| 【発明の名称】 |
空気調和機の制御装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】宮崎 浩
【氏名】田熊 順一
【氏名】金沢 秀俊
【氏名】佐藤 永治
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| 【要約】 |
【課題】空調能力や電源電圧仕様が相違する種々のモータ制御用PC板と、シングルタイプエアコンやマルチエアコン、冷媒加熱式エアコン等機能タイプの相違する種々のサイクル制御用PC板とを、各々モジュール化して、適宜組み合せることにより仕様の相違する種々の空気調和機の制御装置を迅速かつ容易に開発製造する。
【解決手段】空気調和機の制御装置を、少なくともコンプレッサモータ制御回路13と室外ファンモータ制御回路24とを1枚のプリント基板16に形成してなるモータ制御用PC板14と、少なくともセンサ回路20、弁制御回路18、室内機との通信回路を1枚のプリント基板23に形成してなるサイクル制御用PC板15とにより構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 コンプレッサモータ制御回路、ファンモータ制御回路、センサ回路、弁制御回路、室内機との通信回路を有する空気調和機の制御装置において、これら回路を、少なくとも上記コンプレッサモータ制御回路とファンモータ制御回路とを1枚のプリント基板に形成してなるモータ制御用PC板と、少なくとも上記センサ回路、弁制御回路、室内機との通信回路を1枚のプリント基板に形成してなるサイクル制御用PC板とにより構成したことを特徴とする空気調和機の制御装置。 【請求項2】 モータ制御用PC板は、異なる空調能力に対して、AC100V用と、AC200V/230V用等空調能力、電源電圧の異なるタイプ別にそれぞれ構成されていることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の制御装置。 【請求項3】 サイクル制御用PC板は、シングルタイプエアコン制御用、マルチエアコン制御用、冷媒加熱式エアコン用等機能の異なるタイプ別にそれぞれ構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の空気調和機の制御装置。 【請求項4】 モータ制御用PC板は、そのプリント基板上に制御回路用電源回路を搭載しており、この電源回路からモータ制御用PC板とサイクル制御用PC板に電源を供給するように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機の制御装置。 【請求項5】 モータ制御用PC板とサイクル制御用PC板は、それらの各プリント基板上にマイクロコントローラユニットをそれぞれ搭載しており、これらマイクロコントローラユニット同士間で通信するように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気調和機の制御装置。 【請求項6】 モータ制御用PC板とサイクル制御用PC板は、制御器ボックス内にて上下に配設され、これら両PC板同士はリード線により電気的に接続されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気調和機の制御装置。 【請求項7】 サイクル制御用PC板は、制御器ボックス内にて、このサイクル制御用PC板と対向配置されるモータ制御用PC板との対向方向の投影上に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気調和機の制御装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は冷房専用エアコン、ヒートポンプ式エアコンおよびガスや石油による冷媒加熱式エアコン等の空気調和機の制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、空気調和機としては、冷凍サイクルの構成の相違等により、冷房専用エアコン、ヒートポンプ式エアコン、ガスエアコン、石油エアコンと称する冷媒加熱式エアコン等がある。また、接続可能な室内機の台数によりシングルタイプエアコンとマルチエアコンとに区別することができ、さらにまた、マルチエアコンとしては接続可能な室内機が2台の2室マルチエアコン、同3台の3室マルチエアコン等がある。さらに、これら空気調和機は空調能力や電源電圧の相違による各種仕様に分類することができる。 【0003】そして、従来では、これら種々の空気調和機を開発製造する場合には、その冷凍サイクルの構成の仕様や空調能力、電源電圧等の種々の仕様にそれぞれ適合した種々の制御装置の全回路をそれぞれ新たに設計して、開発し、製造している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の種々の空気調和機では、空調能力や入力電源電圧、接続可能な室内機の台数等の仕様が相違する空気調和機を開発する場合には、変更箇所が少ない場合でも制御装置の全回路を初めから再設計して、新たにPC板から開発する必要があるので、多くの時間と人手を要するという課題がある。 【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、空調能力や電源電圧仕様が相違する種々のモータ制御用PC板と、シングルタイプエアコンやマルチエアコン、あるいは冷房専用エアコン、ヒートポンプ式エアコン、冷媒加熱式エアコン等の相違する種々のサイクル制御用PC板とを、各々モジュール化して、適宜組み合せることにより仕様の相違する種々の空気調和機の制御装置を迅速かつ容易に開発製造することができる空気調和機の制御装置を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る空気調和機の制御装置は、コンプレッサモータ制御回路、ファンモータ制御回路、センサ回路、弁制御回路、室内機との通信回路を有する空気調和機の制御装置において、これら回路を、少なくとも上記コンプレッサモータ制御回路とファンモータ制御回路とを1枚のプリント基板に形成してなるモータ制御用PC板と、少なくとも上記センサ回路、弁制御回路、室内機との通信回路を1枚のプリント基板に形成してなるサイクル制御用PC板とにより構成したことを特徴とする。 【0007】この発明によれば、空調能力や電源電圧等の仕様が相違する種々のモータ制御用PC板と、シングルタイプエアコンやマルチエアコン、冷媒加熱式エアコン等の相違する種々のサイクル制御用PC板とがモジュール化されているので、それら両PC板を適宜組み合せることにより、仕様の相違する種々の制御装置を迅速かつ容易に開発製造することができる。 【0008】請求項2の発明に係る空気調和機の制御装置は、モータ制御用PC板は、異なる空調能力に対して、AC100V用と、AC200V/230V用等空調能力、電源電圧の異なるタイプ別にそれぞれ構成されていることを特徴とする。 【0009】この発明によれば、請求項1の発明の作用に加えて、モータ制御用PC板にはAC100V用とAC200V/230V用等があるので、入力電源電圧がAC100VとAC200V/230Vの仕様の空気調和機に対しては、その仕様に適合したモータ制御用PC板を選択使用することにより、制御装置の全回路を初めから再設計して新たにPC板から開発する必要がなく、迅速かつ容易に開発製造することができる。 【0010】請求項3の発明に係る空気調和機の制御装置は、サイクル制御用PC板は、シングルタイプエアコン制御用、マルチエアコン制御用、冷媒加熱式エアコン用等機能の異なるタイプ別にそれぞれ構成されていることを特徴とする。 【0011】この発明によれば、請求項1または2の発明の作用に加えて、サイクル制御用PC板には、シングルタイプエアコン制御用、マルチエアコン制御用、冷媒加熱式エアコン制御等があるので、これら各エアコン制御用に適合したサイクル制御用PC板を選択使用することにより、制御装置の全回路を初めから再設計して新たにPC板から開発する必要がなく、迅速かつ容易に開発製造することができる。 【0012】請求項4の発明に係る空気調和機の制御装置は、モータ制御用PC板は、そのプリント基板上に制御回路用電源回路を搭載しており、この電源回路からモータ制御用PC板とサイクル制御用PC板に電源を供給するように構成されていることを特徴とする。 【0013】この発明によれば、請求項1〜3のいずれか1項の発明の作用に加えて、モータ制御用PC板の制御回路用電源回路からこのモータ制御用PC板とサイクル制御用PC板に電源を供給することができるので、これら両制御用PC板の組み合せを種々変えても、モータ制御用PC板とサイクル制御用PC板には電源を供給することができる。このために、仕様の相違する空気調和機にも新規に制御回路用電源回路を開発する必要がなくなるので、制御装置を迅速かつ容易に開発製造することができる。 【0014】請求項5の発明に係る空気調和機の制御装置は、モータ制御用PC板とサイクル制御用PC板は、それらの各プリント基板上にマイクロコントローラユニットをそれぞれ搭載しており、これらマイクロコントローラユニット同士間で通信するように構成されていることを特徴とする。 【0015】この発明によれば、請求項1〜4のいずれか1項の発明の作用に加えて、モータ制御用PC板とサイクル制御用PC板とは、これら各マイクロコントローラユニット(以下MCUという)同士によりデータの授受を行なうことができる。したがって、例えばモータ制御用PC板に搭載されたMCUからコンプレッサモータやファンモータ等の回転数、または電流値等のデータをサイクル制御用PC板のMCUへ伝送する一方、このサイクル制御用PC板のMCUからモータ回転数の目標値等のデータをモータ制御用PC板のMCUへ伝送することができる。 【0016】請求項6の発明に係る空気調和機の制御装置は、モータ制御用PC板とサイクル制御用PC板は、制御器ボックス内にて上下に配設され、これら両PC板同士はリード線により電気的に接続されていることを特徴とする。 【0017】この発明によれば、請求項1〜5のいずれか1項の発明の作用に加えて、制御器ボックス内にてモータ制御用PC板とサイクル制御用PC板とを上下に配設しているので、これら両PC板の設置スペースの節約を図ることができる。このために、制御器ボックスの小型化を図ることができると共に、これら両PC板間を接続するリード線の短縮を図ることができる。 【0018】請求項7の発明に係る空気調和機の制御装置は、サイクル制御用PC板は、制御器ボックス内にて、このサイクル制御用PC板と対向配置されるモータ制御用PC板との対向方向の投影上に配置されていることを特徴とする。 【0019】この発明によれば、請求項1〜5のいずれか1項の発明の作用に加えて、制御器ボックス内にてモータ制御用PC板とサイクル制御用PC板とを重ねるように配設しているので、これら両PC板の設置スペースの節約を図ることができる。このために、制御器ボックスの小型化を図ることができると共に、これら両PC板間を接続するリード線の短縮を図ることができる。 【0020】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。なお、これらの図中、同一または相当部分には同一符号を付している。 【0021】図1は本発明の第1の実施形態に係る空気調和機の室外制御装置の全体構成を示す平面図、図2は図1で示す室外制御装置を具備した空気調和機の冷凍サイクル図である。 【0022】図2に示すようにこの空気調和機は圧縮機1、四方弁2、室内ファン3を備えた室内熱交換器4、電動膨張弁5、室外ファン6を備えた室外熱交換器7を、冷媒配管8により順次連通させて、冷媒を循環させる閉じた冷凍サイクルを構成している。なお、図1中、9は室内ユニット、10は室外ユニット、11は外気温を検出する外気温センサーである。 【0023】室外制御装置12には図中点線で示す信号線により,圧縮機1の回転数を制御するコンプレッサモータ制御回路13、四方弁2、電動膨張弁5、室外ファンモータ6aをそれぞれ電気的に接続している。 【0024】室外制御装置12は図示しないリモコン等からの制御指令信号を受けて、四方弁2を切換操作して冷媒を、図中破線矢印方向に冷凍サイクルを循環させることにより冷房運転し、図中実線矢印方向に冷凍サイクルを循環させることにより暖房運転するようになっている。 【0025】また、室外制御装置12は、コンプレッサファンモータ制御回路13を介して圧縮機1の回転数を制御し、または室外ファンモータ6aの回転数を制御し、あるいは電動膨張弁5の開度を制御し、さらに図示しない通信回路により図示しない室内制御装置と双方向でデータ通信し得るように構成されている。 【0026】図1はこの室外制御装置12の全体構成を示す平面図である。この室外制御装置12はサイクル制御用PC板14とモータ制御用PC板15とから構成されている。 【0027】サイクル制御用PC板14は、その1枚のプリント基板(PC板)16に、図2で示す四方弁2、電動膨張弁5や図示しない開閉弁等種々の弁17の切換制御、開度ないし開閉制御を行なう弁制御回路18と、図2で示す外気温センサ11等のセンサ19を駆動する一方、その温度検出値を読み込むセンサ回路20、図示しない室内制御装置と双方向でデータ通信可能の図示しない通信回路およびコネクタ21等をそれぞれ形成している。 【0028】また、サイクル制御用PC板14は、そのPC板16上に、サイクル制御用MCU(マイクロ・コントローラ・ユニット)22を搭載し、このMCU22の入出力ポートをプリント基板16の図示しない回路パターンにより上記弁制御回路18、センサ回路20、通信回路およびコネクタ21にそれぞれ電気的に接続している。 【0029】そして、サイクル制御用MCU21は弁制御回路18を介して四方弁2や電動膨張弁5等の弁17の実際の切換角や開度等を読み込む一方、これら切換角や開度を制御することができると共に、センサ回路20を介してセンサ19により検出された温度検出値等の所要のデータを読み込み、メモリに蓄積することができるようになっている。 【0030】一方、モータ制御用PC板15は、その1枚のプリント基板23に、室外ファンモータ6aの回転数を制御する室外ファンモータ制御回路24、外部交流(AC)電源に電気的に接続されて、交流を所定電圧の直流に変換する制御回路用電源回路25、コンプレッサモータ制御回路13およびコネクタ26をそれぞれ形成している。 【0031】また、モータ制御用PC板15は、そのプリント基板23上に、モータ制御用MCU27を搭載し、このMCU27の入出力ポートを、プリント基板23の図示しない回路パターンにより上記室外ファンモータ制御回路24、制御回路用電源回路25、コンプレッサモータ制御回路13およびコネクタ26にそれぞれ電気的に接続している。なお、図1中、符号30は電解コンデンサ、31はジャイアントトランジタ(G−Tr)である。 【0032】そして、モータ制御用MCU27は室外ファンモータ制御回路24を介して室外ファンモータ6aの実際の回転数を読み込む一方で、その回転数を制御することができると共に、コンプレッサモータ制御回路13を介して圧縮機1の実際の回転数を読み込む一方、その回転数を適宜制御し得るようになっている。 【0033】また、このモータ制御用PC板15のコネクタ26とサイクル制御用PC板14のコネクタ21とを、リード線である2本一対の通信ケーブル28と2本一対の電源線29とにより電気的に接続し、モータ制御用MCU27とサイクル制御用MCU22とで双方向のデータ通信が可能であり、かつモータ制御用PC板15の制御回路用電源回路25からモータ制御用PC板15とサイクル制御用PC板14とに電源を供給し得るように構成されている。 【0034】例えばモータ制御用MCU27は、室外ファンモータ6aの実際の回転数を室外ファンモータ制御回路24を介して読み込むと共に、コンプレッサモータ制御回路13を介して圧縮機1の実際の回転数を読み込み、これら実際の回転数をサイクル制御用PC板14のMCU22に伝送することができる。 【0035】一方、サイクル制御用MCU22は、そのメモリに蓄積されている室外ファンモータ6aや圧縮機1のモータ目標回転数等の所要のデータをモータ制御用MCU27に伝送することができるようになっている。 【0036】図3はこのように構成されたサイクル制御用PC板14とモータ制御用PC板16の種類とそれらの組合せの数例を示す一覧表である。 【0037】例えばモータ制御用PC板15の種類としては、入力電源電圧(V)と空調能力(クラス)により、1φ(相)100Vで40クラス用の同PC板15A、1φ200Vで40/50クラス用の同PC板15B、3φ200Vで40/50クラス用の同PC板15C、輸出国の電源電圧に適合した電源電圧と所要の空調能力の仕様のワールドワイドインバータ用の同PC板15D等がある。 【0038】一方、サイクル制御用PC板14の種類としては、接続する室内機が2台の2室マルチエアコン用の同PC板14A、接続する室内機が3台の3室マルチエアコン用の同PC板14B、冷媒加熱器の燃料がガスであるガスエアコン用の同PC板14C、冷媒加熱器の燃料が石油である石油エアコン用の同PC板14D、、接続する室内機1が1台のシングルタイプエアコン等、上記以外のその他のエアコン用の同PC板14E等がある。 【0039】したがって、この図3の組合せによれば、4種類のモータ制御用PC板15A〜15Dについて、5種類のサイクル制御用PC板14A〜14Eをそれぞれ組み合せることができるので、20通りの組合せが可能である。 【0040】したがって、入力電源電圧および空調能力仕様と冷凍サイクル構成が相違する上記20通りの室外制御装置11については、その開発の都度、全制御回路を再設計して新たにPC板を開発する必要がなく、多くの時間と人手を節約することができる。また、これらPC板14A〜14E,15A〜15Dは上記種類に限定されるものではなく、その種類を適宜増加ないし減少させてもよい。 【0041】図4は上記モータ制御用PC板15とサイクル制御用PC板14とを制御器ボックス32内にて上下に並設した状態を示す制御器ボックス32の縦断面図であり、図5はこの制御器ボックス32の平断面を下底面から仰視したときの平断面図、図6は図5の側断面図である。 【0042】制御器ボックス32は、室外ユニット10に配設されるものであり、外側面にヒートシンク33を形成する一方、内部の固定用モールド34には長方形板状のサイクル制御用PC板14を固定している。 【0043】そして、図4に示すように制御器ボックス32の上端部内面に、サイクル制御用PC板14よりも大きい長方形板状のモータ制御用PC板15を固定し、これをサイクル制御用PC板14よりも上方に配設している。これら両PC板14,15はこれらの各コネクタ21,26に装着された通信ケーブル28と電源線29のリード線により電気的に接続されている。なお、図5,図6中、符号25はSLコネクタ取付部である。 【0044】したがって、この実施形態によれば、空調能力や電源電圧等の仕様が相違する種々のモータ制御用PC板15と、シングルタイプやマルチエアコン、冷媒加熱式エアコン等の相違する種々のサイクル制御用PC板14とがモジュール化されているので、これら両PC板を適宜組み合せることにより、仕様の相違する種々の制御装置を迅速かつ容易に開発製造することができる。 【0045】また、モータ制御用PC板15にはAC100V用とAC200V/230V用等があるので、入力電源電圧がAC100VとAC200V/230Vの仕様の空気調和機に対しては、その仕様に適合したモータ制御用PC板15を選択使用することにより、制御装置11の全回路を初めから再設計して新たにPC板から開発する必要がなく、迅速かつ容易に開発製造することができる。 【0046】さらに、サイクル制御用PC板14にはマルチエアコン制御用、ガスエアコン制御用、石油エアコン制御用等があるので、これら各エアコン制御用に適合したサイクル制御用PC板を選択使用することにより、制御装置11の全回路を初めから再設計して新たにPC板を開発する必要がない。 【0047】さらにまた、モータ制御用PC板15の制御回路用電源回路25からサイクル制御用PC板に電源を供給することができるので、これら両制御用PC板14,15の組み合せを種々変えても、サイクル制御用PC板14には電源を供給することができる。このために、仕様の相違する空気調和機にも新規に制御回路用電源回路25を開発する必要がなくなるので、制御装置11を迅速かつ容易に開発製造することができる。 【0048】また、モータ制御用PC板15とサイクル制御用PC板14とは、これらの各MCU22,27同士によりデータの授受を行なうことができる。したがって、例えばモータ制御用PC板15に搭載されたMCU27からコンプレッサモータや室外ファンモータ6a等の回転数、または電流値等のデータをサイクル制御用PC板14のMCU22へ伝送する一方、このサイクル制御用PC板14のMCU22からモータ回転数の目標値等のデータをモータ制御用PC板15のMCU27へ伝送することができる。 【0049】そして、制御器ボックス32内にてモータ制御用PC板15とサイクル制御用PC板14とを上下に配設しているので、これら両PC板15,14の設置スペースの節約を図ることができる。このために、制御器ボックス32の小型化を図ることができると共に、これら両PC板15,14間を接続する通信ケーブル28と電源線29の短縮を図ることができる。 【0050】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、空調能力や電源電圧等の仕様が相違する種々のモータ制御用PC板と、シングルタイプやマルチエアコン、冷媒加熱式エアコン等機能タイプの相違する種々のサイクル制御用PC板とをモジュール化しているので、それら両PC板を適宜組み合せることにより、仕様の相違する種々の制御装置を迅速かつ容易に開発製造することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003078 【氏名又は名称】株式会社東芝
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月15日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】波多野 久 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−118229 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)4月30日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−282374 |
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