| 【発明の名称】 |
電子機器の冷却構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】井上 恵介
【氏名】佐藤 教之
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| 【要約】 |
【課題】排気冷却風が人に当たることがなく、かつ筐体内部への液体の侵入を防止できる電子機器の冷却構造を提供する。
【解決手段】電子機器2を内蔵する筐体1の側面には、冷却用開口部3,4が配設されている。開口部3と対向する筐体1内の位置には、冷却ファン5が取り付けられている。冷却風が開口部3から筐体1内に強制吸気され、電子機器2の内部に導入される。電子機器2内に導入された冷却風は、電子機器2の内部を上部から下部へ流れ、筐体1の下部に配設された開口部4から排気される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 筐体内の電子機器を冷却する電子機器の冷却構造において、前記筐体は、複数の冷却用開口部を側面に有し、筐体上部に配設された前記開口部から吸気した冷却風を筐体下部に配設された前記開口部から排気することを特徴とする電子機器の冷却構造。 【請求項2】 請求項1記載の電子機器の冷却構造において、前記複数の冷却用開口部は、前記筐体の同一側面に設けられていることを特徴とする電子機器の冷却構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器を内蔵する筐体構造に係り、特に電子機器を冷却する冷却構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、オフィス等の室内に設置された電子機器の筐体には、その上下面に冷却用の開口部が設けられており、下面の開口部から冷却風を吸気して上面の開口部から排気することにより、電子機器の冷却を実現していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このような冷却構造では、冷却用開口部が筐体上面にあるため、筐体上面に水等の液体をこぼした場合、筐体内部に液体が侵入する。その結果、内部に侵入した液体が電子機器に付着して、電子機器が故障するという問題点があった。また、筐体内部への液体の侵入を防止するために、筐体側面に冷却用開口部を設けた場合には、冷却風が筐体上部から排気される。ところが、筐体側面の上部に配設された開口部は、室内で執務等をしている人の顔の高さ程度の位置にあることが多い。このため、電子機器によって熱せられた空気が電子機器の近くで執務等をしている人の顔に当たることになり、人に不快感を与えるという問題点があった。 【0004】本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、電子機器の近くで執務等をしている人に悪影響を与えることがなく、かつ筐体内部への液体の侵入を防止することができる電子機器の冷却構造を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の電子機器の冷却構造は、請求項1に記載のように、筐体が、複数の冷却用開口部を側面に有し、筐体上部に配設された開口部から吸気した冷却風を筐体下部に配設された開口部から排気するようにしたものである。このように、筐体の上面には冷却用開口部を設けないため、筐体上面からの液体の侵入を防止することができる。また、筐体上部に配設された開口部から吸気した冷却風を筐体下部に配設された開口部から排気することにより、電子機器の近くで執務等をしている人の顔に排気冷却風が当たることがなくなる。また、請求項2に記載のように、上記複数の冷却用開口部は、筐体の同一側面に設けられたものである。 【0006】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態となる電子機器の冷却構造を示す筐体の断面図である。プリンタやコピー機等の電子機器2を内蔵する筐体1の側面には、冷却用開口部3,4が配設されている。なお、冷却用開口部3,4は、筐体1の同一側面に配設されているが、この理由については後述する。 【0007】そして、筐体1の上部に配設された開口部3と対向する筐体1内の位置には、冷却風吸気用の冷却ファン5が取り付けられている。この冷却ファン5を作動させることにより、冷却風が開口部3から筐体1内に強制吸気され、電子機器2の内部に導入される。 【0008】電子機器2には、電子機器を上下方向に貫通する空気流の通路が設けられている。このような構造をとることにより、電子機器2内に導入された冷却風は、電子機器2の内部を上部から下部へ流れ、下部から排気される。そして、電子機器2の下部から排気された冷却風は、筐体1の下部に配設された開口部4から排気される。 【0009】以上のように、本実施の形態の冷却構造では、冷却用開口部3,4を筐体1の側面に設け、筐体1の上面には設けないため、筐体1の上面からの液体の侵入を防止することができ、液体の侵入による電子機器2の故障を防止することができる。また、筐体1の上部に配設された開口部3(吸気口)から吸気した冷却風を筐体1の下部に配設された開口部4(排気口)から排気するので、排気冷却風が室内の床側に排出されることになり、電子機器の近くで執務等をしている人の顔に排気冷却風が当たることがなくなる。 【0010】なお、開口部3,4を筐体1の異なる側面にそれぞれ設けてもよいが、本実施の形態では、筐体1の同一側面に設けている。開口部3,4を筐体1の1側面に設ける理由は、筐体1が設置されるオフィス等の室内では、筐体1の三方が壁等に囲まれることがあり、筐体1の1側面しか開放されていないことがあるからである。 【0011】 【発明の効果】本発明によれば、請求項1に記載のように、筐体の側面に冷却用開口部を設けることにより、筐体の上面には冷却用開口部を設けないので、筐体上面からの水等の液体の侵入を防止することができる。また、筐体上部に配設された開口部から吸気した冷却風を筐体下部に配設された開口部から排気することにより、電子機器の近くで執務等をしている人の顔に排気冷却風が直接当たることがなくなるので、人に不快感を与えることがなくなる。 【0012】また、請求項2に記載のように、複数の冷却用開口部を筐体の同一側面に設けることにより、筐体の1側面だけが開放されているような環境にも電子機器を設置することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004237 【氏名又は名称】日本電気株式会社 【識別番号】000004226 【氏名又は名称】日本電信電話株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)2月17日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】山川 政樹
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| 【公開番号】 |
特開平11−233983 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)8月27日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−34575 |
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