トップ :: G 物理学 :: G03 写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ




【発明の名称】 画像形成装置の記録媒体搬送制御方法
【発明者】 【氏名】安東 朋実

【要約】 【課題】簡単な構成で、迅速に転写処理可能な画像形成装置の記録媒体搬送制御方法を提供する。

【解決手段】記録媒体の供給場所を複数設けるとともに自動的に複数の供給場所を切り換えて、該供給場所から記録媒体を装置本体の転写装置側に搬送する画像形成装置の記録媒体搬送制御方法において、装置本体側から遠い方に位置する供給場所の遠方記録媒体(第6カセット17内の)から順次装置本体側に搬送するように構成するとともに、本体側の転写動作の開始に先だって、最も近い側の供給場所にある記録媒体(第1カセット12内の)と略等価な位置に最初に転写される前記遠方記録媒体を待機させることを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 記録媒体の供給場所を複数設けるとともに自動的に複数の供給場所を切り換えて、該供給場所から記録媒体を装置本体の転写装置側に搬送する画像形成装置の記録媒体搬送制御方法において、装置本体側から遠い方に位置する供給場所の遠方記録媒体から順次装置本体側に搬送する際に、本体側の転写動作の開始に先だって、最も近い側の供給場所にある記録媒体と略等価な位置に前記遠方記録媒体を待機させることを特徴とする画像形成装置の記録媒体搬送制御方法。
【請求項2】 同一サイズの記録媒体が複数の供給場所に収容されている場合、装置本体側から遠い方に位置する供給場所の遠方記録媒体から順次装置本体側に搬送することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置の記録媒体搬送制御方法。
【請求項3】 装置本体側から遠い方に位置する供給場所の遠方記録媒体を優先して順次装置本体側に搬送することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置の記録媒体搬送制御方法。
【請求項4】 すくなくとも連続印字動作が保証される時間は遅延させて、記録媒体を装置本体側に搬送することを特徴とする請求項1乃至3記載の画像形成装置の記録媒体搬送制御方法。
【請求項5】 前記複数の供給場所のそれぞれに連通する搬送路の前記供給場所の出口付近に記録媒体を検出する検出手段を配置し、該検出手段によって記録媒体の状態を検出するとともに、上流側の供給場所の所定時間内における記録媒体の不検出を条件に、下流側の供給場所からの記録媒体の供給を許容することを特徴とする請求項1乃至4記載の画像形成装置の記録媒体搬送制御方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置において記録媒体を搬送する画像形成装置の記録媒体搬送制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、用紙サイズ、また普通紙、封筒、ハガキなどといった転写される記録媒体の種類により種々の異なった記録媒体の収納カセットを着脱可能に配置し、手動により選択的に切替使用可能な画像形成装置は知られている。
【0003】しかしながら、転写された記録媒体を大量に、且つ迅速に得たいという要請から、前記異なった収納カセット装着部に同一記録媒体を装填した収納カセットを装着して対応すると、手動による切替操作を必要とし迅速転写に反することとなるとともに面倒である。
【0004】そのために、大量の記録媒体を装置本体内の転写装置部分に供給可能に画像形成装置内に載置、もしくは、装置本体に搬送可能に装置本体外に連結して配置することにより、カセットの切替操作は免除され、大量な記録媒体の転写を迅速に行うことが可能である。
【0005】そして、記録媒体の載置場所から記録媒体を搬送路に送出するには、通常、ピックアップ機構のピックアップローラが、積載された記録媒体の最上記録媒体の上面を摩擦力により下の記録媒体から分離する上面搬送方式と、ピックアップローラが、積載された記録媒体の最下記録媒体の下面を摩擦力により上の記録媒体から分離する下面搬送方式とが知られている。
【0006】前記上面搬送方式においては、3〜4cmほどに積載された記録媒体を下方からバネ力で上方に付勢して、記録媒体が搬送により減少しても常に最上記録媒体の表面が前記ピックアップローラに所定の接触圧範囲内で当接するように、前記バネにより記録媒体が上方に持ち上げられるように構成されている。
【0007】また、前記下面搬送方式は、積載された記録媒体は記録媒体が搬送により減少しても自重により降下するように構成するとともに、常に最下記録媒体の下面が前記ピックアップローラに所定の接触圧範囲内で当接するように、前記ピックアップローラをバネにより記録媒体側に付勢されて構成されている。
【0008】したがって、上記従来技術によると、大量の記録媒体を供給可能に載置すると、積載載置される記録媒体が厚くなり、かつ、記録媒体の重量が過大となり、前記上面搬送方式においては、前記バネを強力なものにしなければならず、また、記録媒体が搬送により減少しても常に最上記録媒体の表面が前記ピックアップローラに所定の接触圧範囲内で当接するためには、バネを複数設けて、記録媒体の減少分による記録媒体の位置補正と前記ピックアップローラと記録媒体表面の接触圧確保を分担する等の工夫を必要とされ、構成が複雑になり、高度な技術を要する。
【0009】また、前記下面搬送方式は、積載された記録媒体は記録媒体が搬送により減少しても自重により降下するために、記録媒体の位置補正が不要であるが、大量な記録媒体の重量に耐える堅固な部材を用いる必要がありコストが上昇するとともに、過大な重量に抗して最下記録媒体を上の記録媒体から分離して搬送するには高度の技術を必要とする。
【0010】また、1個の供給場所に大量の記録媒体を載置すると、その供給場所の記録媒体送出口付近で記録媒体のジャムが発生すると、転写動作を中断して対処しなければならず迅速転写処理の要請に反することとなる。
【0011】このような理由から、記録媒体の供給場所を複数設けるとともに自動的に複数の供給場所を切り換えて、該供給場所から記録媒体を装置本体側に搬送する画像形成装置の記録媒体搬送制御方法が望まれている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この制御方法においては、記録媒体の供給場所を複数設けると、該供給場所と装置本体の画像転写装置との間に距離的な遠近問題ある。これは、画像転写装置に近い側の供給場所にある記録媒体は、遠い側の供給場所にある記録媒体より早く画像転写装置に到達し、両者の供給場所からの始動タイミングをそれぞれに合わせてズラさないと、両者の端部同志が重なって転写不良を起こしたり、端部同志の間隔が必要以上に離間して、迅速転写処理の障害となる。
【0013】これに対処する方法として、特開昭61ー229751号公報に開示されているように供給場所の遠近によって記録媒体の搬送速度を可変することもできるが、そのためには、供給場所に対応して別個の駆動源及び減速機構を設ける必要があり、構成が複雑となる。
【0014】本発明は上述の事情に鑑み、簡単な構成で、迅速に転写処理可能な画像形成装置の記録媒体搬送制御方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の第1発明は、記録媒体の供給場所を複数設けるとともに自動的に複数の供給場所を切り換えて、該供給場所から記録媒体を装置本体の転写装置側に搬送する画像形成装置の記録媒体搬送制御方法において、装置本体側から遠い方に位置する供給場所の遠方記録媒体から順次装置本体側に搬送する際に、本体側の転写動作の開始に先だって、最も近い側の供給場所にある記録媒体と略等価な位置に前記遠方記録媒体を待機させることを特徴とする。
【0016】本第1発明は、例えば、図1に示すように、記録媒体の供給場所を、第1フィーダ3、第2フィーダ4、第1カセット12〜第6カセット17のように複数設けるとともに自動的に複数の供給場所を切り換えて、該供給場所から記録媒体を装置本体の転写装置(感光体ドラム9、転写ローラ19)側に搬送する。
【0017】そして、本体側の転写動作の開始に先だって、最も近い側の供給場所にある記録媒体と略等価な位置に最初に転写される前記遠方記録媒体を待機させているので、画像転写装置に近い側の供給場所にある記録媒体と、遠い側の供給場所にある記録媒体との搬送始動タイミングにズレがなく、よって、供給場所に対応して別個の駆動源及び減速機構を設ける必要がなく、簡単な構成で連続転写時における迅速転写処理を行うことができる。
【0018】また、装置本体側から遠い方に位置する供給場所の遠方記録媒体から順次装置本体側に搬送するように構成することも本発明の有効な手段である。そして、特に同一サイズの記録媒体を多数連続転写する場合に望ましい。
【0019】このように構成することにより、装置本体(画像形成装置)1側から遠い方に位置する供給場所の遠方記録媒体、例えば、第6カセット17の記録媒体が空となるか、ジャムした場合は、第5カセット16の記録媒体というように、順次装置本体側に搬送するように構成するので、記録媒体のジャムにより連続転写動作が途切れることがない。
【0020】また、すくなくとも連続印字動作が保証される時間は遅延させて、記録媒体を装置本体側に搬送するように構成することも本発明の有効な手段である。このように構成することにより、本体側の転写動作の開始に先だって、最も近い側の供給場所にある記録媒体と略等価な位置に最初に転写される前記遠方記録媒体を待機させ、爾後は連続印字動作が保証される時間は遅延させて、前記第1供給場所及び第2供給場所に配置された記録媒体を交互に装置本体側に搬送しているので、迅速に連続印字転写動作を行うことができる。
【0021】また、前記複数の供給場所のそれぞれに連通する搬送路の前記供給場所の出口付近に記録媒体を検出する検出手段を配置し、該検出手段によって記録媒体の状態を検出するとともに、上流側の供給場所の所定時間内における記録媒体の不検出を条件に、下流側の供給場所からの記録媒体の供給を許容するように構成することも本発明の有効な手段である。
【0022】本請求項5は、例えば図1に示すように、複数の供給場所(第1カセット12ないし第6カセット17)のそれぞれに連通する搬送路の前記供給場所の出口付近に記録媒体を検出する検出手段(中間センサ45ないし50)を配置しているので前記供給場所の出口付近、あるいは、上流側中間センサと下流側中間センサとの間の記録媒体の状態を検出することができる。
【0023】そして、前記第1供給場所(第1カセット12、第2カセット13を収納する)及び第2供給場所(第3カセット14ないし第6カセット17を収納する)の記録媒体を、装置本体より遠い側の記録媒体から近い側の記録媒体の順序で搬送して前記検出手段によって記録媒体の状態を検出して、上流側の供給場所の所定時間内における記録媒体の不検出を条件に、下流側の供給場所からの記録媒体の供給を許容される。
【0024】よって、装置本体(画像形成装置)1側から遠い方に位置する供給場所の遠方記録媒体、例えば、第6カセット17の記録媒体が空となるか、ジャムした場合は、第5カセット16の記録媒体というように、順次装置本体側に搬送するように構成され、記録媒体のジャムにより連続転写動作が途切れることがない。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を例示的に詳しく説明する。但しこの実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0026】図1は記録媒体を収納する複数の供給場所を有した画像形成装置の一実施の形態を示し、該画像形成装置1には、図上時計回りに回転するa−Si感光体ドラム9の周囲に、回転方向に沿って、現像器10、転写ローラ19、感光体ドラムのクリーナ11、及びその他不図示の帯電ユニットなどが配設されている。
【0027】現像器10には、トナーコンテナ31から適宜所定量のトナーが供給可能に構成されている。感光体ドラム9の上部には感光体ドラム9の表面に画像のドットを形成する光学ユニット5が設けられ、該光学ユニット5は図示しないレーザ光源からのレーザ光を反射するポリゴンミラー、前記レーザ光を反射ミラーを介して感光体表面に画像ドットを結像する光学系等を有して構成されている。
【0028】レジストローラ18、転写ローラ19、加圧ローラ24等が配置形成される搬送路36の下側に多重転写ユニット2が装置本体に対して着脱可能に配置され、前記多重転写ユニット2の下方には、記録紙を収納する第1カセット12ないし第6カセット17を外部から着脱可能に配置するカセット収納庫7が設けられている。
【0029】前記カセット収納庫7内の右側には、本体内の記録媒体を搬送する通路34と連通する通路37が設けられ、該通路37には各カセットに対応して、カセットの記録媒体の出口側から排出された記録媒体を搬送する中間ローラ39ないし44が配設され、それらの中間ローラに近接して、その下側に記録媒体を検出する第1中間センサ45ないし第6中間センサ50が配設されている。また、各カセットには収納されている記録媒体を搬出する第1ピックアップローラ74ないし79が配設されている。
【0030】よって、カセット内に収納された記録媒体(記録紙)は前記ピックアップローラによりカセットから搬送路37に搬出され、上述の各中間ローラによって、装置本体内の搬送路34に搬送され、搬送ローラ32によってレジストローラ18、30まで搬送可能に構成されている。
【0031】装置本体1の右方には、封書、ハガキなどが供給される第1フィーダ3と、前記カセット収納庫7内の記録紙とはサイズが異なる記録紙を収納可能な第2フィーダ4が配設されている。
【0032】画像形成装置1内の左方には、定着ローラ23及び24によって定着部25が構成され、感光体ドラム9と転写ローラ19間を通過した記録紙は定着ローラ23、24により定着され、定着後の記録紙は搬送ローラ21、22により通路27を通って、転写済記録紙集積庫であるトレー6に集積され、該転写済みの記録紙はセンサ28によりカウントされるように構成されている。
【0033】図2は、画像形成装置の制御回路のブロック構成図である。同図において、制御回路8の入力端子側には、装置本体の電源スイッチ51、画像のスタートスイッチ52、各種センサ(レジストセンサ35、多重転写ユニット2内のセンサ67、68、第1中間センサ45ないし第6中間センサ50等)を検出するセンサ検出手段56、多重転写条件、フィーダ内記録媒体かカセット内記録媒体かの設定条件等を設定するための転写条件設定手段57、転写済みに記録紙をカウントするセンサ28、ROM,RAM等が接続されている。
【0034】また、出力端子側には、カセットのピックアップローラが駆動してから所定時間の間に記録紙を検出しないとジャム信号を送出するジャム判断手段59、隣あった上流側のカセットのピックアップローラの駆動が発生してから所定時間経過すると隣あった下流側カセットの記録紙の供給を許容するカセット切換判断手段61と、第3カセット14ないし第6カセット17のピックアップローラ76ないし79及び第3中間ローラ41ないし第6中間ローラ44を制御する第1制御手段62と、第1フィーダ3及び第2フィーダ4の記録紙の搬送、多重転写ユニット2の記録紙の搬送、第1カセット12及び第2カセット13のピックアップローラ74、75及び第1中間ローラ40、第2中間ローラ41を制御する第2制御手段65と、該第2制御手段65と前記第1制御手段62との駆動タイミングを制御するタイミング制御手段64とが接続されている。
【0035】また、前記第1制御手段62には、第3カセット14ないし第6カセット17のピックアップローラ76ないし79及び第3中間ローラ41ないし第6中間ローラ44を駆動する第1駆動手段63が接続され、前記第1制御手段62と前記駆動手段63とにより第1処理手段69を構成し、前記第2制御手段65には、第1フィーダ3及び第2フィーダ4の記録紙の搬送、多重転写ユニット2の記録紙の搬送、第1カセット12及び第2カセット13のピックアップローラ74、75及び第1中間ローラ40、第2中間ローラ41を駆動する第2駆動手段66が接続され、前記第2制御手段65と前記第2駆動手段66とにより第2処理手段70を構成している。
【0036】また、前記カセット切換判断手段61の出力端は前記第1制御手段62及び、第2制御手段65に接続され、前記ジャム信号判断手段59の出力端にはジャムまたはトラブル信号表示手段60が接続されている。また、制御回路8には装置本体内における記録媒体の搬送、感光体ドラム9への画像の形成、該画像の記録媒体への転写、画像の定着等の動作を制御する装置本体制御手段58が接続されている。
【0037】このように構成された画像形成装置1は、転写条件設定手段57の設定条件により、第1フィーダ3、第2フィーダ4、カセット収納庫7のうちどれかの記録紙が装置本体内に供給されることになる。そして、電源スイッチ51を閉成すると、図示しないメインモータが駆動を開始し、スタートスイッチ52により、記録紙が搬送路34に供給され、感光体ドラム9が時計方向に回転し、装置本体制御手段58により光学ユニット5が感光体ドラム9の表面に画像を形成し、該画像は現像器10により現像され、この現像された画像は転写ローラ19により記録紙に転写され、定着ローラ23、24により定着され、ローラ21、22によりトレー6に搬送されて集積される。
【0038】次に、多重転写ユニット2の動作を説明する。搬送ローラ21、22の下流側には図示しないガイドチェンジャが配設され、通路27側と多重転写ユニット2の第1反転通路72側とに切り替えて記録紙を搬送可能に構成されている。
【0039】図1において、多重転写ユニット2内に搬入された記録紙は、第1反転通路72内に配置されたセンサ67により記録紙が検出される。第2反転通路73内のセンサ68により、先行する記録紙の存在が検出されない場合は、前記第2反転通路73に記録紙は搬入される。
【0040】第2反転通路73へ記録紙が搬入されると、センサ68と接触し、制御回路8に信号を送出して、所定時間記録紙を左行させて、その位置に一旦待機する。この待機した記録紙は、装置本体の通路34内に存在する先行記録紙に追いつかない搬送タイミングで、記録紙の後端面を先頭にして排出通路38から、図1に示す通路34に搬送され、レジストローラ18、30に搬送される。
【0041】本実施の形態は、上述の構成を基本として、さらに以下の構成条件が付加される。
(1)記録紙の搬送に関わる本体搬送ローラ32、を含めて、カセット収納庫7に配設される中間ローラ39ないし中間ローラ44は、一方向クラッチを介して駆動力が記録紙に伝達されるように構成されている。よって、下流側と上流側の搬送ローラに記録紙伝達速度に違いがあっても、記録紙が大きく撓んでジャムする恐れが少ない。
(2)下流側搬送ローラが記録紙を挟持すると上流側の搬送ローラは駆動力を停止する。
【0042】(3)記録紙が搬送路上で滑り等で遅れを生じた場合にも、後続の記録紙が追いつかないように、送り込み先の搬送路に先の記録紙がセンサを通過していなければ後続記録紙は待機する。
(4)搬送時間が多くかかる装置本体から遠い側のカセットの記録紙から順次記録紙を搬送する。
【0043】(5)センサが記録紙を検出してから所定時間経過しても記録紙を検出し続けるときは記録紙がジャムしていることがわかり、ジャム表示を行う。
(6)ピックアップローラが駆動を開始してから所定時間センサが記録紙を検出しないときは、そのピックアップローラが所属するカセットの出口近傍に配置された中間ローラまでの間の記録紙のジャムか、または、そのカセットないの記録紙が空であることがわかり、トラブル表示を行う。
(7)このときは、自動的に隣あう下流側のカセットから記録紙が供給される。よって、上流側のカセットは記録紙の補給やジャム処理が可能である。
【0044】(8)連続給紙の際には、第1処理により印字動作に先だって近い側のもっとも近いカセットの記録紙と略同じ位置に遠い側グループ内の記録紙を待機させ、両グループ内の記録紙の搬送上のタイムラグを解消させる。
(9)前記近い側のグループの記録紙、及び第1処理により前記待機されている記録紙の搬送制御を第2処理により行う。
【0045】(10)第1処理の処理中は、該第1処理が終了するまでは、新たな第1処理は行わない。第2処理の処理中は、該第2処理が終了するまでは、新たな第2処理は行わない。
(11)連続印字動作が保証されるタイミング毎に前記第1処理及び第2処理が交互に行われる。
【0046】次に、図3以下の流れ図を用いて、カセット収納庫7における記録紙の搬送動作を詳細に説明する。ただし、T1:センサに到達した記録紙が、その下流のローラに完全に狭持されるまでの時間、T2:記録紙の先端が中間センサにより検出されてから記録紙の後端が中間センサによって検出されなくなるに十分な時間、(判定のタイムアウト時間)、T3:第2フィーダ4からの記録紙が本体中間ローラ26、20に到達するまでの時間、T4:第1フィーダ3から記録紙が本体中間ローラ26、20に到達するまでの時間、T5:記録紙の後端を検知してからセンサが安定するまでの時間、T6:レジストセンサ35からの送り量設定時間、である。
【0047】(第6カセットからの給紙の場合)図3の流れ図において、電源スイッチ51(図2)が閉成され、スタートスイッチ14が閉成され、記録紙1枚を同時に検出可能である距離間隔で配置されている搬送路に先行の記録紙が存在するかどうかが判断される。第4中間センサ48のチェック(100)、第5中間センサ49のチェック(101)、第6中間センサ50のチェック(102)が行われる。
【0048】第4中間センサ48により先行の記録紙が検出されてから、前記センサを通過する時間経過(103)すると、第4カセット15の出口付近でジャムであることがわかり、第4カセットでのジャム表示を行う。また、第4中間センサ48により先行の記録紙が検出されず(100)、第5中間センサ49により先行の記録紙が検出されてから、前記センサを通過する時間経過(103)すると、第5カセット16の出口付近でジャムであることがわかり、第5カセットでのジャム表示を行う。また、第5中間センサ49により先行の記録紙が検出されず(101)、第6中間センサ50により先行の記録紙が検出されてから、前記センサを通過する時間経過(103)すると、第6カセット17の出口付近でジャムであることがわかり、第6カセットでのジャム表示を行う。
【0049】第4中間センサ48のチェック(100)、第5中間センサ49のチェック(101)、第6中間センサ50のチェック(102)により、先行記録紙が見いだされないと、第6ピックアップローラ79を駆動するとともに、第4、5、及び6の中間ローラ42、43、44を駆動する(105)。
【0050】次に、第6ピックアップローラ79により搬出された記録紙が第6中間センサ50により検出されたかどうかが判断(106)され、所定時間T2内に検出されないときは第6カセット17の出口付近でジャムであるか、また第6カセット17が空であるかを意味するためにトラブル表示を行う。このときは、第5カセット16または第1カセット12〜第4カセット15のいずれかの記録紙供給に切り替わるが、これは後述する。
【0051】第6ピックアップローラ79により搬出された記録紙が第6中間センサ50により検出されると(106)、第6中間ローラ44が記録紙を挟持するに十分な時間T1が経過すると(109)、第6ピックアップローラ79が停止(110)され、ステップAに進む。
【0052】図4の流れ図におけるステップAにおいて、第6中間ローラ44によって搬送される記録紙は第5中間ローラ43に向かって搬送され、第5中間センサ49によって記録紙が検出されないと(111)、そのときから所定時間T2内に記録紙が検出されないときは(112)、第6中間ローラか、第5センサ49前でのジャムであるかを意味するためにトラブル表示(113)を行う。このときは、第4カセット15または第1カセット12〜第3カセット14のいずれかの記録紙供給に切り替わるが、これは後述する。
【0053】第5中間センサ49によって記録紙が検出されると(111)、そのときから所定時間T1経過すると(114)、第5中間ローラ43により記録紙が挟持されるので、第6中間ローラ44が停止(115)され、第5中間ローラ43により記録紙が搬送される。
【0054】第5中間ローラ43によって搬送される記録紙は第4中間ローラ42に向かって搬送され、第4中間センサ48によって記録紙が検出されないと(116)、そのときから所定時間T2内に記録紙が検出されないときは(118)、第5中間ローラ43か、第4センサ48前でのジャムであるかを意味するためにトラブル表示(119)を行う。このときは、第3カセット14または第1カセット12、第2カセット13のいずれかの記録紙供給に切り替わるが、これは後述する。
【0055】第4中間センサ48によって記録紙が検出されると(116)、そのときから所定時間T1経過すると(117)、第4中間ローラ42により記録紙が挟持されるので、第5中間ローラ43が停止(120)され、第4中間ローラ42により記録紙が搬送され、ステップBに進む。
【0056】図5の流れ図におけるステップBにおいて、第4中間ローラ42によって搬送される記録紙は第3中間ローラ41に向かって搬送され、第3中間センサ47によって記録紙が検出されないと(121)、そのときから所定時間T2内に記録紙が検出されないときは(122)、第4中間ローラ48か、第3センサ47前でのジャムであるかを意味するためにトラブル表示(123)を行う。このときは、第2カセット13または第1カセット12からの記録紙供給に切り替わるが、これは後述する。
【0057】第3中間センサ47によって記録紙が検出されると(121)、第2及び第3中間ローラ40、41が駆動され(124)、そのときから所定時間T1経過すると(125)、第3中間ローラ41により記録紙が挟持されるので、第4中間ローラ42が停止(126)され、第3中間ローラ41により記録紙が第2中間ローラ40に向かって搬送され、ステップCに進む。
【0058】図6の流れ図におけるステップCにおいて、第1中間ローラ39が停止していて第2中間ローラ40の停止フラグがONしていないときは(127)、第2中間ローラ40及び第3中間ローラ41を停止する(132)。
【0059】第2中間ローラ40の停止フラグがONしているときは(127)、第1中間センサ45、または第2中間センサ46が記録紙を検出しているときは(128)、(129)、T2時間経過するまでは第2中間ローラ40及び第3中間ローラ41を停止する(132)が、T2時間経過すると(133)、第1中間センサ45もしくは第2中間センサ46近辺に記録紙がジャムしていることを表示(134)し、ジャム処理を待つ。
【0060】第1中間センサ45、または第2中間センサ46が記録紙を検出していないときは(128)、(129)、第1中間ローラ39、第2中間ローラ40、第3中間ローラ41を駆動し(130)、第1処理を終了(131)し、第2処理のステップDに進む。
【0061】(第5カセットからの給紙の場合)図7の流れ図において、第6カセット17の第6ピックアップローラ79へ駆動信号があるかどうかが判断され、駆動信号があり(140)、第6中間センサ50が記録紙を検出せずに(141)、T2時間経過すると(142)、記録紙1枚を同時に検出可能である距離間隔で配置されている搬送路に先行の記録紙が存在するこどうかが判断される。第3中間センサのチェック(143)、第4中間センサ48のチェック(144)、第5中間センサ49のチェック(145)が行われる。
【0062】第3中間センサ47により先行の記録紙が検出されてから、前記センサを通過するT2時間経過(146)すると、第3カセット14の出口付近でジャムであることがわかり、第3カセットでのジャム表示を行う。また、第3中間センサ47により先行の記録紙が検出されず(143)、第4中間センサ48により先行の記録紙が検出されてから、前記センサを通過するT2時間経過(146)すると、第4カセット15の出口付近でジャムであることがわかり、第4カセットでのジャム表示を行う。また、第4中間センサ48により先行の記録紙が検出されず(100)、第5中間センサ49により先行の記録紙が検出されてから、前記センサを通過する時間経過(103)すると、第5カセット16の出口付近でジャムであることがわかり、第5カセットでのジャム表示を行う。
【0063】第3中間センサ47のチェック(143)、第4中間センサ48のチェック(144)、第5中間センサ49のチェック(145)により、先行記録紙が見いだされないと、第5ピックアップローラ78を駆動するとともに、第3、4、5の中間ローラ41、42、43、を駆動する(148)。
【0064】次に、第5ピックアップローラ78により搬出された記録紙が第5中間センサ49により検出されたかどうかが判断(149)され、所定時間T2内に検出されないときは第5カセット16の出口付近でジャムであるか、また第5カセット16が空であるかを意味するためにトラブル表示(153)を行う。このときは、第4カセット15または第1カセット12〜第3カセット14のいずれかの記録紙供給に切り替わるが、これは後述する。
【0065】第5ピックアップローラ78により搬出された記録紙が第5中間センサ49により検出されると(149)、第5中間ローラ43が記録紙を挟持するに十分な時間T1が経過すると(150)、第5ピックアップローラ78が停止(151)され、ステップEに進む。
【0066】図8の流れ図におけるステップEにおいて、第5中間ローラ43によって搬送される記録紙は第4中間ローラ42に向かって搬送され、第4中間センサ48によって記録紙が検出されないと(154)、そのときから所定時間T2内に記録紙が検出されないときは(156)、第5中間ローラか、第4センサ48前でのジャムであるかを意味するためにトラブル表示(157)を行う。このときは、第3カセット14または第1カセット13または第2カセット12の記録紙供給に切り替わるが、これは後述する。
【0067】第4中間センサ48によって記録紙が検出されると(154)、そのときから所定時間T1経過すると(155)、第4中間ローラ42により記録紙が挟持されるので、第5中間ローラ43が停止(158)され、第4中間ローラ42により記録紙が搬送される。
【0068】第4中間ローラ42によって搬送される記録紙は第3中間ローラ41に向かって搬送され、第3中間センサ47によって記録紙が検出されないと(159)、そのときから所定時間T2内に記録紙が検出されないときは(162)、第4中間ローラか、第3センサ47前でのジャムであるかを意味するためにトラブル表示(163)を行う。このときは、第2カセット13または第1カセット12の記録紙供給に切り替わるが、これは後述する。
【0069】第3中間センサ47によって記録紙が検出されると(159)、そのときから所定時間T1経過すると(160)、第3中間ローラ41により記録紙が挟持されるので、第4中間ローラ42が停止(161)され、第3中間ローラ41により記録紙が搬送され、ステップCに進む。
【0070】(第4カセットからの給紙の場合)図9の流れ図において、第5カセット16の第5ピックアップローラ78へ駆動信号があるかどうかが判断され、駆動信号があり(170)、第5中間センサ49が記録紙を検出せずに(171)、T2時間経過すると(172)、記録紙1枚を同時に検出可能である距離間隔で配置されている搬送路に先行の記録紙が存在するかどうかが判断される。第2中間センサ46のチェック(173)、第3中間センサ47のチェック(174)、第4中間センサ48のチェック(175)が行われる。
【0071】第2中間センサ46により先行の記録紙が検出されてから、前記センサを通過するT2時間経過(176)すると、第2カセット13の出口付近でジャムであることがわかり、第2カセットでのジャム表示(177)を行う。また、第2中間センサ46により先行の記録紙が検出されず(173)、第3中間センサ47により先行の記録紙が検出されてから、前記センサを通過するT2時間経過(176)すると、第3カセット14の出口付近でジャムであることがわかり、第3カセットでのジャム表示(177)を行う。また、第3中間センサ47により先行の記録紙が検出されず(174)、第4中間センサ48により先行の記録紙が検出されてから、前記センサを通過するT2時間経過(176)すると、第4カセット15の出口付近でジャムであることがわかり、第4カセットでのジャム表示(177)を行う。
【0072】第2中間センサ46のチェック(173)、第3中間センサ47のチェック(174)、第4中間センサ48のチェック(175)により、先行記録紙が見いだされないと、第4ピックアップローラ77を駆動するとともに、第2、3、4の中間ローラ40、41、42を駆動する(178)。
【0073】次に、第4ピックアップローラ77により搬出された記録紙が第4中間センサ48により検出されたかどうかが判断(179)され、所定時間T2内に検出されないときは(181)、第4カセット15の出口付近でジャムであるか、また第4カセット15が空であるかを意味するためにトラブル表示(182)を行う。このときは、第3カセット14または第1カセット12、第2カセット13のいずれかの記録紙供給に切り替わるが、これは後述する。
【0074】第4ピックアップローラ77により搬出された記録紙が第4中間センサ48により検出されると(179)、第4中間ローラ42が記録紙を挟持するに十分な時間T1が経過すると(180)、第4ピックアップローラ77が停止(183)される。
【0075】第4中間ローラ42によって搬送される記録紙は第3中間ローラ41に向かって搬送され、第3中間センサ47によって記録紙が検出されないと(184)、そのときから所定時間T2内に記録紙が検出されないときは(187)、第4中間ローラか、第3センサ47前でのジャムであるかを意味するためにトラブル表示(188)を行う。このときは、第2カセット13または第1カセット12の記録紙供給に切り替わるが、これは後述する。
【0076】第3中間センサ47によって記録紙が検出されると(184)、そのときから所定時間T1経過すると(185)、第3中間ローラ41により記録紙が挟持されるので、第4中間ローラ42が停止(186)され、第3中間ローラ41により記録紙が搬送され、ステップCに進む。
【0077】(第3カセットからの給紙の場合)図10の流れ図において、第4カセット15の第4ピックアップローラ77へ駆動信号があるかどうかが判断され、駆動信号があり(190)、第4中間センサ48が記録紙を検出せずに(191)、T2時間経過すると(192)、記録紙1枚を同時に検出可能である距離間隔で配置されている搬送路に先行の記録紙が存在するかどうかが判断される。第1中間センサ45のチェック(193)、第2中間センサ46のチェック(194)、第3中間センサ47のチェック(195)が行われる。
【0078】第1中間センサ45により先行の記録紙が検出されてから、前記センサを通過するT2時間経過(198)すると、第1カセット12の出口付近でジャムであることがわかり、第1カセットでのジャム表示(197)を行う。また、第1中間センサ45により先行の記録紙が検出されず(193)、第2中間センサ46により先行の記録紙が検出されてから、前記センサを通過するT2時間経過(196)すると、第2カセット13の出口付近でジャムであることがわかり、第2カセットでのジャム表示(197)を行う。また、第2中間センサ46により先行の記録紙が検出されず(194)、第3中間センサ47により先行の記録紙が検出され(195)てから、前記センサを通過するT2時間経過(196)すると、第3カセット14の出口付近でジャムであることがわかり、第3カセットでのジャム表示(197)を行う。
【0079】第1中間センサ45のチェック(193)、第2中間センサ46のチェック(194)、第3中間センサ47のチェック(195)により、先行記録紙が見いだされないと、第3ピックアップローラ76を駆動するとともに、第2、3の中間ローラ40、41を駆動する(198)。
【0080】次に、第3ピックアップローラ76により搬出された記録紙が第2中間センサ47により検出されたかどうかが判断(199)され、所定時間T2内に検出されないときは(200)、第3カセット14の出口付近でジャムであるか、また第3カセット14が空であるかを意味するためにトラブル表示(201)を行う。このときは、第2カセット13または第1カセット12からの記録紙供給に切り替わるが、これは後述する。
【0081】第3ピックアップローラ77により搬出された記録紙が第3中間センサ47により検出されると(199)、第3中間ローラ41が記録紙を挟持するに十分な時間T1が経過すると(202)、第3ピックアップローラ76が停止(203)され、ステップCに進む。
【0082】以上で第1処理が終了し、第1処理からの連続接続、第2カセット13、第1カセット12、多重転写ユニット2、第2フィーダ4及び第1フィーダ3からの各記録紙の搬送を第2処理として説明する。
【0083】(第1処理からの連続接続する場合)図11の流れ図におけるステップDにおいて、本体側の搬送路34を搬送される前給紙記録紙に追いつかないタイミングでないと判断(210)されると、第1中間ローラ39を停止(211)し、第2中間センサ46によって記録紙が検出されると(212)、そのときから所定時間T2経過すると(214)、第2中間ローラ以前か、第1センサ45前でのジャムであるかを意味するためにトラブル表示(215)を行う。このときは、第1カセット12からの記録紙供給に切り替わるが、これは後述する。
【0084】本体側の搬送路34を搬送される前給紙記録紙に追いつかないタイミングであると判断(210)されると、第1中間ローラ39の停止フラグがONの場合は(216)、停止フラグをOFFして第1中間ローラ39を駆動(217)し、第2中間ローラ40の停止フラグがONの場合は(218)、停止フラグをOFFして第2中間ローラ40を駆動(219)し、ステップFに進む。
【0085】図12の流れ図におけるステップFにおいて、先行記録紙は本体中間ローラ32が駆動(220)するともに、該先行記録紙は転写のためにレジストローラ18、30により転写ローラ19側に搬送され、所定時間後にレジストローラ18、30は停止(221)し、ステップGに進む。
【0086】ステップGにおいて、センサ28により転写済みの記録紙がトレー6側に搬送されると、先行記録紙無しの信号が制御回路8に入来するが、この信号がない場合は(222)、レジストセンサ35により先行記録紙が検知されないときは(223)、レジストセンサ35の応答回復時間T5経過まで待機(224)する。一方、レジストセンサ35により先行記録紙が検知されると(223)、所定時間T2経過後はジャム表示(227)する。
【0087】また、先行記録紙無しの信号が入来すると(222)、第2中間ローラ40及び第1中間ローラ39により搬送されている記録紙は、本体中間ローラ32により搬送され、該記録紙がレジストセンサ35により検出されると(225)、ステップHに進む。
【0088】図13の流れ図におけるステップHにおいて、本体中間ローラ32により搬送される記録紙は、レジストローラ18、30に当接して位置決めされるに十分な時間T6経過すると(228)、第1中間ローラ39、及び本体中間ローラ32を停止(229)する。
【0089】そして、第2処理と平行して行われる第1処理が終了している場合は(230)、第1中間ローラ39、第2中間ローラ40及び第3中間ローラ41の駆動を停止(231)して第2処理を終了するが(232)、第1処理が終了していない場合は、そのまま第2処理が終了する。
【0090】(第2カセットからの給紙の場合)図14の流れ図において、第1処理が終了すると(240)、第1中間センサ45のチェック(241)、第2中間センサ46のチェック(242)が行われる。第1中間センサ45により先行の記録紙が検出されてから、前記センサを通過するT2時間経過(243)すると、第1カセット12の出口付近でジャムであるあることがわかり、第1カセットでのジャム表示(244)を行う。また、第1中間センサ45により先行の記録紙が検出されず(241)、第2中間センサ46により先行の記録紙が検出されてから、前記センサを通過するT2時間経過(243)すると、第2カセット13の出口付近でジャムであることがわかり、第2カセットでのジャム表示(244)を行う。
【0091】第1中間センサ45のチェック(241)、第2中間センサ46のチェック(242)により、先行記録紙が見いだされないと、第2ピックアップローラ75を駆動するとともに、第2中間ローラ40を駆動する(245)。
【0092】次に、第2ピックアップローラ75により搬出された記録紙が第2中間センサ47により検出されたかどうかが判断(246)され、所定時間T2内に検出されないときは(247)、第2カセット13の出口付近でジャムであるか、また第2カセット13が空であるかを意味するためにトラブル表示(248)を行う。このときは、第1カセット12からの記録紙供給に切り替わるが、これは後述する。
【0093】第2ピックアップローラ75により搬出された記録紙が第2中間センサ46により検出されると(246)、第2中間ローラ40が記録紙を挟持するに十分な時間T1が経過すると(249)、第2ピックアップローラ75が停止(250)され、第2中間ローラ40によって搬送される記録紙を第1中間センサ15が検知せずに(251)、所定時間T2経過すると(252)、第1カセット12の出口近辺で記録紙をジャムしているとしてジャム表示(253)する。一方、第2中間ローラ40によって搬送される記録紙を第1中間センサ15が検知すると(251)、ステップDに進む。
【0094】(第2カセッットからの給紙の場合)磁15の流れ図において、第1処理が終了すると 260)、第1中間センサ45のチェック(261)が行われる。第1中間センサ45により先行の記録紙が検出されてから、前記センサを通過するT2時間経過(263)すると、第1カセット12の出口付近でジャムであるあることがわかり、第1カセットでのジャム表示(264)を行う。また、第1中間センサ45のチェック(261)により、先行記録紙が見いだされないと、第1ピックアップローラ74を駆動するとともに、第1中間ローラ39を駆動する(262)。
【0095】次に、第1ピックアップローラ74の駆動から第1中間ローラ39が記録紙を挟持するに十分な時間T1が経過すると(265)、第1ピックアップローラ74が停止(266)され、ステップDに進む。
【0096】(多重転写ユニットから給紙の場合)図16の流れ図において、第1処理と平行して多重転写ユニット2内の反転駆動が行われ、第1処理が終了していると(270)、先行記録紙に追いつかないタイミングで(271)、第2反転通路73から記録紙が搬出され(272)、ステップGに進む。
【0097】(第1フィーダからの給紙の場合)第1処理が終了していると(290)、先行記録紙に追いつかないタイミングで(291)、第1フィーダ3から記録紙が搬出され(292)、所定時間T4経過後にステップFに進む。
【0098】(第2フィーダからの給紙の場合)第1処理が終了していると(280)、先行記録紙に追いつかないタイミングで(281)、第2フィーダ4から記録紙が搬出され(282)、所定時間T3経過後にステップFに進む。
【0099】以上詳述したように、本実施の形態は、本体側の転写動作の開始に先だって、最も近い側の供給場所にある記録媒体と略等価な位置に最初に転写される前記遠方記録媒体を待機させているので、画像転写装置に近い側の供給場所にある記録媒体と、遠い側の供給場所にある記録媒体との搬送始動タイミングにズレがなく、よって、供給場所に対応して別個の駆動源及び減速機構を設ける必要がなく、簡単な構成で連続転写時における迅速転写処理を行うことができる。また、本実施の形態は、装置本体側から遠い方に位置する供給場所の遠方記録媒体から順次装置本体側に搬送するように構成しているので、上流側から下流側の記録媒体搬送に切り替わることができ、記録媒体のジャムにより連続転写動作が途切れることがない。
【0100】
【発明の効果】以上記載したごとく本発明の請求項1は、装置本体側から遠い方に位置する供給場所の遠方記録媒体から順次装置本体側に搬送する際に、本体側の転写動作の開始に先だって、最も近い側の供給場所にある記録媒体と略等価な位置に前記遠方記録媒体を待機させているので、画像転写装置に近い側の供給場所にある記録媒体と、遠い側の供給場所にある記録媒体との搬送始動タイミングにズレがなく、よって、供給場所に対応して別個の駆動源及び減速機構を設ける必要がなく、簡単な構成で連続転写時における迅速転写処理を行うことができる。
【0101】また、本発明の請求項2及び3は、装置本体側から遠い方に位置する供給場所の遠方記録媒体から順次装置本体側に搬送するように構成しているので、記録媒体のジャムにより連続転写動作が途切れることがない。
【0102】また、本発明の請求項4は、すくなくとも連続印字動作が保証される時間は遅延させて、記録媒体を装置本体側に搬送するように構成しているので、本体側の転写動作の開始に先だって、最も近い側の供給場所にある記録媒体と略等価な位置に最初に転写される前記遠方記録媒体を待機させ、爾後は連続印字動作が保証される時間は遅延させて、前記第1供給場所及び第2供給場所に配置された記録媒体を交互に装置本体側に搬送しているので、迅速に連続印字転写動作を行うことができる。
【0103】また、本発明の請求項5は、前記複数の供給場所のそれぞれに連通する搬送路の前記供給場所の出口付近に記録媒体を検出する検出手段を配置し、該検出手段によって記録媒体の状態を検出するとともに、上流側の供給場所の所定時間内における記録媒体の不検出を条件に、下流側の供給場所からの記録媒体の供給を許容するように構成しているので、上流側の供給場所の所定時間内における記録媒体の不検出を条件に、下流側の供給場所からの記録媒体の供給を許容されるので、上流側の記録媒体のジャムにより連続転写動作が途切れることがない。
【出願人】 【識別番号】000006633
【氏名又は名称】京セラ株式会社
【出願日】 平成9年(1997)9月5日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 昌久 (外1名)
【公開番号】 特開平11−84778
【公開日】 平成11年(1999)3月30日
【出願番号】 特願平9−257483