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【発明の名称】 チップ部品取付け装置
【発明者】 【氏名】石井 雅彦

【要約】 【課題】容易にチップ部品の交換を実現するチップ部品取付け装置を提供。

【解決手段】プリント基板4のパッド3に接触片1を半田6によって取付け、対向する接触片1のどちらかを外側に若干曲げ、その間からチップ部品5をはめ込み、チップ部品5が対向する接触片1の弾性力により固定され、かつ接触片1を介してプリント基板4のパッド3とチップ部品5の端子51とが導通する。従って、チップ部品5を取り外す場合は、ピンセット等によってチップ部品5を引き上げることにより、接触片1が外側に曲がりチップ部品5が外れる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 両端に導電性の端子を設けたチップ部品と、このチップ部品の両端の端子と各々接触し、かつ半田付け可能な金属板で対向して形成された2つの接触片と、この2つの接触片を固定する絶縁性の台座とで構成されたことを特徴とするチップ部品取付け装置。
【請求項2】 上記チップ部品の上下及び前後方向への移動を抑えて保持する弾力性を備えた上記接触片で構成されたことを特徴とする請求項1記載のチップ部品取付け装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ部品取付け装置に係り、特に、チップ部品の端子に接触する接触片を設けたチップ部品取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のチップ部品取付け装置は、図2に示すように、プリント基板4上に設けられたパッド3にチップ部品5を配置し、熱で融解している半田6をパッド3とチップ部品5の端子51に付けることで固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のチップ部品取付け装置は、一度、チップ部品5をプリント基板4のパッド3に実装すると、熱により半田6を溶かさなければチップ部品5を取り外すことができず、取り外したチップ部品5が熱のために性能が劣化して再利用できないという課題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、容易にチップ部品の交換を実現するチップ部品取付け装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するために、本発明のチップ部品取付け装置は、両端に導電性の端子を設けたチップ部品と、このチップ部品の両端の端子と各々接触し、かつ半田付け可能な金属板で対向して形成された2つの接触片と、この2つの接触片を固定する絶縁性の台座とで構成されたことを特徴とする。
【0006】また、上述の課題を解決するために、本発明のチップ部品取付け装置は、上記チップ部品の上下及び前後方向への移動を抑えて保持する弾力性を備えた上記接触片で構成されたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態によるチップ部品取付け装置を図面を参照して説明する。
【0008】図1は、本発明の一実施の形態によるチップ部品取付け装置の構成図(A)及び詳細図(B)である。
【0009】本発明の一実施の形態によるチップ部品取付け装置は、図1に示すように、両端に導電性の端子51を設けたチップ部品5と、このチップ部品5の両端の端子51と各々接触し、かつ半田6付け可能な金属板で対向して形成された2つの接触片1と、この2つの接触片1を固定する絶縁性の台座2と、接触片1を半田6付けして固定するパッド3を備えたプリント基板4とで構成される。
【0010】次に、本発明の一実施の形態によるチップ部品取付け装置の動作を図面を参照して説明する。
【0011】本発明の一実施の形態によるチップ部品取付け装置の動作は、図1の(A)及び(B)に示すように、プリント基板4のパッド3に接触片1を半田6によって取付け、対向する接触片1のどちらかを外側に若干曲げ、この間からチップ部品5をはめ込み、チップ部品5が対向する接触片1の弾性力により固定され、かつ接触片1を介してプリント基板4のパッド3とチップ部品5の端子51とが導通する。
【0012】従って、チップ部品5を取り外す場合は、ピンセット等によってチップ部品5を引き上げることにより、接触片1が外側に曲がりチップ部品5が外れる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のチップ部品取付け装置によれば、チップ部品を接触片の弾性力により固定しているため、一旦、取付け装置をプリント基板のパッドに取り付けると、回路の特性値調整等に伴うチップ部品の交換が容易にでき、かつチップ部品を半田によって取付けていないため、交換後のチップ部品が熱で劣化させずに再利用できる効果がある。
【出願人】 【識別番号】000001937
【氏名又は名称】日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
【出願日】 平成9年(1997)6月18日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−8460
【公開日】 平成11年(1999)1月12日
【出願番号】 特願平9−161137