| 【発明の名称】 |
経路誘導装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】中川 幸夫
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| 【要約】 |
【課題】第1の自動車の位置情報を第2の自動車に送信し、第2の自動車の位置情報を第1の自動車に送信する経路誘導装置において、第1の自動車、第2の自動車のうちの一方の自動車がオフルートした場合に、そのオフルートしたことを他方の自動車の乗員が認識し得る状態にあることを、オフルートした自動車の乗員が確認することができる経路誘導装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】第2の自動車がオフルートしたら、第2の自動車がリルート計算し、第2の自動車がリルート計算した結果であるリルート情報を、第1の自動車に送信し、リルート情報を第1の自動車が受信したことを示す受信確認信号を第2の自動車に送信し、リルート情報に応じたリルートを第1の自動車が表示するものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 第1の自動車と第2の自動車とが、位置検出手段と経路探索手段と経路誘導手段と表示装置と送受信装置とを有し、上記第1の自動車の位置情報を上記第2の自動車に送信し、上記第2の自動車の位置情報を上記第1の自動車に送信する経路誘導装置において、上記第2の自動車がオフルートしたことを検出するオフルート検出手段と;上記第2の自動車がオフルートしたら、上記第2の自動車がリルート計算するリルート計算手段と;上記第2の自動車がリルート計算した結果であるリルート情報を、上記第1の自動車に送信するリルート情報送信手段と;上記第2の自動車から受信したリルート情報に応じたリルートを、上記第1の自動車が表示するリルート表示手段と;を有することを特徴とする経路誘導装置。 【請求項2】 請求項1において、上記リルート情報を上記第1の自動車が受信したことを示す受信確認信号を、上記第2の自動車に送信する受信確認信号送信手段を有することを特徴とする経路誘導装置。 【請求項3】 請求項1において、上記第1の自動車から上記受信確認信号を上記第2の自動車が受信したときに、上記受信確認信号を上記第2の自動車が受信したことを示す音声を出力するか、または、上記受信確認信号を上記第2の自動車が受信したことを示す表示を実行することを特徴とする経路誘導装置。 【請求項4】 請求項1において、上記第1の自動車、上記第2の自動車の一方が目的地を設定すると、この設定データが他方の自動車に送られることを特徴とする経路誘導装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、経路誘導装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の経路誘導装置は、GPS等によって、現在自車が存在する地理的な位置(自車位置)を検出し、所望の目的地を入力し、上記自車位置から目的地までの経路のうちで、最も近い最短経路を探索し、この検索された最短経路を、地図とともに、表示装置に表示して経路を誘導する。 【0003】一方、第1の自動車と第2の自動車とが、位置検出手段と経路探索手段と経路誘導手段と表示装置と送受信手段とを有し、第1の自動車の位置情報を第2の自動車に送信し、第2の自動車の位置情報を第1の自動車に送信する経路誘導装置が知られている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例においては、互いに相手の自動車の位置を知ることができるのみであり、一方の自動車がオフルートした場合に、そのオフルートしたことを他方の自動車の乗員が認識し得る状態にあるか否かについて、オフルートした自動車の乗員が確認したくても、その確認をすることができないという問題がある。 【0005】本発明は、第1の自動車と第2の自動車とが、位置検出手段と経路探索手段と経路誘導手段と表示装置と送受信装置とを有し、第1の自動車の位置情報を第2の自動車に送信し、第2の自動車の位置情報を第1の自動車に送信する経路誘導装置において、第1の自動車、第2の自動車のうちの一方の自動車がオフルートした場合に、そのオフルートしたことを他方の自動車の乗員が認識し得る状態にあることを、オフルートした自動車の乗員が確認することができる経路誘導装置を提供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、第1の自動車と第2の自動車とが、位置検出手段と経路探索手段と経路誘導手段と表示装置と送受信装置とを有し、第1の自動車の位置情報を第2の自動車に送信し、第2の自動車の位置情報を第1の自動車に送信する経路誘導装置において、第2の自動車がオフルートしたことを検出するオフルート検出手段と、第2の自動車がオフルートしたら、第2の自動車がリルート計算するリルート計算手段と、第2の自動車がリルート計算した結果であるリルート情報を、第1の自動車に送信するリルート情報送信手段と、リルート情報を第1の自動車が受信したことを示す受信確認信号を、第2の自動車に送信する受信確認信号送信手段と、第2の自動車から受信したリルート情報に応じたリルートを、第1の自動車が表示するリルート表示手段とを有する経路誘導装置である。 【0007】 【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一実施例である経路誘導装置RI1のブロック図である。 【0008】経路誘導装置RI1は、位置検出手段と経路探索手段と経路誘導手段と表示装置と送受信装置とを有するものであり、第1の自動車と第2の自動車とがそれぞれ経路誘導装置RI1を有し、第1の自動車の位置情報を第2の自動車に送信し、第2の自動車の位置情報を第1の自動車に送信する経路誘導装置である。すなわち、経路誘導装置RI1は、入力装置1と、表示装置2と、CD−ROM3と、GPS受信器4と、ビーコン受信器5と、RAM6と、ジャイロ7と、車速パルス検出部8と、ROM9と、CPU10と、送受信回路TRとを有する。 【0009】CPU10は、表示装置2に、車両の現在位置の近傍の地図を表示させたり、出発地から目的地までの誘導経路や車両位置マーク、その他の案内情報を表示させるものである。 【0010】入力装置1は、目的地等を入力する手段の例であり、表示装置2は、液晶表示装置等で構成され、地図、誘導経路、各種メニュー等を表示するものである。CD−ROM3は、縮尺別の道路レイヤ、背景レイヤ、文字・記号レイヤ等で構成された地図データが記憶されているメモリである。GPS受信器4は、車両の現在位置や、車両方位、車両速度等を衛星航法によって検出するものである。 【0011】ビーコン受信器5は、道路に沿って設けられた送信器から出力される光ビーコンまたは電波ビーコンを受信するものである。なお、光ビーコンと電波ビーコンとは、狭い範囲での交通情報の供給に使用され、比較的詳細な交通情報を供給することができる。RAM6は、作業用のメモリである。ジャイロ7は、車両の回転角度を検出するものであり、車速パルス検出部8は、車両の移動に伴って発生する車速パルスを検出するものである。ROM9は、図3に示すフローチャートのプログラムを格納してあるものである。 【0012】つまり、CPU10は、GPS受信器4、ジャイロ7、車速パルス検出部8から得た情報によって、車両の現在位置、方位、速度等を高精度に検出するものであり、また、CPU10は、CD−ROM3に格納されている地図データや、ビーコン受信器5またはRAM6を介して取得した交通情報を基に、ユーザが指定する出発地から目的地までの最もコストが低い経路を探索して誘導経路とし、CD−ROM3に格納されている地図データを用いて表示装置2に車両の現在位置近傍の地図画像を表示するとともに、車両位置マークと誘導経路とを地図画像に合わせて表示し、さらに車両の移動に合わせて各種案内情報をユーザに提供するものである。 【0013】また、CPU10は、第2の自動車がオフルートしたことを検出するオフルート検出手段の例であり、第2の自動車がオフルートしたら、第2の自動車がリルート計算するリルート計算手段の例である。送受信回路TRは、第2の自動車がリルート計算した結果であるリルート情報を、第1の自動車に送信するリルート情報送信手段の例であり、リルート情報を第1の自動車が受信したことを示す受信確認信号を、第2の自動車に送信する受信確認信号送信手段の例である。また、表示装置2は、第2の自動車から受信したリルート情報に応じたリルートを、第1の自動車が表示するリルート表示手段の例である。 【0014】次に、実施例の動作について説明する。 【0015】図2は、実施例における表示装置2の表示例を示す図である。 【0016】図3は、実施例の動作を示すフローチャートである。 【0017】まず、自車CM において地図エリアを設定し(S1)、目的地を設定し(S2)、この設定された目的地と現在位置とに応じて、最適経路を自動的に設定し(S3)、この目的地に向って出発する(S4)。ここで、同伴車CP から、リルート情報(再設定ルート情報)を受信すると(S5)、この受信したリルート情報に基づいて、自車CM の表示装置2に、リルートを表示(S6)する。このように、同伴車CP のリルートを表示することによって、オフルート後における同伴車CP の経路を知ることができ、同伴車CP がはぐれずに同一の目的地に到達できるという安心感を得ることができる。 【0018】そして、リルート情報を送信した同伴車CP に対して、リルート情報を受信したことを示すリルート情報受信確認信号を送信する(S8)。その後、問題がなければ、所定の目的地に到着する(S8)。 【0019】一方、同伴車CP において地図エリアを設定し(S11)、自車CM が設定した目的地と同じ目的地を設定し(S12)、この設定された目的地と現在位置とに応じて、最適経路を自動的に設定し(S13)、目的地に向って出発する(S14)。 【0020】そして、目的地に向かう途中で、オフルートしたとする(S15)。たとえば、図2に示すように、最適経路上のオフルート点Porにおいて、同伴車CP がオフルートしたとする。ここで、同伴車CP のCPU10が、オフルートしたことを認識すると、直ちに、リルート計算が自動的に実行される(S16)。つまり、同伴車CP の現在位置と既に設定されている目的地とに基づいて、そのときの現在位置から、既に設定されている最適経路に最も近いルートが計算され、リルートが求められる。 【0021】同伴車CP がリルートを計算すると、このリルート情報を同伴車CP が自車CM に自動的に送信する(S17)。このように、自車CM が、同伴車CP からリルート情報を受信すると(S5)、この受信したリルート情報に基づいて、表示装置2に、リルートを表示し(S6)、リルート情報を送信した同伴車CP に対して、リルート情報を受信したことを示すリルート情報受信確認信号を送信する(S7)。そして、同伴車CP が、自車CM からリルート情報受信確認信号を受信し(S18)、リルート情報受信確認信号を自車CM が確実に受信したことを示す音声を、同伴車CP のスピーカ(図示せず)が出力する(S19)。 【0022】この音声出力によって、同伴車CP がオフルートしたことを、自車CM の乗員が認識し得る状態にあることを、オフルートした自動車の乗員(同伴車CP の乗員)が確認することができる。その後、問題がなければ、所定の目的地に到着する(S20)。 【0023】なお、リルート情報受信確認信号を自車CM が確実に受信したことを示す音声を同伴車CP が出力する(S19)代わりに、自車CM が確実に受信したことを示す文字、画像を、同伴車CP の表示装置2に表示するようにしてもよい。 【0024】また、オフルートした場合以外にも、故意に停止した場合等、同伴車CP において何らかの状態が変化した場合に、同伴車CP がその状態変化したことを示す状態変化情報を自車CM に送信し、自車CM が状態変化情報を受信したことを示す受信確認信号を自車CM が同伴車CP に送出するようにしてもよい。 【0025】さらに、自車CM または同伴車CP が目的地を設定すると、この設定された目的地の情報が、他の自動車に送られるようにしてもよい。つまり、第1の自動車、第2の自動車の一方が目的地を設定すると、この設定データが他方の自動車に送られるようにしてもよい。 【0026】 【発明の効果】本発明によれば、第1の自動車と第2の自動車とが、位置検出手段と経路探索手段と経路誘導手段と表示装置と送受信装置とを有し、第1の自動車の位置情報を第2の自動車に送信し、第2の自動車の位置情報を第1の自動車に送信する経路誘導装置において、第1の自動車、第2の自動車のうちの一方の自動車がオフルートした場合に、そのオフルートしたことを他方の自動車の乗員が認識し得る状態にあることを、オフルートした自動車の乗員が確認することができるという効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000101732 【氏名又は名称】アルパイン株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)12月25日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】川久保 新一
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| 【公開番号】 |
特開平11−183187 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)7月9日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−367295 |
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