| 【発明の名称】 |
遠隔ディスプレイ付きオシロスコープ |
| 【発明者】 |
【氏名】大和田 竜蔵
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| 【要約】 |
【課題】ディスプレイの表示の確認及びスイッチ等の操作を、オシロスコープ本体の配置や姿勢に関係なく、操作者の手元で行いうる視認性及び操作性のよいオシロスコープを提供する。
【解決手段】外部に引き出され被測定点に接触してその測定情報を入力するプローブ2と、プローブにより入力した被測定点の測定結果を表示するディスプレイ7と、表示条件の設定等に用いられる操作部18とからなるオシロスコープ1において、接続ケーブル9によりオシロスコープの外部に接続されオシロスコープのディスプレイと同一内容を表示する遠隔ディスプレイ8を備え、被測定点の測定結果を遠隔場所で容易迅速に確認することができるようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】外部に引き出され被測定点に接触してその測定情報を入力するプローブと、前記プローブにより入力した被測定点の測定結果を表示するディスプレイと、表示条件の設定等に用いられる操作部とからなるオシロスコープにおいて、接続ケーブルにより前記オシロスコープの外部に接続され前記オシロスコープのディスプレイと同一内容を表示する遠隔ディスプレイを備え、被測定点の測定結果を遠隔場所で確認するようにしたことを特徴とするオシロスコープ。 【請求項2】接続ケーブルにより前記オシロスコープの外部に接続され前記オシロスコープの操作部と同一機能を有する遠隔操作部を備え、表示条件の設定等遠隔操作部の操作を遠隔場所で行うようにしたことを特徴とする請求項1記載のオシロスコープ。 【請求項3】前記遠隔操作部を前記遠隔ディスプレイの一部に備えたことを特徴とする請求項2記載のオシロスコープ。 【請求項4】前記遠隔ディスプレイを前記プローブの一部に連結したことを特徴とする請求項1、2または3記載のオシロスコープ。 【請求項5】前記プローブの前記遠隔ディスプレイとの連結部に角度自在継手を備え、前記遠隔ディスプレイの観察角度を変更自在にしたことを特徴とする請求項4記載のオシロスコープ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器の回路測定等に用いられるオシロスコープに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、電子機器の回路測定等に使用される一般のオシロスコープは、図4に示すように構成されているのが普通である。図4は従来の電子機器等の回路測定等に使用されるオシロスコープの正面図である。図4において、15はプローブ16により接触した電気機器(テレビ等の民生用電気機器、コンピュータ及び業務用電気機器等全ての電気機器を含む)の被測定点の電位等の変化を処理してそれをディスプレイ17に表示するオシロスコープ、16は先端を電気機器の被測定点に接触させ被測定点の電位等測定情報をオシロスコープ15に伝送する測定用棒状のプローブ、17は被測定点の測定結果を表示してその動作状況を確認するディスプレイ、18は測定時における数値の設定及び変更等の表示条件の設定を行うスイッチである。 【0003】次に、図4を参照して、上記従来のオシロスコープの動作について説明する。まず、オシロスコープ15を見やすく操作し易い場所に配置し設定してから、オシロスコープ15の電源をオンしてディスプレイ17を明るくし、オシロスコープ15のスイッチ18を操作して測定時における数値の設定や変更等の表示条件の設定を行う。そして、プローブ16の先端を測定する電気機器の被測定点に接触させて、ディスプレイ17の表示により被測定点の測定を開始する。この場合、測定者は電気機器の被測定点を一番見やすく且つプローブ16を接触させ易い場所にいるので、そこからオシロスコープ15のスイッチ18を操作し易く且つディスプレイ17が見やすい場所にオシロスコープ15を配置しなければならない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来のオシロスコープにおいては、プローブ以外の構成部材、特に被測定点の動作状況を確認するためのディスプレイや測定時における表示条件の設定を行うスイッチはオシロスコープ本体に集積されているため、表示による被測定点の動作状況の確認や数値の設定はオシロスコープ本体で行わなければならず、実験または測定環境におけるオシロスコープの視認性や操作性は、オシロスコープ本体の配置場所及びその姿勢に大きく依存するため、オシロスコープを使用する度にその配置等を考慮しなければならず、非常に煩雑であるという問題があった。 【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、ディスプレイの表示の確認及びスイッチ等の操作を、オシロスコープ本体の配置や姿勢に依存することなく、操作者の手元で行うことができる視認性及び操作性のよいオシロスコープを提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明によるオシロスコープは、オシロスコープ本体のディスプレイの他にそのディスプレイの表示と同一内容を表示する遠隔ディスプレイを接続ケーブルを通してオシロスコープの外部に設け、オシロスコープから離れた遠隔場所でオシロスコープのディスプレイの表示内容と同一内容を確認するようにしたものである。 【0007】本発明は、オシロスコープの外部にオシロスコープのディスプレイと同一内容を表示する遠隔ディスプレイを設けるようにしたことにより、オシロスコープ本体の配置または姿勢等に関係なく、またオシロスコープ本体を見る必要もなく、片手でプローブを被測定点に当てながら、眼だけをオシロスコープの外部の手元に置かれた遠隔ディスプレイに移動して測定結果を確認することができるため、被測定点の測定結果の表示を容易迅速に確認することができる遠隔ディスプレイ付のオシロスコープを得ることができる。 【0008】請求項2に記載の発明によるオシロスコープは、測定時における数値の設定や変更等の表示条件の設定等に用いられるオシロスコープ本体の操作部(スイッチ)を遠隔操作部(リモコンスイッチ)としてオシロスコープの外部に接続し、オシロスコープから離れた場所で遠隔ディスプレイを観察しながら、表示条件の設定等の操作を遠隔場所で行うようにしたものである。 【0009】本発明は、表示条件の設定等に用いられる遠隔操作部(リモコンスイッチ)をオシロスコープの外部に接続するようにしたことにより、オシロスコープから離れた場所で遠隔ディスプレイを観察しながら、表示条件の設定等の操作を遠隔場所で容易迅速にリアルタイムで行うことができる遠隔ディスプレイ付のオシロスコープを得ることができる。 【0010】請求項3に記載の発明によるオシロスコープは、遠隔操作部(リモコンスイッチ)を遠隔ディスプレイの一部に設け、遠隔ディスプレイの表示を見ながら遠隔操作部を操作しうるようにしたものである。 【0011】本発明は、遠隔操作部を遠隔ディスプレイの一部に設け、遠隔ディスプレイの表示を見ながら遠隔操作部を手元で操作しうるようにしたことにより、更に測定時における表示や操作部の視認性及び操作性を向上することができる遠隔ディスプレイ付のオシロスコープを得ることができる。 【0012】請求項4に記載の発明によるオシロスコープは、遠隔ディスプレイを被測定点に接触するプローブの一部に連結し、被測定点と遠隔ディスプレイの表示とを同時に確認するようにしたものである。 【0013】本発明は、遠隔ディスプレイを被測定点に接触するプローブの一部に連結してプローブと遠隔ディスプレイとを一体にし、プローブの先端と遠隔ディスプレイの表示とを同時に見ながら操作しうるようにしたことにより、遠隔ディスプレイの表示の確認を被測定点の近くで容易迅速に行うことができ更に測定時における表示の視認性及び操作性を向上することができる遠隔ディスプレイ付のオシロスコープを得ることができる。 【0014】請求項5に記載の発明によるオシロスコープは、遠隔ディスプレイとプローブとの連結に角度自在継手を設け、遠隔ディスプレイの観察角度を自由に変更しうるようにしたものである。 【0015】本発明は、遠隔ディスプレイとプローブとの連結に角度自在継手を使用して、遠隔ディスプレイの向きを自由に変更しうるようにしたことにより、測定環境の照度等を考慮して遠隔ディスプレイを常にその視認性及び操作性が最適な位置に設定することができる遠隔ディスプレイ付のオシロスコープを得ることができる。 【0016】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明にかかるオシロスコープは、外部に引き出され被測定点に接触してその測定情報を入力するプローブと、前記プローブにより入力した被測定点の測定結果を表示するディスプレイと、表示条件の設定等に用いられる操作部とからなるオシロスコープにおいて、接続ケーブルにより前記オシロスコープの外部に接続され前記オシロスコープのディスプレイと同一内容を表示する遠隔ディスプレイを備え、被測定点の測定結果を遠隔場所で確認するようにしたものであり、片手でプローブを被測定点に当てながら、眼だけをオシロスコープ外部の手元に置かれた遠隔ディスプレイに移動して測定結果を確認することにより、被測定点の測定結果の表示を容易迅速に確認することができるという作用を有する。 【0017】本発明の請求項2に記載の発明にかかるオシロスコープは、接続ケーブルにより前記オシロスコープの外部に接続され前記オシロスコープの操作部と同一機能を有する遠隔操作部を備え、表示条件の設定等遠隔操作部の操作を遠隔場所で行うようにしたものであり、オシロスコープから離れた場所で遠隔ディスプレイを観察しながら、表示条件の設定等の操作を遠隔場所で容易迅速にリアルタイムで行うことができるという作用を有する。 【0018】本発明の請求項3に記載の発明にかかるオシロスコープは、前記遠隔操作部を前記遠隔ディスプレイの一部に備えるようにしたものであり、更に測定時における表示の視認性や操作性を向上することができるという作用を有する。 【0019】本発明の請求項4に記載の発明にかかるオシロスコープは、前記遠隔ディスプレイを前記プローブの一部に連結するようにしたものであり、遠隔ディスプレイの表示の確認を被測定点の近くで容易迅速に行うことができ更に測定時における表示の視認性及び操作性を向上することができるという作用を有する。 【0020】本発明の請求項5に記載の発明にかかるオシロスコープは、前記プローブの前記遠隔ディスプレイとの連結部に角度自在継手を備え、前記遠隔ディスプレイの観察角度を変更自在にするようにしたものであり、測定環境の照度等を考慮して遠隔ディスプレイを常にその視認性及び操作性が最適な位置に設定することができるという作用を有する。 【0021】以下、添付図面、図1乃至図3に基づき、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態における遠隔ディスプレイ付きオシロスコープの正面図、図2は本発明の第2の実施の形態における遠隔ディスプレイ付きオシロスコープの正面図、図3は本発明の第3の実施の形態における遠隔ディスプレイ付きオシロスコープの正面図である。 【0022】(第1の実施の形態)まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態における遠隔ディスプレイ付きオシロスコープの構成を説明する。図1において、1はプローブ2により測定された電気機器または電子機器等(テレビ等の民生用電気機器、コンピュータ及び業務用電気機器等全ての電気機器を含む)の被測定点の電位等の変化を処理してそれをディスプレイ7及び接続コネクタ4を通して遠隔ディスプレイ8に表示するオシロスコープである。 【0023】また、2は先端を電気機器の被測定点に接触させ被測定点の電位等測定情報をオシロスコープ1に伝送する測定用棒状のプローブ、8はオシロスコープ1の外部に設けられオシロスコープ1のディスプレイ7と同一内容を表示して被測定点の測定結果を確認する遠隔ディスプレイ、4は遠隔ディスプレイ8への出力信号用の接続ケーブル9を接続する接続コネクタである。尚、遠隔ディスプレイ8は、本実施の形態では、薄型の液晶ディスプレイを採用しているが、他の如何なる型のディスプレイでもよい。 【0024】また、7はオシロスコープ1側に設けられ遠隔ディスプレイ8の表示内容と同一内容を表示して被測定点の測定結果を確認するディスプレイ、9はオシロスコープ1から遠隔ディスプレイ8に対する出力信号用の接続ケーブル、18は測定時における数値の設定及び変更等の表示条件の設定等に用いられる操作部としてのスイッチである。 【0025】次に、図1を参照して、本実施の形態における遠隔ディスプレイ付きオシロスコープの動作を説明する。まず、オシロスコープ1を任意な場所(床上、机上等どこでもよい)且つ任意な姿勢(横置き、縦置き、平面置き等どのような姿勢でもよい)に配置してから、オシロスコープ1の電源をオンしてディスプレイ7及び遠隔ディスプレイ8を明るくし、オシロスコープ1のスイッチ18を操作して測定時における数値の設定や変更等の表示条件の設定を行う。 【0026】そして、プローブ2の先端を測定する電気機器の被測定点に接触させて、ディスプレイ7の表示により被測定点の測定を開始する。この場合、測定者は電気機器の被測定点を一番見やすく且つプローブ2を接触させ易い場所にいるが、それと同時に遠隔ディスプレイ8を一番見やすい場所(眼だけを被測定点から遠隔ディスプレイ8に移動して見れるような場所)に配置して測定すればよい。 【0027】以上説明したように、図1に示す本発明の第1の実施の形態では、ディスプレイ7の表示内容と同一内容を表示する遠隔ディスプレイ8をオシロスコープ1から離れた遠隔場所に設け、オシロスコープ1には接続ケーブル9接続用の接続コネクタ4を設け、そこから接続ケーブル9を介して遠隔ディスプレイ8をオシロスコープ1に接続し、オシロスコープ1のディスプレイ7の表示内容と同一内容を遠隔ディスプレイ8に表示して、オシロスコープ1の位置及び姿勢に関係なく、測定結果を容易且つ迅速に確認しうるようにしたものである。 【0028】すなわち、本実施の形態におけるオシロスコープは、オシロスコープの外部にオシロスコープのディスプレイと同一内容を表示する遠隔ディスプレイを設けるようにしたことにより、オシロスコープ本体が、例えば、机上あるいは足元等に配置され縦または横置き等の姿勢で使用されたとしても、被測定点の測定結果によるその動作状況の確認をその都度本体に向き直って行う必要はなく、片手でプローブを被測定点に当てながら、眼だけをオシロスコープの外部に設けられ手元に置かれた遠隔ディスプレイに移動して測定結果を確認することができるため、被測定点の表示の確認を容易迅速に行うことができる遠隔ディスプレイ付のオシロスコープを得ることができる。 【0029】(第2の実施の形態)次に、図2を参照して、本発明の第2の実施の形態における遠隔ディスプレイ付きオシロスコープの構成を説明する。図2において、1はオシロスコープ、2は測定用棒状のプローブ、8は遠隔ディスプレイ、4は遠隔ディスプレイ8への出力信号用及びリモコンスイッチ6からの入力信号用の接続ケーブル9をオシロスコープ1に接続する接続コネクタである。尚、遠隔ディスプレイ8は、本実施の形態では、薄型の液晶ディスプレイを採用しているが、他の如何なる型のディスプレイでもよい。 【0030】また、7はオシロスコープ1側に設けられているディスプレイ、6はオシロスコープ本体に設けられていた測定時における数値の設定や変更等の表示条件の設定等に用いられるスイッチ18(図4)の代わりに遠隔ディスプレイ8の一部に移動した遠隔操作部としてのリモコンスイッチ、9はオシロスコープ1から遠隔ディスプレイ8への出力信号用及びリモコンスイッチ6からオシロスコープ1への入力信号用の接続ケーブルである。 【0031】尚、本実施の形態では、リモコンスイッチ6を遠隔ディスプレイ8の一部に移動したが、如何なる場所に配置してもよく、例えば、独自のケーブルを使用した独立の単体としてもよい。また、本実施の形態では、スイッチ18はオシロスコープ1本体から削除するよう構成したが、図1のスイッチ18に見られるように、遠隔ディスプレイ8を外部に設けた場合でも、スイッチ18をオシロスコープ1本体側に残すようにしてもよい。 【0032】次に、図2を参照して、本実施の形態における遠隔ディスプレイ付きオシロスコープの動作を説明する。まず、オシロスコープ1を任意な場所(床上、机上等どこでもよい)且つ任意な姿勢(横置き、縦置き、平面置き等どのような姿勢でもよい)に配置してから、オシロスコープ1の電源をオンしてディスプレイ7及び遠隔ディスプレイ8を明るくし、遠隔ディスプレイ8のリモコンスイッチ6を操作して測定時における数値の設定や変更等の表示条件の設定を行う。 【0033】そして、プローブ2の先端を測定する電気機器の被測定点に接触させて、ディスプレイ7及び遠隔ディスプレイ8の表示により被測定点の測定を開始する。この場合、測定者は電気機器の被測定点を一番見やすく且つプローブ2を接触させ易い場所にいるが、それと同時に遠隔ディスプレイ8を一番見やすい場所(眼だけを被測定点から遠隔ディスプレイ8に移動して見れるような場所)に配置して測定すればよい。また、リモコンスイッチ6も遠隔ディスプレイ8の一部の一番見やすく操作し易い場所に置くことができる。 【0034】以上、説明したように、図2に示す本発明の第2の実施の形態では、ディスプレイ7の表示内容と同一内容を表示する遠隔ディスプレイ8をオシロスコープ1から離れた遠隔場所に設け、リモコンスイッチ6を接続コネクタ4を通してオシロスコープ1から遠隔ディスプレイ8に移動したことにより、測定時の表示条件の設定等をオシロスコープ1側で行う必要がなく、一方の手でプローブ2を被測定点に接触しながら他方の手でリモコンスイッチ6を操作することにより、リモコンスイッチ6による数値の設定や変更等の表示条件の設定をリアルタイムに行うことができ、測定時におけるリモコンスイッチ6の操作を容易迅速に行うことができるようにした。 【0035】(第3の実施の形態)次に、図3を参照して、本発明の第3の実施の形態における遠隔ディスプレイ付きオシロスコープの構成を説明する。図3において、1はオシロスコープ、11は一部に遠隔ディスプレイ3接続用の角度自在継手5が連結され先端を電気機器の被測定点に接触させて被測定点の電位等測定情報をオシロスコープ1に伝送する測定用棒状のプローブ、3は遠隔ディスプレイ、4は遠隔ディスプレイ3への出力信号用及びリモコンスイッチ6からの入力信号用の接続ケーブル12をオシロスコープ1に接続する接続コネクタ、5は遠隔ディスプレイ3の観察角度を自由に変更しうるよう遠隔ディスプレイ3とプローブ11とを連結する角度自在継手である。 【0036】尚、遠隔ディスプレイ3は、本実施の形態では、薄型の液晶ディスプレイを採用しているが、他の如何なる型のディスプレイでもよい。また、図3では、遠隔ディスプレイ3とプローブ11との連結に角度自在継手5を使用しているが、角度自在継手5を使用せず、プローブ11に対する遠隔ディスプレイ3の観察角度を固定するようにしてもよい。 【0037】また、7はオシロスコープ1側に設けられているディスプレイ、6はオシロスコープ本体に設けられていた測定時における数値の設定や変更等の表示条件の設定等に用いられるスイッチ18(図4)の代わりに遠隔ディスプレイ3の一部に移動した遠隔操作部としてのリモコンスイッチ、12はオシロスコープ1から一部プローブ11を通りオシロスコープ1から遠隔ディスプレイ3への出力信号を及びリモコンスイッチ6からオシロスコープ1への入力信号を接続する接続ケーブルである。 【0038】尚、本実施の形態では、リモコンスイッチ6をオシロスコープ1の本体から遠隔ディスプレイ3の一部に移動したが、如何なる場所に配置してもよく、例えば、独自のケーブルを使用した独立の単体として別の場所に配置してもよい。 【0039】次に、図3を参照して、本実施の形態における遠隔ディスプレイ付きオシロスコープの動作を説明する。まず、オシロスコープ1を任意な場所(床上、机上等どこでもよい)且つ任意な姿勢(横置き、縦置き、平面置き等どのような姿勢でもよい)に配置してから、オシロスコープ1の電源をオンしてディスプレイ7及び遠隔ディスプレイ3を明るくし、遠隔ディスプレイ3のリモコンスイッチ6を操作して測定時における数値の設定や変更等の表示条件の設定を行う。 【0040】そして、プローブ11の先端を測定する電気機器の被測定点に接触させて、ディスプレイ7及び遠隔ディスプレイ3の表示により被測定点の測定を開始する。この場合、測定者は電気機器の被測定点にプローブ11を一番接触させ易く且つプローブ11と一体の遠隔ディスプレイ3を一番見やすい場所(眼だけを被測定点から遠隔ディスプレイ3に移動して見れるような場所)に配置して測定すればよい。 【0041】また、リモコンスイッチ6も遠隔ディスプレイ3の一部の一番見やすく操作し易い場所に置かれているので、操作する際、プローブ11または遠隔ディスプレイ3から眼を離す必要はない。 【0042】以上説明したように、図3に示す本発明の第3の実施の形態では、遠隔ディスプレイ3及びリモコンスイッチ6接続用の角度自在継手5をプローブ11の一部に設けることにより、遠隔ディスプレイ3の表示角度を自在に変更しうるようにして、オシロスコープ1の位置及び姿勢や測定環境の照度の影響を受けずに、プローブ11を接触させている被測定点のすぐ近くで、そのままの位置で遠隔ディスプレイ3により測定結果を容易に見うるようにするとともに、リモコンスイッチ6による数値の設定や変更等の表示条件の設定を容易にする等、測定環境の照度等を考慮して遠隔ディスプレイ3を常にその視認性及び操作性が最適な位置に設定することができる。 【0043】 【発明の効果】本発明は、上記のように構成し、特にオシロスコープの外部にオシロスコープのディスプレイと同一内容を表示する遠隔ディスプレイを設けるようにしたことにより、オシロスコープ本体の配置または姿勢等に関係なく、またオシロスコープ本体を見る必要もなく、片手でプローブを被測定点に当てながら、眼だけをオシロスコープ外部の手元に置かれた遠隔ディスプレイに移動して測定結果を確認することができるようにしたことにより、オシロスコープ本体の配置を気にせずに、被測定点の測定結果の表示を容易迅速に確認することができる。 【0044】本発明は、上記のように構成し、特に測定時における数値の設定や変更等の表示条件の設定等に用いられる操作部(スイッチ)を遠隔操作部(リモコンスイッチ)としてオシロスコープの外部に接続し、オシロスコープから離れた場所で遠隔ディスプレイを観察しながら行うようにしたことにより、表示条件の設定等の操作を遠隔場所で容易迅速にリアルタイムで行うことができる。 【0045】本発明は、上記のように構成し、特に遠隔操作部を遠隔ディスプレイの一部に設け、遠隔ディスプレイの表示を見ながら遠隔操作部を手元で操作しうるようにしたことにより、更に測定時における表示の視認性及び操作性を向上することができる。 【0046】本発明は、上記のように構成し、特に遠隔ディスプレイを被測定点に接触するプローブの一部に連結して、プローブと遠隔ディスプレイとを一体にし、プローブの先端と遠隔ディスプレイの表示とを同時に見ながら操作しうるようにしたことにより、遠隔ディスプレイの表示の確認を被測定点の近くで容易迅速に行うことができ、測定時における表示の視認性及び操作性を更に向上することができる。 【0047】本発明は、上記のように構成し、特に遠隔ディスプレイとプローブとの連結に角度自在継手を使用して、遠隔ディスプレイの向きを自由に変更しうるようにしたことにより、測定環境の照度等を考慮して遠隔ディスプレイを常にその視認性及び操作性が最適な位置に設定することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)12月25日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】斎藤 勲
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| 【公開番号】 |
特開平11−183523 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)7月9日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−366268 |
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