| 【発明の名称】 |
ベアチップバーンインキャリヤおよびそれを用いた半導体装置の製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】村田 政隆
【氏名】西沢 裕孝
【氏名】坪井 敏宏
【氏名】堀内 整
【氏名】菊池 真之
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| 【要約】 |
【課題】多品種のチップに適用でき、しかも高性能であるベアチップバーンインキャリヤおよびそれを用いたベアチップのバーンイン方法を提供する。
【解決手段】基板2の中心部に開孔部を有し、開孔部の周辺の基板2の上にボンディング端子が配置されており、ボンディング端子には伝送線路5の内端が電気的に接続されており、伝送線路5の外端にはコネクターが電気的に接続されており、複数の伝送線路5が配置されている領域の下の基板2の内部にグランド線11を配置しているものなどの種々の態様のものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 基板の中心部に開孔部を有し、前記開孔部の周辺の前記基板の上にボンディング端子が配置されており、前記ボンディング端子には伝送線路の内端が電気的に接続されており、前記伝送線路の外端にはコネクターが電気的に接続されており、複数の前記伝送線路が配置されている領域の下の前記基板の内部にグランド線が配置されていることを特徴とするベアチップバーンインキャリヤ。 【請求項2】 基板の中心部に開孔部を有し、前記開孔部の周辺の前記基板の上にボンディング端子が配置されており、前記ボンディング端子には伝送線路の内端が電気的に接続されており、前記伝送線路の外端にはコネクターが電気的に接続されており、複数の前記伝送線路をクランク状に配置した配線層としていることを特徴とするベアチップバーンインキャリヤ。 【請求項3】 基板の中心部に開孔部を有し、前記開孔部の周辺の前記基板の上にボンディング端子が配置されており、前記ボンディング端子には伝送線路の内端が電気的に接続されており、前記ボンディング端子における電源用ボンディング端子は、多数の信号用ボンディング端子の間に配置されているものと、端部の信号用ボンディング端子の外側に配置されている態様とされていると共に、長距離の長辺を備えている長方形状の配線層状態のボンディング端子とされており、2本以上の前記電源用ボンディング端子と電気的に接続されている態様の電源用バスバーを備えていることを特徴とするベアチップバーンインキャリヤ。 【請求項4】 基板にクッション体を介在してチップが取り付けられており、前記基板のグランドエリアに金属製の支柱が電気的に接続されている状態で配置されており、前記基板の上部に、絶縁性のシール体を介在して金属製の蓋が配置されており、金属製の蓋が金属製の支柱に金属製の止め具を使用して電気的に接続されており、前記基板の下部に、絶縁性のシール体を介在して金属製の蓋が配置されており、金属製の蓋が金属製の支柱に金属製の止め具を使用して電気的に接続されていることを特徴とするベアチップバーンインキャリヤ。 【請求項5】 基板の中心部に開孔部を有し、前記開孔部の周辺の前記基板の上に金属層を堆積した後、リソグラフィ技術とエッチング技術とを使用してパターン化された配線層が形成されていることを特徴とするベアチップバーンインキャリヤ。 【請求項6】 基板のコネクター部にコネクター用バンプが複数の列状態で配置されていることを特徴とするベアチップバーンインキャリヤ。 【請求項7】 基板のコネクター部にコネクター用ピンが複数の列状態で配置されていることを特徴とするベアチップバーンインキャリヤ。 【請求項8】 基板の上に、耐熱性のバーコード記入用体が貼り付けられており、前記バーコード記入用体に種々の情報に対応するバーコードを記入できるようになっており、または基板の上に、バーコード記入の領域があり、前記バーコード記入の領域に種々の情報に対応するバーコードを記入できるようになっていることを特徴とするベアチップバーンインキャリヤ。 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載のベアチップバーンインキャリヤを用いて、ベアチップの試験を行う工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ベアチップバーンインキャリヤおよびそれを用いた半導体装置の製造方法に関し、特に、多品種のチップのバーンイン技術に適用でき、しかも高性能化できるベアチップバーンインキャリヤおよびそれを用いた半導体装置の製造方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】ところで、本発明者は、ベアチップのバーンイン技術について検討した。以下は、本発明者によって検討された技術であり、その概要は次のとおりである。 【0003】すなわち、現状において、LSI(Large Scale Integrated Circuit)チップなどの半導体チップからなるベアチップのバーンイン技術によって、スクリーニング試験が行われている。 【0004】この場合、バーンイン技術に使用されているベアチップバーンインキャリヤにおけるコンタクトシートの上に形成されているバンプに、ベアチップの入出力パッドが接触された状態で、しかも蓋などを用いてベアチップをコンタクトシートに加圧することで導通を行っている。 【0005】なお、ベアチップのバーンイン技術について記載されている文献としては、例えば特開平7−77556号公報に記載されているものがある。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したベアチップバーンインキャリヤを使用しているバーンイン方法において、ベアチップとコンタクトシートとが一対一で対応していることにより、各品種の半導体チップに対して、その半導体チップの品種に応じたベアチップバーンインキャリヤを使用する必要があるので、種々の品種展開時にコスト増となるという問題点が発生している。 【0007】また、前述したベアチップバーンインキャリヤを使用しているバーンイン方法において、ベアチップバーンインキャリヤにおける伝送線路のインピーダンスのマッチングが行われていないことにより、高速動作の半導体チップのスクリーニング試験を行なうことができないので、高速動作の製品に対応できないという問題点が発生している。 【0008】本発明の目的は、多品種のチップに適用でき、しかも高性能であるベアチップバーンインキャリヤおよびそれを用いたベアチップのバーンイン方法を提供することにある。 【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。 【0010】 【課題を解決するための手段】本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。 【0011】すなわち、本発明のベアチップバーンインキャリヤは、基板の中心部に開孔部を有し、開孔部の周辺の基板の上にボンディング端子が配置されており、ボンディング端子には伝送線路の内端が電気的に接続されており、伝送線路の外端にはコネクターが電気的に接続されており、複数の伝送線路が配置されている領域の下の基板の内部にグランド線を配置しているものなどの種々の態様のものである。 【0012】本発明の半導体装置の製造方法は、前記のベアチップバーンインキャリヤを用いて、ベアチップの試験を行うものである。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において同一機能を有するものは同一の符号を付し、重複説明は省略する。 【0014】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1であるベアチップバーンインキャリヤを示す平面図である。 【0015】図2は、図1における複数の伝送線路が配置されている領域の一部を断面化して示す拡大断面図である。 【0016】図1に示すように、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1は、基板2の中心部に開孔部3を有し、開孔部3の周辺の基板2の上にボンディング端子(内部接続端子)4が配置されており、ボンディング端子4には伝送線路5の内端が電気的に接続されており、伝送線路5の外端にはコネクター(外部接続端子)6が電気的に接続されている。 【0017】また、図1において、7は複数の伝送線路5が配置されている領域であり、8は複数のコネクター6が配置されている領域である。また、9はグランド(GND)エリアであり、10は開孔である。 【0018】図2に示すように、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1は、複数の伝送線路5が配置されている領域7の下の基板2の内部にグランド線11を配置していることを特徴としている。グランド線11は、銅などの金属を材料としている配線層であり、基板2の表層部における絶縁領域に埋め込まれている配線層である。 【0019】したがって、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1によれば、複数の伝送線路5が配置されている領域7の下の基板2の内部にグランド線11が配置されていることにより、基板2の上の伝送線路5をマイクロストリップライン化し、測定系とのインピーダンスをマッチングさせることができる。また、複数のコネクター6が配置されている領域8のコネクター6と伝送線路5とのインピーダンス整合をとることができる。 【0020】その結果、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1によれば、各々の伝送線路5の信号が隣接する伝送線路5に影響するのを防止できる。また、基板2と測定系とのインピーダンス整合がとれることにより、信号の変更現象を阻止できる。 【0021】したがって、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1によれば、高速動作を行うLSIチップなどの半導体チップからなるベアチップのバーンイン方法ができることにより、高速動作を行う半導体チップからなる製品のスクリーニング試験を行うことができる。 【0022】また、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1は、複数の伝送線路5をクランク(crank )状に配置した配線層としていることを特徴としている。すなわち、複数の伝送線路5は、ぎざぎざに曲がった状態として配置した配線層としている。この場合、複数の伝送線路5をぎざぎざに曲がった状態として配置した配線層としているのは、伝送線路5は基板2の表面に配線層としての段差があり、各々の伝送線路5の間には空隙部が形成されていることにより、その空隙部をぎざぎざに曲がった状態とするためである。 【0023】したがって、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1によれば、ベアチップと基板2を電気的に接続しているボンディングエリアは、金属性の蓋やシール体によって外部から隔離されていることにより、基板2の表面には伝送線路5の配線層としての段差が存在するため、従来のベアチップバーンインキャリアと同様に基板2とシール体の間に隙間ができてしまうという問題点が発生する状態であることにより、複数の伝送線路5をクランク状に配置した配線層としており、ぎざぎざに曲がった状態として配置した配線層としているので、各々の伝送線路5の間の空隙部をぎざぎざに曲がった状態とすることができる。 【0024】その結果、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1によれば、各々の伝送線路5の間の空隙部をぎざぎざに曲がった状態とすることができることによって、外気や外部の異物が空隙部を通して流入しても深くまで流入することが防止できるので、ボンディングエリアに外気や外部の異物の進入を防ぐことができ、高性能でしかも高信頼度の試験を行うことができる。 【0025】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の形態2であるベアチップバーンインキャリヤの一部を示す平面図である。 【0026】図3に示すように、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1は、基板2の中心部に開孔部3を有し、開孔部3の周辺の基板2の上に信号用ボンディング端子(内部接続端子)12と電源用ボンディング端子(内部接続端子)13が配置されており、しかも電源用ボンディング端子13と電気的に接続されている電源用バスバー14が配置されている。 【0027】この場合、電源用ボンディング端子13は、多数の信号用ボンディング端子12の間に配置されているものと、端部の信号用ボンディング端子12の外側に配置されている態様としている。 【0028】また、電源用バスバー14は、信号用ボンディング端子12および電源用ボンディング端子13が配置されている領域と開孔部3との間の領域に配置されており、長距離の長辺を備えている長方形状の配線層状態のボンディング端子とされており、2本以上の電源用ボンディング端子13と電気的に接続されている態様とされている。 【0029】本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1によれば、電源用ボンディング端子13が、多数の信号用ボンディング端子12の間に配置されていると共に端部の信号用ボンディング端子12の外側にも配置されていることにより、電源用ボンディング端子13が種々の領域に配置されている態様となっているので、電源用パッドの配置が異なっているチップに対しても、その電源用パッドと電源用ボンディング端子13とをボンディングワイヤである金線(金属細線)によって電気的に接続することができる。 【0030】本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1によれば、長距離の長辺を備えている長方形状の配線層状態のボンディング端子とされており、2本以上の電源用ボンディング端子13と電気的に接続されている態様の電源用バスバー14を備えていることにより、チップの電源用パッドと電源用ボンディング端子13とをボンディングワイヤである金線(金属細線)によって電気的に接続する際に、ボンディングオプションによって打ち分けられない場合においても、電源用バスバー14にボンディングワイヤである金線(金属細線)を打つことができるので、電源用パッドの配置が種々の態様となっているチップに対しても、その電源用パッドと電源用バスバー14とをボンディングワイヤである金線(金属細線)によって電気的に接続することができる。 【0031】したがって、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1によれば、多品種の半導体チップからなる製品のスクリーニング試験を行うことができる。 【0032】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の形態3であるベアチップバーンインキャリヤの一部を示す断面図である。 【0033】図4に示すように、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1は、基板2に例えば発砲テフロンからなるクッション体15を介在してチップ16が取り付けられている。そして、チップ16のパッドと基板2の上のボンディング端とをボンディングワイヤである金線(金属細線)17によって電気的に接続している。 【0034】また、基板2のグランドエリア9に金属製の支柱18, 19が電気的に接続されている状態で配置されており、基板2の上部に、絶縁性のシール体20を介在して金属製の蓋21が配置されており、金属製の蓋21が金属製の支柱18に金属製の止め具22を使用して電気的に接続されている。 【0035】また、基板2の下部に、絶縁性のシール体23を介在して金属製の蓋21が配置されており、金属製の蓋21が金属製の支柱19に金属製の止め具22を使用して電気的に接続されている。 【0036】本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1によれば、基板2に例えば発砲テフロンからなるクッション体15を介在してチップ16が取り付けられていることにより、チップ16の高さにばらつきがあっても、そのばらつきを吸収することができ、しかも基板2とチップ16との間にクッション体が介在させているので、チップ16の表面を保護することができる。 【0037】また、例えば発砲テフロンからなるクッション体15は、使い捨てることができることにより、クッション体15の汚染を次のチップ16に与えることが防止できるので、チップ16の表面の汚染の低減化ができる。 【0038】本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1によれば、基板2のグランドエリア9に金属製の支柱18, 19が電気的に接続されている状態で配置されており、その支柱18, 19に金属製の蓋21が金属製の止め具22を使用して電気的に接続されていることにより、チップ16の周囲がグランドエリア9に囲まれた状態とすることができる。 【0039】したがって、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1によれば、基板2に取り付けられているチップ16は、外部からのノイズに対しシールド性を有するようになることにより、対ノイズ性能が向上できるので、高速動作を行う半導体チップからなる製品のスクリーニング試験を行うことができる。 【0040】(実施の形態4)図5は、本発明の実施の形態4であるベアチップバーンインキャリヤを模式的に示す平面図である。 【0041】図5に示すように、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1は、基板2の中心部に開孔部3を有し、開孔部3の周辺の基板2の上に、積層法、スパッタリング法またはCVD(Chemical Vapor Deposition )法を使用して例えば銅箔をエポキシ系接着剤で積層した後、リソグラフィ技術と選択エッチング技術とを使用して、パターン化する。その後Ni,Auの電解メッキした配線層24が形成されているものである。この場合、配線層24は、前述した実施の形態1におけるボンディング端子(内部接続端子)4および伝送線路5ならびにコネクター(外部接続端子)6の機能を有するものである。 【0042】本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1によれば、基板2の中心部に開孔部3を有し、開孔部3の周辺の基板2の上に、金属層を堆積した後、リソグラフィ技術と選択エッチング技術とを使用して、パターン化された配線層24が形成されているものであることにより、配線層24の領域を微細化できるので、長方形状の基板2の短辺を10〜20mmとし、基板2の長辺を20〜30mmとすることができる(従来のベアチップバーンインキャリヤは、一辺が55mm程度の正方形である)。 【0043】したがって、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1によれば、基板2の大きさを小さくして小型薄膜化することができることにより、基板2の単価を低減することができる。また、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1によれば、基板2の単価を低減することができることにより、基板2に不良が発生した場合、修理作業をする必要がなく、不良状態の基板2を使い捨てることができることにより、基板2の修理作業などを不要とできるので、試験操作における作業コストの低減化を行うことができる。 【0044】(実施の形態5)図6は、本発明の実施の形態5であるベアチップバーンインキャリヤの一部を示す平面図である。 【0045】図6に示すように、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1は、基板2のコネクター部にコネクター用バンプ25を複数の列状態で配置している。この場合、コネクター用バンプ25は、球形のはんだなどからなる金属性ボールを材料としているものである。 【0046】また、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1の他の態様として、コネクター用バンプ25の代替えとしてコネクター用ピンを使用し、基板2のコネクター部にコネクター用ピンを複数の列状態で配置する態様とすることができる。 【0047】本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1によれば、基板2のコネクター部にコネクター用バンプ25またはコネクター用ピンを複数の列状態で配置していることにより、小面積の領域のコネクター部に多数のコネクターを配置することができるので、多数の端子数を備えている半導体チップからなる製品のスクリーニング試験を行うことができる。 【0048】(実施の形態6)図7は、本発明の実施の形態6であるベアチップバーンインキャリヤの一部を示す平面図である。 【0049】図7に示すように、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1は、基板2の上に、耐熱性のバーコード記入用体26が貼り付けられており、バーコード記入用体26にベアチップバーンインキャリヤ1の来歴などが表示されているバーコード27を記入できるようになっている。 【0050】本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1によれば、基板2の上に、耐熱性のバーコード記入用体26が貼り付けられており、バーコード記入用体26にベアチップバーンインキャリヤ1の来歴などが表示されているバーコードを記入できるようになっていることにより、バーコード記入用体26に種々の情報に対応するバーコード27を記入できるので、ベアチップバーンインキャリヤ1の来歴などをバーコード27で管理できることによって、ベアチップバーンインキャリヤ1の管理を容易に行うことができる。 【0051】(実施の形態7)図8は、本発明の実施の形態7であるベアチップバーンインキャリヤの一部を示す平面図である。 【0052】図8に示すように、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1は、基板2の上に、バーコード記入の領域28があり、バーコード記入の領域28にベアチップバーンインキャリヤ1の来歴などが表示されているバーコード27を記入できるようになっている。 【0053】本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤ1によれば、基板2の上に、バーコード記入の領域28があり、バーコード記入の領域28にベアチップバーンインキャリヤ1の来歴などが表示されているバーコード27を記入できるようになっていることにより、バーコード記入の領域28に種々の情報に対応するバーコード27を記入できるので、ベアチップバーンインキャリヤ1の来歴などをバーコード27で管理できることによって、ベアチップバーンインキャリヤ1の管理を容易に行うことができる。 【0054】本発明のベアチップのバーンイン方法は、前述した実施の形態1〜実施の形態7のいずれかのベアチップバーンインキャリヤ1を用いて、ベアチップの試験を行うものである。 【0055】本発明のベアチップのバーンイン方法によれば、前述した実施の形態1〜実施の形態7のいずれかのベアチップバーンインキャリヤ1を用いていることにより、種々の態様のベアチップの試験を低コストで行うことができる。 【0056】また、本発明のベアチップのバーンイン方法によれば、種々の態様の半導体チップからなるベアチップの試験を行うことができる。複数のチップを一括でモールドし、一つの製品としている積層メモリーは、チップの一つ一つの歩留りが積層数乗で効いてくるため、高歩留りのチップを用いない限り積層メモリーの歩留りを向上させることができない。しかしながら、本発明のベアチップバーンインキャリヤ1を用いることにより、低価格のベアチップバーンインキャリヤ1を用いることになるので、チップの歩留りを低いコストで向上することができる。その結果、高歩留りの積層メモリーを低コストで製造することができる。 【0057】さらに、本発明のベアチップのバーンイン方法によれば、従来において困難であったベアチップ段階での歩留りや信頼度の保証ができる。その結果、ベアチップでの実装が可能となり、実装密度の向上ができる。また、高速動作のベアチップのバーンイン方法ができることにより、LSIなどの半導体装置の高速動作化ができる。 【0058】以上、本発明者によってなされた発明を発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。 【0059】例えば、本発明のベアチップバーンインキャリヤにセットするベアチップとして、LSIチップなどの種々の態様の半導体チップが適用できる。 【0060】また、本発明のベアチップバーンインキャリヤにセットするベアチップとしての半導体チップからなる半導体装置として、その半導体チップに形成されている半導体素子として、MOSFET、CMOSFETまたはバイポーラトランジスタあるいはそれらを組み合わせた半導体素子とすることができ、MOS型、CMOS型、BiMOS型またはBiCMOS型の半導体集積回路装置に適用できる。 【0061】 【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。 【0062】(1).本発明のベアチップバーンインキャリヤによれば、複数の伝送線路が配置されている領域の下の基板の内部にグランド線が配置されていることにより、基板の上の伝送線路をマイクロストリップライン化し、測定系とのインピーダンスをマッチングさせることができる。また、複数のコネクターが配置されている領域のコネクターと伝送線路とのインピーダンス整合をとることができる。 【0063】その結果、本発明のベアチップバーンインキャリヤによれば、各々の伝送線路の信号が隣接する伝送線路に影響するのを防止できる。また、基板と測定系とのインピーダンス整合がとれることにより、信号の変更現象を阻止できる。 【0064】したがって、本実施の形態のベアチップバーンインキャリヤによれば、高速動作を行うLSIチップなどの半導体チップからなるベアチップのバーンイン方法ができることにより、高速動作を行う半導体チップからなる製品のスクリーニング試験を行うことができる。 【0065】(2).本発明のベアチップバーンインキャリヤによれば、ベアチップと基板を電気的に接続しているボンディングエリアは、金属性の蓋やシール体によって外部から隔離されていることにより、基板の表面には伝送線路の配線層としての段差が存在するため、従来のベアチップバーンインキャリアと同様に基板とシール体の間に隙間ができてしまうという問題点が発生する状態であることにより、複数の伝送線路をクランク状に配置した配線層としており、ぎざぎざに曲がった状態として配置した配線層としているので、各々の伝送線路の間の空隙部をぎざぎざに曲がった状態とすることができる。 【0066】その結果、本発明のベアチップバーンインキャリヤによれば、各々の伝送線路の間の空隙部をぎざぎざに曲がった状態とすることができることによって、外気や外部の異物が空隙部を通して流入しても深くまで流入することが防止できるので、ボンディングエリアに外気や外部の異物の進入を防ぐことができ、高性能でしかも高信頼度の試験を行うことができる。 【0067】(3).本発明のベアチップバーンインキャリヤによれば、電源用ボンディング端子が、多数の信号用ボンディング端子の間に配置されていると共に端部の信号用ボンディング端子の外側にも配置されていることにより、電源用ボンディング端子が種々の領域に配置されている態様となっているので、電源用パッドの配置が異なっているチップに対しても、その電源用パッドと電源用ボンディング端子とをボンディングワイヤである金線(金属細線)によって電気的に接続することができる。 【0068】本発明のベアチップバーンインキャリヤによれば、長距離の長辺を備えている長方形状の配線層状態のボンディング端子とされており、2本以上の電源用ボンディング端子と電気的に接続されている態様の電源用バスバーを備えていることにより、チップの電源用パッドと電源用ボンディング端子とをボンディングワイヤである金線(金属細線)によって電気的に接続する際に、ボンディングオプションによって打ち分けられない場合においても、電源用バスバーにボンディングワイヤである金線(金属細線)を打つことができるので、電源用パッドの配置が種々の態様となっているチップに対しても、その電源用パッドと電源用バスバーとをボンディングワイヤである金線(金属細線)によって電気的に接続することができる。 【0069】したがって、本発明のベアチップバーンインキャリヤによれば、多品種の半導体チップからなる製品のスクリーニング試験を行うことができる。 【0070】(4).本発明のベアチップのバーンイン方法によれば、本発明のベアチップバーンインキャリヤを用いていることにより、種々の態様のベアチップの試験を低コストで行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005108 【氏名又は名称】株式会社日立製作所 【識別番号】000233169 【氏名又は名称】株式会社日立超エル・エス・アイ・システムズ
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)12月24日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】筒井 大和
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| 【公開番号】 |
特開平11−183560 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)7月9日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−354498 |
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