| 【発明の名称】 |
電子部品挿入孔位置の測定補正装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】若林 亮一
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| 【要約】 |
【課題】電子部品自動挿入装置の構成要素として備えている機能を活用し、かつプリント基板の挿入孔を透過した光の検出手段として単純な機器を用いることで、低コストでコンパクトで信頼性の高い電子部品挿入孔位置の測定補正装置を提供する。
【解決手段】プリント基板17はXYテーブルに載置し固定されてX軸方向Y軸方向に移動する、プリント基板17の挿入孔18を挿入位置と所定距離隔てた測定位置に位置付ける、測定位置に検出器20の光学ファイバ21,22があり挿入孔18を検出する、発光素子23の発光は光学ファイバ21の端部25から投光され、挿入孔18を透過した光ビームは端部26から光学ファイバ22で受光素子24に達し検出有りの信号を送る、プリント基板17をX軸方向Y軸方向に移動すると挿入孔18の縁の位置が検出できる、その結果で挿入孔18の中心が算出でき所定距離隔てた補正挿入位置を逆に演算して求め、プリント基板17の挿入孔18を補正挿入位置に位置付け電子部品のリード線を挿入する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】プリント基板の挿入孔をコンピュータに記憶した挿入位置に位置付けて電子部品のリード線を挿入する電子部品自動挿入装置において、挿入位置と所定の距離を隔てた測定位置にプリント基板の面に対し光ビームを投光する手段と、該光ビームを前記面の反対面側において受光する手段とを備え、プリント基板の挿入孔を始めにコンピュータに記憶した測定位置に位置付け、挿入孔を透過した光ビームは受光する手段で検出され、プリント基板を移動して前記光ビームが前記挿入孔の縁に達して遮られ受光する手段が検出しなくなる位置をコンピュータに記憶し、前記挿入孔の複数個所の縁について前記光ビームが遮られ受光する手段が検出しなくなる位置をコンピュータに記憶し、コンピュータは記憶した複数の位置から前記挿入孔の中心が位置する検出位置を演算し、該検出位置から前記所定の距離を隔てた補正挿入位置を逆に演算して求め、前記挿入孔をコンピュータに記憶した前記挿入位置に換えて該補正挿入位置に位置付けることを特徴とする電子部品挿入孔位置の測定補正装置。 【請求項2】プリント基板の面に対し光ビームを垂直に投光する請求項1記載の電子部品挿入孔位置の測定補正装置。 【請求項3】プリント基板を面に平行な直線方向に移動して、前記光ビームが前記挿入孔の縁に達して遮られる両側の位置をコンピュータに記憶し中間位置を演算して求め、前記光ビームが該中間位置を通り前記直線方向に直交する直線方向にプリント基板を移動して、前記光ビームが前記挿入孔の縁に達して遮られる両側の位置をコンピュータに記憶し中間位置を演算して求め検出位置とする請求項1または2記載の電子部品挿入孔位置の測定補正装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板へ電子部品を自動実装する電子部品自動挿入装置に関して、電子部品のリード線を挿入するプリント基板に設けられた挿入孔の位置を検出して、電子部品のリード線と挿入孔の相対的な位置を自動的に補正する電子部品挿入孔位置の測定補正装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、本出願人の出願に係る特開昭60−27200号において、XYテーブル上にプリント基板を載置し光を照射する発光素子と、挿入孔を通して透過する光を受光する検出器とでプリント基板の挿入孔位置を基準点からの距離間隔として測定し、その間の誤差に応じてXYテーブルのピッチ送り間隔を自動修正する自動座標修正装置が提案されている。また、特開昭58−114521号には光ビームをリード線孔に入射させ、この孔を透過した光ビームを4本の光学ファイバで受光するようにして、光学ファイバを経て受光素子が入射光量に比例した電気信号を出力し、電気信号は制御回路が受けてXYテーブルを駆動して挿入軸線上にプリント基板の孔を合致させることが開示される。また、特開昭61−51505号には投光部と、投光部より投光された光束を受光する4分割受光素子で構成した受光部と、光束の途中経路に光束を通過する透孔を有するプリント基板を光束に対し移動可能に配置し、受光部の出力データと基準データとを比較しプリント基板の透孔(電子部品を挿入する孔)が光束の中心位置になるように移動し補正することが開示される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記した従来の提案や開示において、例えば特開昭60−27200号は挿入孔を介して透過する光を受光する検出器にイメージセンサーを用い、特開昭58−114521号は孔を透過した光ビームを4本の光学ファイバで受光し、光学ファイバを経て受光素子が入射光量に比例した電気信号を出力する、特開昭61−51505号は投光部より投光された光束を受光する4分割受光素子で構成した受光部を有する、いずれも孔を透過した光の検出手段として比較的複雑で高価な機器が必要である。 【0004】本発明の主な目的は、元々電子部品自動挿入装置の構成要素として備えている機能を活用することと、孔を透過した光の検出手段として単純な機器を用いることで低コストを実現することにある、続く目的は、検出手段をコンパクトにすること及び検出手段と制御回路との接続線の本数を少なくしてケーブルの引き回しを簡略にすること、また、検出手段として単純な機器を用いることで信頼性の向上を実現し、低コストでコンパクトで信頼性の高い電子部品挿入孔位置の測定補正装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の発明は、プリント基板の挿入孔をコンピュータに記憶した挿入位置に位置付けて電子部品のリード線を挿入する電子部品自動挿入装置において、挿入位置と所定の距離を隔てた測定位置にプリント基板の面に対し光ビームを投光する手段と、該光ビームを前記面の反対面側において受光する手段とを備え、プリント基板の挿入孔を始めにコンピュータに記憶した測定位置に位置付け、挿入孔を透過した光ビームは受光する手段で検出され、プリント基板を移動して前記光ビームが前記挿入孔の縁に達して遮られ受光する手段が検出しなくなる位置をコンピュータに記憶し、前記挿入孔の複数個所の縁について前記光ビームが遮られ受光する手段が検出しなくなる位置をコンピュータに記憶し、コンピュータは記憶した複数の位置から前記挿入孔の中心が位置する検出位置を演算し、該検出位置から前記所定の距離を隔てた補正挿入位置を逆に演算して求め、前記挿入孔をコンピュータに記憶した前記挿入位置に換えて該補正挿入位置に位置付けることを特徴とする電子部品挿入孔位置の測定補正装置としている。 【0006】請求項2に記載の発明は、プリント基板の面に対し光ビームを垂直に投光する請求項1記載の電子部品挿入孔位置の測定補正装置としている。 【0007】請求項3に記載の発明は、プリント基板を面に平行な直線方向に移動して、前記光ビームが前記挿入孔の縁に達して遮られる両側の位置をコンピュータに記憶し中間位置を演算して求め、前記光ビームが該中間位置を通り前記直線方向に直交する直線方向にプリント基板を移動して、前記光ビームが前記挿入孔の縁に達して遮られる両側の位置をコンピュータに記憶し中間位置を演算して求め検出位置とする請求項1または2記載の電子部品挿入孔位置の測定補正装置としている。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。図1は測定補正装置の電子部品挿入孔位置を検出する主要部の説明図であり、図2は測定補正装置が電子部品挿入孔位置を測定する手順を説明する図であり、図3は本発明を実施する電子部品自動挿入装置の一例を示す平面図であり、図4は図3の電子部品自動挿入装置を右側から示す側面図である。 【0009】まず本発明を実施する電子部品自動挿入装置の一例を示す図3及び図4の全体構成について説明する、電子部品自動挿入装置1は本出願人の出願に係る特公平3−58979号や特開平8−188240号に示され、スプロケット2A乃至2D間にチェーン3を張架した間欠走行動作の無端帯機構を有し、このチェーン3上にパレット4が等間隔で固定されている。この無端帯機構は水平面内で走行するものであり、また各パレット4は保持帯にリード線付き電子部品を配列してなる電子部品連7を電子部品1個を有するように切断した電子部品連切断片を水平に保持するものである。 【0010】前記チェーン3の直線走行部分すなわちパレット4の直線走行部分の外側に沿って供給部5がパレット4と等間隔で配列され、各供給部5にはそれぞれ電子部品連7を収容したパッケージ6より引き出された電子部品連7がセットされる。この場合、パッケージ6も供給部5と同じ間隔で配列され、パッケージ6より引き出された電子部品連7はそのまま供給部5に引き出される。 【0011】電子部品自動挿入装置1はパレット4で移送されてきた電子部品連切断片の電子部品のリード線を挟持するチャック10と、該チャック10が等間隔で設けられる回転盤11と、チャック10で運ばれて来た電子部品のリード線をXYテーブル12上のプリント基板17に挿入する挿入ガイド13とを備えている。パレット4からチャック10への電子部品連切断片の受け渡しは図3のスプロケット2Cに沿った受渡位置Pで行われるようになっている。 【0012】図4に示す如く回転盤11は水平に対して45度傾いた軸心を中心とする軸に回転自在に支えられている、チャック10は前記軸心に対し45度の傾きを有する同一円錐面上に回転盤11に設けられる、すなわち、チャック10は受渡位置Pにおいて長手方向が垂直の姿勢になり、回転盤11はチェーン3の間欠走行動作と同期して間欠回転する、回転盤11の回転により挿入ガイド13に対応する位置に到達したチャック10は長手方向が水平の姿勢になる、チャック10は受渡位置Pにおいてパレット4からリード線の軸方向が水平の姿勢で保持して電子部品を受け取る、回転盤11の間欠回転により電子部品のリード線を保持したチャック10は挿入ガイド13に対応する位置に到達する、チャック10に保持された電子部品のリード線は挿入ガイド13に対応する位置において軸方向が垂直の姿勢になる、チャック10を挿入ガイド13に向けて水平に押し出すと、挿入ガイド13は電子部品のリード線をXYテーブル12上のプリント基板17に向けた垂直の姿勢で電子部品を受け取る、その後、チャック10は電子部品のリード線の保持を解除して水平に押し出された状態から元に復帰する。 【0013】電子部品のリード線を保持したチャック10は挿入ガイド13に対応する位置に到達するまでに、回転盤11の間欠回転による少なくとも一つの停止位置を有し、該停止位置の一つで電子部品連切断片の台紙部分の切り落としが行われる、そうして、挿入ガイド13による挿入位置までリード線等を加工されながら送られた電子部品は、フレーム14に固定されたXYテーブル12がコンピュータからの指令信号を受ける制御回路でモータ15と16によってX軸方向Y軸方向に移動し、XYテーブル12上に載置し固定されたプリント基板17の挿入孔18を挿入位置に位置付ける、挿入ガイド13は電子部品を保持しながら下降しプリント基板17の挿入孔18にリード線を挿入する。プリント基板17の挿入孔18へ挿入されたリード線は必要に応じて図示しない切断折り曲げ機構によって固定され、挿入ガイド13は電子部品の保持を解除して上昇し元に復帰する。 【0014】図1に示す測定補正装置の電子部品挿入孔位置を検出する主要部の説明図について述べる、プリント基板17は前記XYテーブル12上に載置し固定されているが、説明図ではプリント基板17のみを示す、従って、XYテーブル12がX軸方向Y軸方向に移動するとプリント基板17もX軸方向Y軸方向に移動する、説明図ではXYの方向のみを示す、プリント基板17は一般に複数の挿入孔18を有するが説明図では一つのみ示す、挿入孔18の検出器20は光学ファイバ21,22を備える光学センサーである、すなわち、発光素子23が発する光を光学ファイバ21で導いて端部25からプリント基板17の面に垂直に投光する、プリント基板17の面に垂直に端部25と同心でプリント基板17の面に対し反対側に光学ファイバ22の端部26を配置する、挿入孔18を透過した光は端部26に達し光学ファイバ22が導いて受光素子24に到達する構成である、発光素子23及び受光素子24は個別でもよいし同一のケース27に収容されてもよい、発光素子23及び受光素子24はXYテーブル12の移動を妨げない位置にフレーム14等に固定すればよいが、端部25及び端部26を同心に結ぶプリント基板17の面に垂直な軸線は挿入ガイド13の挿入位置と所定の距離Xs,Ysを隔てた測定位置に保持する、例えば、光学ファイバ21の端部25側は挿入ガイド13を有する挿入機構のフレーム19に固定し、光学ファイバ22の端部26側はフレーム14に固定されたXYテーブル12の動かない部分に固定し配置する、光学ファイバ21,22の引き回しはXYテーブル12等の動く範囲を避けて配置し固定する、発光素子23及び受光素子24の端子23A,23B及び端子24A,24Bは接続線を介して検出回路に接続する、該検出回路は電子部品挿入装置1のコンピュータに検出有り無しを示す信号を送る。 【0015】図2は測定補正装置が電子部品挿入孔位置を測定する手順を説明する図であり、プリント基板17の面に垂直な方向から挿入孔18を示す平面図である、光学ファイバ21の端部25と光学ファイバ22の端部26を延長して重なる空間の位置を黒丸で端部25として示す、該黒丸は端部26から見える端部25であり、端部25から投光する光が端部26に達する光ビームの位置でもある、挿入孔18の直径は0.4〜1.5mmの間に設けられるのが一般的であり黒丸で示す光ビームの径は例えば0.1mmとする、挿入孔18と端部25で示す光ビームの位置関係は■〜■に複数の状態を示して測定する手順を説明する。 【0016】図2に示す■はXYテーブル12がコンピュータからの指令信号を受ける制御回路でモータ15と16によってX軸方向Y軸方向に移動し、XYテーブル12上に載置し固定されたプリント基板17の挿入孔18を挿入位置と所定の距離Xs,Ys隔てた測定位置に位置付けた状態である、予測される誤差の範囲であれば挿入孔18の中に端部25で示す光ビームが存在する、検出回路から接続線を介して端子23A,23Bに電力が供給されて発光素子23が発光する、発光素子23が発光した光は光学ファイバ21が導く、そうして端部25から投光された光ビームは端部26に達し、光学ファイバ22に導かれて受光素子24に到達し端子24A,24Bから接続線を介して検出回路が働いて、該検出回路はコンピュータに検出有りの信号を送る。 【0017】■から続く■はプリント基板17をX軸方向の右に移動させた状態を示す、端部25で示す光ビームは挿入孔18に対して相対的に矢印Aの方向に移動する、■の状態では25’の位置にあった光ビームが■の状態でプリント基板17に完全に遮られたことを示す、プリント基板17をX軸方向の右に移動させるXYテーブル12の位置はコンピュータによって把握されており、光ビームが挿入孔18の縁に達して遮られ始めると端部26に達する光量が減少してくるので、光学ファイバ22に導かれて受光素子24に到達する光量が減少する、やがて所定の光量を下回ると端子24A,24Bから接続線を介して検出回路が働いて、該検出回路はコンピュータに検出有りの信号を送ることが無くなる、このときのXYテーブル12のX軸方向の位置をX1としてコンピュータに記憶する。 【0018】■から続く■はプリント基板17をX軸方向の左に移動させた状態を示す、端部25で示す光ビームは挿入孔18に対して相対的に矢印Bの方向に移動する、■の状態では25’の位置にあった光ビームが一旦挿入孔18を透過し受光素子24に到達する光量が増加してから再びプリント基板17に遮られたことを示す、光ビームが挿入孔18の右縁に達して再び遮られ始めると端部26に達する光量が減少してくるので、光学ファイバ22に導かれて受光素子24に到達する光量が減少する、従って、光ビームが一旦挿入孔18を通過し検出回路からコンピュータに検出有りの信号が送られるが、やがて所定の光量を下回ると検出回路からコンピュータに検出有りの信号を送ることが無くなる、このときのXYテーブル12のX軸方向の位置をX2としてコンピュータに記憶する。 【0019】コンピュータに記憶したX1とX2の中間位置を該コンピュータで算出する、該コンピュータからの指令信号を受けて制御回路が働いてXYテーブル12を移動し、■から続く■はプリント基板17をX軸方向のX1とX2の中間位置に移動させた状態を示す、端部25で示す光ビームは挿入孔18に対して相対的に矢印Cの方向に移動する、■の状態では25’の位置にあった光ビームが■の状態で挿入孔18を完全に透過する、光ビームは端部26から光学ファイバ22に導かれて受光素子24に到達し、検出回路はコンピュータに検出有りの信号を送る。 【0020】■から続く■はプリント基板17をY軸方向の図2における下に移動させた状態を示す、端部25で示す光ビームは挿入孔18に対して相対的に矢印Dの方向に移動する、■の状態では25’の位置にあった光ビームが■の状態でプリント基板17に完全に遮られたことを示す、プリント基板17をY軸方向に移動させるXYテーブル12の位置はコンピュータによって把握されており、光ビームが挿入孔18の縁に達して遮られ始めると端部26に達する光量が減少してくるので、光学ファイバ22に導かれて受光素子24に到達する光量が減少する、やがて所定の光量を下回ると端子24A,24Bから接続線を介して検出回路が働いて、該検出回路はコンピュータに検出有りの信号を送ることが無くなる、このときのXYテーブル12のY軸方向の位置をY1としてコンピュータに記憶する。 【0021】■から続く■はプリント基板17をY軸方向の図2における上に移動させた状態を示す、端部25で示す光ビームは挿入孔18に対して相対的に矢印Eの方向に移動する、■の状態では25’の位置にあった光ビームが一旦挿入孔18を透過し受光素子24に到達する光量が増加してから再びプリント基板17に遮られたことを示す、光ビームが挿入孔18の図2における下の縁に達して再び遮られ始めると端部26に達する光量が減少してくるので、光学ファイバ22に導かれて受光素子24に到達する光量が減少する、従って、光ビームが一旦挿入孔18を透過し検出回路からコンピュータに検出有りの信号が送られるが、やがて所定の光量を下回ると検出回路からコンピュータに検出有りの信号を送ることが無くなる、このときのXYテーブル12のY軸方向の位置をY2としてコンピュータに記憶する。 【0022】コンピュータに記憶したY1とY2の中間位置を該コンピュータで算出する、該コンピュータからの指令信号を受けて制御回路が働いてXYテーブル12を移動し、■から続く■はプリント基板17をY軸方向のY1とY2の中間位置に移動させた状態を示す、端部25で示す光ビームは挿入孔18に対して相対的に矢印Fの方向に移動する、■の状態では25’の位置にあった光ビームが■の状態で挿入孔18を完全に透過する、光ビームは端部26から光学ファイバ22に導かれて受光素子24に到達し、検出回路はコンピュータに検出有りの信号を送る。 【0023】■の状態は■の状態の結果である、■〜■において説明した手順をたどることによって■の状態は挿入孔18の中心に端部25で示す光ビームが存在する、この状態でコンピュータによって把握されているXYテーブル12のX軸方向Y軸方向の位置が測定で求めた検出位置である、始めに■でコンピュータがXYテーブル12上に載置し固定されたプリント基板17の挿入孔18を挿入位置と所定の距離Xs,Ys隔てた測定位置に位置付けると説明した、該測定位置はコンピュータにあらかじめ記憶させておく挿入位置に所定の距離Xs,Ys隔てた位置を演算して求める、挿入位置はコンピュータにあらかじめ記憶させたプログラムであり、XYテーブル12上のプリント基板17に設けられた挿入孔18のプログラム上の位置付けである、プリント基板17における挿入孔18の位置やプリント基板17がXYテーブル12上に載置し固定される位置精度が得られると、挿入ガイド13が保持した電子部品のリード線を挿入してもミスが発生しない、実際の生産工程においては、多数のプリント基板17において挿入孔18の位置やプリント基板17がXYテーブル12上に載置し固定される位置精度が常に得られるとは限らない、始めの測定位置と■〜■において説明した手順をたどることによって得られた検出位置との間に差異が生じるのである、コンピュータは前記検出位置から所定の距離Xs,Ys隔てた補正挿入位置を逆に演算して求める、 XYテーブル12がコンピュータからの補正挿入位置への移動の指令信号を受ける制御回路でモータ15と16によってX軸方向Y軸方向に移動し、XYテーブル12上に載置し固定されたプリント基板17の挿入孔18を前記検出位置と所定の距離Xs,Ys隔てた補正挿入位置に位置付ける。 【0024】電子部品のリード線は一般に一つの電子部品に2本あるいは3本が備わる(もっと複数が備わる電子部品もある)、従って、一つの電子部品に対する挿入孔18はプリント基板17に複数が一組で存在する、しかし、一つの電子部品に対応する全ての挿入孔18を測定すると所要時間が長くなること、一組の挿入孔18どうしの位置精度は一般に悪くないことが知られている、そこで、一つの電子部品に対応する一組の挿入孔18の一つを選択して補正挿入位置を求めると所要時間を短縮できる、あるいは、プリント基板17に挿入する全ての電子部品の補正挿入位置を求めなくても、特定の電子部品の補正挿入位置を求めて他の電子部品の挿入位置も同じ補正を施すことで充分に目的を達することが可能なことがある、プリント基板17と挿入孔18がどのような位置精度で加工されているか、XYテーブル12上にプリント基板17がどのような位置精度で固定されるか等の条件を検討して決定すればよい。こうして求めた補正挿入位置を新たな挿入位置としてXYテーブル12を移動し、XYテーブル12上に載置し固定されたプリント基板17の挿入孔18を補正挿入位置に位置付け、挿入ガイド13が保持した電子部品のリード線をプリント基板17の挿入孔18に挿入し、必要に応じて切断折り曲げ機構によって固定すればミスを発生することなく電子部品の自動実装ができる。 【0025】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子部品挿入孔位置の測定補正装置によれば、挿入孔18の検出器20が新規に付加する主要機器であり、コンピュータもXYテーブル12も制御回路も元々電子部品自動挿入装置の構成要素として備えている機器である、従って、検出器20及びコンピュータに加える測定補正のためのプログラムを用意すれば実施できる、挿入孔18の検出器20は従来の装置が要した例えばイメージセンサーや4本の光学ファイバの検出器や4分割受光素子に比べると遙かに低コストである、さらに、検出器20は単純な構成の検出器であるがゆえに形状がコンパクトであり、かつ検出器20から検出回路さらにコンピュータに至る接続線の数が少ない、実施例の検出器20は端子23A,23B及び端子24A,24Bから4本の接続線を介して検出回路に接続する、グラウンドを共通にできればさらに本数が少なくなる、また、検出器20が単純な構成であることは微妙な動作の必要がなく常に安定した検出ができ、低コストでコンパクトで常に安定した検出ができる効果は大きい。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003067 【氏名又は名称】ティーディーケイ株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)12月16日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−183119 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)7月9日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−346402 |
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