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【発明の名称】 ドーム型再生器のケーシング構造
【発明者】 【氏名】和田 努

【氏名】坂井 耐事

【氏名】小野 純

【要約】 【課題】直火式吸収冷凍機等において使用されるドーム型再生器のケーシングにおいて、溶接やロウ付不必要で、組立て取付け補修交換が容易な構造の提供。

【解決手段】ドーム型再生器1の最外胴2かケーシング6により包囲され、最外胴2とケーシング6との間に燃焼ガス排気通路Dが形成されたケーシング構造において、ケーシング6が天板14a を含む上方ケーシング部分14と、底板15a を含む下方ケーシング部分15とに2分割され、胴体2の天井壁4a にスタッドボルト16が植設され、上方部分14と下方部分15とが、これら両ケーシング部分14、15の何れか一方に形成の切欠き14c 、または凹部と、いずれか他方に形成の突起15b との係合により、着脱自在に連結されている。切欠き14c はL字状切欠きで、いずれか一方のケーシング部分の係合部側端縁を切除して形成されており、突起は切起しツメ15b とされている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ドーム型再生器の最外胴が、ケーシングにより包囲され、該最外胴と該ケーシングとの間に、燃焼ガスの排気通路が形成されたドーム型再生器のケーシング構造において、前記ケーシングが、天板を含む上方ケーシング部分と、底板を含む下方ケーシング部分とに2分割され、前記ドーム型再生器の胴体の天井壁に、スタッドボルトが植設され、前記上方ケーシング部分が、前記スタッドボルトに挿通されて、ナットにより締着され、前記上方ケーシング部分と前記下方ケーシング部分とが、これら上方ケーシング部分と下方ケーシング部分とのいずれか一方に形成された切欠きもしくは凹部と、いずれか他方に形成された突起との係合により、着脱自在に連結されたことを特徴とするドーム型再生器のケーシング構造。
【請求項2】 前記切欠きが、L字状切欠きとされ、該L字状切欠きが、前記いずれか一方のケーシング部分の係合部側端縁を切除して形成されており、前記突起が、切起しツメとされたことを特徴とする請求項1記載のドーム型再生器のケーシング構造。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、直火式吸収冷凍機等において使用されるドーム型再生器のケーシング構造に関し、特に組立て、取付け、補修交換が容易なドーム型再生器のケーシング構造に関する。
【0002】
【従来技術】従来、直火式吸収冷凍機あるいは直火式吸収冷温水機等において使用される再生器として、ドーム型再生器がある。この型式の再生器は、例えば特開平4−256537号公報に記載されているように、単胴式ドーム型再生器であって、図3に図示されるように、単胴式ドーム型再生器01を構成する単胴02が、ドーム状の天井壁03a を有する逆有底内筒部分03と、該逆有底内筒部分03を囲み、天井壁04a を有する逆有底外筒部分04と、これら逆有底内筒部分03と逆有底外筒部分04とを下部で一体に結合する環状結合壁部分05とからなり、該逆有底内筒部分03内のドーム状空間A’が燃焼室とされ、単胴02の外周(逆有底外筒部分04の外周)と再生器01のケーシング06との間の空間が排気ガス通路D’とされ、逆有底外筒部分04の天井壁04a に、濃吸収液の導出口兼冷媒蒸気の導出口07が設けられ、単胴02の底部に、希吸収液が希吸収液供給08により外部から供給されるようになっている。09は逆有底外筒部分04の外周に固着されたフィンである。
【0003】そこで、いま、バーナ010 の運転により発生した燃焼ガスは、燃焼室A’内において、該燃焼室A’に臨む逆有底内筒部分03の伝熱壁面に輻射熱を伝達し、該伝熱壁面を介して単胴02内に収容された吸収液012 を加熱する。
【0004】次いで、燃焼室A’内において輻射熱を放出した燃焼ガスは、バーナ010 の燃焼筒011 と逆有底内筒部分03との間の通路B’に入り、該逆有底内筒部分03の伝熱壁面に対流熱を伝達しつつ、単胴02の下部連絡通路C’を通って通路D’に入り、フィン09に沿って上昇しつつ、逆有底外筒部分04の伝熱壁面に残りの対流熱の大部分を伝達して、排気筒013 より大気中に放出される。
【0005】この間、単胴02内の吸収液012 は、逆有底内筒部分03および逆有底外筒部分04の伝熱壁面からの伝熱により加熱されて、その内部に吸収していた冷媒液を蒸発、分離させる。このようにして蒸発、分離された冷媒蒸気と、後に残った濃吸収液とは、気液混合体となって、濃吸収液導出口兼冷媒蒸気導出口07より次段の精留器(図示されず)に送られる。そして、ここで、冷媒蒸気と濃吸収液とに分離されて、冷媒蒸気は次段の凝縮器に、また、濃吸収液は次段の吸収器に、それぞれ送られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのようなドーム型再生器01は、単胴式と2重胴式とを問わず、構造が簡単で、量産性と品質に優れているが、そのケーシング06は、その天板06a 、底板06b 、胴体06c に3分割されるか、天板06a のみ別体として2分割されるか、底板06b のみ別体として2分割されるか(図示例の場合)、天板06a を含む上方ケーシング部分と、底板06b を含む下方ケーシング部分とに2分割されるかして、各分割体が溶接018 により一体化されることにより形成されている。
【0007】しかも、ケーシング06のドーム型再生器01の胴体部への取付けに際しては、天板06a の中央部に形成された取付け孔部を濃吸収液導出口兼冷媒蒸気導出口07を囲繞して組み付け、当接部に溶接019 を施して結合するか(図示例の場合)、天板06a をドーム型再生器01の胴体部の天井壁04a に重ねて、当接部に溶接を施して結合することにより、ケーシング06がドーム型再生器01の胴体部に取り付けられていた。
【0008】このため、ケーシング06の形成、およびそのドーム型再生器01の胴体部への取付けに多くの溶接工数を要し、その作業が煩雑となっていた。元々、ケーシング06は、ドーム型再生器01の胴体部の最外胴を囲み、これとともに低温排気ガス通路D’を画成するために配設されるものであり、多少のガス漏れは問題なく、しかも、フィン09は、逆有底外筒部分04の外周に固着されるので、ケーシング06の形成および配設には、自由度がある。
【0009】本願の発明は、このような従来のドーム型再生器における問題点を解決して、ケーシングの形成(組立て)、およびそのドーム型再生器の胴体部への取付けが容易で、併せて、補修交換が容易なドーム型再生器のケーシング構造を提供することを課題とする【0010】
【課題を解決するための手段および効果】本願の発明は、前記のような課題を解決したドーム型再生器のケーシング構造に係り、その請求項1に記載された発明は、ドーム型再生器の最外胴が、ケーシングにより包囲され、該最外胴と該ケーシングとの間に、燃焼ガスの排気通路が形成されたドーム型再生器のケーシング構造において、前記ケーシングが、天板を含む上方ケーシング部分と、底板を含む下方ケーシング部分とに2分割され、前記ドーム型再生器の胴体の天井壁に、スタッドボルトが植設され、前記上方ケーシング部分が、前記スタッドボルトに挿通されて、ナットにより締着され、前記上方ケーシング部分と前記下方ケーシング部分とが、これら上方ケーシング部分と下方ケーシング部分とのいずれか一方に形成された切欠きもしくは凹部と、いずれか他方に形成された突起との係合により、着脱自在に連結されたことを特徴とするドーム型再生器のケーシング構造である。
【0011】請求項1に記載された発明は、前記のように構成されているので、ドーム型再生器のケーシングが、天板を含む上方ケーシング部分と、底板を含む下方ケーシング部分とに2分割され、ドーム型再生器の胴体の天井壁に、スタッドボルトが植設され、上方ケーシング部分が、該スタッドボルトに挿通されて、ナットにより締着され、上方ケーシング部分と下方ケーシング部分とが、これら上方ケーシング部分と下方ケーシング部分とのいずれか一方に形成された切欠きもしくは凹部と、いずれか他方に形成された突起との係合により、着脱自在に連結されている。
【0012】この結果、ケーシングの形成(組立て)は、上方ケーシング部分と下方ケーシング部分とのいずれか一方に形成された切欠きもしくは凹部と、いずれか他方に形成された突起とを係合させて、上方ケーシング部分と下方ケーシング部分とを一体化させることにより行なわれ、また、ケーシングのドーム型再生器の胴体部への取付けは、上方ケーシング部分をドーム型再生器の胴体の天井壁に植設されたスタッドボルトに挿通し、ナットにより締着することにより行なわれるので、何ら溶接やロウ付けを必要とせず、その作業が煩雑となることはない。
【0013】また、溶接やロウ付けが必要とされないので、ケーシングおよびドーム型再生器の胴体部に熱応力が生ずることがなく、その構造が堅固に保持される。さらに、溶接性やロウ付け性に左右されないので、材料選択の幅が広がり、温度条件さえ満足されれば、樹脂材料の使用も可能である。
【0014】また、仮にケーシングが高温腐食や、ドレンによる腐食を被ったとしても、スタッドボルトとナットとの締着を外し、また、切欠きもしくは凹部と突起との係合を外せば、容易にケーシング全体、もしくは上方ケーシング部分と下方ケーシング部分とのいずれかを交換することができ、ケーシングの補修を容易に行なうことができる。
【0015】さらに、請求項2記載のように請求項1記載の発明を構成することにより、切欠きが、L字状切欠きとされ、該L字状切欠きが、いずれか一方のケーシング部分の係合部側端縁を切除して形成され、突起が、切起しツメとされるので、それらの形成が容易になるとともに、それらの係合作業がきわめて容易になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1および図2に図示される本願の請求項1および請求項2に記載された発明の一実施形態について説明する。図1は、本実施形態におけるケーシング構造が適用されたドーム型再生器の縦断面図、図2は、図1のケーシング構造の分解斜視図である。
【0017】図1において、本実施形態におけるケーシング構造が適用されたドーム型再生器1は、単胴式ドーム型再生器であって、このものにおいては、単胴式ドーム型再生器1を構成する単胴2が、ドーム状の天井壁3a を有する逆有底内筒部分3と、該逆有底内筒部分3を囲み、天井壁4a を有する逆有底外筒部分4と、これら逆有底内筒部分3と逆有底外筒部分4とを下部で一体に結合する環状結合壁部分5とからなっている。
【0018】そして、該逆有底内筒部分3内のドーム状空間Aが燃焼室とされ、単胴2の外周(逆有底外筒部分4の外周)と再生器1のケーシング6との間の空間が排気ガス通路Dとされ、逆有底外筒部分4の天井壁4a の中央部に、希吸収液の供給口兼冷媒蒸気の導出口7が設けられ、単胴2の底部から濃吸収液が濃吸収液導出管8により外部に導出されるようになっている。逆有底外筒部分4の外周には、フィン9が固着されている。
【0019】なお、本実施形態においては、希吸収液が、希吸収液供給口兼冷媒蒸気導出口7から単胴2内に供給され、濃吸収液が、濃吸収液導出管8により外部に導出されるようになっており、この点、従来例の図3に図示されるものと構造が異なっているが、本願の各発明の要旨とは係わりがない。
【0020】そこで、いま、バーナ10の運転により発生した燃焼ガスは、燃焼室A内において、該燃焼室Aに臨む逆有底内筒部分3の伝熱壁面に輻射熱を伝達し、該伝熱壁面を介して単胴2内に収容された吸収液12を加熱する。
【0021】次いで、燃焼室A内において輻射熱を放出した燃焼ガスは、バーナ10の燃焼筒11と逆有底内筒部分3との間の通路Bに入り、該逆有底内筒部分3の伝熱壁面に対流熱を伝達しつつ、単胴2の下部連絡通路Cを通って通路Dに入り、フィン9に沿って上昇して、逆有底外筒部分4の伝熱壁面に残りの対流熱の大部分を伝達して、排気筒13より大気中に放出される。
【0022】この間、単胴2内の吸収液12は、逆有底内筒部分3および逆有底外筒部分4の伝熱壁面からの伝熱により加熱されて、その内部に吸収していた冷媒液を蒸発、分離させる。このようにして蒸発、分離された冷媒蒸気は、希吸収液供給口兼冷媒蒸気導出口7より次段の凝縮器へと送られる。
【0023】他方、冷媒液が蒸発、分離された後の吸収液は、濃吸収液となって、単胴2の底部に溜まり、該底部にその先端部が臨むように配設された濃吸収液導出管8により外部に導出されて、次段の吸収器に供給される。
【0024】次に、ケーシング6の構造および組立てと、その単胴式ドーム型再生器1の胴体部への取付けについて説明する。図2により良く図示されるように、ケーシング6は、天板14a を含む上方ケーシング部分14と、底板15aを含む下方ケーシング部分15とに2分割されて構成されている。
【0025】単胴式ドーム型再生器1の胴体部をなす単胴2の逆有底外筒部分4の天井壁4a には、スタッドボルト16が円周方向に複数個所、図示例の場合、6個所溶接もしくはロウ付けにより固着されて植設されており、該スタッドボルト16に、上方ケーシング部分14が、その天板14a に形成された6個の取付け孔14b の位置において挿通されて、ナット17により締着され、このようにして、上方ケーシング部分14が、単胴式ドーム型再生器1の胴体部に取り付けられるようになっている。
【0026】一方、上方ケーシング部分14の下方部の下方ケーシング部分15との係合部側端縁に臨んで、L字状切欠き14c が円周方向に複数個所、図示例の場合、4個所形成されており、該L字状切欠き14c のL字の一方の辺側の切欠き部分14d は、端縁を切除して上方ケーシング部分14の軸方向に沿って形成され、他方の辺側の切欠き部分14e は、一方の辺側の切欠き部分14d に対し直角に折曲されて、上方ケーシング部分14の円周方向に沿って形成されている。
【0027】上方ケーシング部分14の胴体部の上方1個所には、排気筒13の接続口14f が開口形成されており、該接続口14f に排気筒13が溶接もしくはロウ付けにより結合される。
【0028】他方、下方ケーシング部分15の上方部の上方ケーシング部分14との係合部側端縁に近く、下方ケーシング部分15の胴体部壁面を切り起こして、切起しツメ15bが円周方向に複数個所、図示例の場合、4個所形成されており、該切起しツメ15b は、後で詳述するように、前記した上方ケーシング部分14の下方部に形成されたL字状切欠き14c と係合し合う。
【0029】下方ケーシング部分15の底板15aの中央開口部には、バーナ10の燃焼筒11が一体に形成されており、このような燃焼筒11、底板15aを一体として備えた下方ケーシング部分15は、絞り加工により形成されるが、燃焼筒11を別体として形成し、後でこれを下方ケーシング部分15の底板15aの中央開口部に溶接等により結合するようにしてもよい。
【0030】そこで、このようにして分割構成されるケーシング6を単胴式ドーム型再生器1の胴体部に取り付けるに当たっては、次のようにして行なう。先ず、上方ケーシング部分14の取付け孔14b を、単胴式ドーム型再生器1の胴体部をなす単胴2の逆有底外筒部分4の天井壁4a に植設されたスタッドボルト16に挿通して、その上からナット17を螺着して緊締し、このようにして、上方ケーシング部分14を単胴式ドーム型再生器1の胴体部に締着せしめる。
【0031】次いで、このようにして得られた単胴式ドーム型再生器1の胴体部と上方ケーシング部分14との組立体を治具により支持させて、上方ケーシング部分14の下方内方より下方ケーシング部分15を当てがい、下方ケーシング部分15の切起しツメ15b を、上方ケーシング部分14のL字状切欠き14c の切欠き部分14d に通して、次いで、下方ケーシング部分15と上方ケーシング部分14とを相対的に回動して、切起しツメ15b をL字状切欠き14c の切欠き部分14e に係合せしめる。
【0032】この切起しツメ15b と切欠き部分14e との係合は、該係合を解くことが可能な程度に、堅固に行なわれる。このため、他に下方ケーシング部分15を上方ケーシング部分14に堅固に結合させるための手段は、特に必要とされない。
【0033】本実施形態は、前記のように構成されているので、次のような効果を奏することができる。単胴式ドーム型再生器1のケーシング6が、天板14a を含む上方ケーシング部分14と、底板15a を含む下方ケーシング部分15とに2分割され、上方ケーシング部分14と下方ケーシング部分15とは、上方ケーシング部分14に形成されたL字状切欠き14c と、下方ケーシング部分15に形成された切起しツメ15b との係合により、着脱自在に連結されている。
【0034】また、ケーシング6の単胴式ドーム型再生器1の胴体部への取付けは、単胴式ドーム型再生器1の胴体部をなす単胴2の逆有底外筒部分4の天井壁4a に、スタッドボルト16が植設され、上方ケーシング部分14の取付け孔14b が該スタッドボルト16に挿通され、上からナット17が螺着、緊締されて、上方ケーシング部分14が単胴式ドーム型再生器1の胴体部に締着されることにより行なわれる。
【0035】この結果、ケーシング6の形成(組立て)は、上方ケーシング部分14に形成されたL字状切欠き14c と、下方ケーシング部分15に形成された切起しツメ15b とを係合させて、上方ケーシング部分14と下方ケーシング部分15とを一体化させることにより行なわれ、また、ケーシング6の単胴式ドーム型再生器1の胴体部への取付けは、スタッドボルト16とナット17とを用いて、上方ケーシング部分14を単胴式ドーム型再生器1の胴体部に締着することにより行なわれるので、何ら溶接やロウ付けを必要とせず、その作業が煩雑となることはない。
【0036】また、溶接やロウ付けが必要とされないので、ケーシング6および単胴式ドーム型再生器1の胴体部に熱応力が生ずることがなく、その構造が堅固に保持される。さらに、溶接性やロウ付け性に左右されないので、材料選択の幅が広がり、温度条件さえ満足されれば、樹脂材料の使用も可能である。
【0037】また、仮にケーシング6が高温腐食や、ドレンによる腐食を被ったとしても、ナット17のスタッドボルト16への締着を外し、また、L字状切欠き14c と切起しツメ15b との係合を外せば、容易にケーシング6全体、もしくは上方ケーシング部分14と下方ケーシング部分15とのいずれかを交換することができ、ケーシング6の補修を容易に行なうことができる。
【0038】さらに、L字状切欠き14c や切起しツメ15b の形成は容易であり、それらの係合作業も、手作業によりきわめて容易に行なうことができる。
【0039】本実施形態においては、ドーム型再生器1は、単胴式とされたが、これに限定されず、2重胴式とされてもよく、ドーム型再生器であれば、その構造は問われない。
【0040】また、L字状切欠き14c は上方ケーシング部分14に、切起しツメ15b は下方ケーシング部分15に、それぞれ形成されたが、これを逆にして、L字状切欠き14cは下方ケーシング部分15に、切起しツメ15b は上方ケーシング部分14に、それぞれ形成されるようにしてもよい。
【0041】また、L字状切欠き14c に代えて、切起しツメ15b と係合し得る凹部とされてもよい。この場合、この凹部は、ケーシング胴体壁面を内方から外方に向けて窪ませることにより得ることができる。
【0042】さらに、切起しツメ15b に代えて、突起とされてもよい。この場合、この突起は、ケーシング胴体壁面を内方から外方に向けて突出変形させることにより得ることができる。
【0043】さらに、また、下方ケーシング部分15は上方ケーシング部分14に、その下方内方から嵌まり合うようにされたが、これに限定されず、下方外方から嵌まり合うようにされてもよい。この場合には、切起しツメ15b は、ケーシング胴体壁面を外方から内方に向けて切り起こすことにより得ることができる。その他、本願の発明を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。
【出願人】 【識別番号】000222484
【氏名又は名称】東洋ラジエーター株式会社
【出願日】 平成10年(1998)5月27日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】江原 望 (外3名)
【公開番号】 特開平11−337223
【公開日】 平成11年(1999)12月10日
【出願番号】 特願平10−145762