| 【発明の名称】 |
メモリ装置用アドレス制御回路 |
| 【発明者】 |
【氏名】柴田 和則
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| 【要約】 |
【課題】回路規模が小さく且つ動作制御が簡単なアドレス制御回路を提供する。
【解決手段】記憶部110は、複数のセクタからなる3個のグループ1〜3に分割して使用される。第1のアドレス制御部121は、各グループごとに割り当てられた2ビットのアドレス(0h〜2h)を生成して出力する。第2のアドレス制御部122は、各グループ内でセクタごとに割り当てられたアドレス(00h〜FFh)を生成して出力する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 記憶領域を複数のセクタからなる複数のグループに分割して使用するメモリ装置のアドレス制御回路において、前記グループごとに割り当てられたアドレスビットを生成して出力する第1のアドレス制御部と、前記グループ内で前記セクタごとに割り当てられたアドレスビットを生成して出力する第2のアドレス制御部と、を備えたことを特徴とするメモリ装置用アドレス制御回路。 【請求項2】 前記第2のアドレス制御部がアップカウンタまたはダウンカウンタであることを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置用アドレス制御回路。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、例えばデュアルポートメモリ等のメモリ装置に使用するアドレス制御回路に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、記憶領域を複数のグループに分割して使用するタイプのメモリ装置が知られている。このようなメモリ装置としては、例えばデュアルポートメモリ等がある。 【0003】図3は、従来のメモリ装置の一構成例を概略的に示すブロック図である。 【0004】図3に示したように、記憶部310は、記憶領域を3個のグループ1,2,3に分割して使用される。各グループ1〜3は、それぞれ、例えば256個のセクタを備えている。 【0005】アドレス制御部321は、記憶部310のグループ1に対する書き込みや読み出しを行う際のアドレスADを生成する。同様に、アドレス制御部322はグループ2に対する書き込み・読み出しを行う際のアドレスADを、アドレス制御部323はグループ3に対する書き込み・読み出しを行う際のアドレスADを、それぞれ生成する。 【0006】セレクタ324は、アドレス制御部321〜323が出力するアドレスADのいずれかを選択し、アドレスバス360を介して、記憶部310に送る。 【0007】リード/ライト制御部330は、リード/ライト信号R/Wを生成し、信号線370を介して記憶部310に送る。 【0008】データ処理部340は、信号R/Wが「リード」のときは、記憶部310が出力したデータDをデータバス380から入力して、所定の演算処理を行う。一方、信号R/Wが「ライト」のときは、データバス380を介して書き込みデータを記憶部310に供給する。 【0009】チップセレクタ350は、信号線390を介して、チップセレクト信号CSを記憶部310に送る。 【0010】図3に示したようなメモリ装置によれば、グループ1,2,3について別個のアドレス制御部321〜323を設けたので、例えば、グループ1に属するセクタからの読み込みとグループ2に属するセクタからの読み込みとを行った後でグループ3に属するセクタへの書き込みを行う処理を繰り返し実行するような場合に、処理速度を速くすることができる。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に示したようなメモリ装置は、記憶部310のグループ数と同数のアドレス制御部が必要となり、また、セレクタ324を必要とするため、回路規模が大きくなってしまうという欠点があった。 【0012】また、記憶部310の記憶容量の増大に伴ってアドレスのビット数が増加した場合(すなわちアドレスバスの信号線数が増加した場合)にも、各アドレス制御部321〜323やセレクタ324の回路規模が増大してしまう。 【0013】さらに、上述したような、グループ1に属するセクタからの読み込みとグループ2に属するセクタからの読み込みとを行った後でグループ3に属するセクタへの書き込みを行う処理を繰り返し実行するような場合には、各アドレス制御部321〜323やセレクタ324の動作制御が非常に複雑になってしまうという欠点もあった。 【0014】このような理由から、回路規模が小さく、且つ、動作制御が簡単な、アドレス制御回路が嘱望されていた。 【0015】 【課題を解決するための手段】この発明は、記憶領域を複数のセクタからなる複数のグループに分割して使用するメモリ装置のアドレス制御回路に関するものである。 【0016】そして、グループごとに割り当てられたアドレスビットを生成して出力する第1のアドレス制御部と、グループ内でセクタごとに割り当てられたアドレスビットを生成して出力する第2のアドレス制御部とを備える。 【0017】このような構成によれば、記憶領域を3個以上のグループに分割して使用する場合でも2個のアドレス制御部でアドレス制御を行うことができ、また、セレクタを必要としないので、回路規模を小さくすることができる。 【0018】グループごとに割り当てられたアドレスビットの生成とセクタごとに割り当てられたアドレスビットの生成とを別個に行うので、アドレス制御を簡単化することができる。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解できる程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説明する数値的条件は単なる例示にすぎないことを理解されたい。 【0020】図1は、この実施の形態に係るアドレス制御回路を搭載したメモリ装置の構成を概略的に示すブロック図である。 【0021】同図に示したように、記憶部110は、記憶領域を3個のグループ1,2,3に分割して使用される。この実施の形態では、各グループ1〜3は、それぞれ、256個のセクタを備えているものとする(図示せず)。 【0022】この実施の形態では、グループ1に属する各セクタのアドレスを000h〜0FFh、グループ2に属する各セクタのアドレスを100h〜1FFh、グループ3に属する各セクタのアドレスを200h〜2FFhとする。すなわち、アドレスの上一桁が0hのセクタはグループ1に属し、アドレスの上一桁が1hのセクタはグループ2に属し、アドレスの上一桁が2hのセクタはグループ3に属している。一方、アドレスの下二桁は、同一グループ内の各セクタに割り当てられる。 【0023】第1のアドレス制御部121は、グループごとに割り当てられたアドレスビット(すなわち、アドレスの上一桁)を生成して出力する。この実施の形態では、記憶部110の記憶領域を3個のグループに分割して使用するので、第1のアドレス制御部121が生成するアドレス値AD1 は、2ビットでよい。このため、第1のアドレス制御部121から記憶部110へのアドレス送信には、アドレスバス160(10ビット)の上位2ビットのみを使用する。 【0024】第2のアドレス制御部122は、グループ1〜3内でセクタごとに割り当てられたアドレスビットを生成して出力する。この実施の形態では、各グループ1〜3のセクタ数はそれぞれ256個なので、第2のアドレス制御部122が生成するアドレスAD2 は、8ビットとなる。このため、第2のアドレス制御部122から記憶部110へのアドレス送信には、アドレスバス160の下位8ビットを使用する。第2のアドレス制御部122としては、例えばアップカウンタを使用することができる。 【0025】リード/ライト制御部130は、リード/ライト信号R/Wを生成し、信号線170を介して記憶部110に送る。 【0026】データ処理部140は、信号R/Wが「リード」のときは、記憶部110が出力したデータDをデータバス180から入力して、所定の演算処理を行う。一方、信号R/Wが「ライト」のときは、データバス180を介して書き込みデータを記憶部110に供給する。 【0027】チップセレクタ150は、信号線190を介して、チップセレクト信号CSを記憶部110に送る。 【0028】続いて、図1に示したメモリ装置の動作例について、図2を用いて説明する。以下に説明する各部121,122,130,140の動作は、例えば、図示しないCPU(Central Processing Unit) によって制御される。 【0029】まず、第1のアドレス制御部121の出力値AD1 を0hに設定すると共に、第2のアドレス制御部122の出力値AD2 を00hに設定する(S201)。 【0030】その後、リード/ライト制御部130の出力R/Wを「リード」に設定すると(S202)、記憶部110から000h番地のデータD(すなわちグループ1の最初のデータ)がデータバス180に出力される。データ処理部140は、このデータDをデータバス180から入力する(S203)。 【0031】次に、第1のアドレス制御部121の出力値AD1 を1hに設定する(S204)。このとき、第2のアドレス制御部122の出力値AD2 は00hのままとする。 【0032】その後、リード/ライト制御部130の出力を「リード」に設定すると(S205)、記憶部110から100h番地のデータD(すなわちグループ2の最初のデータ)がデータバス180に出力される。データ処理部140は、このデータDをデータバス180から入力する(S206)。 【0033】次に、第1のアドレス制御部121の出力値AD1 を2hに設定する(S207)。このとき、第2のアドレス制御部122の出力値AD2 は00hのままとする。続いて、データ処理部140が、書き込みデータDを、データバス180上に出力する(S208)。 【0034】その後、リード/ライト制御部130の出力を「ライト」に設定すると(S209)、記憶部110の200h番地にデータD(すなわちグループ3の最初のデータ)が書き込まれる。 【0035】続いて、第2のアドレス制御部122の出力値AD2 と値「FFh」とを比較する(S210)。そして、これらの値が一致しなかった場合は、第1のアドレス制御部121の出力値AD1 を0hに設定すると共に、第2のアドレス制御部122の出力値AD2 を「1h」だけ増加させる(S211)。ここでは、S210における第2のアドレス制御部122の出力値AD2 は00hなので、S211を実行することにより、第2のアドレス制御部122の出力値AD2 は「01h」となる。 【0036】その後、S202以降の処理が、再度実行される。これらS202〜S211は、S210において第2のアドレス制御部122の出力値AD2 が値「FFh」に一致すると判断されるまで繰り返される。 【0037】S210において第2のアドレス制御部122の出力値AD2 がFFhとなった場合には、一連の処理が終了する。 【0038】このように、この実施の形態に係るメモリ装置によれば、記憶領域を3個のグループ1〜3に分割して使用するにもかかわらず2個のアドレス制御部でアドレス制御を行うことができ、また、セレクタを必要としないので、回路規模を小さくすることができる。 【0039】また、第1のアドレス制御部121で記憶領域のグループを指定し、第2のアドレス制御部122でセクタを指定することとしたので、アドレス制御を単純化することができるとともに、規則的にデータを並べることができるためデータの取り扱いが容易となる。 【0040】なお、ここでは記憶部110が1個のみの場合について説明したが、記憶部を2個以上備えたメモリ装置に本発明を適用することも可能である。この場合には、チップセレクタ150が出力するチップセレクト信号CSを切り換えることにより、記憶部の切り換えを行えばよい。 【0041】 【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明によれば、回路規模が小さく且つ動作制御が簡単なアドレス制御回路を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000295 【氏名又は名称】沖電気工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)5月21日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】大垣 孝
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| 【公開番号】 |
特開平11−328006 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月30日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−139087 |
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