| 【発明の名称】 |
電子回路パッケージ |
| 【発明者】 |
【氏名】山中 直明
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| 【要約】 |
【課題】放熱効果を低下させることなく実装密度を向上させる。
【解決手段】マザーボード1と、そのマザーボード1に垂直に搭載した複数のサブボード2と、そのサブボード2の片面に搭載した半導体装置4と、そのサブボード2の他面に設けた放熱フィン5と、該放熱フィン5に風を送って半導体装置4を冷却する電動ファン6とを有する電子回路パッケージであって、放熱フィン5に上部から左右側面にかけて湾曲した羽根52を形成し、その放熱フィン5の上部から電動ファン6で風を送る。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】マザーボードと、該マザーボードに垂直に搭載した複数のサブボードと、該各サブボードの片面に設けた放熱フィンと、前記サブボードの他面又は前記放熱フィンに搭載した半導体装置とを有する電子回路パッケージであって、前記放熱フィンに上記マザーボードと反対側から側面にかけて湾曲する羽根を設け、前記放熱フィンの上記マザーボードと反対側に空気を強制的に送る送風手段を配置したことを特徴とする電子回路パッケージ。 【請求項2】前記各サブボードの放熱フィンの上記マザーボードと反対側に個々に前記送風手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電子回路パッケージ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、放熱構造に改良を加えて高密度実装ができるようにした電子回路パッケージに関するものである。 【0002】 【従来の技術】図4に従来の放熱構造の電子回路パッケージの構成を示す。1はカードスロット上に搭載したマザーボード(主プリント配線基板)、2はこのマザーボード1にコネクタ3によって垂直状態で装填されたサブボード(副プリント配線基板)、4はこのサブボード2の片面に搭載されたVLSI等の半導体装置である。サブボード2は、増設性等を考慮して、小型ボードに単位機能を持たせたものである。8は半導体装置4に発生する熱をサブボード2を介して受けて放熱するための放熱フィンであり、電動ファン9が一体化されている。 【0003】この従来の放熱構造では、電動ファン9が背面から空気を吸い込んで放熱フィン8にぶつけることにより、その放熱フィン8ひいては半導体装置4の冷却が行われる。この方式は、小型サブボードにより小規模から大規模まで増設が可能であり、冷却機能も比較的高いという特徴がある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従来構造は、サブボード2の面に垂直な方向から空気を吸い込む構成であるので、隣接するサブボード2の相互間の離間ピッチP’を広くする必要があり、高密度実装の観点からは問題があった。 【0005】本発明は以上のような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、サブボードの離間ピッチを小さくできるようにして、冷却効果を損なうことなく実装密度を向上させることができるようにした電子回路パッケージを提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための第1の発明は、マザーボードと、該マザーボードに垂直に搭載した複数のサブボードと、該各サブボードの片面に設けた放熱フィンと、前記サブボードの他面又は前記放熱フィンに搭載した半導体装置とを有する電子回路パッケージであって、前記放熱フィンに上記マザーボードと反対側から側面にかけて湾曲する羽根を設け、前記放熱フィンの上記マザーボードと反対側に空気を強制的に送る送風手段を配置して構成した。第2の発明は、第1の発明において、前記各サブボードの放熱フィンの上記マザーボードと反対側に個々に前記送風手段を設けて構成した。 【0007】 【発明の実施の形態】 [第1の実施の形態]図1は本発明の第1の実施の形態の電子回路パッケージの構成を示す図である。図4に示したものと同じものには同じ符号を付けた。5はサブボード2の半導体装置4の搭載面と反対側の面に設けた放熱フィンである。この放熱フィン5は、図2(a),(b)に示すように、左半分には上部から左側面にかけて湾曲した風通路51が複数形成されるように複数の羽根52を形成し、右半分にも上部から右側面にかけて湾曲した風通路51が複数形成されるように複数の羽根52を形成し、その上部に電動ファン6を搭載している。羽根52は左側、右側の一方のみでもよく、また1以上あればよい。 【0008】なお、半導体装置は、符号4’で示すように開口部を設けたサブボード2’のその開口部に位置させて、放熱フィン5に直接搭載してもよい。この場合は、その半導体装置4’で発生した熱が直接放熱フィン5に伝達され放熱効果が大きくなる。 【0009】以上の結果、電動ファン6により吹き付けられる空気は、放熱フィン5の上部から風通路51に沿って流れてその放熱フィン5を冷却し、左右側面から排出される。このとき、隣のサブボード2に搭載した半導体装置4,4’も冷却されるようになる。 【0010】以上のように、この実施の形態では、空気の取入側を放熱フィン5の上部とし、排出側を左右側面とするので、その放熱フィン5の背面に特別なスペースを設ける必要がなくなる。このため、隣接するサブボード2の相互間の離間ピッチPを極限にまで(接触しない程度まで)、小さくすることができ、実装密度を高くすることができる。 【0011】[第2の実施の形態]図3は第2の実施の形態の電子回路パッケージの構成を示す図である。ここでは、各放熱フィン5と各半導体装置4、4’を冷却する電動ファンを大型の共通の電動ファン7とし、この電動ファン7によって、各放熱フィン5と各半導体装置4、4’を同時に一括して冷却するようにしたものである。他の構成は図1、図2に示したものと同じである。 【0012】 【発明の効果】以上から本発明の電子回路パッケージによれば、放熱効率を低下させることなく、サブボードの離間ピッチを小さくすることができ、実装密度を向上させることができ、より小型化も可能になる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004226 【氏名又は名称】日本電信電話株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)8月8日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】長尾 常明
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| 【公開番号】 |
特開平11−68366 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)3月9日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−225548 |
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