| 【発明の名称】 |
半導体装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】矢元 久良
【氏名】新宮 正孝
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| 【要約】 |
【課題】放熱フィンの取り付けやダイナミック回路の採用等によるLSIの冷却対策では、LSIの微細化や大型チップ化が進み発熱量が多くなると冷却能力が不十分となり、LSIが正常に動作することが困難になる。
【解決手段】半導体基板(図示省略)の表面に素子(図示省略)が配置された半導体チップ11を搭載した半導体装置1において、半導体チップ11の表面、裏面および側面の少なくともいずれかの面に対して、接する状態にまたはその近傍にペルチエ効果素子21が備えられていて、かつ該ペルチエ効果素子21に電流を供給する電源31が備えられているものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 半導体基板に素子が配置されてなる半導体チップを搭載した半導体装置において、前記半導体チップの表面、裏面および側面の少なくともいずれかの面に対して、接するまたはその近傍に備えられたペルチエ効果素子と、前記ペルチエ効果素子に電流を供給する電源とを備えたことを特徴とする半導体装置。 【請求項2】 半導体基板に素子が配置されてなる半導体チップを搭載した半導体装置において、前記半導体チップの表面、裏面および側面の少なくともいずれかの面に対して、接するまたはその近傍に備えられたペルチエ効果素子と、前記ペルチエ効果素子に電流を供給する電源とを備えたものであって、前記ペルチエ効果素子は、複数個の単体のペルチエ効果素子を直列に接続されたものを備えていることを特徴とする半導体装置。 【請求項3】 半導体基板に素子が配置されてなる半導体チップを搭載した半導体装置において、前記半導体チップの表面、裏面および側面の少なくともいずれかの面に対して、接するまたはその近傍に備えられたペルチエ効果素子と、前記ペルチエ効果素子に電流を供給する電源とを備えたものであって、前記ペルチエ効果素子は、複数個のペルチエ効果素子を並列に接続されたものを備えていることを特徴とする半導体装置。 【請求項4】 請求項1記載の半導体装置において、前記ペルチエ効果素子の冷却側端子と前記半導体チップとの間に電気的な絶縁膜が設けられていることを特徴とする半導体装置。 【請求項5】 請求項2記載の半導体装置において、前記ペルチエ効果素子の冷却側端子と前記半導体チップとの間に電気的な絶縁膜が設けられていることを特徴とする半導体装置。 【請求項6】 請求項3記載の半導体装置において、前記ペルチエ効果素子の冷却側端子と前記半導体チップとの間に電気的な絶縁膜が設けられていることを特徴とする半導体装置。 【請求項7】 請求項4記載の半導体装置において、前記絶縁膜は、該ペルチエ効果素子の冷却側端子の熱膨張率と前記半導体チップの熱膨張率とに近い材料、または該ペルチエ効果素子の冷却側端子と前記半導体チップとからの収縮ストレスを緩和する材料からなることを特徴とする半導体装置。 【請求項8】 請求項5記載の半導体装置において、前記絶縁膜は、該ペルチエ効果素子の冷却側端子の熱膨張率と前記半導体チップの熱膨張率とに近い材料または該ペルチエ効果素子の冷却側端子と前記半導体チップとからの収縮ストレスを緩和する材料からなることを特徴とする半導体装置。 【請求項9】 請求項6記載の半導体装置において、前記絶縁膜は、該ペルチエ効果素子の冷却側端子の熱膨張率と前記半導体チップの熱膨張率とに近い材料または該ペルチエ効果素子の冷却側端子と前記半導体チップとからの収縮ストレスを緩和する材料からなることを特徴とする半導体装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関し、詳しくはペルチエ効果素子を搭載した半導体装置に関する。 【0002】 【従来の技術】半導体集積回路装置(以下LSIという)は微細化を日進月歩で進めつつある。これによって、情報処理機能の拡大や記憶容量の拡大も進められ、さらには演算素子や記憶素子をワンチップに搭載したシステムLSIが実現されてきている。そして昨今は、シリコン基板上のワンチップ内に所望の電気回路システムを収納することが、微細加工技術の進歩によって可能になってきた。システムLSIの実現は、携帯電話、ノートブック型パソコン、デジタルカメラ、デジタルカムコーダ、ゲーム機器などの携帯システムの小型化や軽量化に大きく寄与している。 【0003】そして微細加工技術は、トランジスタの小型化、アルミニウムなどにより形成される配線の細線化、隣接トランジスタ間の近接化、隣接配線間隔の近接化などに寄与している。一方、それらにともなって、トランジスタのソース・ドレイン抵抗の増大、アルミニウム配線の抵抗増大、配線同士の寄生容量の増大などが誘発され、LSIの消費電力の増大をもたらしている。またLSI内のトランジスタ数の増大による消費電力も大幅に増大している。 【0004】さらに、システムの購買者の要求には、小型化、軽量化だけでなく、より美しい画像提供システム、より高密度の情報提供システム、より高速の情報処理システム、より長距離での情報交換システム、よりリアルな体験が得られるゲームシステムなどがあり、それらはある程度の消費電力を犠牲にしてでも使用したいという場合もある。一方、低消費電力でも極限までバッテリーの使用時間を延長した携帯システムを使用したいという場合もある。この場合は、放熱を問題視することは通常はないが、無駄な電力として使われているソース・ドレイン抵抗や配線抵抗での消費電力を極小化する必要がある。 【0005】このような各システムLSIは周囲温度が−20℃〜+75℃の間で動作することを通常は要求されている。しかしLSIが微細化するにつれて、ソース・ドレイン部の拡散層の抵抗値r1、基板配線の抵抗r2等が増大する。また、ゲート電極とソースとの間およびゲート電極とドレインとの間の電気容量c1、ゲート電極とチャネルとの間の電気容量c2、金属配線と隣り合う金属配線との間の電気容量c3、金属配線とシリコン基板との間の電気容量c4、金属配線層が多層になると上下の金属配線層同士の間の電気容量c5等が増大する。 【0006】上記各抵抗値r1,r2や、各電気容量値c1〜c5の増大はLSIを流れる総電流値Iに対して、トランジスタや配線の寄生容量の充放電電流や抵抗を流れる電流としてLSIの消費電力を増大させる。また、情報処理速度を上げたいという要求から、周波数fを上げることによって、ますますトランジスタや配線の寄生容量の充放電電流が増加する。以上の結果から、LSIの消費電力が増大することになり、LSIの発熱を増大させている。また前述のように、LSIのワンチップ化はチップサイズの大型化をもたらし、それによって発熱量も増大するという結果になる。 【0007】またLSIはそれ自体の発熱のために、クロック周波数や応答周波数が飽和する。すなわち、LSI内部の極限的な信号通路の部分でトランジスタの動作が、上記クロック周波数や応答周波数に追随できなくなる。今や、例えば電源電圧が3Vでクロック周波数が200MHzの中央演算処理装置(CPU)が現実のものとなる時代ではあるが、さらに動作速度を上げたシステムLSIの実現のためには、さらに微細化された加工技術を用いなければ、LSIの周囲温度の上限である+75℃以下にそのLSIの周囲温度を保つことができない。 【0008】図13に示すように、通常、電源電流(図面では矢印で示す)は電源(Vcc)から供給され、電源線121を通してLSI111に供給され、LSI111を駆動してから接地電源線122を通ってアース(GND)に至る。このときLSI111は発熱し、電源(Vcc)からLSI111に流れ込む電力には、この発熱に要するエネルギーも含んでいる。ここで発生した熱エネルギーQは、LSI111を加熱するとともに、LSI111のパッケージ(図示省略)を通って周囲の雰囲気やプリント基板(図示省略)に吸収されていく。このようにして、LSI111自体の温度およびその周囲温度が上昇していくことになる。なお、本図面において、半導体チップ111内の矢印は半導体チップ11内を流れる電流を示し、接地電源線122よりGNDに向かう矢印はアース電流を示す。 【0009】そこでLSI自体の温度上昇やその周囲の温度上昇を抑えるために、これまではダイナミック回路の採用のような電気回路的対策や、パッケージに大型のフィン(放熱ひれ)を取り付けたり、ファン(送風機)によってその熱せられた空気を追い払うといった物理的対策で対処するのが通常であった。しかし、このような対策では、周囲温度を最高であっても75℃以下にして、20Wで200MHz以上の高機能で高速動作のシステムLSIを動作させることは困難である。また、仮に動作させることができたとしても、その場合にはシステムLSIの大きさが極めて大きなものになる。 【0010】以上、MOS(Metal-Oxide-Semiconductor )型のLSIで記述したが、バイポーラ型のLSIや画素数が数十万個のCCDLSIであっても、上記同様のことがいえる。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、システムLSIの微細化や大型チップ化が進み、発熱量が多くなると、パッケージの熱抵抗のために、あるいは周囲との温度差が少ないために、熱エネルギーが十分に吸収されず、LSIの温度を上げることになる。すなわち、ますますLSIは加熱されることになる。これではLSIは正常に動作しなくなるので、上記説明したような回路的対策や物理的対策を行ってきたが、0.25μm世代以降になるとそれでは不十分な対策となる。そのため、LSIの動作速度やアクセスタイムが制限されるようになる。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解決するためになされた半導体装置である。すなわち、半導体基板に素子が配置されてなる半導体チップを搭載した半導体装置において、半導体チップの表面、裏面および側面の少なくともいずれかの面に対して、接するまたはその近傍にペルチエ効果素子を備えるとともに、そのペルチエ効果素子に電流を供給する電源を備えたものである。 【0013】上記半導体装置では、半導体チップ(例えば半導体集積回路を搭載した半導体チップ)で発生し、半導体チップの外部へ無駄に放出されている熱エネルギーが、半導体チップの表面、裏面および側面の少なくともいずれかの面に対して、接するまたはその近傍に備えたペルチエ効果素子により吸熱される。そのため、半導体チップから発生する熱量が半導体チップ周辺に蓄積されなくなるので、半導体装置の動作温度を所定の周囲温度以下に収めることが可能になる。 【0014】上記半導体装置のペルチエ効果素子は、複数個の単体のペルチエ効果素子を直列に接続されたものを備えている。 【0015】上記ペルチエ効果素子では、直列に接続された単体のペルチエ効果素子の吸熱電極の面積分だけ、吸熱面積量が増加することになる。このように複数個の単体のペルチエ効果素子を直列に接続したものでは、1個のペルチエ効果素子では吸熱する面積が不足している場合に効果的であり、特に大面積を冷却するのに効果的である。 【0016】上記半導体装置のペルチエ効果素子は、複数個の単体のペルチエ効果素子を並列に接続されたものを備えている。 【0017】上記ペルチエ効果素子では、並列に接続された単体のペルチエ効果素子の分だけ、吸熱容量が増加することになる。このように複数個の単体のペルチエ効果素子を並列に接続したものでは、1個のペルチエ効果素子では吸熱容量が不足している場合に効果的である。 【0018】 【発明の実施の形態】本発明の半導体装置に係わる実施形態の一例を、図1の概略回路構成図によって説明する。 【0019】図1に示すように、半導体装置1は、半導体基板(図示省略)の表面に素子(図示省略)が配置されてなる半導体チップ(例えば半導体集積回路)11を搭載したものであり、その半導体チップ11の表面、裏面および側面の少なくともいずれかの面に対して、ペルチエ効果素子21を接するまたはその近傍に備えたものである。このペルチエ効果素子21は、ペルチエ効果を利用して熱を吸収する素子のことをいう。さらに上記ペルチエ効果素子21には電流を供給する電源(直流電源)31(Vpp)が接続されている。 【0020】上記ペルチエ効果素子21は、1個(単体)のペルチエ効果素子で構成されたものであっても、または複数個の単体のペルチエ効果素子で構成されたものであってもよい。また上記素子は、NMOSトランジスタ、PMOSトランジスタ、CMOSトランジスタ、バイポーラトランジスタ、接合型トランジスタ、電荷結合素子、キャパシタ、抵抗、ダイオード等のいずれかまたはそれらを組み合わせたものからなる。また上記半導体チップ11は、素子を形成した複数層の半導体基板からなるものであってもよい。 【0021】また、上記半導体チップ11には電源線12と接地電源線13とが接続されていて、同半導体チップ11は電源Vccより電源線12を介して電源電流I(図面では矢印で示す)の供給を受けて駆動される。そして接地電源線13によって電気的に接地(GND)されている。なお、本図面において、半導体チップ11内の矢印は半導体チップ11内を流れる電流を示し、接地電源線13よりGNDに向かう矢印はアース電流を示す。 【0022】上記図1によって説明した半導体装置1のペルチエ効果素子21は、1個(単体)のペルチエ効果素子からなるものである。そのペルチエ効果素子21の構成の一例を、図2の(1)の概略構成図および(2)の等価回路図によって説明する。 【0023】図2の(1)、(2)に示すように、P型の熱電半導体22の一端とN型の熱電半導体23の一端とを吸熱(冷却)電極24でオーミック接触により接続し、このP型の熱電半導体22の他端には電極25が接続され、このN型の熱電半導体23の他端には電極26が接続されている。ここでは、上記吸熱電極24をペルチエ効果素子21の冷却側端子としているので、P型の熱電半導体22に接続される電極25を負(−)極とし、N型の熱電半導体23に接続される電極26を正(+)極とする。そして上記電極25,26には、電極25が負極となり、電極26が正極となるように、直流電源31が接続されている。なお、上記直流電源31に発生電圧が可変となる可変電源を用いることによって、ペルチエ効果素子21の吸熱電極24側の吸熱量を調整することが可能である。なお、上記電極25,26を吸熱電極とする場合には、電極25が正極となり、電極26が負極となるように、直流電源31を接続すればよい。 【0024】また上記P型の熱電半導体には、ビスマス化合物(例えば、Bi2 Te3 、Bi2 Se3 等)、アンチモン化合物(例えば、CoSb3 、RhSb3 、IrSb3 等)、ケイ化物(例えば、SiGe、FeSi2 、Ru2 Si3 等)を用いる。また上記N型の熱電半導体には、Sb2 Te3 、ケイ化物(例えば、SiGe、FeSi2 、RuSi3 等)を用いる。 【0025】上記図1および図2によって説明した半導体装置1では、半導体チップ11の表面、裏面および側面の少なくともいずれかの面に対して、接するまたはその近傍にペルチエ効果素子21が備えられていることから、半導体チップ11で発生し、半導体チップ11の外部へ放出されている熱エネルギーQの一部または全部は、そのペルチエ効果素子21により吸熱される。そのため、半導体チップ11から発生する熱量が半導体チップ11の周辺に蓄積されなくなるので、半導体チップ11の動作温度を所定の周囲温度以下に収めることが可能になる。また、ペルチエ効果素子21の吸熱量が不足している場合には、電源電圧(Vpp)を高めて電流を増加させることにより吸熱量を増加させればよい。 【0026】また、半導体装置1の周囲温度が最大保証温度である75℃を越える状態になろうとしても、この半導体装置1は正常に動作する。すなわち、半導体装置1の周辺に蓄積されるようとする熱エネルギーがペルチエ効果素子21によって奪い取られるので、半導体装置1の周辺には熱エネルギーが蓄積されることはない。そのため、半導体装置1の動作温度を所定の周囲温度以下に収めることが可能になる。また半導体装置1の周囲温度が通常の最大保証温度の75℃であっても、半導体装置1を冷却することによって、そのクロック周波数が高くなり、またアクセスタイムが短くなって、高速化が図れる。 【0027】また、ペルチエ効果素子21を備えることによって、従来と同様の技術を使って半導体チップ11を作製する、またはさらなる微細化技術を使って半導体チップ11を作製しても、半導体装置1を大チップ化することが可能になる。また、半導体装置1の発熱量が大きくなる1世代前の技術を使って作製したものであっても、当世代の半導体装置の動作速度のものを作製することを可能にする。 【0028】上記半導体装置1におけるペルチエ効果素子21は、単体のペルチエ効果素子に限定されることはなく、複数個のペルチエ効果素子を接続したものであってもよい。 【0029】次に、複数個の単体のペルチエ効果素子を直列接続したものからなるペルチエ効果素子を備えた本発明の半導体装置に係わる実施形態の一例を、図3の(1)の概略構成図および(2)の等価回路図によって説明する。この半導体装置は、前記図1によって説明した半導体装置において、ペルチエ効果素子が複数個の単体のペルチエ効果素子を直列接続したものからなり、その他の構成部品は前記図1によって説明したものと同様である。そこで、図3では、直列接続したペルチエ効果素子のみを説明することにする。 【0030】図3の(1)、(2)に示すように、ペルチエ効果素子21は、例えば3個の単体のペルチエ効果素子K1,K2,K3を直列に接続したものからなる。各単体のペルチエ効果素子K1〜K3は、前記図2によって説明したのと同様に、P型の熱電半導体22の一端とN型の熱電半導体23の一端とを吸熱(冷却)電極24でオーミック接触により接続し、このP型の熱電半導体22の他端には電極25が接続され、このN型の熱電半導体23の他端には電極26が接続されているものからなる。そして単体のペルチエ効果素子K1の電極25は負(−)極に接続されているとともにこの単体のペルチエ効果素子K1の電極26は、別の単体のペルチエ効果素子K2の電極25に接続されている。またこの単体のペルチエ効果素子K2の電極26は別の単体のペルチエ効果素子K3の電極25に接続されている。そしてこの単体のペルチエ効果素子K3の電極26は正(+)極に接続されている。なお、上記電極25,26を吸熱電極とする場合には、単体のペルチエ効果素子K1の電極25を正極とし、単体のペルチエ効果素子K3の電極26が負極となるように、直流電源(図示省略)を接続すればよい。 【0031】このように、単体のペルチエ効果素子K1〜K3の極性の異なる電極同士を接続することにより、単体のペルチエ効果素子K1〜K3を直列に接続することが可能になる。なお、単体のペルチエ効果素子の接続個数は3個に限定されることはなく、複数個であれば何個でもよい。 【0032】上記説明したように単体のペルチエ効果素子K1〜K3を直列に接続したペルチエ効果素子21では、直列に接続された単体のペルチエ効果素子K2,K3の吸熱電極の面積分だけ、吸熱面積量を増加させることが可能になる。このように単体のペルチエ効果素子K1〜K3を直列に接続したものでは、1個のペルチエ効果素子では吸熱する面積が不足している場合に効果的であり、特に大面積を冷却するのに効果的である。 【0033】ここで上記構成のペルチエ効果素子21の特性の一例を以下に説明する。単体のペルチエ効果素子を直列に接続してなるペルチエ効果素子の寸法を例えば40mm(幅)×40mm(奥行き)×5.5mm(高さ)とし、冷却用電力をおよそ60W(4V×15A)とすると、熱負荷はおよそ30Wとなり、吸熱電極24側が−10℃、電極25,26側が30℃程度になる。 【0034】次に、複数個の単体のペルチエ効果素子を並列接続したものからなるペルチエ効果素子を備えた本発明の半導体装置に係わる実施形態の一例を、図4の(1)の概略構成図および(2)の等価回路図によって説明する。この半導体装置は、前記図1によって説明した半導体装置において、ペルチエ効果素子が複数個の単体のペルチエ効果素子を並列接続したものからなり、その他の構成部品は前記図1によって説明したものと同様である。そこで、図4では、並列接続したペルチエ効果素子のみを説明することにする。 【0035】図4の(1)、(2)に示すように、ペルチエ効果素子21は、例えば3個の単体のペルチエ効果素子K1,K2,K3を並列に接続したものからなる。各単体のペルチエ効果素子K1〜K3は、前記図2によって説明したのと同様に、P型の熱電半導体22の一端とN型の熱電半導体23の一端とを吸熱(冷却)電極24でオーミック接触により接続し、このP型の熱電半導体22の他端には電極25が接続され、このN型の熱電半導体23の他端には電極26が接続されているものからなる。そして単体のペルチエ効果素子K1〜K3の各電極25同士が接続されるとともにこの単体のペルチエ効果素子K1〜K3の各電極26同士が接続されている。そして電極25は直流電源(Vpp)31の負(−)極に接続され、電極26は直流電源(Vpp)31の正(+)極に接続されている。なお、上記電極25,26を吸熱電極とする場合には、電極25を正極とし、電極26が負極となるように、直流電源(図示省略)を接続すればよい。 【0036】このように、単体のペルチエ効果素子の極性を同じくする電極同士を接続することにより、単体のペルチエ効果素子を並列に接続することが可能になる。なお、単体のペルチエ効果素子の接続個数は3個に限定されることはなく、複数個であれば何個でもよい。 【0037】上記説明したように単体のペルチエ効果素子K1〜K3を並列に接続した半導体装置では、並列に接続された単体のペルチエ効果素子K2,K3の分だけ、吸熱容量を増加させることが可能になる。このように単体のペルチエ効果素子K1〜K3を並列に接続したものでは、ペルチエ効果素子の吸熱容量が不足していた場合に効果的であり、例えば1個のペルチエ効果素子では吸熱容量が不足している場合に効果的である。 【0038】次に、上記図3,図4によって説明した半導体装置のペルチエ効果素子の応用例として、複数個の単体のペルチエ効果素子が直列接続されたものを並列接続したものからなるペルチエ効果素子を図5によって説明する。 【0039】図5に示すように、ペルチエ効果素子21は以下のような構成を成す。すなわち、単体のペルチエ効果素子K1〜K3が前記図3によって説明したのと同様に直列に接続されて、直列接続のペルチエ効果素子列Ld1〜Ld3が形成されている。各ペルチエ効果素子列Ld1〜Ld3の一方の端子となるP型電極同士は接続され、同ペルチエ効果素子列Ld1〜Ld3の他方の端子となるN型電極同士も接続されて、ペルチエ効果素子列Ld1〜Ld3が並列に接続されている。上記P型電極は負(−)極に接続され、上記N型電極は正(+)極に接続されている。 【0040】なお、単体のペルチエ効果素子の直列接続個数は3個に限定されることはなく、複数個であれば何個でもよい。またペルチエ効果素子列は3列に限定されることはなく、複数列であれば何列でもよい。また、ペルチエ効果素子列のうちの何列かを1個の単体のペルチエ効果素子としてもよい。 【0041】上記ペルチエ効果素子21では、単体のペルチエ効果素子K1〜K3が直列に接続されたペルチエ効果素子列Ld1〜Ld3で吸熱面積を増加させ、それを並列に接続したことにより吸熱容量を増加させている。 【0042】次に、上記図3,図4によって説明した半導体装置のペルチエ効果素子の応用例として、複数個の単体のペルチエ効果素子が並列接続されたものを直列接続したものからなるペルチエ効果素子を図6によって説明する。 【0043】図6に示すように、ペルチエ効果素子21は以下のような構成を成す。すなわち、単体のペルチエ効果素子K1〜K3が前記図4によって説明したのと同様に並列に接続されて、並列接続のペルチエ効果素子列Lp1〜Lp3が形成されている。各ペルチエ効果素子列Lp1〜Lp3の異なる極性の端子同士は接続されて、各ペルチエ効果素子列Lp1〜Lp3が直列に接続されている。具体的には、ペルチエ効果素子列Lp1のP型電極が負(−)極に接続され、同ペルチエ効果素子列Lp1のN型電極はペルチエ効果素子列Lp2のP型電極に接続されている。このペルチエ効果素子列Lp2のN型電極はペルチエ効果素子列Lp3のP型電極に接続されている。そしてこのペルチエ効果素子列Lp3のN型電極は正(+)極に接続されている。 【0044】なお、単体のペルチエ効果素子の接続個数は3個に限定されることはなく、複数個であれば何個でもよい。またペルチエ効果素子列は3列に限定されることはなく、複数列であれば何列でもよい。また、ペルチエ効果素子列のうちの何列かを1個の単体のペルチエ効果素子としてもよい。 【0045】上記ペルチエ効果素子21では、単体のペルチエ効果素子K1〜K3が並列に接続されたペルチエ効果素子列Lp1〜Lp3で吸熱容量を増加させ、それを直列に接続したことにより吸熱面積を増加させている。 【0046】上記図1〜図6によって説明したペルチエ効果素子21の冷却側端子となる吸熱電極24は導電材料で形成されるので、半導体チップ11の表面、裏面、側面等に対面させて配置するには、電気的絶縁性を有する絶縁膜が必要になる。 【0047】そこで図7に示すように、ペルチエ効果素子21の冷却端子側となる吸熱電極24と半導体チップ11との間には、電気的な絶縁性を有する絶縁膜61が設けられている。この絶縁膜61としては、このペルチエ効果素子の冷却側端子となる吸熱電極24の熱膨張率とペルチエ効果素子21が設けられる半導体チップ11の熱膨張率とに近い材料または吸熱電極24と半導体チップ11とからの収縮ストレスを緩和する材料で形成されることが好ましい。そのような材料としては、例えば、ポリイミド膜、エポキシ樹脂、フィラー入りエポキシ樹脂等を用いることが可能であり、それらの厚さは0.4μm〜2.0μm程度とする。または雲母を用いることも可能である。この雲母は、例えば5μm〜20μm程度の厚さとする。また、吸熱電極24となる導電材料の熱膨張率や半導体チップ11の熱膨張率と大きく異ならない熱膨張率を有するもの、吸熱電極24となる導電材料や半導体チップ11の熱膨張ストレスを吸収するものであれば、上記以外の材料を用いることは可能である。 【0048】なお、図7では、一例として、前記図2によって説明したペルチエ効果素子21を示したが、図3〜図6によって説明したペルチエ効果素子でも吸熱電極24に絶縁膜61を被着する同様の構成を採用することが好ましい。 【0049】一方、通常の半導体チップ11には、リンシリケートガラス(PSG)、窒化シリコン膜等のパッシベーション膜(図示省略)が被着されている。そのため、必ずしも上記絶縁膜61は必要とはしないが、ペルチエ効果素子21に上記絶縁膜61を被着しておけば、半導体チップ11とペルチエ効果素子21との絶縁性を十分に確保することができる。 【0050】また、半導体チップ11から外部へ放出されている熱エネルギーがペルチエ効果素子21により吸熱されるため、ペルチエ効果素子21と半導体チップ11との間に温度差が生じる。その温度差によるストレスは、該ペルチエ効果素子21の冷却側端子の熱膨張率と上記半導体チップ11の熱膨張率とに近い材料または該ペルチエ効果素子21の冷却側端子と上記半導体チップ11とからの収縮ストレスを緩和する材料からなる絶縁膜61によって緩和される。そのため、そのストレスによるペルチエ効果素子21の破壊、および半導体チップ11の破壊は防止される。 【0051】次にペルチエ効果素子を半導体チップとともにモールドパッケージに組み上げた第1の例〜第4の例を、図8〜図12の概略構成断面図によって説明する。この第1〜第4の例で説明するペルチエ効果素子には、前記図3〜図6によって説明したものを用いることが可能である。 【0052】第1の例では、図8に示すように、リードフレーム111のダイパッド112に半導体チップ11が搭載され、その半導体チップ11の表面側に絶縁膜61を介しかつ半導体チップ11側にペルチエ効果素子21の吸熱電極(図示省略)側を配置して該ペルチエ効果素子21が設けられている。このペルチエ効果素子21は、図示しない金属線、アウタリード等を介して直流電源に接続されている。またダイパッド112、半導体チップ11、ペルチエ効果素子21、リードフレーム111の一部等はモールド樹脂131によってモールドされている。このモールド樹脂131より外側に延出されている部分がアウタリード113となる。上記の如く、半導体装置1(1a)が構成されている。 【0053】上記構成の半導体装置1aでは、半導体チップ11の表面側(素子形成側)に吸熱電極が位置するようにペルチエ効果素子21が設けられていることから、半導体チップ11が駆動されることにより発生した熱エネルギーは絶縁膜61、吸熱電極を介してペルチエ効果素子21に吸収される。 【0054】また第2の例では、図9に示すように、半導体チップ11とペルチエ効果素子21とが導電体のリードフレーム111を介して上下に配置されている。このペルチエ効果素子21は、吸熱電源(図示省略)側が絶縁膜61を介してリードフレーム111側になるように配置されている。しかも、図示しない金属線、アウタリード等を介して直流電源に接続されている。またダイパッド112、半導体チップ11、ペルチエ効果素子21、リードフレーム111の一部等はモールド樹脂131によってモールドされている。このモールド樹脂131より外側に延出された部分がアウタリード113となる。上記の如く、半導体装置1(1b)が構成されている。 【0055】なお、上記リードフレーム111は、銅、鉄ニッケル合金が普通ではあるが、酸化アルミニウムと酸化ケイ素との化合物、またはその他の金属、合金、金属化合物等であってもよい。金属製のリードフレーム111は熱抵抗が極めて小さいので、電気熱吸収効率が低下するのはわずかとなる。この電気熱吸収効率は、電気エネルギーを用いて熱エネルギーを吸収する効率をいう。 【0056】上記構成の半導体装置1(1b)では、リードフレーム111を介して半導体チップ11とペルチエ効果素子21とが設けられていて、そのリードフレーム111側にペルチエ効果素子21の吸熱電極が配置されていることから、半導体チップ11が駆動されることにより発生した熱エネルギーはリードフレーム111、絶縁膜61、吸熱電極を介してペルチエ効果素子21に吸収される。しかも、リードフレーム111を介して上側にペルチエ効果素子21が設けられ下側に半導体チップ11が設けられていることから、リードフレームの上下におけるモールド樹脂131の厚さをほぼ同等なものに形成し易くなるので、信頼性の高い半導体装置1bになる。 【0057】さらに第3の例では、図10に示すように、半導体チップ11とペルチエ効果素子21とがリードフレーム111のダイパッド112の一面側に配置されている。このペルチエ効果素子21は、絶縁膜61を介して吸熱電源(図示省略)側がリードフレーム111側になるようにかつ半導体チップ11に隣接するように配置されている。しかも、金属線(図示省略)、アウタリード等を介して直流電源に接続される。またダイパッド112、半導体チップ11、ペルチエ効果素子21、リードフレーム111の一部等はモールド樹脂131によってモールドされている。このモールド樹脂131より外側に延出された部分がアウタリード113となる。上記の如く、半導体装置1(1c)が構成されている。 【0058】上記構成の半導体装置1(1c)では、半導体チップ11とペルチエ効果素子21とがリードフレーム111のダイパッド112の一面側に配置されていることから、半導体チップ11が駆動されることにより発生した熱エネルギーはリードフレーム111、絶縁膜61、吸熱電極を介してペルチエ効果素子21に吸収される。このように、リードフレーム111を介して半導体チップ11から発生した熱エネルギーをペルチエ効果素子21に吸収させるので、リードフレーム111は、熱抵抗の小さい銅、鉄ニッケル合金等の金属製のものが好ましい。しかも上記半導体装置1cでは、半導体チップ11とペルチエ効果素子21とが同一面側に配置されていることから、薄型のパッケージとなる。 【0059】上記説明したように、ペルチエ効果素子21の吸熱電極24側に導電体であるリードフレーム111を配置する場合には、吸熱電極24とリードフレーム111とのショートを防ぐために絶縁膜61を設けている。それを図11によって具体的に説明する。 【0060】図11に示すように、吸熱電極24とリードフレーム111との間に絶縁膜61が配置されている。例えば、前記ペルチエ効果素子21の吸熱電極24に絶縁膜61を形成する。その絶縁膜61には、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、フィラー(例えば酸化ケイ素、酸化アルミニウム等)入りエポキシ樹脂等を用いることが可能である。この絶縁膜61の厚さは、材料によって異なるが、0.5μm〜20μm程度の厚さとすることが適当である。なお、絶縁膜61として雲母、セラミックス等を用いることもできるが、これらの場合には、10μm〜100μm程度の厚さが必要になるため、上記樹脂材料よりも電気熱吸収効率が低下することになる。 【0061】図示はしないが、ペルチエ効果素子21とリードフレーム111との間に隙間を生じるような場合には、スペーサを設けることも可能である。または熱伝導率のよい材料で上記絶縁膜61とリードフレーム111との間にスペーサを形成してもよい。なお、スペーサを設ける代わりに、上記絶縁膜61を厚くすることも可能であり、またはペルチエ効果素子21の吸熱電極24を厚くすることも可能である。 【0062】上記ペルチエ効果素子の電気熱吸収効率を高めることができると、複数個の半導体チップをワンチップ内に搭載してもペルチエ効果素子によって昇温を抑えることができるようになる。その場合の一例を第4の例として、図12によって説明する。 【0063】図12に示すように、半導体装置1(1d)では、個々の半導体チップ11(11a、11b、11c)を構成する半導体基板10(10a、10b、10c)が積層されて一つの半導体チップ15が構成されている。この図面では3層に積層されている場合を示したがその積層数は3層に限定されることはなく複数層に積層することが可能である。その半導体チップ15はリードフレーム111のダイパッド112に搭載され、該半導体チップ15の表面側に絶縁膜61を介し、かつ該半導体チップ15の表面側にペルチエ効果素子21の吸熱電極(図示省略)側を配置して、当該ペルチエ効果素子21が設けられている。さらに上記ペルチエ効果素子21は、金属線(図示省略)、アウタリード等を介して直流電源に接続されている。またダイパッド112、半導体チップ15、ペルチエ効果素子21、リードフレーム111の一部等はモールド樹脂131によってモールドされている。このモールド樹脂131より外側に延出された部分がアウタリード113となる。このようにして半導体装置1(1d)が構成されている。 【0064】ペルチエ効果素子21の電気熱吸収効率を高めることにより、上記半導体装置1dのように、複数個の半導体チップ11(11a、11b、11c)をワンチップ内に搭載して一つの半導体チップ15を構成しても、ペルチエ効果素子21が半導体チップ15の昇温を抑制することができる。その結果、多数個の半導体チップをワンチップに収納することができるようになるので、プリント基板の省スペース化が図れ、電気システムの小型化が図れる。その応用例としては、例えば、携帯用機器において、より高速なプロセッサを使えるようになるので、より高速に情報を伝達したり、より情報処理能力の高い製品を作製することが可能になる。 【0065】また、上記説明したように、半導体チップ15にペルチエ効果素子21を備えることにより、同一のLSIの加工技術を用いて、例えば0.25μm技術を用いて、従来の0.25μm技術により形成されているLSIチップより大きなチップサイズの製品を作製することが可能になる。言い換えれば、チップからの発熱のために従来は同一チップ内に搭載することができなかった回路を、同一チップ内に搭載することができるようになる。また、これまで以上に微細化した技術を使って、大チップのLSIを作製できるようになる。それは微細化したために生じた抵抗値の増加や寄生容量の増加により発生した熱量を、ペルチエ効果素子21が吸収するからである。例えば、1世代前の0.35μm世代のプロセッサやメモリを冷却することによって、0.25μm世代の処理速度が得られるようになる。 【0066】また、図8〜図12に示したパッケージ例においては、リードフレームと一体化したピンを持つプラスチックモールドパッケージで例示しているが、BGA(ball grid array )のようにメタルバンプであってもよいし、PGA(pin gridarray)のようなセラミックパッケージであってもよい。 【0067】 【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、半導体チップの表面、裏面および側面の少なくともいずれかの面に対して、接するまたはその近傍に備えられているペルチエ効果素子が半導体チップから放出されている熱エネルギーを吸収することができるので、半導体装置周辺に蓄積される熱エネルギーを消費することができる。それによって、半導体装置の温度上昇を抑制し、その動作温度を所定の周囲温度以下に収めることが可能になる。その結果、半導体装置の動作速度の向上、半導体装置の大チップ化等が可能になる。 【0068】また単体のペルチエ効果素子を直列に接続したペルチエ効果素子を備えた半導体装置の発明によれば、直列に接続された単体のペルチエ効果素子の吸熱電極の面積分だけ吸熱面積量を増加させることができるので、特に大面積を冷却するのに効果的である。 【0069】また単体のペルチエ効果素子を並列に接続したペルチエ効果素子を備えた半導体装置の発明によれば、並列に接続された単体のペルチエ効果素子の分だけ吸熱容量を増加させることができるので、1個のペルチエ効果素子では吸熱容量が不足している場合に効果的である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002185 【氏名又は名称】ソニー株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)2月12日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】船橋 國則
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| 【公開番号】 |
特開平11−233986 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)8月27日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−29366 |
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