| 【発明の名称】 |
収容架へのプリント配線板収容構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】小西 真人
【氏名】石川 研治
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、異なる大きさのプリント配線板を、収容架内に収容するためのプリント配線板係止具およびプリント配線板収容構造に関し、異なる大きさのプリント配線板を、直接、収容架のバックパネルに接続することを目的とする。
【解決手段】支持板本体と、支持板本体の両端に形成され、収容架内の案内部に支持される第1および第2の支持部と、支持板本体に、収容架への収容方向に沿って形成され、相互に間隔を置いて対向する複数の案内レールと、案内レールの間に形成され、案内レールに支持されるプリント配線板の先端のコネクタを、収容架のバックパネルまで案内する複数の案内空間とを有することを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 支持板本体と、前記支持板本体の両端に形成され、収容架内の案内部に支持される第1および第2の支持部と、前記支持板本体に形成され、収容架への収容方向に沿って形成され、相互に間隔を置いて対向する複数の案内レールと、前記案内レールの間に形成され、前記案内レールに支持されるプリント配線板の先端のコネクタを、前記収容架のバックパネルまで案内する複数の案内空間と、を有することを特徴とするプリント配線板支持具。 【請求項2】 請求項1記載のプリント配線板支持具において、前記案内レールを、前記支持板本体の片面に形成してなることを特徴とするプリント配線板支持具。 【請求項3】 請求項1記載のプリント配線板支持具において、前記案内レールを、前記支持板本体の両面に形成してなることを特徴とするプリント配線板支持具。 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載のプリント配線板支持具において、前記支持板本体の前記収容方向の先端側に、前記収容方向と直角方向の撓みを防止し、前記支持板本体を前記収容架内に係止する係止部を形成してなることを特徴とするプリント配線板支持具。 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載のプリント配線板支持具において、前記支持板本体の前記収容方向の後端側に、前記支持板本体に支持される前記プリント配線板の着脱レバーを係止するレバー係止部を形成してなることを特徴とするプリント配線板支持具。 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか1項記載のプリント配線板支持具において、前記支持板本体に、前記案内レールに沿って、長尺状の撓み防止部材を配置してなることを特徴とするプリント配線板支持具。 【請求項7】 収容架内に、支持板本体を収容するとともに、前記収容架内の案内部に、前記支持板本体の両端に形成される第1および第2の支持部を支持し、前記支持板本体に、前記収容架への収容方向に沿って相互に間隔を置いて対向する複数の案内レールを形成し、前記案内レールの間に形成される複数の案内空間に、前記各案内空間に対応する大きさのプリント配線板を、前記案内レールに支持し、前記各プリント配線板の先端のコネクタを、前記収容架のバックパネルに接続してなることを特徴とする収容架へのプリント配線板収容構造。 【請求項8】 請求項7記載の収容架へのプリント配線板収容構造において、前記支持板本体の収容方向の先端側に、係止部を形成するとともに、前記収容架の前記バックパネル側に、前記係止部を係止する収容架側係止部を形成してなることを特徴とする収容架へのプリント配線板収容構造。 【請求項9】 請求項7または請求項8記載の収容架へのプリント配線板収容構造において、前記支持板本体の前記収容方向の後端側に、前記案内レールに支持されるプリント配線板の着脱レバーを係止するレバー係止部を形成してなることを特徴とする収容架へのプリント配線板収容構造。 【請求項10】 請求項7ないし請求項9のいずれか1項記載の収容架へのプリント配線板収容構造において、前記プリント配線板の先端に、光信号用コネクタを配置するとともに、前記バックパネルを介して、前記プリント配線板に光信号を導入してなることを特徴とする収容架へのプリント配線板収容構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、異なる大きさのプリント配線板を、収容架内に収容するためのプリント配線板係止具およびプリント配線板収容構造に関する。 【0002】 【従来の技術】通信機能等を有するプリント配線板を複数枚収容する収容架として、一般に、図7に示すものが知られている。図において、収容架1には、収容空間3が形成され、収容空間3の上面3aおよび下面3bには、プリント配線板5を支持するための溝状の案内部7が間隔を置いて複数形成されている。 【0003】収容架1の背面1a側には、バックパネル9が配置され、このバックパネル9には、収容空間3内に向けて複数のコネクタ11が配置されている。このような収容架1では、プリント配線板5が、案内部7に支持されて、収容架1内に収容され、プリント配線板5のコネクタ13が、バックパネル9のコネクタ11に接続される。 【0004】一方、近時、通信機能等の多機能化および電子部品の小型化,高密度実装化により、プリント配線板の大きさが多様化する傾向にあり、収容架内に、異なる大きさのプリント配線板を収容したいという要望が発生している。図8は、このような要望に応じるために開発された収容架の一例を示している。図において、収容架15内には、仕切壁17a,17bが形成され、これ等仕切壁17a,17bにより、収容架15内には、複数の収容空間19,21,23が形成されている。 【0005】各収容空間19,21,23の大きさは、収容されるプリント配線板5a,5b,5cの大きさおよび収容枚数により、決められている。各収容空間19,21,23の上面19a,21a,23aおよび下面19b,21b,23bには、プリント配線板5a,5b,5cを支持するために、溝状の案内部7が、間隔を置いて複数形成されている。 【0006】収容架15の背面15a側には、バックパネル9が配置され、バックパネル9には、収容空間19,21,23側に向けて、複数のコネクタ11が配置されている。 【0007】上述した収容架15では、異なる大きさのプリント配線板5a,5b,5cが、各収容空間19,21,23の案内部7により支持されて、収容架15内に収容される。そして、プリント配線板5a,5b,5cの各コネクタ13が、バックパネル9のコネクタ11に接続される。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の収容架15では、収容架15内に仕切壁17a,17bを形成しているため、仕切壁17a,17bの分だけプリント配線板5a,5b,5cの収容効率が低下するという問題があった。また、各収容空間19,21,23をプリント配線板5a,5b,5cの大きさに合わせて形成しているため、収容空間19,21,23には、決められた大きさのプリント配線板5a,5b,5cしか収容することができず、他の大きさのプリント配線板を収容する必要が生じた際には、改めて、別の収容架を作成しなくてはならないという問題があった。 【0009】このため、実際には、所定の機能が、半分の大きさのプリント配線板で実現可能であっても、収容架15に収容するために、実装効率を下げて、元の大きさのプリント配線板5a等を使用しなくてはならないという無駄が生じていた。このような問題を解決するため、図9に示すように、異なる大きさの様々なプリント配線板5a,5b,5cを収容する収容構造が開発されている。 【0010】この収容構造では、図7に示した1つの収容空間3が形成されている一般的な収容架1が使用されている。収容架1内には、案内部7に沿って、中継板本体25が収容されている。中継板本体25のバックパネル9側には、中継用プリント配線板27が配置されている。 【0011】中継用プリント配線板27のバックパネル9側の端には、中継板本体25をバックパネル9のコネクタ11に接続するためのコネクタ13が配置されている。また、中継用プリント配線板27のバックパネル9と反対側には、プリント配線板5a,5bのコネクタ13を接続するために、複数のコネクタ29が配置されている。 【0012】中継用プリント配線板27のコネクタ13とコネクタ29との間には、コネクタ13とコネクタ29とを接続する配線パターン27aが形成されている。中継板本体25のバックパネル9と反対側には、収容架1への収容方向Dに沿って、一対のレール31a,31bからなる案内レール31が、2組配置されている。 【0013】これ等各組のレール31a,31bの間には、プリント配線板5b,5cを支持するための案内空間S1,S2が形成されている。上述した収容構造では、以下示すように、収容架1内に、大きさの異なるプリント配線板5a,5b,5cが収容される。すなわち、先ず、収容空間3より小さいプリント配線板5a,5bを、収容架1内に収容する際には、中継板本体25が案内部7に支持されて収容架1内に収容される。 【0014】次に、中継用プリント配線板27のコネクタ13が、バックパネル9のコネクタ11に接続される。次に、各案内空間S1,S2に対応する大きさのプリント配線板5a,5bが、それぞれ中継板本体25の案内レール31に沿って収容される。そして、プリント配線板5a,5bのコネクタ13が、中継用プリント配線板27のコネクタ29の接続され、プリント配線板5a,5bが中継用プリント配線板27を介して、収容架1のバックパネル9に接続される。 【0015】一方、収容空間3に対応した大きさのプリント配線板5cを収容する際には、プリント配線板5cが案内部7に支持されて、そのまま収容架1内に収容され、プリント配線板5cのコネクタ13が、直接、バックパネル9のコネクタ11に接続される。しかしながら、このような中継板本体25を使用して、収容架1内に、プリント配線板5a,5b,5cを収容する収容構造の場合には、プリント配線板5a,5bについては、直接、バックパネル9に接続することができないため、例えば、光ケーブルをバックパネル9側から導入する場合には、中継用プリント配線板27上に、光ケーブルの余長処理空間を形成しなくてはならず、中継用プリント配線板27の大きさが大きくなるという問題があった。 【0016】このため、プリント配線板5a,5bを支持するための案内空間S1,S2の大きさが小さくなることで、案内空間S1,S2に支持されるプリント配線板5a,5bの大きさが小さくなるため、案内レール31に支持されるプリント配線板5a,5bの部品実装領域が小さくなるという問題があった。さらに、中継板本体25は、プリント配線板5a,5bを収容していない場合にも、収容架1に収容されていることが一般的であり、この場合には、終端回路を持たずに配線パターン27aのみ形成されている中継用プリント配線板27が、常にバックパネル9に接続されているため、信号線にノイズが発生しやすいという問題があった。 【0017】本発明は、かかる従来の問題点を解決するためになされたもので、異なる大きさのプリント配線板を、直接、収容架のバックパネルに接続することができるプリント配線板係止具およびプリント配線板収容構造を提供することを目的とする。 【0018】 【課題を解決するための手段】請求項1のプリント配線板係止具は、支持板本体と、前記支持板本体の両端に形成され、収容架内の案内部に支持される第1および第2の支持部と、前記支持板本体に、収容架への収容方向に沿って形成され、相互に間隔を置いて対向する複数の案内レールと、前記案内レールの間に形成され、前記案内レールに支持されるプリント配線板の先端のコネクタを、前記収容架のバックパネルまで案内する複数の案内空間とを有することを特徴とする。 【0019】請求項2のプリント配線板係止具は、請求項1記載のプリント配線板支持具において、前記案内レールを、前記支持板本体の片面に形成してなることを特徴とする。請求項3のプリント配線板係止具は、請求項1記載のプリント配線板支持具において、前記案内レールを、前記支持板本体の両面に形成してなることを特徴とする。 【0020】請求項4のプリント配線板係止具は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載のプリント配線板支持具において、前記支持板本体の前記収容方向の先端側に、前記収容方向と直角方向の撓みを防止し、前記支持板本体を前記収容架内に係止する係止部を形成してなることを特徴とする。請求項5のプリント配線板係止具は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載のプリント配線板支持具において、前記支持板本体の前記収容方向の後端側に、前記支持板本体に支持される前記プリント配線板の着脱レバーを係止するレバー係止部を形成してなることを特徴とする。 【0021】請求項6のプリント配線板係止具は、請求項1ないし請求項5のいずれか1項記載のプリント配線板支持具において、前記支持板本体に、前記案内レールに沿って、長尺状の撓み防止部材を配置してなることを特徴とする。請求項7の収容架へのプリント配線板収容構造は、収容架内に、支持板本体を収容するとともに、前記収容架内の案内部に、前記支持板本体の両端に形成される第1および第2の支持部を支持し、前記支持板本体に、前記収容架への収容方向に沿って相互に間隔を置いて対向する複数の案内レールを形成し、前記案内レールの間に形成される複数の案内空間に、前記各案内空間に対応する大きさのプリント配線板を、前記案内レールに支持し、前記各プリント配線板の先端のコネクタを、前記収容架のバックパネルに接続してなることを特徴とする。 【0022】請求項8の収容架へのプリント配線板収容構造は、請求項7記載の収容架へのプリント配線板収容構造において、前記支持板本体の収容方向の先端側に、係止部を形成するとともに、前記収容架の前記バックパネル側に、前記係止部を係止する収容架側係止部を形成してなることを特徴とする。請求項9の収容架へのプリント配線板収容構造は、請求項7または請求項8記載の収容架へのプリント配線板収容構造において、前記支持板本体の前記収容方向の後端側に、前記案内レールに支持されるプリント配線板の着脱レバーを係止するレバー係止部を形成してなることを特徴とする。 【0023】請求項10の収容架へのプリント配線板収容構造は、請求項7ないし請求項9のいずれか1項記載の収容架へのプリント配線板収容構造において、前記プリント配線板の先端に、光信号用コネクタを配置するとともに、前記バックパネルを介して、前記プリント配線板に光信号を導入してなることを特徴とする。 【0024】(作用)請求項1のプリント配線板支持具では、支持板本体の両端に形成される第1および第2の支持部が、収容架の案内部に支持されて、支持板本体が収容架に収容され、この後に、プリント配線板が、支持板本体の複数の案内レールの間に形成される複数の案内空間に案内され、プリント配線板の先端のコネクタが、直接、収容架のバックパネルのコネクタに接続される。 【0025】このため、支持板本体を介して、収容架内に異なる大きさのプリント配線板が収容可能にされる。また、新たに大きさの異なるプリント配線板を収容架に収容する場合にも、案内レールの取付位置を変更した支持板本体を形成するだけで、容易に収容可能にされる。 【0026】請求項2のプリント配線板支持具では、支持板本体の片面に案内レールが形成されるため、支持板本体の片面にのみプリント配線板を案内する案内空間が形成され、従来の収容架を変更することなく、支持板本体を介して、プリント配線板が収容される。請求項3のプリント配線板支持具では、支持板本体の両面に案内レールが形成されるため、支持板本体の両面にプリント配線板を案内する案内空間が形成され、収容架内に、より多くのプリント配線板が収容可能にされる。 【0027】また、支持板本体の両面にプリント配線板が案内されるため、収容架内に配置する支持板本体の枚数が低減され、収容架の案内部等の設置箇所を減らすことが可能になる。このため、収容架の構造が簡単になり、収容架の製造コストが低減される。請求項4のプリント配線板支持具では、支持板本体の収容方向の先端に、係止部が形成されるため、支持板本体が収容架内に確実に支持され、支持板本体が収容方向と直角方向に撓むことが防止される。 【0028】このため、支持板本体の第1および第2の支持部が、収容架の案内部から外れることが防止される。また、支持板本体の撓みの発生が防止されるため、支持板本体に支持されるプリント配線板の搭載部品が、隣接する他の支持板本体等に接触することが防止される。 【0029】請求項5のプリント配線板支持具では、支持板本体の収容方向の後端に、支持板本体に支持されるプリント配線板の着脱レバーを係止するレバー係止部が形成されるため、レバー係止部に係止される着脱レバーの一端を支点として着脱レバーを操作することにより、プリント配線板の先端のコネクタが、容易にバックパネルに着脱される。 【0030】請求項6のプリント配線板支持具では、支持板本体に、案内レールに沿って撓み防止部材が配置されるため、支持板本体が収容方向に撓むことが防止される。請求項7の収容架へのプリント配線板収容構造では、支持板本体の両端に形成される第1および第2の支持部が、収容架の案内部に支持されて、支持板本体が収容架に収容され、この後に、プリント配線板が、支持板本体の複数の案内レールの間に形成される複数の案内空間に案内され、プリント配線板の先端のコネクタが、直接、収容架のバックパネルのコネクタに接続される。 【0031】このため、支持板本体を介して、収容架内に異なる大きさのプリント配線板が収容可能にされる。また、新たに大きさの異なるプリント配線板を収容架に収容する場合には、案内レールの取付位置を変更した支持板本体を形成するだけで、容易に収容可能にされる。 【0032】請求項8の収容架へのプリント配線板収容構造では、支持板本体の収容方向の先端に係止部が形成され、収容架のバックパネル側に係止部を係止する収容架側係止部が形成されるため、支持板本体が収容架内に確実に支持され、支持板本体の収容方向と直角方向に撓むことが防止される。このため、支持板本体の第1および第2の支持部が、収容架の案内部から外れることが防止される。 【0033】また、支持板本体の撓みの発生が防止されるため、支持板本体に支持されるプリント配線板の搭載部品が、隣接する他の支持板本体等に接触することが防止される。請求項9の収容架へのプリント配線板収容構造では、支持板本体の収容方向の後端に、支持板本体に支持されるプリント配線板の着脱レバーを係止するレバー係止部が形成されるため、レバー係止部に係止される着脱レバーの一端を支点として着脱レバーを操作することにより、プリント配線板の先端のコネクタが、バックパネルに容易に着脱される。 【0034】請求項10の収容架へのプリント配線板収容構造では、プリント配線板の先端に配置される光信号用コネクタに、収容架のバックパネル側から光信号が接続されるため、電気信号ケーブルと光ケーブルとの処理を、収容架のバックパネル側に形成されるケーブル処理空間のみで行うことが可能にされる。 【0035】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。 【0036】図1は、本発明のプリント配線板支持具および収容架へのプリント配線板収容構造の第1の実施形態(請求項1,請求項2,請求項4ないし請求項9に対応する)を示している。図において、例えば、四角形形状の板金等からなる支持板本体41には、上端41aおよび下端41bに、この支持板本体41を、収容架43内に形成される溝状の案内部45に支持するための第1および第2の支持部47,49が形成されている。 【0037】この実施形態では、第1および第2の支持部47,49は、支持板本体41の上端41aおよび下端41bを折曲することにより一体形成されている。支持板本体41の片面41c側には、例えば、ポリエステルフィルム等からなる絶縁シート51が接着されている。また、支持板本体41の片面41c側には、収容架43への収容方向Dに沿って、一対のレール53a,53bからなる案内レール53が、2組配置されている。 【0038】各案内レール53のレール53a,53bの間には、例えば、通信機能等を有するプリント配線板55a,55bを収容架43内に案内する案内空間S1,S2が形成されている。支持板本体41の収容方向Dの先端41dには、収容架43に向けて突出する板状の係止部57が形成され、この係止部57には、収容方向Dに貫通する貫通穴57aが形成されている。 【0039】この実施形態では、係止部57は、支持板本体41を折曲することにより一体形成されている。支持板本体41の収容方向Dと反対側の後端41eには、中央寄りに位置するレール53a,53bの延長上に、支持板本体41の下側の案内空間S2に案内されるプリント配線板55bの着脱レバー59を支持するレバー係止部61が形成されている。 【0040】レバー係止部61には、プリント配線板55bの着脱レバー59の一端を、支点として支持する凹部61aが形成されている。ここで、着脱レバー59は、プリント配線板55a,55bの先端に配置されるコネクタ63を、収容架43に対して容易に着脱するために、プリント配線板55a,55bの後端側に、回動自在に取り付けられている。 【0041】また、支持板本体41の後端41eには、プリント配線板55a,55bの着脱レバー59の支持板本体41への衝突を避けるために、切欠部41f,41fが形成されている。支持板本体41の後端41eの下側には、支持板本体41を収容架43に固定する固定部65が形成されている。 【0042】固定部65には、支持板本体41を収容架43の固定穴43aに固定するためのねじ穴65aが形成されている。支持板本体41の中央寄りに位置するレール53a,53bの間には、例えば、長尺状の板金等を長手方向に沿って折曲した横断面L字状の撓み防止部材67が配置されている。 【0043】さらに、支持板本体41には、支持板本体41を軽量化するための肉抜穴41gが間隔を置いて複数形成されている。また、図2に示すように、収容架43には、背面43b側にバックパネル69が形成され、このバックパネル69には、プリント配線板55a,55b等に電気信号を接続するためのコネクタ71が配置されている。 【0044】また、収容架43の背面43b側には、支持板本体41の係止部57に対応する位置に、収容空間73に向けて突出し、係止部57の貫通穴57aに挿入可能な円柱状の収容架側係止部75が形成されている。本実施形態では、上述した支持板本体41を使用して、以下示すように、大きさの異なるプリント配線板55a,55bが収容架43に収容される。 【0045】すなわち、先ず、支持板本体41の第1および第2の支持部47,49が、収容架43の案内部45に支持されて、支持板本体41が収容空間73に収容される。この際に、支持板本体41の係止部57の貫通穴57aが、収容架43の収容架側係止部75により支持される。 【0046】次に、支持板本体41の固定部65と収容架43の固定穴43aとが、ねじ部材77により固定され、支持板本体41が、収容架43内に固定される。次に、図3に示すように、支持板本体41の各案内レール53に支持されて、プリント配線板55a,55bが、案内空間S1,S2に、それぞれ挿入される。プリント配線板55a,55bは、案内空間S1,S2を収容架43のバックパネル69に向けて、さらに挿入される。 【0047】そして、案内空間S2に挿入されるプリント配線板55bは、着脱レバー59の一端を、レバー支持部61の凹部61aに支持して操作することにより、コネクタ63が、直接、バックパネル69のコネクタ71に接続される。案内空間S1に挿入されるプリント配線板55aは、着脱レバー59の一端を、収容架43に支持して操作することにより、コネクタ63が、直接、バックパネル69のコネクタ71に接続される。 【0048】一方、収容架43の収容空間73に対応した大きさのプリント配線板55cを収容する際には、図4に示すように、プリント配線板55cが案内部45に支持されて、そのまま収容架43内に収容され、プリント配線板55cのコネクタ63が、直接、バックパネル69のコネクタ71に接続される。以上のように構成されたプリント配線板支持具および収容架へのプリント配線板収容構造では、支持板本体41の上端41aおよび下端41bに、収容架43の案内部45に支持される第1および第2の支持部47,49を形成し、支持板本体41に複数の案内レール53を配置し、案内レール53の間に案内空間S1,S2を形成したので、プリント配線板55a,55bを、支持板本体41の各案内空間S1,S2に案内し、プリント配線板55a,55bのコネクタ63を、直接、収容架43のバックパネル69のコネクタ71に接続することができ、支持板本体41を介して、収容架43内に異なる大きさのプリント配線板55a,55bを収容することができる。 【0049】このため、新たに大きさの異なるプリント配線板を収容架43に収容する場合にも、案内レール53の取付位置を変更した支持板本体を形成するだけで、容易にプリント配線板を収容架43に収容することができる。また、支持板本体41の片面41cに案内レール53を形成したので、支持板本体41の片面41cにのみプリント配線板55a,55bを案内する案内空間S1,S2を形成することができ、従来の収容架43を変更することなく、収容架43内に、プリント配線板55a,55bを収容することができる。 【0050】そして、支持板本体41の収容方向Dの先端41dに、係止部57を形成したので、支持板本体41を収容架43内に確実に支持することができ、支持板本体41が収容方向Dと直角方向に撓むことを防止することができる。このため、支持板本体41の第1および第2の支持部47,49が、収容架43の案内部45から外れることを、確実に防止することができる。 【0051】また、支持板本体41の撓みの発生を防止することができるため、支持板本体41に支持されるプリント配線板55a,55bの搭載部品が、隣接する他の支持板本体41等に接触することを防止することができる。そして、支持板本体41の収容方向Dの後端41eに、支持板本体41に支持されるプリント配線板55bの着脱レバー59を係止するレバー係止部61を形成したので、レバー係止部61に係止される着脱レバー59の一端を支点として着脱レバー59を操作することにより、プリント配線板55bの先端のコネクタ63を、容易にバックパネル69に着脱することができる。 【0052】さらに、支持板本体41に、案内レール53に沿って撓み防止部材67を配置したので、支持板本体41が収容方向Dに撓むことを防止することができる。図5は、本発明の収容架へのプリント配線板収容構造の第2の実施形態(請求項10に対応する)を示している。この実施形態では、上述した第1の実施形態と同一の支持板本体41が使用されている。 【0053】また、この実施形態では、収容架43のバックパネル69には、プリント配線板55e,55fに電気信号および光信号を接続するためのコネクタ71,光信号用コネクタ81が配置されている。また、プリント配線板55e,55fの先端には、コネクタ63および光信号用コネクタ83が配置されている。 【0054】上述した収容構造では、第1の実施形態と同様にして、支持板本体41が、収容架43の案内部45に支持されて、収容空間73内に収容される。そして、支持板本体41の係止部57の貫通穴57aが、収容架43の収容架側係止部75により支持され、この後に、支持板本体41の固定部65と収容架43の固定穴43aとが、ねじ部材77により固定され、支持板本体41が、収容架43内に固定される。 【0055】次に、電気信号用のコネクタ63および光信号用コネクタ83を配置したプリント配線板55e,55fが、支持板本体41の案内レール53に沿って、案内空間S1,S2に案内される。そして、プリント配線板55e,55fのコネクタ63および光信号用コネクタ83が、収容架43のバックパネル69のコネクタ71,光信号用コネクタ81に接続される。 【0056】この実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができるが、この実施形態では、プリント配線板55e,55fの先端に光信号用コネクタ83を配置し、収容架43のバックパネル69側から光信号を接続したので、電気信号ケーブルと光ケーブルとの処理を、収容架43のバックパネル69側に形成されるケーブル処理空間のみで行うことができる。 【0057】なお、上述した実施形態では、支持板本体41の片面41cに案内レール53を形成した例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、支持板本体41の両面に案内レール53を形成しても良く、この場合には、支持板本体41の両面にプリント配線板を案内する案内空間を形成することができ、収容架43内に、より多くのプリント配線板を収容することができる。 【0058】また、この場合には、収容架43内に配置する支持板本体41の枚数を低減することができるため、収容架43の案内部45等の設置箇所を減らすことができ、収容架43の構造が簡単になり、従来に比べ、収容架43の製造コストを低減することができる。そして、上述した実施形態では、支持板本体41の上端41aおよび下端41bを折曲して、第1および第2の支持部47,49を形成した例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、支持板本体41の上端41aおよび下端41bに、樹脂により形成される第1および第2の支持部47,49を配置しても良く、この場合には、上端41aおよび下端41bに近接するレール53a,53bとともに、一体形成することができるため、案内空間S1,S2を、より大きく形成することができる。 【0059】さらに、上述した実施形態では、支持板本体41に2組の案内レール53を配置して、2つの案内空間S1,S2を形成した例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、支持板本体41に3組以上の案内レール53を配置して、3つ以上の案内空間を形成しても良い。また、上述した実施形態では、2組の案内レール53により、2つの案内空間S1,S2を形成した例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、支持板本体41の中央に、1本のレールのみを配置し、このレールの上下方向の両端に、溝部を形成することにより、2つの案内空間S1,S2を形成しても良い。 【0060】さらに、上述した実施形態では、案内レール53を樹脂により形成した例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、案内レールを、樹脂を被覆した金属等により形成しても良く、この場合には、案内レールを、撓み防止部材として兼用することができる。また、上述した実施形態では、第1の支持部47を、支持板本体41の上端41a全体を折曲して形成した例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、図6に示すように、支持板本体41の上端41aの一部を切り欠いて形成しても良く、この場合には、複数に分割される第1の支持部47の間に、短尺状のレール53aを配置することで、支持板本体41の案内空間S1を大きく形成することができる。 【0061】そして、上述した実施形態では、着脱レバー59を上側に配置したプリント配線板55a,55bを、支持板本体41の案内空間S1,S2に案内した例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、レバー係止部61を上下逆向きに配置し、着脱レバー59を下側に配置したプリント配線板を、支持板本体41の案内空間S1,S2に案内しても良い。 【0062】 【発明の効果】請求項1のプリント配線板支持具では、支持板本体の両端に、収容架の案内部に支持される第1および第2の支持部を形成し、支持板本体に複数の案内レールを配置し、案内レールの間に複数の案内空間を形成したので、プリント配線板を、支持板本体の各案内空間に案内し、プリント配線板の先端のコネクタを、直接、収容架のバックパネルのコネクタに接続することができ、支持板本体を介して、収容架内に異なる大きさのプリント配線板を収容することができる。 【0063】このため、新たに大きさの異なるプリント配線板を収容架に収容する場合にも、案内レールの取付位置を変更した支持板本体を形成するだけで、容易にプリント配線板を収容架に収容することができる。請求項2のプリント配線板支持具では、支持板本体の片面に案内レールを形成したので、支持板本体の片面にのみプリント配線板を案内する案内空間を形成することができ、従来の収容架を変更することなく、支持板本体を介して、プリント配線板を収容することができる。 【0064】請求項3のプリント配線板支持具では、支持板本体の両面に案内レールを形成したので、支持板本体の両面にプリント配線板を案内する案内空間を形成することができ、収容架内に、より多くのプリント配線板を収容することができる。また、支持板本体の両面にプリント配線板を案内したので、収容架内に配置する支持板本体の枚数を低減することができ、収容架の案内部等の設置箇所を減らすことができる。 【0065】このため、収容架の構造が簡単になり、従来に比べ、収容架の製造コストを低減することができる。請求項4のプリント配線板支持具では、支持板本体の収容方向の先端に、係止部を形成したので、支持板本体を収容架内に確実に支持することができ、支持板本体が収容方向と直角方向に撓むことを防止することができる。 【0066】このため、支持板本体の第1および第2の支持部が、収容架の案内部から外れることを、確実に防止することができる。また、支持板本体の撓みの発生を防止することができるため、支持板本体に支持されるプリント配線板の搭載部品が、隣接する他の支持板本体等に接触することを防止することができる。 【0067】請求項5のプリント配線板支持具では、支持板本体の収容方向の後端に、支持板本体に支持されるプリント配線板の着脱レバーを係止するレバー係止部を形成したので、レバー係止部に係止される着脱レバーの一端を支点として着脱レバーを操作することにより、プリント配線板の先端のコネクタを、容易にバックパネルに着脱することができる。 【0068】請求項6のプリント配線板支持具では、支持板本体に、案内レールに沿って撓み防止部材を配置したので、支持板本体が収容方向に撓むことを防止することができる。請求項7の収容架へのプリント配線板収容構造では、支持板本体の両端に、収容架の案内部に支持される第1および第2の支持部を形成し、支持板本体に複数の案内レールを配置し、案内レールの間に複数の案内空間を形成したので、プリント配線板を、支持板本体の各案内空間に案内し、プリント配線板の先端のコネクタを、直接、収容架のバックパネルのコネクタに接続することができ、支持板本体を介して、収容架内に異なる大きさのプリント配線板を収容することができる。 【0069】このため、新たに大きさの異なるプリント配線板を収容架に収容する場合にも、案内レールの取付位置を変更した支持板本体を形成するだけで、容易にプリント配線板を収容架に収容することができる。請求項8の収容架へのプリント配線板収容構造では、支持板本体の収容方向の先端に、係止部を形成したので、支持板本体を収容架内に確実に支持することができ、支持板本体が収容方向と直角方向に撓むことを防止することができる。 【0070】このため、支持板本体の第1および第2の支持部が、収容架の案内部から外れることを、確実に防止することができる。また、支持板本体の撓みの発生を防止することができるため、支持板本体に支持されるプリント配線板の搭載部品が、隣接する他の支持板本体等に接触することを防止することができる。 【0071】請求項9の収容架へのプリント配線板収容構造では、支持板本体の収容方向の後端に、支持板本体に支持されるプリント配線板の着脱レバーを係止するレバー係止部を形成したので、レバー係止部に係止される着脱レバーの一端を支点として着脱レバーを操作することにより、プリント配線板の先端のコネクタを、容易にバックパネルに着脱することができる。 【0072】請求項10の収容架へのプリント配線板収容構造では、プリント配線板の先端に光信号用コネクタを配置し、収容架のバックパネル側から光信号を接続したので、電気信号ケーブルと光ケーブルとの処理を、収容架のバックパネル側に形成されるケーブル処理空間のみで行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000237662 【氏名又は名称】富士通電装株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)2月17日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】古谷 史旺 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−233971 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)8月27日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−34413 |
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