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【発明の名称】 顕微鏡画像表示装置
【発明者】 【氏名】庄司 修

【氏名】山口 雅哉

【要約】 【課題】対物レンズの倍率に左右されることなく、オペレータが指定した画角の顕微鏡ミクロ画像をモニタに表示することを可能にする。

【解決手段】モニタに表示されている顕微鏡画像の一部の領域を指定して指定画角とする指定画角領域指示手段と、指定画像を包含する対物レンズ画角を前記モニタに表示する対物レンズ画角表示手段と、指定画像を包含する対物レンズ画角の対物レンズよりも、1段以上高い倍率の対物レンズを用いて、指定画角を複数の顕微鏡画像に分割して写し出す顕微鏡制御手段と、複数の顕微鏡画像をカメラから取り込んで格納する画像格納手段と、画像メモリに格納された複数の顕微鏡画像を張り合わせて指定画角の顕微鏡画像をモニタに表示させる指定画角表示手段から構成されることを特徴とする顕微鏡画像表示装置。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 カメラから取り込んだ顕微鏡画像をモニタに表示する顕微鏡画像表示装置において、モニタに表示されている顕微鏡画像の一部の領域を指定して指定画角とする指定画角指示手段と、前記指定画角を包含する対物レンズ画角を前記モニタに表示する対物レンズ画角表示手段と、前記指定画角を包含する対物レンズ画角の対物レンズよりも、1段以上高い倍率の対物レンズを用いて、前記指定画角を複数の顕微鏡画像に分割して順次写し出す顕微鏡制御手段と、前記複数の顕微鏡画像をカメラから取り込んで格納する画像格納手段と、前記画像メモリに格納された複数の顕微鏡画像を張り合わせて前記指定画角の顕微鏡画像を前記モニタに表示させる指定画角表示手段と、から構成されることを特徴とする顕微鏡画像表示装置。
【請求項2】 請求項1記載の顕微鏡画像表示装置において、前記指定画角指示手段は、あらかじめ定められた複数の大きさの固定画角の中から1つの固定画角を選択して、前記選択された1つの固定画像を指定画角として表示することを特徴とする顕微鏡画像表示装置。
【請求項3】 請求項1記載の顕微鏡画像表示装置において、前記複数の顕微鏡画像は、互いに重複する画像領域を有することを特徴とする顕微鏡画像表示装置。
【請求項4】 カメラから取り込んだ顕微鏡画像をモニタに表示する顕微鏡画像表示装置において、モニタに表示されている顕微鏡画像の一部の領域を指定して指定画角とする指定画角指示手段と、前記指定画角を包含する対物レンズ画角を前記モニタに表示する対物レンズ画角表示手段と、前記指定画角の外部領域を削除して、前記指定画角を前記モニタに表示する指定画角表示手段と、から構成されることを特徴とする顕微鏡画像表示装置。
【請求項5】 請求項4記載の顕微鏡画像表示装置において、前記指定画角指示手段は、縦サイズと横サイズを自由に変更しながら前記指定画角を設定することが可能に構成されていることを特徴とする顕微鏡画像表示装置。
【請求項6】 カメラから取り込んだ顕微鏡画像をモニタに表示する顕微鏡画像表示装置において、モニタに表示されている顕微鏡画像の一部の領域を指定して指定画角とする指定画角指示手段と、前記指定画角を包含する対物レンズ画角を前記モニタに表示する対物レンズ画角表示手段と、前記指定画角を包含する対物レンズ画角の対物レンズよりも、1段以上高い倍率の対物レンズを用いて、前記指定画角を複数の顕微鏡画像に分割して順次写し出す顕微鏡制御手段と、前記複数の顕微鏡画像をカメラから取り込んで格納する画像格納手段と、前記画像メモリに格納された複数の顕微鏡画像を張り合わせた画角の顕微鏡画像を前記モニタに表示させるとともに、前記張り合わせた画角から前記指定画角の外部領域を削除して、前記指定画角だけを前記モニタに表示する指定画角表示手段とから構成されることを特徴とする顕微鏡画像表示装置。
【請求項7】 請求項6記載の顕微鏡画像表示装置において、前記指定画角指示手段は、縦サイズと横サイズを自由に変更しながら前記指定画角を設定することが可能に構成されていることを特徴とする顕微鏡画像表示装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラで取り込んだ顕微鏡画像をモニタに表示する場合、対物レンズの倍率にかかわらず、オペレータが指定した画角の顕微鏡画像をモニタに表示するのに好適な顕微鏡画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術においては、カメラで取り込んだ顕微鏡画像をモニタに表示する場合、モニタ上の顕微鏡画像の画角(表示サイズ)は、対物レンズの倍率によって決定されていた。すなわち、従来技術では、顕微鏡からカメラを用いて取り込んだ顕微鏡マクロ画像をモニタに表示した状態において、オペレータがマウスなどの操作手段を用いて、前記モニタ表示された顕微鏡マクロ画像の一部の領域を指定する。前記操作手段によって指定する内容は、具体的には、表示したい顕微鏡ミクロ画像の位置と画角である。
【0003】顕微鏡は、前記指定領域の画角が表示可能なように、適切な倍率の対物レンズへの切り替えを行い、前記指定された領域を拡大した顕微鏡ミクロ画像を写し出す。前記顕微鏡ミクロ画像は、カメラによって撮像され、モニタに表示される。ここで、モニタに表示される顕微鏡ミクロ画像は、顕微鏡マクロ画像の指定領域を中心として、対物レンズの倍率によって決定される画角である。対物レンズの倍率は、10倍、20倍、40倍と段階的に構成されている。したがって、オペレータが操作手段によって指定を望む顕微鏡ミクロ画像の画角と、実際にモニタに表示される顕微鏡ミクロ画像の画角は、一般に相違する。その結果、オペレータは、目的の部分を包含する広い画角を指定することになり、オペレータが望む画角以外の画像部分が表示されてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来技術においては、顕微鏡マクロ画像に基づいてオペレータが指定を望む画角と、実際にモニタ表示される顕微鏡ミクロ画像の画角は相違する。その結果、実際にモニタ表示される顕微鏡ミクロ画像は、画像オペレータが指定を望んだ画角以外の画像部分を表示することになる。
【0005】そのため、オペレータが顕微鏡マクロ画像で指定を望んでも、思うように画角を指定できないので、希望する画角の顕微鏡ミクロ画像と、実際に表示される顕微鏡ミクロ画像が異なり、オペレータが顕微鏡ミクロ画像の認識をしずらいという間題点がある。また、対物レンズの倍率変更が、10倍、20倍、40倍というように、段階的であることから、指定画角の画像が小さく表示されてしまうことがある。そのため、オペレータが顕微鏡ミクロ画像の認識をしずらいという間題点がある。
【0006】また、従来技術において、オペレータが指定した顕微鏡マクロ画像を遠隔地に伝送する場合、オペレータが指定した画角よりも広い画角の顕微鏡ミクロ画像を伝送しなければならない。そのため、顕微鏡画像の伝送に余分な時間がかかるとう問題点がある。本発明の第1の目的は、対物レンズの倍率に左右されることなく、オペレータが指定した画角の顕微鏡ミクロ画像をモニタに表示することを可能にし、オペレータが顕微鏡ミクロ画像を容易に認識することができる顕微鏡画像表示装置を提供することにある。
【0007】本発明の第2の目的は、対物レンズの倍率に左右されることなく、オペレータが指定した画角の顕微鏡ミクロ画像をモニタ上において、適切な大きさで表示することを可能にし、オペレータが顕微鏡ミクロ画像を容易に認識することができる顕微鏡画像表示装置を提供することにある。本発明の第3の目的は、対物レンズの倍率に左右されることなく、オペレータが指定した画角の顕微鏡ミクロ画像をモニタに表示することを可能にし、顕微鏡マクロ画像において余分な画像領域の表示を無くし、顕微鏡マクロ画像を遠隔地に伝送する場合、伝送に要する時間を短くすることを可能にする顕微鏡画像表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の顕微鏡画像表示装置は、カメラから取り込んだ顕微鏡画像をモニタに表示する顕微鏡画像表示装置において、モニタに表示されている顕微鏡画像の一部の領域を指定して指定画角とする指定画角指示手段と、指定画角を包含する対物レンズ画角をモニタに表示する対物レンズ画角表示手段と、指定画角を包含する対物レンズ画角の対物レンズよりも、1段以上高い倍率の対物レンズを用いて、指定画角を複数の顕微鏡画像に分割して順次写し出す顕微鏡制御手段と、複数の顕微鏡画像をカメラから取り込んで格納する画像格納手段と、画像メモリに格納された複数の顕微鏡画像を張り合わせて指定画角の顕微鏡画像をモニタに表示させる指定画角表示手段とから構成されることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の顕微鏡画像表示装置は、請求項1記載の顕微鏡画像表示装置において、指定画角指示手段は、あらかじめ定められた複数の大きさの固定画角の中から1つの固定画角を選択して、前記選択された1つの固定画像を指定画角として表示することを特徴とする。請求項3記載の顕微鏡画像表示装置は、請求項1記載の顕微鏡画像表示装置において、複数の顕微鏡画像が、互いに重複する画像領域を有することを特徴とする。
【0010】請求項4記載の顕微鏡画像表示装置は、カメラから取り込んだ顕微鏡画像をモニタに表示する顕微鏡画像表示装置において、モニタに表示されている顕微鏡画像の一部の領域を指定して指定画角とする指定画角指示手段と、指定画角を包含する対物レンズ画角をモニタに表示する対物レンズ画角表示手段と、指定画角の外部領域を削除して、指定画角をモニタに表示する指定画角表示手段とから構成されることを特徴とする。
【0011】請求項5記載の顕微鏡画像表示装置は、請求項4記載の顕微鏡画像表示装置において、指定画角指示手段は、縦サイズと横サイズを自由に変更しながら指定画角を設定することが可能に構成されていることを特徴とする。請求項6記載の顕微鏡画像表示装置は、カメラから取り込んだ顕微鏡画像をモニタに表示する顕微鏡画像表示装置において、モニタに表示されている顕微鏡画像の一部の領域を指定して指定画角とする指定画角指示手段と、指定画角を包含する対物レンズ画角をモニタに表示する対物レンズ画角表示手段と、指定画角を包含する対物レンズ画角の対物レンズよりも、1段以上高い倍率の対物レンズを用いて、指定画角を複数の顕微鏡画像に分割して順次写し出す顕微鏡制御手段と、複数の顕微鏡画像をカメラから取り込んで格納する画像格納手段と、画像メモリに格納された複数の顕微鏡画像を張り合わせた画角の顕微鏡画像をモニタに表示させるとともに、張り合わせた画角から指定画角の外部領域を削除して、指定画角だけを前記モニタに表示する指定画角表示手段とから構成されることを特徴とする。
【0012】請求項7記載の顕微鏡画像表示装置は、請求項6記載の顕微鏡画像表示装置において、指定画角指示手段は、縦サイズと横サイズを自由に変更しながら指定画角を設定することが可能に構成されていることを特徴とする。
【0013】(作用)請求項1記載の顕微鏡画像表示装置によれば、複数の顕微鏡画像を張り合わせて指定画角の顕微鏡画像を形成するため、対物レンズの倍率に左右されることなく、オペレータが指定した画角の顕微鏡ミクロ画像をモニタに表示することが可能になる。したがって、オペレータが顕微鏡ミクロ画像を容易に認識することが可能になる。
【0014】また、複数の顕微鏡画像を張り合わせて指定画角の顕微鏡画像を形成するため、モニタ上において、適切な大きさで表示することが可能になり、オペレータが顕微鏡ミクロ画像を容易に認識することが可能になる。また、顕微鏡画像において指定画角以外の余分な画像領域の表示が無くなるため、顕微鏡マクロ画像を遠隔地に伝送する場合、伝送に要する時間を短くすることが可能になる。
【0015】請求項2記載の顕微鏡画像表示装置によれば、指定画角指示手段が、あらかじめ定められた複数の大きさの固定画角の中から1つの固定画角を選択して表示する。したがって、複数の画像を張り合わせるとき、張り合わせ画像を指定画角のサイズに合致させることができる。
【0016】請求項3記載の顕微鏡画像表示装置によれば、互いに張り合わせる複数の顕微鏡画像が、互いに重複する画像領域を有する場合においても、オペレータが指示した指定画角の顕微鏡ミクロ画像をモニタに適切に表示することが可能になる。請求項4記載の顕微鏡画像表示装置によれば、指定画角の外部領域が削除されるため、指定画角だけをモニタに表示することができる。したがって、オペレータが顕微鏡ミクロ画像を容易に認識することが可能になる。
【0017】また、モニタ上において、指定画角を適切な大きさで表示することが可能になり、オペレータが顕微鏡ミクロ画像を容易に認識することが可能になる。また、顕微鏡画像において指定画角以外の余分な画像領域の表示が無くなるため、顕微鏡マクロ画像を遠隔地に伝送する場合、伝送に要する時間を短くすることが可能になる。
【0018】請求項5記載の顕微鏡画像表示装置によれば、オペレータが指定画角の大きさを自由に設定することができる。したがって、モニタ上において、指定画角を適切な大きさで表示することが可能になり、オペレータが顕微鏡ミクロ画像を容易に認識することが可能になる。請求項6記載の顕微鏡画像表示装置によれば、複数の顕微鏡画像を張り合わせた後、指定画角の外部領域を削除するため、指定画角だけをモニタに表示することが可能になる。
【0019】したがって、オペレータが指定画角の顕微鏡ミクロ画像を容易に認識することが可能になる。また、モニタ上において、指定画角を適切な大きさで表示することが可能になり、オペレータが顕微鏡ミクロ画像を容易に認識することが可能になる。また、顕微鏡画像において指定画角以外の余分な画像領域の表示が無くなるため、顕微鏡マクロ画像を遠隔地に伝送する場合、伝送に要する時間を短くすることが可能になる。
【0020】請求項7記載の顕微鏡画像表示装置によれば、オペレータが指定画角の大きさを自由に設定することができる。したがって、モニタ上において、指定画角を適切な大きさで表示することが可能になり、オペレータが顕微鏡ミクロ画像を容易に認識することが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を顕微鏡画像伝送表示システムに適用した一実施の形態を示すブロック図である。本実施の形態は、前記請求項1〜7記載の全ての発明に対応する。
【0022】図1に示すように、本実施の形態は、スキャニングステージ101及びカメラ103を備えた顕微鏡100と、前記スキャニングステージ101を制御するスキャニングステージコントローラ102と、顕微鏡画像を表示するモニタ120Aと、顕微鏡画像をモニタ120Aに表示させたり、顕微鏡画像を遠隔地に伝送する送信側画像伝送装置110Aと、オペレータが送信側画像伝送装置110Aに対する指令を入力する操作手段104Aと、送信側画像伝送装置110Aから送信される顕微鏡画像を受信側画像伝送装置110Bに伝送する通信網130と、通信網130を介して伝送される顕微鏡画像を受信して、受信した顕微鏡画像をモニタ120Bに表示する画像伝送装置110Bと、前記モニタ120Bと、オペレータが受信側画像伝送装置110Bに対して指令を入力する操作手段104Bとから構成されている。
【0023】ここで、操作手段104A,104Bは、キーボードやマウスから構成される。また、前記通信網130は、ISDN、アナログ回線、専用回線などから構成されるものとする。前記構成において、送信側画像伝送装置110Aと受信側画像伝送装置110Bは、同じ構成を有している。すなわち、送信側画像伝送装置110Aは、図示するように、画像伝送部111Aと、制御部112Aと、画像メモリ113Aと、画像入出力部114Aとから構成されている。
【0024】同じく、受信側画像伝送装置110Bは、図示するように、画像伝送部111Bと、制御部112Bと、画像メモリ113Bと、画像入出力部114Bとから構成されている。ここで、送信側画像伝送装置110Aの制御部112Aには、操作手段104Aが接続されている。さらに、送信側画像伝送装置110Aの制御部112Aは、RS232C、GPIB等の通信手段により、顕微鏡100と接続されている。
【0025】同様に、画像伝送装置110Aの制御部112Aは、RS232C、GPIB等の通信手段により、スキャニングステージコントローラ102と接続されている。したがって、オペレータは、操作手段104Aから指令を入力することにより、顕微鏡100における対物レンズの倍率設定などをリモートコントロールすることができる。また、オペレータは、操作手段104Aから指令を入力することにより、スキャニングステージ101の位置決めをすることができる。スキャニングステージ101は、周知のように、顕微鏡100において、標本上の任意の位置を走査するために用いられる。したがって、顕微鏡100のスキャニングステージ101に載置された標本の位置制御が正確に行なわれ、目的の標本位置の顕微鏡画像をカメラ103で撮影することが可能になる。
【0026】なお、オペレータは、受信側の操作手段104Bから指令を入出することにより、制御部112Bと画像伝送部111Bと通信網130と画像伝送部111Aと制御部112Aとを介して、顕微鏡100における対物レンズの倍率設定等をリモートコントロールすることができる。また、オペレータは、受信側の操作手段104Bから指令を入力することにより、制御部112Bと画像伝送部111Bと通信網130と画像伝送部111Aと制御部112Aとを介して、スキャニングステージ101の位置決めをすることができる。
【0027】また、受信側オペレータは、顕微鏡100の画像取込を指令することができる。なお、図1に示す実施の形態において、請求項1,4,6に記載の指定画角指示手段は、主に、操作手段104A,104Bと制御部112A,112Bと画像メモリ113A,113Bから構成される。また、図1に示す実施の形態において、請求項1,4,6に記載の対物レンズ画角表示手段は、主に、制御部112A,112Bと画像メモリ113A,113Bから構成される。
【0028】また、図1に示す実施の形態において、請求項1,6に記載の顕微鏡制御手段は、主に、制御部112A,112Bとスキャニングステージコントローラ102とスキャニングステージ101から構成される。また、図1に示す実施の形態において、請求項1,6に記載の画像格納手段は、画像メモリ113A,113Bから構成される。
【0029】また、図1に示す実施の形態において、請求項1,4,6に記載の指定画角表示手段は、主に、制御部112A,112Bと画像メモリ113A,113Bから構成される。次に、上記の構成を有する実施の形態の動作について説明する。まず、画像メモリ113A,113Bへの顕微鏡画像の格納処理について説明する。
【0030】最初に、送信側のオペレータが、観察したい顕微鏡画像をモニタ120Aに表示する要求を出力し、前記要求に基づいて、その顕微鏡画像を画像メモリ113Aに格納して、モニタ120A表示する場合について説明する。送信側のオペレータは、既に表示されている顕微鏡画像(例えば、顕微鏡マクロ画像)をもとにして、次に観察したい画像を操作手段104Aにより設定する。この設定は、操作手段104Aとしてマウスなどを使用し、前記表示されている顕微鏡画像の一部の領域を指定(位置と画角)することにより行われる。
【0031】制御部112Aは、受け取った画像要求に応じて、顕微鏡100に対して対物レンズ切り替え指令を出力する。また、制御部112Aは、スキャニングステージコントローラ102に対して、標本が載置されたスキャニングステージ101の位置移動指令を出力する。対物レンズの切替及びスキャニングステージ101の移動などが終了し、顕微鏡画像の取込準備が終了すると、カメラ103によって撮影される顕微鏡画像は、制御部112Aの働きにより、送信側画像伝送装置110A内の画像入出力部114Aに取り込まれる。画像入出力部114Aに取り込まれた顕微鏡画像は、制御部112Aの働きにより、モニタ120Aに表示されるとともに、画像メモリ113Aに格納される。
【0032】制御部112Aは、画像メモリ113Aに顕微鏡画像を格納する動作を終了すると、画像メモリ113Aに格納された顕微鏡画像を画像伝送部111Aに出力する。画像伝送部111Aは、前記顕微鏡画像を通信網130へ送信する。受信側画像伝送装置110Bは、画像伝送部111Bを介して、前記顕微鏡画像を受信する。これによって、制御部112Bは、受信した顕微鏡画像を画像メモリ113Bに格納し、画像入出力部114Bを介してモニタ120Bに表示する。
【0033】以上の動作により、送信側画像伝送装置110Aの画像メモリ113Aと受信側画像伝送装置110Bの画像メモリ113Bの双方に同じ顕微鏡画像が格納される。以上の説明においては、顕微鏡画像を画像メモリ113A,113Bに格納して表示する場合について説明した。しかし、本発明は、現在顕微鏡で観察している画像をリアルタイムで送信側画像伝送装置110Aから受信側画像伝送装置110Bに伝送し、モニタ120Aだけでなく、モニタ120Bに表示することも可能である。この場合、図1に示す受信側画像伝送装置110A内において、画像伝送部111Aと画像入出力部114Bを直接結ぶ構成をとる。また、図1に示す受信側画像伝送装置110B内において、画像伝送部111Bと画像入出力部114Bを直接結ぶ構成をとる。
【0034】次に、受信側のオペレータが、観察したい顕微鏡画像を画像メモリ113Bに格納する要求を出力し、前記要求に基づいて、その顕微鏡画像を画像メモリ113Bに格納する場合について説明する。受信側のオペレータは、既に伝送され表示されている顕微鏡画像(例えば、顕微鏡マクロ画像)をもとにして、次に観察したい画像を操作手段104Bにより設定する。この設定は、操作手段104Bとしてマウスなどを使用し、前記表示されている顕微鏡画像の一部の領域(位置と画角)を指定することにより行われる。前記画像要求及び前記指定領域の位置と画角の情報は、制御部112Bと画像伝送部111Bと通信網130と画像伝送部111Aを経由して、制御部112Aに送られる。
【0035】制御部112Aは、受け取った画像要求及び位置・画角の情報に応じて、顕微鏡100に対して対物レンズ切り替え指令を出力する。また、制御部112Aは、受け取った画像要求及び位置・画角の情報に応じて、スキャニングステージコントローラ102に対して、標本が載置されたスキャニングステージ101の位置移動指令を出力する。
【0036】対物レンズの切替及びスキャニングステージ101の移動などが終了し、顕微鏡画像の取込準備が終了すると、制御部112Aは、顕微鏡画像を前記した手順と同様の手順によって画像メモリ113Aに格納する。さらに、制御部112Aは、顕微鏡画像情報を前記した手順で受信側画像伝送装置110Bに伝送する。これによって、受信側のオペレータが要求した顕微鏡画像が、前記した手順と同様の手順によって、受信側画像伝送装置の画像メモリ113Bに格納されるとともに、モニタ120Bに表示される。
【0037】なお、受信側のオペレータが必要とする顕微鏡画像が複数ある場合、上記の動作が繰り返し実行される。次に、画像メモリ113A,113Bからの顕微鏡画像読出処理及び表示処理について説明する。送信側画像伝送装置110Aにおける画像メモリ113Aの読み出しは、送信側のオペレータが、操作手段104Aを用いて読出指令を入力することにより実行される。制御部112Aは、前記読出指令に応じて、画像メモリ113Aから目的の画像を読み出し、画像入出力部114Aを介して、モニタ120Aに表示する。
【0038】また、受信側画像伝送装置110Bにおける画像メモリ113Bの読み出しは、受信側のオペレータが、操作手段104Bを用いて読出指令を入力することにより実行される。制御部112Bは、前記読出指令に応じて、画像メモリ113Bから目的の画像を読み出し、画像入出力部114Bを介して、モニタ120Bに表示する。
【0039】次に、オペレータによって指示された指定画角の画像を、モニタに適切に表示する処理について説明する。ここで、図1に示す操作手段104A,104Bは、前記したように、制御部112A,112Bの働きにより、モニタ120A,120Bの画面上において、目的とする顕微鏡ミクロ画像の位置と画角を指定可能に構成されている。
【0040】前記操作手段104A,104Bを用いて、指定されたた画角の大きさの顕微鏡ミクロ画像を表示する方法としては、次の3つの処理方法がある。
(1)ある対物レンズの倍率で取り込んだ複数の画像を張合せて、前記指定画角の画像を得る方法。この方法は、前記請求項1〜3に記載の発明に対応する。
(2)ある対物レンズの倍率で取り込んだ画像のうち、前記指定画角をはみ出る領域を削除して、前記指定画角の画像を得る方法。この方法は、前記請求項4,5に記載の発明に対応する。
【0041】(3)ある対物レンズの倍率で取り込んだ複数の画像を張合せて画像を生成し、さらに前記生成画像のうち、前記指定画角をはみ出る領域を削除して、前記指定画角の画像を得る方法。この方法は、前記請求項6,7に記載の発明に対応する。上記3つの方法のうちどの方法が選択されるかは、指定した画角のサイズと対物レンズの倍率の画角による。
【0042】上記3つの方法について、以下、順次説明する。なお、以下の説明では、送信側画像伝送装置110Aにおける画像表示について説明するが、受信側画像伝送装置110Bにおける画像表示も、通信網130を介する点が異なるだけで、送信側画像伝送装置110Aにおける画像表示と同様に行うことができる。図2から図6は、前記(1)で述べた画像を張合せることにより、指定画角の画像を得る処理を示す図である。
【0043】図2は、モニタ120Aに表示された顕微鏡マクロ画像の表示内容を示す図である。図示すように、標本200を示す顕微鏡マクロ画像の一部を含む領域が、操作手段104Aにより、指定画角201として設定されている。ここで、指定画角201は、互いにサイズの異なる複数の固定画角の中から、1つの固定画角を選択して表示するようにしても良い。
【0044】図3は、図2に示す顕微鏡マクロ画像の指定画角201に基づいて、制御部112Aが顕微鏡100とスキャニングステージコントローラ102へ指令を出し、指定画角201を包含する対物レンズ画角202を表示させた例である。次に、制御部112Aは、前記(1)の方法が良いか、前記(2)の方法が良いか、前記(3)の方法が良いかを判断する。
【0045】図4の(a)は、図3に示す対物レンズ画角202よりも一段以上高倍率の対物レンズ画角203を示す図である。この対物レンズ画角203を4画像張合せる方法が前記(1)の方法である。
【0046】また、図3において、対物レンズ画角202内であって、指定画角201からはみ出る領域を削除するのが、前記(2)の方法である。図2及び図3に示す例の場合、図4の(b)に示すように、対物レンズ画角203a〜203dを4枚張り合わせると、ちょうど指定画角201の画像サイズになる。したがって、張り合わせた後の画像に削除する領域がないため、前記(3)の方法は、必然的に適用できない。
【0047】なお、本実施の形態においては、前記画像を4枚張り合わせることにより、ちょうど指定画角201の画像サイズになるように、前記固定画角のサイズが定められている。また、前記(1)に記載の複数の画像を張り合わせる方法と、前記(2)に記載する対物レンズ画角202から画像の一部を削除する方法とを比較した場合、前記(1)の方が、画質、処理スピードを考慮して優っている。
【0048】したがって、この場合には、(1)の方法が自動的に選択される。前記(1)の方法が選択された結果、制御部112Aは、顕微鏡100とスキャニングステージコントローラ102とに指令を出力し、図4の(b)に示す対物レンズ画角203a〜203dの画像を順次画像メモリ113Aに取り込んで、張り合せる処理を行う。
【0049】上記張り合わせを行う処理の概略について、次に説明する。前記したように、標本(200)をカメラ103で取り込んだ顕微鏡画像が、送信側画像伝送装置110Aの画像入出力部114Aを介してモニタ120Aに表示される(図2参照)。次に、オペレータは、操作手段104Aにより画角を設定し、指定画角201を形成する(図2参照)。制御部112Aは、指定画角201とそれを包含する対物レンズ画角202とを比較し(図3参照)、前述したように、(1)の方法を選択する。
【0050】次に、制御部112Aは、顕微鏡100の画像が図4の(b)に示す対物レンズ画角210aの中心位置となるように、スキャニングステージコントローラ102に位置移動命令を送信し、スキャニングステージ101を移動させる。また、制御部112は、対物レンズを切り替える命令を顕微鏡100に送信する。
【0051】スキャニングステージ101の移動及び対物レンズの切り替えが終了すると、制御部112Aはカメラ103から出力される顕微鏡画像を取り込んで、画像メモリ113Aに格納する。前記画像メモリ113Aへの顕微鏡画像の格納は、前記対物レンズ画角203b,203c,203dの各々について、順次行われる。
【0052】その後、制御部112Aは、画像メモリ113Aに格納された対物レンズ画角203a〜203dの画像を張り合わせ、図5に示す指定画角201の画像を形成する。前記図2から図5に示す複数画像の張り合わせの例では、4つの対物レンズ画角203a〜204dの顕微鏡画像には、互いに重複する部分がなく、4つの画像をそのまま張り合わせる例を示した。
【0053】しかし、本発明は、これに限定されるものではなく、図6に示すように、対物レンズ画角204a〜204dの各画像に、互いに重複部分がある場合、重複部分を重ねて張り合わせるようにしても良い。図6に示す対物レンズ画角204a〜204dの4つの画像は、図3に示す指定画角201を包含する対物レンズ画角202よりも、一段以上高い倍率の対物レンズを用いた画像である。
【0054】図6に示す例の場合、4つの画像を単に張り合わせても、指定画角201の画像を形成することはできない。しかし、4つの画像の重複部分を重ねて張り合わせることにより、指定画角201の画像を形成することができる。
【0055】このように、重複部分の存在する対物レンズ画角204a〜204dの4つの画像を張り合わせることにより、図5に示す指定画角の画像をモニタ120Aに表示することができる。ここで、上記4つの顕微鏡画像を張り合わせる方法は、例えば、特開平5−313071号公報により公知である。
【0056】なお、上記した実施の形態においては、4つの画像を張り合わせる場合を例にして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、張り合わせる画像の数は任意である。図7から図10は、前記(2)で述べた指定画角をはみ出る外部領域を削除して、前記指定画角の画像を得る処理を示す図である。
【0057】図7は、モニタ120Aに表示された顕微鏡マクロ画像の表示内容を示す図である。図示すように、標本300を示す顕微鏡マクロ画像の一部を含む領域が、操作手段104Aにより、指定画角301として設定されている。ここで、指定画角301は、オペレータがその縦サイズと横サイズを自由に設定できる自由画角とする。
【0058】図8は、図7に示す顕微鏡マクロ画像の指定画角301に基づいて、制御部112Aが顕微鏡100とスキャニングステージコントローラ102へ指令を出し、指定画角301を包含する対物レンズ画角302を表示させた例である。図9は、図8に示す対物レンズ画角302を示す図である。この実施の形態においては、前記対物レンズ画角302が指定画角に大変近いことから、自動的に前記(2)の削除する方法が選択される。その結果、指定画角301の外部領域であって、かつ対物レンズ画角302の内部領域が削除される。その結果、図10に示す指定画角301の画像が得られる。
【0059】次に、上記削除を行う処理の概略について説明する。図1において、標本(300)をカメラ103で取り込んだ顕微鏡画像が、送信側画像伝送装置110Aの画像入出力部114Aを介してモニタ120Aに表示される(図7参照)。次に、オペレータは、操作手段104Aにより画角を設定し、指定画角301を形成する(図7参照)。制御部112Aは、指定画角301とそれを包含する対物レンズ画角302とを比較し(図8参照)、前述したように、(2)の方法を選択する。
【0060】次に、制御部112Aは、顕微鏡100の画像が対物レンズ画角302の中心位置となるように、スキャニングステージコントローラ102に位置移動命令を送信し、スキャニングステージ101を移動させる。また、制御部112Aは、対物レンズを切り替える命令を顕微鏡100に送信する。
【0061】スキャニングステージ101の移動及び対物レンズの切り替えが終了すると、制御部112Aはカメラ103から出力される顕微鏡画像を取り込んで、画像メモリ113Aに格納する。次に、制御部112Aは、画像メモリ113に格納されている画像のうち、指定画角301の外部領域であって、かつ対物レンズ画角302の内部領域を削除する。
【0062】その後、制御部112Aは、生成された画像をモニタ120Aに表示し、図10に示す指定画角301を得る。図11から図13は、前記(3)で述べた、ある対物レンズの倍率で取り込んだ複数の画像を張合せて画像を生成し、さらに前記生成画像から前記指定画角をはみ出る領域を削除して、前記指定画角の画像を得る方法の具体例を示す図である。
【0063】図11は、モニタ120Aに表示された顕微鏡マクロ画像の表示内容を示す図である。図示すように、標本400を示す顕微鏡マクロ画像の一部を含む領域が、操作手段104Aにより、指定画角401として設定されている。ここで、指定画角401は、オペレータがその縦サイズと横サイズを自由に設定できる自由画角とする。
【0064】図12は、図11に示す顕微鏡マクロ画像の指定画角401に基づいて、制御部112Aが顕微鏡100とスキャニングステージコントローラ102へ指令を出し、指定画角401を包含する対物レンズ画角402を表示させた例である。図13の(a)は、図12に示す対物レンズ画角402よりも一段高倍率の対物レンズ画角403を示す図である。前記(3)の方法は、対物レンズ画角403を4画像分張り合せ、さらに指定画角401をはみ出る余分な領域を削除するものである。
【0065】図13の(b)に示す画角410は、指定画角401を含むように、対物レンズ画角403a〜403dを4枚張り合わせた画像を示す図である。図13の(c)に示す画角410は、指定画角401の外部領域を削除した状態を示す図である。図13の(d)は、図13の(c)に示す画像420を削除し、指定画角401を得た状態を示す図である。
【0066】次に、上記4つの画像を張り合わせた後、余分な領域を削除する処理の概略について説明する。前記したように、標本(400)をカメラ103で取り込んだ顕微鏡画像が、送信側画像伝送装置110Aの画像入出力部114Aを介してモニタ120Aに表示される(図11参照)。次に、オペレータは、操作手段104Aにより画角を設定し、指定画角401を形成する(図12参照)。制御部112Aは、指定画角401とそれを包含する対物レンズ画角402とを比較し(図12参照)、前述した(3)の方法を選択する。
【0067】次に、制御部112Aは、顕微鏡100の画像が図13の(b)に示す対物レンズ画角403aの中心位置となるように、スキャニングステージコントローラ102に位置移動命令を送信し、スキャニングステージ101を移動させる。また、制御部112Aは、対物レンズを切り替える命令を顕微鏡100に送信する。
【0068】スキャニングステージ101の移動及び対物レンズの切り替えが終了すると、制御部112Aはカメラ103から出力される顕微鏡画像を取り込んで、画像メモリ113Aに格納する。前記画像メモリ113Aへの顕微鏡画像の格納は、前記対物レンズ画角403b,403c,403dの各々について、順次行われる。
【0069】その後、制御部112Aは、画像メモリ113Aに格納された対物レンズ画角403a〜403dの画像を張り合わせ、図13の(b)に示す画角410の画像を形成する。次に、制御部112Aは、指定画角401の外部領域であって、かつ画角410の内部領域を削除し、図13の(c)に示す画角410の画像を作成する。
【0070】次に、制御部112Aは、画角410を削除し、図13の(d)に示す画角401の画像を形成する。なお、上記した実施の形態においては、4つの画像を張り合わせる場合を例にして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、張り合わせる画像の数は任意である。
【0071】以上の説明から明らかなように、前記実施の形態によれば、対物レンズの倍率(対物レンズの画角)に左右されない、任意の指定画角の画像を表示することが可能になる。
【0072】
【発明の効果】請求項1記載の顕微鏡画像表示装置によれば、複数の顕微鏡画像を張り合わせて指定画角の顕微鏡画像を形成するため、対物レンズの倍率に左右されることなく、オペレータが指定した画角の顕微鏡ミクロ画像をモニタに表示することが可能になる。
【0073】また、複数の顕微鏡画像を張り合わせて指定画角の顕微鏡画像を形成するため、モニタ上において、適切な大きさで表示することが可能になり、オペレータが顕微鏡ミクロ画像を容易に認識することが可能になる。また、顕微鏡画像において指定画角以外の余分な画像領域の表示が無くなるため、顕微鏡マクロ画像を遠隔地に伝送する場合、伝送に要する時間を短くすることが可能になる。
【0074】請求項2記載の顕微鏡画像表示装置によれば、指定画角指示手段が、あらかじめ定められた複数の大きさの固定画角の中から1つの固定画角を選択して表示する。したがって、複数の画像を張り合わせるとき、張り合わせ画像を指定画角のサイズに一致させることができる。請求項3記載の顕微鏡画像表示装置によれば、互いに張り合わせる複数の顕微鏡画像が、互いに重複する画像領域を有する場合においても、オペレータが指定した画角の顕微鏡ミクロ画像をモニタに表示することが可能になる。
【0075】請求項4記載の顕微鏡画像表示装置によれば、指定画角の外部領域が削除されるため、指定画角だけをモニタに表示することができる。したがって、オペレータが顕微鏡ミクロ画像を容易に認識することが可能になる。また、モニタ上において、指定画角を適切な大きさで表示することが可能になり、オペレータが顕微鏡ミクロ画像を容易に認識することが可能になる。
【0076】また、顕微鏡画像において指定画角以外の余分な画像領域の表示が無くなるため、顕微鏡マクロ画像を遠隔地に伝送する場合、伝送に要する時間を短くすることが可能になる。
【0077】請求項5記載の顕微鏡画像表示装置によれば、オペレータが指定画角の大きさを自由に設定することができる。したがって、モニタ上において、指定画角を適切な大きさで表示することが可能になり、オペレータが顕微鏡ミクロ画像を容易に認識することが可能になる。請求項6記載の顕微鏡画像表示装置によれば、複数の顕微鏡画像を張り合わせた後、指定画角の外部領域を削除して指定画角を形成するため、指定画角だけをモニタに表示することが可能になる。
【0078】したがって、オペレータが指定画角の顕微鏡ミクロ画像を容易に認識することが可能になる。また、モニタ上において、指定画角を適切な大きさで表示することが可能になり、オペレータが顕微鏡ミクロ画像を容易に認識することが可能になる。また、顕微鏡画像において指定画角以外の余分な画像領域の表示が無くなるため、顕微鏡マクロ画像を遠隔地に伝送する場合、伝送に要する時間を短くすることが可能になる。
【0079】請求項7記載の顕微鏡画像表示装置によれば、モニタ上において、指定画角を任意の大きさで表示することが可能になり、オペレータが顕微鏡ミクロ画像を容易に認識することが可能になる。
【出願人】 【識別番号】000004112
【氏名又は名称】株式会社ニコン
【出願日】 平成10年(1998)3月25日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】古谷 史旺 (外1名)
【公開番号】 特開平11−271645
【公開日】 平成11年(1999)10月8日
【出願番号】 特願平10−76743