| 【発明の名称】 |
訓練支援装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】岡林 啓文
【氏名】森田 靖利
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| 【要約】 |
【課題】探知、追尾の実施が困難な将来の脅威となる目標を想定した訓練の実施と、戦闘指揮装置の円滑な運用を可能とする。
【解決手段】任意の戦闘シナリオに基づく目標に関する情報を複数の形式に変換して配分し、被訓練者が行った操作を戦闘シナリオに反映し、訓練終了後の解析、評価作業を戦闘シナリオ作成部で行う。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被訓練者が行った操作により変化する戦闘シナリオを作成する戦闘シナリオ作成部と、この戦闘シナリオ作成部によって作成された戦闘シナリオに基づき任意の目標情報を作成する目標情報作成部と、この目標情報作成部から出力された情報を捜索レーダに適合する形式に変換して捜索レーダに出力するとともにこの捜索レーダの作動状況を戦闘シナリオ作成部に伝える捜索レーダインターフェイス部と、上記目標情報作成部より得られた情報を射撃指揮装置に適合する形式に変換して射撃指揮装置に出力するとともにこの射撃指揮装置の作動状況を上記戦闘シナリオ作成部に伝える射撃指揮装置インターフェイス部と、上記目標情報作成部より得られた情報を戦闘指揮装置に適合する形式に変換して戦闘指揮装置に出力するとともにこの戦闘指揮装置の作動状況を上記戦闘シナリオ作成部に伝える戦闘指揮装置インターフェイス部とを備えていることを特徴とする訓練支援装置。 【請求項2】 被訓練者が行った操作により変化する戦闘シナリオを作成する戦闘シナリオ作成部と、この戦闘シナリオ作成部によって作成された戦闘シナリオに基づき任意の目標情報を作成する目標情報作成部と、上記戦闘シナリオ作成部によって作成された戦闘シナリオに基づき任意のクラッタ情報を作成するクラッタ情報作成部と、上記目標情報作成部によって作成された目標情報及び上記クラッタ情報作成部によって作成されたクラッタ情報を合成する合成部と、この合成部から出力された情報を捜索レーダに適合する形式に変換して捜索レーダに出力するとともにこの捜索レーダの作動状況を上記戦闘シナリオ作成部に伝える捜索レーダインターフェイス部と、上記合成部より得られた情報を射撃指揮装置に適合する形式に変換して射撃指揮装置に出力するとともにこの射撃指揮装置の作動状況を上記戦闘シナリオ作成部に伝える射撃指揮装置インターフェイス部と、上記合成部より得られた情報を戦闘指揮装置に適合する形式に変換して戦闘指揮装置に出力するとともにこの戦闘指揮装置の作動状況を上記戦闘シナリオ作成部に伝える戦闘指揮装置インターフェイス部とを備えていることを特徴とする訓練支援装置。 【請求項3】 被訓練者が行った操作により変化する戦闘シナリオを作成する戦闘シナリオ作成部と、この戦闘シナリオ作成部によって作成された戦闘シナリオに基づき任意の目標情報を作成する目標情報作成部と、上記戦闘シナリオ作成部によって作成された戦闘シナリオに基づき任意の妨害電波情報を作成する妨害電波情報作成部と、上記目標情報作成部によって作成された目標情報及び上記妨害電波情報作成部によって作成された妨害電波情報を合成する合成部と、この合成部から出力された情報を捜索レーダに適合する形式に変換して捜索レーダに出力するとともにこの捜索レーダの作動状況を上記戦闘シナリオ作成部に伝える捜索レーダインターフェイス部と、上記合成部より得られた情報を射撃指揮装置に適合する形式に変換して射撃指揮装置に出力するとともにこの射撃指揮装置の作動状況を上記戦闘シナリオ作成部に伝える射撃指揮装置インターフェイス部と、上記合成部より得られた情報を戦闘指揮装置に適合する形式に変換して戦闘指揮装置に出力するとともにこの戦闘指揮装置の作動状況を上記戦闘シナリオ作成部に伝える戦闘指揮装置インターフェイス部とを備えていることを特徴とする訓練支援装置。 【請求項4】 被訓練者が行った操作により変化する戦闘シナリオを作成する戦闘シナリオ作成部と、この戦闘シナリオ作成部によって作成された戦闘シナリオに基づき任意の目標情報を作成する目標情報作成部と、この目標情報作成部より得られた情報を捜索レーダに適合する形式に変換して捜索レーダに出力するとともにこの捜索レーダの作動状況を戦闘シナリオ作成部に伝える捜索レーダインターフェイス部と、目標情報作成部から出力された情報を射撃指揮装置に適合する形式に変換して射撃指揮装置に出力するとともにこの射撃指揮装置の作動状況を上記戦闘シナリオ作成部に伝える射撃指揮装置インターフェイス部と、上記目標情報作成部より得られた情報を戦闘指揮装置に適合する形式に変換して戦闘指揮装置に出力するとともにこの戦闘指揮装置の作動状況を上記戦闘シナリオ作成部に伝える戦闘指揮装置インターフェイス部と、訓練結果をデータベースとして保管しておく記録装置と、訓練結果を解析する解析部と、この解析部による解析結果を表示する表示部とを備えていることを特徴とする訓練支援装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、電子計算機を用いて、任意の戦闘場面における目標に関する情報を模擬し、訓練の支援を行う支援装置に関する。 【0002】 【従来の技術】図6は海上における艦船の戦闘場面を概略的に説明するための図であり、1は艦船であって、この艦船1には、目標2A〜2Cを捜索する捜索レーダ3と、複数の目標の中から艦船1の脅威となる例えば目標2Aを攻撃する武器4と、この武器4に対して目標2Aを攻撃するための発射指令信号を出力する射撃指揮装置5と、捜索レーダ3及び射撃指揮装置5とつながり目標2A〜2Cに対する捜索方法の指示、目標追尾の指示、及び攻撃する目標の指示などの信号を出力する戦闘指揮装置6が搭載されている。従って、目標2A〜2Cは戦闘指揮装置5の指示により捜索レーダ3によって捜索され、戦闘指揮装置6において例えば目標2Aが艦船1の脅威となる目標であると判断されたとすれば、戦闘指揮装置6の指示により射撃指揮装置5に対して目標2Aを攻撃するための信号が出力される。なお、目標2A〜2Cの捜索及び攻撃のときには、捜索レーダ3及び射撃指揮装置5より目標2A〜2Cに向けて電波が照射され、目標2A〜2Cによって反射された電波を受信することによって目標2A〜2Cの位置及び運動を知ることが出来る。しかし、雲7及び海面8から反射されたクラッタ9A及び9Bや、敵機10から発信される妨害電波11を目標2A〜2Cから反射された電波と共に受信してしまうため、目標2A〜2Cを捜索し、攻撃することが困難となる。 【0003】図7は図6に示した戦闘場面における情報処理の手順を示す図であって、ステップ12において捜索レーダ3の操作員は戦闘指揮装置6の操作員の指示に基づきクラッタ9及び妨害電波11を抑圧する操作を行い、ステップ13において目標2の探知及び追尾維持が可能か否かを判断し、その結果、探知及び追尾維持が可能と判断された場合は、ステップ14において追尾中の目標2が艦船1の脅威となる目標であるか否かを判断し、その結果、脅威目標であると判断された場合は、ステップ15において射撃指揮装置5へ目標移管する操作を実施し、ステップ16において射撃指揮装置5が目標2を追尾開始したか否かを判断し、その結果、射撃指揮装置5が目標2を追尾開始したと判断された場合は、ステップ17において攻撃を実施する。 【0004】図8及び図6及び図7で示した戦闘の訓練を計算機を用いて実施する従来の訓練支援装置を示す図であって、18は目標2を模擬する訓練支援装置であり、この訓練支援装置18は捜索レーダ3、射撃指揮装置5、及び戦闘指揮装置6に出力するビデオにおける目標2の画面上での発生時刻、発生位置、及び運動等の諸元を戦闘指揮装置6から受取る計算機部19と、目標2に関するビデオを作成する目標ビデオ作成部20とで構成されている。戦闘指揮装置6は被訓練者及び訓練指導員が使用するコンソール21A及び21Bと、訓練結果をデータベースとして記録する記録装置22と、上記コンソール21と、記録装置22と、捜索レーダ3と、射撃指揮装置5及び訓練支援装置18とにつながりデータの入出力を制御する計算機23とで構成されている。なお、捜索レーダ3、射撃指揮装置5、及び戦闘指揮装置6については実機で使用されているものと同じものが使用される。 【0005】このような構成において、戦闘指揮装置6の計算機23から捜索レーダ3に対して捜索方法等を指示する信号が出力され、捜索レーダ3から戦闘指揮装置6の計算機23に対して捜索レーダ3の作動状況及び目標探知の情報等を示す信号が出力される。また、戦闘指揮装置6の計算機23から射撃指揮装置5に対しては目標を追尾し攻撃することを指示する信号が出力され、射撃指揮装置5から戦闘指揮装置6の計算機23に対して射撃指揮装置5の作動状況及び攻撃の結果等を示す信号が出力される。訓練指導員が戦闘指揮装置6のコンソール21で設定した目標2の諸元は戦闘指揮装置6の計算機23を経由して訓練支援装置18の計算機部19に出力され、訓練支援装置18の目標ビデオ作成部20は受取った目標2の諸元に基づいて目標2に関するビデオを作成する。このビデオは、捜索レーダ3、射撃指揮装置5、及び戦闘指揮装置6に出力され、各装置で表示される。そして、捜索レーダ3、射撃指揮装置5、及び戦闘指揮装置6の被訓練者は、訓練支援装置18より受取った目標2のビデオを艦船1の脅威となる目標2とみなし、戦闘訓練を実施する。また、この訓練の実施中に使用したビデオにおける目標2の諸元、及び戦闘指揮装置6の被訓練者がコンソール21において行った操作等は、データベースとして記録装置22に記録される。 【0006】図9は図8で示した従来の訓練支援装置を用いた訓練の結果の解析、評価方法を説明するための図であって、訓練の実施中に記録装置22に記録された訓練結果は、訓練指導員がコンソール21Bで行った操作に基づき計算機23に読み出され、読み出された訓練結果はコンソール21Bに表示され、訓練指導員はコンソール21Bに表示された訓練結果の解析、評価を行う。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】ところで、捜索レーダ3及び射撃指揮装置5の操作員は、捜索レーダ3及び射撃指揮装置5を正しく操作することにより、クラッタ9及び妨害電波11を抑圧し、より精度の高い目標2の情報を得ることが出来るが、従来の訓練支援装置18は各装置の被訓練者が行う操作に関わらず、設定された時刻と場所に目標2に関するビデオを出力するのみであった。また、同一の目標2、クラッタ9、妨害電波11が存在しても、装置が異なれば探知、追尾を実現できる確率は異なるが、従来の訓練支援装置18は設定された時刻と場所に目標2に関するビデオを出力するのみであった。このため、図7のステップ12、13で示した戦闘指揮装置6の操作員の指示に基づき捜索レーダ3の操作員がクラッタ9及び妨害電波11を抑圧する操作を行い、目標2の探知及び追尾維持を可能とする訓練や、同じく図7のステップ15、16で示した艦船1の脅威となると判断された目標2の射撃指揮装置5への移管が成功したか否かを判断し、射撃指揮装置5が目標2の追尾開始に失敗した場合は再度目標移管操作を行うといった訓練が実施出来なかった。従って、探知、追尾が困難で、探知、追尾の実施のために特別な操作を必要とする小型で高速な目標2がクラッタ9及び妨害電波11の中から飛来するという将来の脅威を想定した訓練が実施不可能であった。また、従来の訓練支援装置18を用いた場合は、訓練終了後に解析、評価を行うときも戦闘指揮装置6を使用する必要があり、戦闘指揮装置6の運用の妨げとなっていた。 【0008】この発明は、かかる問題を解決するためになされたもので、任意の戦闘シナリオに基づき目標2に関する信号を、捜索レーダ3、射撃指揮装置5、及び戦闘指揮装置6それぞれに適合する形式に変換して出力し、さらに各装置において被訓練者が行った操作を戦闘シナリオに反映することにより、探知、追尾の実施が困難な将来の脅威となる目標2を対象とした戦闘訓練を実施可能とするものである。また、訓練終了後に解析、評価を行うときは戦闘指揮装置6を使用しないことにより、戦闘指揮装置6の効率的な運用を可能とするものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】第1の発明による訓練支援装置は、戦闘シナリオに基づき目標に関する情報を作成し、射撃指揮装置、戦闘指揮装置、捜索レーダに適合する形式にそれぞれ変換して出力し、射撃指揮装置、戦闘指揮装置、捜索レーダからの入力情報に基づき戦闘シナリオの中の目標情報や電波環境等を変化させるという形で、射撃指揮装置、戦闘指揮装置、捜索レーダの被訓練者が行った操作を戦闘シナリオに反映することにより、射撃指揮装置、戦闘指揮装置、捜索レーダの被訓練者の訓練を支援するものである。 【0010】また、第2の発明による訓練支援装置は、戦闘シナリオに基づき目標に関する情報及びクラッタに関する情報を作成し、射撃指揮装置、戦闘指揮装置、捜索レーダに適合する形式にそれぞれ変換して出力し、射撃指揮装置、戦闘指揮装置、捜索レーダからの入力情報に基づき戦闘シナリオの中の目標情報や電波環境等を変化させるという形で、射撃指揮装置、戦闘指揮装置、捜索レーダの被訓練者が行った操作を戦闘シナリオに反映することにより、射撃指揮装置、戦闘指揮装置、捜索レーダの被訓練者の訓練を支援するものである。 【0011】また、第3の発明による訓練支援装置は、戦闘シナリオに基づき目標に関する情報及び妨害電波に関する情報を作成し、射撃指揮装置、戦闘指揮装置、捜索レーダに適合する形式にそれぞれ変換して出力し、射撃指揮装置、戦闘指揮装置、捜索レーダからの入力情報に基づき戦闘シナリオの中の目標情報や電波環境等を変化させるという形で、射撃指揮装置、戦闘指揮装置、捜索レーダの被訓練者が行った操作を戦闘シナリオに反映することにより、射撃指揮装置、戦闘指揮装置、捜索レーダの被訓練者の訓練を支援するものである。 【0012】また、第4の発明による訓練支援装置は、戦闘シナリオに基づき目標に関する情報を作成し、射撃指揮装置、戦闘指揮装置、捜索レーダに適合する形式にそれぞれ変換して出力し、射撃指揮装置、戦闘指揮装置、捜索レーダからの入力情報に基づき戦闘シナリオの中の目標情報や電波環境等を変化させるという形で、射撃指揮装置、戦闘指揮装置、捜索レーダの被訓練者が行った操作を戦闘シナリオに反映することにより、射撃指揮装置、戦闘指揮装置、捜索レーダの被訓練者の訓練を支援するとともに、訓練時の戦闘シナリオ及び装置の操作状況を保管し、訓練終了後に解析、評価を行うものである。 【0013】 【発明の実施の形態】 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示す図であって、図1において18はこの発明の実施の形態1による訓練支援装置であり、この訓練支援装置18は戦闘シナリオを作成する戦闘シナリオ作成部24と、目標に関する情報を作成する目標情報作成部25と、捜索レーダ3とのインターフェイス機能を持つ捜索レーダインターフェイス部26と、射撃指揮装置5とのインターフェイス機能を持つ射撃指揮装置インターフェイス部27と、戦闘指揮装置6とのインターフェイス機能を持つ戦闘指揮装置インターフェイス部28によって構成されている。 【0014】このような構成において、戦闘シナリオ作成部24は、目標2の種類、運動、発生する電波等の情報及び艦船1の運動、周囲の気象、地形等の情報を含む任意に設定された戦闘シナリオを目標情報作成部25に出力し、次に目標情報作成部25は戦闘シナリオに基づく目標に関する情報を捜索レーダインターフェイス部26、射撃指揮装置インターフェイス部27、及び戦闘指揮装置インターフェイス部28に出力する。そして、捜索レーダインターフェイス部26は目標情報作成部25より得られた目標に関する情報を捜索レーダ3で入手可能な情報を示す信号に変換して捜索レーダ3に出力し、射撃指揮装置インターフェイス部27は目標情報作成部25より得られた目標に関する情報を射撃指揮装置5で入手可能な情報を示す信号に変換して射撃指揮装置5に出力し、戦闘指揮装置インターフェイス部28は目標情報作成部25より得られた目標に関する情報を戦闘指揮装置6で入手可能な情報を示す信号に変換して戦闘指揮装置6に出力し、捜索レーダ3、射撃指揮装置5、戦闘指揮装置6の被訓練者は、訓練支援装置18より得られた情報を艦船1の脅威となる目標2とみなして戦闘訓練を行う。 【0015】訓練中に捜索レーダ3の被訓練者が行った操作により変化する捜索レーダの作動状況は捜索レーダインターフェイス部26に出力され、捜索レーダインターフェイス部26は捜索レーダ3の作動状況により、捜索レーダ3が入手可能な情報が変化した場合は、その変化を捜索レーダ3に出力する信号に反映させるとともに捜索レーダ3の作動状況を戦闘シナリオ作成部24に出力する。また、訓練中に射撃指揮装置5の被訓練者が行った操作により変化する射撃指揮装置5の作動状況は射撃指揮装置インターフェイス部27に出力され、射撃指揮装置インターフェイス部27は射撃指揮装置5の作動状況により、射撃指揮装置5が入手可能な情報が変化した場合は、その変化を射撃指揮装置5に出力する信号に反映させるとともに射撃指揮装置5の作動状況を戦闘シナリオ作成部24に出力する。また、訓練中に戦闘指揮装置6の被訓練者が行った操作により変化する戦闘指揮装置6の作動状況は戦闘指揮装置インターフェイス部28に出力され、戦闘指揮装置インターフェイス部28は戦闘指揮装置6の作動状況により、戦闘指揮装置6が入手可能な情報が変化した場合は、その変化を戦闘指揮装置6に出力する信号に反映させるとともに戦闘指揮装置6の作動状況を戦闘シナリオ作成部24に出力する。そして戦闘シナリオ作成部24は捜索レーダインターフェイス部26、射撃指揮装置インターフェイス部27、及び戦闘指揮装置インターフェイス部28より得られた各装置の作動状況を基に艦船1及び目標2に関する情報を変化させ、さらに射撃指揮装置5が攻撃を行った場合は、艦船1より発射されたミサイル等を新たな目標として戦闘シナリオに追加するといった形で捜索レーダ3、射撃指揮装置5、戦闘指揮装置6の被訓練者が行った操作を戦闘シナリオに反映する。 【0016】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形態2を示す図であって、図2において14はこの発明の実施の形態2による訓練支援装置であり、この訓練支援装置18は戦闘シナリオを作成する戦闘シナリオ作成部24と、目標に関する情報を作成する目標情報作成部25と、クラッタに関する情報を作成するクラッタ情報作成部29と、これら目標情報作成部25及びクラッタ情報作成部29とつながり、目標に関する情報及びクラッタに関する情報を捜索レーダインターフェイス部26、射撃指揮装置インターフェイス部27、及び戦闘指揮装置インターフェイス部28に出力する合成部30と、捜索レーダ3とのインターフェイス機能を持つ捜索レーダインターフェイス部26と、射撃指揮装置5とのインターフェイス機能を持つ射撃指揮装置インターフェイス部27と、戦闘指揮装置6とのインターフェイス機能を持つ戦闘指揮装置インターフェイス部28によって構成されている。 【0017】このような構成において、戦闘シナリオ作成部24は、目標2の種類、運動、発生する電波等の情報及び艦船1の運動、周囲の気象、地形等の情報を含む任意に設定された戦闘シナリオを目標情報作成部25及びクラッタ情報作成部29に出力し、次に目標情報作成部25は戦闘シナリオに基づく目標に関する情報を合成部30に出力し、クラッタ情報作成部29は戦闘シナリオに基づくクラッタに関する情報を合成部30に出力し、そして合成部30は目標情報作成部25及びクラッタ情報作成部29より得られた目標に関する情報及びクラッタに関する情報を捜索レーダインターフェイス部26、射撃指揮装置インターフェイス部27、及び戦闘指揮装置インターフェイス部25に出力する。そして、捜索レーダインターフェイス部26は合成部30より得られた目標に関する情報及びクラッタに関する情報を捜索レーダ3で入手可能な情報を示す信号に変換して捜索レーダ3に出力し、射撃指揮装置インターフェイス部27は合成部30より得られた目標に関する情報及びクラッタに関する情報を射撃指揮装置5で入手可能な情報を示す信号に変換して射撃指揮装置5に出力し、戦闘指揮装置インターフェイス部28は合成部30より得られた目標に関する情報及びクラッタに関する情報を戦闘指揮装置6で入手可能な情報を示す信号に変換して戦闘指揮装置6に出力し、捜索レーダ3、射撃指揮装置5、戦闘指揮装置6の被訓練者は、訓練支援装置18より得られた情報を艦船1の脅威となる目標2とみなして戦闘訓練を行う。 【0018】訓練中に捜索レーダ3の被訓練者が行った操作により変化する捜索レーダの作動状況は捜索レーダインターフェイス部26に出力され、捜索レーダインターフェイス部26は捜索レーダ3の作動状況により、捜索レーダ3が入手可能な情報が変化した場合は、その変化を捜索レーダ3に出力する信号に反映させるとともに捜索レーダ3の作動状況を戦闘シナリオ作成部24に出力する。また、訓練中に射撃指揮装置5の被訓練者が行った操作により変化する射撃指揮装置5の作動状況は射撃指揮装置インターフェイス部27に出力され、射撃指揮装置インターフェイス部27は射撃指揮装置5の作動状況により、射撃指揮装置5が入手可能な情報が変化した場合は、その変化を射撃指揮装置5に出力する信号に反映させるとともに射撃指揮装置5の作動状況を戦闘シナリオ作成部24に出力する。また、訓練中に戦闘指揮装置6の被訓練者が行った操作により変化する戦闘指揮装置6の作動状況は戦闘指揮装置インターフェイス部28に出力され、戦闘指揮装置インターフェイス部28は戦闘指揮装置6の作動状況により、戦闘指揮装置6が入手可能な情報が変化した場合は、その変化を戦闘指揮装置6に出力する信号に反映させるとともに戦闘指揮装置6の作動状況を戦闘シナリオ作成部24に出力する。そして戦闘シナリオ作成部24は捜索レーダインターフェイス部26、射撃指揮装置インターフェイス部27、及び戦闘指揮装置インターフェイス部28より得られた各装置の作動状況を基に艦船1及び目標2に関する情報を変化させ、さらに射撃指揮装置5が攻撃を行った場合は、艦船1より発射されたミサイル等を新たな目標として戦闘シナリオに追加するといった形で捜索レーダ3、射撃指揮装置5、戦闘指揮装置6の被訓練者が行った操作を戦闘シナリオに反映する。 【0019】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形態3を示す図であって、図3において14はこの発明の実施の形態3による訓練支援装置であり、この訓練支援装置18は戦闘シナリオを作成する戦闘シナリオ作成部24と、目標に関する情報を作成する目標情報作成部25と、妨害電波に関する情報を作成する妨害電波情報作成部31と、これら目標情報作成部25及び妨害電波情報作成部31とつながり、目標に関する情報及び妨害電波に関する情報を捜索レーダインターフェイス部26、射撃指揮装置インターフェイス部27、及び戦闘指揮装置インターフェイス部28に出力する合成部30と、捜索レーダ3とのインターフェイス機能を持つ捜索レーダインターフェイス部26と、射撃指揮装置5とのインターフェイス機能を持つ射撃指揮装置インターフェイス部27と、戦闘指揮装置6とのインターフェイス機能を持つ戦闘指揮装置インターフェイス部28によって構成されている。 【0020】このような構成において、戦闘シナリオ作成部24は、目標2の種類、運動、発生する電波等の情報及び艦船1の運動、周囲の気象、地形等の情報を含む任意に設定された戦闘シナリオを目標情報作成部25及び妨害電波情報作成部31に出力し、次に目標情報作成部25は戦闘シナリオに基づく目標に関する情報を合成部30に出力し、妨害電波情報作成部31は戦闘シナリオに基づく妨害電波に関する情報を合成部30に出力し、そして合成部30は目標情報作成部25及び妨害電波情報作成部31より得られた目標に関する情報及び妨害電波に関する情報を捜索レーダインターフェイス部26、射撃指揮装置インターフェイス部27、及び戦闘指揮装置インターフェイス部25に出力する。そして、捜索レーダインターフェイス部26は合成部30より得られた目標に関する情報及び妨害電波に関する情報を捜索レーダ3で入手可能な情報を示す信号に変換して捜索レーダ3に出力し、射撃指揮装置インターフェイス部27は合成部30より得られた目標に関する情報及び妨害電波に関する情報を射撃指揮装置5で入手可能な情報を示す信号に変換して射撃指揮装置5に出力し、戦闘指揮装置インターフェイス部28は合成部30より得られた目標に関する情報及び妨害電波に関する情報を戦闘指揮装置6で入手可能な情報を示す信号に変換して戦闘指揮装置6に出力し、捜索レーダ3、射撃指揮装置5、戦闘指揮装置6の被訓練者は、訓練支援装置18より得られた情報を艦船1の脅威となる目標2とみなして戦闘訓練を行う。 【0021】訓練中に捜索レーダ3の被訓練者が行った操作により変化する捜索レーダの作動状況は捜索レーダインターフェイス部26に出力され、捜索レーダインターフェイス部26は捜索レーダ3の作動状況により、捜索レーダ3が入手可能な情報が変化した場合は、その変化を捜索レーダ3に出力する信号に反映させるとともに捜索レーダ3の作動状況を戦闘シナリオ作成部24に出力する。また、訓練中に射撃指揮装置5の被訓練者が行った操作により変化する射撃指揮装置5の作動状況は射撃指揮装置インターフェイス部27に出力され、射撃指揮装置インターフェイス部27は射撃指揮装置5の作動状況により、射撃指揮装置5が入手可能な情報が変化した場合は、その変化を射撃指揮装置5に出力する信号に反映させるとともに射撃指揮装置5の作動状況を戦闘シナリオ作成部24に出力する。また、訓練中に戦闘指揮装置6の被訓練者が行った操作により変化する戦闘指揮装置6の作動状況は戦闘指揮装置インターフェイス部28に出力され、戦闘指揮装置インターフェイス部28は戦闘指揮装置6の作動状況により、戦闘指揮装置6が入手可能な情報が変化した場合は、その変化を戦闘指揮装置6に出力する信号に反映させるとともに戦闘指揮装置6の作動状況を戦闘シナリオ作成部24に出力する。そして戦闘シナリオ作成部24は捜索レーダインターフェイス部26、射撃指揮装置インターフェイス部27、及び戦闘指揮装置インターフェイス部28より得られた各装置の作動状況を基に艦船1及び目標2に関する情報を変化させ、さらに射撃指揮装置5が攻撃を行った場合は、艦船1より発射されたミサイル等を新たな目標として戦闘シナリオに追加するといった形で捜索レーダ3、射撃指揮装置5、戦闘指揮装置6の被訓練者が行った操作を戦闘シナリオに反映する。 【0022】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形態4を示す図であって、図4において18はこの発明の実施の形態4による訓練支援装置であり、この訓練支援装置18は戦闘シナリオを作成する戦闘シナリオ作成部24と、目標に関する情報を作成する目標情報作成部25と、捜索レーダ3とのインターフェイス機能を持つ捜索レーダインターフェイス部26と、射撃指揮装置5とのインターフェイス機能を持つ射撃指揮装置インターフェイス部27と、戦闘指揮装置6とのインターフェイス機能を持つ戦闘指揮装置インターフェイス部28によって構成されている。 【0023】このような構成において、戦闘シナリオ作成部24は、目標2の種類、運動、発生する電波等の情報及び艦船1の運動、周囲の気象、地形等の情報を含む任意に設定された戦闘シナリオを目標情報作成部25に出力し、次に目標情報作成部25は戦闘シナリオに基づく目標に関する情報を捜索レーダインターフェイス部26、射撃指揮装置インターフェイス部27、及び戦闘指揮装置インターフェイス部28に出力する。そして、捜索レーダインターフェイス部26は目標情報作成部25より得られた目標に関する情報を捜索レーダ3で入手可能な情報を示す信号に変換して捜索レーダ3に出力し、射撃指揮装置インターフェイス部27は目標情報作成部25より得られた目標に関する情報を射撃指揮装置5で入手可能な情報を示す信号に変換して射撃指揮装置5に出力し、戦闘指揮装置インターフェイス部28は目標情報作成部25より得られた目標に関する情報を戦闘指揮装置6で入手可能な情報を示す信号に変換して戦闘指揮装置6に出力し、捜索レーダ3、射撃指揮装置5、戦闘指揮装置6の被訓練者は、訓練支援装置18より得られた情報を艦船1の脅威となる目標2とみなして戦闘訓練を行う。 【0024】訓練中に捜索レーダ3の被訓練者が行った操作により変化する捜索レーダの作動状況は捜索レーダインターフェイス部26に出力され、捜索レーダインターフェイス部26は捜索レーダ3の作動状況により、捜索レーダ3が入手可能な情報が変化した場合は、その変化を捜索レーダ3に出力する信号に反映させるとともに捜索レーダ3の作動状況を戦闘シナリオ作成部24に出力する。また、訓練中に射撃指揮装置5の被訓練者が行った操作により変化する射撃指揮装置5の作動状況は射撃指揮装置インターフェイス部27に出力され、射撃指揮装置インターフェイス部27は射撃指揮装置5の作動状況により、射撃指揮装置5が入手可能な情報が変化した場合は、その変化を射撃指揮装置5に出力する信号に反映させるとともに射撃指揮装置5の作動状況を戦闘シナリオ作成部24に出力する。また、訓練中に戦闘指揮装置6の被訓練者が行った操作により変化する戦闘指揮装置6の作動状況は戦闘指揮装置インターフェイス部28に出力され、戦闘指揮装置インターフェイス部28は戦闘指揮装置6の作動状況により、戦闘指揮装置6が入手可能な情報が変化した場合は、その変化を戦闘指揮装置6に出力する信号に反映させるとともに戦闘指揮装置6の作動状況を戦闘シナリオ作成部24に出力する。そして戦闘シナリオ作成部24は捜索レーダインターフェイス部26、射撃指揮装置インターフェイス部27、及び戦闘指揮装置インターフェイス部28より得られた各装置の作動状況を基に艦船1及び目標2に関する情報を変化させ、さらに射撃指揮装置5が攻撃を行った場合は、艦船1より発射されたミサイル等を新たな目標として戦闘シナリオに追加するといった形で捜索レーダ3、射撃指揮装置5、戦闘指揮装置6の被訓練者が行った操作を戦闘シナリオに反映するとともに、戦闘シナリオ及び各装置の作動状況を記録装置22に保管する。 【0025】図5は図4で示したこの発明の実施の形態4による訓練支援装置18を用いた訓練の結果の解析、評価方法を説明するための図であって、解析部32は記録装置22より訓練結果を読み出し、この訓練結果の解析を行って表示部33に表示し、訓練指導員は、表示部33に表示された訓練結果の解析結果を見て、訓練結果の評価を行う。 【0026】 【発明の効果】第1の発明によれば、捜索レーダ、射撃指揮装置、及び戦闘指揮装置の違いを考慮した目標に関する情報を使用可能となり、各装置の被訓練者が行った操作を目標に関する情報に反映することが可能となることによって、探知、追尾の実施が困難な将来の目標を想定した訓練が可能となる。 【0027】また、第2の発明によれば、捜索レーダ、射撃指揮装置、及び戦闘指揮装置の違いを考慮した目標に関する情報を使用可能となり、各装置の被訓練者が行った操作を目標に関する情報に反映することが可能となり、さらにクラッタを抑圧する操作の訓練が可能となることによって、探知、追尾の実施が困難な将来の目標を想定した訓練が可能となる。 【0028】また、第3の発明によれば、捜索レーダ、射撃指揮装置、及び戦闘指揮装置の違いを考慮した目標に関する情報を使用可能となり、各装置の被訓練者が行った操作を目標に関する情報に反映することが可能となり、さらに妨害電波を抑圧する操作の訓練が可能となることによって、探知、追尾の実施が困難な将来の目標を想定した訓練が可能となる。 【0029】また、第4の発明によれば、捜索レーダ、射撃指揮装置、及び戦闘指揮装置の違いを考慮した目標に関する情報を使用可能となり、各装置の被訓練者が行った操作を目標に関する情報に反映することが可能となることによって、探知、追尾の実施が困難な将来の目標を想定した訓練が可能となる。さらに、訓練結果の解析、評価を行うときに戦闘指揮装置を使用しないことにより、戦闘指揮装置の運用を妨げることが無くなる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006013 【氏名又は名称】三菱電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)7月4日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】宮田 金雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−23192 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月26日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−179432 |
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