| 【発明の名称】 |
プリント板テスト治具圧接装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】大山 善四郎
【氏名】富岡 正男
【氏名】林 修
【氏名】鈴木 昇
【氏名】黒沢 広次
【氏名】西野 輝道
【氏名】塚本 泰輔
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| 【要約】 |
【課題】プリント板インサーキットテスト工程で、プリント板搭載部品を破損することなく、容易にテスト治具設定を行うことが出来る。
【解決手段】テスト治具圧接装置の加圧ロッド1の個々に加圧力検出器2とロッド長可変機構5を設ける。使用に際し当初縮小しておいた加圧ロッド1を伸長させ、加圧力検出器2が所定の圧力を検出した位置で停止させる。停止する加圧力の設定値を部品強度より充分小さな値に設定し、加圧ロッド1がプリント板7の搭載部品に接触しても破損を防止出来る。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】プリント板インサーキットテスタと被テストプリント板を電気的に接続する治具の圧接装置において、複数設けられる加圧ロッド個々にその長さを調節する機能を持ち、被試験プリント板の搭載部品に加わる加圧力を制限することを特徴とするプリント板テスト治具圧接装置。 【請求項2】請求項1において、上記治具を被試験プリント板に圧接する加圧ロッド個々に加圧力検出器を設け、上記加圧ロッド長可変機構に連動させ、当初縮小させておいた加圧ロッドを伸長させ、加圧力検出器が定められた加圧力を検出したとき伸長を停止するプリント板テスト治具圧接装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はプリント板テスト治具圧接装置に関する。 【0002】 【従来の技術】プリント板インサーキットテスタと被試験プリントを電気的に接続する加圧形のプリント板テスト治具は、電気的な接続を安定に確保するため十数本の加圧ロッドにより被試験プリント板と圧接されるが、被試験プリント板には各種部品が搭載されており、加圧による損傷を防ぐためプリント板上の部品のない位置を選んで加圧ロッドを設定する必要がある。 【0003】従って被試験プリント板の種類が変わり、部品数及び部品配置が変わるたびに目測により加圧ロッドの概略の位置決めを行い、実際に加圧操作して確認し位置設定を行っていた。プリント板の試験を行う際、治具を均等に圧接するためには10〜20本の加圧ロッドを設定する必要があり、この操作を繰返し行うため多くの時間を必要としていた。 【0004】又、被試験プリント板の種類変更を行う際、加圧ロッドの設定変更に人手を要するため、試験の無人化,自動化の障害になっていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従来のプリント板治具圧接装置は、加圧ロッドを被試験プリント板の搭載部品を避けて設定する必要があり、各ロッドの設定毎に目測で概略の設定を行い、試行確認の必要があるため、多くの時間を要するほか試験無人化の障害になっていた。 【0006】本発明の目的は、プリント板テスト治具圧接装置の加圧ロッドに、加圧力検出機能とそれに連動した長さ調節機能を持たせることにより、被試験プリント板の種類変更に対して加圧ロッドの設定変えを不要とするプリント板テスト治具圧接装置を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明はインサーキットテスタのテスト治具圧接装置において、被試験プリント板をプリント板テスト治具に圧接する加圧ロッド個々に、加圧力検出機能とロッド長さ調節機能を付与連動させ、当初縮小させておいた加圧ロッドを加圧力検出器が目標の加圧力を検出する位置まで伸長させる。従ってプリント板上に実装された部品に接触するロッドと、部品のないプリント基板を加圧するロッドでは、ロッドの繰り出し長さが異なることになる。又、加圧ロッドの伸長を停止させる加圧力の規定値を、部品破損強度より充分小さい値に設定することにより、部品を押し潰したりする破損を防止することが出来る。ロッド長可変機構は、プリント板側から加圧ロッドに加えられる加圧力によっては、伸長した加圧ロッド長を変化させない非可逆的構造を持つ。このような機構を持つことによりプリント板上、部品の有無に関わらず加圧ロッドを設定することが出来、人手による段取りを必要としない加圧ロッド長可変プリント板テスト治具圧接装置が達成される。 【0008】 【発明の実施の形態】図1にプリント板テスト治具圧接装置の構成と実施例、図2に従来型プリント板テスト治具圧接装置の概要を示す。 【0009】インサーキットテスタ11によるプリント板の試験は、プリント板7にプリント板テスト治具10を加圧ロッド1によって圧接し、配線14を通じ信号を取り込み良否判定する。 【0010】従来、図2に示すように加圧ロッド設定穴15に固定長の加圧ロッド13を設定するのが一般的であったが、加圧ロッド13の設定位置が不適当であると破損した部品12のように押しつぶされ破損する。従って、加圧ロッド13は部品に接触しない加圧ロッド設定穴を選択して設定する必要があるが、選択・試行に多くの時間を要するうえ、プリント板上の部品密度が高くなると加圧ロッド13の設定は困難になる。又、被試験プリント板の変更に対して加圧ロッド13の設定変更を人手で行わなければならないことから、多種少量プリント板の自動試験化の隘路となっている。 【0011】本発明による加圧力検出器を付与した可変長加圧ロッドでは、当初縮小している加圧ロッド1がロッド長可変機構5で繰り出され先端がプリント板7又はプリント板搭載部品6に接し、加圧力検出器2が規定の加圧力を検知すると信号線3を通して制御器4に信号が送られ加圧ロッド1の繰り出しを停止する。この際、加圧ロッド繰り出しを停止させる加圧力の設定値を部品が破壊する圧力より充分小さく設定しておけば、加圧ロッド1が搭載部品6と接触しても搭載部品を損傷することはない。 【0012】又、ロッド長可変機構5は測定用プローブ9やプリント板7側からの加圧力では加圧ロッド長が変わらない、例えば、ウォームギア様、非可逆動作の構造になっており、測定用プローブの圧力によってプリント板がたわむことがなく安定な電気的接触状態を保持する。 【0013】このように、プリント板上の部品の有無に関わらず加圧ロッドを自動設定することが出来る。 【0014】 【発明の効果】本発明によれば、プリント板インサーキットテスタとプリント板を電気的に接続する加圧形圧接装置の加圧ロッドの設定を、繰返し試行の手数をかけることなく行うことが出来る。プリント板の種類が異なっても部品搭載位置に関わらず、加圧ロッドを設定することが出来る。インサーキットテスタは、自動判定が可能なテスタであるにも関わらず、治具の設定が隘路となって自動化が阻まれていたが、本発明の装置とプリント板ローダなどとの組合せにより多種類・多数枚のプリント板試験を自動化することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005108 【氏名又は名称】株式会社日立製作所 【識別番号】592104829 【氏名又は名称】那珂インスツルメンツ株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)7月4日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】小川 勝男
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| 【公開番号】 |
特開平11−23640 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月29日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−179289 |
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