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【発明の名称】 電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法
【発明者】 【氏名】大内 啓一

【氏名】奥山 健

【氏名】山口 正幸

【氏名】遠藤 桓

【要約】 【課題】簡素で安価なシステムを実現でき、絶縁破壊区域の標定精度の高い電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法を提供する。

【解決手段】×印で絶縁破壊が生じると、その絶縁破壊位置に近いケーブル線路1U、1V、1Wのシース回路のクロスボンド線4UWあるいはシースアレスタ31に急峻なサージ性電流が流れる。このサージ性電流を高周波電流変成器30で検出し、B.P.F32を介して急峻なサージ性エネルギーの特定の周波数成分により磁鋼片33を着磁させる。この着磁の強さは、サージ性エネルギー検出点から絶縁破壊位置までの距離に依存した大きさになる。従って、磁鋼片33をセットした現地において、例えば、ホール効果素子等を用いて着磁の強さあるいは必要に応じて着磁の極性を測定すれば、絶縁破壊区域を求めることができる。その後、着磁した磁鋼片33を消磁用コイルによって消磁する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】各相のケーブル線路が複数の絶縁接続部によって接続され、各相間の前記絶縁接続部のシースをクロスボンド線によって接続した長距離電力ケーブル線路において、絶縁破壊時に発生したサージ性エネルギーによって前記クロスボンド線に生じるサージ性電圧あるいはサージ性電流から所定の周波数成分を抽出し、抽出された前記所定の周波数成分によって着磁片を着磁させ、前記着磁片から着磁の極性、大きさ等の着磁状態を読み出し、読み出された前記着磁状態に基づいて絶縁破壊区域を標定することを特徴とする電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法。
【請求項2】複数の絶縁接続部によって接続され、前記絶縁接続部の絶縁筒の両側のシース間をアレスタ等の保護機器を介して短絡線で短絡した長距離電力ケーブル線路において、絶縁破壊時に発生したサージ性エネルギーによって前記短絡線に生じるサージ性電圧あるいはサージ性電流から所定の周波数成分を抽出し、抽出された前記所定の周波数成分によって着磁片を着磁させ、前記着磁片から着磁の極性、大きさ等の着磁状態を読み出し、読み出された前記着磁状態に基づいて絶縁破壊区域を標定することを特徴とする電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法。
【請求項3】絶縁筒によって縁切りされたシースを備えた終端接続部を有し、前記絶縁筒の両側のシース間をアレスタ等の保護機器を介して短絡線で短絡した長距離電力ケーブル線路において、絶縁破壊時に発生したサージ性エネルギーによって前記短絡線に生じるサージ性電圧あるいはサージ性電流から所定の周波数成分を抽出し、抽出された前記所定の周波数成分によって着磁片を着磁させ、前記着磁片から着磁の極性、大きさ等の着磁状態を読み出し、読み出された前記着磁状態に基づいて絶縁破壊区域を標定することを特徴とする電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法。
【請求項4】絶縁筒によって縁切りされたシースを備えた終端接続部を有した長距離電力ケーブル線路において、前記絶縁筒の両側のシースに検出電極を設け、絶縁破壊時に発生したサージ性エネルギーによって前記検出電極に生じるサージ性電圧あるいはサージ性電流から所定の周波数成分を抽出し、抽出された前記所定の周波数成分によって着磁片を着磁させ、前記着磁片から着磁の極性、大きさ等の着磁状態を読み出し、読み出された前記着磁状態に基づいて絶縁破壊区域を標定することを特徴とする電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法。
【請求項5】外部シースを接地線によって接地した終端接続部を有した長距離電力ケーブル線路において、 絶縁破壊時に発生したサージ性エネルギーによって前記接地線に生じるサージ性電圧あるいはサージ性電流から所定の周波数成分を抽出し、抽出された前記所定の周波数成分によって着磁片を着磁させ、前記着磁片から着磁の極性、大きさ等の着磁状態を読み出し、読み出された前記着磁状態に基づいて絶縁破壊区域を標定することを特徴とする電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法。
【請求項6】前記着磁状態の読み出しは、前記着磁片の磁界中にホール素子を配置し、前記ホール素子の出力電圧の極性を検出し、前記絶縁破壊区域の標定は、絶縁破壊時の課電圧の極性と前記ホール素子の出力電圧の極性に基づいて前記絶縁破壊区域が地中線路側か架空線路側かを標定する構成の請求項3、4または5項記載の電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法。
【請求項7】前記着磁状態の読み出しは、前記着磁状態を読み出した後、前記着磁片を消磁する構成の請求項1、2、3、4、5または6項記載の電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法に関し、特に、着磁片を用いて電力ケーブル線路の絶縁破壊区域を標定する電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電力ケーブル線路のある位置で絶縁破壊が生じた場合、変電所等では絶縁破壊した課電相の検出が可能であるが、どの位置で生じたかを調べるには、従来より次の絶縁破壊位置標定(FL:Fault Location)法により行っている。
(1)光磁界センサを用いる方法(2)光出力CTを用いる方法(3)着磁片を用いる方法【0003】上記(1)の光磁界センサを用いる方法は、ファラデー素子を用いた光磁界センサを絶縁接続部に配置し、光磁界センサによって地絡電流値/地絡点両端の電流位相差を検出する方法である。この方法は、判定ソフトが比較的容易であり、各相、回線毎の検知ができる等の利点がある。
【0004】上記(2)の光出力CTを用いる方法は、光磁界センサを鉄心コアの空隙部に配置して光出力CTを構成し、地絡零相電流値/地絡点両端の電流位相差を検出する方法である。この方法は、電源が不要であり、システムが比較的安価である等の利点がある。
【0005】上記(3)の着磁片を用いる方法は、絶縁接続部に着磁片を接続し、絶縁破壊によって生じたサージ性エネルギーで着磁片を着磁させ、この着磁の強さを自動的に読み出して電気信号に変換し、この電気信号をさらに電気/光変換して光ファイバを介して一つの親局に伝送する方法である。親局では、複数位置からの信号の強度を同時に比較し、その比較結果からケーブル線路の絶縁破壊区域を標定する。この方法は、親局において絶縁破壊区域を瞬時に標定することができる等の利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記(1)の光磁界センサを用いる方法によると、他相の磁界の影響を受けて誤動作する場合があり、光磁界センサや光ファイバの線心数が多数であるので、システムが複雑で高価となる等の欠点がある。また、上記(2)の光出力CTを用いる方法によると、判定ソフトが高度で、回線別判定が不可能であり、システムが複雑で高価となる等の欠点がある。さらに、上記(1)および(2)の方法は、ケーブル線路の正常運転においても、万一の絶縁破壊に備えて装置を動作状態にしておく必要があるという欠点がある。また、上記(3)の着磁片を用いる方法によると、各検出点からの信号を光ファイバで伝送するため、システムが複雑で高価となり、故障する可能性もある等の欠点がある。
【0007】従って、本発明の目的は、簡素で安価なシステムを実現でき、絶縁破壊区域の標定精度の高い電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するため、各相のケーブル線路が複数の絶縁接続部によって接続され、各相間の前記絶縁接続部のシースをクロスボンド線によって接続した長距離電力ケーブル線路において、絶縁破壊時に発生したサージ性エネルギーによって前記クロスボンド線に生じるサージ性電圧あるいはサージ性電流から所定の周波数成分を抽出し、抽出された前記所定の周波数成分によって着磁片を着磁させ、前記着磁片から着磁の極性、大きさ等の着磁状態を読み出し、読み出された前記着磁状態に基づいて絶縁破壊区域を標定することを特徴とする電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法を提供する。
【0009】また、本発明は、上記目的を達成するため、複数の絶縁接続部によって接続され、前記絶縁接続部の絶縁筒の両側のシース間をアレスタ等の保護機器を介して短絡線で短絡した長距離電力ケーブル線路において、絶縁破壊時に発生したサージ性エネルギーによって前記短絡線に生じるサージ性電圧あるいはサージ性電流から所定の周波数成分を抽出し、抽出された前記所定の周波数成分によって着磁片を着磁させ、前記着磁片から着磁の極性、大きさ等の着磁状態を読み出し、読み出された前記着磁状態に基づいて絶縁破壊区域を標定することを特徴とする電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法を提供する。
【0010】また、本発明は、上記目的を達成するため、絶縁筒によって縁切りされたシースを備えた終端接続部を有し、前記絶縁筒の両側のシース間をアレスタ等の保護機器を介して短絡線で短絡した長距離電力ケーブル線路において、絶縁破壊時に発生したサージ性エネルギーによって前記短絡線に生じるサージ性電圧あるいはサージ性電流から所定の周波数成分を抽出し、抽出された前記所定の周波数成分によって着磁片を着磁させ、前記着磁片から着磁の極性、大きさ等の着磁状態を読み出し、読み出された前記着磁状態に基づいて絶縁破壊区域を標定することを特徴とする電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法を提供する。
【0011】また、本発明は、上記目的を達成するため、絶縁筒によって縁切りされたシースを備えた終端接続部を有した長距離電力ケーブル線路において、前記絶縁筒の両側のシースに検出電極を設け、絶縁破壊時に発生したサージ性エネルギーによって前記検出電極に生じるサージ性電圧あるいはサージ性電流から所定の周波数成分を抽出し、抽出された前記所定の周波数成分によって着磁片を着磁させ、前記着磁片から着磁の極性、大きさ等の着磁状態を読み出し、読み出された前記着磁状態に基づいて絶縁破壊区域を標定することを特徴とする電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法を提供する。
【0012】また、本発明は、上記目的を達成するため、外部シースを接地線によって接地した終端接続部を有した長距離電力ケーブル線路において、絶縁破壊時に発生したサージ性エネルギーによって前記接地線に生じるサージ性電圧あるいはサージ性電流から所定の周波数成分を抽出し、抽出された前記所定の周波数成分によって着磁片を着磁させ、前記着磁片から着磁の極性、大きさ等の着磁状態を読み出し、読み出された前記着磁状態に基づいて絶縁破壊区域を標定することを特徴とする電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法を適用した絶縁破壊区域標定システムを示す。このシステムは、U相、V相、W相の3相のケーブル線路1U、1V、1Wからなる長距離電力ケーブル線路の絶縁破壊区域を標定するものであり、各ケーブル線路1U、1V、1Wの長手方向にそれぞれ設けられた複数の絶縁接続部(同図では長手方向に一つのみ示す。)2U、2V、2Wと、W相のケーブル1Wの絶縁接続部2Wに接続された絶縁破壊検出回路3とを有する。
【0014】絶縁接続部2U、2V、2Wは、絶縁筒2aの両側にシース端子2bを備え、各相間のシース端子2bは、クロスボンド線4UW、4UV、4VWによって接続されている。W相の絶縁接続部2Wは、シース端子2b間を短絡線2cによって短絡させている。
【0015】絶縁破壊検出回路3は、短絡線2cに結合された高周波電流変成器(以下「CT」という。)30と、短絡線2cに介装されたシースアレスタ31と、絶縁破壊時に発生したサージ性エネルギーによって短絡線2cに生じるサージ性電圧あるいはサージ性電流から所定の周波数成分を抽出するバンドパスフィルタ(B.P.F)32と、B.P.F32により抽出された所定の周波数成分によって着磁する磁鋼片33と、着磁した磁鋼片33を消磁する消磁用コイル(図示せず)を備える。ここで、「所定の周波数成分」は、部分放電パルス検出法の場合と同様に、サージ性エネルギーの減衰が絶縁破壊発生点からサージ性エネルギーの検出位置までの距離に依存することから、最長距離で生じたサージ性エネルギーで着磁でき、しかも検出点で生じたサージ性エネルギーでも着磁量が大き過ぎて飽和しない範囲になるように設定される。また、「部分放電検出法」とは、高感度検出技術(HTEX法)であって、部分放電検出信号中に誘導している外部ノイズの周波数スペクトルからS/N比の高い周波数を選択し測定する方法である。
【0016】次に、第1の実施の形態の動作を説明する図1のW相のケーブル1Wの×印で絶縁破壊が生じたとする。図1の×印で絶縁破壊が生じると、その絶縁破壊位置に近いケーブル線路1U、1V、1Wのシース回路のクロスボンド線4UWあるいはシースアレスタ31に急峻なサージ性電流が流れる。この高周波サージエネルギーによる電圧をCT30で検出し、B.P.F32を介して急峻なサージ性エネルギーの特定の周波数成分により磁鋼片33を着磁させる。この着磁の強さは、サージ性エネルギー検出点から絶縁破壊位置までの距離に依存した大きさになる。従って、磁鋼片33をセットした現地において、例えば、ホール効果素子等を用いて着磁の強さあるいは必要に応じて着磁の極性を測定すれば、絶縁破壊区域を求めることができる。その後、着磁した磁鋼片33を消磁用コイルによって消磁する。
【0017】上記第1の実施の形態によれば、万一の絶縁破壊による破壊区域標定法として受動素子のみで構成し、しかもシステムが単純で絶縁破壊に近い区域のみにおいて絶縁破壊状態を示す磁鋼片33への着磁を行っているので、その磁鋼片33の着磁の強さを調べるだけで、簡便、確実に破壊区域を特定できる。また、このシステムは、受動素子のみでその大サージエネルギーを直接記録するため、基本的にサージの影響を受け難く、構成が簡素で、信号を伝送しないので、コスト低減が図れる。
【0018】図2は、本発明の第2の実施の形態に係る電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法を適用した絶縁破壊区域標定システムを示す。このシステムは、主幹ケーブル1Aの終端接続部2′からのサージ性エネルギーによって絶縁破壊区域を標定するものであり、絶縁筒2aの両側のシース端子2b間を短絡線2cで短絡し、短絡線2cにシースアレスタ31およびCT30を介装するとともに、シース端子2bから導出した接地線2dにCT30を介装し、各CT30および絶縁筒2aの両側の金属箔電極2eにそれぞれB.P.F32および磁鋼片33を接続している。なお、同図において、5はケース、6はEPGエポキシ碍管、7はエポキシベルマウス、8は補強絶縁層、9は絶縁テープ、10は引き出し導体、11は絶縁体、12は絶縁補強体、13はシールド層である。
【0019】この第2の実施の形態によれば、絶縁破壊によって終端接続部2′から生じるサージ性エネルギーによってサージ性電流が接地線2dあるいはシースアレスタ31を流れ、これをCT30あるいは金属箔電極2eにより検出し、磁鋼片33を着磁させることができるので、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0020】図3は、上述した終端接続部2′に係る第2の実施の形態において、絶縁破壊が地中ケーブル20および架空ケーブル21のいずれの側に発生したかを標定するための絶縁破壊区域標定方法を示したものである。図3において、ケーブル導体20a、ケーブル絶縁体20bおよびケーブルシース20cによって構成される地中ケーブル20は、図2の主幹ケーブル1Aに相当し、一方、架空ケーブル21は、図2の引き出し導体10に接続されている。
【0021】絶縁筒2aによって縁切りされた左右のシース20c間を接続した短絡線2cには、CT30とシースアレスタ31とが組み込まれている。CT30には、絶縁破壊時のサージ性エネルギーによって発生するサージ性電圧あるいはサージ性電流から所定の周波数成分を抽出するためのB.P.F32が接続されており、このB.P.F32から伸びる着磁用コイル34には、磁鋼片33がセットされている。22は磁鋼片33の着磁極性を読み出すために設けられたホール素子、VH はその出力電圧を示す。
【0022】以上の構成において、仮りに、地中ケーブル20側のいずれかの箇所で絶縁破壊Aが発生したとすると、ケーブルシース20cには、ケーブル導体20a、絶縁体20bおよびケーブルシース20cによって形成される静電容量C1 ,C2に基づいたサージ性電流Bが矢印で示すように流れる。そして、このサージ性電流は、シースアレスタ31を流れ、CT30によって検出され、B.P.F32によって所定の周波数成分を抽出される。着磁用コイル34は、この抽出された成分に基づいて磁鋼片33を着磁させ、その着磁の極性がホール素子22によって検出される。
【0023】このとき、ホール素子22は、もし、絶縁破壊時におけるケーブル導体20aへの課電圧が正極であれば、正極の着磁極性を検出することになり、これに応じた出力電圧VH を出力する。これら絶縁破壊時におけるケーブル導体20aへの課電圧極性と、磁鋼片33の着磁極性、および絶縁破壊方向の間には明確な相関関係があり、その関係は表1のようにまとめることができる。
【0024】
【表1】

【0025】図3の実施の形態は、このように、絶縁破壊時のケーブル導体20aへの課電圧極性と、磁鋼片33における着磁の極性とに基づいて、地中ケーブル20および架空ケーブル21のいずれの側に絶縁破壊が発生したかを捉えることができるものであり、従って、電力ケーブル線路の絶縁破壊区域を標定するうえにおいて実際的であり、有用である。
【0026】本発明は、上記実施の形態に限定されず、種々な実施の形態が可能である。例えば、第1の実施の形態のシステムと第2の実施の形態のシステムとを組み合わせて、電力ケーブル線路を構成するケーブル線路1U、1V、1Wの終端接続部に図2に示す構成を付加してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、絶縁破壊時に発生したサージ性エネルギーによってクロスボンド線、接地線あるいは高周波電流変成器に生じるサージ性電圧あるいはサージ性電流から所定の周波数成分を抽出し、その周波数成分によって着磁片を着磁させ、その着磁状態に基づいて絶縁破壊区域を標定するので、簡素で安価なシステムを実現でき、絶縁破壊区域の標定精度の高い電力ケーブル線路の絶縁破壊区域標定方法を提供することができる。
【出願人】 【識別番号】000005120
【氏名又は名称】日立電線株式会社
【出願日】 平成10年(1998)4月23日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】平田 忠雄
【公開番号】 特開平11−183555
【公開日】 平成11年(1999)7月9日
【出願番号】 特願平10−113563