| 【発明の名称】 |
基板位置決め装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】柿沼 武一
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| 【要約】 |
【課題】基板の大きさに関係なく確実に基板を一対のガイドレールに密着状態に位置決めできる基板位置決め装置を提供する。
【解決手段】一対のガイドレール1の下方に水平に配設され前記一対のガイドレール1の内面側に上下動可能な一対の押圧部材5の下端に当接して前記一対の押圧部材5を上昇させる昇降プレート9と、昇降プレート9の上面に垂直に立設され前記基板3の両側端以外の下面を支持する複数の押付けピン15と、昇降プレート9の下部の複数箇所を支持し回転力により昇降プレート9を昇降させる複数の昇降機構17と、各昇降機構17に回転力を付与する駆動部45と、駆動部45からの回転力を前記各々の昇降機構17に同時に伝達する回転力伝達機構29とにより基板位置決め装置7が構成され、複数の昇降機構17が昇降プレート9を昇降する機能と昇降ガイドの機能を兼ね備えている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 互いに平行して対向する側面部と、側面部の上端から互いに近づく方向に突出する上面部とからなるガイドレールが前記上面部を水平にして一対設けられ、この一対のガイドレールにより、両側面部の間で上面部の下方において当該ガイドレールの所定位置まで搬送されて電子部品が装着される基板のガイドレール側に位置する両側端を、前記一対のガイドレールの側面部の内面で上下移動可能に設けられた押圧部材を介して前記一対のガイドレールの上面部に向けて上昇させることにより、前記基板を一対のガイドレールの上面部の下面に押圧して位置決めする基板位置決め装置において、前記一対のガイドレールの下方に水平に配設され前記一対の押圧部材の下端に当接して前記一対の押圧部材を上昇させる昇降プレートと、前記昇降プレートの上面に垂直に立設され前記基板の両側端以外の下面を支持する複数の押付けピンと、前記昇降プレートの下部の複数箇所を支持し回転力により前記昇降プレートを昇降させる複数の昇降機構と、前記昇降機構に回転力を付与する駆動部と、前記駆動部からの回転力を前記各々の昇降機構に同時に伝達する回転力伝達機構と、を備えたことを特徴とする基板位置決め装置。 【請求項2】 前記昇降機構が、前記昇降プレートの下部に、互いにほぼ等間隔をあけた3箇所に設けられたことを特徴とする請求項1記載の基板位置決め装置。 【請求項3】 前記昇降機構が、前記昇降プレートの下部の四隅に設けられたことを特徴とする請求項1記載の基板位置決め装置。 【請求項4】 前記昇降機構が、前記昇降プレートの下部に水平に固定されたボールネジナットと、前記ボールネジナットに螺合して下端部が基台に回転自在に支持され回転により前記ボールネジナットおよび昇降プレートを昇降させるボールネジ軸とからなるボールネジにより構成されたことを特徴とする請求項1記載の基板位置決め装置。 【請求項5】 前記回転力伝達機構が、前記各々のボールネジのボールネジ軸に軸着されたプーリと、これらのプーリに掛け渡されたタイミングベルトと、このタイミングベルトおよび前記駆動部に連結されたブロックとにより構成されたことを特徴とする請求項4記載の基板位置決め装置。 【請求項6】 前記回転力伝達機構が、前記複数のボールネジのボールネジ軸に軸着されたスプロケットと、これらのスプロケットに掛け渡されたチェーンと、このチェーンおよび前記駆動部に連結されたブロックとにより構成されたことを特徴とする請求項4記載の基板位置決め装置。 【請求項7】 前記駆動部が、前記ブロックにロッドを連結したエアシリンダにより構成されたことを特徴とする請求項6記載の基板位置決め装置。 【請求項8】 前記駆動部が、モータにより構成され、このモータの回転軸が歯車機構を介して前記ブロックに連結されたことを特徴とする請求項6記載の基板位置決め装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えばICなどの電子部品が装着される基板を一対のガイドレールの所定位置に密着状態に位置決めする基板位置決め装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来において、水平で前後左右方向に移動するXーYテーブル上に、所定の間隔を保って互いに平行に一対のガイドレールが配置され、このガイドレールの所定位置まで移動機構により基板が搬送される。そして、ICなどの電子部品を基板に装着するために、搬送されてきた基板を一対のガイドレールの所定位置に密着状態で基板位置決め装置により位置決めが行なわれ、基板位置決め装置は、例えば、特許第2565181号などで公知である。 【0003】このような基板位置決め装置61は、図8および図9に示すように、所定の大きさの矩形状に形成されて基台65の上方に水平に配設された昇降プレート63を備える。基台65はXーYテーブル上に固設され、昇降プレート63の中央部の下面には、基台65に固設されたエアシリンダ67のロッド67aの先端部が固着され、エアシリンダ67のロッド67aの伸縮により昇降プレート63が水平な状態を保って上下動される。昇降プレート63の上面には複数の押付けピン69が垂直に立設され、これらの押付けピン69は同じ長さに形成され、これらの押付けピン69により基板71が水平に支持される。昇降プレート63の四隅の下面には垂直な昇降ガイド73が設置され、各々の昇降ガイド73は垂直に設けられたガイドピン75を備え、このガイドピン75の先端が昇降プレート63に固着され、ガイドピン75が基台65に固定されたガイド筒77に上下移動可能に支持されている。 【0004】また、一対のガイドレール79は、互いに平行して対向する側面部79Aと、側面部79Aの上端から互いに近づく方向に突出する上面部79Bとで断面がL字状に形成され、不図示の移動機構により一対のガイドレール79を介して基板71の両側端が側面部79Aの内側で案内されつつ搬送され、基板71の両側端は、図10に示すように、一対のガイドレール79の側面部79Aの内面に上下動可能に設けられた一対の押圧部材81の上端に支持されている。この状態で、エアシリンダ67を駆動してロッド67aを伸長させると、昇降プレート63が上昇し、更に上昇すると、図11および図12に示すように、一対の押圧部材81および押付けピン69により基板71の下面が支持されて、昇降プレート63の上昇に伴って基板71が上昇し、一対の押圧部材81により基板71が一対のガイドレール79の上面部79Bの下面に押圧されて密着状態に一対のガイドレール79に位置決めされる。この場合、昇降プレート63の上昇に伴って、昇降プレート63の四隅の各々の昇降ガイド73のガイドピン75がガイド筒77に支持された状態で上昇するため、昇降プレート63が水平に保持された状態が維持され、これにより、図11および図12に示すように、両側端の押圧部材81による基板71の押付けが確実となり、基板71の全体を一対のガイドレール79に密着状態で位置決めされる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したような従来の基板位置決め装置において、昇降プレートに対して幅および長さが小さな基板を位置決めする際には、以下のような不具合が生じてしまう問題があった。すなわち、小さな基板に電子部品を装着するには、図13の矢印で示すように、一対のガイドレール79を移動して小さな基板71の幅に合わせ、基板71が一対のガイドレール79により搬送され、一対のガイドレール79の内面側に上下動可能に設けられた一対の押圧部材81の上端に基板71が支持されている。この状態で、エアシリンダ67により昇降プレート63を上昇させて一対の押圧部材81により基板71を一対のガイドレール79に向けて押圧すると、基板71が小さいことから、密着させようとする基板71の下方にエアシリンダ67が位置しなくなるため、図14および図15に示すように、基板71が存在しない昇降プレート63の箇所が矢印で示すように上昇して、昇降プレート63が傾いてしまい、基板71の正確な位置決めができなくなり、部品装着の精度が悪化するという問題が生ずる。これを防止するためには、昇降プレート63の四隅に設置された昇降ガイド73を剛性の高い構造に形成することもできるが、コストが嵩むとともに、基板71のサイズが大きくなるに伴って昇降プレート63も大型化し、昇降ガイド73を更に剛性の高いものにする必要がある。 【0006】そこで、本発明は、昇降プレートを昇降する昇降機構に昇降プレートを水平に維持する機能と昇降プレートを昇降させる機能の双方を付与することにより、基板の大きさに関係なく確実に基板を一対のガイドレールに密着状態に位置決めできる基板位置決め装置を提供することを目的とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の基板位置決め装置は、互いに平行して対向する側面部と、側面部の上端から互いに近づく方向に突出する上面部とからなるガイドレールが前記上面部を水平にして一対設けられ、この一対のガイドレールにより、両側面部の間で上面部の下方において当該ガイドレールの所定位置まで搬送されて電子部品が装着される基板のガイドレール側に位置する両側端を、前記一対のガイドレールの側面部の内面で上下移動可能に設けられた押圧部材を介して前記一対のガイドレールの上面部に向けて上昇させることにより、前記基板を一対のガイドレールの上面部の下面に押圧して位置決めする基板位置決め装置において、前記一対のガイドレールの下方に水平に配設され前記一対の押圧部材の下端に当接して前記一対の押圧部材を上昇させる昇降プレートと、前記昇降プレートの上面に垂直に立設され前記基板の両側端以外の下面を支持する複数の押付けピンと、前記昇降プレートの下部の複数箇所を支持し回転力により前記昇降プレートを昇降させる複数の昇降機構と、前記昇降機構に回転力を付与する駆動部と、前記駆動部からの回転力を前記各々の昇降機構に同時に伝達する回転力伝達機構とを備えたことを特徴とする。 【0008】本発明では、一対のガイドレールにより搬送されてきた基板の両側端は、一対のガイドレールの側面部の内面に上下動可能に設けられた一対の押圧部材の上端に支持されている。駆動部を駆動すると、回転力伝達機構により回転力が昇降機構により伝達され、昇降プレートおよび押付けピンが上昇して各押付けピンの先端が基板の下面に当接するとともに、基板の両側端を支持している押圧部材の下端が昇降プレートに当接する。更に昇降プレートが上昇すると、一対の押圧部材および複数の押付けピンにより基板の下面が支持され基板が上昇して、基板の両側端が一対の押圧部材により一対のガイドレールの上面部の下面に押圧されて密着状態に一対のガイドレールに位置決めされ、この状態で、基板に電子部品の装着が行なわれる。 【0009】したがって、複数の昇降機構が昇降プレートを昇降するとともに、昇降機構が従来の昇降ガイドの機能を果すので、昇降プレートが水平に維持された状態で昇降され、これにより、小さな基板を一対の押圧部材によりガイドレールに押圧する際にも昇降プレートが傾くことがなくなり、基板の全体を一対のガイドレールに密着状態で位置決めすることが可能となる。また、複数の昇降機構が昇降プレートを昇降させる機能と従来の昇降ガイドの機能を果すため、特に大きな基板の場合でも別に高剛性の昇降ガイドを設けることなく、大きな基板の位置決めを確実に行うことが可能となる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図1は基板位置決め装置を示す平面図、図2は基板位置決め装置を示す正面図、図3は空圧回路図、図4および図5は基板位置決め装置の動作を説明する概略正面図である。 【0011】図1〜図5において、1は一対のガイドレール、3は基板、5は一対の押圧部材、7は基板位置決め装置を示す。前後左右方向に移動するXーYテーブル上に基台27が固着され、ガイドレール1は基台27の上方で、互いに平行し左右方向に水平に延在して一対配置され、互いの間隔を任意にセットできるようになっている。ガイドレール1は互いに対向する側面部1Aと、側面部1Aの上端から互いに近づく方向に突出する上面部1Bとから断面がL字状に形成されている。また、押圧部材5は、図5に示すように、一対のガイドレール1の側面部1Aの内面に上下動可能に設けられ、一対のガイドレール1により側面部1Aの間で、かつ上面部1Bの下方で搬送されてきた基板3の両側端を各上端で支持している。 【0012】基板位置決め装置7は、図1〜図3に示すように、所定の幅および長さの長方形の外形に形成されて水平に配設された昇降プレート9を備えている。この昇降プレート9は、図1に示すように、正面から見て、左右の両側および後方側の奥部を残すように、平面形状で正面から内部に切欠かれた逆U字状に形成され、軽量構造となっている。また、昇降プレート9の上面で上記ガイドレール1の延在方向における両側部には、四角い棒状の固定部材11がガイドレール1の延在方向と直交する方向に延在して固着され、これらの固定部材11の上面に上記一対の押圧部材5の下端が当接する。また、上記両側の固定部材11に挟まれるように昇降プレート9の上面に取付けプレート13が設置され、取付けプレート13の上面には基板3の両側端を除く下面を先端で水平に支持する複数の押付けピン15が上方に向け垂直に突設されている。 【0013】昇降プレート9は、手前の両隅と奥部の中央部の3箇所が昇降機構17を介して基台27上に水平に昇降可能に支持され、これらの昇降機構17は昇降プレート9の周方向に互いにほぼ等間隔に配設されている。各々の昇降機構17はボールネジ19により構成されており、ボールネジ19は、図2に示すように、右回りにネジが設けられたボールネジ軸19aと、このボールネジ軸19aに螺合するボールネジナット19bとにより構成されている。ボールネジ19のボールネジナット19bは、図2に示すように、筒状の取付けハウジング21を介して水平に昇降プレート9の下部に取付けられている。 【0014】また、ボールネジ19を取付ける3つの取付けハウジング21のうち、1つの取付けハウジング21はその先端面が昇降プレート9に設けられた孔23aを介してボルトにより固着され、他の2つの取付けハウジング21の先端面が昇降プレート9に設けられた長穴23bを介してボルトにより固着されており、上記2つの取付けハウジング21が長穴23bにより後述するタイミングベルト33の張力を調整できるようになっている。上記ボールネジナット19bにはボールネジ軸19aが螺合されてボールネジ軸19aが垂直に配設され、ボールネジ軸19aの下端部はボールベアリング25を介して基台27に回転自在に支持されている。 【0015】さらに、上記3つの昇降機構17の各ボールネジ軸19aに回転力を伝達する回転力伝達機構29が基台上に設けられており、この回転力伝達機構29は、図2に示すように、ボールネジ軸19aのボールネジナット19bとボールベアリング25との間に軸着されたプーリ31と、輪状に形成されたタイミングベルト33と、テンションリール35と、ブロック37により構成されている。すなわち、各々の昇降機構17のボールネジ軸19aの各プーリ31にタイミングベルト33が掛け渡され、タイミングベルト33の途中にテンションリール35が介装され、これによりタイミングベルト33に張力を付与するようになっている。上記テンションリール35は長穴35aを介してボルトにより基台27に固着され、長穴35aによりテンションリール35を僅かに移動することによりタイミングベルト33の張力の調節ができるようになっている。 【0016】さらに、上記昇降プレート9の正面の両側に設けられたボールネジ19の間に位置するタイミングベルト33の中央部分にボルトにより長方形に形成されたブロック37が取付けられている。このブロック37は、上記正面に位置するタイミングベルト33に平行に基台27上に固着されたガイド板39上に設置され、タイミングベルト33に沿って移動することができる。また、上記ガイド板39の先端部および基端部には、上記ブロック37に当接して衝撃をやわらげるショックアブソーバ41、43が設けられている。 【0017】上記ブロック37には、タイミングベルト33を回動する駆動部であるエアシリンダ45のロッド45aが連結されている。エアシリンダ45はそのロッド45aが上記正面のタイミングベルト33に沿うように基台27上に固設されており、エアシリンダ45のロッド45aの伸縮によりブロック37を介してタイミングベルト33が移動して各昇降機構17のボールネジ19の各プーリ31を介してボールネジ軸19aを回動し、これによりボールネジナット19bおよび取付けハウジング21を介して昇降プレート9および取付けプレート13を昇降できるようになっている。 【0018】また、上記エアシリンダ45は図3に示すような空圧回路に接続されている。すなわち、エアシリンダ45の各ポートにはスピードコントローラ47を介してエアシリンダ45のロッド45aの伸長と縮小とを切換える電磁弁51に連結され、電磁弁51にはレギュレータ53を介して空気ポンプ55に連結されている。そして、空気ポンプ55の駆動によりレギュレータ53、電磁弁51およびスピードコントローラ47を介してエアシリンダ45に圧縮空気が送給され、電磁弁51の切換えにより、エアシリンダ45のロッド45aの伸縮が行なわれる。 【0019】次に、上記構成の基板位置決め装置7により基板3を位置決めする場合について説明する。不図示の移動機構により一対のガイドレール1に沿って搬送されてきた基板3の両側端は、図4に示すように、一対のガイドレール1の側面部1Aの内面に上下動可能に設けられた一対の押圧部材5の上端に支持されている。 【0020】そこで、電磁弁51をエアシリンダ45のロッド45aが伸長するように切換えておき、空気ポンプ55を駆動すると、エアシリンダ45のロッド45aが伸長してブロック37が図1中のa方向に移動する。これに伴って、タイミングベルト33が図1中の時計方向に移動し、各々の昇降機構17のボールネジ軸19aに軸着された各プーリ31を介して各々のボールネジ軸19aが図5の矢印で示す時計方向に回転する。各ボールネジ軸19aの回転により、ボールネジ軸19aにそれぞれ螺着されたボールネジナット19bおよび取付けハウジング21が上方に移動し、これと同時に昇降プレート9および押付けピン15が上昇して各押付けピン15の先端が基板3の下面に当接するとともに、基板3の両側端を支持している押圧部材5の下端が昇降プレート9に固着された固定部材11に当接する。昇降プレート9が更に上昇すると、一対の押圧部材5および複数の押付けピン15により基板3が支持されて、昇降プレート9の上昇に伴って基板3が側面部1Aの間で上昇し、図5に示すように、両側端の一対の押圧部材5により基板3が一対のガイドレール1の上面部1Bの下面に押圧されて密着状態に一対のガイドレール1に位置決めされる。そして、ブロック37が最先端まで移動した際には、ショックアブソーバ41に衝突してそれ以上タイミングベルト33の移動が行なわれない。 【0021】この場合、昇降プレート9を昇降する複数の昇降機構17のボールネジ軸19aおよびボールネジナット19bが従来の昇降ガイドの機能を果すため、昇降プレート9が水平に維持された状態で昇降され、これにより、面積の小さな基板3を一対の押圧部材5によりガイドレール1に押圧する際に昇降プレート9が傾くことがなくなり、基板3の全体を一対のガイドレール1に密着状態で位置決めすることが可能となる。また、複数の昇降機構17が昇降プレート9を昇降させる機能と従来の昇降ガイドの機能を果すため、特に大きな基板3の場合でも別に高剛性の昇降ガイドを設けることなく、大きな基板3の位置決めを確実に行うことが可能となる。 【0022】基板3を位置決めして基板3に電子部品が装着されると、空気ポンプ55を停止して電磁弁51を切換え、その後、空気ポンプ55を駆動することにより、エアシリンダ45のロッド45aが伸縮してブロック37が移動し、タイミングベルト33が図1中の矢印b方向に移動する。これに伴って、各々のプーリ31を介してボールネジ軸19aが反時計方向に回転し、これによりボールネジナット19bおよび取付けハウジング21が下方に移動し、同時に昇降プレート9および押付けピン15が下降する。上記ブロック37が最基端まで移動すると、ショックアブソーバ43に衝突して、それぞれ以上のロッド45aの縮小が行なわれない。 【0023】このように本基板位置決め装置7においては、昇降プレート9の下部の3箇所にほぼ等間隔で配設された昇降機構17により昇降プレート9を昇降するとともに、複数の昇降機構17が従来の昇降ガイドの機能を果すため、小さな基板3をガイドレール1に押圧する際に昇降プレート9が傾くことがなくなり、小さな基板3の位置決めを正確に行うことが可能となる。また、複数の昇降機構17が昇降プレート9を昇降させる機能と従来の昇降ガイドの機能を果すため、特に大きな基板3の場合でも別に高剛性の昇降ガイドを設けることなく、大きな基板3の位置決めを確実に行うことが可能となる。 【0024】次に、本発明の他の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図6は基板位置決め装置を示す平面図、図7は基板位置決め装置を示す正面図である。本実施の形態の基板位置決め装置7では、図6および図7に示すように、昇降プレート9の下部の四隅にボールネジ19からなる昇降機構17を配設し、大型の基板3に対応できるようにしたものである。本実施の形態の基板位置決め装置7でも、上記実施の形態と同様に昇降プレート9が逆U字状に形成されており、ボールネジ19、ブロック37、エアシリンダ45および空圧回路が上記同様に構成されている。そして、上記同様に、複数の昇降機構17により昇降プレート9が昇降されるため、小さな基板3をガイドレール1に押圧する際に昇降プレート9が傾くことがなくなり、小さな基板3の位置決めを正確に行うことが可能となるとともに、複数の昇降機構17が昇降プレート9を昇降させる機能と従来の昇降ガイドの機能を果すため、特に大きな基板3の場合でも別に高剛性の昇降ガイドを設けることなく、大きな基板3の位置決めを確実に行うことが可能となる。 【0025】尚、昇降機構17として、ボールネジナット19bとボールネジナット19bからなるボールネジ19により構成したが、これに限らず、回転力により昇降プレート9を昇降させる機構であれば、適用することができる。また、回転力伝達機構29として、各々のボールネジ軸19aに軸着されたプーリ31と、こられのプーリ31に掛け渡されたタイミングベルト33と、タイミングベルト33および駆動部に連結されたブロック37とにより構成したが、これに限らず、各々のボールネジ軸19aに軸着されるスプロケットと、これらのスプロケットに掛け渡されたチェーンと、チェーンおよび駆動部に連結されたブロック37とにより構成してもよい。さらに、駆動部として、ブロック37にロッド45aを連結したエアシリンダ45により構成したが、これに限らず、駆動部をモータにより構成し、モータの回転軸を歯車機構を介してブロック37に伝達するようにしてもよく、同様な効果を得ることができる。 【0026】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、昇降プレートの下部の複数箇所にほぼ等間隔で配設された昇降機構により昇降プレートを昇降するとともに、複数の昇降機構が従来の昇降ガイドの機能を果すため、小さな基板をガイドレールに押圧する際に昇降プレートが傾くことがなくなり、小さな基板の位置決めを正確に行うことが可能となる。また、複数の昇降機構が昇降プレートを昇降させる機能と従来の昇降ガイドの機能を果すため、特に大きな基板の場合でも別に高剛性の昇降ガイドを設けることなく、大きな基板の位置決めを確実に行うことが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002185 【氏名又は名称】ソニー株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)2月9日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−233998 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)8月27日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−26938 |
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