| 【発明の名称】 |
大口径排水トラップ |
| 【発明者】 |
【氏名】浜田 正
|
| 【要約】 |
【課題】排水トラップの清掃のため、排水トラップのキャップを着脱容易にした排水トラップを提供すること。
【解決手段】ドレンの流入筒5とドレン蓄溜槽形成筒8と上流ドレン筒9と下流ドレン筒10と上記ドレン蓄溜槽形成筒8のキャップ13とからなる大口径排水トラップ4において、ドレン蓄溜槽形成筒8のキャップ13の下面中心に多角形柱状突起12を設けてなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ドレン流入筒とドレン蓄溜槽形成筒と上流ドレン筒と下流ドレン筒と上記ドレン蓄溜槽形成筒のキャップとからなる大口径排水トラップにおいて、ドレン蓄溜槽形成筒のキャップの下面中心に多角形柱状突起を設けてなることを特徴とする大口径排水トラップ。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、冷蔵庫、冷凍庫、保冷庫、低温恒温槽、アイスストッカー等(以下、冷蔵庫とする)の底面に取り付けられた大口径排水トラップ(以下排水トラップという)内の清掃のために冷蔵庫の底面にある排水トラップのキャップを着脱し易くした大口径排水トラップに関する。 【0002】 【従来の技術】排水トラップは、図3に示すようにドレン流入筒25とドレン蓄溜槽形成筒28と上流ドレン筒29と下流ドレン筒30と上記ドレン蓄溜槽形成筒28のキャップ33とから構成するもので、その取り付け位置は冷蔵庫21の底面である。 【0003】大口径排水トラップは、その構造から分かるようにドレンが蓄溜して外気が冷蔵庫内に逆流しないようにし、冷蔵庫内にドレンが発生すると排水トラップを経て冷蔵庫外に排水するものであるから、長期間の運転過程で排水トラップ内に種々の固体が溜まり、これを放置すると腐敗の原因になるので定期的に排水トラップ内を清掃する必要がある。ここで、従来の排水トラップのキャップの構造としては、キャップの底面にバーを差し込む十字形の溝を設けたもの、あるいはドライバーの刃22を嵌める溝を設けたものが見られる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造では、前者の場合キャップを着脱するためにバーを何回も差し替えなければならず作業性が極めて悪い。また、後者の場合冷蔵庫の底面でドライバーの操作をせねばならず、ドライバーの刃を溝に嵌めることを手探りで行うのが実態でこれもまた極めて作業性が悪い。 【0005】この発明は上記従来技術の問題に鑑み、排水トラップのキャップを着脱する際、キャップを回すための工具をあてがい易くし、極めて用意に着脱することのできる排水トラップを提供しようとするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するためにこの発明は、ドレン流入筒と上流ドレン筒と下流ドレン筒とドレン蓄溜槽形成筒と上記ドレン蓄溜槽形成筒のキャップとからなる大口径排水トラップにおいて、ドレン蓄溜槽形成筒のキャップの下面中心に多角形柱状突起を設けてなる構成を採用したものである。 【0007】上記の如く構成するこの発明にあっては、キャップの底面に設けた多角形の柱状突起(例えば六角、八角形)にスパナ、モンキーレンチ、ボックススパナとりわけラチェット形ボックスレンチを使用して極めて容易に排水トラップのキャップを着脱することができる。 【0008】 【発明の実施の形態】次にこの発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1において一点鎖線で描いた部分は、冷蔵庫1の底床2である。底床2に設けられた排水口3には排水トラップ4の流入筒5がネジ6によってねじ込まれている。流入筒5の下部はトラップ筒7になり、トラップ筒7の外周りにはドレン蓄溜槽形成筒8が設けられ、その上流側には上流ドレン筒9が、また、下流側には下流ドレン筒10が張り出し、ドレン蓄溜槽形成筒8の下部外周には雄ねじ11が設けられ、この雄ねじ11に下面に六角柱状突起12を設けたキャップ13が上記雄ねじに螺合して被せられている。なお、ドレン蓄溜槽形成筒8の下端縁とキャップ13の内周面との間にはパッキング14が嵌められている。なお、上記六角柱状突起を四角あるいは八角形とすることができる。 【0009】図2はこの発明の排水トラップ4を冷蔵庫1に装着する状態をしめす。冷蔵庫1の背面には冷凍室の霜取り装置(図示せず)のドレン導出管15が導出されている。また、冷蔵庫1の底面には雌ねじを有する排水口3が設けられ、この排水口3に排水トラップ4が螺合される。排水トラップ4の上流ドレン筒9には霜取り装置の導出管15と繋ぐホース16が接続され下流ドレン筒10には冷蔵庫外に排水するホース17が接続される。 【0010】図1に戻って、排水トラップ4内の清掃をするときは、キャップ13の六角柱状突起12にスパナ、モンキーレンチ、ボックススパナ等を嵌めてキャップ13を回す。このときラチェット形レンチを用いるとより容易に緩めることができる。排水トラップ4の清掃が終了すると、前記作業とは逆の操作によりキャップ13を装着する。 【0011】 【発明の効果】以上説明した通り、この発明によれば排水トラップのキャップの着脱が容易になり排水トラップの清掃の作業性が向上する。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000208503 【氏名又は名称】大和冷機工業株式会社
|
| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月27日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】鎌田 文二 (外2名)
|
| 【公開番号】 |
特開平11−132638 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)5月21日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−294219 |
|