| 【発明の名称】 |
ソフトウェア自動配布システム |
| 【発明者】 |
【氏名】鈴木 政樹
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| 【要約】 |
【課題】S/W配布経路を動的に変更してS/W配布処理を自動的に継続して、S/W配布を効率よく実現することができる。
【解決手段】階層別に振り分けた複数のマシン1〜10毎に代替マシン情報を記憶部のマシンリストに登録しておき、管理マシン1は、管理マシン1からマシン2にS/Wを配布したときにS/W配布に失敗した場合、S/W配布に失敗したマシン2に対応する代替マシン4を記憶部のマシンリストから読み出し、この読み出した代替マシン4にS/Wを配布するように構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 何段階か階層別に振り分けたマシンに対してソフトウェアを配布するソフトウェア自動配布システムにおいて、第1のマシンから第2のマシンにソフトウェアを配布したときにソフトウェア配布に失敗した場合、第2のマシンに対応する代替マシンにソフトウェアを配布するための代替マシン情報が記憶された代替マシン情報記憶手段と、第1のマシンから第2のマシンにソフトウェアを配布したときにソフトウェア配布に失敗した場合、代替マシン情報記憶手段から読み出した第2のマシンに対応する代替マシン情報に基づいてソフトウェアを配布するソフトウェア配布手段とを有することを特徴とするソフトウェア自動配布システム。 【請求項2】 請求項1に記載のソフトウェア自動配布システムにおいて、第1のマシンから第2のマシンにソフトウェアを配布したときにソフトウェア配布に失敗した旨の配布結果情報を第2のマシンから第1のマシンへ通知する配布結果情報通知手段と、通知された配布結果情報に基づいてソフトウェア配布不良を検出するソフトウェア配布不良検出手段とを有することを特徴とするソフトウェア自動配布システム。 【請求項3】 請求項1に記載のソフトウェア自動配布システムにおいて、第1のマシンから第2のマシンにソフトウェアを配布したときに配布結果情報が所定時間内に第1のマシンに通知されない場合、ソフトウェア配布不良と判断するソフトウェア配布不良判断手段を有することを特徴とするソフトウェア自動配布システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、何段階か階層別に振り分けた複数のマシンのうち、少なくともどれか一つのマシンに対してソフトウェアを配布するソフトウェア自動配布システムに係り、詳しくは、特に、S/W配布経路を動的に変更してS/W配布処理を自動的に継続することができるソフトウェア自動配布システムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、複数のマシンを何段階か階層別に振り分けて、S/Wを1台のマシンから配布する階層型S/W自動配布システムにおいては、何らかの原因で中間階層のマシンへのS/W配布を失敗した時に、そのS/W配布が失敗したマシンの階層以下のマシンへのS/W配布を継続する場合、障害が発生した中間階層のマシンを人手作業により回復させてから再度S/W配布を実施するか、あるいは障害が発生したマシンを避けるように人手作業により配布経路を変更してから再度S/W配布を実施していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の階層型S/W自動配布システムでは、何らかの原因で中間階層のマシンへのS/W配布を失敗すると、障害が発生した中間階層のマシンを人手作業により回復させてから再度S/W配布を実施するか、あるいは障害が発生したマシンを避けるように人手作業により配布経路を変更してから再度S/W配布を実施していたため、何れの場合も人手作業が必要であり、また、例えば指定された時間までにS/W配布を完了する必要がある場合、障害の発生に備えてS/W配布が完了するまで人手による監視が必要であるなど、結局、S/W配布に時間がかかってしまい、S/W配布を効率よく配布する点で課題があった。 【0004】そこで、本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、何らかの原因で中間階層のマシンへのS/W配布を失敗したとき、S/W配布経路を動的に変更してS/W配布処理を自動的に継続することにより、障害回復や配布経路変更のための人手作業や、無駄な人手監視を行うことなく、S/W配布を短時間で行ってS/W配布を効率よく実現することができるソフトウェア自動配布システムを提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、何段階か階層別に振り分けたマシンに対してソフトウェアを配布するソフトウェア自動配布システムにおいて、第1のマシンから第2のマシンにソフトウェアを配布したときにソフトウェア配布に失敗した場合、第2のマシンに対応する代替マシンにソフトウェアを配布するための代替マシン情報が記憶された代替マシン情報記憶手段と、第1のマシンから第2のマシンにソフトウェアを配布したときにソフトウェア配布に失敗した場合、代替マシン情報記憶手段から読み出した第2のマシンに対応する代替マシン情報に基づいてソフトウェアを配布するソフトウェア配布手段とを有することを特徴とするものである。 【0006】請求項2記載の発明は、請求項1に記載のソフトウェア自動配布システムにおいて、第1のマシンから第2のマシンにソフトウェアを配布したときにソフトウェア配布に失敗した旨の配布結果情報を第2のマシンから第1のマシンへ通知する配布結果情報通知手段と、通知された配布結果情報に基づいてソフトウェア配布不良を検出するソフトウェア配布不良検出手段とを有することを特徴とするものである。 【0007】請求項3記載の発明は、請求項1に記載のソフトウェア自動配布システムにおいて、第1のマシンから第2のマシンにソフトウェアを配布したときに配布結果情報が所定時間内に第1のマシンに通知されない場合、ソフトウェア配布不良と判断するソフトウェア配布不良判断手段を有することを特徴とするものである。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。 実施の形態1.まず最初に、本発明の実施の形態を説明するために関連する用語、(イ)階層配布、(ロ)管理マシン、(ハ)経路情報マスタ、(ニ)配布先経路情報、(ホ)配布先リスト、(ヘ)障害マシンリスト、(ト)中間配布先リスト、(チ)代替マシンリストについて定義する。 【0009】(イ)階層配布図1は階層配布を示す図である。階層配布は、S/Wを複数のマシンに配布する場合、1台のマシンから全てのマシンに直接S/Wを配布するのではなく、図1に示すように何段階かマシンを経由してS/Wを配布する方法を言う。階層配布は、何段階か階層別に振り分けた複数のマシンに対してS/Wを配布する方法であるが、末端の階層のマシンのみにS/Wを配布してもよいし、配布経路上のマシン全てにS/Wを配布してもよく、要は配布経路上の何れかのマシンにS/Wを配布する構成であればよい。階層配布は、何段階か階層別に振り分けた1つのマシンに対してS/Wを配布するように構成してもよい。 【0010】(ロ)管理マシン管理マシンは、階層配布を管理する最上階層のマシンを言い、図1の例では、階層0のマシン1が管理マシンに該当する。 【0011】(ハ)経路情報マスタ図2は経路情報マスタを示す図である。経路情報マスタは、管理マシンのみで定義されている静的な初期状態の全体の階層構造における配布システム全体の経路情報を言い、図1の例は管理マシン1の経路情報マスタである。例えば、S/Wの配布先がマシン10の場合、配布経路は、マシン1→マシン2→マシン5→マシン10となり、マシン1からマシン2、マシン5を経由してマシン10にS/Wが配布される。 【0012】(ニ)配布先経路情報配布先経路情報は、あるマシンに着目した際、当該マシンを最上階層とした階層配布の経路情報を言う。但し、当該マシン及び配布対象外のマシンのレコードは含まない。この配布先経路情報は、管理マシンで定義され、S/Wと同時に配布され、配布後に配布先のマシンで不必要なレコードが削除される。また、配布先経路情報は、S/Wが正常に配布できない障害が発生した場合、後述する代替マシンリストに従って修正される。 【0013】例えば図1のようなシステム階層構成のときに、S/Wをマシン4、マシン5、マシン9に配布する場合、マシン1を最上階層としたときの配布先経路情報は、図3(A)に示すようになる。例えば配布先をマシン9とし、最上階層をマシン1とした時の配布先経路情報は、マシン1→マシン2→マシン5→マシン9となる。 【0014】また、S/Wをマシン4、マシン5、マシン9に配布する場合、マシン2を最上階層としたときの配布先経路情報は、図3(B)に示すようになり、例えば配布先をマシン9とし、最上階層をマシン2とした時の配布先経路情報は、マシン2→マシン5→マシン9となる。また、S/Wをマシン4、マシン5、マシン9に配布する場合、マシン5を最上階層としたときの配布先経路情報は、図3(C)に示すように、マシン5→マシン9となる。なお、この時、最上階層としたマシン1、マシン2、マシン5以外のマシンでは、配布先経路情報は作成されない。 【0015】(ホ)配布先リスト配布先リストは、S/Wが配布される配布先のマシン名が記述されたリストを言う。配布先リストは、管理マシンで使用され、管理マシン上で経路情報マスタから配布先経路情報を作成する場合に使用される。一般的には、図4(A)に示すように、S/Wが配布される配布先のマシン名が順次記述される。例えばS/Wをマシン4、マシン5、マシン9に配布する場合、配布先リストは、図4(B)に示すように、マシン4、マシン5、マシン9のマシン名が記述される。 【0016】なお、配布先経路情報は、S/Wを配布していく段階で配布先の情報として使われ、それぞれのマシンでの配布先リストと同じ機能を持っている。例えば図3(A)では、マシン1から見て、S/Wをマシン4、マシン5、マシン9に配布する場合であり、図3(B)では、マシン2から見て、S/Wをマシン4、マシン5、マシン9に配布する場合であり、図3(C)では、マシン5から見て、S/Wをマシン9に配布する場合である。 【0017】(へ)障害マシンリスト障害マシンリストは、何らかの障害でS/Wが配布できなかったマシン名が記述されたリストを言う。障害マシンリストは、管理マシンで使用され、その障害があったマシンが配布先であるかどうかは問わない。障害マシンリストは、一般的には図5に示すように、障害でS/Wが配布できなかったマシン名が記述されている。障害には、配布先のマシンに電源が入っていなくて通信できない場合やネットワークが切れて通信できない場合、配布先のマシンのディスク容量がいっぱいで結果的に配布できない場合などが挙げられる。この障害マシンリストを用い、定期的に障害マシンリストを見て、配布先のマシンに障害が発生していないかを監視することができる。 【0018】(ト)中間配布先リスト中間配布先リストは、あるマシンに着目した際、配布先のマシンにS/Wを配布するために、着目した当該マシンから直接S/Wが配布されるマシン名が記述されたリストを言う。この中間配布先リストは、注目した当該マシンにおいて、配布先経路情報の階層1のマシンを取り出して作成される。中間配布先リストは、一般的には図6(A)に示すように、注目したマシンから直接S/Wを配布するマシン名が記述される。 【0019】例えばS/Wをマシン4、マシン5、マシン9に配布する場合、マシン1を注目したときの中間配布先リストは、図6(B)に示すように、マシン2となる。例えばS/Wをマシン4、マシン5、マシン9に配布する場合、マシン2に注目したときの中間配布先リストは、図6(C)に示すように、マシン4とマシン5となる。例えばS/Wをマシン4、マシン5、マシン9に配布する場合、マシン5に注目したときの中間配布先リストは、図6(D)に示すように、マシン9となる。管理マシンは、経路情報マスタを基にS/Wを配布するが、S/Wが配布されたマシンは、この中間配布先リストを基に次の階層のマシンへS/Wを配布する。 【0020】(チ)代替マシンリスト代替マシンリストは、中間配布先のマシンあるいはネットワークに何らかの障害が発生し、S/Wが配布できない場合、その階層以下にS/Wを配布するための代替マシンを指定するための情報を言う。代替マシンリストは、管理マシン以外の全てのマシンに代替マシンが定義されていることを前提とする。例えばマシン2の代替マシンがマシン4の場合、図7に示すように、マシン2→マシン4となる。 【0021】ここで、以下に、図1のシステム階層構成で、S/Wをマシン4、マシン5、マシン9に配布しようとしたがマシン2へのS/W配布に失敗したため、代替マシンリストから代替マシンとしてマシン4を選択し、処理を続行した場合の実施の形態を説明する。 【0022】本実施の形態では、経路情報マスタとしては、前述した図2の経路情報マスタを用い、管理マシン1内の記憶部に格納されており、配布先リストとしては、S/Wをマシン4、5、9に配布すると定義したので、前述した図4(B)のリストを用い、代替マシンリストとしては、図8に示すリストを用いる。図8の代替マシンリストでは、中間配布先のマシン2に障害が発生したとき、その代替マシンとしてマシン4を指定するための情報が記述されている。この代替マシンリストには、管理マシン以外の全てのマシンに代替マシンが定義されている。 【0023】図9、10は本発明に係る実施の形態1のソフトウェア自動配布システムの処理フローを示すフローチャートである。マシン1は、管理マシンであるので(ステップS1)、ユーザが、配布したいS/W本体、図4(B)の配布先リスト、図8の代替マシンリストを管理マシン1上で定義すると(ステップS2)、管理マシン1は、その定義したS/W本体、配布先リスト及び代替マシンリストを管理マシン1内の記憶部に格納する。次いで、管理マシン1は、管理マシン1内の記憶部から読み出した図2の経路情報マスタと配布先リストから図3(A)の配布先経路情報を作成して(ステップS3)、記憶部に格納する。配布先経路情報は、配布先リストの配布先マシン4、5、9以外の経路情報マスタの配布先マシンのレコードが全て削除されて作成される。 【0024】管理マシン1は、記憶部から読み出した配布先経路情報の階層1のレコードのマシン2を基に図11に示す中間配布先リストを作成する(ステップS6)。管理マシン1は、作成した中間配布先リストのレコードの先頭のマシン2の位置にポインタを位置付ける(ステップS7)。管理マシン1は、ポインタの位置のマシン名のマシン2を配布先マシン名とし(ステップS8)、配布先マシン名がNULLかを判断し、NULLでないと判断すると(ステップS9)、記憶部から読み出した配布したいS/W本体、配布先経路情報及び代替マシンリストを配布先マシン名のマシン2に配布する(ステップS10)。 【0025】管理マシン1は、マシン2にS/W本体、配布先経路情報、代替マシンリストが正常に配布されたかを判断し、何らかの通信障害で正常に配布できなかったと判断すると(ステップS11)、配布に失敗した配布先マシン名のマシン2を記憶部の障害マシンリストに登録する(ステップS13)。管理マシン1は、例えば、マシン2から通知されるS/W配布に失敗した旨の配布結果情報を受信し、その配布結果情報を基にソフトウェア配布不良を検出する。管理マシン1は、配布に失敗した配布先マシンのマシン2に替わる代替マシンのマシン4を記憶部の代替マシンリストから読み出し(ステップS14)、読み出した代替マシン4が管理マシン1かを判断し、管理マシン1でないと判断すると(ステップS15)、図11に示す中間配布先リストのポインタ位置のマシン名のマシン2を代替マシン名のマシン4に書き換える(ステップS17)。なお、この変更時に中間配布先リストのマシン名が重複した場合、管理マシン1は、変更したマシン名を削除する(ステップS17)。 【0026】管理マシン1は、図3(A)の配布先経路情報中の配布先マシン名のマシン2を代替マシンのマシン4と書き換えて(ステップS18)、図12に示すように、配布先経路情報を変更する。この変更時、管理マシン1は、配布先がマシン4のレコードの階層1と階層2のマシン名がマシン4と連続するため、配布先がマシン4のレコードの階層2のマシン名のマシン4を削除して(ステップS18)、ステップS8へ戻る。管理マシン1は、記憶部の中間配布先リストからポインタ位置のマシン名のマシン4を読み出して配布先マシン名とし(ステップS8)、その配布先マシン名のマシン4がNULLかを判断し、NULLでないと判断すると(ステップS9)、配布先マシンのマシン4にS/W本体、図12の配布先経路情報、図8の代替マシンリストを配布する(ステップS10)。 【0027】管理マシン1は、マシン4にS/W本体、配布先経路情報、代替マシンリストが正常に配布されたかを判断し、正常に配布されたと判断すると(ステップS11)、ポインタを1つ進めて(ステップS12)、ステップS8へ戻る。管理マシン1は、1つ進めたポインタ位置のマシン名を中間配布先リストから読み出して配布先マシン名とし(ステップS8)、その配布先マシン名がNULLかを判断し、NULLであると判断すると(ステップS9)、マシン1からマシン2、実際には代替マシン4への配布を終了させる。 【0028】ここで、ステップS14から16を説明する。管理マシン1は、配布に失敗した配布先マシンのマシン2に替わる代替マシンのマシン4を記憶部の代替マシンリストから読み出し(ステップS14)、読み出した代替マシン4が管理マシン1かを判断し、管理マシン1であると判断すると(ステップS15)、図11の中間配布先リストのポインタ位置のマシン名を、配布先マシン4、5、9での中間配布先リストのマシン名のマシン4、マシン5に書き換えて(ステップS16)、ステップS18へ進む。以下に、ステップS15を具体的に説明する。 【0029】管理マシン1は、図3(A)のマシン1での配布先経路情報から最上階層の階層0にマシン2が来るように配布先経路情報を作成する。ここでは、階層0のレココードのマシン1を削除し、全体を左へシフトする。管理マシン1は、作成した配布先経路情報の階層1のレコードのマシン4とマシン5を取り出して中間配布先リストを作成する。 【0030】次に、マシン1からS/Wの配布が終了したマシン4での処理を図9、10のフローチャートを用いて説明する。マシン4は、管理マシンではないので(ステップS1)、マシン1から配布されるS/W本体、図12の配布先経路情報、図8の代替マシンリストを受け取ると(ステップS4)、記憶部に格納する。マシン4は、記憶部から読み出した図12の配布先経路情報を、図13に示すように、マシン4が最上階層の階層0のマシンとなるように修正して(ステップS5)、記憶部に格納する。ここでは、配布先がマシン4、5、9の最上階層の階層0にマシン4が来るように、階層0のレコードのマシン1を全て削除してそれぞれのマシンを左側に進め、配布先がマシン4のレコードを削除する。 【0031】マシン4は、記憶部から読み出した図13の配布先経路情報の階層1のレコードのマシン5を基に図14に示す中間配布先リストを作成する(ステップS6)。マシン4は、作成した中間配布先リストのレコードの先頭のマシン5の位置にポインタを位置付ける(ステップS7)。マシン4は、ポインタの位置のマシン名のマシン5を配布先マシン名とし(ステップS8)、配布先マシン名がNULLかを判断し、NULLでないと判断すると(ステップS9)、記憶部から読み出した配布したいS/W本体、配布先経路情報及び代替マシンリストを配布先マシン名のマシン5に配布する(ステップS10)。 【0032】マシン4は、マシン5にS/W本体、配布先経路情報、代替マシンリストが正常に配布されたかを判断し、正常に配布されたと判断すると(ステップS11)、ポインタを1つ進めて(ステップS12)、ステップS8へ戻る。マシン4は、1つ進めたポインタ位置のマシン名を中間配布先リストから読み出して配布先マシン名とし(ステップS8)、その配布先マシン名がNULLかを判断し、NULLであると判断すると(ステップS9)、マシン4からマシン5へのS/W配布が終了する。 【0033】次に、マシン4からS/Wの配布が終了したマシン5での処理を図9、10のフローチャートを用いて説明する。マシン5は、管理マシンではないので(ステップS1)、マシン4から配布されるS/W本体、図15の配布先経路情報、図8の代替マシンリストを受け取ると(ステップS4)、記憶部に格納する。マシン5は、記憶部から読み出した図15の配布先経路情報を、図16に示すように、マシン5が最上階層の階層0のマシンとなるように修正して(ステップS5)、記憶部に格納する。ここでは、配布先がマシン5、9の最上階層の階層0にマシン5が来るように、階層0のレコードのマシン4を全て削除してそれぞれのマシンを左側に進め、配布先がマシン5のレコードを削除する。 【0034】マシン5は、記憶部から読み出した図16の配布先経路情報の階層1のレコードのマシン9を基に図17に示す中間配布先リストを作成する(ステップS6)。管理マシン1は、作成した中間配布先リストのレコードの先頭のマシン9の位置にポインタを位置付ける(ステップS7)。マシン5は、ポインタの位置のマシン名のマシン9を配布先マシン名とし(ステップS8)、配布先マシン名がNULLかを判断し、NULLでないと判断すると(ステップS9)、記憶部から読み出した配布したいS/W本体、配布先経路情報及び代替マシンリストを配布先マシン名のマシン9に配布する(ステップS10)。 【0035】マシン5は、マシン9にS/W本体、配布先経路情報、代替マシンリストが正常に配布されたかを判断し、正常に配布されたと判断すると(ステップS11)、ポインタを1つ進めて(ステップS12)、ステップS8へ戻る。マシン5は、1つ進めたポインタ位置のマシン名を中間配布先リストから読み出して配布先マシン名とし(ステップS8)、その配布先マシン名がNULLかを判断し、NULLであると判断すると(ステップS9)、マシン4からマシン5へのS/W配布が終了する。 【0036】次に、マシン5からS/Wの配布が終了したマシン9での処理を図9、10のフローチャートを用いて説明する。マシン9は、管理マシンではないので(ステップS1)、マシン5から配布されるS/W本体、図18の配布先経路情報、図8の代替マシンリストを受け取ると(ステップS4)、記憶部に格納する。マシン9は、記憶部から読み出した図18の配布先経路情報を、マシン9が最上階層の階層0のマシンとなるように修正する(ステップS5)。ここでは、配布先がマシン9の最上階層の階層0にマシン9が来るように、階層0のレコードのマシン5を削除してマシンを左側に進め、配布先がマシン9のレコードを削除する。この結果、配布先経路情報は、NULLとなる。 【0037】マシン9は、記憶部から読み出したNULLの配布先経路情報を基に図17に示す中間配布先リストを作成する(ステップS6)。配布先経路情報がNULLとなるため、中間配布先リストもNULLとなる。マシン9は、作成した中間配布先リストのレコードの先頭のNULLの位置にポインタを位置付ける(ステップS7)。マシン9は、ポインタの位置のNULLを配布先マシン名とし(ステップS8)、配布先マシン名がNULLかを判断し、NULLであると判断すると(ステップS9)、S/W配布を終了する。 【0038】このように、本実施の形態では、階層別に振り分けた複数のマシン毎に代替マシン情報を記憶部の代替マシンリストに登録しておき、管理マシン1からマシン2にS/Wを配布したときに何らかの原因でS/W配布に失敗した場合、S/W配布に失敗したマシン2に対応する代替マシン4を記憶部の代替マシンリストから読み出し、この読み出した代替マシン4にS/Wを配布するように構成したため、S/W配布経路を動的に変更してS/W配布処理を自動的に継続することができる。このため、従来行っていた障害回復や配布経路変更のための人手作業や、無駄な人手監視を行うことなく、従来よりもS/W配布を短時間で行うことができ、S/W配布を効率よく実現することができる。 【0039】なお、本実施の形態は、S/Wを配布したときにS/W配布に失敗した旨の配布結果情報を管理マシン1へ通知し、通知された配布結果情報に基づいてS/W配布不良を検出するように構成することにより、管理マシン1からマシン2にS/W配布結果を要求する場合よりも、S/W送信元の管理マシン1側でS/W配布不良を効率よく短時間で知ることができる場合について説明したが、S/Wを配布したときに配布結果情報が所定時間内に送信元の管理マシン1に通知されない場合、S/W配布不良と判断するように構成してもよい。この場合、配布結果情報がS/W送信元の管理マシン1に通知されない場合も確実にS/W配布不良を判断することができる。 【発明の効果】請求項1記載の発明は、階層別に振り分けたマシンに対応した代替マシン情報を予め代替マシン情報記憶手段に記憶しておき、第1のマシンから第2のマシンにソフトウェアを配布したときにソフトウェア配布に失敗した場合、ソフトウェア配布に失敗した第2のマシンに対応する代替マシン情報を代替マシン情報記憶手段から読み出し、この読み出した代替マシン情報に基づいてソフトウェアをソフトウェア配布手段により配布するように構成することにより、S/W配布経路を動的に変更してS/W配布処理を自動的に継続することができるため、従来行っていた障害回復や配布経路変更のための人手作業や、無駄な人手監視を行うことなく、従来よりもS/W配布を短時間で行うことができ、S/W配布を効率よく実現することができるという効果がある。 【0040】請求項2記載の発明は、第1のマシンから第2のマシンにソフトウェアを配布したときにソフトウェア配布に失敗した旨の配布結果情報を第2のマシンから第1のマシンへ通知し、通知された配布結果情報に基づいてソフトウェア配布不良を検出するように構成することにより、第1のマシンから第2のマシンにソフトウェア配布結果を要求する場合よりも、ソフトウェア送信元の第1のマシン側でソフトウェア配布不良を効率よく短時間で知ることができるという効果がある。 【0041】請求項3記載の発明は、第1のマシンから第2のマシンにソフトウェアを配布したときに配布結果情報が所定時間内に第1のマシンに通知されない場合、ソフトウェア配布不良と判断するように構成することにより、配布結果情報がソフトウェア送信元の第1のマシンに通知されない場合も確実にソフトウェア配布不良を判断することができるという効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006013 【氏名又は名称】三菱電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)5月12日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】宮田 金雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−327912 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月30日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−128643 |
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