| 【発明の名称】 |
4ポートテストセット |
| 【発明者】 |
【氏名】藤崎 裕規
【氏名】安彦 典秀
【氏名】斉藤 千恵蔵
【氏名】生方 敬一
【氏名】木村 直也
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、ネットワークアナライザで4ポートデバイスのSパラメータ測定をする場合に、ケーブル接続変更することなく測定できる4ポートテストセットを提供する。
【解決手段】被測定デバイスのSパラメータが測定ができる2ポートのネットワークアナライザと、該2ポートの一方のポートの信号を、2つのポートに切り換えて選択接続できる第1のスイッチと、該2ポートの他方のポートの信号を、2つのポートに切り換えて選択接続できる第2のスイッチと、前記ネットワークアナライザの制御信号を受けて、前記第1のスイッチと、第2のスイッチとを切り換え制御する制御部とを具備して4ポートデバイスを測定する解決手段。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被測定デバイスのSパラメータ測定ができる2ポートのネットワークアナライザと、該2ポートの一方のポートの信号を、2つのポートに切り換えて選択接続できる第1のスイッチと、該2ポートの他方のポートの信号を、2つのポートに切り換えて選択接続できる第2のスイッチと、前記ネットワークアナライザの制御信号を受けて、前記第1のスイッチと、第2のスイッチとを切り換え制御する制御部と、を具備して4ポートデバイスを測定できる4ポートテストセット。 【請求項2】 ネットワークアナライザは、測定結果を4画面表示として8種類のSパラメータが同時表示できる請求項1記載の4ポートテストセット。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークアナライザを用いて4ポートデバイスを測定できる4ポートテストセットに関する。 【0002】 【従来の技術】従来技術の例について、図6〜図11を参照して説明する。最初に、2ポートのネットワークアナライザについて概要を説明する。図7に示すように、2ポートのネットワークアナライザ10は、測定部11と、方向性結合器D1、D2、D3と、スイッチSW4とで構成している。 【0003】測定部11は、信号出力Pと、基準信号入力チャンネルRと、2つの入力チャンネルAとBとがある。 【0004】方向性結合器D1は、信号出力pを分配して基準信号入力をチャンネルRへ与えている。また、方向性結合器D2は、ポートP1に接続された被測定デバイスからの反射信号・伝送信号をチャンネルAに与えている。そして、方向性結合器D3は、ポートP2に接続された被測定デバイスからの反射信号・伝送信号をチャンネルBに与えている。そして、2ポートデバイス40のSパラメータを測定している。 【0005】ここで、ポートP1側にケーブル接続された被測定デバイスのポートを1とし、ポートP2側にケーブル接続された被測定デバイスのポートを2とする。また、SパラメータのSijは、i は被測定デバイスから信号の出てくるポート番号を表し、j は被測定デバイスに信号の入っていくポート番号を表している。 【0006】例えば、スイッチSW4をa側にしたとき、2ポートデバイス40のSパラメータ測定は下記のようになる。 S11=チャンネルAへの信号/チャンネルRへの信号 S21=チャンネルBへの信号/チャンネルRへの信号 【0007】また、スイッチSW4をb側にしたとき、2ポートデバイス40のSパラメータ測定は下記のようになる。 S12=チャンネルAへの信号/チャンネルRへの信号 S22=チャンネルBへの信号/チャンネルRへの信号 よって、2ポートデバイス40のSパラメータは、ケーブル接続を変更しないでも測定できる。 【0008】次に、4ポートデバイスを測定する場合について説明する。例えば、図6に示す4ポートデバイス30の一例は、スイッチSW5と、送信信号用のバンドパスフィルタ31と、受信信号用のバンドパスフィルタ32とで構成されている。 【0009】そして、端子Txは送信周波数f1の送信アンプに接続され、端子Rxは受信周波数f2の受信アンプに接続されて、アンテナA1またはアンテナA2が切り換えスイッチSW3で選択して接続される。一般に、送信周波数f1と受信周波数f2とは異なる周波数を設定している。 【0010】この4ポートデバイス30を測定する場合は、図8〜図9に示すようにスイッチスイッチSW3は切り換えられる。図8は、A1−Tx間の、図9は、A1−Rx間の、図10は、A2−Tx間の、図11は、A1−Rx間の測定をするケーブル接続図である。 【0011】そして、A1−Tx間、A1−Rx間はスイッチSW3をa側にして、A2−Tx間、A1−Rx間はスイッチSW3をb側にして、SパラメータS11、S12、S21、S22をそれぞれ測定する。従って、4ポートデバイスを測定する場合、ケーブル接続を4回変更する必要がある。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】上記説明のように、従来の2ポートのネットワークアナライザで4ポートデバイスのSパラメータを測定する場合、ケーブル接続を4回変更する必要があり、そのため測定のスループットが向上できない実用上の不便があった。そこで、本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、その目的は、ネットワークアナライザで4ポートデバイスのSパラメータ測定をする場合に、ケーブル接続の変更なしに測定できる4ポートテストセットを提供することにある。 【0013】 【課題を解決するための手段】即ち、上記目的を達成するためになされた本発明の第1は、被測定デバイスのSパラメータ測定ができる2ポートのネットワークアナライザと、該2ポートの一方のポートの信号を、2つのポートに切り換えて選択接続できる第1のスイッチと、該2ポートの他方のポートの信号を、2つのポートに切り換えて選択接続できる第2のスイッチと、前記ネットワークアナライザの制御信号を受けて、前記第1のスイッチと、第2のスイッチとを切り換え制御する制御部と、を具備して4ポートデバイスを測定できる4ポートテストセットを要旨としている。 【0014】また、上記目的を達成するためになされた本発明の第2は、ネットワークアナライザは、測定結果を4画面表示として8種類のSパラメータが同時表示できる本発明第1記載の4ポートテストセットを要旨としている。 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、下記の実施例において説明する。 【0015】 【実施例】本発明の実施例について、図1〜図6を参照して説明する。4ポートデバイス30を測定する本発明は、図1に示すように、従来のネットワークアナライザ10に、4ポートテストセット20を追加した構成となっている。 【0016】ネットワークアナライザ10と、4ポートデバイス30との構成については、従来技術において説明したので省略する。 【0017】4ポートテストセット20は、スイッチSW1、SW2と、制御部21とで構成している。スイッチSW1、SW2は、例えば半導体スイッチを使用する。制御部21は、ネットワークアナライザ10からの制御信号を受けてスイッチSW1、SW2をそれぞれ切り換える制御をする。 【0018】ネットワークアナライザ10のポートP1からの信号は、スイッチSW1でポートP4またはP5に切り換えられ、またポートP2からの信号は、スイッチSW2でポートP3またはP6に切り換えられる。 【0019】そして、例えば図1に示すように、4ポートテストセットの各ポートP3、P4、P5、P6と、4ポートデバイスの測定端子Rx、A1、A2、Tx間をそれぞれ全てケーブル接続する。なお、図1〜図4において点線でしめすケーブルは実際の測定に関係しないが、接続したままの状態でも測定に影響しない。 【0020】図1に示すように、4ポートテストセットのスイッチSW1はa側、SW2はb側にし、4ポートデバイス30のSW5をa側としてA1−Tx間のSパラメータ測定をおこなう。 【0021】図2に示すように、4ポートテストセットのスイッチSW1はa側、SW2はa側にし、4ポートデバイス30のSW5をa側としてA1−Rx間のSパラメータ測定をおこなう。 【0022】図3に示すように、4ポートテストセットのスイッチSW1はb側、SW2はb側にし、4ポートデバイス30のSW5をb側としてA2−Tx間のSパラメータ測定をおこなう。 【0023】図4に示すように、4ポートテストセットのスイッチSW1はb側、SW2はa側にし、4ポートデバイス30のSW5をb側としてA2−Rx間のSパラメータ測定をおこなう。 【0024】以上のように、4ポートデバイス30のSパラメータが測定途中でケーブル接続を変えることなくできるので測定のスループットを向上させることができる。 【0025】また、図5に示すように、ネットワークアナライザ10は、測定結果を4画面表示として8種類のSパラメータを同時表示させる。 【0026】例えば、4ポートデバイス30の測定結果のデータは、A1−TxのS11とS21、A1−TxのS22とS12、A2−RxのS11とS21、A2−RxのS22とS12を表示させる。 【0027】4ポートデバイス30において、各Sパラメータの特性は独立して変化しないで相互に関連しあっている。つまり、4ポートデバイス30のどれかの特性をよくすると他方の特性が劣化することがある。よって、8種類のSパラメータを4画面で同時に表示することで相互の特性比較が容易になり、4ポートデバイスの試験が有効におこなえる。 【0028】 【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。即ち、4ポートデバイスのSパラメータの測定が、ケーブル接続を測定途中で変えることなくできるので測定のスループットを向上させることができる。また、8種類のSパラメータを4画面で同時に表示することで相互の特性比較が容易になり、4ポートデバイスの試験が有効におこなえる効果もある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390005175 【氏名又は名称】株式会社アドバンテスト
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)12月24日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−183535 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)7月9日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−355175 |
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