トップ :: G 物理学 :: G01 測定;試験




【発明の名称】 スキャン試験回路
【発明者】 【氏名】小川 忠彦

【要約】 【課題】パストランジスタ論理構成の大規模論理回路網に適用して、試験効率の更なる向上を図るとともに、試験専用の追加回路を最小限に抑制する。

【解決手段】パストランジスタ論理回路演算器202の後段へ直列に接続された増幅器201にスキャン試験用補完回路203を付加することにより、スキャン試験回路であるシフトレジスタと同等の機能を有するシフトレジスタラッチ204を構成する。シフトレジスタラッチ204は、外部から入力したスキャン入力シフト信号を組み合わせ論理回路2Sの出力端子信号として出力し、パストランジスタ論理回路演算器202の出力端子信号をスキャン出力シフト信号として外部へ出力する試験動作をスキャン制御信号により行なう。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 パストランジスタ論理回路からなる複数の組み合わせ論理回路を構成要素の一部とする論理集積回路に対して、スキャン試験手法により試験動作を行なうスキャン試験回路において、前記組み合わせ論理回路の構成要素であるパストランジスタ論理回路演算器の後段へ直列に接続された同じく構成要素である増幅器にスキャン試験用補完回路を付加することにより、スキャン試験回路であるシフトレジスタの構成回路と同等の機能を有するシフトレジスタラッチを構成し、このシフトレジスタラッチを前記シフトレジスタの一部としてスキャンシフト経路ヘ直列に追加接続し、前記シフトレジスタラッチは、外部から入力したスキャン入力シフト信号を前記組み合わせ論理回路の出力端子信号として出力し、前記パストランジスタ論理回路演算器の出力端子信号をスキャン出力シフト信号として外部へ出力する試験動作をスキャン制御信号により行なうことを特徴とするスキャン試験回路。
【請求項2】 外部から入力するスキャン入力シフト信号を取り込む第一の前記シフトレジスタラッチと、この第一のシフトレジスタラッチから出力されるスキャン出力シフト信号をスキャンシフト経路を介してスキャン入力シフト信号として取り込み外部へスキャン出力シフト信号として出力する第二の前記シフトレジスタラッチとを備え、当該第一及び第二のシフトレジスタラッチの各々のラッチ機能を制御するスキャン制御信号として、前記第一及び第二のシフトレジスタラッチの各々のスルー状態が重複せずにシフト動作するタイミングを有する二個のスキャン制御信号によりスキャン試験を行なうことを特徴とする請求項1記載のスキャン試験回路。
【請求項3】 前記パストランジスタ論理回路演算器が論理和演算回路又は論理積演算回路である請求項1又は2記載のスキャン試験回路。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャン試験回路に関し、特にパストランジスタ論理の構成による論理回路網に適用して試験効率の更なる向上を図るに好適なスキャン試験回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のスキャン試験回路は、たとえば「1983年1月、プロシーディンクス・オブ・ディ・アイ・イー・イー・イー、第71巻、第1号、第98〜112ページ、ティー.ダブリュ.ウィリアムズ 及び ケー.ピー.パーカー著、『デザイン フォー テスタビリティ − ア サーベイ』(T.W.WILLIAMS AND K.P.PARKER,“DESIGN FOR TESTABILITY − A SURVEY,”PROCEEDINGS OFTHE IEEE,VOL.71,NO.1,pp.98−112,JANUARY 1983)」(以下、「技術文献1」と略記する。)に示されるように、大規模かつ任意な組み合わせ回路と順序回路を含む原論理集積回路に対して容易かつ効率的に試験する手法として導入されている。
【0003】このスキャン試験構成法では、原論理集積回路の内部に本来ある順序回路を仮想の外部端子とみなせるので、本原論理集積回路を実質的に組み合わせ回路として、すなわち順序回路とは異なり入力信号に対して出力信号が一義的に決定される回路として取り扱えるために試験が容易になる。また、スキャン試験構成法においては原論理集積回路の内部に本来ある順序回路の構造を、外部から直接アクセスできるように改造すると共に、これら改造された順序回路を外部から直接アクセスするための経路を追加して達成される。
【0004】図8は、原論理回路に対して従来のスキャン試験回路を施した回路全体を示す回路構成図である。
【0005】原論理回路1の全体は、大きく二種類の回路から構成され、すなわち、単位の組み合わせ論理回路2から構成される組み合わせ論理回路網101と、順序回路網102とから構成される。順序回路網102は、原論理回路1に本来ある順序回路に対して外部から直接アクセスできるように改造されたスキャン試験回路付き順序回路を直列に接続することによって実現されている。通常動作モードでの順序回路網102は、スキャン制御信号端子113により本来あるが如く、組み合わせ論理回路網101からの入力信号124を入力しかつ出力信号123を組み合わせ論理回路網101へ出力できる。試験動作モードでの順序回路網102は、スキャン制御信号端子113によりスキャン入力信号端子111及びスキャン出力信号112を有するシフトレジスタ102aとして機能させることができ、構成要素である各々単位の順序回路の内部状態をスキャン入力信号111を介して任意に設定、制御しかつスキャン出力信号端子112を介して各々の順序回路の内部状態を読み出し、観察することができる。
【0006】上記のスキャン試験回路の構成において、スキャン試験は次の三段階を経て実行される。■.原入力信号121に試験パターンを設定しかつスキャン入力信号111を介してシフトレジスタ102aに試験パターンを設定するスキャンインの段階。■.シフトレジスタ102aに格納された試験パタンが組み合わせ回路への入力信号123として、原入力信号121と共に組み合わせ論理回路網101に入力され、一義的に決定された出力信号124を試験結果パタンとしてシフトレジスタ102aに取り込む捕獲の段階。■.シフトレジスタ102aに格納された試験結果パタンをスキャン出力信号端子112を介して読み出すスキャンアウトの段階。
【0007】他方、従来この種のパストランジスタ論埋は、たとえば特開平7−168874号公報(以下、「特許公報1」と略記する。)や「1996年6月、アイ・イー・イー・イー.ジャーナル・オブ・ソリッド・ステート・サーキッツ、第31巻、第6号、第792〜803ページ、カズオ.ヤノ、ヤズヒコ.ササキ、クニヒト.リキノ 及び コウイチ.セキ著、『トップ・ダウン・パストランジスタ・ロジック・デザイン』(KAZUO.YANO,YASUHIKO.SASAKI,KUNIHITO.RIKINO,KOICHI.SEKI,“TOP−DOWN PASS−TRANSISTOR LOGIC DESIGN,”IEEE JOURNAL OF SOLID−STATE CIRCUITS,VOL.31,NO.6,pp.792−803,JUNE 1996)」(以下、「技術文献2」と略記する。)に示されるように高速で低消費電力な回路であることが知られ、かつ大規模な任意の論理機能に対してパストランジスタを効率的に用いた回路構成法が示されている。
【0008】図9は、図8における組み合わせ論理回路網101を構成する単位の組み合わせ論理回路2を示すブロック図である。
【0009】パストランジスタ論理演算器202はパストランジスタ構成の回路網によって入力信号221に対して種々の論理演算を行なって結果の出力信号223を出力する。この出力信号223を入力された増幅器201は、次段のパストランジスタ論理演算器202のための入力信号221を生成し、出力信号222として出力する。
【0010】パストランジスタ論理用の増幅器201は、次の五つの機能を有している。■.パストランジスタ論理演算器202が原理的に信号の双方向性を有しており、信号の逆戻りを回避するためのアイソレーション機能。■.N型又はP型の単一種類のMOSトランジスタにより構成されるパストランジスタが電源電圧のフルスイング信号を伝播できず、トランジスタのしきい値電圧だけ縮小した信号振幅を持ち、さらに基板バイアス効果により電圧降下した信号振幅を電源電圧のフルスイング信号に拡張するエクスパンド機能。■.パストランジスタ論理演算器202がパストランジスタを直列に多段に接続した場合にも十分に信号を駆動するドライビング機能。■.所望の信号伝描の遅延時間を達成するために多段に直列接続されたパストランジスタを適当な段数で増幅器の挿入を行い信号波形を整形させるリピータ機能。■.第五にパストランジスタの論埋演算に必要な差動信号を生成する差動信号生成機能。
【0011】図10は、従来のパストランジスタ論理構成の組み合わせ論理回路を示す具体的な回路図である(技術文献2)。
【0012】図10において、二点鎖線により囲まれた回路ブロック及び回路ブロックの入出力信号は図9に示した単位の組み合わせ論理回路2と同一構成要素から成り立っており、図10内の構成要素に記された符号は図9の構成要素に記した符号の末尾に文字Mを付加した符号としている。パストランジスタ論理演算器202Mは、N型MOSトランジスタT1M〜T6Mにより構成され入力データ信号A,B,C及び反転入力データ信号*A,*B,*Cを入力とする全加算器の和演算回路を構成し、演算結果である出力データ信号NSは増幅器201Mを介して出力データ信号S及び反転出力データ信号*Sを出力する。ちなみに、上記の全加算器の和演算は、{NS}={A}・{*B}・{*C}+{*A}・{B}・{*C}+{*A}・{*B}・{C}+{A}・{B}・{C}、{S}={NS}、及び{*S}=〜{NS}となる(ここで、記号“〜”は否定演算を表す)。
【0013】パストランジスタ論理演算器202MはN型MOSトランジスタで構成されるためにパストランジスタ論埋回路網からのシングル・エンド型出力信号223Mに伝播した“1”信号は、高電位電源VDDの電位までは充電されずN型MOSトランジスタのしきい値だけ降下する。そこで、インバータV1M及びP型MOSトランジスタP1Mを介したフィードバック回路により出力信号223Mの振幅をフルスイング化し、上記した如く増幅器201Mの第二の機能を実現する。同様に、増幅器201Mの第一及び第三〜第五の機能はインバータV1M及びV2Mにより達成される。
【0014】図11は、他の従来のパストランジスタ論埋構成の組み合わせ論理回路を示す具体的な回路図であり、「1989年、シー.アイ・シー・シー、第10.4.1〜10.4.4ページ、カズオ.ヤノ著、『ア 3.8ns シーモス 16×16 マルチプライアー・ユージング・コンプリメンタリー・パストランジスタ・ロジック』(KAZUO.YANO,et al,“A 3.8ns CMOS MULTIPLIER USING COMPLEMENTARY PASS−TRANSISTOR LOGIC,”CICC,pp.10.4.1〜10.4.4,1989)」(以下、「技術文献3」と略記する。)に示されている。
【0015】図11において、二点鎖線により囲まれた回路ブロック及び回路ブロックの入出力信号は図9に示した単位の組み合わせ論理回路2と同一構成要素から成り立っており、図11内の構成要素に記された符号は図9の構成要素に記した符号の末尾に文字Dを付加した符号としている。
【0016】パストランジスタ論理演算器202Dは、N型MOSトランジスタT1D〜T4Dにより構成され入力データ信号X,Y及び反転入力データ信号*X,*Yを入力とする論理積演算回路を構成し、演算結果である出力データ信号NZ及び反転出力データ信号*NZは増幅器回路201Dを介して反転出力データ信号*Z及び出力データ信号Zの各々を出力する。ちなみに、上記の論理積は、{NZ}={X}・{Y}+、{*NZ}=〜[{X}・{Y}]+、{Z}={NZ}=〜{*NZ}、及び{*Z}={*NZ}=〜{NZ}となる(ここで、記号“〜”は否定演算を表す)。
【0017】ここで、パストランジスタ論理演算器202DはN型MOSトランジスタで構成されるために、パストランジスタ論理回路網からのディファレンシャル・エンド型出力信号223Dに伝播した“1”信号は、高電位電源VDDの電位までは充電されずN型MOSトランジスタのしきい値だけ降下する。そこで、P型MOSトランジスタP1D,P2Dを介したフィードバック回路により出力信号223Dの振幅をフルスイング化し、上記した如く増幅器201Dの第二の機能を実現する。同様に増幅器201Dの第一及び第三〜第五の機能はインバータV1D,V2Dにより達成される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来のスキャン試験構成法においては、原論理集積回路の内部に本来ある順序回路を外部から直接アクセスできるように改造すると共にこれらスキャン試験回路付き順序回路を外部から直接アクセスするための経路を追加することにより、本来ある順序回路を仮想の外部端子とみなすことができる。そのために、原論理集積回路内部において試験のために制御及び観測できる試験節点は、これら本来ある順序回路の入出力節点に限られる。したがって、スキャン試験構成法において原論理集積論理回路を構成する組み合わせ論理回路網だけを独立し、かつ組み合わせ論理であるがゆえに一義的に容易に試験できる。しかしながら、論理集積回路の論理素子数がますます巨大化かつ複雑化している現在では、仮想の外部端子とみなせる順序回路の素子数だけでは、外部から直接的に制御及び観測できる接点数としては不十分であるという問題点があった。
【0019】他方、これらスキャン試験回路は、セミカスタム分野の論理集積回路にとって好適な試験方法として知られている。セミカスタム論理集積回路は、第一としてランダム論理が中心であり、第二として見本用サンプルよりは製造量が多いがフルカスタム論理集積回路ほどの生産量には至らないため特に設計期間の短縮が要求され、第三として同様の理由からコスト低減も要求される。したがって、セミカスタム論理集積回路に望まれる試験回路としては、上記第一の理由から汎用性が高く、同第二の理由から試験パタンの生成を省力化でき、同第三の理由から試験専用回路の追加を最小限に抑制できることが要求され、これら観点からスキャン試験手法は合致する試験方法として広く認識されている(技術文献1)。さらに、近年では高速で低消費電力なパストランジスタ論理回路をフルカスタム論理集積回路だけではなく、大規模なセミカスタム論理集積回路にも適用する試みがなされている(技術文献2及び特許公報1)。
【0020】しかしながら、パストランジスタ論理の構成になる大規模なセミカスタム論理集積回路に利用して、より好適なスキャン試験手法についてはこれまでは特になく、高々例えば特開平4−127074号公報(以下、「特許公報2」と略記する。)に示されるようにマイクロプロセッサやマイクロコントローラなどのフルカスタム論理集積回路に適用し、冗長に構成されたパストランジスタ論理を試験する、スキャン試験方法以外の方法が知られる程度である。
【0021】
【発明の目的】したがって、本発明の第一の目的は、パストランジスタ論理の構成による大規模な論理回路網に好適なスキャン試験回路を提供することにある。また本発明の第二の目的は、パストランジスタ論理構成の大規模論理回路網に適用して試験効率の更なる向上を図れるスキャン試験回路を提供することである。さらに本発明の第三の目的は、パストランジスタ論理構成の大規模論理回路網に適用して試験専用の追加回路を最小限に抑制できるスキャン試験回路を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、複数のパストランジスタ論理回路を構成要素の一部とする任意の論理集積回路(図1の1S)をスキャン試験手法により試験動作を行なう論理回路において、任意のパストランジスタ論理の単位回路(図1及び図2の2S)の構成要素であるパストランジスタ論理回路演算器(図2の202)の後段へ直列に接続された他の構成要素である増幅器(図2の201)にスキャン試験用補完回路(図2の203)を付加し、スキャン試験回路であるシフトレジスタ(図2の102)の構成回路と同等の機能を有するシフトレジスクラッチ(図2の204)を構成し、該スキャン試験回路のシフトレジスタ(図2の102)の一部としてスキャンシフト経路(図1の130)ヘ直列に追加接続し、外部から入力したスキャン入力シフト信号(図2の211)を該パストランジスタ論理回路(図1及び図2の2S)の出力端子信号(図2の222)へ出力し、また該パストランジスタ論理回路(図2の2S)の構成要素であるパストランジスタ論理回路演算器(図2の202)の出力端子信号(図2の223)をスキャン出力シフト信号(図2の212)として外部へ出力する試験動作をスキャン制御信号(図2の213)により行なうスキャン試験用のシフトレジスクラッチ(図2の204)を構成することを特徴とするパストランジスタ論理回路に好適なスキャン試験回路である。
【0023】第一の発明では、複数のパストランジスタ論埋による組み合わせ論理回路網の構成要素である任意のパストランジスタ論理の単位回路を構成する増幅器をスキャン試験回路の一部として共有化し、スキャン試験用補完回路と共にシフトレジスクラッチを構成することにより、試験専用の追加回路を最小限に抑制できる。
【0024】また、任意のパストランジスタ論理の単位回路をスキャン試験回路用シフトレジスクラッチに改造でき、すなわち組み合わせ論理回路網の内部の任意かつ複数の接点をスキャン試験のために制御及び観測できる試験節点として外部からアクセスできる。
【0025】第二の発明は、外部から入力するスキャン入力シフト信号(図6の第一の211M)を取り込む上記の第一の発明による第一のシフトレジスクラッチ(図6の第一の204M)と、該第一のシフトレジスクラッチ(図6の第一の204M)から出力するスキャン出力シフト信号(図6の第一の212M)をスキャンシフト経路(図6の第一の130)を介してスキャン入力シフト信号(図6の第二の211M)として取り込み、また外部ヘスキャン出力シフト信号として出力する上記の第一の発明による第二のシフトレジスクラッチ(図6の第二の204M)とから構成し、上記第一のシフトレジスクラッチ(図6の第一の204M)及び第二のシフトレジスクラッチ(図6の第二の204M)の各々のラッチ機能を制御するスキャン制御信号(図6のSCKX及びSCKY)において、第一及び第二のシフトレジスクラッチの各々のスルー状態が重複せずにシフト動作するタイミングを有する該二個のスキャン制御信号によりスキャン試験を行なうことを特徴とするスキャン試験回路である。
【0026】第二の発明では、スキャン試験モードにおいて第一及び第二のシフトレジスクラッチとがスルー状態が重複せずにシフト動作するタイミングを有する二個のスキャン制御信号である、二個のスキャンクロック信号により動作させるためにスキャン入力シフト信号の入力端子からスキャン出力シフト信号の出力端子までの経路をスキャンシフト信号がすり抜ける、いわゆるメタステーブル状態を回避かつ防止することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るスキャン試験回路を施した全体回路を示す回路構成図である。図2は、図1中に示されるスキャン試験回路を具備したパストランジスタ論理構成の組み合わせ論理回路の一部(図1の2S)を更に詳細に示した回路構成図である。
【0028】図1において、原論理回路1Sの全体は大きく二種類、すなわち組み合わせ論理回路網101Sと順序回路網102とから構成される。ここで組み合わせ論理回路網101Sは、本来ある単位の組み合わせ論理回路2と、新規な単位の組み合わせ論理回路2Sとから構成される。組み合わせ論理回路2Sは、図2に示されるように、本来ある任意な単位のパストランジスタ論理の組み合わせ論理回路2に対してその構成要素である増幅器201をスキャン試験回路の一部として共有化し、スキャン入力シフト信号211の入力端子やスキャン出力シフト信号212、及び通常動作モードとスキャン試験動作モードとを切り替え制御し、またスキャンシフト動作を制御するスキャン制御信号213の入力端子を有する、スキャン試験用補完回路203を付加することによりシフトレジスタラッチ204の機能を併せて具備する。
【0029】順序回路網102は、従来技術でも説明したように原論理回路1Sに本来ある順序回路に対して外部から直接アクセスできるように改造されたスキャン試験回路付き順序回路を直列に接続することによって実現され、さらに上述の組み合わせ論埋回路2Sの構成要素であるスキャン試験用のシフトレジスタラッチ204をもスキャンシフト経路130上の任意の節点に直列に挿入する構成を採る。
【0030】そこで、スキャン制御信号端子113へ入力する信号を制御することにより通常動作モードにおいて、本来ある順序回路により構成されるシフトレジスタ102aは組み合わせ論理回路網101Sからの入力信号124を入力しかつ出力信号123を組み合わせ論理回路網101Sへ出力する通常の本来ある順序回路として機能し、他方複数の組み合わせ論理回路2Sの構成要素であるシフトレジスタラッチ204はパストランジスタ論理演算器202からの出力信号223を従来技術で述べた如き機能を有する増幅器201を介して出力信号222を出力する本来ある組み合わせ回路として機能する。
【0031】さらに、スキャン制御信号端子113により試験動作モードに設定した場合には、スキャン入力信号端子111及びスキャン出力信号112を有するスキャン試験用のシフトレジスタとしてスキャン制御信号端子113により、シフトレジスタ102a及び複数のシフトレジスタラッチ204に対してシフト動作の機能を図ることができるために、構成要素である各々単位回路の内部状態をスキャン入力信号111を介して任意に設定、制御しかつスキャン出力信号端子112を介して各々の単位回路の内部状態を読み出し、観察することができる。
【0032】なお、図1のシフトレジスタラッチ204は、スキャンシフト経路130上の最後尾に直列に接続されているが、シフトレジスタ102aを構成する個別の順序回路の間に直列に挿入しても本スキャン試験の目的を達成できる。
【0033】図1及び図2の回路における一連のスキャン試験の動作及び方法を以下に述べる。
【0034】以下の三段階になる一連のスキャン試験動作は、スキャン制御信号端子113を介してシフトレジスタ102a及び複数のシフトレジスタラッチ204の各々に印加されるスキャン制御信号によって実行される。■.原入力信号121に試験パターンを設定し、かつスキャン入力信号111を介してシフトレジスタ102a及びシフトレジスタラッチ204に試験パターンを設定するスキャンインの段階。■.原入力信号121と共に、シフトレジスタ102aに格納された試験パタンが組み合わせ回路への入力信号123として組み合わせ論埋回路網101Sに印加され、同様に複数のシフトレジスタラッチ204に格納された試験パタンが組み合わせ論理回路2Sの出力信号222として、また組み合わせ回路への入力信号として、組み合わせ論埋回路網101Sに印加される。この結果、組み合わせ論埋回路網101Sにより一義的に決定された出力信号124を試験結果パタンとしてシフトレジスタ102aに取り込み、同様に組み合わせ論埋回路網101Sにより一義的に決定された出力信号である組み合わせ論理回路2Sの入力信号221がパストランジスタ論埋演算器202を介して出力する信号223を試験結果パタンとして復数のシフトレジスタラッチ204に取り込む捕獲の段階。■.シフトレジスタ102a及び複数のシフトレジスタラッチ204に格納された試験結果パタンを、スキャン出力信号端子112を介して読み出すスキャンアウトの段階。
【0035】
【第1実施例】図3は、本発明に係るパストランジスタ論理構成の組み合わせ論理回路に好適なスキャン試験回路の第1実施例を示す具体的な回路図である。
【0036】図3は、図10に示した従来のパストランジスタ論理構成の組み合わせ論理回路(技術文献2)において、本発明になる好適なスキャン試験回路を具備するパストランジスタ論理回路の具体的な回路図である。したがって図3のスキャン試験回路付きの単位の組み合わせ論理回路2SM内の二点鎖線により囲まれた回路ブロック及びこの回路ブロックの入出力信号において、図10に示した単位の組み合わせ論理回路2Mと同一構成要素に対しては同一の符号としている。そこで、図10に対してスキャン試験回路のために付加された回路を中心に構成を説明する。
【0037】パストランジスタ論理演算器202Mの演算結果であり、シングル・エンド型出力信号223Mでもある出力データ信号NSを、スキャンモード信号SMDによりゲート制御されるN型トランジスタN1Mを介して増幅器201Mの入力にバス線として接続し、さらにスキャン入力シフト信号SINを、一方スキャンクロック信号SCKAによりゲート制御されるN型トランジスタN2Mを介して同様に増幅器201Mの入力バス線に接続し、また増幅器201Mの出力信号Sを直にスキャン出力シフト信号SOUTとすると共に、他方スキャンクロック信号SCKBによりゲート制御されるN型トランジスタN3Mを介して同様に増幅器201Mの入力バス線に接続する構成である。
【0038】図4は、図3に示された第1実施例のスキャン試験回路の動作を説明する真理値表である。
【0039】この真理値表の第一の論理状態、すなわち両スキャンクロック信号SCKA=SCKB=“0”、スキャンモード信号SMD=“1”において、N型トランジスタN2M,N3Mはオフ状態にありスキャン入力シフト信号SINが組み合わせ論理回路2SMに対して影響を及ぼすことはなく、他方N型トランジスタN1Mはオン状態にあるためにパストランジスタ論理演算器202Mの出力データ信号NSはパストランジスタ論理増幅器201Mを介して出力データ信号S及び反転出力データ信号*Sを出力するために設計者が当初原論理集積回路1Sとして設計を行なった本来ある論理機能、すなわち通常モードの状態にある。
【0040】この真理値表の第二及び第三の論理状態では、スキャンモード信号SMD=“0”でありN型トランジスタN1Mはオフ状態にあるために、上記の第一の論理状態とは反対にパストランジスタ論理演算器202Mの出力データ信号NSが増幅器201Mに対して影響を及ぼすことのないスキャン試験モードの状態にある。特に第二の論理状態ではN型トランジスタN2Mがオフ状態がつN型トランジスタN3Mがオン状態にあり、インバータV1M,V2Mとでオン状態のN型トランジスタN3Mを介して双安定回路を構成し、いわゆるラッチ回路におけるラッチ状態であってスキャン出力シフト信号SOUTとしてはこの双安定回路に記憶保持された情報が出力される。
【0041】他方、第三の論埋状態ではN型トランジスタN3Mがオフ状態かつN型トランジスタN2Mがオン状態にあり、スキャン入力シフト信号SINがオン状態のN型トランジスタN2MとインバータV1M,V2Mを通過しスキャン出力シフト信号SOUTへ直接に出力される、いわゆるラッチ回路におけるスルー状態である。
【0042】そこで、上記第一の論理状態から第二の論理状態に遷移させると、直前のパストランジスタ論理演算器202Mの出力データ信号NSがこの双安定回路に記憶保持されてスキャン出力シフト信号SOUTとして出力され、次段のシフトレジスタラッチに送出され、また第三の論理状態から第二の論理状態に遷移させると、直前のスキャン入力シフト信号SINが該双安定回路に記憶保持されてスキャン出力シフト信号SOUTとして出力され、次段のシフトレジスタラッチに送出され、前述の従来技術にも示した一連のスキャン試験を実行することができる。
【0043】
【第2実施例】図5は、本発明に係るパストランジスタ論理構成の組み合わせ論理回路に好適なスキャン試験回路の第2実施例を示す具体的な回路図である。
【0044】図5は、図11に示した従来のパストランジスタ論理構成の組み合わせ論理回路(技術文献3)において、本発明になる好適なスキャン試験回路を具備するパストランジスタ論理回路の具体的な回路図である。したがって図5のスキャン試験回路付きの単位の組み合わせ論理回路2SD内の二点鎖線により囲まれた回路ブロック及びこの回路ブロックの入出力信号において、図11に示した単位の組み合わせ論理回路2Dと同一構成要素に対しては同一の符号としている。
【0045】そこで図11に対してスキャン試験回路のために付加された回路を中心に構成を説明する。パストランジスタ論理演算器202Dの演算結果であり、ディファレンシャル・エンド型出力信号223Dでもある出力データ信号NZ及び反転出力データ信号*NZを、スキャンモード信号SMDによりゲート制御されるN型トランジスタN2D,N1D各々を介してパストランジスタ論埋増幅器201Dの入力にバス線として接続し、さらにスキャン入力シフト信号SINを一方スキャンクロック信号SCKAによりゲート制御されるN型トランジスタN3Dを介して同様にN型トランジスタN2Dのソース電極に接続し、またパストランジスタ論理増幅器201Dの出力データ信号Zを直にスキャン出力シフト信号SOUTとすると共に、他方スキャンクロック信号SCKBによりゲート制御されるN型トランジスタN4Dを介して同様にN型トランジスタN2Dのソース電極に接続し、さらにパストランジスタ論理増幅器201Dの反転出力データ信号*Zをスキャンモード信号SMDによりゲート制御されるP型トランジスタP3Dを介してN型トランジスタN1Dのソース電極に接続する構成である。
【0046】図4は、図5に示された第2実施例のスキャン試験回路の動作を説明する真理表である。
【0047】この真理値表の第一の論理状態、すなわち両スキャンクロック信号SCKA=SCKB=“0”、スキャンモード信号SMD=“1”において、N型トランジスタN3D,N4DとP型トランジスタP3Dはオフ状態にありスキャン入力シフト信号SINが組み合わせ論理回路2SDに対して影響を及ぼすことはなく、また反転出力データ信号*ZがP型トランジスタP3Dを介して出力反転データ信号*NZの節点と非接続状態にあって信号の逆戻り経路を切断できる。他方、N型トランジスタN1D,N2Dはオン状態にあるためにパストランジスタ論理演算器202Dの出力データ信号NZ及び反転出力データ信号*NZはパストランジスタ論理増幅器201Dを介して反転出力データ信号*Z及び出力データ信号Zを出力するために設計者が当初原論理集積回路1Sとして設計を行なった本来ある論理機能、すなわち通常モードの状態にある。
【0048】この真理値表の第二及び第三の論理状態では、スキャンモード信号SMD=“0”でありN型トランジスタN1D,N2Dはオフ状態にあるために、上記の第一の論理状態とは反対にパストランジスタ論理演算器202Dの出力データ信号Z及び反転出力データ信号*NZがパストランジスタ論埋増幅器201Dに対して影響を及ぼすことのないスキャン試験モードの状態にある。
【0049】特に第二の論理状態ではN型トランジスタN3Dがオフ状態かつN型トランジスタN3Mがオン状態、もちろんP型トランジスタP3Dもオン状態にあり、インバータV1D,V2Dでオン状態のN型トランジスタN3MとP型トランジスタP3Dを介して双安定回路を構成し、いわゆるラッチ回路におけるラッチ状態であってスキャン出力シフト信号SOUTとしては該双安定回路に記憶保持された情報が出力される。
【0050】他方、第三の論理状態ではN型トランジスタN4Dがオフ状態かつN型トランジスタN3Dがオン状態にあり、スキャン入力シフト信号SINがオン状態のN型トランジスタN3D、インバータV2D、オン状態のP型トランジスタP3D、及びインバータV1Dを通過しスキャン出力シフト信号SOUTへ直接に出力される、いわゆるラッチ回路におけるスルー状態である。
【0051】そこで上記第一の論理状態から第二の論理状態に遷移させると、直前のパストランジスタ論理演算器202Dの出力データ信号NZ及び反転出力データ信号*NZがこの双安定回路に記憶保持されてスキャン出力シフト信号SOUTとして出力され、次段のシフトレジスタラッチに送出され、また上記第三の論理状態から第二の論理状態に遷移させると、直前のスキャン入力シフト信号SINが該双安定回路に記憶保持されてスキャン出力シフト信号SOUTとして出力され、次段のシフトレジスタラッチに送出され、前述の従来技術にも示した一連のスキャン試験を実行することができる。
【0052】
【第3実施例】図6は、本発明に係るスキャン試験回路により具体的に構成したスキャンシフトのためのシフトレジスタの第3実施例を示す回路図である。
【0053】図6は、図3に示した本発明に係るパストランジスタ論理構成の組み合わせ論理回路に好適なスキャン試験回路の第1実施例になるスキャン試験回路を具備するパストランジスタ論理回路構成の第一の組み合わせ論埋回路2SD及び第一の組み合わせ論理回路2SMから構成され、構成要素である回路ブロック及びこの回路ブロックの入出力信号において、図3に示した組み合わせ論理回路2SMの構成要素に記した符号の頭文字に各々「第一の」及び「第二の」を付加した符号としている。
【0054】そこで第一のスキャンクロック信号SCKAとしてスキャンクロック信号SCKXを割り当て、同様に第二のスキャンクロック信号SCKAとしてスキャンクロック信号SCKYを割り当て、他方第一のスキャンクロック信号SCKBは第一のスキャンモード信号SMDとスキャンクロック信号SCKXとを論理和回路NOR1によって得られた出力信号とし、同様に第二のスキャンクロック信号SCKBは第二のスキャンモード信号SMDとスキャンクロック信号SCKYとを論理和回路NOR2によって得られた出力信号とする。また第一のスキャン出力シフト信号212Mは、スキャンシフト経路130を介して第二のスキャン入力シフト信号211Mとして印加させる。すなわち図6は第一及び第二のシフトレジスタラッチ204Mを組み合わせたマスタースレーブ型Dタイプ・フリップフロップの順序回路構成を実現しており、また図6においてはこのマスタースレーブ型Dタイプ・フリップフロップの単位のみを示しているが、もちろんこのマスタースレーブ型Dタイプ・フリップフロップの複数個をスキャンシフト経路130の線上において直列に接続してシフトレジスタを構成することもできる。
【0055】図7は、図6に示したスキャン試験回路の試験動作を示すタイミングチャートである。なお、ここでは第一及び第二のスキャンモード信号SMDは同一の信号を印加させる。
【0056】まず初期状態として第一及び第二のスキャンモード信号SMDが“0”でありスキャン試験モードに回路状態があるとし、またスキャンクロックSCKX及びSCKYも“0”に設定して置き、回路全体としては未確定の状態にあると仮定する。そこで前述した従来技術のスキャン試験方法と同様に、第一段階として第一及び第二のスキャンモード信号SMD及びスキャンクロックSCKYが“0”状態のままでスキャンクロックSCKXとして一個の凸型パルスを印加して、試験パタン信号としての第一のスキャン入力シフト信号211Mを第一のシフトレジスタラッチ204Mに取り込み、続けてスキャンクロックSCKYとして一個の凸型パルスを印加することにより第一のシフトレジスタラッチ204Mに取り込まれた情報、すなわち第一のスキャン出力シフト信号212Mをスキャンシフト経路130を介して第二のスキャン入力シフト信号211Mとして第二のシフトレジスタラッチ204Mに取り込むことによって、試験パタンが第一及び第二のシフトレジスタラッチ204Mに記憶保持され、かつこの試験パタンが第一及び第二の出力データ信号222Mとして各々が次段にある被試験対象である組み合わせ論理回路群へ送出されるスキャンインの段階、第二段階として、第一及び第二のシフトレジスタラッチ204Mに記憶保持された試験パタンが第一及び第二の出力データ信号222Mとして、各々が次段にある被試験対象である組み合わせ論理回路群へ伝播し、その結果として該被試験対象である組み合わせ論理回路群により一義的に決定された試験結果が第一及び第二の入力データ信号221Mとして各々が第一及び第二の202Mに印加され、さらに各々がパストランジスタ論理演算器での演算結果、すなわち試験結果である第一及び第二の出力データ信号223Mを得た後に、第一及び第二のスキャンモード信号SMDに対して一個の凸型パルスを印加しすることによって第一及び第二のシフトレジスタラッチ204Mに取り込みかつ記憶保持される捕獲の段階、第三段階として、第一及び第二のシフトレジスタラッチ204Mに取り込みかつ記憶保持された試験結果パタンはスキャン出力シフト信号として各々が第一及び第二の212Mに伝播されており、まずここでは第二のスキャン出力シフト信号212Mが試験結果パタンとして読み出せている。
【0057】他方の試験結果パタンである第一のスキャン出力シフト信号212Mを読み出すためにスキャンクロック信号SCKYに一個の凸型パルスを印加させて第二のシフトレジスタラッチ204Mに試験結果パタンである第一のスキャン出力シフト信号212Mをラッチさせることによって、第二のスキャン出力シフト信号212Mとして該試験結果パタンを読み出すスキャンアウトの段階、以上の合計三段階を経てスキャン試験が実行される。
【0058】上記の試験動作において特にスキャン試験モード中の一連のシフトレジスタ動作を実行する際に、スキャンクロックSCKX及びSCKYへの印加信号として交互にかつ各シフトレジスタラッチ204Mのスルー状態(スキャンクロックSCKX及びSCKYが共に“1”となる状態)が時間軸上で重複しないような凸型パルスを供給することによって、スキャン試験用のシフトレジスタを構成するシフトレジスタラッチの全てがスルー状態となってスキャン試験パタンがすり抜ける誤動作を防止し、正常なシフトレジスタ動作を確実に実行することができる。
【0059】また図6の構成の説明においても述べたように、第一及び第二のシフトレジスタラッチ204Mを組み合わせたマスタースレーブ型Dタイプ・フリップフロップの順序回路構成を実現しており、また図6においてはこのマスタースレーブ型Dタイプ・フリップフロップの単位のみを示しているが、もちろんこのマスタースレーブ型Dタイプ・フリップフロップの複数個をスキャンシフト経路130の線上において直列に接続してシフトレジスタを構成することもでき、この場合におけるスキャン試験方法も上述に従う。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複数のパストランジスタ論理による組み合わせ論理回路網の構成要素である任意のパストランジスタ論理の単位回路を構成する増幅器をスキャン試験回路の一部として共有化し、スキャン試験用補完回路と共にシフトレジスタラッチを構成するために、試験専用の追加回路を最小限に抑制でき、すなわちスキャン試験回路によるチップ面積の増加を最小限に抑制することができる。
【0061】また、任意のパストランジスタ論理の単位回路をスキャン試験回路用シフトレジスタラッチに改造でき、すなわち組み合わせ論埋回路網の内部の任意かつ複数の接点をスキャン試験のために制卸及び観測できる試験節点として外部から直接的にアクセスできるために、少ない試験パタンで高い故障検出率が得られ試験効率の向上を図ることができる。
【出願人】 【識別番号】000004237
【氏名又は名称】日本電気株式会社
【出願日】 平成9年(1997)6月30日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 勇
【公開番号】 特開平11−23661
【公開日】 平成11年(1999)1月29日
【出願番号】 特願平9−174746