| 【発明の名称】 |
湯沸器 |
| 【発明者】 |
【氏名】武田 英一
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| 【要約】 |
【課題】薄型湯沸器の縦型電装基板に配備される接続コネクターの配線がフロントカバーに接触しないようにして安全性を高める。
【解決手段】横断平面形状が円弧状のフロントカバーAを備え、ポッティング処理された電装基板Bを器体Cの一側寄りに起立して備えた薄型の湯沸器において、電装基板Bに装備されているハイマウントタイプの接続コネクター5をフロントカバーAと基板Bの面との間の空間が広い器体中心寄りに配備して、その配線がフロントカバーAに接触しないようにする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 横断平面形状が円弧状のフロントカバーを備え、出湯及び出湯停止などの操作に伴い電磁弁の開閉その他の湯沸かし機能部に動作指令をするポッティング処理された電装基板を器体の一側寄りに起立して備えた湯沸器において、上記電装基板に装備される接続コネクターを器体の中心寄りに配備したことを特徴とする湯沸器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は湯沸器に関し、詳しくは、薄型湯沸器の縦型電装基板に配備される機能部品(素子)の配置に改良を施した湯沸器に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、薄型の湯沸器が主流となっており、その縦型電装基板には2液混合の絶縁材を流し込んで耐候性の向上と安全作動を保つポッティング処理を施す場合、接続コネクターにはハイマウントタイプのもの(背の高いもの)を使用する必要がある。また、湯沸器のフロントカバーにはデザイン上の理由から横断平面形状が円弧状に形成されているものが多く、したがって、フロントカバーの中心部より両端に至るに従いフロントカバーと基板面との空間が狭くなる傾向にある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうした薄型湯沸器におけるポッティング処理された電装基板は器体の一側寄りに起立して備えられているため、この縦型電装基板のハイマウントタイプの接続コネクターとフロントカバーの端部との間には狭い空間しか存しない。したがって、接続コネクターの配線がフロントカバーに過度に接触してしまい安全性及び耐久性の点で問題があった。 【0004】そこで、この発明の湯沸器は上記課題を解決し、縦型電装基板の機能部品の配置にあたり、ハイマウントタイプの接続コネクターをフロントカバーと基板面との空間が広くなる器体中心寄りに配備することにより、上記従来の問題点を解消した湯沸器の提供を目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するこの発明の請求項1に記載された湯沸器は、横断平面形状が円弧状のフロントカバーを備え、出湯及び出湯停止などの操作に伴い電磁弁の開閉その他の湯沸かし機能部に動作指令をするポッティング処理された電装基板を器体の一側寄りに起立して備えた湯沸器において、上記電装基板に装備される接続コネクターを器体の中心寄りに配備したことを要旨とする。 【0006】上記構成を有するこの発明の請求項1に記載された湯沸器は、ポッティング処理された電装基板の機能部品の配置にあたり、ハイマウントタイプの接続コネクターをフロントカバーと基板面との空間が広くなる器体中心寄りに配備したので、接続コネクターの配線がフロントカバーに接触することがない。この結果、安全性及び耐久性は向上する。 【0007】 【発明の実施の形態】以上説明したこの発明の構成、作用を一層明らかにするために、以下にこの発明の湯沸器の好適な実施の形態の一例について図面を参照して詳細に説明する。 【0008】図1〜図5において、Aは湯沸器のフロントカバーで、デザイン上の理由から横断平面形状が円弧状に形成されている。(図2参照)。また、Bは電装基板で、湯沸器の点火及び出湯、消火及び出湯停止などの操作に伴い電磁弁の開閉その他の湯沸かし機能部に電気的に動作指令を与えるためのもので、たとえば、高圧トランス1、コンデンサー2、トランジスター3、コイル4、コネクター5等の機能部品を備えており、耐湿性、ゴキブリ防止、ショート防止等の耐候性の向上と安全作動を保つためにポッティング処理を施している。このポッティング処理はケース6内に電装基板Bを収納配置し、ケース6内に2液混合の絶縁材7を流し込んで電装基板Bを絶縁材7で包み込んで固める処理である(図5参照)。 【0009】上記ポッティング処理により接続コネクター5にはハイマウントタイプのものを使用する必要がある。そこで、電装基板Bに機能部品を配置するにあたり、ハイマウントタイプの接続コネクター5を基板面と上記フロントカバーAとの空間が広くなる器体中心寄りに配備して接続コネクター5の配線8がフロントカバーAに接触することがないようにしている(図4及び図5参照)。なお、図面において、5はハイマウントタイプの接続コネクターで、基板からの高さが略19mm程度であり、5′は一般タイプの接続コネクターで、基板からの高さが略9mm程度である。 【0010】図1〜図3は小型の元止式湯沸器にこの発明を適用した例を示したものであって、バックカバー17にメインバーナ9、熱交換器10、操作ボタン11、出湯口に接続されたキッチンシャワー12を先端に備えたフレキシブル出湯管13、給水接続口14、ガス入口15、点滅器16、電池ケース18、給水制御及びガス制御機構、電磁安全弁(図示せず)、フレームロッドFR、点火ロッド19等の湯沸かし機能部を備えた器体Cの前面に上記フロントカバーAを脱着自由に備えた薄型に形成され、主として台所の流し台の近くに設置して使用するものである。 【0011】以上この発明の実施の形態の一例について説明したが、この発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施しうることは勿論である。 【0012】 【発明の効果】この発明の湯沸器は以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。 【0013】この発明の湯沸器によれば、ポッティング処理された縦型電装基板の機能部品の配置にあたり、ハイマウントタイプの接続コネクターをフロントカバーと基板面との空間が広くなる器体中央寄りに配備したから、接続コネクターの配線がフロントカバーに接触することはなく、特に、薄型湯沸器の縦型電装基板において実際の使用にあたり安全性及び耐久性が倍加するという利点がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000112015 【氏名又は名称】パロマ工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)4月22日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】宮武 陽男 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−304243 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月5日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−128263 |
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