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【発明の名称】 空気調和機の室外機
【発明者】 【氏名】中村 修

【要約】 【課題】二方弁および三方弁の出口側に接続される内部配管にフレキシブルチューブを継合して、前記二方弁および三方弁を角度を変えて取付できるようにした空気調和機の室外機を提供する。

【解決手段】底板2上の一側に立設し、二方弁および三方弁5を取り付けた取付板3と、前記二方弁および三方弁の入口側に接続される外部配管7と、出口側に接続される内部配管8と、前記底板に被着され、前記二方弁および三方弁に対応する開口部6aを備えた外胴6とからなる空気調和機の室外機において、前記内部配管は、固定具9により、前記二方弁および三方弁の出口側から所定の長さだけ離間した位置を固定する一方、同固定部と前記二方弁および三方弁の出口側との間に、柔軟性を有するフレキシブルチューブ8aを接続した。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 底板上の一側に立設し、二方弁および三方弁を取り付けた取付板と、前記二方弁および三方弁の入口側に接続される外部配管と、出口側に接続される内部配管と、前記底板に被着され、前記二方弁および三方弁に対応する開口部を備えた外胴とからなる空気調和機の室外機において、前記内部配管は、固定具により、前記二方弁および三方弁の出口側から所定の長さだけ離間した位置を固定する一方、同固定部と前記二方弁および三方弁の出口側との間に、柔軟性を有するフレキシブルチューブを接続したことを特徴とする空気調和機の室外機。
【請求項2】 前記フレキシブルチューブが、伸縮自在な蛇腹状の部材からなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
【請求項3】 前記内部配管と前記フレキシブルチューブとを、一体的に形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機の室外機。
【請求項4】 前記内部配管は、前記固定具により、前記固定部と前記二方弁および三方弁の出口側との間に略U字状の弛みをもたせて固定したことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の空気調和機の室外機。
【請求項5】 前記固定具は、弾性を有する帯状の部材により、先端部の上下に固定用の貫通孔を備えて略U字状に形成する一方、前記底板に前記貫通孔に対応するねじ孔を設け、前記内部配管を、前記略U字状の基端部に収容し、前記貫通孔を貫通したねじを前記ねじ孔に螺着して固定するようにしたことを特徴とする請求項1、請求項3または請求項4に記載の空気調和機の室外機。
【請求項6】 前記ねじ孔に、下方に突出する突部を設けたことを特徴とする請求項5に記載の空気調和機の室外機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の室外機に係わり、より詳細には、二方弁および三方弁の出口側に接続される内部配管にフレキシブルチューブを継合して、前記二方弁および三方弁を角度を変えて取付できるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の室外機は、例えば図1および図4で示すように、底板2上の一側に立設し、二方弁4および三方弁5を取り付けた取付板3と、前記二方弁4および三方弁5の入口側に接続される外部配管7と、出口側に接続される内部配管8と、前記底板2に被着され、前記二方弁4および三方弁5に対応する開口部6aを備えた外胴6とで本体1が構成されていた。
【0003】しかしながら、前記二方弁4および三方弁5は、入口側に前記外部配管7が接続されるとともに、出口側に前記内部配管8が接続されることから、これら外部配管7および内部配管8で取付角度が規制されるため、任意の取付角度で取り付けることができず不便であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題点に鑑み、二方弁および三方弁の出口側に接続される内部配管にフレキシブルチューブを継合して、前記二方弁および三方弁を角度を変えて取付できるようにした空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解決するため、底板上の一側に立設し、二方弁および三方弁を取り付けた取付板と、前記二方弁および三方弁の入口側に接続される外部配管と、出口側に接続される内部配管と、前記底板に被着され、前記二方弁および三方弁に対応する開口部を備えた外胴とからなる空気調和機の室外機において、前記内部配管は、固定具により、前記二方弁および三方弁の出口側から所定の長さだけ離間した位置を固定する一方、同固定部と前記二方弁および三方弁の出口側との間に、柔軟性を有するフレキシブルチューブを接続した構成となっている。
【0006】また、前記フレキシブルチューブが、伸縮自在な蛇腹状の部材からなる構成となっている。
【0007】また、前記内部配管と前記フレキシブルチューブとを、一体的に形成した構成となっている。
【0008】また、前記内部配管は、前記固定具により、前記固定部と前記二方弁および三方弁の出口側との間に略U字状の弛みをもたせて固定した構成となっている。
【0009】また、前記固定具は、弾性を有する帯状の部材により、先端部の上下に固定用の貫通孔を備えて略U字状に形成する一方、前記底板に前記貫通孔に対応するねじ孔を設け、前記内部配管を、前記略U字状の基端部に収容し、前記貫通孔を貫通したねじを前記ねじ孔に螺着して固定するようにした構成となっている。
【0010】更に、前記ねじ孔に、下方に突出する突部を設けた構成となっている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明による実施例を詳細に説明する。図1と、図2(A)および図2(B)と、図3(A)および図3(B)とにおいて、1は空気調和機の室外機本体、2は同本体1内に収容される圧縮機(図示せず)等を載置する底板、3は同底板2の一側に立設して二方弁4および三方弁5を取り付ける取付板、6は前記二方弁4および前記三方弁5に対応する開口部6aを有して前記底板2に被着された外胴、7は前記二方弁4および前記三方弁5の入口側に接続される外部配管、8は出口側に接続される内部配管である。
【0012】前記内部配管8は、図2(A)および図2(B)で示すように、固定具9により、前記二方弁4および三方弁5の出口側から所定の長さだけ離間した位置を固定する一方、同固定部と前記二方弁4および三方弁5の出口側との間に、柔軟性を有するフレキシブルチューブ8aを接続した構成となっており、これによって、前記二方弁4および三方弁5は、前記外部配管7および前記内部配管により取付角度が規制されなくなくなるため、図3(A)および図3(B)で示すように、任意の取付角度で取り付けることができるようにした構造となる。なお、図2(A)は、前記取付板3に前記三方弁5を取り付けた状態を示しているが、同三方弁5と前記二方弁4とを取り換えれば、前記二方弁4を取り付けた状態を示す図となる。
【0013】また、前記フレキシブルチューブ8aが、伸縮自在な蛇腹状の部材からなる構成となっており、これによって、前記二方弁4および三方弁5の取付角度がより規制されにくくなるため、上記説明のとおり、同二方弁4および三方弁5を、任意の取付角度でより容易に取り付けることができるようにした構造となる。
【0014】また、前記内部配管8と前記フレキシブルチューブ8aとを一体的に形成したことにより、継ぎ目のない高品質な構成にして、前記二方弁4および三方弁5に接続できるようにした構成となっている。
【0015】また、前記内部配管8は、図2(A)で示すように、前記固定具9により、前記固定部と前記二方弁4および三方弁5の出口側との間に略U字状の弛みをもたせて固定したことにより、前記二方弁4および三方弁5の取付角度が更に規制されにくくなるため、上記説明のとおり、同二方弁4および三方弁5を、任意の取付角度で更に容易に取り付けることができるようにした構造となる。
【0016】また、前記固定具9は、図2(A)および図2(B)で示すように、弾性を有する帯状の部材により、先端部の上下に固定用の貫通孔を備えて略U字状に形成する一方、前記底板2に前記貫通孔に対応するねじ孔を設け、前記内部配管8を、前記略U字状の基端部に収容し、前記貫通孔を貫通したねじ10を前記ねじ孔に螺着して固定するようにした構成となっており、これによって、前記内部配管8は、前記二方弁4および三方弁5の出口側から所定の長さだけ離間した位置を正確に固定できるようになり、同固定部と前記二方弁4および三方弁5の出口側との間に、適宜弛みをもたせて正確に固定できるようにした構造となる。
【0017】更に、前記底板2に設けた前記ねじ孔に、図2(A)および図2(B)で示すように、下方に突出する突部aを設けたことにより、前記ねじ孔の強度を増強できるようにした構成となる。
【0018】以上の構成により、図1と、図2(A)および図2(B)と、図3(A)および図3(B)とで示すように、前記内部配管8は、前記固定具9により、前記二方弁4および三方弁5の出口側から所定の長さだけ離間した位置を固定する一方、同固定部と前記二方弁4および三方弁5の出口側との間に、柔軟性を有する前記フレキシブルチューブ8aを接続したので、前記二方弁4および三方弁5は、前記外部配管7および前記内部配管により取付角度が規制されなくなくなるため、任意の取付角度で簡便に取り付けることができるようにした空気調和機の室外機となる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によると、二方弁および三方弁の出口側に接続される内部配管にフレキシブルチューブを継合して、前記二方弁および三方弁を角度を変えて取付できるようにした空気調和機の室外機となる。
【出願人】 【識別番号】000006611
【氏名又は名称】株式会社富士通ゼネラル
【出願日】 平成9年(1997)9月19日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−94306
【公開日】 平成11年(1999)4月9日
【出願番号】 特願平9−255225