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【発明の名称】 ガスメータ用運搬取手
【発明者】 【氏名】今場 道雄

【氏名】中野 淳也

【要約】 【課題】運搬のための追加々工をガスメータに施すことなく、ガスメータを簡単に運搬する。

【解決手段】横長薄板状の2枚の取手板11を組み合わせることにより形成され、当該組み合わせによって、ガスメータ1のケース2から突設した一対の配管接続管5に掛け渡されて使用する。取手板11のそれぞれは、配管接続管5の外周の雄ねじ6に螺合する雌ねじ孔13が厚さ方向に貫通している。また、係合ピン14及び係合孔15によって対となる取手板11同士を係合して結合するため、取手板11を把持することによりガスメータ1を運搬することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 横長薄板状の2枚の取手板を組み合わせることにより形成され、当該組み合わせによって、ガスメータのケースから突設した一対の配管接続管に掛け渡されて使用されるガスメータ用運搬取手であって、前記取手板のそれぞれは、前記配管接続管の外周の雄ねじに螺合する雌ねじ孔が厚さ方向に貫通していると共に、対となる取手板と係脱自在に係合する係合部が設けられていることを特徴とするガスメータ用運搬取手。
【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記取手板は合成樹脂によって形成されていることを特徴とするガスメータ用運搬取手。
【請求項3】 請求項1または2記載の発明であって、前記係合部は、対となる取手板と相互に嵌合する係合ピン及び係合孔であることを特徴とするガスメータ用運搬取手。
【請求項4】 請求項3記載の発明であって、前記係合ピン及び係合孔のそれぞれは、前記取手板の長さ方向に沿って複数が設けられていることを特徴とするガスメータ用運搬取手。
【請求項5】 請求項1または2記載の発明であって、前記係合部は、対となる取手板と相互に噛み込むスリットであることを特徴とするガスメータ用運搬取手。
【請求項6】 請求項5記載の発明であって、前記スリットは、L字形に屈曲していることを特徴とするガスメータ用運搬取手。
【請求項7】 ガスメータのケースから突設している一対の配管接続管との対応位置に取付孔が貫通した横長薄板状のハンドル板と、前記配管接続管の外周の雄ねじに螺合する雌ねじ孔が形成され、前記取付孔を挿通した状態で配管接続管を塞ぐキャップと、前記ハンドル板のキャップからの抜け止めをする抜け止め手段と、からなることを特徴とするガスメータ用運搬取手。
【請求項8】 請求項7記載の発明であって、前記抜け止め手段は、前記取付孔よりも大径となるように前記キャップの頭部に形成されたフランジ部であることを特徴とするガスメータ用運搬取手。
【請求項9】 請求項7または8記載の発明であって、前記ハンドル板は、合成樹脂によって形成されていることを特徴とするガスメータ用運搬取手。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスメータに追加々工を施すことのないそのままの状態で運搬を行うことができるガスメータ用運搬取手に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスメータは所定の場所への設置によってガスの使用量を測定するために使用される。このため、運搬することを考慮に入れる必要がなく、運搬のための構造や機構を備えていない。このようなガスメータを運搬するためには、従来では、図10に示すように、ガスメータ1のケース2を両手3で把持して抱きかかえ、この状態で目的の場所まで持ち運ぶ必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ガスメータは嵩が大きいため、手による把持を行いにくいものとなっている。特に、大型で重量が大きなガスメータについては、その把持が難しく、その運搬に多大の労力を必要としている。
【0004】このようなことから、ガスメータに加工を施して把持具を設けることが考えられるが、把持具はガスメータの本来の機能から必要のないものであり、しかも付随的な部品を設けるためにガスメータに加工を施すことは、構造的にも経済的にも馴染まない問題を有している。
【0005】本発明は、このような問題点を考慮してなされたものであり、ガスメータに追加々工を施すことなく、ガスメータの運搬を簡単に行うためのガスメータ用運搬取手を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1の発明は、横長薄板状の2枚の取手板を組み合わせることにより形成され、当該組み合わせによって、ガスメータのケースから突設した一対の配管接続管に掛け渡されて使用されるガスメータ用運搬取手であって、前記取手板のそれぞれは、前記配管接続管の外周の雄ねじに螺合する雌ねじ孔が厚さ方向に貫通していると共に、対となる取手板と係脱自在に係合する係合部が設けられていることを特徴とする。
【0007】この発明では、雌ねじ穴をガスメータのケースに設けられている配管接続管の雄ねじに螺合させることにより、2枚の取手板のそれぞれをガスメータに取り付ける。そして、2枚の取手板の係合部同士を係合させることにより取手板を組み合わせ、この組み合わせによって、2枚の取手板をガスメータの配管接続管に掛け渡す。この掛け渡しにより運搬取手が形成され、取手板を把持することにより、ガスメータを吊り下げた状態で運搬することができる。
【0008】この発明では、取手板を把持してガスメータを運搬できるため、ガスメータを両手で抱きかかえる必要がなく、簡単に運搬することができる。
【0009】また、ガスメータに元から設けられている配管接続管を利用し、この配管接続管に取手板を取り付けるだけで運搬取手とすることができるため、ガスメータに追加々工を施すことなく運搬することができる。
【0010】さらに、取手板は薄板状のため、ガスメータの設置後に取り付けたままとしても不都合を生じることがなく、ガスメータの回収時にそのまま運搬のために使用することができる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の発明であって、前記取手板は合成樹脂によって形成されていることを特徴とする。
【0012】取手板が合成樹脂によって形成されているため、把持する際に手に馴染み易いと共に、軽量のため、楽に把持することができる。また、成形型による打ち抜きにより取手板を成形できるため、量産が可能となる。さらには、合成樹脂が耐腐食性を有しているため、取手板を長期間使用することができる。
【0013】請求項3の発明は、請求項1または2記載の発明であって、前記係合部は、対となる取手板と相互に嵌合する係合ピン及び係合孔であることを特徴とする。
【0014】この発明では、係合ピンを係合穴に嵌合させることによって取手板を簡単に結合させることができ、また、分解も簡単に行うことができる。
【0015】請求項4の発明は、請求項3記載の発明であって、前記係合ピン及び係合孔のそれぞれは、前記取手板の長さ方向に沿って複数が設けられていることを特徴とする。
【0016】相互に嵌合する係合ピン及び係合穴を取手板の長さ方向に複数設けることにより、取手板が長さ方向の複数箇所で相互に結合する。このため、取手板が不用意に外れることのない確実な結合状態となり、取手板の把持が安定する。
【0017】請求項5の発明は、請求項1または2記載の発明であって、前記係合部は、対となる取手板と相互に噛み込むスリットであることを特徴とする。
【0018】この発明では、スリットが相互に噛み込むことによって、取手板が結合するため、簡単に結合させることができる。
【0019】請求項6の発明は、請求項5記載の発明であって、前記スリットは、L字形に屈曲していることを特徴とする。
【0020】L字形に屈曲することにより、係合状態から外れにくくなるため、取手板を安定して結合させることができる。
【0021】請求項7の発明は、ガスメータのケースから突設している一対の配管接続管との対応位置に取付孔が貫通した横長薄板状のハンドル板と、前記配管接続管の外周の雄ねじに螺合する雌ねじ孔が形成され、前記取付孔を挿通した状態で配管接続管を塞ぐキャップと、前記ハンドル板のキャップからの抜け止めをする抜け止め手段と、からなることを特徴とする。
【0022】この発明では、ハンドル板の取付孔のそれぞれにキャップを挿通し、挿通したキャップのそれぞれをガスメータの配管接続管に螺合させることにより、キャップと配管接続管とが結合する。この状態では、ハンドル板が配管接続管に掛け渡し状となるため、ハンドル板を把持することにより、ガスメータを吊り下げることができる。このとき抜け止め手段はハンドル板がキャップから抜け出ることを防止する。このため、吊り下げたままの状態でガスメータを簡単に運搬することができる。また、ガスメータに追加々工を施すことなく、その運搬を行うことができる。
【0023】さらに、キャップは配管接続管の蓋として機能するため、配管接続管からガスメータ内部へのゴミ、異物の侵入を防止することができる。
【0024】請求項8の発明は、請求項7記載の発明であって、前記抜け止め手段は、前記取付孔よりも大径となるように前記キャップの頭部に形成されたフランジ部であることを特徴とする。
【0025】この発明では、キャップの頭部にフランジ部を形成するだけでハンドル板の抜け止めを行うため、簡単な構造でハンドル板を抜け止めすることができる。
【0026】請求項9の発明は、請求項7または8記載の発明であって、前記ハンドル板は、合成樹脂によって形成されていることを特徴とする。
【0027】ハンドル板が合成樹脂によって形成されることにより、手に馴染み易いと共に、軽量のため、楽に把持することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明の第1の実施形態を示す。ガスメータ1はガス使用量を表示する表示窓4が設けられたケース2と、ケース2上面の左右に突出状に設けられた一対の配管接続管5とを備えている。配管接続管5は家庭内のガス管路(図示省略)に接続され、この接続によりガスがケース2内の配管系に導かれ、該配管系に設けられている流量測定器(図示省略)がガスの使用量を測定する。家庭内のガス管路との接続を行うため、配管接続管5の外周には、雄ねじ6が形成されている。
【0029】このようなガスメータ1の運搬を行うための運搬取手10は、図2及び図3に示すように、対となる2枚の取手板11を組み合わせることによって形成される。
【0030】各取手板11は、図1に示すように、横長の薄板状の本体部12と、本体部12に形成された雌ねじ孔13と、同様に本体部12に設けられた係合ピン14及び係合孔15とを備えている。
【0031】対となる2枚の取手板11は同一の成形型から打ち抜きされることによって形成されるものであり、同一の構造、同一の寸法となっている。また、取手板11は合成樹脂、特に塩化ビニル樹脂等の可撓性及び軟質性の樹脂によって全体が成形されるものである。従って、取手板11を成形型による打ち抜きによって成形できるため、量産が可能となり、しかも耐腐食性を有しているため、取手板11を長期間使用することができる。
【0032】雌ねじ孔13は、本体部12の長さ方向の一側の端部に設けられ、本体部12の板厚方向に貫通している。この雌ねじ孔13の内周面には、配管接続管5の雄ねじ6に螺合する雌ねじが形成されている。
【0033】係合ピン14は本体部12の一面から突設される一方、係合孔15は本体部12の厚さ方向に貫通している。これらの係合ピン14及び係合孔15は本体部12の長さ方向に沿って横並び状に複数が配置されている。この実施形態では、係合ピン14及び係合孔15が2つずつ交互に位置するように横並び状に配置されてている。係合ピン14は対となる取手板11の係合孔15に嵌合し、係合孔15は対となる取手板11の係合ピン14が嵌合する。これらの嵌合によって2枚の取手板11が結合して運搬取手10が形成される。このような構造では、係合ピン14及び係合孔15は相互に係合して取手板11を結合させる係合部として作用する。
【0034】次に、この実施形態によって運搬取手10を組み立てる手順を説明する。まず、図2に示すように、対となる一方の取手板11を矢印A方向に回転させることにより、ガスメータ1の一方の配管接続管5の雄ねじ6に雌ねじ孔13を螺合させて取り付ける。
【0035】次に、対となる他方の取手板11を裏返し、この裏返し状態で回転させることにより、ガスメータ1の他方の配管接続管5に同様に取り付ける。
【0036】そして、一方の取手板11の係合ピン14を対となる他方の係合孔15に嵌合させると共に、他方の取手板11の係合ピン14を一方の取手板11の係合孔15に嵌合させる。これらの嵌合によって、図3に示すように、対となる取手板11が結合するため運搬取手10が形成される。
【0037】このようにして組み立てられた運搬取手10は、結合した取手板11がガスメータ1の配管接続管5に掛け渡された状態となる。このため、取手板11を把持することによりガスメータ1を吊り下げることができ、この吊り下げ状態のままでガスメータ1を運搬することができる。
【0038】従って、ガスメータを両手で抱きかかえて運搬する必要がなく、簡単に運搬することができる。また、取手板11が合成樹脂によって形成されているため、把持する際に手に馴染み易いと共に、軽量のため、ガスメータ1を楽に運搬することができる。
【0039】また、この運搬取手10は、ガスメータ1に元から設けられている配管接続管5,5を利用するものであるから、ガスメータ1のケース2への追加々工を何等必要とすることなく簡単に構成できる。
【0040】さらに、取手板11が薄板状のため、ガスメータ1の設置後に取り付けたままとしてもガスメータ1の機能上、不都合を生じることがなく、ガスメータ1の回収時にそのまま再使用して運搬することができる。
【0041】さらに、また、取手板11の結合は係合ピン14及び係合孔15に嵌合によって行われるものであり、その結合及び分解を簡単に行うことができる。これに加えて、この実施形態では、係合ピン14及び係合孔15が取手板11の長さ方向に複数設けられているため、取手板11が長さ方向の複数箇所で相互に結合する。このため、取手板11が確実に結合した状態となって不用意に外れることがなく、取手板11を安定して把持することができる。
【0042】図4〜図6は、本発明の第2の実施形態を示し、第1の実施形態と同一の部分には、同一の符号を付して対応させてある。この実施形態における取手板11においても、2枚で対となるものであり、各取手板11における横長薄板状の本体部12には、図4に示すように雌ねじ孔13が長さ方向の一側の端部に貫通している。また、取手板11は塩化ビニル樹脂などの合成樹脂によって成形されるものである。
【0043】各取手板11の本体部12には、係合部としてのスリット16が形成されている。スリット16は本体部12の一側の側面に開口されていると共に、この開口部分から本体部12の面内方向に伸びたL字形となっている。このスリット16同士が係合することにより、2枚の取手板11が結合する。
【0044】この実施形態における取手板11の結合は、図5に示すように、対となる一方の取手板11を矢印A方向に回転させてガスメータ1の一方の配管接続管5の雄ねじ6に雌ねじ孔13を螺合させて取り付け、対となる他方の取手板11を裏返し、この裏返し状態で回転させることにより、ガスメータ1の他方の配管接続管5に同様に取り付ける。そして、図6に示すように、各取手板11のL字形のスリット16を相互に噛み込ませて取手板11を結合させることにより、取手板11を配管接続管5に掛け渡す。これにより、取手板11を把持したガスメータ1の運搬を行うことができる。
【0045】このような実施形態では、第1の実施形態と同様に作用することができる。特に、この実施形態では、スリット16がL字形に屈曲して相互に係合するため、係合状態から外れにくくなり、取手板を安定して結合させることができる。
【0046】図7〜図9は、本発明の第3の実施形態を示す。この実施形態では、図7及び図8に示すように、1枚のハンドル板17及び2つのキャップ18によって運搬取手19が形成される。
【0047】ハンドル板17は、横長薄板状に成形されており、その長さ方向の両端部分には、取付孔20が厚さ方向に貫通している。取付孔20はガスメータ1に設けられている一対の配管接続管5と対応した位置に形成されるものである。また、ハンドル板17の全体は、塩化ビニル樹脂などの合成樹脂によって形成され、これにより把持したときに手に良好に馴染むことができる。
【0048】それぞれのキャップ18は胴部21及びフランジ部22が連設されることによって形成されている。胴部21は外形が円柱状となっており、ハンドル板17の取付孔20に挿通する。このため、胴部21の外径は取付孔20の孔径よりも幾分小さくなっている。なお、キャップ18は合成樹脂或いは金属によって成型されるものである。
【0049】それぞれのキャップ18の胴部21には、内周面に雌ねじを有した雌ねじ孔23が形成されている。雌ねじ孔23の内周面の雌ねじは配管接続管5の外周の雄ねじ6に螺合するように形成されるものである。
【0050】フランジ部22は、キャップ18の頭部に設けられている。すなわち、フランジ部22は雌ねじ孔23の開口側と反対側の胴部21の端部に一体に形成されており、胴部21よりも外側に広がった円板状となっている。このフランジ部22の外径はハンドル板17の取付孔20の孔径よりも大径となっており、フランジ部22に当接することによってハンドル板17がキャップ18から抜け止めされる。
【0051】この実施形態の組立は、図7に示すように、胴部21をハンドル板17のそれぞれの取付孔20に挿通することによってキャップ18をハンドル板17に取り付ける。これにより、キャップ18がガスメータ1の一対の配管接続管5との対応位置に臨んだ状態となる。
【0052】その後、図9に示すように、それぞれのキャップ18を回転させてガスメータ1の配管接続管5に螺合させる。この螺合によってキャップ18が配管接続管5を封鎖した状態で固定されると共に、ハンドル板17が配管接続管5の間に掛け渡された状態となる。従って、ハンドル板17を把持することにより、ガスメータ1を吊り下げることができ、ガスメータ1を簡単に運搬することができる。
【0053】従って、この実施形態においても、ガスメータ1のケース2に追加々工することなく、運搬取手19を備えることができる。また、この実施形態では、キャップ18が配管接続管5の蓋として機能するため、配管接続管5からガスメータ1の内部へのゴミ、異物の侵入を防止することができる。さらに、キャップ18の頭部にフランジ部22を形成するだけでハンドル板17の抜け止めを行うため、簡単な構造でハンドル板17を抜け止めすることができる。加えて、ハンドル部17及びキャップ18の2種類の部品によって構成されるため、分解が簡単であり、収納も簡単に行うことができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明によれば、2枚の取手板をガスメータの配管接続管に取り付けて結合させることにより運搬取手となるため、ガスメータを簡単に運搬することができる。しかもガスメータに元から設けられている配管接続管を利用して運搬するため、ガスメータに追加々工を施す必要がなくなる。また、薄板状の取手板をガスメータに取り付けたままとしても不都合を生じることがなく、そのままで運搬のために再使用することができる。
【0055】請求項2の発明によれば、取手板が合成樹脂によって形成されているため、把持する際に手に馴染み易いと共に、軽量で楽に把持することができ、打ち抜きにより成形できるため、量産が可能となり、さらには、耐腐食性を有しているため、長期間使用することができる。
【0056】請求項3の発明によれば、係合ピンを係合穴に嵌合させて取手板を結合させるため、簡単に結合及び分解を行うことができる。
【0057】請求項4の発明によれば、係合ピン及び係合穴を取手板の長さ方向に複数設けるため、取手板が不用意に外れることのない確実な結合状態となり、取手板の把持が安定する。
【0058】請求項5の発明によれば、スリットが相互に噛み込むことによって、取手板が結合するため、簡単に結合及び分解することができる。
【0059】請求項6の発明によれば、スリットがL字形に屈曲するため、取手板が係合状態から外れにくくなり、安定して結合させることができる。
【0060】請求項7の発明によれば、ハンドル板の取付孔にキャップを挿通してキャップのそれぞれをガスメータの一対の配管接続管に螺合させることにより、ハンドル板が一対の配管接続管に掛け渡し状態となるため、ガスメータを運搬することができる。従って、ガスメータに追加々工を施すことなく、運搬が可能となる。また、キャップを配管接続管の蓋とすることができ、ガスメータ内部へのゴミ、異物の侵入を防止することができる。
【0061】請求項8の発明によれば、フランジ部を形成するだけでハンドル板の抜け止めを行うため、簡単な構造でハンドル板を抜け止めすることができる。
【0062】請求項9の発明によれば、ハンドル板が合成樹脂からなるため、手に馴染み易いと共に、軽量のため、楽に把持することができる。
【出願人】 【識別番号】000006895
【氏名又は名称】矢崎総業株式会社
【出願日】 平成9年(1997)12月19日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和 (外8名)
【公開番号】 特開平11−183226
【公開日】 平成11年(1999)7月9日
【出願番号】 特願平9−351616