| 【発明の名称】 |
高周波ユニットのケース |
| 【発明者】 |
【氏名】山本 俊成
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、ケース本体とカバーの形状に整合性をもたせ、ケース本体の切り欠き部をカバーの押圧片で完全に閉鎖できるようにした高周波ユニットのケースを提供する。
【解決手段】高周波回路用のプリント基板を支持する爪部12を側壁部11を切り欠いて形成した金属製のケース本体10と、このケース本体の前記側壁部に弾性的に圧接する複数の押圧片21を有し、前記ケース本体の開放面を閉鎖する金属製のカバー20とを備える高周波ユニットのケースである。本発明では、前記押圧片を形成する切り欠き部22の位置を、前記爪部を形成する切り欠き部13と一致させないように設定する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 高周波回路用のプリント基板を支持する爪部を側壁部を切り欠いて形成した金属製のケース本体と、このケース本体の前記側壁部に弾性的に圧接する複数の押圧片を有し、前記ケース本体の開放面を閉鎖する金属製のカバーとを備え、前記押圧片を形成する切り欠き部の位置を、前記爪部を形成する切り欠き部と一致させないように設定してなることを特徴とする高周波ユニットのケース。 【請求項2】 前記押圧片の形状は、対応する爪部周辺の切り欠き部を塞ぐためにそれぞれ異なる形状に設定されていることを特徴とする請求項1の高周波ユニットのケース。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、BSアンテナ受信回路のような高周波ユニットのケースに関する。 【0002】 【従来の技術】衛星放送(BS)受信用のアンテナ回路は、高周波回路を内蔵するため、十分にシールドした構造のケース内に収容しておかないと、周囲の電子機器に高周波雑音を与える。図3に示す従来のケースは、金属製のケース本体10の開放面を金属製のカバー20で閉鎖するようにしたものである。ケース本体10の開放面は、一面の場合と表裏両面の場合があり、これに対応して1枚または2枚のカバー20が使用される。 【0003】ケース本体10内部には、高周波回路部品を搭載したプリント基板(図示せぬ)が収容される。ケース本体10の側壁部11には、このプリント基板を支持し、かつアースをとるための爪部12が、側壁部11を切り欠いて形成されている。13はこのための切り欠き部である。 【0004】カバー20は、ケース本体10の側壁部11に弾性的に圧接する複数の押圧片21を有する。この押圧片21も切り欠き部22により形成されたものである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ケース本体10とカバー20で囲まれた空間には高周波回路用のプリント基板が収容されるため、外部とは完全にシールされていることが好ましい。ところが、一般にケース本体10とカバー20は独立した観点から設計され製造されるため、図3(B)に示すように、ケース本体10にカバー20を嵌合させた完成状態で、ケース本体10の爪部12を形成した切り欠き部13をカバー10の押圧片21で完全に塞ぐことができず、シールド効果の低下や電気的特性の劣化を招く原因になる。この点が本発明で解決しようとする課題である。 【0006】本発明は、ケース本体とカバーの形状に整合性をもたせ、ケース本体の切り欠き部をカバーの押圧片で完全に閉鎖できるようにした高周波ユニットのケースを提供することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、高周波回路用のプリント基板を支持する爪部を側壁部を切り欠いて形成した金属製のケース本体と、このケース本体の前記側壁部に弾性的に圧接する複数の押圧片を有し、前記ケース本体の開放面を閉鎖する金属製のカバーとを備え、前記押圧片を形成する切り欠き部の位置を、前記爪部を形成する切り欠き部と一致させないように設定してなる高周波ユニットのケースで達成できる。 【0008】本発明の実施形態によれば、前記押圧片の形状は、対応する爪部周辺の切り欠き部を塞ぐためにそれぞれ異なる形状に設定されることもある。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態を参照して、本発明を詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態を示す斜視図である。図中、10高周波回路用のプリント基板(図示せず)を支持する爪部12を側壁部11を切り欠いて形成した金属製のケース本体、13は爪部12を形成するための切り欠き部、20はケース本体10の側壁部11に弾性的に圧接する複数の押圧片21を有し、ケース本体10の開放面を閉鎖する金属製のカバーである。 【0010】本発明では、押圧片21を形成する切り欠き部22の位置を、爪部12を形成する切り欠き部13と一致させないように設定してある。また、必要に応じて押圧片21の長さを大きく設定する。このようにすると、ケース本体10の切り欠き部13は、図1(B)に示すように、押圧片21によって完全に閉鎖される。 【0011】このため、切り欠き部13が無い状態と等しい安定したケースアース面を確保できる。また、アンテナリークやAGC特性等の電気的特性が安定する。更に、製品毎の特性のバラツキがなくなる。勿論、切り欠き部13を完全に閉鎖したことによりシールド効果は改善される。 【0012】図2は本発明の他の実施形態を示す斜視図である。本例では、カバー20の切り欠き部22の調整だけでなく、押圧片21A、21B、21Cをそれぞれ異なる形状、特に長さ寸法を、対応する切り欠き部13に併せて設定したものである。このようにすることで、図1の実施形態の効果は更に改善される。 【0013】 【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ケース本体とカバーの形状に整合性をもたせ、ケース本体の切り欠き部をカバーの押圧片で完全に閉鎖できるようにした高周波ユニットのケースを提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006220 【氏名又は名称】ミツミ電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)11月19日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−150379 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)6月2日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−335065 |
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