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【発明の名称】 洋弓のレストを作動させる為の衝撃発生装置
【発明者】 【氏名】新井 正

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】レストピン▲13▼を確実に最適位置で倒す為に、シリンダー■の中に糸■を通したピストン■とそれを駆動させる為のスプリング■を挿入し、ガイドネジ■により組み付けられた装置
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上利用分野】本発明は洋弓のレストに係るものであり、本装置は矢▲14▼を発射した際にベイン(矢羽)▲12▼がレストピンに当たりベインを破損したり、的中率の低下を防ぐ為に洋弓のレストピン▲13▼を正確に、確実に倒す装置である。
【0002】
【従来の技術】(図1)の(a)部に示す様に、レスト本体■は弓のハンドル■に取付けられ矢を正確に発射する為には必要不可欠の物ではあるが、ベインが通過する際は邪魔にこそなれ何の役目もしていないのである。その為射手は(図1)の(b)の様にレストピンの形状を調整しているがベインが弦を離れてから少しでも回転してしまうと意味がなくなってしまう。又、弓の発射時の振動や動きを利用してレストピンを倒す機構を持った物もあるが、振動の出方や射手のくせ、調整の違い等が大きく影響し、まして弦が矢を押し続けている間で制御する事は至難の技であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】洋弓のレストはロケットならば発射台であり、発射した矢のベインがレストピンに接触する事なく、しかもレストピンを倒すタイミングは矢が弦から離れるまでの約百分の一秒の間で自由に設定出来る事は射手にとって夢であった。この夢を実現させる事が課題である。
【0004】
【発明の目的】本発明は衝撃によってレストピンが倒れるタイプのレストのレストピンを、正確かつ確実に倒すと共に、射手が弦▲11▼を放してから矢が弦を離れるまでの間で倒れるタイミングを自由に調整出来る装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】先に述べたように、矢は射手が弦を離した瞬間からレストピンの上を進む事になるが、弦の戻りと完全に同期しているパスケーブル■を利用する。パスケーブルは、もともとコンパウンドボウと呼ばれる弓にはその一部として取付けられている物である為その詳細については省略する。このパスケーブルに、本発明の装置のガイドネジ■の穴から出ている糸■を(図2)の(c)の様に結ぶ。弓を引くとパスケーブルも後退する為、糸■が一緒に引かれ、シリンダー■内のピストン■も糸■により引かれスプリング■を押し縮める、矢を放つとパスケーブル■も瞬時に元の位置に復元する。それに同期してピストン■もスプリング■によって瞬時に元へ戻る。本発明の装置はこの時発生する衝撃をレストへ伝えレストピンを倒し、タイミングも制御しようとするものである。
【0006】
【実施例】次ぎに本発明の実施例を 図(2)に基づいて説明すると、図(2)の(c)は市販されている発射の衝撃を利用してレストピンを倒すタイプのレストに取付けた実施例であるがレスト本体の構造については省略する。レスト本体■の底部にL板▲10▼を取付け、L板にはシリンダー■をネシ■により取付ける。次に、糸■をパスケーブル■へ結びつける、パスケーブルは通常2本あるが、どちらへ結んでも差しつかえない。前に述べた様に、この状態で弓を引くとパスケーブルも一緒に動き、糸■が引かれ、ピストン■もスプリング■を縮めながら後退する。矢の発射と同時に引かれているものすべてが瞬時に元へ戻る、この時ピストン■が前進端で発する衝撃がレストに伝わり、レストピン▲13▼を倒すのである。レストピンの倒れるタイミングを変える場合は、糸■の長さを変える事により調整する事が出来る。すなわち、糸■を長くすればピストン■がシリンダー■に衝撃を与えるタイミングは早くなり、その逆で遅くする事が可能である。
【0007】
【発明の効果】今までは(図1)の(b)の様にレストピンの形状を細工したり、可倒式の物については微細な調整を行ない最良点を見つけ出していたが、最良の状態の維持が難しく、ましてレストピンの倒れるタイミングまで設定する事は出来なかった。本発明を衝撃によりレストビンの倒れるタイプのレストに使用する事により、弓の弦を放してから弦が元へ復原するまでの僅か百分の一秒の間でレストピンの倒れるタイミングを自由に設定出来、その状態を目で見ながら調整、確認が出来る為、より正確で確実なセッティングが可能になるのである。本発明を提供する事で、アーチェリーにおける的中率の向上とベイン(矢羽)がレストピンに接触する事に起因する不規則な矢飛びによる危険の防止等アーチェリーのさらなる発展、普及に寄与するものである。
【出願人】 【識別番号】593018736
【氏名又は名称】新井 正
【出願日】 平成9年(1997)11月25日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−159996
【公開日】 平成11年(1999)6月15日
【出願番号】 特願平9−363069