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【発明の名称】 機器キャビネット
【発明者】 【氏名】高木 競

【要約】 【課題】部品点数を削減させ部品管理を容易にすると共に、生産性の向上、製造コストの低減、機器載置パネルを任意の高さで固定できる機器キャビネットを提供する。

【解決手段】支柱3の上面に取り付けた四角形状の天板4と底板2と支柱3とで囲繞される空間に取り付けた側板6を具備し、底板2の左右側面部の上端部に螺孔7aを適宜ピッチで設けた第一のプレート7を取り付け、天板4の左右側面の下端部に螺孔8aを適宜ピッチで設けた第二のプレート8を取り付け、第一・二のプレート間に螺孔9aを適宜ピッチで設けた第三のプレート9を取り付け、隣接する第三のプレート9間に断面略L字状に形成した第四のプレート10の一辺を螺子で螺着固定し、対向する面の同じ位置にも第四のプレート10を螺子で螺着固定し、断面略L字状の第四のプレート10の他辺に機器載置パネルを載置し、螺子で螺着固定する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 少なくとも四角形状の底板と、該底板の四隅部近傍に垂設した支柱と、該支柱の上面に取り付けた四角形状の天板とで成る本体と、該本体の前記天板と前記底板と前記支柱とで囲繞される空間に取り付けた側板とを具備する機器キャビネットにおいて、前記底板の左右側面部の上端部に螺孔を適宜ピッチで設けた第一のプレートを取り付け、前記天板の左右側面の下端部に螺孔を適宜ピッチで設けた第二のプレートを取り付け、前記第一のプレートと前記第二のプレートとの間に螺孔を適宜ピッチで設けた第三のプレートを複数本取り付け、隣接する第三のプレート間に第四のプレートを取り付け、該第四のプレートと対向する第四のプレート間に機器載置パネルを載置固定することを特徴とする機器キャビネット。
【請求項2】 前記機器キャビネットにおいて、前記第三のプレートの螺孔を並設すると共に千鳥状に配置したことを特徴とする請求項1に記載の機器キャビネット。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器等を収納するための機器キャビネットの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器等を収納するための機器キャビネットは、図7〜図9に示すようなものであった。即ち、機器キャビネット21は、四角形状の底板22と、底板22の四隅部近傍に垂設した支柱23,23,23,23と、支柱23,23,23,23の上面に取り付けた四角形状の天板24とで成る本体25と、この本体25の天板24と底板22と支柱23とで囲繞される空間に取り付けた側板(図示せず)とを具備していた。支柱23には螺孔23aが適宜ピッチで設けられ、底板22の上端の高さでに螺孔26aを適宜ピッチで設けた第一のプレート26を支柱23に螺子で螺着固定し、天板24の下端の高さで螺孔27aを適宜ピッチで設けた第二のプレート27を支柱23に螺子で螺着固定し、第一のプレート26と第二のプレート27とを、螺孔28aを適宜ピッチで設けた第三のプレート28で螺子で螺着することにより繋ぐ。一方の側には二本の第三のプレート28,28が垂設され、これらの第三のプレート28,28の螺孔28a,28aに断面略L字状に形成した第四のプレート29の一辺を螺子30,30で螺着固定する。対向する面の同じ位置にも第四のプレート29を螺子30,30で螺着固定し、断面略L字状の第四のプレート29,29の他辺に機器載置パネル31を載置し、螺子32,32で螺着固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来の機器キャビネット21は、第一のプレート26と第二のプレート27と側板を別に設けなければならず、部品点数が多くなり、管理が煩雑になるという欠点があった。また、それに伴い生産性が低下し、製造コストが上昇してしまうという欠点があった。また、第四のプレート29の取付位置は第三のプレート28の螺孔28aが適宜ピッチで設けられているため、機器載置パネル31の高さは螺孔28aの設けられている高さでしか調整できず、任意位置で固定することができないために機器キャビネット21に機器を収納する際に、機器の収まりが悪いという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の機器キャビネットの問題点に鑑み、本発明の目的は、部品点数を削減させ部品管理を容易にすると共に、生産性を向上させ製造コストを低減させ、また、機器載置パネルを任意の高さで固定できる機器キャビネットを提供するもので、少なくとも四角形状の底板と、該底板の四隅部近傍に垂設した支柱と、該支柱の上面に取り付けた四角形状の天板とで成る本体と、該本体の前記天板と前記底板と前記支柱とで囲繞される空間に取り付けた側板とを具備する機器キャビネットにおいて、前記底板の左右側面部の上端部に螺孔を適宜ピッチで設けた第一のプレートを取り付け、前記天板の左右側面の下端部に螺孔を適宜ピッチで設けた第二のプレートを取り付け、前記第一のプレートと前記第二のプレートとの間に螺孔を適宜ピッチで設けた第三のプレートを複数本取り付け、隣接する第三のプレート間に第四のプレートを取り付け、該第四のプレートと対向する第四のプレート間に機器載置パネルを載置固定することである。
【0005】また、請求項2に記載の機器キャビネットによれば、前記機器キャビネットにおいて、前記第三のプレートの螺孔を並設すると共に千鳥状に配置したことである。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1の記載の構成によれば、第一のプレート及び第二のプレートが側板と兼用され、そのため部品点数が削減され、部品管理が容易になると共に、製造コストが低減でき、更に生産性が向上する。
【0007】請求項2の記載の構成によれば、機器載置パネルの高さが任意位置で固定することができるので、載置する機器に応じて適切な機器載置パネルの調節ができる。
【0008】
【実施例】本発明に係る機器キャビネットの一実施例を図1〜図6に示す。以下これらの図面に基づいて本発明を説明する。
【0009】機器キャビネット1は、四角形状の底板2と、この底板2の四隅近傍に垂設した支柱3,3,3,3と、これらの支柱3,3,3,3の上面に取り付けた四角形状の天板4とで成る本体5と、この本体5の天板4と底板2と支柱3,3とで囲繞される空間に取り付けた側板6とを具備し、底板2の左右側面部の上端部に螺孔7aを適宜ピッチで設けた第一のプレート7を取り付け、天板4の左右側面の下端部に螺孔8aを適宜ピッチで設けた第二のプレート8を取り付け、第一のプレート7と第二のプレート8との間に螺孔9aを適宜ピッチで設けた第三のプレート9,9,9を取り付け、隣接する第三のプレート9,9間に断面略L字状に形成した第四のプレート10の一辺を螺子で螺着固定し、対向する面の同じ位置にも第四のプレート10を螺子で螺着固定し、断面略L字状の第四のプレート10,10の他辺に機器載置パネル(図示せず)を載置し、螺子で螺着固定する。
【0010】この構成によれば、第一のプレート7及び第二のプレート8が側板6と兼用され、そのため部品点数が削減され、部品管理が容易になると共に、製造コストが低減でき、更に生産性が向上する。
【0011】また、機器キャビネット1において、第三のプレート9の螺孔9aを並設すると共に千鳥状に配置する。
【0012】この構成によれば、機器載置パネルの高さが任意位置で固定することができるので、載置する機器に応じて適切な機器載置パネルの調節ができる。
【0013】尚、本実施例における螺孔は、何れも丸孔であっても長孔っであっても良く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
【0014】また、第三のプレート9の数は、特に限定されるものではなく、少なくとも2本あれば良く、適宜変更可能である。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明に係る機器キャビネットは、少なくとも四角形状の底板と、該底板の四隅部近傍に垂設した支柱と、該支柱の上面に取り付けた四角形状の天板とで成る本体と、該本体の前記天板と前記底板と前記支柱とで囲繞される空間に取り付けた側板とを具備する機器キャビネットにおいて、前記底板の左右側面部の上端部に螺孔を適宜ピッチで設けた第一のプレートを取り付け、前記天板の左右側面の下端部に螺孔を適宜ピッチで設けた第二のプレートを取り付け、前記第一のプレートと前記第二のプレートとの間に螺孔を適宜ピッチで設けた第三のプレートを複数本取り付け、隣接する第三のプレート間に第四のプレートを取り付け、該第四のプレートと対向する第四のプレート間に機器載置パネルを載置固定することによって、部品点数が削減され、部品管理が容易になると共に、製造コストが低減でき、更に生産性が向上するという効果がある。
【0016】また、前記機器キャビネットにおいて、前記第三のプレートの螺孔を並設すると共に千鳥状に配置したことによって、機器載置パネルの高さが任意位置で固定することができるので、載置する機器に応じて適切な機器載置パネルの調節ができ、機器キャビネットへの収まりが良いという効果がある。
【出願人】 【識別番号】000124591
【氏名又は名称】河村電器産業株式会社
【出願日】 平成10年(1998)1月29日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−220267
【公開日】 平成11年(1999)8月10日
【出願番号】 特願平10−33884