| 【発明の名称】 |
通信システムのファイル制御装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】上田 清志
【氏名】稲守 久由
【氏名】川田 昇二
【氏名】諏訪 明彦
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| 【要約】 |
【課題】ファイルの転送/操作プロトコル毎に個別のファイル制御装置が必要、また宛先ファイルの所在を管理するデータを重複して持たなければならない。
【解決手段】FTP変換部1aとFTAM変換部1b等により、FTAMやFTP等のプロトコル形式でのファイル転送要求の記述を共通形式の記述(仮想ファイルストア名)に変換し、また、CMIP変換部1cとSNMP変換部1d等により、CMIPやSNMP等のプロトコル形式でのファイル操作要求の記述を共通形式の記述(MOインスタンス名)に変換し、さらに、転送変換部1eと操作変換部1gにより、仮想ファイルストア名とMOインスタンス名を共通な記述(共通ファイル名)に変換し、この共通ファイル名に基づきアドレス管理部1iにより、対応するファイルの管理先を特定する構成としたファイル制御装置。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 水平分散形の計算機網を構成する通信システムに設けられ、ファイルの転送要求およびファイルの操作要求に対応してファイルの管理先を特定し、当該ファイルの転送および操作制御を行う通信システムのファイル制御装置であって、それぞれ異なるプロトコルでのファイル転送要求の記述を予め定められた共通形式の記述にそれぞれ変換する複数の転送プロトコル変換手段と、それぞれ異なるプロトコルでのファイル操作要求の記述を予め定められた共通形式の記述にそれぞれ変換する複数の操作プロトコル変換手段と、上記転送プロトコル変換手段で変換されたファイル転送要求の記述と上記操作データ変換手段で変換されたファイル操作要求の記述とを、予め定められた双方に共通な形式の記述に変換するプロトコル共通化手段と、該プロトコル共通化手段で変換された上記ファイル転送要求もしくは上記ファイル操作要求の記述に基づき、対応するファイルの管理先を特定する特定手段とを有することを特徴とする通信システムのファイル制御装置。 【請求項2】 請求項1に記載の通信システムのファイル制御装置において、上記複数の転送プロトコル変換手段は、FTAMでのファイル転送要求の記述を上記予め定められた共通形式の記述に変換するFTAM変換手段と、FTPでのファイル転送要求の記述を上記予め定められた共通形式の記述に変換するFTP変換手段とを少なくとも含み、上記複数の操作プロトコル変換手段は、CMIPでのファイル操作要求の記述を上記予め定められた共通形式の記述に変換するCMIP変換手段と、SNMPでのファイル操作要求の記述を上記予め定められた共通形式の記述に変換するSNMP変換手段とを少なくとも含むことを特徴とする通信システムのファイル制御装置。 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれかに記載の通信システムのファイル制御装置において、上記転送プロトコル変換手段で上記共通形式の記述に変換されたアクセス先情報(仮想ファイルストア名)を、上記ファイル転送要求と上記ファイル操作要求の双方に共通な形式の記述でのアクセス先情報(共通ファイル名)に対応付けて登録する転送テーブルと、上記操作プロトコル変換手段で上記共通形式の記述に変換されたアクセス先情報(MOインスタンス名)を上記共通ファイル名に対応付けて登録する操作テーブルとを設け、上記プロトコル共通化手段は、上記転送テーブルを参照して上記仮想ファイルストア名を上記共通ファイル名に変換する転送変換手段と、上記操作テーブルを参照して上記MOインスタンスを上記共通ファイル名に変換する操作変換手段からなることを特徴とする通信システムのファイル制御装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、水平分散形の計算機網を構成する通信システムに設けられ、FTAM(File Transfer Access and Management)やFTP(File Transfer protocol)などのプロトコルによるファイル転送、あるいは、CMIP(Common Management Information Protocol)やSNMP(Simple Network Management Protocol)などのプロトコルによるファイル操作に対応するファイルの管理先を特定するファイル制御装置に係り、特に、種々の異なるプロトコルでのファイル転送要求やファイル操作要求に効率的に対応するのに好適な通信システムのファイル制御装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、例えば、社団法人電子情報通信学会編「電子情報通信ハンドブック」(1988年、株式会社オーム社発行)の第1887頁〜第1902頁に記載のように、水平分散形の計算機網における各通信システム間での通信プロトコルの標準化が図られている。しかし、実際には、各通信システム間での通信は、それぞれの機種毎に異なるプロトコルに基づき行われている。このようなそれぞれ異なるプロトコルでのファイル転送やファイル操作などのファイルオペレーションに対処するために、ファイルを管理する通信システムでは、次の図6に示すように、それぞれのプロトコルに対応したファイル制御装置を設けた構成となっている。 【0003】図6は、従来のファイルオペレーションを行う通信システムの構成例を示すブロック図である。ファイルオペレーションは、オペレーションシステム60から通信システム61へのファイル転送と、オペレーションシステム60から通信システム61へのファイル削除やファイルコピーなどのファイル操作とからなる。このようなファイルオペレーションに対応するために、通信システム61側には、複数のファイル制御装置が設けられている。 【0004】ファイル転送においては、FTAMやFTPなどのプロトコルが使用されており、通信システム61には、それぞれのプロトコル処理を実行するために各処理部(FTAM処理部61b、FTP処理部61d、ファイル転送ローカルプロトコル処理部61f)が実装され、その上に、それぞれのプロトコル特有のファイル制御を行うためのファイル制御装置(FTAM依存ファイル制御装置61a、FTP依存ファイル制御装置61c、ファイル転送ローカルプロトコル依存ファイル制御装置61e)が設けられている。そして、FTAMファイル制御装置61a、FTP依存ファイル制御装置61c、ファイル転送ローカルプロトコル依存ファイル制御装置61eのそれぞれが、個別に、対象のファイルの存在するファイルシステム管理部(1)62,(2)63を割り出して、宛先のファイルシステム管理部(1)62,(2)63とのファイルの送受を行う。 【0005】同様に、ファイル操作においては、CMIPやSNMPなどのプロトコルが使用されており、通信システム61では、各プロトコル処理をそれぞれ実行するCMIP処理部61h、SNMP処理部61j、ファイル操作ローカルプロトコル処理部61lが実装され、その上に、各プロトコル特有のファイル制御装置(CMIP依存ファイル制御装置61g、SNMP依存ファイル制御装置61i、ファイル操作ローカルプロトコル依存制御61k)が設けられている。そして、CMIP依存ファイル制御装置61g、SNMP依存ファイル制御装置61i、ファイル操作ローカルプロトコル依存制御61kのそれぞれが、個別に、対象のファイルの存在するファイル管理部(1)62,(2)63を割り出して、宛先のファイルシステム管理部(1)62,(2)63にファイル操作指示を伝える。 【0006】このように、従来は、異なるファイル転送プロトコル毎、および、異なるファイル操作プロトコル毎に、それぞれ個別のファイル制御装置が必要であった。また、ファイル転送を行う装置とファイル操作を行う装置とが分かれており、宛先ファイルの所在を管理するためのデータを重複して持たなければならなかった。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題点は、従来の技術では、異なるファイル転送プロトコル毎、および、異なるファイル操作プロトコル毎に、それぞれ個別のファイル制御装置が必要な点と、ファイル転送を行う装置とファイル操作を行う装置とが分かれており、宛先ファイルの所在を管理するためのデータを重複して持たなければならない点である。本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、プロトコル仕様の追加や変更、およびファイルシステム管理部の増設等にも容易に対応可能な通信システムのファイル制御装置を提供することである。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の通信システムのファイル制御装置は、FTAMとFTPを少なくとも含む各プロトコル形式でのファイル転送要求の記述を、それぞれ、予め定められた共通形式の記述(仮想ファイルストア名、VFID)に変換する複数の転送プロトコル変換手段(FTP変換部1a、FTAM変換部1b)と、CMIPとSNMPを少なくとも含む各プロトコル形式でのファイル操作要求の記述を、それぞれ、予め定められた共通形式の記述(MOインスタンス名、MOID)に変換する複数の操作プロトコル変換手段(CMIP変換部1c、SNMP変換部1d)と、これらの仮想ファイルストア名(VFID)とMOインスタンス名(MOID)とを、双方に共通な形式の記述(共通ファイル名、CFID)に変換するプロトコル共通化手段(転送変換部1e、操作変換部1g)と、この共通ファイル名(CFID)に基づき、対応するファイルの管理先(ファイルシステム管理装置(1),(2))を特定する特定手段(アドレス管理部1i)とを有することを特徴とする。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。図1は、本発明の通信システムのファイル制御装置の本発明に係る構成の一実施例を示すブロック図である。本図1において、1は本発明のファイル制御装置、2はファイル制御装置1を具備した通信システム、3,4はファイルを管理するファイルシステム管理装置(1),(2)、5〜8はファイルの転送要求およびファイルの操作要求を行うオペレーションシステム(図中、「OS」と記載)である。 【0010】ファイル制御装置1は、FTP変換部1a、FTAM変換部1b、CMIP変換部1c、SNMP変換部1d、転送変換部1e、転送テーブル1f、操作変換部1g、操作テーブル1h、アドレス管理部1iにより構成されている。また、各オペレーションシステム5〜8は、それぞれ異なるプロトコルによりファイル転送、ファイル操作を行う。すなわち、オペレーションシステム5はFTP、オペレーションシステム6はFTAM、オペレーションシステム7はCMIP、オペレーションシステム8はSNMPをそれぞれ用いる。 【0011】そして、ファイル制御装置1では、FTP変換部1a、FTAM変換部1b、CMIP変換部1c、SNMP変換部1dにより、それぞれのオペレーションシステム5〜8のプロトコルに対応した処理を行う。すなわち、FTP変換部1aとFTAM変換部1bにより、それぞれ、FTPプロトコルおよびFTAMプロトコルの形式でのファイル転送要求の記述を、共通な形式の記述(仮想ファイルストア名)に変換し、転送変換部1eに送出し、また、CMIP変換部1cとSNMP変換部1dにより、それぞれ、CMIPプロトコルおよびSNMPプロトコルの形式でのファイル操作要求の記述を、共通な形式の記述(MOインスタンス名)に変換し、操作変換部1gに送出する。 【0012】以下、このような構成のファイル制御装置1による、ファイル転送およびファイル操作における動作説明を行う。ファイル転送に際しては、ファイル制御装置1は、オペレーションシステム5,6のファイル転送プロトコル処理部(FTP,FTAM)から、FTPやFTAMに基づくファイルオープン指示を受信すると、FTP変換部1aやFTAM変換部1bにおいて、FTP形式やFTAM形式で記述されたファイルオープン指示を、予め定められた共通形式の記述、すなわちプロトコルに依存しない記述(仮想ファイルストア名、VFID)に変換し、この仮想ファイルストア名(VFID)を転送変換部1eに送出する。 【0013】転送変換部1eでは、図2にその詳細を示す転送テーブル(仮想ファイルストア名−共通ファイル名変換テーブル)1fを参照して、受け取った仮想ファイルストア名(VFID)を、対応する共通ファイル名(CFID)に変換し、アドレス管理部1iに渡す。アドレス管理部1iでは、図4に詳細を示すファイル実装データに基づき、宛先のファイルシステム管理装置(1)3,(2)4を割り出して特定する。このようにして特定された宛先のファイルシステム管理装置(1)3,(2)4にファイルデータが転送される。 【0014】ファイル操作に際しては、ファイル制御装置1は、オペレーションシステム7,8のファイル操作プロトコル処理部(CMIP,SNMP)から、CMIPやSNMPに基づくファイル操作指示を受信すると、CMIP変換部1cやSNMP変換部1dにおいて、CMIP形式やSNMP形式で記述されたファイル操作指示を、予め定められた共通形式の記述、すなわちプロトコルに依存しない記述(MOID:MOインスタンス名,MO:Merged Object)に変換し、このMOインスタンス名(MOID)を操作変換部1gに送出する。 【0015】操作変換部1gでは、図3にその詳細を示す操作テーブル(MOインスタンス名−共通ファイル名変換テーブル)1hを参照して、受け取ったMOインスタンス名(MOID)を、対応する共通ファイル名(CFID)に変換し、アドレス管理部1iに渡す。アドレス管理部1iでは、図4に詳細を示すファイル実装データに基づき、宛先のファイルシステム管理装置(1)3,(2)4を割り出して特定する。このようにして特定された宛先のファイルシステム管理装置(1)3,(2)4にファイル操作指示が転送される。 【0016】このように、ファイル制御装置1を、FTP変換部1a、FTAM変換部1b、CMIP変換部1c、SNMP変換部1d等、プロトコルに依存する処理を行う部分と、転送変換部1e、操作変換部1g等、プロトコルに依存しない処理を行う部分とに分けることにより、プロトコルの追加や変更にも、プロトコルに依存する処理部分のみで対処できるので、各種プロトコルのサポートが容易となる。さらに、プロトコルに依存しない処理部分では、ファイル転送とファイル操作で共通な宛先情報(ファイル実装データ)を用いるので、従来技術におけるデータの重複を回避でき、宛先であるファイルシステム管理装置の増設等にも容易に対応可能となる。 【0017】以下、図2〜図5を用いて、このようなファイル制御装置1の動作を、具体的に説明する。図2は、図1における転送テーブルの登録内容例を示す説明図である。本例の転送テーブル(図中、「仮想ファイルストア名−共通ファイル名変換テーブル」と記載)では、図1のFTP変換部1aおよびFTAM変換部1bから送られてくる仮想ファイルストア名(VFID)として「file name::SEQUENCE{Root,A,B,file#1}」からなるディレクトリが示され、共通ファイル名において、仮想ファイルストア名におけるディレクトリ「Root,A,B,file#1」のそれぞれの変換用に、各ファイル「/,A/,B/,file#1」が、図の矢印で示すように対応付けられている。 【0018】図3は、図1における操作テーブルの登録内容例を示す説明図である。本例の操作テーブル(図中、「MOインスタンス名−共通ファイル名変換テーブル」と記載)では、図1のCMIP変換部1cおよびSNMP変換部1dから送られてくるMOインスタンス名(MOID)として「DistinguishedName::=SET OF{ SEQUENCE{AttributeType::=directory,AttributeValue::=Root}, SEQUENCE{AttributeType::=directory,AttributeValue::=A}, SEQUENCE{AttributeType::=directory,AttributeValue::=B}, SEQUENCE{AttributeType::=file,AttributeValue::=file#1} }」 からなるディレクトリが示され、そして、共通ファイル名において、MOインスタンス名におけるディレクトリ「Root,A,B,file#1」のそれぞれの変換用に、各ファイル「/,A/,B/,file#1」が、図の矢印で示すように対応付けられている。 【0019】図4は、図1におけるアドレス管理部で用いるファイル実装データの内容例を示す説明図である。本例では、ルート「/」下のディレクトリ情報として「A」、「B」、「C」、「D」群と、「E」、「F」、「G」、「H」群が、また、ファイル実体情報としてディレクトリ「B」下のファイル「file#1」とディレクトリ「H」下の「file#2」が分けて管理され、そして、ディレクトリ「A、B、C、D」群とファイル「file#1」の実装先(ファイル実装先情報)として、図1におけるファイルシステム管理装置(1)3が示され、また、ディレクトリ「E、F、G、H」群とファイル「file#2」の実装先として、図1におけるファイルシステム管理装置(2)4が示されている。 【0020】このファイル実装データに基づき、図1のアドレス管理部1iは、例えば、図2、図3における共通ファイル名「/,A,B,file#1」に対応するファイルが、図1のファイルシステム管理装置(1)3で管理されていることを判別することができ、このファイルシステム管理装置(1)3に対するファイルデータの転送、あるいは、ファイル操作指示が行われる。 【0021】図5は、図1におけるファイル制御装置の本発明に係る処理動作例を示すフローチャートである。オペレーションシステムからのファイルオペレーションのアクセスを受けると、まず、そのファイルオペレーションがファイル転送か否かを判別する(ステップ501)。ファイル転送であれば、プロトコルがFTAMであるか否かを判別する(ステップ502)。FTAMであれば図1のFTAM変換部1bにより、その宛先の記述を、予め定められた各ファイル転送プロトコルに共通な形式の記述(仮想ファイルストア名、VFID)に変換する(ステップ503)。 【0022】さらに、この変換した仮想ファイルストア名(VFID)を、図1の転送変換部1eにより、図2の転送テーブル(仮想ファイルストア名−共通ファイル名変換テーブル)1fに基づき、予め定められたファイル操作プロトコルと共通な形式の記述(共通ファイル名、CFID)に変換する(ステップ504)。そして、この共通ファイル名(CFID)に基づき、図1のアドレス管理部1iで、図4に示すファイル実装データを検索し、宛先のファイルシステム管理装置を特定してアクセスし、ファイルデータの転送を行なう(ステップ505)。 【0023】また、ステップ502において、プロトコルがFTAMでなければ、FTPか否かを判別する(ステップ506)。FTPであれば図1のFTP変換部1aにより、その宛先の記述を、予め定められた各ファイル転送プロトコルに共通な形式の記述(仮想ファイルストア名、VFID)に変換し(ステップ507)、以降、ステップ504からの処理を行う。 【0024】また、ステップ501において、そのファイルオペレーションがファイル転送でなければ、ファイル操作か否かを判別する(ステップ508)。ファイル操作であれば、プロトコルがCMIPであるか否かを判別する(ステップ509)。CMIPであれば図1のCMIP変換部1cにより、その宛先の記述を、予め定められた各ファイル操作プロトコルに共通な形式の記述(MOインスタンス名、MOID)に変換する(ステップ510)。 【0025】さらに、この変換したMOインスタンス名(MOID)を、図1の操作変換部1gにより、図3の操作テーブル(MOインスタンス名−共通ファイル名変換テーブル)1hに基づき、予め定められたファイル転送プロトコルと共通な形式の記述(共通ファイル名、CFID)に変換する(ステップ511)。そして、この共通ファイル名(CFID)に基づき、図1のアドレス管理部1iで、図4に示すファイル実装データを検索し、宛先のファイルシステム管理装置を特定してアクセスし、ファイル操作指示を送出する(ステップ505)。 【0026】また、ステップ509において、プロトコルがCMIPでなければ、SNMPか否かを判別する(ステップ512)。SNMPであれば図1のSNMP変換部1dにより、その宛先の記述を、予め定められた各ファイル操作プロトコルに共通な形式の記述(MOインスタンス名、MOID)に変換し(ステップ513)、以降、ステップ511からの処理を行う。 【0027】以上、図1〜図5を用いて説明したように、本実施例の通信システムのファイル制御装置では、ファイル転送用の各プロトコルでの記述を共通の形式の記述(仮想ファイルストア名、VFID)に変換し、また、ファイル操作用の各プロトコルでの記述を共通の形式の記述(MOインスタンス名、MOID)に変換し、さらに、ファイル転送用の共通な形式での記述(VFID)とファイル操作用の共通な形式(MOID)での記述とを、双方に共通な記述(CFID)に変換して、ファイルオペレーション対象のファイルシステム管理装置とファイル位置を求めている。このことにより、通信システムにおいて従来、各プロトコル毎に必要であった、ファイルシステム管理装置へアクセスするためのファイル制御処理部が不要となる。 【0028】また、ファイル転送プロトコルやファイル操作プロトコルの追加に際しても、FTP変換部やMTAM変換部、および、CMIP変換部やSNMP変換部等、プロトコルに依存する処理部分のみの追加で対処できる。さらに、アドレス管理部1iでは、ファイル転送とファイル操作でのファイルシステム管理装置の管理を一括して行うことができるので、ファイル転送とファイル操作でのデータの重複管理を回避できる。そして、このような処理の簡素化により、必要なダイナミックステップ数や、必要メモリ量の減少、および、開発規模の削減が見込まれ、通信システムのファイル制御装置のプログラムを経済的に導入することができる。 【0029】尚、本発明は、図1〜図5を用いて説明した実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、本実施例では、ファイル転送プロトコルとしてFTPとFTAMを、また、ファイル操作プロトコルとしてCMIPとSNMPを例としているが、他のローカルプロトコルにも適用可能である。また、本実施例では、各オペレーションシステムは、それぞれ、ファイル転送用とファイル操作用で分けているが、同一のオペレーションシステムからファイル転送とファイル操作を行うことでも良い。 【0030】 【発明の効果】本発明によれば、異なるファイル転送プロトコル毎、および、異なるファイル操作プロトコル毎に、それぞれ個別のファイル制御装置を設ける必要がなくなり、また、同一装置でファイル転送とファイル操作を行うことができるので宛先ファイルの所在を管理するデータを重複して持つ必要がなくなり、プロトコル仕様の追加や変更、およびファイルシステム管理装置の増設等に容易に対応することが可能である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004226 【氏名又は名称】日本電信電話株式会社 【識別番号】000004237 【氏名又は名称】日本電気株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)8月11日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】磯村 雅俊 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−65949 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)3月9日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−216079 |
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