| 【発明の名称】 |
空気調和機の室外機 |
| 【発明者】 |
【氏名】坂井 三男
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| 【要約】 |
【課題】空気調和機の室外機において、室内機への冷媒配管の接続が容易かつ確実に行えるようにすることにより、作業性の改善と信頼性の向上を図る。
【解決手段】室外機の底板5には室内機への冷媒配管6、7をそれぞれ接続する二方弁8と三方弁9を取付けた取付板10が立設されている。この取付板10に、二方弁8および三方弁9への冷媒配管6、7の取付方向を案内するガイド溝10a、10bを設ける。ガイド溝10a、10bは冷媒配管6、7の断熱材6a、7aの外形に対応させた樋状に形成するとともに、ガイド溝10a、10bに断熱材6a、7aを添わせたとき、冷媒配管6、7の接続部(フレア面)が二方弁8および三方弁9の接続部(フレア面)に対向するようにしておく。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 圧縮機等を配置する底板の一側後方に室内機への冷媒配管を接続する複数の弁体を取付けた取付板を立設する一方、前記圧縮機等の上部から前記底板に被せられる本体の一側下部後方に前記取付板に対応する開口部を設け、前記弁体に室内機への冷媒配管を接続した後、前記開口部が設けられている前記本体の一側にカバーを被着するようにしてなる空気調和機の室外機において、前記弁体に前記冷媒配管を接続する際、同冷媒配管の中心が前記弁体のそれと同軸線上になるように、前記冷媒配管の取付方向を案内するガイド溝を前記取付板と前記本体の何れか一方または双方に設けてなることを特徴とする空気調和機の室外機。 【請求項2】 前記ガイド溝を前記冷媒配管の断熱材の外形に対応させた樋状に形成してなる請求項1記載の空気調和機の室外機。 【請求項3】 前記ガイド溝に前記冷媒配管の断熱材を添わせたとき、前記冷媒配管と前記弁体の接続部が対向するようにしてなる請求項1記載の空気調和機の室外機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機の室外機に係わり、詳しくは、室内機への冷媒配管の接続がより早く、かつ、確実に行えるようにするための構造に関する。 【0002】 【従来の技術】室内機と室外機が別々に構成される例えば図1に示すような空気調和機の室外機においては、圧縮機等を配置する図4に示すような底板5の一側後方に室内機への冷媒配管6および7をそれぞれ接続する二つの弁体、すなわち、二方弁8および三方弁9をほぼ同角度に傾斜させて取付けた取付板10Aを立設し、本体1の左右両側面と背面とを構成するリヤカバー3の一側下部後方に取付板10Aに対応する開口部3aを設け、二方弁8および三方弁9に冷媒配管6および7をフレアナット11および12を用いて接続した後、図1に示すようなカバー4を被着するようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、二方弁8および三方弁9への冷媒配管6および7の接続においては、対向する両者のフレア面を合わせ、冷媒配管6および7にそれぞれ設けられたフレアナット11、12を二方弁8および三方弁9のネジ部に合わせて締結するが、上述の二方弁8と三方弁9はある角度をもって取付板10Aに取付けられているため前述のフレア面の合わせが難しく、配管接続に時間がかかるだけでなく、フレア面の合わせが不確実になり、このような状態でフレアナット11、12の締結が行われたりするとガス漏れの原因となると同時に修理が困難となる等の問題が起き易い。したがって、本発明においては、室内機への冷媒配管の接続がより早く、かつ、確実に行えるようにした空気調和機の室外機を提供することを目的としている。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解決するため、圧縮機等を配置する底板の一側後方に室内機への冷媒配管を接続する複数の弁体を取付けた取付板を立設する一方、前記圧縮機等の上部から前記底板に被せられる本体の一側下部後方に前記取付板に対応する開口部を設け、前記弁体に室内機への冷媒配管を接続した後、前記開口部が設けられている前記本体の一側にカバーを被着するようにしてなる空気調和機の室外機において、前記弁体に前記冷媒配管を接続する際、同冷媒配管の中心が前記弁体のそれと同軸線上になるように、前記冷媒配管の取付方向を案内するガイド溝を前記取付板と前記本体の何れか一方または双方に設けた構成とする。なお、前記ガイド溝を前記冷媒配管の断熱材の外形に対応させた樋状に形成した構成とする。また、前記ガイド溝に前記冷媒配管の断熱材を添わせたとき、前記冷媒配管と前記弁体の接続部が対向するよう前記ガイド溝の方向および深さを設定した構成とする。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1〜図3に基いて説明する。図1は空気調和機の室外機の外観を、図2は冷媒配管取付前の一側内部を、図3は冷媒配管取付後の一側内部をそれぞれ示したものである。図において、1はフロントカバー2とリヤカバー3とからなる合成樹脂製の本体で、フロントカバー2は前面と上面とが一体になっており、前面には複数の縦桟を有する吹出口2aが設けられている。一方のリヤカバー3は背面と左右両側面とが一体になっており、一側の後方下部には図2および図3に示すような開口部3aが、また、他側と背面には吸込口が設けられている。4は開口部3aを有する本体1一側(リヤカバー3の一側)に被着されたカバー、5は圧縮機および室外熱交換器等(何れも図示せず)が配置されている鋼板製の底板である。 【0006】開口部3aの内側には図示されてない室内機への冷媒配管6、7をそれぞれ接続する二方弁8と三方弁9をほぼ同じ傾斜角度で取付けた取付板10があり、この取付板10は底板5に固定されている。冷媒配管6、7には断熱材6a、7aが被せられ、先端部には二方弁8、三方弁9のフレア面にそれぞれ対応するフレア面が形成され、その後方にはフレアナット11、12が取付けられている。二方弁8および三方弁9への冷媒配管6および7の接続は相対するフレア面を合わせ、二方弁8および三方弁9のネジ部8aおよび9aにフレアナット11、12をそれぞれ締結することにより終了するが、本発明においては、これら冷媒配管6、7の取付が容易かつ確実に行えるよう、取付板10に冷媒配管6、7の取付方向を案内するガイド溝10a、10bを設けた構成となっている。 【0007】このガイド溝10a、10bは冷媒配管6、7に被せられた断熱材6a、7aの外形に対応させた樋状になっており、また、これらのガイド溝10a、10bに冷媒配管6、7の断熱材6a、7aをそれぞれ押さえて添わせたとき、冷媒配管6、7と二方弁8、三方弁9の接続部(フレア面)がそれぞれ対向するようガイド溝10a、10bの方向および深さを形成した構成となっている。 【0008】なお、図2および図3に示すガイド溝10a、10bは取付板10が開口部3aのほぼ全域を占める大きさになっているため、その取付板10に形成されているが、もし、取付板10が図示のものよりも小さく、例えば図示されている取付板10の略右半分に相当する部位がリアカバー3の一部であるような場合にはその部位に図示のようなガイド溝10a、10bを設けてもよい。何れにせよ、上述のようなガイド溝10a、10bがあれば、そのガイド溝10a、10bに冷媒配管6、7の断熱材6a、7aを添わせ、これらを二方弁8および三方弁9に近づけることにより冷媒配管6、7の接続を容易かつ確実に行うことができる。 【0009】 【発明の効果】以上説明したような室外機であるならば、二方弁および三方弁と冷媒配管の接続が容易かつ確実に行え、作業性の改善と信頼性の向上が図れる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006611 【氏名又は名称】株式会社富士通ゼネラル
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月20日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−118201 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)4月30日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−286712 |
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