方、図1及び図2に示すように、上記ロアケース11は上面が開口した箱状をなし、対向配置された側壁21a,21bを有している。各側壁21a,21bの内面には係合部22がそれぞれ2つずつ形成されている。これら各係合部22は上記リレーブロック12の各挿入ガイド15と対応する位置に形成されている。各係合部22には、上記各挿入ガイド15を案内するとともに、同挿入ガイド15を上方から挿入可能な凹部23がそれぞれ設けられている。また、各係合部22の隣り合う側の壁部24の上縁にはそれぞれ突部25が形成されている。これら各突部25は上記リレーブロック12における各係止片59の係止突起59cと対応する位置に形成されている。
【0020】このように構成されたリレーブロック12は、上述した従来の形態と同様にして上記ロアケース11内に収容される。但し、本実施形態においては、各挿入ガイド15がブロック本体13の下端から突出した状態に延設されているため、各挿入ガイド15をそれぞれ対応する凹部23内へ突出した分だけ挿入した後、リレーブロック12をロアケース11内に収容することとなる。
【0021】まず、作業者は、目視しながら各挿入ガイド15を各係合部22の凹部23内に挿入してリレーブロック12の収容箇所を位置決めする。このとき作業者は、ブロック本体13とロアケース11の側壁21a,21bとの間から、全ての挿入ガイド15の先端の各凹部23への挿入状況を一目で目視することができる。このため、作業者は、各挿入ガイド15の先端全てが対応する係合部25の凹部23内に挿入されているか否かを容易に確認することができる。
【0022】次いで、そのまま各挿入ガイド15を凹部23内に挿入してリレーブロック12をロアケース11内に収容する。すると、この挿入に伴ってブロック本体13の各係止片59の可撓片59bが各係合部22の突部25に押圧されて基部59a側に変形する。その後、変形した各可撓片59bは、各挿入ガイド15の固定端下面15aが係合部22の上面に接するのと同時に上記突部25による押圧から開放され、図5及び図6に示すように、該可撓片59bの係止突起59cと該突部25とが係合する。こうした各係止突起59cと各突部25との係合により、リレーブロック12はロアケース11内に抜け出し不能に収容される。また、この状態で各挿入ガイド15の固定端下面15aは係合部22の上面に接するため、それ以上リレーブロック12がロアケース11内に沈み込むこともない。したがって、リレーブロック12は垂直方向への動きが規制され、ロアケース11内にガタツキなく係合収容される。しかも、各挿入ガイド57が各凹部62内に挿入された状態にあるため、リレーブロック12の水平方向へのガタツキも規制される。なお、図6においては、図面をわかりやすくするために、2点鎖線にて挿入ガイド15の透視線を示し、破線にて係合部22の透視線を示す。
【0023】以上詳述したように、本実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)リレーブロック12をロアケース11内に収容する際に、作業者は全ての挿入ガイド15の各凹部23への挿入状況を一目で目視できるため、リレーブロック12のロアケース11に対する位置決めを容易に行うことができる。その結果、リレーブロック12のロアケース11に対する組付作業性を向上させることができる。
【0024】しかも、リレーブロック12を、垂直方向及び水平方向に対してガタツクことなくロアケース11内に係合収容させることができる。
(2)クランプ機構19により、各リレー55の各端子(図示略)に電気的に接続されるワイヤハーネス(図示略)を挟着保持することができるため、同ワイヤハーネスの引出方向を規制することが可能となるとともに、ワイヤハーネスが絡まったり混在するのを抑制することができる。しかも、このクランプ機構19は保護用リブ16によって保護されるため、特にリレーブロック12の保管時等に、クランプ機構19に対して外力がかかっても、クランプ機構19が変形したり損傷することを好適に抑制することができる。
【0025】(3)各挿入ガイド15には補強リブ16が形成されているため、同挿入ガイド15が破損したり変形したりするおそれを好適に抑制することができる。なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
【0026】・ 上記実施形態では、各挿入ガイド15及び各係合部22をそれぞれ4つずつ形成したが、これらの形成個数を4つに限らずに増減する。
・ 上記実施形態では、各挿入ガイド15とブロック本体13との間に設けた補強リブ16を、同挿入ガイド15の先端まで延設したが、この補強リブ16を、図7に示すように、ブロック本体13の下端までの補強リブ31に変更する。
【0027】・ 図8に示すように、各挿入ガイド15の先端をテーパ状にする。このようにすれば、各挿入ガイド15の凹部23内への挿入作業がより容易になる。
・ 図3に示したように、上記実施形態では各挿入ガイド15を、側壁14a側の各挿入ガイド15と、側壁14b側の各挿入ガイド15とがに対向形成した位置に形成したが、図9に示すように、側壁14a側の各挿入ガイド15と、側壁14b側の各挿入ガイド15とが対向しないように、それぞれずらした位置に形成する。このようにすれば、リレーブロック12をロアケース11内に収容する際に、向きを逆にして収容してしまうおそれを確実に防止することができる。
【0028】・ 図2及び図4に示したように、上記実施形態では、保護用リブ20の下端が各挿入ガイド15の先端よりも下方に位置するように形成したが、各挿入ガイド15の先端が保護用リブ20の下端と同等もしくは保護用リブ20よりも下方に位置するように形成する。
【0029】次に、前記各実施形態から把握できる請求項に記載した発明以外の技術的思想について、それらの効果と共に以下に記載する。
(1)請求項1または請求項2に記載の収容ブロックにおいて、前記各挿入ガイドと前記ブロック本体との間には、該挿入ガイドを補強するリブを設けた収容ブロック。
【0030】このようにすれば、各挿入ガイドの破損や変形を抑制することができる。
(2)請求項1、請求項2、上記(1)のいずれか1項に記載の収容ブロックにおいて、前記各挿入ガイドの先端をテーパ状に形成した収容ブロック。
【0031】このようにすれば、収容ブロックを箱体内へより容易に収容することができる。
(3)請求項3に記載の電気接続箱において、前記収容ブロックは、前記ブロック本体の一側壁にヒンジ部を介して接合された固定端、及びその固定端側の側壁と対向する側の側壁近傍のブロック本体内に設けられた嵌合部と嵌合する自由端を有し、前記ワイヤハーネスを挟着保持する帯状のクランプ機構と、前記嵌合部側の側壁に延設され、前記クランプ機構を保護する保護用リブとを備えてなる電気接続箱。
【0032】このようにすれば、請求項2及び請求項3の効果を併せ得ることができる。
(4)請求項3または上記(3)に記載の電気接続箱において、前記各係合部は、前記各挿入ガイドを案内する凹部を有してなる電気接続箱。
【0033】このようにすれば、収容ブロックを箱体に対して容易に位置決めすることができる。
(5)上記(3)または(4)に記載の電気接続箱において、前記収容ブロックは、基部、可撓片、及び係止突起からなる係止片を有し、前記箱体は、該係止突起と係合する突部を有する電気接続箱。
【0034】このようにすれば、係止突起と突部との係合により、収容ブロックを箱体内に確実に係合状態に収容することができる。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、収容ブロックの箱体内への組付作業性を向上させることができる。
【0036】請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、クランプ機構によってワイヤハーネスの引出方向を規制することが可能となるとともに、ワイヤハーネスが絡まったり混在するのを抑制することができる。しかも、保護用リブによって、クランプ機構が変形したり損傷することを好適に抑制することができる。
【0037】請求項3に記載の発明によれば、収容ブロックを容易に箱体内に組付けることができるとともに、収容ブロックを箱体内に抜け出し不能に収容することができる。
【出願人】 【識別番号】000183406
【氏名又は名称】住友電装株式会社
【出願日】 平成10年(1998)2月25日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
【公開番号】 特開平11−243284
【公開日】 平成11年(1999)9月7日
【出願番号】 特願平10−43932