| 【発明の名称】 |
発熱部品を含んだ電子機器のための冷却システム |
| 【発明者】 |
【氏名】伊 藤 尚 己
【氏名】塚 本 英 志
【氏名】中 村 哲 志
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| 【要約】 |
【課題】発熱部品を含んだ電子機器の発熱量等に応じて冷却ファンの回転を適正に制御する冷却システムを提供する。
【解決手段】冷却ファン201の回転数に関する計測データを出力するファン・コントローラ202と、CPUカード10等の発熱部品に設けられた識別子とファンの最適回転数との関係を記述した最適値テーブルであって、各テーブル・エントリは2以上の閾値温度に対応した2以上の最適回転数値を格納している最適値テーブルと、発熱部品周辺の温度を計測する温度計測器204と、発熱部品の識別子と計測温度に従って現在の最適回転数を決定する回転数決定手段と、ファン・コントローラ経由で得られたファンの実回転数と最適回転数との差に従って、ファンに供給する駆動電源オン/オフのデューティ比を修正する冷却システム・コントローラとを具備する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】発熱部品を含んだ電子機器のための冷却システムにおいて、(a)冷却ファンと、(b)駆動電源により前記ファンを回転せしめるとともに、前記ファンの回転数に関する計測データを出力するファン・コントローラと、(c)前記ファンの回転数に関する計測データに従って前記ファンに供給する駆動電源オン/オフのデューティ比を修正する冷却システム・コントローラと、を具備することを特徴とする冷却システム。 【請求項2】発熱部品を含んだ電子機器のための冷却システムにおいて、(a)冷却ファンと、(b)駆動電源により前記ファンを回転せしめるとともに、前記ファンの回転数に関する計測データを出力するファン・コントローラと、(c)前記ファンの回転数に関する計測データに従って、前記ファンの回転数が最適値に向かうように前記ファンに供給する駆動電源オン/オフのデューティ比を修正する冷却システム・コントローラと、を具備することを特徴とする冷却システム。 【請求項3】発熱部品を含んだ電子機器のための冷却システムにおいて、(a)冷却ファンと、(b)駆動電源により前記ファンを回転せしめるとともに、前記ファンの回転数に関する計測データを出力するファン・コントローラと、(c)前記発熱部品周辺の温度を計測する温度計測器と、(d)計測された温度に基づいて前記ファンの最適回転数を決定するとともに、前記ファン・コントローラ経由で得られた前記ファンの実回転数と前記最適回転数との差に従って、前記ファンに供給する駆動電源オン/オフのデューティ比を修正する冷却システム・コントローラと、を具備することを特徴とする冷却システム。 【請求項4】発熱部品を含んだ電子機器のための冷却システムにおいて、(a)冷却ファンと、(b)駆動電源により前記ファンを回転せしめるとともに、前記ファンの回転数に関する計測データを出力するファン・コントローラと、(c)前記発熱部品に設けられた識別子と、(d)前記発熱部品の各識別子と前記ファンの最適回転数との関係を記述した最適値テーブルと、(e)前記発熱部品の識別子を読み取るとともに前記最適値テーブルを参照して最適回転数を決定する回転数決定手段と、(f)前記ファン・コントローラ経由で得られた前記ファンの実回転数と前記最適回転数との差に従って、前記ファンに供給する駆動電源オン/オフのデューティ比を修正する冷却システム・コントローラと、を具備することを特徴とする冷却システム。 【請求項5】発熱部品を含んだ電子機器のための冷却システムにおいて、(a)冷却ファンと、(b)駆動電源により前記ファンを回転せしめるとともに、前記ファンの回転数に関する計測データを出力するファン・コントローラと、(c)前記発熱部品に設けられた識別子と、(d)前記発熱部品の各識別子と前記ファンの最適回転数との関係を記述した最適値テーブルであって、各テーブル・エントリは2以上の閾値温度に対応した2以上の最適回転数値を格納している最適値テーブルと、(e)前記発熱部品周辺の温度を計測する温度計測器と、(f)前記発熱部品の識別子と計測温度に従って現在の最適回転数を決定する回転数決定手段と、(g)前記ファン・コントローラ経由で得られた前記ファンの実回転数と前記最適回転数との差に従って、前記ファンに供給する駆動電源オン/オフのデューティ比を修正する冷却システム・コントローラと、を具備することを特徴とする冷却システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、発熱部品を含んだ電子機器のための冷却システムに係り、特に、冷却ファンによって機器内で発生した熱を放熱するタイプの冷却システムに関する。更に詳しくは、本発明は、発熱量等に応じて冷却ファンの回転を適正に制御する冷却システムに関する。 【0002】 【従来の技術】昨今の技術革新に伴い、デスクトップ型、タワー型、ノートブック型など各種パーソナル・コンピュータ(PC)が開発され市販されている。 【0003】これらコンピュータ・システム(以下、単に「システム」とも言う)は、既に周知の通り、CPU(Central Processing Unit)やメモリ、ビデオ・コントローラ・チップなどの各回路コンポーネントによって構成される。近年では、配線幅の縮小化などの半導体製造技術の向上に伴って、システムの動作周波数は益々高速化している。例えば、米インテル社が製造・市販するCPUチップ"MMXテクノロジPentium"や"Pentium II"などの動作周波数は超200MHz級である。 【0004】動作周波数の高速化は、システムの処理能力向上という利益をもたらす。例えばCPUチップの高速化により計算速度はアップし、大規模アプリケーションやグラフィックス処理などにおいて威力を発揮するであろう。 【0005】その反面、システムの高速化は幾つかの弊害を招来する。そのうちの1つは発熱の問題である。何故ならば、動作周波数の増大は単位時間当たりのトランジスタ・ゲート(すなわち抵抗体)を通過する電流量の増大を意味し、電流が増大すれば当然発熱量も増加するからである。システム内の主な発熱源は、高速動作するCPUや、外部キャッシュ・メモリ(通常はSRAMチップで構成される)、CPUとローカル・バスとを相互接続するブリッジ・チップ(通称「ノース・ブリッジ」)などである。このため、昨今のパーソナル・コンピュータには冷却システムを採り入れているものが多い。 【0006】冷却システムには、冷却ファンの回転によってシステム筐体内の熱気を外部と強制的に入れ替えるという「強制冷却式」のものと、ヒートパイプやヒートシンクのような伝熱性に優れた部材を発熱源となるコンポーネントに接触させて、これら伝熱部材を介して熱を外部に逃がすという「自然冷却式」のものとがある。ここで言う「ヒートパイプ」とは、空気などの非凝縮性ガスを真空排気した後に水やアンモニアなどの凝縮性流体を作動流体として封入した構成を持ち、作動流体の気化作用を利用して熱を高速で伝達することを可能とした部材である(周知)。冷却ファンを用いた強制冷却式の方が冷却効果は高いが、その駆動には当然にして電力を消耗する。このため、無尽蔵な商用電源によって駆動するデスクトップPCについては冷却ファンを用い、容量有限なバッテリで駆動するノートブックPCについてはヒートパイプを用いた自然冷却を用いる、というのが一般的であった。 【0007】ところが、ノートブック用のコントローラ・チップ等の高速化も進み、ノートブックPCについても自然冷却のみに頼ることは殆ど不可能な状況になってきた。そもそもノートブックPCは筐体内の回路コンポーネント等の集積度が高く、熱が内部にこもり易い構造である。これら回路コンポーネント類の動作保証温度を満足させるために、最近では冷却ファン内蔵型(すなわちち強制冷却方式)のノートブックPCも増えてきている。 【0008】冷却ファンを高速で回転させるほどその冷却効果が高まる、ということは容易に想到されよう。しかしながら、ファンの高速回転には、ファン・モータ駆動のための消費電力の増加や、ファン・モータの回転により発生する騒音の増大というトレード・オフを伴う。このため、比較的に低温の段階ではファンを低速で回転させ、高温上昇時には高速回転に切り換えるといった具合に、システム筐体内(若しくは発熱部品)の温度に応じて、冷却ファンの回転数を適正にコントロールする必要がある。 【0009】ところが、一般に、ファンを回転させるモータには個体差があり、モータに同じ駆動電圧を印加しても得られる回転数は区々である。また、モータの回転特性は、周囲温度などの環境や経時変化などの影響を受け易く、同じモータであっても同一の駆動電圧で常に同一の回転数を得られるとは限らない。冷却ファンの設定回転数すなわち最適回転数は、例えば高速時が4,000rpmで低速時が3,ooorpmといった程度の値である一方、ファン回転数のばらつきは最大で1,000rpmを越えることもある。高速・低速各々の回転数の差よりもばらつきの方が大きい訳であるから、回転数の設定は殆ど意味を持たなくなってしまう。すなわち、冷却ファンの回転制御は一筋縄では行かないのが現状なのである。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、発熱部品を含んだ電子機器のための優れた冷却システムを提供することにある。 【0011】本発明の更なる目的は、ファンの回転によって機器内で発生した熱を放熱するタイプの、優れた冷却システムを提供することにある。 【0012】本発明の更なる目的は、発熱量等に応じてファンを適正に回転せしめる、優れた冷却システムを提供することにある。 【0013】 【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面は、発熱部品を含んだ電子機器のための冷却システムにおいて、(a)冷却ファンと、(b)駆動電源により前記ファンを回転せしめるとともに、前記ファンの回転数に関する計測データを出力するファン・コントローラと、(c)前記ファンの回転数に関する計測データに従って前記ファンに供給する駆動電源オン/オフのデューティ比を修正する冷却システム・コントローラと、を具備することを特徴とする冷却システムである。 【0014】また、本発明の第2の側面は、発熱部品を含んだ電子機器のための冷却システムにおいて、(a)冷却ファンと、(b)駆動電源により前記ファンを回転せしめるとともに、前記ファンの回転数に関する計測データを出力するファン・コントローラと、(c)前記ファンの回転数に関する計測データに従って、前記ファンの回転数が最適値に向かうように前記ファンに供給する駆動電源オン/オフのデューティ比を修正する冷却システム・コントローラと、を具備することを特徴とする冷却システムである。 【0015】また、本発明の第3の側面は、発熱部品を含んだ電子機器のための冷却システムにおいて、(a)冷却ファンと、(b)駆動電源により前記ファンを回転せしめるとともに、前記ファンの回転数に関する計測データを出力するファン・コントローラと、(c)前記発熱部品周辺の温度を計測する温度計測器と、(d)計測された温度に基づいて前記ファンの最適回転数を決定するとともに、前記ファン・コントローラ経由で得られた前記ファンの実回転数と前記最適回転数との差に従って、前記ファンに供給する駆動電源オン/オフのデューティ比を修正する冷却システム・コントローラと、を具備することを特徴とする冷却システムである。 【0016】また、本発明の第4の側面は、発熱部品を含んだ電子機器のための冷却システムにおいて、(a)冷却ファンと、(b)駆動電源により前記ファンを回転せしめるとともに、前記ファンの回転数に関する計測データを出力するファン・コントローラと、(c)前記発熱部品に設けられた識別子と、(d)前記発熱部品の各識別子と前記ファンの最適回転数との関係を記述した最適値テーブルと、(e)前記発熱部品の識別子を読み取るとともに前記最適値テーブルを参照して最適回転数を決定する回転数決定手段と、(f)前記ファン・コントローラ経由で得られた前記ファンの実回転数と前記最適回転数との差に従って、前記ファンに供給する駆動電源オン/オフのデューティ比を修正する冷却システム・コントローラと、を具備することを特徴とする冷却システムである。 【0017】また、本発明の第5の側面は、発熱部品を含んだ電子機器のための冷却システムにおいて、(a)冷却ファンと、(b)駆動電源により前記ファンを回転せしめるとともに、前記ファンの回転数に関する計測データを出力するファン・コントローラと、(c)前記発熱部品に設けられた識別子と、(d)前記発熱部品の各識別子と前記ファンの最適回転数との関係を記述した最適値テーブルであって、各テーブル・エントリは2以上の閾値温度に対応した2以上の最適回転数値を格納している最適値テーブルと、(e)前記発熱部品周辺の温度を計測する温度計測器と、(f)前記発熱部品の識別子と計測温度に従って現在の最適回転数を決定する回転数決定手段と、(g)前記ファン・コントローラ経由で得られた前記ファンの実回転数と前記最適回転数との差に従って、前記ファンに供給する駆動電源オン/オフのデューティ比を修正する冷却システム・コントローラと、を具備することを特徴とする冷却システムである。 【0018】しかして、本発明に係る冷却システムによれば、冷却ファンの回転数を最適値になるようにフィードバック制御することができる。 【0019】また、本発明に係る冷却システムによれば、発熱部品の温度すなわち発熱量に応じて冷却ファンの最適回転数を動的に切り換えることができる。 【0020】発熱部品は、例えばノートブックPCのシステム・ボード上に搭載されるCPUカードである。CPUカードは、例えばCPUチップの他、外部キャッシュ・メモリやブリッジ・チップのような発熱性の回路コンポーネントを含んでいる。一般に、熱を発生する発熱特性は発熱部品ごとに異なる。例えばCPUチップの種類(MMXテクノロジPentiumか或はPentium IIか)やその動作周波数、外部キャッシュ・メモリの種類や容量によって、発熱量は異なり、当然にしてファンの最適回転数も相違してくる。本発明によれば、発熱部品の識別子を読み取り、これに応じて最適回転数を決定することもできる。 【0021】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。 【0022】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を詳解する。 【0023】A.コンピュータ・システムの構成図1には、本発明を実現するのに適した典型的なパーソナル・コンピュータ(PC)100のハードウェア構成を模式的に示している。本発明を実現するコンピュータ・システム100の一例は、日本アイ・ビー・エム(株)が市販するノートブック型PC"ThinkPad 7xx"シリーズ("ThinkPad"は米IBM社の商標)である。システム100は、OADG(PC Open ArchitectureDeveloper's Group)仕様に準拠し、オペレーティング・システム(OS)として米マイクロソフト社の"Windows95"又は米IBM社の"OS/2"("OS/2"は米IBM社の商標)を搭載している。システム100は、主要ハードウェア構成要素として、CPUカード10、プレーナ・カード20、ビデオ・カード50、マルチメディア・カード60、モデム・カード70等のカード・モジュールを含んでいる。以下、各部について説明する。 【0024】CPUカード10は、メイン・コントローラであるCPU11と、外部キャッシュ・メモリ(L2−キャッシュ)12と、ブリッジ回路(ホスト−PCIブリッジ)13の各回路チップを搭載している。 【0025】CPU11は、OSの制御下で、各種プログラムを実行するようになっている。CPU11は、例えば米インテル社製のCPUチップ"Pentium"、あるいは同社の"MMXテクノロジPentium"でよい。 【0026】L2−キャッシュ12は、CPU11がメイン・メモリ22にアクセスする時間を吸収するための高速動作メモリである。CPU11が頻繁にアクセスするごく限られたコードやデータがL2−キャシュ12に一時格納される。L2−キャッシュ12は、一般には1以上のSRAM(スタティックRAM)チップで構成され、その記憶容量は例えば512KBである。 【0027】ホスト−PCIブリッジ13は、CPU11の外部ピンに直結したプロセッサ・バス14とPCIバス21(後述)とを相互接続させるための回路である。CPU11は、ブリッジ13経由で各I/OデバイスにI/Oアクセスすることができる。本実施例のホスト−PCIブリッジ13は、さらに、メイン・メモリ22へのメモリ・アクセス動作を制御するためのメモリ・コントローラや、プロセッサ・バス14とPCIバス21間のデータ転送速度の差を吸収するためのデータ・バッファなどを含んでいる。ホスト−PCIブリッジ13は、「ノース・ブリッジ」と呼ばれることもある。 【0028】プレーナ・カード20内のクロック発振器が生成する基本動作周波数は例えば66MHz程度である。これに対し、CPU11は、基本動作周波数を例えば3.5倍速した233MHzを内部動作周波数としている。このため、CPUカード10は、通常動作時には約10W程度の電力を消費し、システム100内の主要な発熱源となっている。本実施例では、CPUカード10は、後述する冷却システム(図2参照)によって効果的に冷却されるようになっている。なお、CPUカード10は、自身の種別を示すための識別子を含んでいる(後述)。 【0029】プレーナ・カード20は、各種I/Oコントローラ類(後述)等を実装した、システム100を構成する主要回路基板である。プレーナ・カード20は、PCIバス21及びメモリ・バス23経由で、CPUカード10上のブリッジ回路13と連絡している。 【0030】メモリ・バス23の他端にはメイン・メモリ22が配設されている。メイン・メモリ22は、CPU11の実行プログラム・コードの読み込み領域として、あるいは実行プログラムの処理データを書き込む作業領域として利用される。ここで言う実行プログラムには、OSの他、各種I/Oデバイスをハードウェア操作するためのBIOS(Basic Input/Output System)、各種アプリケーション・プログラムなどが含まれる。 【0031】メイン・メモリ22は、通常、1以上のDRAM(ダイナミックRAM。例えばSDRAM(シンクロナスDRAM))チップで構成される。メイン・メモリ22の実体は、基本メモリ22aと、2基のDIMM(Dual Inline Memory Module)ソケット22bに装着されたDIMMカードである。基本メモリ22aの容量は例えば32MBであるが、DIMMカードを増設することによってメイン・メモリ22の容量は最大256MBになる。 【0032】PCI(Peripheral Component Interconnect)バス21は、比較的高速なデータ転送が可能なタイプのバス(バス幅32/64ビット、最大動作周波数33/66MHz、最大データ転送速度132/264MBps)である。PCIバス21は、ローカル・バスとして働き、前述のホスト−PCIブリッジ13の他、ビデオ・カード50、マルチメディア・カード60、カードバス・コントローラ32、PCI−ISAブリッジ31などの各種PCIデバイスが接続されている。なお、PCIアーキテクチャは、米インテル社の提唱に端を発したものであり、いわゆるPnP(プラグ・アンド・プレイ)機能を実現している。 【0033】ビデオ・カード50は、システム100に対し表示機能を提供するサブシステムであり、ビデオ・コントローラ51とVRAM52を含んでいる。ビデオ・コントローラ51は、CPU11からの描画命令を実際処理するための専用コントローラ・チップであり、処理した描画情報をVRAM52に一旦書き込むとともに、VRAM52から描画情報を読み出してディスプレイ(例えば液晶表示ディスプレイ)53に描画データとして出力するようになっている。ビデオ・カード50は、PCIデバイスの1つであり、前述のPCIバス21にコネクタ接続されている。 【0034】マルチメディア・カード60は、システム100に対しマルチメディア機能を提供するサブシステムである。マルチメディア・カード60は、PCIバス21と接続するためのインターフェース61の他、MPEG方式で符号化されたMPEGデータを再生するためのMPEGチップ62や、NTSC/PAL方式の描画データを処理するためのNTSC/PALデコーダ63を含んでいる。マルチメディア・カード60は、PCIデバイスの1つであり、前述のPCIバス21にコネクタ接続されている。 【0035】カードバス・コントローラ32は、PCIバス21とカードバス間のインターフェース・プロトコルを実現するための専用コントローラであり、その他端には2基のカード・スロット36,37が装備されている。各カード・スロット36,37には、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)/JEIDA(Japan Electronic Industry Development Association)が策定した仕様(例えば"PC Card Standard 95")に準拠したPCカード(図示しない)を挿入することができる。 【0036】PCI−ISAブリッジ31は、PCIバス21とISAバス41とを相互接続するための回路である。ブリッジ31は「サウス・ブリッジ」と呼ばれることもある。本実施例のブリッジ31は、DMAコントローラや、プログラマブル割り込みコントローラ(PIC)、プログラマブル・インターバル・タイマ(PIT)、RTC/CMOSを含んだ構成となっている。DMAコントローラは、CPU11の介在なしに、I/Oデバイス(例えばFDD46(後述))とメイン・メモリ22間のデータ転送を実行するための専用コントローラである。PICは、I/Oデバイスからの割り込み要求(IRQ)に応答して所定の処理プログラム(割り込みハンドラ)を実行させるための専用コントローラである。PITは、タイマ信号を所定周期で発生させるための装置であり、その発生周期はプログラマブルである。RTC/CMOSのRTC(リアル・タイム・クロック)部分は現在時刻を計測する。また、CMOSメモリ部分は、システム100の構成情報(BIOSの設定値)や、パワー・オン・パスワードのようなシステム100のセーフティ/セキュリティに不可欠な情報を保管するために用いられる。RTC/CMOSはリザーブ・バッテリ(通常はコイン・バッテリ)によってバックアップされており、システム100がパワー・オフの間も計時内容や記憶内容を失わないようになっている。 【0037】本実施例のPCI−ISAブリッジ31は、さらに、IDE(Integrated Drive Electronics)に準拠した外部記憶装置を接続するためのIDEインターフェースも備えている。このIDEインターフェースから拡張されたIDEケーブルには、IDEハード・ディスク・ドライブ(HDD)34が接続される他、IDE CD−ROMドライブ35がATAPI(AT Attachment Packet Interface)接続される。また、IDE CD−ROMドライブ35の代わりに、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブのような他のタイプのIDEデバイス(図示しない)が接続されてもよい。 【0038】また、本実施例のブリッジ31は、汎用バスであるUSB(Universal SerialBus)バスを接続するためのUSBコントローラを内蔵するとともに、少なくとも1基のUSBポート33を備えている。USBは、電源投入状態のまま新たにUSBデバイスを抜き差しする機能(ホット・プラギング機能)や、新たに接続されたUSBデバイスを自動認識してシステム構成情報を再設定したりする機能(プラグ・アンド・プレイ機能)をサポートしている。1つのUSBポートには、最大63個のUSBデバイスをデイジー・チェーン接続することが許されている。USBデバイスの例は、キーボード、マウス、ジョイスティック、スキャナ、プリンタ、モデム、ディスプレイ・モニタ、タブレットなど(いずれも図示しない)である。 【0039】ISA(Industry Standard Architecture)バス41は、PCIバスに比しデータ転送速度が低いバス(バス幅16ビット、最大データ転送速度4MBps)である。ISAバス41は、システム・バスとして働き、I/Oコントローラ42、オーディオ・コントローラ43、モデム・カード70のようなISAデバイスの他、ROM44や冷却システム・コントローラ45のような比較的低速で動作するデバイス類が接続されている。 【0040】I/Oコントローラ42は、フロッピー・ディスク・ドライブ(FDD)46の駆動制御、シリアル・ポート47を介したシリアル・データの入出力(SIO)、パラレル・ポート48を介したパラレル・データの入出力(PIO)を制御するための周辺コントローラである。例えば、シリアル・ポート47にはジョイスティック(図示しない)などのRS232Cインターフェースを持つ機器が、パラレル・ポート48にはプリンタ(図示しない)などのセントロニクス・インターフェースを持つ機器が、それぞれ接続される。 【0041】オーディオ・コントローラ43は、オーディオ信号の入出力を行うための専用コントローラであり、一般には、オーディオ信号をデジタル録音・再生するためのCODEC機能を有している。オーディオ信号の入力はライン入力端子若しくは内蔵マイク(図示しない)から行われ、また、オーディオ信号の出力はライン出力端子若しくは内蔵スピーカ(図示しない)を介して行われる。 【0042】モデム・カード70は、デジタル信号を扱うシステム100をアナログ信号伝送媒体である一般公衆回線(PSTN:Public Switched Telephone Network)に接続せしめるためのサブシステムであり、信号処理回路(DSP)71とデータ・アクセス・アレンジメント機能回路(DAA)72などの回路コンポーネントを含んでいる。DSP71は、送信データを変調したり、受信データを復調するためのものである。また、DAA72は、各国毎の回線交換機規格に応じてデータを入出力せしめるためのものである。 【0043】冷却システム・コントローラ45は、本実施例に係る冷却システム200を統括的に制御するためのコントローラである。冷却システム200は、システム100の主要な発熱源であるCPUカード10(前述)を好適に冷却するためのものであるが、冷却動作の詳細は後述に委ねる。 【0044】冷却システム・コントローラ45は、好ましくは、(株)日立製作所製の1チップ・マイクロコントローラ"H8/3437"である。このICは、16ビットのプロセッサの他に、RAM、ROM、8本のアナログ入力ピン、タイマ、16本のデジタル入出力ピンを備えており、その動作はプログラマブルである。本実施例の冷却システム・コントローラ45は、冷却システム200の制御機能の他に、キーボード81やポインティング・デバイス(マウス)82の入出力動作を制御する機能も兼ね備えるようにプログラムされている。 【0045】システムROM44は、キーボード81やFDD46などの各ハードウェアの入出力操作するためのコード群(BIOS:Basic Input/Output System)や、電源投入時に実行する自己診断テスト・プログラム(POST)などを恒久的に格納するための不揮発性メモリである。 【0046】現在市販されているいわゆるパーソナル・コンピュータは、図1に示したコンピュータ・システム100として充分機能を発揮するであろう。コンピュータ・システム100は、パーソナル・コンピュータ、ノートブック・コンピュータ、パームトップ・コンピュータ、ワークステーション、メインフレーム・コンピュータ又はスーパー・コンピュータのいずれであってもよい。あるいは、コンピュータ・システム100は他のタイプのコンピュータ・システム、例えば、ネットワーク・サーバであってもよい。 【0047】なお、コンピュータ・システム100を構成するためには、図1に示した以外にも多くの電気回路等が必要である。但し、これらは当業者には周知であり、また、本発明の要旨を構成するものではないので、本明細書中では省略している。また、図面の錯綜を回避するため、図中の各ハードウェア・ブロック間の接続も一部しか図示していない点を了承されたい。 【0048】B.冷却システムの構成図2は、本実施例に係る冷却システム200の構成を模式的に図解したものである。冷却システム200は、コンピュータ・システム100内の発熱に伴う温度上昇を好適に抑制するために、システム100の筐体内部に配設けられている。より好ましくは、冷却システム200は、主要な発熱源であるCPUカード10の直近に設けられている。以下、これについて説明する。 【0049】図示の通り、冷却システム200は、前述の冷却システム・コントローラ45の他、冷却用のファン201と、ファン201を回転せしめるファン・コントローラ202を主要構成要素としている。 【0050】ファン・コントローラ202は、その駆動電源電圧を5Vとし、駆動電源が供給されている間はファン201の回転力を生成するようになっている。ファン201の回転により発生する気流の途上には、システム100の発熱源であるCPUカード10が配設されている。したがって、ファン201の回転によってCPUカード10周辺の雰囲気が交換され、その回転数にほぼ比例した冷却効果がもたらされる。 【0051】また、ファン・コントローラ202は、ファン201が1回転する毎に2個の回転パルス信号を発生するようになっており、FAN_PULSEとして冷却システム・コントローラ45に供給される。但し、回転パルス信号は、ファン・コントローラ202への駆動電源がON状態でのみ有効である。このようなファン・コントローラ202及びファン201の一例は、九州松下電器(株)製のUDQFC5E01である。 【0052】他方、冷却システム・コントローラ45は、FAN_PULSE信号を入力するとともに、FAN_ON信号を出力に持っている。FAN_ON信号は、デジタル・トランジスタTr2のベース端子に入力されている。また、トランジスタTr2のコレクタ側は電源トランジスタTr1のベース端子に接続され、そのエミッタ側はグランドに接地されている。 【0053】FAN_ON信号がハイ・レベルでは電源トランジスタTr1がONすなわちファン・コントローラ202の駆動電源がON状態となる一方、FAN_ONがロー・レベルに転じると駆動電源はOFF状態となる。さらに、FAN_ON信号のハイ/ロー出力を繰り返すことにより、ファン201のロータの慣性を利用して、中間的なファン回転数を作り出すことができる。したがって、冷却システム・コントローラ45は、FAN_ON信号をPWM(パルス幅変調)出力するとともに、そのデューティ比を変えることによってファン201の回転数を制御することができる。 【0054】また、冷却システム・コントローラ45は、CPUカード10上に実装されたサーミスタ204の降下電圧値を読み取ることによって、その周囲温度Tを計測できるようになっている。 【0055】図3には他の側面から眺めた冷却システム200を示しているが、これは、冷却システム200がCPUカード10の識別子を取得して最適回転数φoppを得るための構造を図解している。 【0056】プレーナ・カード20は、多種類のCPUカード間で共用される性格を持つ。他方、CPUカード10は、自身に搭載されたCPU11やブリッジ回路13の種類によって定義されるが、CPU11の種類や動作周波数等によってCPUカード10の発熱量は相違する。したがって、プレーナ・カード20が現在受容しているCPUカード11の種類すなわち識別子に応じて、ファン201の最適回転数φoppが決まる。 【0057】本実施例の冷却システム・コントローラ45は、例えば3ビット幅のID読み取り信号線を用いて、CPUカード10の識別子を読み取るようになっている。 【0058】また、冷却システム・コントローラ45は、各CPUカード毎の最適回転数φoppを格納した最適値テーブルを備えている。この最適値テーブルは、例えばコントローラ・チップ45の内蔵ROMに書き込まれている。さらに、最適値テーブルの各エントリは、比較的高温時のための高速最適回転数φopp/highと、比較的低温時のための低速最適回転数φopp/lowの2種類を格納している。冷却システム・コントローラ45は、読み取った識別子に対応したエントリを参照して、該当する高速最適回転数及び低速最適回転数(さらには、各最適回転数を実現するためのFAN_ON信号の初期デューティ比)の各々を内蔵RAM中に登録しておくようになっている。 【0059】冷却システム・コントローラ45は、自身の内蔵ROMに書き込まれたプログラム・コードに従って冷却システム200の動作(すなわちファン201の回転)を制御するようになっている。但し、冷却システム・コントローラ45の動作特性の詳細についてはC項で説明する。 【0060】C.冷却オペレーション前項までで、本発明を具現するコンピュータ・システム100及び冷却システム200のハードウェア構成を説明してきた。本項では、冷却システム200の動作特性とともに本発明の作用について説明することにする。 【0061】本実施例の冷却システム200は、ファン・オフ・モード、低速回転モード、高速回転モードという3つの動作モードを備えている。 【0062】ファン・オフ・モードは、CPUカード11が充分低温であり、冷却すなわちファン201の回転を要しない状態である。 【0063】また、低速回転モードは、CPUカード10の周囲温度Tが比較的低温の閾値温度Tth1を越えたときに陥る動作モードであり、ファン201を比較的低速に回転すれば充分な冷却効果を得られる状態である。 【0064】また、高速回転モードは、CPUカード10の周囲温度Tが比較的高温の閾値温度Tth2を越えたときに陥る動作モードであり、ファン201を高速に回転しなければCPUカード10が過熱してしまう状態である。 【0065】各モード間の切り換えは、サーミスタ204を介した温度計測結果に応じて、冷却システム・コントローラ45が動的に行うようになっている。図4には、冷却システム200の動作状態を状態遷移図の形態で模式的に示している。 【0066】図5には、ファン201の回転制御オペレーションをフローチャートの形式で示している。該オペレーションは、冷却システム・コントローラ45が自身の内蔵ROMに書き込まれたプログラム・コードを実行することによって実現可能である。以下、該オペレーション・ルーチンの各ステップについて説明する。 【0067】CPUカード10の周囲温度Tが閾値温度Tth1又はTth2を越えたことに応答して、処理ルーチンに突入する(ステップS100)。周囲温度Tは、サーミスタ204を介して計測される(前述)。 【0068】まず、冷却システム・コントローラ45は、FAN_ON信号出力のデューティ比を100%に設定して、ファン201をフル回転させる(ステップS102)。そして、所定時間の間(例えば0.5秒間)だけフル回転を継続して、ファン201の回転を安定化させる(ステップS104)。 【0069】次いで、FAN_ON信号出力のデューティ比を、冷却システム200の現動作モードに該当する初期デューティ比に設定する(ステップS106)。図6には、ステップS106で実行されるサブ・ルーチンを図解している。 【0070】まず、サブステップS106aでは、ファン・オフ・モードか否かを判断する。この判断ブロックは、実際には、CPUカード10の周囲温度TがTth1を下回ったかどうかで実施される。ファン・オフ・モードであれば、サブステップS106bにジャンプして、ファン201を完全に停止させる。この場合、FAN_ON信号はロー・レベル出力、すなわちデューティ比0%である。 【0071】他方、判断プロックS106aの結果が否定的であれば、サブステップS106cに進んで、低速回転モードか否かが判断される。この判断ブロックは、実際には、CPUカード10の周囲温度TがTth2を越えていないかどうかで実施される。低速回転モードであれば、サブステップS106dに進んで、低速回転モード下での初期デューティ比に設定する。初期デューティ比は、CPUカード10の識別子に対応する最適値テーブルから読み取られる(前述)。 【0072】また、判断ブロックS106cの結果が否定的であれば、高速回転モードであると擬制される。この場合には、サブステップS106eに進んで、高速回転モード下での初期デューティ比に設定する。初期デューティ比は、CPUカード10の識別子に対応する最適値テーブルから読み取られる(前述)。 【0073】再び図5に戻って、後続のステップについて説明する。ステップS108〜S122の間では、ステップS106で設定されたデューティ比、又はステップS126(後述)で調整されたデューティ比によるファン201の回転数をN回(例えば10回)だけサンプリングする。 【0074】ステップS108でiに初期値ゼロを代入するとともに、ステップS110でiを1だけインクリメントする。 【0075】次いで、ステップS112では、ステップS106で設定されたデューティ比又はステップS126で調整されたデューティ比に従って、FAN_ON信号をPWM出力する。さらに、ステップS114〜S118では、タイマを所定値(例えば5秒)を設定して、ファン201の回転数のサンプリング周期を決めている。但し、タイム・アウトするまでの間に、CPUカード10の周囲温度Tの変動により冷却システム200の動作モードが遷移する事態が発生したならば、ステップS116の分岐Yesから抜け出して、先行ステップS106に戻る。 【0076】タイマがタイム・アウトしたならば、ファン201の回転数φiを測定する(ステップS120)。前述したように、ファン・コントローラ202がファン201の1回転当たりに2個のパルス波を出力するようになっている。したがって、冷却システム・コントローラ45が入力されたたFAN_PULSE信号の2個の連続したパルス波間の間隔をI[sec]とすれば、60/(2×I)[rpm]が測定された回転数φiとなる。 【0077】次いで、ステップS122では、回転数の測定回数がN回に到達したか否かを判断する。N回の測定を終えたならば、ステップS124において、平均回転数φaを計算する。 【0078】次いで、ステップS126では、ファン201の回転数が最適値テーブルで定義された最適回転数φoppに近づくように、デューティ比の調整を行う。デューティ比の調整は、例えば下表1に従って行えばよい。同表によれば、平均回転数φaが最適回転数φoppよりも100[rpm]だけ下回る場合には、デューティ比を4だけ加算し、また、平均回転数φaが最適回転数φoppよりも75[rpm]だけ上回る場合には、デューティ比を4だけ減算すればよい。なお、本実施例に係る冷却システム・コントローラ45のPWMタイマはデューティ比0%〜100%を250分の1(すなわち0.4%刻み)の分解能で出力することができる。 【0079】 【表1】
【0080】表1は、例えば冷却システム・コントローラ45の内蔵ROMに格納されている。なお、表1は例えば実験値に基づいて作成されるものであり、表内の実数値に限定されるものではない。あるいは、表を用いずに、所定の補正式により次のデューティ比を算出するようにしてもよい。 【0081】ステップS126によりデューティ比を調整した後、再びステップS108に復帰して、上述と同様の処理を繰り返す。 【0082】D.追補以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。例えばファクシミリ機器、移動無線端末やコードレス電話機、電子手帳、ビデオ・カメラなどの各種コードレス機器、ワードプロセッサ等のような各種電気・電子機器に対しても、本発明を適用することができる。要するに、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。 【0083】 【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、発熱部品を含んだ電子機器のための優れた冷却システムを提供することができる。 【0084】また、本発明によれば、ファンの回転によって機器内で発生した熱を放熱するタイプの、優れた冷却システムを提供することができる。 【0085】また、本発明によれば、発熱量等に応じてファンを適正に回転せしめる、優れた冷却システムを提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390009531 【氏名又は名称】インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション 【氏名又は名称原語表記】INTERNATIONAL BUSINESS MASCHINES CORPORATION
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)2月3日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】坂口 博 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−233984 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)8月27日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−22091 |
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