| 【発明の名称】 |
表示装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】古市 健二
【氏名】大庭 清嗣
【氏名】見崎 信正
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| 【要約】 |
【課題】小型化し、軽量化、低消費電力化及びコストの低減を十分に達成することができる表示装置を提供する。
【解決手段】4角錐の頂部が切り取られたような外形を有する両端開口のケース4の狭い方の開口部に3インチの画面を有するディスプレイ2がその画面をケース4内側に向けて取り付けられている。また、ケース4の広い方の開口部には、ディスプレイ2の画面に表示された映像を長さに関して2倍に拡大する光学拡大系1が取り付けられている。そして、光学拡大系1のケース4とは反対側に、ディスプレイ2の画面と平行に、例えば、6インチの表示領域を有するタッチパネル3が配設されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ディスプレイと、このディスプレイの画面に表示された映像を拡大する光学拡大系と、この光学拡大系により拡大された映像が映し出されるタッチパネルとを有することを特徴とする表示装置。 【請求項2】 前記光学拡大系は、前記タッチパネルの裏面に付設されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 【請求項3】 前記光学拡大系は、前記ディスプレイに付設されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 【請求項4】 前記タッチパネルは、前記光学拡大系の表示側に配置されたポリエチレンテレフタレート膜と、このポリエチレンテレフタレート膜と前記光学拡大系との間の所定の位置に配置された透明電極とから構成されていることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はカーナビゲーションシステム等に使用されタッチパネルを備えた表示装置に関し、特に、小型化により軽量化を可能とする表示装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近時、カーナビゲーションシステム及び自動券売機等のスイッチ及び情報の表示手段が必要とされる分野において、表示領域が情報を表示するだけでなくスイッチとしても機能するタッチパネルを備えた表示装置が広く使用されている。従来のタッチパネルを備えた表示装置には、情報表示手段としてのディスプレイ及びこのディスプレイの画面とほぼ同面積の表示領域を有するタッチパネルが設けられている。 【0003】タッチパネルには、例えば、第1のポリエチレンテレフタレート(PET)膜、この第1のPET膜上に形成された第2のPET膜及びこれらのPET膜間の所定の領域に形成された透明電極が設けられている。そして、第1のPET膜又は第2のPET膜の表示領域が押圧されると、透明電極を含む回路の抵抗が変化し押圧された位置が検出され、その位置に応じて前記回路に接続された制御回路が所定の動作を行う。つまり、タッチパネルがスイッチとして機能する。 【0004】従来のタッチパネルを備えた表示装置においては、前述のように、ディスプレイの画面とタッチパネルの表示領域との面積はほぼ等しく、ディスプレイの画面に近接してタッチパネルが配設されている。例えば、ディスプレイの画面の大きさが6インチであれば、タッチパネルの表示領域の大きさも6インチである。そして、ディスプレイの画面に表示された情報はそのままの大きさでタッチパネルの表示領域に表示される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の従来の表示装置においては、近時の小型化、軽量化及び低消費電力化の要望に十分には応えられないという問題点がある。また、その価格もその大きさにより大きく影響されるので、コストの低減が困難である。 【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、小型化し、軽量化、低消費電力化及びコストの低減を十分に達成することができる表示装置を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明に係る表示装置は、ディスプレイと、このディスプレイの画面に表示された映像を拡大する光学拡大系と、この光学拡大系により拡大された映像が映し出されるタッチパネルとを有することを特徴とする。 【0008】本発明においては、ディスプレイの画面に表示された映像は光学拡大系により拡大されてタッチパネルに映し出される。このため、ディスプレイを小型化することができ、装置全体の軽量化及び低消費電力化が可能であると共に、コストが低減される。 【0009】前記光学拡大系は、前記タッチパネルの裏面又は前記ディスプレイのいずれに付設されていてもよい。 【0010】また、前記タッチパネルは、前記光学拡大系の表示側に配置されたポリエチレンテレフタレート膜と、このポリエチレンテレフタレート膜と前記光学拡大系との間の所定の位置に配置された透明電極とから構成されていてもよい。 【0011】なお、タッチパネルは、2つのPET膜間の所定の位置に透明電極が配設された抵抗膜方式に限定されるものではなく、本発明は超音波方式又は赤外線方式等のあらゆる方式のタッチパネルに適用することができる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る表示装置について、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の第1の実施例に係る表示装置を示す模式図である。本実施例においては、ディスプレイ2の画面の大きさは、例えば、3インチであり、このディスプレイ2は4角錐の頂部が切り取られたような外形を有する両端開口のケース4の狭い方の開口部にその画面をケース4内側に向けて取り付けられている。ケース4の広い方の開口部には、ディスプレイ2の画面に表示された映像を長さに関して2倍に拡大するレンズ等により構成される光学拡大系1が取り付けられている。そして、光学拡大系1のケース4とは反対側に、ディスプレイ2の画面と平行に、例えば、6インチの表示領域を有するタッチパネル3が配設されている。このタッチパネル3は、例えば、PET膜及び透明電極を有する抵抗膜方式のものであって、その表示領域が押圧されると、タッチパネル3に組み込まれた透明電極を含む回路の抵抗が変化し押圧された位置が検出され、その位置に応じて前記回路に接続された制御回路が所定の動作を行うものである。 【0013】このように構成された本実施例の表示装置においては、ディスプレイ2に表示された映像が光学拡大系1により2倍に拡大されてタッチパネル3に映し出される。このため、表示装置の操作者は従来と同じ大きさの映像を見ることができる。また、タッチパネル3は通常の大きさであるので、その操作性は低下していない。 【0014】一方、表示装置の大きさについては、本実施例においては、ディスプレイ2の画面の面積は従来の6インチ表示のものと比して約1/4となっており、十分に小型化されている。従って、狭い空間内にも設置可能である。また、表示装置の重量及び消費電力はほとんどディスプレイによるものであるが、本実施例においては、著しく小型化されているので、軽量化、低消費電力化及びコストの低減も十分に達成される。 【0015】次に、本発明の第2の実施例について説明する。本実施例においては、スイッチの表示等の比較的分解能が低くても十分な映像用のディスプレイ及び地図等の詳細な表示のため比較的高い分解能が要求される映像用のディスプレイが一つの表示装置に組み込まれる。図2は本発明の第2の実施例に係る表示装置を示す模式図である。4角錐の頂部が切り取られたような外形を有する両端開口の2個のケース14a及び14bが広い方の開口部の一辺を連結して併設されている。ケース14aの狭い方の開口部には、画面の大きさが、例えば、3インチの低分解能ディスプレイ12aがその画面をケース14aの内側に向けて取り付けられている。同様に、ケース14bの狭い方の開口部には、画面の大きさが、例えば、3インチの高分解能ディスプレイ12bがその画面をケース14bの内側に向けて取り付けられている。また、ケース14a及び14bの広い方の開口部には、ディスプレイ12a又はディスプレイ12bの画面に表示された映像を長さに関して2倍に拡大する光学拡大系11が取り付けられている。そして、光学拡大系11のケース14a及び14bとは反対側に、ディスプレイ12の画面と平行に、例えば、6インチの表示領域の2個分の表示領域を有するタッチパネル13が配設されている。 【0016】このように構成された本実施例の表示装置においては、低分解能ディスプレイ12aによりスイッチ等の分解能が低くても十分な映像が表示され、高分解能ディスプレイ12bにより地図等の高い分解能が要求される詳細な映像が表示される。そして、どちらの映像も光学拡大系11により2倍に拡大されてタッチパネル13の夫々のディスプレイに整合する領域内に映し出される。本実施例においては、低分解能ディスプレイ12a及び高分解能ディスプレイ12bを併用しているので、夫々の特徴を利用することにより、コスト等を抑制しながら必要な部分について詳細な映像を映し出すことが可能である。また、2台のディスプレイ12a及び12bを使用しても、小型のもので十分なので、狭い空間内にも設置可能である。また、第1の実施例と同様に、軽量化、低消費電力化及びコストの低減が達成される。 【0017】なお、ディスプレイの画面の大きさ及びタッチパネルの表示領域の大きさは、夫々3インチ及び6インチに限定されるものではなく、同様に、光学拡大系の拡大率も2倍に限定されるものではない。 【0018】また、光学拡大系が取り付けられる位置はケースのタッチパネル側に限定されるものではなく、ディスプレイ側に取り付けられてもよい。この場合、第2の実施例においては、夫々のディスプレイ用に2個の光学拡大系が必要となる。 【0019】更にまた、タッチパネルは、2つのPET膜間の所定の位置に透明電極が配設された抵抗膜方式に限定されるものではなく、本発明は超音波方式又は赤外線方式等のあらゆる方式のタッチパネルに適用することができる。特に、タッチパネルが抵抗膜方式である場合には、透明電極を光学拡大系等の光学拡大系とPET膜との間の所定の位置に配設することにより、従来よりも1つのPET膜を削除することが可能となる。 【0020】また、光学拡大系はレンズに限定されるものではなく、反射鏡又はプリズム等であってもよい。 【0021】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、ディスプレイの画面に表示された映像が光学拡大系により拡大されてタッチパネルに映し出されるので、ディスプレイを小型化することができ、装置全体を軽量化及び低消費電力化することができると共に、コストを低減することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005186 【氏名又は名称】株式会社フジクラ
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)5月13日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】藤巻 正憲
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| 【公開番号】 |
特開平11−327784 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月30日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−130870 |
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