| 【発明の名称】 |
被製版ロールの計測装置付出し入れ装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】重田 龍男
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| 【要約】 |
【課題】被製版ロールを製版室へ入れる際に、被製版ロールの径、長さ、及び被チャック孔の大きさを計測することができる被製版ロールの計測装置付出し入れ装置。
【解決手段】被製版ロールRの出し入れ手段20とロール径及び長さ計測手段30と被チャック孔径計測手段40を備えた。ロール載置皿25を傾斜して被製版ロールRをロール載置板26に載せて立て掛け、ロール載置皿25を水平にし、ロール径及び長さ計測手段30によりロール径及び長さを計測し、被チャック孔径計測手段40により被チャック孔径を計測する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ロール載置皿の一端に付設したロール載置板が接地面に近接するように、被製版ロールを略水平に安定して載置し得るロール載置皿を立ち上がる状態にして、被製版ロールをロール載置板に載せてロール載置皿に立て掛け、ロール載置皿を旋回して被製版ロールをロール載置皿に水平に載置し得、また被製版ロールをロール載置皿に載置しかつロール端をロール載置板に密着させ、ロール載置皿を立ち上がる状態になるまで旋回して被製版ロールをロール載置皿に立て掛けた状態になし得るように構成され、かつ、ロール載置皿を単数又は複数並設している被製版ロールの出し入れ手段と、ロール載置皿に開設されロール載置皿に載置される被製版ロールの真下に位置するスリットと、前記ロール載置皿の垂直面内の旋回と干渉しないように側方に待機した位置から、前記ロール載置皿が水平状態のときに、計測位置に移動して被製版ロールの直径を算出するとともに、ロール長さを算出するロール径及び長さ計測手段を備えてなることを特徴とする被製版ロールの計測装置付出し入れ装置。 【請求項2】 前記ロール径及び長さ計測手段は、一対のギャップセンサを、前記ロール載置皿の垂直面内の旋回と干渉しないように側方に待機した位置から、前記ロール載置皿が水平状態のときに、前記ロール載置皿に載置される被製版ロールに対して側方より移動して被製版ロールの上下に位置し得るように構成され、上側のギャップセンサで被製版ロールの上面までのギャップを測定するとともに、下側のギャップセンサで被製版ロールの下面までのギャップを測定することにより被製版ロールの直径を算出するとともに、前記一対のギャップセンサを被製版ロールの前記ロール載置板と反対側端へ移動して各ギャップセンサのギャップ変化を検出することによりロール長さを算出するように構成したことを特徴とする〔請求項1〕に記載の被製版ロールの計測装置付出し入れ装置。 【請求項3】 被製版ロールの端面の被チャック孔に嵌合し得る計測用円錐体を、前記ロール載置皿の垂直面内の旋回と干渉しないように側方に待機した位置から、前記ロール載置皿が水平状態のときに、前記ロール載置皿に載置される被製版ロールの被チャック孔と対向する位置に移動しさらに嵌合するように構成され、計測用円錐体の被チャック孔に対向してから嵌合移動に関係する距離を測定して該距離と計測用円錐体の円錐角とから、被製版ロールの被チャック孔の大きさを算出する被チャック孔径計測手段を備えていることを特徴とする〔請求項1〕又は〔請求項2〕に記載の被製版ロールの計測装置付出し入れ装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、被製版ロールを立て掛けて産業用ロボットにより両端チャックされる水平状態に位置させて製版室へ入れることができ、また産業用ロボットにより水平状態に位置された被製版ロールを立て掛けた状態に製版室より取り出すことができる被製版ロールの出し入れ装置であって、特に、被製版ロールがスタッカクレーンに懸垂されるカセット型ロールチャック装置や産業用ロボットによりハンドリングするための情報として、被製版ロールを製版室へ入れる際に、被製版ロールの径、長さ、及び被チャック孔の大きさを計測することができる被製版ロールの計測装置付出し入れ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、全自動無人製版ラインにロール倉庫システムを備えているが、夜間に製版処理してロール倉庫システムにストックして置いた被製版ロールを翌朝に一度に複数本取り出すことはできなかった。ロール倉庫システム内にストックされた40本位の被製版ロールを取り出すには二時間位かかってしまうので、複数人がロール倉庫システム内に入り込んで人手により搬出しており、一度に複数本取り出すことができる被製版ロールの出し入れ装置はなかった。また従来、被製版ロールがスタッカクレーンに懸垂されるカセット型ロールチャック装置や産業用ロボットによりハンドリングするための情報として、被製版ロールを製版室へ入れる際に、被製版ロールの径、長さ、及び被チャック孔の大きさを計測することができる被製版ロールの出し入れ装置はなかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】夜間に製版処理した多数本の被製版ロールを短時間に取り出せなければ、翌日の製版処理できるロール本数が減ってしまい、全自動無人製版ラインの昼間時の稼働効率が下がってしまう。また、被製版ロールがスタッカクレーンに懸垂されるカセット型ロールチャック装置や産業用ロボットによりハンドリングするための情報として、被製版ロールの径、長さ、及び被チャック孔の大きさを計測することが、被製版ロールを製版室へ入れる際に行われるようにしないと、全自動無人製版ラインの稼働効率が下がってしまう。 【0004】本発明は、被製版ロールを立て掛けて産業用ロボットにより両端チャックされる水平状態に位置させて製版室へ入れることができ、また産業用ロボットにより水平状態に位置された被製版ロールを立て掛けた状態に製版室より取り出すことができる被製版ロールの出し入れ装置であって、特に、被製版ロールがスタッカクレーンに懸垂されるカセット型ロールチャック装置や産業用ロボットによりハンドリングするための情報として、被製版ロールを製版室へ入れる際に、被製版ロールの径、長さ、及び被チャック孔の大きさを計測することができる被製版ロールの計測装置付出し入れ装置を提供することを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】本願第一の発明は、ロール載置皿の一端に付設したロール載置板が接地面に近接するように、被製版ロールを略水平に安定して載置し得るロール載置皿を立ち上がる状態にして、被製版ロールをロール載置板に載せてロール載置皿に立て掛け、ロール載置皿を旋回して被製版ロールをロール載置皿に水平に載置し得、また被製版ロールをロール載置皿に載置しかつロール端をロール載置板に密着させ、ロール載置皿を立ち上がる状態になるまで旋回して被製版ロールをロール載置皿に立て掛けた状態になし得るように構成され、かつ、ロール載置皿を単数又は複数並設している被製版ロールの出し入れ手段と、ロール載置皿に開設されロール載置皿に載置される被製版ロールの真下に位置するスリットと、前記ロール載置皿の垂直面内の旋回と干渉しないように側方に待機した位置から、前記ロール載置皿が水平状態のときに、計測位置に移動して被製版ロールの直径を算出するとともに、ロール長さを算出するロール径及び長さ計測手段を備えてなることを特徴とする被製版ロールの計測装置付出し入れ装置を提供するものである。 【0006】本願第二の発明は、本願第一の発明のロール径及び長さ計測手段について、一対のギャップセンサを、前記ロール載置皿の垂直面内の旋回と干渉しないように側方に待機した位置から、前記ロール載置皿が水平状態のときに、前記ロール載置皿に載置される被製版ロールに対して側方より移動して被製版ロールの上下に位置し得るように構成され、上側のギャップセンサで被製版ロールの上面までのギャップを測定するとともに、下側のギャップセンサで被製版ロールの下面までのギャップを測定することにより被製版ロールの直径を算出するとともに、前記一対のギャップセンサを被製版ロールの前記ロール載置板と反対側端へ移動して各ギャップセンサのギャップ変化を検出することによりロール長さを算出するように構成したことを特徴とする被製版ロールの計測装置付出し入れ装置を提供するものである。 【0007】本願第三の発明は、本願第一の発明又は本願第二の発明にさらに、被製版ロールの端面の被チャック孔に嵌合し得る計測用円錐体を、前記ロール載置皿の垂直面内の旋回と干渉しないように側方に待機した位置から、前記ロール載置皿が水平状態のときに、前記ロール載置皿に載置される被製版ロールの被チャック孔と対向する位置に移動しさらに嵌合するように構成され、計測用円錐体の被チャック孔に対向してから嵌合移動に関係する距離を測定して該距離と計測用円錐体の円錐角とから、被製版ロールの被チャック孔の大きさを算出する被チャック孔径計測手段を備えていることを特徴とする被製版ロールの計測装置付出し入れ装置を提供するものである。 【0008】 【発明の実施の形態】本願発明の被製版ロールの計測装置付出し入れ装置の実施の形態を図面を参照して説明する。図1に示すように、この被製版ロールの計測装置付出し入れ装置は、ロール出し入れ室10内に、被製版ロールの出し入れ手段20を設置し、ロール径及び長さ計測手段30と被チャック孔径計測手段40を備えてなる。 【0009】ロール出し入れ室10は、製版室と室外の境界部に設置されるもので、製版室の室外側側壁に開口11を有し、該開口11に動力開閉式の室外側扉装置12を備えているとともに、前記開口11に対向し製版室の室内側側壁に開口13を有し、該開口13に動力開閉式の室内側扉装置14を備えている。室外側扉装置12と室内側扉装置14は、同一構造であり、開孔の上縁部にシャッターボックス12a,14aを備え、シャッターボックス内にモータ12b,14bにより正逆回転される回転軸12c,14cが設けられ、該回転軸に基端を固定されて巻かれ、かつ繰り出し端を開口部の両側辺のガイドに係合し重力により下降スライド自在な膜体引出し用水平バー12d,14dに固定された紫外線を遮蔽する透明な膜体12e,14eを備え、モータ12b,14bが膜体の繰り出し方向に回転すると、膜体引出し用水平バー12d,14dが重力により下降スライドすることにより膜体12e,14eが張った状態に繰り出し、モータ12b,14bが膜体の巻き上げ方向に回転すると、膜体12e,14eが巻き上げられる。室外側扉装置12は、室外とロール出し入れ室10との間における被製版ロールRを出し入れする際に開閉し、室内側扉装置14は、室内とロール出し入れ室10との間における被製版ロールRを出し入れする際に開閉する。なお、二つの扉装置は、シャッター構造や引戸構造、開き戸構造等であっても良い。 【0010】被製版ロールの出し入れ手段20は、一対のブラケット21により両端を枢支された水平軸22を回転中心として回転可能である揺動フレーム23をシリンダ装置24により揺動自在であり、前記揺動フレーム23の上面に四つのロール載置皿25、・・が長手方向を揺動方向にして並設され、各ロール載置皿25、・・の傾斜側の端部に各ロール載置皿25に対して鈍角に傾斜して立ち上がるロール載置板26が設けられてなる。 【0011】ロール載置皿25は、皿板25aの上面に、版面に傷が付かないようにするための養生部材であるゴムカバー25bが貼られ、皿板25aの中央に長さ一杯にスリット25cを有する。皿板25aは、周囲が傾斜方向上部で幅方向中央及び長さ方向中央に向かって下降傾斜し、被製版ロールRの径及び長さがいかようの大きさであっても、被製版ロールRを両端の各二点を支承するように水平かつ安定に載置し得る形状である。スリット25cは、被製版ロールRの径を上下方向からギャップセンサで計測するために設けられている。 【0012】ロール載置板26は、ロール載置皿25が傾斜状態のときに、版ロールRがロール載置皿25が寄り掛かった状態から滑り落ちないように停止する役目を果たすとともに、ロール載置皿25が室外側へ傾斜したときに設置面との間で版ロールRを極めて小さい段差を介して乗り降りさせるステージの役目を果たす。 【0013】被製版ロールの出し入れ手段20は、シリンダ装置24を伸長して揺動フレーム23を揺動すると、ロール載置板26が接地面に近接し、かつ、ロール載置皿25を約80度の仰角となって立ち上がる状態になる。従って、室外側扉装置12を開いて、被製版ロールRをロール載置板26に載せてロール載置皿25に立て掛けられるようになっている。その後、室外側扉装置12を閉じることが出来る。 【0014】そして、シリンダ装置24を縮小して揺動フレーム23を復帰揺動すると、ロール載置皿25が水平になる。従って、被製版ロールRをロール載置板26に密着した状態で水平に載置することができる。このため、被製版ロールRの径及び長さが大小いかようであっても、該被製版ロールRの、ロール載置板26に密着した端面位置を定位置に載置できる。 【0015】ロール載置皿25に載置された被製版ロールRは、室外側扉装置14を開いて産業ロボットのロール端面挟持機能を有するロボットハンドHによって挟持され製版室に搬入される。その後、室内側扉装置14を閉じることができる。上記とは反対に、製版されたロールをロボットハンドHによって挟持してロール載置板26に密着させてロール載置皿25に載置することができ、さらにシリンダ装置24を伸長して被製版ロールRがロール載置板26に載りかつロール載置皿25に寄り掛かった状態にすることができ、室外側扉装置12を開いて製版されたロールを人手により室外へ搬出できる。 【0016】従って、被製版ロールの出し入れ手段20は、ロール載置皿25を四つ備えているので、一度に四本の被製版ロールをロール載置皿25に立て掛ければ、後は被製版ロールを水平にし、産業ロボットにより製版室へ搬入させることができ、また四本の製版されたロールを産業用ロボットにより両端挟持し、四つのロール載置皿25に載置すれば、後はロールを立て掛けた状態にできるので、人手により室外へ一度に四本、取り出すことができる。 【0017】この被製版ロールの計測装置付出し入れ装置によれば、全自動無人製版ラインにより夜間に製版処理してストック台にストックして置いた被製版ロールを翌朝に一度に複数本取り出すことができることにより多数本の被製版ロールを短時間に取り出すことができる。また、この被製版ロールの計測装置付出し入れ装置によれば、ロール倉庫システムを備えずに製版室にストック台を備えて産業用ロボットによりストック台との間で被製版ロールの搬送を行えばよくなり、設備費が節約でき、全自動無人製版ラインの昼間時の稼働効率が下がることがない。 【0018】ロール径及び長さ計測手段30と被チャック孔径計測手段40は、被製版ロールを製版室へ搬入する際に、計測を行うようになっている。該計測は、スタッカクレーンに懸垂されるカセット型ロールチャック装置や、産業用ロボットにより、被製版ロールをハンドリングするための情報を得るためのものである。ロール径及び長さ計測手段30と被チャック孔径計測手段40は、四本の被製版ロールの中、一番端の被製版ロールRに対してのみ、該被製版ロールを計測するように設置されている。 【0019】図1及び図3に示すように、ロール径及び長さ計測手段30は、ロールの軸方向に見てコ字形の可動ブラケット31の上部水平部張出端と下部水平部張出端に、被製版ロールRの上面までのギャップg1 を測定する上側のギャップセンサ32aと、被製版ロールの下面までのギャップg 2を測定する下側のギャップセンサ32bを備え、前記可動ブラケット31を支持してロール軸に関して直角な水平方向と平行な水平方向の二次元方向に移動する第一の可動装置33と、図示しない計測回路を備えてなる。 【0020】前記第一の可動装置33は、モータ33aによりロール方向に走行されるチェン巻掛け装置の無端チェン33bと、ロール方向ガイド33c,33cに案内される走行ブラケット33dを連結し、前記可動ブラケット31を固定支持する二本の水平ロッド33e,33eを前記走行ブラケット33dで支持し、二本の水平ロッド33e,33eの端部同士を連結する連結板33fと、前記走行ブラケット33dに取付けたシリンダ装置33gのピストンヘッドとを連結してなる。 【0021】前記第一の可動装置33は、前記ロール載置皿25が水平状態のときに、前記可動ブラケット31を被製版ロールRの長さ方向の中程に対応する位置であって、ロール載置皿25の垂直面内の旋回と干渉しないように側方に待機させる。 【0022】前記第一の可動装置33は、前記ロール載置皿25が水平状態のときに、シリンダ装置33gを縮小作動することにより、前記可動ブラケット31を被製版ロールRの軸線に直角な水平方向に移動して、ギャップセンサ32a,32bを被製版ロールRの上下位置に移動させ、次いで、モータ33aを駆動し無端チェン33bを走行することにより、前記可動ブラケット31を被製版ロールRに平行に移動してギャップセンサ32a,32bを被製版ロールRの前記ロール載置板26と反対側端を外れる所まで移動する。 【0023】前記第一の可動装置33は、前記可動ブラケット31を水平旋回させることにより、ギャップセンサ32a,32bを被製版ロールRの上下位置に移動させるように構成してもよい。 【0024】ロール径及び長さ計測手段30を構成している図示しない計測回路は、ギャップセンサ32aとギャップセンサ32bとのセンサ間距離Aが予め入力設定されていて、ギャップセンサ32a,32bが被製版ロールRの上下位置に移動した時点で検出するギャップg1 とギャップg 2を、センサ間距離Aから引算して被製版ロールRの径D(=A−g1 −g 2)を算出するようになっている。 【0025】センサ間距離Aは、被製版ロールRの最大径に対応する大きさが確保されている。従って、被製版ロールRの径が小さくなるほど、ギャップg1 は大きい値で計測される。従って、ギャップセンサ32aは計測長さが必要充分に大きいものを取り付ける。なお、被製版ロールRの径に応じてセンサ間距離Aを可変にすれば、ギャップセンサ32aは計測長さが短いものを採用できる。 【0026】センサ間距離Aを可変とするには、ギャップセンサ32aをアクチュエータを介して可動ブラケット31に対して支持し、アクチュエータを伸縮することにより、ギャップセンサ32aを二段階に可変するとともに、計測回路の計算プラグラムのAの数値を選択する構成とするか、または、可動ブラケット31の垂直部の距離を可変としてかつ計測回路の計算プラグラムのAの数値を選択する構成とする。 【0027】ロール径及び長さ計測手段30を構成している図示しない計測回路は、ギャップセンサ32a,32bが、被製版ロールRの上下位置に移動しギャップg1 ,ギャップg 2を検出した時点からロール方向に移動してロール端から外れるまでの間、ギャップg1 ,ギャップg 2のいずれか一方の値の変化を検出するようになっていて、ギャップの値が測定不能に変化したときを、ギャップセンサ32a,32bがロール端から外れた時点であると検出するようになっており、他方、ギャップセンサ32a,32bが被製版ロールRの上下位置に移動した後、ギャップセンサ32a,32bがロール端から外れるまでのモータ33aの回転数を図示しないロータリーエンコーダによって検出し、これからロール方向の移動距離L1 を算出し、被製版ロールRのロール載置板26に密着した端面から、センサのロール方向移動開始位置までの距離L 2は装置により予め決まってくるので、L1 とL2 を加算してロール長さL3 を算出することができる。 【0028】なお、ギャップセンサ32a,32bを被製版ロールRの一端から他端まで移動できるように、前記可動装置33を可動機能を構成して、ギャップセンサ32a,32bのギャップ検出信号の変化を検出して、被製版ロールRの全長を直接算出してもよい。また、本願発明は、ロール径及び長さ計測手段30について、上記の構成に限定されず、ロール載置皿25の垂直面内の旋回と干渉しないように側方に待機した位置から、ロール載置皿25が水平状態のときに、計測位置に移動して被製版ロールRの直径を算出するとともに、ロール長さを算出する構成であれば良い。 【0029】図1及び図4に示すように、被チャック孔径計測手段40は、被製版ロールRの端面の被チャック孔に嵌合し得る計測用円錐体41と、該計測用円錐体41を支持してロール軸に関して直角な水平方向と垂直方向と平行な方向の三次元方向に移動自在な第二の可動装置42と図示しない計測回路を備えてなる。 【0030】前記第二の可動装置42は、固定設置された水平ガイド42aにより水平スライダ42bがロール軸に関して平行な方向に移動案内され、該水平スライダ42bに設けたナット42cと、前記水平ガイド42aに取付けたモータ42dで回転されるねじ軸42eとが螺合され、前記水平スライダ42bに縦ガイド42fが固定され、該縦ガイド42fに縦スライダ42gが案内され、該縦スライダ42gに設けたナット42hと、前記縦スライダ42gに取付けたモータ42iにより回転されるねじ軸42jとが螺合され、前記縦スライダ42gにより前記計測用円錐体41を支持するスライダブラケット42kがロール軸に関して直角な水平方向に案内され、前記縦スライダ42gに取付けたシリンダ装置42mのピストンヘッドとするスライダブラケット42kとが連結されてなる。 【0031】計測用円錐体41は、スライダブラケット42kに相対的にロール方向に数ミリ移動可能に該スライダブラケット42kに支持され、ばね42nによりロール端面方向に付勢され寄った状態に支持され、被製版ロールRの被チャック孔に嵌合すると、ばね42nの付勢に抗して数ミリ移動し、この移動を近接センサ42pで検出できるようになっている。 【0032】前記第二の可動装置42は、シリンダ装置42mを伸長作動することにより、前記計測用円錐体41を前記ロール載置皿25の垂直面内の旋回と干渉しないように側方に待機させる。 【0033】前記第二の可動装置42は、前記ロール径及び長さ計測手段30によって前記ロール載置皿25に水平に載置された被製版ロールRのロール径及び長さの計測を行った後に、前記計測用円錐体41を被製版ロールRの被チャック孔に嵌合するように移動する。 【0034】前記第二の可動装置42は、モータ42iを回転し、縦スライダ42gを上昇又は下降することにより、前記計測用円錐体41を被製版ロールRの被チャック孔の高さに合わせる。その場合、既に、被製版ロールRの径が計測されているので、被製版ロールRの径がいかなる大きさであっても高さ合わせができる。次いで、シリンダ装置42mを縮小作動することにより前記計測用円錐体41を被製版ロールRの被チャック孔に対向させる。その場合、被製版ロールRがロール載置皿25に定位置に載置されるので、被製版ロールRの径がいかなる大きさであっても同心に対向させることができる。次いで、モータ42dを回転し、前記計測用円錐体41を被製版ロールRの被チャック孔に嵌合させる。 【0035】被チャック孔径計測手段40を構成している図示しない計測回路は、前記モータ42dの回転数を図示しないロータリーエンコーダによって検出し、これからロール方向の移動距離L4 を算出し、ロール方向移動開始位置から被製版ロールRのロール載置板26に密着した端面までの距離L 5は装置により予め決まってくるので、L4 からL5 を引算して嵌合深さL6 を算出することができ、該嵌合深さL6 と計測用円錐体41の円錐角から被製版ロールRの被チャック孔の端面における孔径dを算出することができる。例えば、計測用円錐体41の円錐角を60度とすれば、d=(2/3)×tan60°×L6 の式により算出できる。 【0036】 【発明の効果】本願第一及び第二の発明の被製版ロールの計測装置付出し入れ装置によれば、被製版ロールを立て掛けて受け取ることができ水平にして産業用ロボットに受渡すことができ、また産業用ロボットによりチャックされる被製版ロールを水平に受け取って立て掛けた状態にできるので、人手により取り出すことが容易である。そして、本願第一の発明の被製版ロールの計測装置付出し入れ装置によれば、被製版ロールを製版室へ入れる際に、被製版ロールの径、及び長さを計測することができるから、被製版ロールがスタッカクレーンに懸垂されるカセット型ロールチャック装置や産業用ロボットによりハンドリングするための情報が得られ、全自動無人製版ラインに寄与しうる。また、本願第二の発明の被製版ロールの計測装置付出し入れ装置によれば、被製版ロールを製版室へ入れる際に、被製版ロールの径、長さ、及び被チャック孔の大きさを計測することができるから、被製版ロールがスタッカクレーンに懸垂されるカセット型ロールチャック装置や産業用ロボットによりハンドリングするための情報が得られ、全自動無人製版ラインに寄与しうる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000131625 【氏名又は名称】株式会社シンク・ラボラトリー
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)4月17日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】大沼 浩司
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| 【公開番号】 |
特開平11−304462 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月5日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−124042 |
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