トップ :: G 物理学 :: G01 測定;試験




【発明の名称】 端子の接続認識装置および接続認識方法
【発明者】 【氏名】清水 直樹

【要約】 【課題】フラッシュメモリ等の不揮発性記憶部を含むメモリデバイスの複数の端子の接続状況を確認して接続不良の検出を行うための端子の接続認識装置および方法に関し、不揮発性記憶部の既存データを書き換えることなく、アドレス端子やデータ端子等の接続不良を簡単かつ確実に検出することを目的とする。

【解決手段】不揮発性記憶部1を含むメモリデバイス6の複数の端子5の接続状況を認識するために必要な接続認識データを記憶するために、メモリデバイス内に設けられるデータ記憶部2と、不揮発性記憶部とデータ記憶部との間で接続認識データを出力する状態に切り替える機能を有する切替制御部3と、この切替制御部により出力される接続認識データを検知し、このようにして検知された接続認識データに基づいて複数の端子の接続不良の有無を確認するためのデータ検知部4とを備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 不揮発性記憶部が搭載されたメモリデバイスの複数の端子の接続状況を認識するための端子の接続認識装置において、前記メモリデバイス内に設けられ、かつ、前記複数の端子の接続状況を認識するために必要な接続認識データを記憶するデータ記憶部と、前記不揮発性記憶部と該データ記憶部との間で前記接続認識データを出力する状態に切り替える機能を有する切替制御部と、該切替制御部により出力される前記接続認識データを検知し、該接続認識データに基づいて該複数の端子の接続不良の有無を確認するためのデータ検知部とを備えることを特徴とする端子の接続認識装置。
【請求項2】 前記複数の端子中のアドレス端子およびデータ端子の各々にプルアップ抵抗が接続されている状態で、最初の番地および最終の番地の少なくとも一方に所定の前記接続認識データが予め出力されるようにし、前記データ検知部が、前記複数の端子の接続状況を認識する際に前記最初の番地または前記最終の番地をアクセスすることにより、前記接続認識データから前記アドレス端子および前記データ端子に接続不良の端子が有ることを認識することが可能になる請求項1記載の接続認識装置。
【請求項3】 前記複数の端子中のデータ端子の接続不良が無いことがわかっている場合、前記複数の端子中のアドレス端子の各々にプルアップ抵抗が接続されている状態で、注目すべきアドレスの各々に対応する領域に、それぞれ相異なる前記接続認識データが予め出力されるようにし、前記データ検知部が、前記最初の番地または前記最終の番地をアクセスすることにより、前記接続認識データから接続不良のアドレス端子を特定することが可能になる請求項1記載の接続認識装置。
【請求項4】 前記複数の端子中のアドレス端子およびデータ端子の各々にプルダウン抵抗が接続されている状態、または何ら抵抗が接続されていない状態で、最初の番地および最終の番地の少なくとも一方に所定の前記接続認識データが予め出力されるようにし、前記データ検知部が、前記複数の端子の接続状況を認識する際に前記最初の番地または前記最終の番地をアクセスすることにより、前記接続認識データから前記アドレス端子および前記データ端子に接続不良の端子が有ることを認識することが可能になる請求項1記載の接続認識装置。
【請求項5】 前記複数の端子中のデータ端子の接続不良が無いことがわかっている場合、前記複数の端子中のアドレス端子の各々にプルダウン抵抗が接続されている状態、または何ら抵抗が接続されていない状態で、注目すべきアドレスの各々に対応する領域に、それぞれ相異なる前記接続認識データが予め出力されるようにし、前記データ検知部が、前記最初の番地または前記最終の番地をアクセスすることにより、前記接続認識データから接続不良のアドレス端子を特定することが可能になる請求項1記載の接続認識装置。
【請求項6】 不揮発性記憶部が搭載されたメモリデバイスの複数の端子の接続状況を認識するための端子の接続認識方法において、前記複数の端子の接続状況を認識するために必要な接続認識データを記憶するデータ記憶部を前記メモリデバイス内に設け、前記不揮発性記憶部と該データ記憶部との間で前記接続認識データを出力する状態に切り替え、この状態で出力される前記接続認識データに基づいて該複数の端子の接続不良の有無を確認することを特徴とする端子の接続認識方法。
【請求項7】 前記複数の端子中のアドレス端子およびデータ端子の各々にプルアップ抵抗が接続されている状態で、最初の番地および最終の番地の少なくとも一方に所定の前記接続認識データが予め出力されるようにし、前記複数の端子の接続状況を認識する際に前記最初の番地または前記最終の番地をアクセスすることにより、前記接続認識データから前記アドレス端子および前記データ端子に接続不良の端子が有ることを認識する請求項6記載の接続認識方法。
【請求項8】 前記複数の端子中のデータ端子の接続不良が無いことがわかっている場合、前記複数の端子中のアドレス端子の各々にプルアップ抵抗が接続されている状態で、注目すべきアドレスの各々に対応する領域に、それぞれ相異なる前記接続認識データが予め出力されるようにし、前記最初の番地または前記最終の番地をアクセスすることにより、前記接続認識データから接続不良のアドレス端子を特定する請求項6記載の接続認識方法。
【請求項9】 前記複数の端子中のアドレス端子およびデータ端子の各々にプルダウン抵抗が接続されている状態、または何ら抵抗が接続されていない状態で、最初の番地および最終の番地の少なくとも一方に所定の前記接続認識データが予め出力されるようにし、前記複数の端子の接続状況を認識する際に前記最初の番地または前記最終の番地をアクセスすることにより、前記接続認識データから前記アドレス端子および前記データ端子に接続不良の端子が有ることを認識する請求項6記載の接続認識方法。
【請求項10】 前記複数の端子中のデータ端子の接続不良が無いことがわかっている場合、前記複数の端子中のアドレス端子の各々にプルダウン抵抗が接続されている状態、または何ら抵抗が接続されていない状態で、注目すべきアドレスの各々に対応する領域に、それぞれ相異なる前記接続認識データが予め出力されるようにし、前記最初の番地または前記最終の番地をアクセスすることにより、前記接続認識データから接続不良のアドレス端子を特定する請求項6記載の接続認識方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュメモリ等の不揮発性記憶部が搭載されたメモリデバイスの複数の端子の接続状況を認識して端子接続不良の検出を行うための端子の接続認識装置および接続認識方法に関する。一般的にいって、パーソナルコンピュータ等を含むコンピュータシステムにおいては、フラッシュメモリ等の不揮発性記憶部が搭載されたメモリデバイス、例えば、小型のメモリカードを業界標準の形状のアダプタに組み込んだ状態で、パーソナルコンピュータ等に使用すべきソケット部に同アダプタを挿入することによって小型のメモリカードをコンピュータシステムに使用するようになっている。ここで、上記メモリカードから引き出される複数の端子と上記ソケット部との接続状況を確認するために、通常は、上記パーソナルコンピュータ等を含むコンピュータシステムを製品として出荷する前に、テスタ等の測定器を用いて上記複数の端子と上記ソケット部との接続状況を試験して端子接続不良を検出することが行われている。しかしながら、テスタ等の測定器がないような環境、例えば、出荷後にユーザ側で試験するような環境でも、アドレス端子およびデータ端子等の接続不良によるコンピュータシステムの誤動作を防止するために、上記のような端子接続状況の試験を遂行できることが望ましい。
【0002】本発明は、テスタ等の測定器がないような環境でも、アドレス端子及びデータ端子等の一部におけるショート不良やオープン不良のような接続不良を容易に検出するための一手法について言及するものである。ただし、この場合、上記メモリカードから正常な読み出しが行えることが条件となる。
【0003】
【従来の技術】以下、図6および図7を参照しながら、メモリカードの端子接続不良の検出を行うための従来の端子接続認識の手法を説明する。図6は、メモリカードが搭載されたアダプタの一般的な形状を示す平面図であり、図7は、従来の端子接続認識の手法を説明するためのブロック図である。
【0004】フラッシュメモリ等の不揮発性記憶部100をコンピュータシステムに使用する場合、通常は、図6に示すように、この不揮発性記憶部100が搭載された小型のメモリカード60が、業界標準の形状のアダプタ7に組み込まれる。このアダプタ7の端部のコネクタ部70には、上記メモリカード60から引き出される複数の端子5(図7参照)が形成される。これらの端子には、アドレス端子A0〜AN(Nは任意の正の整数)や、データ端子D0〜DM(Mは任意の正の整数、例えば、M=15)や、制御端子等のその他の端子が含まれる。さらに、パーソナルコンピュータ等に使用するためのソケット部8(図7参照)にアダプタ7を挿入することによって、コネクタ部70の複数の端子5がソケット部8に接続される。ただし、通常は、メモリカード60に対して不揮発性記憶部100が嵌め込み式になっており、さらに、コネクタ部70が消耗することがあり得るため、コネクタ部70の全ての端子の接続が完全に行われない場合が考えられる。
【0005】従来は、図7に示すように、テスタ400等の測定器を用いて、予め作成した専用のテストデータを不揮発性記憶部100内の複数のアドレスに書き込むことにより、コネクタ部70の複数の端子5とソケット部8との接続状況を試験して端子接続認識を行うようにしていた。ここで、パーソナルコンピュータ等を含むコンピュータシステムを製品として出荷する前の段階、すなわち、不揮発性記憶部100が搭載されたメモリカード60をコンピュータシステムに使用する前の段階で専用のテストデータを書き込んだ場合は、端子の接続状況の試験が完了した後にテストデータを消去して不揮発性記憶部100にユーザ側のデータを書き込むことができる。
【0006】ただし、出荷後に、コネクタ部70の消耗等によりコンピュータシステム内で誤動作が発生した後に端子の接続状況を確認したい場合等のように、メモリカード60内の不揮発性記憶部100のデータをコンピュータシステムに展開してから専用のテストデータにより同じような試験を行おうとした場合は、上記テストデータを複数のアドレスに書き込むために、不揮発性記憶部100内に既に存在している既存データを書き換えなければならなくなる。すなわち、アドレス端子A0〜ANの各々について接続不良の有無を確認するために、不揮発性記憶部100内に保存しているユーザ側のデータを一旦消去して上記テストデータを新たに書き込むことが必要になる。また一方で、不揮発性記憶部100内の既存データを書き換えないようにするために、この既存データを他の記憶部にコピーする方法も考えられるが、この既存データをコピーしておくために多くの記憶容量が必要となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、図7に示したような従来の端子接続認識の手法では、メモリカードの複数の端子の一部であるアドレス端子の接続状況を確認する場合であっても、専用のテストデータを用いることなく簡単に確認することが困難であった。このため、メモリカード内の不揮発性記憶部に既に存在している既存データを書き換えなければならず、ユーザ側のデータが破壊されてしまうという問題が発生する。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、小型のメモリカード等のメモリデバイス内の不揮発性記憶部の既存データを書き換えることなく、最低限のデータ記憶領域でもって、アドレス端子およびデータ端子を含む複数の端子についての端子接続不良を簡単かつ確実に検出することが可能な端子の接続認識装置および接続認識方法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構成を示すブロック図である。なお、これ以降、前述した構成要素と同様のものについては、同一の参照番号を付して表すこととする。図1においては、書き込み動作または読み出し動作時に上位装置から直接アクセスされる記憶データが保持された不揮発性記憶部1が、小型のメモリカード等のメモリデバイス6に搭載されている。この不揮発性記憶部1は、前述の図7に示した不揮発性記憶部100とほぼ同じ構成を有する。
【0010】図1に示すように、不揮発性記憶部1が搭載されたメモリデバイス6の複数の端子5の接続状況を認識するための本発明の端子の接続認識装置は、上記メモリデバイス6内に設けられ、かつ、上記複数の端子5の接続状況を認識するために必要な接続認識データを記憶するデータ記憶部2と、上記不揮発性記憶部1と上記データ記憶部2との間で上記接続認識データを出力する状態に切り替える機能を有する切替制御部3と、この切替制御部3により出力される接続認識データを検知し、このようにして検知された接続認識データに基づいて上記複数の端子5の接続不良の有無を確認するためのデータ検知部4とを備えている。
【0011】ここで、上記データ記憶部2に記憶される接続認識データは、他のアドレスのデータとは異なるデータである。さらに、切替制御部3は、切替制御信号Sscに応じて不揮発性記憶部1またはデータ記憶部2へのアクセスの切り替えを行ってから最初の番地(例えば、0番地)をアクセスし、このアクセスにより得られるデータをデータ検知部4を通じて出力するためのものである。
【0012】好ましくは、本発明の端子の接続認識装置においては、上記複数の端子5中のアドレス端子A0〜ANおよびデータ端子D0〜DMの各々にプルアップ抵抗が接続されている状態で、最初の番地(例えば、0番地)および最終の番地の少なくとも一方に所定の接続認識データが予め出力されるようにしておく。このときに、上記データ検知部4は、上記複数の端子5の接続状況を認識する際に上記最初の番地または上記最終の番地をアクセスすることにより、当該接続認識データから上記アドレス端子および上記データ端子に接続不良の端子が有ることを認識することが可能になる。
【0013】さらに、好ましくは、本発明の端子の接続認識装置においては、上記複数の端子5中のデータ端子D0〜DMの接続不良が無いことがわかっている場合、上記複数の端子5中のアドレス端子A0〜ANの各々にプルアップ抵抗が接続されている状態で、注目すべきアドレスの各々に対応する領域に、それぞれ相異なる上記接続認識データが予め出力されるようにしておく。このときに、上記データ検知部4は、上記最初の番地または上記最終の番地をアクセスすることにより、上記接続認識データから接続不良のアドレス端子を特定することが可能になる。
【0014】さらに、好ましくは、本発明の端子の接続認識装置においては、上記複数の端子5中のアドレス端子A0〜ANおよびデータ端子D0〜DMの各々にプルダウン抵抗が接続されている状態、または何ら抵抗が接続されていない状態で、最初の番地および最終の番地の少なくとも一方に所定の接続認識データが予め出力されるようにしておく。このときに、上記データ検知部4は、上記複数の端子5の接続状況を認識する際に上記最初の番地または上記最終の番地をアクセスすることにより、当該接続認識データから上記アドレス端子および上記データ端子に接続不良の端子が有ることを認識することが可能になる。
【0015】さらに、好ましくは、本発明の端子の接続認識装置においては、上記複数の端子5中のデータ端子D0〜DMの接続不良が無いことがわかっている場合、上記複数の端子中のアドレス端子の各々にプルダウン抵抗が接続されている状態、または何ら抵抗が接続されていない状態で、注目すべきアドレスの各々に対応する領域に、それぞれ相異なる接続認識データが予め出力されるようにしておく。このときに、上記データ検知部4は、上記最初の番地または上記最終の番地をアクセスすることにより、上記接続認識データから接続不良のアドレス端子を特定することが可能になる。
【0016】また一方で、上記の接続認識装置等により実行される本発明の端子の接続認識方法では、不揮発性記憶部が搭載されたメモリデバイスの複数の端子の接続状況を認識するために必要な接続認識データを記憶するデータ記憶部を上記メモリデバイス内に設け、上記不揮発性記憶部と上記データ記憶部との間で上記接続認識データを出力する状態に切り替え、この状態で出力される上記接続認識データに基づいて上記複数の端子の接続不良の有無を確認するようにしている。
【0017】好ましくは、本発明の端子の接続認識方法では、上記複数の端子中のアドレス端子およびデータ端子の各々にプルアップ抵抗が接続されている状態で、最初の番地および最終の番地の少なくとも一方に所定の接続認識データが予め出力されるようにし、上記複数の端子の接続状況を認識する際に上記最初の番地または上記最終の番地をアクセスすることにより、当該接続認識データから上記アドレス端子および上記データ端子に接続不良の端子が有ることを認識するようにしている。
【0018】さらに、好ましくは、本発明の端子の接続認識方法では、上記複数の端子中のデータ端子の接続不良が無いことがわかっている場合、上記複数の端子中のアドレス端子の各々にプルアップ抵抗が接続されている状態で、注目すべきアドレスの各々に対応する領域に、それぞれ相異なる接続認識データが予め出力されるようにし、上記最初の番地または上記最終の番地をアクセスすることにより、上記接続認識データから接続不良のアドレス端子を特定するようにしている。
【0019】さらに、好ましくは、本発明の端子の接続認識方法では、上記複数の端子中のアドレス端子およびデータ端子の各々にプルダウン抵抗が接続されている状態、または何ら抵抗が接続されていない状態で、最初の番地および最終の番地の少なくとも一方に所定の接続認識データが予め出力されるようにし、上記複数の端子の接続状況を認識する際に上記最初の番地または上記最終の番地をアクセスすることにより、当該接続認識データから上記アドレス端子および上記データ端子に接続不良の端子が有ることを認識するようにしている。
【0020】さらに、好ましくは、本発明の端子の接続認識方法では、上記複数の端子中のデータ端子の接続不良が無いことがわかっている場合、上記複数の端子中のアドレス端子の各々にプルダウン抵抗が接続されている状態、または何ら抵抗が接続されていない状態で、注目すべきアドレスの各々に対応する領域に、それぞれ相異なる接続認識データが予め出力されるようにし、上記最初の番地または上記最終の番地をアクセスすることにより、上記接続認識データから接続不良のアドレス端子を特定するようにしている。
【0021】本発明の端子の接続認識装置および接続認識方法によれば、不揮発性記憶部が搭載されたメモリデバイスの複数の端子の接続状況を認識するために必要な接続認識データを予め記憶したデータ記憶部を上記メモリデバイス内に設け、上記端子の接続不良の有無を確認する場合には、外部端子等の切り替えを行って上記端子の接続状況を切り替えることにより上記データ記憶部内の接続認識データをアクセスできるようにする。このようにすれば、小型のメモリカード等のメモリデバイス内の不揮発性記憶部の既存データを書き換えることなく、アドレス端子およびデータ端子を含む複数の端子についての端子接続不良を確実に検出することが可能になる。
【0022】特に、上記データ記憶部内の接続認識データ中の最初の番地のデータ(例えば、0番地のデータ)、または最終の番地のデータをアクセスするようにすれば、最低限の記憶領域でもって、上記複数の端子中のアドレス端子及びデータ端子の接続不良を簡単に確認することができるようになる。0番地のデータまたは最終の番地の接続認識データを検知した結果、アドレス端子およびデータ端子に接続不良が生じていることが確認された場合には、コンピュータシステムが誤動作することを防ぐため、不揮発性記憶部内の既存データが出力されるようにメモリデバイスを再接続するか、または、アドレス端子およびデータ端子を修復するようにしている。このような処理を施した後、既存データが保持された不揮発性記憶部を含むメモリデバイスが再び使用可能となるようにしている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面(図2〜図5)を用いて本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。図2および図3は、それぞれ、本発明の一実施例の構成を示すブロック図のその1およびその2である。一般に、コンピュータシステムに使用されるメモリデバイス6(図1参照)としては、不揮発性記憶部1が搭載された小型のメモリカードや、不揮発性記憶部1が搭載されたメモリボードや、不揮発性記憶部1が搭載された携帯端末等が考えられるが、ここでは、不揮発性記憶部1が搭載された小型のメモリカード60を例示することとする。
【0024】図2においては、不揮発性記憶部1と共に本発明のデータ記憶部2(図3参照)が搭載されたメモリカード60が、業界標準の形状のアダプタ7に組み込まれている。このアダプタ7は、パーソナルコンピュータ40に対するアクセスを可能にするためのインタフェースの機能を備えている。さらに、不揮発性記憶部1はユーザ側のデータを記憶するものであり、好ましくは、フラッシュメモリ等から構成される。さらにまた、データ記憶部2は、メモリデバイスカード60から引き出される複数の端子5(アドレス端子A0〜ANや、データ端子D0〜DM(例えば、M=15)や、制御端子等のその他の端子)の接続状況を認識するために必要な接続認識データを記憶するものである。
【0025】さらに、図2においては、本発明の切替制御部3(図1参照)として、外部端子CHを使用して上記データ記憶部2から上記接続認識データをアクセスする状態に切り替えるための切替制御信号Sscを出力する切替制御信号生成回路30を設けている。この切替制御信号生成回路30は、好ましくは、バッファ機能を有するNOT回路22を介してデータ記憶部2に接続される。
【0026】さらに、図2においては、本発明のデータ検知部4は、切替制御信号Sscによりアクセスされる接続認識データに基づいて上記複数の端子5の接続不良の有無を確認するためのパーソナルコンピュータ40により実現される。さらに、上記の切替制御信号生成回路30をパーソナルコンピュータ40により構成することも可能である。
【0027】フラッシュメモリ等の不揮発性記憶部1をコンピュータシステムに使用する場合、この不揮発性記憶部1が搭載された小型のメモリカード60をアダプタ7に嵌め込むと、業界標準のメモリカード60が形成される。ただし、通常は、メモリカード60に対して不揮発性記憶部1が嵌め込み式になっているため、この不揮発性記憶部1から引き出される複数の端子の接続が完全に行われない場合が考えられる。さらに、アダプタ7の端部のコネクタ部70には、メモリカード60から引き出される複数の端子5が形成される。さらに、コネクタ部70が消耗することがあり得るので、パーソナルコンピュータ40に設けられたソケット部8にコネクタ部70を挿入する際に、コネクタ部70の全ての端子の接続が完全に行われない可能性も考えられる。
【0028】このような不都合な事態に対処するために、本発明の一実施例では、図3に示すように、複数の端子5の接続状況を確認するための接続認識データを記憶するデータ記憶部2をメモリカード60内に設けている。好ましくは、上記データ記憶部2は、特にアドレス端子およびデータ端子の接続不良の有無を確認するための接続認識データを予め保持する接続認識データ記憶部20と、接続認識データ記憶部20内の記憶領域中の特定の番地を指定するためのアドレスデコーダ24とを備えている。
【0029】さらに詳しく説明すると、図3に示す実施例では、外部端子CHから送出される切替制御信号Sscに応じて接続認識データ記憶部20内の接続認識データの部分をアクセスできるようにしておく。代表的に、アドレス端子(A0〜A4)およびデータ端子(D0〜D15)の各々にプルアップ抵抗が接続されてプルアップ状態になっている場合、最初の番地、例えば、0番地のデータを確認することによってアドレス端子およびデータ端子の接続状態を容易に確認できるようにしている。
【0030】コンピュータシステムの通常の動作では、外部端子CHには、パーソナルコンピュータ40等から“H(high)”のレベルの切替制御信号Sscが入っており、不揮発性記憶部1に対し通常のデータ書き込み動作およびデータ消去動作を行う状態でメモリカード60が使用される。また一方で、一方、外部端子CHに“L(low )”のレベルの切替制御信号Sscが入ると、接続認識データ記憶部20内の接続認識データの部分をアクセスすることとなる。このときに、最初の番地、例えば、0番地に対しデータ読み出し用のアクセスが実行されると、この0番地から読み出されたデータに基づいてアドレス端子またはデータ端子に接続不良が有るか否かを確認することができる。アドレス端子およびデータ端子以外の他の端子については、オープン不良のような接続不良が有るときには、プルアップ抵抗またはプルダウン抵抗等により、正常な読み出し状態になっていることが条件となる。
【0031】好ましくは、上記実施例による端子の接続認識装置等を使用することにより、フラッシュメモリ等を含む不揮発性記憶部1と接続認識データ記憶部20等を含むデータ記憶部2との間で上記接続認識データを出力する状態に切り替え、この状態で出力される接続認識データに基づいて上記複数の端子5の接続不良の有無を確認するような本発明の端子の接続認識方法が実行される。
【0032】ここで、アドレス端子およびデータ端子にプルアップ抵抗が接続されている場合に、アドレス端子またはデータ端子の接続不良の有無を確認するためのデータを、改めて下記の表1に示す。
【0033】
【表1】

【0034】表1に示すように、0番地では、予め、端子接続が正常のときのデータ(FFFF)h(hは16進数のデータであることを示し、Fは16進数の“15”を表す)を読み出せるようにしておく。また一方で、他の番地(例えば、1番地〜4番地)では、端子の接続不良が有るときのデータ(0000)hを読み出せるようにしておく。
【0035】ここで、0番地のデータをアクセスした場合に、(FFFF)hのデータが出力されたときは、全てのアドレス端子にデータ“0”(“L”のレベルのデータ)が出力されるので、端子接続が正常であると判断する。また一方で、0番地のデータをアクセスした場合に、(0000)hのデータが出力されたときはアドレス端子のオープン不良等の接続不良の確率が高い。なぜならば、(0000)hのデータが出力されるケースは、データ端子の全てが接続不良である場合のみであり、そのような確率は非常に少ないからである。
【0036】さらに、0番地のデータをアクセスした場合に、上記の表1に記載されたデータ以外のデータが出力されたときはデータ端子の一部が接続不良であると判断する。ただし、上記実施例では、不揮発性記憶部1とメモリカード60との間の接続不良の有無を確認する場合には、この接続不良確認箇所よりもパーソナルコンピュータに近い側に、オープン不良時にデータ“1”(“H”のレベルのデータ)が発生するようなプルアップ抵抗が付加されている必要がある。
【0037】また一方で、アドレス端子およびデータ端子にプルダウン抵抗が接続されている場合、あるいは何ら抵抗が接続されていない場合に、アドレス端子またはデータ端子の接続不良の有無を確認するためのデータを下記の表2に示す。
【0038】
【表2】

【0039】この場合も、前述のプルアップ抵抗が接続されている場合と同じように、0番地では、予め、端子接続が正常のときの時のデータ(FFFF)hを読み出せるようにしておく。また一方で、他の番地(例えば、1番地〜4番地)には、端子の接続不良が有るときのデータ(0000)hを読み出せるようにしておく。ただし、この場合は、前述のプルアップ抵抗が接続されている場合に対してデータの“H”レベルと“L”レベルとの関係が反転する点に注意すべきである。
【0040】ここで、0番地のデータをアクセスした場合に、(FFFF)hのデータが出力されたときは、全てのアドレス端子にデータ“0”(“H”のレベルのデータ)が出力されるので、端子接続が正常であると判断する。また一方で、0番地のデータをアクセスした場合に、(0000)hのデータが出力されたときはアドレス端子のオープン不良等の接続不良の確率が高い。
【0041】さらに、0番地のデータをアクセスした場合に、上記の表2に記載されたデータ以外のデータが出力されたときも、前述の表1の場合と同じように、データ端子の一部が接続不良であると判断する。なお、ここでは、アドレス端子およびデータ端子にプルアップ抵抗またはプルダウン低抗を接続する場合のいずれにおいても、0番地のデータをアクセスしているが、その代わりに、最終の番地(例えば、F番地)のデータをアクセスしてアドレス端子またはデータ端子の接続不良の有無を確認することも可能である。
【0042】上記の表1および表2に示したようなデータを利用しても、接続不良となっているアドレス端子を具体的に判別することはできない。ただし、データ端子の接続不良が無いこと、すなわち、全てのデータ端子が正常に接続されていることがわかっている場合には、アドレス端子およびデータ端子の各々にプルアップ抵抗またはプルダウン抵抗が接続されている状態で、注目すべきアドレスの各々に対応する領域に相異なる接続認識データが出力されるように、図3の接続認識データ記憶部20内に上記接続認識データを予め保持しておく。このようにすれば、0番地または最終の番地をアクセスした場合に、オープン不良等の接続不良が有るアドレス端子がプルアップ状態またはプルダウン状態になって当該アドレスにデータ“1”が立ったときに選択されるデータ(例えば、出力データB〜出力データD)を検知することにより、接続不良のアドレス端子を特定することが可能になる。
【0043】データ端子およびアドレス端子にプルアップ抵抗が接続されている場合に(またはプルダウン抵抗が接続されている場合、または何ら抵抗が接続されていない場合に)、データ端子の接続が正常なことが確認されているときの接続不良のアドレス端子を特定するための具体的な方法を下記の表3に示す。
【0044】
【表3】

【0045】表3に示すように、0番地のアドレスには、アドレス端子の接続が正常のときに選択される出力データAが保持されている。また一方で、0番地以外のアドレスには、接続不良が有るアドレス端子に対応して選択されるユニークなデータ(例えば、出力データB〜出力データD)が保持されている。ここで、0番地のデータをアクセスした場合に、アドレス端子の接続不良が無いときには出力データAが選択的に読み出される。また一方で、アドレス端子A0が接続不良のときには、出力データBが選択的に読み出される。さらに、アドレス端子A1が接続不良のときには、出力データCが選択的に読み出される。さらにまた、アドレス端子A2が接続不良のときには、出力データDが選択的に読み出される。このようにして、任意のアドレス端子ANが接続不良のときには、予め準備しているユニークなデータが選択的に読み出されることになり、接続不良が有るアドレス端子を判別することができる。ただし、この場合、データの読み出し時に“H”のレベルであるライトイネーブル端子WEまたは高電圧側電源Vccと、アドレス端子とのショートが生じたときにも、当該アドレス端子に対応するデータが選択される点に注意すべきである。
【0046】図4は、データ端子およびアドレス端子等の各端子にプルアップ抵抗が接続されている場合にオープン不良を検知する例を説明するための図であり、図5は、上記の各端子にプルダウン抵抗が接続されている場合にオープン不良を検知する例を説明するための図である。図4の上部(a)には、プルアップ抵抗Rpuを介して高電圧側電源Vccに接続されている箇所よりもパーソナルコンピュータ40に近い場所でオープン不良等の接続不良が発生した場合に上記オープン不良を検出する例が示されている。ここでは、オープン不良が発生したアドレス端子のデータは、不揮発性記憶部1内で“H”のレベルとして認識される。また一方で、データ端子にて同じようなオープン不良が発生した場合、プルアップ抵抗Rpuを介して高電圧が供給されなくなるために、パーソナルコンピュータ40内で“L”のレベルのデータとして検知される。このような状態で、0番地をアクセスした場合に読み出されるデータを上部右側の表にまとめて示す。この表から明らかなように、0番地をアクセスした場合に、(FFFF)のデータが出力されたときはアドレス端子の接続が正常であると判断し、(0000)のデータが出力されたときはアドレス端子またはデータ端子のオープン不良が有ると判断する。
【0047】さらに、図4の下部(b)には、プルアップ抵抗Rpuを介して高電圧側電源Vccに接続されている箇所よりも、不揮発性記憶部1を含むメモリカードに近い場所でオープン不良等の接続不良が発生した場合に上記オープン不良を検出する例が示されている。ここでは、オープン不良が発生したアドレス端子のデータは、プルアップ抵抗Rpuを介して高電圧が供給されなくなるために、不揮発性記憶部1内で“L”のレベルとして認識される。また一方で、データ端子にて同じようなオープン不良が発生した場合、パーソナルコンピュータ40内で“H”のレベルのデータとして検知される。このような場合に、最終の番地(例えば、F番地)をアクセスしたときに読み出されるデータを下部右側の表にまとめて示す。この表から明らかなように、F番地をアクセスした場合に、(0000)のデータが出力されたときはアドレス端子の接続が正常であると判断し、(FFFF)のデータが出力されたときはアドレス端子またはデータ端子のオープン不良が有ると判断する。さらに、図5の上部(a)には、プルダウン抵抗Rpdを介して低電圧側電源(例えば、、アースGND)に接続されている箇所よりもパーソナルコンピュータ40に近い場所でオープン不良等の接続不良が発生した場合に上記オープン不良を検出する例が示されている。ここでは、オープン不良が発生したアドレス端子のデータは、不揮発性記憶部1内で“L”のレベルとして認識される。また一方で、データ端子にて同じようなオープン不良が発生した場合、不揮発性記憶部1からパーソナルコンピュータ40へ“H”のレベルのデータが転送されなくなるので、パーソナルコンピュータ40内で“L”のレベルのデータとして検知される。このような状態で、0番地をアクセスした場合に読み出されるデータを上部右側の表にまとめて示す。この表から明らかなように、F番地をアクセスした場合に、(FFFF)のデータが出力されたときはアドレス端子の接続が正常であると判断し、(0000)のデータが出力されたときはアドレス端子またはデータ端子のオープン不良が有ると判断する。
【0048】さらに、図5の下部(b)には、プルダウン抵抗Rpdを介して低電圧側電源に接続されている箇所よりも、不揮発性記憶部1を含むメモリカードに近い場所でオープン不良等の接続不良が発生した場合に上記オープン不良を検出する例が示されている。ここでは、オープン不良が発生したアドレス端子のデータは、パーソナルコンピュータ40から不揮発性記憶部1へ“H”のレベルのデータが転送されなくなるので、不揮発性記憶部1内で“L”のレベルとして認識される。また一方で、データ端子にて同じようなオープン不良が発生した場合、パーソナルコンピュータ40内で“L”のレベルのデータとして検知される。このような場合に、最終の番地(例えば、F番地)をアクセスしたときに読み出されるデータを下部右側の表にまとめて示す。この表から明らかなように、F番地をアクセスした場合に、(FFFF)のデータが出力されたときはアドレス端子の接続が正常であると判断し、(0000)のデータが出力されたときはアドレス端子またはデータ端子のオープン不良が有ると判断する。
【0049】ここで、データ端子およびアドレス端子の接続不良と、読み出されるデータとの相関関係をより明確にするために、図4および図5のデータ端子およびアドレス端子とデータ検知モードとの一般的な関係を示す表を下記の表4に示す。さらに、表4により選択される4種類のデータ検知モードを下記の表5に示す。
【0050】
【表4】

【0051】
【表5】

【0052】表4に示すように、パーソナルコンピュータ40内でデータ端子の接続不良として認識されるデータのレベル(“L”または“H”)と、不揮発性記憶部1内でアドレス端子の接続不良として認識されるデータのレベル(“L”または“H”)との組み合わせにより、表5に示すような4種類のデータ検知モード(No.1、No.2、No.3およびNo.4)が考えられる。
【0053】表5のNo.1のデータ検知モードでは、データ端子の接続不良およびアドレス端子の接続不良の両方共、“L”のレベルのデータとして認識される。この場合には、F番地をアクセスした場合に、(FFFF)のデータが出力されたときはアドレス端子の接続が正常であると判断し、(0000)のデータが出力されたときはアドレス端子またはデータ端子のオープン不良等の接続不良が有ると判断する。
【0054】さらに、表5のNo.2のデータ検知モードでは、データ端子の接続不良が“L”のレベルのデータとして認識され、アドレス端子の接続不良が“H”のレベルのデータとして認識される。この場合には、F番地をアクセスした場合に、(0000)のデータが出力されたときはアドレス端子の接続が正常であると判断し、(FFFF)のデータが出力されたときはアドレス端子またはデータ端子のオープン不良等の接続不良が有ると判断する。
【0055】さらにまた、表5のNo.3のデータ検知モードでは、データ端子の接続不良が“H”のレベルのデータとして認識され、アドレス端子の接続不良が“L”のレベルのデータとして認識される。この場合には、0番地をアクセスした場合に、(FFFF)のデータが出力されたときはアドレス端子の接続が正常であると判断し、(0000)のデータが出力されたときはアドレス端子またはデータ端子のオープン不良等の接続不良が有ると判断する。
【0056】さらにまた、表5のNo.4のデータ検知モードでは、データ端子の接続不良およびアドレス端子の接続不良の両方共、“H”のレベルのデータとして認識される。この場合には、0番地をアクセスした場合に、(0000)のデータが出力されたときはアドレス端子の接続が正常であると判断し、(FFFF)のデータが出力されたときはアドレス端子またはデータ端子のオープン不良等の接続不良が有ると判断する。
【0057】なお、これまで述べた実施例では、アドレス端子およびデータ端子を含む複数の端子の接続状況に関する情報は、パーソナルコンピュータにより処理して表示しているが、このような情報を示す信号を認識して出力できるものであれば、その他のどのような処理手段を使用してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の端子の接続認識装置および接続認識方法によれば、第1に、不揮発性記憶部を含むメモリデバイスの複数の端子の接続認識データを予め記憶したデータ記憶部を上記メモリデバイス内に設け、外部端子等の切り替えを行って上記複数の端子の接続状況を切り替えることにより上記データ記憶部内の接続認識データをアクセスすることができるので、不揮発性記憶部の既存データを書き換えることなく複数の端子の接続不良を確実に検出することが可能になる。この結果、コンピュータシステムが誤動作するのを防止することができるので、コンピュータシステムの信頼性向上に寄与するところが大きい。
【0059】さらに、本発明の端子の接続認識装置および接続認識方法によれば、第2に、上記メモリデバイスの複数の端子中のアドレス端子およびデータ端子の各々にプルアップ抵抗またはプルダウン抵抗が接続されている状態で、上記データ記憶部内の最初の番地または最終の番地の接続認識データをアクセスしているので、最低限の記憶領域でもって、不揮発性記憶部の既存データを書き換えることなく上記複数の端子中のアドレス端子およびデータ端子の接続不良を簡単に確認することが可能になる。さらに、このような接続認識データによってアドレス端子およびデータ端子に接続不良が有ることが確認された場合には、不揮発性記憶部内の既存データが出力されるようにメモリデバイスを再接続するか、または、アドレス端子およびデータ端子を修復するようにしているので、コンピュータシステムが誤動作することを防止することが可能になる。
【0060】さらに、本発明の端子の接続認識装置および接続認識方法によれば、第3に、上記メモリデバイスの複数の複数の端子中のデータ端子の接続不良が無いことがわかっている場合、注目すべきアドレスの各々に対応する領域に相異なる接続認識データが予め出力されるようにしておき、最初の番地または最終の番地の接続認識データをアクセスすることにより、上記接続認識データから接続不良のアドレス端子を簡単に特定することが可能になる。
【出願人】 【識別番号】000005223
【氏名又は名称】富士通株式会社
【出願日】 平成9年(1997)12月2日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】石田 敬 (外3名)
【公開番号】 特開平11−160383
【公開日】 平成11年(1999)6月18日
【出願番号】 特願平9−331914