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【発明の名称】 半導体加速度センサ及びその自己診断駆動方法
【発明者】 【氏名】野原 一也

【氏名】堀 正美

【要約】 【課題】正常動作しているかどうかを診断する自己診断駆動を、容易にかつ安価に達成できる半導体加速度センサを提供する。

【解決手段】重り部11と、重り部11に加速度が印加されることによって撓むよう一端を重り部11に接続した撓み部12と、撓み部12の撓みに基づいて加速度を電気信号に変換するよう撓み部12に形成されたセンサ部13とが半導体基板に形成された半導体センサ部1、及び正常動作を診断する電気信号の診断電気信号をセンサ部13が出力するよう重り部11を駆動する自己診断駆動手段と、を備えた半導体加速度センサにおいて、前記自己診断駆動手段はコモン端子34に接続された可動接点34aが励磁されたコイルによって、固定接点に接触して振動を発生する電磁リレー3でもって形成された構成にしてある。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 重り部と、重り部に加速度が印加されることによって撓むよう一端を重り部に接続した撓み部と、撓み部の撓みに基づいて加速度を電気信号に変換するよう撓み部に形成されたセンサ部とが半導体基板に形成された半導体センサ部、及び正常動作を診断する電気信号である診断電気信号をセンサ部が出力するよう重り部を駆動する自己診断駆動手段と、を備えた半導体加速度センサにおいて、前記自己診断駆動手段は、コモン端子に接続された可動接点が励磁されたコイルによって、固定接点に接触して振動を発生する電磁リレーでもって形成されたことを特徴とする半導体加速度センサ。
【請求項2】 前記電磁リレーは、前記半導体センサ部を内蔵したハウジングに設けられたことを特徴とする請求項1記載の半導体加速度センサ。
【請求項3】 常閉固定接点及び常開固定接点を有した前記電磁リレーは、前記可動接点が励磁されたコイルによって常閉固定接点から常開固定接点に接触するとともに、前記コモン端子が前記電気信号を入力されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体加速度センサ。
【請求項4】 前記診断電気信号を増幅処理する信号処理回路は、前記電磁リレーの常開固定接点に接続されたことを特徴とする請求項3記載の半導体加速度センサ。
【請求項5】 請求項1乃至請求項4記載の半導体加速度センサを用いた半導体加速度センサの自己診断駆動方法であって、重り部と、重り部に加速度が印加されることによって撓むよう一端を重り部に接続した撓み部と、撓み部の撓みに基づいて加速度を電気信号に変換するよう撓み部に形成されたセンサ部とが半導体基板に形成された半導体センサ部、及び正常動作を診断する電気信号である診断電気信号をセンサ部が出力するよう重り部を駆動する自己診断駆動手段と、を備えた半導体加速度センサにおいて、前記自己診断駆動手段を形成する電磁リレーは、コモン端子に接続された可動接点が励磁されたコイルによって固定接点に接触して振動を発生し、前記重り部が発生した振動によって駆動され、前記センサ部が前記診断電気信号を出力することを特徴とする半導体加速度センサの自己診断駆動方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車又は家電製品等に用いられて、正常動作を診断する自己診断駆動機能を備えた半導体加速度センサ、及びその自己診断駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体加速度センサとして、特開平4−134022号公報に提案されて、図7及び図8に示す構成のものが存在する。このものは、重り部A1と、重り部A1に加速度が印加されることによって撓むよう一端を重り部に接続した撓み部A2と、撓み部A2の撓みに基づいて加速度を電気信号に変換するよう撓み部A2に形成されたセンサ部A3と、重り部A1の外周縁を空間を設けて外囲して撓み部A2の他端を支持する支持部A4とが半導体基板に形成された半導体センサ部A、及び正常動作を診断する電気信号の診断電気信号をセンサ部A3が出力するよう重り部A1を駆動する自己診断駆動手段Bとを備えている。
【0003】さらに詳しくは、重り部A1の撓みを規制する第1ストッパC1及び第2ストッパC2が支持部A4の両面に固着される。そして、自己診断駆動手段Bは、重り部A1の両面にほぼ平行で、第1ストッパC1及び第2ストッパC2にそれぞれ配置された第1電極B1、及び第2電極B2からなる両電極B1,B2でもって形成される。そして、両電極B1,B2は、重り部A1との間に電圧を印加して重り部A1に静電力を与えることによって、重り部A1が駆動されて擬似的に加速度を加えられた状態を生じさせる。
【0004】そして、自己診断駆動時には、第1電極B1と重り部A1との間に、図8(a)に示すように、例えば数十ボルト以上の高電圧V1が印加されると共に、第2電極B2と重り部A1との間に、図8(b)に示すような高電圧V2が印加される。すなわち、高電圧V1が存在するときには、第1電極B1と重り部A1との間に吸引力が発生して、重り部A1が一方へ駆動される。また、高電圧V2が存在するときには、第2電極B2と重り部との間に吸引力が発生して、重り部A1が他方に駆動される。そして、重り部A1を一方及び他方の双方向から交互に吸引して、重り部を効率良く駆動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の半導体加速度センサでは、自己診断駆動手段Bが第1電極B1及び第2電極B2でもって形成されて、静電力によって重り部A1を駆動し、センサ部A3が電気信号である診断電気信号を出力して、正常動作するかどうかを診断できる。
【0006】しかしながら、第1電極B1及び第2電極B2を第1ストッパC1及び第2ストッパC2にそれぞれ形成する必要があるとともに、数十ボルト以上の高電圧V1及び高電圧V2を第1電極B1及び第2電極B2に印加しなければならない。したがって、半導体センサ部Aが動作する電源電圧5Vから高電圧V1,V2まで昇圧する必要があって、昇圧回路を設けなければならず、コストアップを招くという問題があった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、正常動作しているかどうかを診断する自己診断を、容易にかつ安価に達成できる半導体加速度センサ、及びその自己診断駆動方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決するために、請求項1記載のものは、重り部と、重り部に加速度が印加されることによって撓むよう一端を重り部に接続した撓み部と、撓み部の撓みに基づいて加速度を電気信号に変換するよう撓み部に形成されたセンサ部とが半導体基板に形成された半導体センサ部、及び正常動作を診断する電気信号である診断電気信号をセンサ部が出力するよう重り部を駆動する自己診断駆動手段と、を備えた半導体加速度センサにおいて、前記自己診断駆動手段は、コモン端子に接続された可動接点が励磁されたコイルによって、固定接点に接触して振動を発生する電磁リレーでもって形成された構成にしてある。
【0009】請求項2記載のものは、請求項1記載のものにおいて、前記電磁リレーは、前記半導体センサ部を内蔵したハウジングに設けられた構成にしてある。
【0010】請求項3記載のものは、請求項1又は請求項2記載のものにおいて、常閉固定接点及び常開固定接点を有した前記電磁リレーは、前記可動接点が励磁されたコイルによって常閉固定接点から常開固定接点に接触するとともに、前記コモン端子が前記電気信号を入力される構成にしてある。
【0011】請求項4記載のものは、請求項3記載のものにおいて、前記診断電気信号を増幅処理する信号処理回路は、前記電磁リレーの常開固定接点に接続された構成にしてある。
【0012】請求項5記載のものは、請求項1乃至請求項4記載の半導体加速度センサを用いた半導体加速度センサの自己診断駆動方法であって、重り部と、重り部に加速度が印加されることによって撓むよう一端を重り部に接続した撓み部と、撓み部の撓みに基づいて加速度を電気信号に変換するよう撓み部に形成されたセンサ部とが半導体基板に形成された半導体センサ部、及び正常動作を診断する電気信号である診断電気信号をセンサ部が出力するよう重り部を駆動する自己診断駆動手段と、を備えた半導体加速度センサにおいて、前記自己診断駆動手段を形成する電磁リレーは、コモン端子に接続された可動接点が励磁されたコイルによって固定接点に接触して振動を発生し、前記重り部が発生した振動によって駆動され、前記センサ部が前記診断電気信号を出力する構成にしてある。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1乃至図4、及び図6に基づいて以下に説明する。
【0014】重り部11、撓み部12、センサ部13、及び支持部14とを有して電源電圧5Vで動作する半導体センサ部1が、シリコン半導体基板に形成されるとともに、ハウジング2に内蔵される。
【0015】重り部11は、外周縁を有した略四角状に形成され、加速度が印加されると、加速度印加方向と逆方向へ駆動される。
【0016】撓み部12は、薄膜状に形成され、一端を重り部11に接続して、重り部11に加速度が印加されることによって撓む。また、温度補償用の抵抗部(図示せず)が、後述するピエゾ抵抗と同じ構造を有して撓み部12の一面側に形成される。
【0017】センサ部13は、導電型がP型のピエゾ抵抗により、撓み部12の一面側へ形成されて、加速度を印加すると撓み部12の撓みに基づいて抵抗が変化し、加速度を電気信号に変換して、その電気信号を後述するハウジング2に設けられた出力端子24に出力する。そして、抵抗部と互いに接続されてブリッジ回路(図示せず)を形成する。
【0018】支持部14は、略四角状に形成され、重り部11の外周縁を空間14aを設けて外囲するとともに、撓み部12の他端を支持して撓み部12を片持ち支持する。
【0019】第1ストッパ15aは、略四角形状に形成されたパイレックスガラスにより、中央部に重り部11が当接し得る第1当接面を有して、その第1当接面と重り部11との間で空隙が形成され、一面側の支持部14に固着されている。同様に、第2ストッパ15bは、略四角形状に形成されたパイレックスガラスにより、中央部に重り部11が当接し得る第2当接面を有して、その第2当接面と重り部11との間で空隙が設けられ、他面側の支持部14に固着されている。
【0020】2はハウジングで、絶縁性の樹脂により、四角状で側壁21aを有した第1筒部21と、略楕円形状の第2筒部22とを有して形成され、第1筒部21及び第2筒部22が底部23を共通にして両側へ開口し、両フランジ部21bが第1筒部21の開口端部から側壁21aに沿った両方向へ突設される。また、円形状の取り付け孔が両フランジ部21bに設けられる。
【0021】ここで、重り部11、撓み部12、センサ部13、及び支持部14とを有した半導体センサ部1が、ハウジング2の第1筒部21に内蔵されて、出力端子24が第1筒部21から第2筒部22に突設されて、センサ部13からの電気信号を伝達する。また、係合突起21cが第1筒部21の側壁21aから突設される。
【0022】3は電磁リレーで、松下電工製で商品名がTFリレーであって、自己診断駆動手段を形成し、ボディ31と、そのボディ31に載置されて5Vの動作電圧で動作するコイル(図示せず)と、ボディ31に嵌着されたカバー32とを有して構成される。コイルと接続されたコイル端子33、可動接点板(図示せず)を介して可動接点34aを接続したコモン端子34、常閉固定接点35aを接続した常閉固定端子35、及び常開固定接点36aを接続した常開固定端子36がそれぞれボディ31から導出される。
【0023】そして、図3及び図4に示すように、四角状の係合孔32aがカバー32に設けられて、ハウジング2の係合突起21cに係合して、ハウジング2と一体化されるとともに、動作電圧でコイルが励磁されると、可動接点板がそのコイルによって駆動されて、可動接点34aが常閉固定接点35aから常開固定接点36aに接触して振動を発生する。
【0024】このものの動作を説明する。ハウジング2は加速度を検知する自動車等に取り付け孔でもって取り付けられる。正常に動作するかどうか、すなわち正常動作を診断する時、半導体センサ部1の電源電圧と同一電圧である動作電圧5Vをコイル端子33に印加すると、コイル端子33に接続されたコイルは励磁されて、可動接点板がそのコイルによって駆動され、可動接点34aが常開固定接点36aに接触して振動を発生する。
【0025】その振動がハウジング2に伝達されて、半導体センサ部1の重り部11を駆動して擬似的に加速度が加わった状態を生じさせ、撓み部12を撓ませて、電気信号を、すなわち正常動作を診断する診断電気信号をセンサ部13に出力させる。その診断電気信号を計測して、正常動作を診断する。
【0026】また、自動車に印加された加速度を検知する時、重り部11が加速度の印加方向と反対方向へ駆動されて撓み部12を撓ませ、その撓み部12に形成されたセンサ部13であるピエゾ抵抗が撓んで、ピエゾ抵抗の抵抗値が変化する。すなわち、センサ部13は撓み部12の撓みに基づくピエゾ抵抗の抵抗値変化によって、加速度を電気信号に変換して、その電気信号を出力端子24に出力する。そして、電気信号を計測することによって加速度を検知する。
【0027】また、過大な加速度が印加されたときには、重り部11が第1ストッパ15aの第1当接面に、また逆方向の過大な加速度が印加されたときは、第2当接面に当接する。つまり、第1ストッパ15a及び第2ストッパ15bは、撓み部12の撓みが一定値以上になるのを防ぎ、撓み部12の破損を防止する。
【0028】かかる第1実施形態の半導体加速度センサにあっては、上記したように、自己診断駆動手段がコモン端子34に接続された可動接点34a、及び常開固定接点36aを有した電磁リレー3でもって形成されて、可動接点34aが励磁されたコイルによって常開固定接点36aに接触して振動を発生するから、その振動でもって重り部11が駆動され、センサ部13が電気信号である診断電気信号を出力して、正常動作しているかどうかを診断する自己診断を、容易にかつ安価に達成することができる。
【0029】なお、第1実施形態では、自己診断駆動手段を形成する電磁リレー3を、可動接点34a、常閉固定接点35a、及び常開固定接点36aを有したものとしたが、常閉固定接点35a、又は常開固定接点36aのうちどちらか一方のみを有したものとしてもよく、可動接点34aが固定接点に接触して、振動を発生すればよく限定されない。
【0030】本発明の第2実施形態を図5に基づいて以下に説明する。なお、第2実施形態では第1実施形態と異なる機能について述べることとし、第1実施形態と実質的に同一機能を有する部材については、同一符号を付して説明を省略する。
【0031】第2実施形態では、半導体センサ部1及び電磁リレー3が、ガラスエポキシ基板からなるプリント基板1aに実装される。そして、電磁リレー3は半導体センサ部1と当接した状態で、ポッティング材25によってポッティングされて、それぞれがハウジング2の第1筒部21に内蔵される。すなわち、自己診断駆動手段である電磁リレー3は、半導体センサ部1を内蔵したハウジング2に設けられる。
【0032】かかる第2実施形態の半導体加速度センサにあっては、上記したように、電磁リレー3が半導体センサ部1を内蔵したハウジング2に設けられたから、半導体センサ部1及び電磁リレー3をハウジング2内部で一体化して小型化することができる。
【0033】本発明の第3実施形態を図6に基づいて以下に説明する。なお、第3実施形態では第2実施形態と異なる機能について述べることとし、第2実施形態と実質的に同一機能を有する部材については、同一符号を付して説明を省略する。第2実施形態では、センサ部13からの電気信号が電磁リレー3のコモン端子34に入力される。
【0034】4は信号処理回路で、プリント基板1aに実装されるとともに、電磁リレー3の常開固定接点36aに接続されて、診断電気信号の極性を例えばプラス側のみへ整流処理、又は診断電気信号のピーク値を保持するピークホールド処理して、診断電気信号を増幅するよう信号処理する。
【0035】このものの動作を説明する。正常動作を診断する時、5Vの動作電圧をコイル端子33に印加すると、半導体センサ部1及び電磁リレー3は同時に動作し、電磁リレー3は可動接点34aが、常閉固定接点35aから常開固定接点36aに接触して振動を発生する。振動がハウジング2に伝達されて、半導体センサ部1の重り部11を駆動し、撓み部12を撓ませて、診断電気信号をセンサ部13に出力させる。その診断電気信号がコモン端子34から可動接点34aを介して常開固定接点36aに伝達されて、信号処理回路4で信号処理され増幅された状態で計測される。
【0036】また、加速度を検知する時、コイル端子33に印加された電圧を除荷すると、電磁リレー3は可動接点34aが反転し、常開固定接点36aから常閉固定接点35aに接触する。そして、センサ部13からの電気信号が信号処理回路4と切断されて、コモン端子34を介して常閉固定接点35aに、信号処理回路4を経由することなく伝達される。
【0037】かかる第3実施形態の半導体加速度センサにあっては、上記したように、電磁リレー3が常閉固定接点35a及び常開固定接点36aを設け、可動接点34aが励磁されたコイルによって常閉固定接点35aから常開固定接点36aに接触するとともに、コモン端子34がセンサ部13からの電気信号を入力されるから、自己診断する時、診断電気信号がコモン端子34から可動接点34aを介して常開固定接点36aに、自己診断ではなく加速度を検知するとき、電気信号が常閉固定接点35aにそれぞれ伝達されて、診断電気信号と電気信号とをコイルの励磁によって容易に切り替えることができる。
【0038】また、診断電気信号を増幅処理する信号処理回路4が電磁リレー3の常開固定接点36aに接続されたから、診断電気信号が信号処理回路4でもって整流処理又はピークホールド処理され増幅されて、電磁リレー3の振動が短時間であっても、精度よく自己診断することができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載のものは、自己診断駆動手段がコモン端子に接続された可動接点、及び固定接点を有した電磁リレーでもって形成されて、可動接点が励磁されたコイルによって固定接点に接触して振動を発生するから、その振動でもって重り部が駆動され、センサ部が電気信号である診断電気信号を出力して、正常動作しているかどうかを診断する自己診断を、容易にかつ安価に達成することができる。
【0040】請求項2記載のものは、請求項1記載のものの効果に加えて、電磁リレーが半導体センサ部を内蔵したハウジングに設けられたから、電磁リレー及び半導体センサ部をハウジング内部で一体化して小型化することができる。
【0041】請求項3記載のものは、請求項1又は請求項2記載のものの効果に加えて、電磁リレーが常閉固定接点及び常開固定接点を設け、可動接点が励磁されたコイルによって常閉固定接点から常開固定接点に接触するとともに、コモン端子がセンサ部からの電気信号を入力されるから、自己診断する時、診断電気信号がコモン端子から可動接点を介して常開固定接点に、自己診断ではなく加速度を検知するとき、電気信号が常閉固定接点にそれぞれ伝達されて、診断電気信号と電気信号とをコイルの励磁によって容易に切り替えることができる。
【0042】請求項4記載のものは、請求項3記載のものの効果に加えて、診断電気信号を増幅処理する信号処理回路が電磁リレーの常開固定接点に接続されたから、診断電気信号が信号処理回路でもって整流処理又はピークホールド処理され増幅されて、電磁リレーの振動が短時間であっても、精度よく自己診断することができる。
【0043】請求項5記載の半導体加速度センサの自己診断駆動方法は、自己診断駆動手段がコモン端子に接続された可動接点、及び固定接点を有した電磁リレーでもって形成されて、可動接点が励磁されたコイルによって固定接点に接触して振動を発生し、その振動でもって重り部を駆動し、電気信号である診断電気信号をセンサ部から出力して、正常動作しているかどうかを容易にかつ安価に自己診断することができる。
【出願人】 【識別番号】000005832
【氏名又は名称】松下電工株式会社
【出願日】 平成10年(1998)3月25日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】安藤 淳二 (外1名)
【公開番号】 特開平11−271356
【公開日】 平成11年(1999)10月8日
【出願番号】 特願平10−76934