| 【発明の名称】 |
引掛シーリング |
| 【発明者】 |
【氏名】安本 宏巳
【氏名】小滝 悦男
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| 【要約】 |
【課題】引掛シーリングの設置作業を容易にする。
【解決手段】引掛シーリング11は、本体部21と、サポート体22と、カバー23とを備える。本体部21は、樹脂製の上部ケース体25と下部ケース体26とを備え、内側に刃受金具51を収納する。上部ケース体25に保持部32を一体に形成する。保持部32には、固着具支持部35を形成する。本体部21とサポート体22とを組み合わせてユニット化する。サポート体22の取付孔76に下側から挿入した取付ねじ38を、固着具支持部35で抜け止めして保持する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 固着具を用いて被設置部に固定されるサポート体と;サポート体に保持される樹脂製の筐体部、この筐体部に一体に形成され固着具を係合保持して仮止めする固着具支持部を設けた保持部、および筐体部に収納され電源線に接続されるとともに被接続体を電気的に接続する接続部を備えた本体部と;を具備したことを特徴とする引掛シーリング。 【請求項2】 本体部とサポート体とは互いに組み合わされユニット化されたことを特徴とする請求項1記載の引掛シーリング。 【請求項3】 保持部は、サポート体に係合する係合部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の引掛シーリング。 【請求項4】 被設置部に設置される筐体部と;この筐体部に収納され電源線に接続されるとともに被接続体を電気的に接続する接続部と;筐体部から突設され接続部に接続される複数の電源線が内側の所定位置に配置される筒状の筒状部本体、およびこの筒状部本体の外側から複数の電源線を視認可能な位置に設けられた開口部を備えた筒状部と;を具備したことを特徴とする引掛シーリング。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、天井面に設置され照明器具を接続して電源を供給する引掛シーリングに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、照明器具を天井面などに設置するために、例えば、図7に示すように、各種の引掛シーリングが用いられている。図7は、従来の引掛シーリングを示す説明図である。そして、図7(a)に示す引掛シーリング1は、埋込ローゼットなどとも呼ばれるもので、一部を天井面に埋め込んで設置され、天井内で電源線に接続されるようになっている。そして、この引掛シーリング1は、略円柱状をなし、下面に一対の円弧状をなす接続孔2,2が形成されており、これら接続孔2,2の内側には、それぞれ電源線に接続された接続金具が配設されている。また、この引掛シーリング1の両側部には、略L字状をなす引掛耳4,4が設けられ、例えば、5kg以上の重量のある照明器具などを係合保持できるようになっている。 【0003】また、図7(b)に示す引掛シーリング5は、天井の下面に設置され、天井の下面に引き出された電源線に接続されるもので、図7(a)に示す引掛シーリング1よりも外形寸法が小さく、かつ、天井面からの突出寸法が大きい円柱状に形成されている。 【0004】さらに、図7(c)に示す引掛シーリング6は、天井の下面に設置され、天井の下面に引き出された電源線に接続されるもので、略直方体状をなし、図7(b)に示す引掛シーリング1とほぼ同じ外形寸法および天井面からの突出寸法を備えている。 【0005】この点、例えば、特開平5−298909号公報に記載された構成が知られている。そして、この公報記載の引掛シーリングは、接続孔を設けたローゼット本体と、引掛耳を設けたハンガー枠と、このハンガー枠を覆う化粧カバーとなどを備えている。そして、これらローゼット本体とハンガー枠とは、互いにねじあるいはかしめなどにて接続された上で、天井側のスイッチボックスカバーにねじ止めされ、あるいは、ローゼット本体とハンガー枠とは、それぞれ独立して天井面に固定されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特開平5−298909号公報記載の構成では、ローゼット本体とハンガー枠とをねじ止めあるいはかしめなどして固定し、あるいはそれぞれ別個に天井面に固定する作業の際に、これらローゼット本体とハンガー枠を押えながら、さらにねじなども落下させないように押えつつ、ねじ止めする作業が必要で、設置作業が煩雑になる問題を有している。 【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたもので、設置作業を容易にできる引掛シーリングを提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の引掛シーリングは、固着具を用いて被設置部に固定されるサポート体と;サポート体に保持される樹脂製の筐体部、この筐体部に一体に形成され固着具を係合保持して仮止めする固着具支持部を設けた保持部、および筐体部に収納され電源線に接続されるとともに被接続体を電気的に接続する接続部を備えた本体部と;を具備したものである。 【0009】そして、この構成では、本体部はサポート体に保持されるため、固着具を用いてサポート体を被設置部に固定することにより本体部が保持される。また、固着具は、保持部の固着具支持部に係合保持して仮止めされ脱落が防止されるため、設置作業が容易になる。さらに、保持部は樹脂製の筐体部に一体に形成されているため、固着具を係合保持する固着具支持部が容易に形成されるとともに、部品点数の増加がなく、製造コストが低減される。 【0010】請求項2記載の引掛シーリングは、請求項1記載の引掛シーリングにおいて、本体部とサポート体とは互いに組み合わされユニット化されたものである。 【0011】そして、この構成では、設置現場での作業が容易になるとともに、製品性能がユニットで担保される。 【0012】請求項3記載の引掛シーリングは、請求項1または2記載の引掛シーリングにおいて、保持部は、サポート体に係合する係合部を設けたものである。 【0013】そして、この構成では、保持部がサポート体に容易かつ正確に位置決め保持され、設置作業が容易になる。 【0014】請求項4記載の引掛シーリングは、被設置部に設置される筐体部と;この筐体部に収納され電源線に接続されるとともに被接続体を電気的に接続する接続部と;筐体部から突設され接続部に接続される複数の電源線が内側の所定位置に配置される筒状の筒状部本体、およびこの筒状部本体の外側から複数の電源線を視認可能な位置に設けられた開口部を備えた筒状部と;を具備したものである。 【0015】そして、この構成では、電源線は筒状部で案内され保護される。電源線の位置は、開口部を介して目視され、電源線と接続部との接続状態が直接的あるいは間接的に確認される。開口部は筒状部本体の外側から複数の電源線を視認可能な位置に設けたため、電源線の確認が容易かつ確実になる。 【0016】 【発明の実施の形態】以下、本発明の引掛シーリングの一実施の形態を図面を参照して説明する。 【0017】図1は本発明の引掛シーリングの一実施の形態を示す分解斜視図、図2は引掛シーリングの設置状態の斜視図、図3は同上引掛シーリングの平面図、図4は同上引掛シーリングの一部を切り欠いた底面図、図5は同上引掛シーリングの断面図、図6は同上引掛シーリングの断面図である。 【0018】図1ないし図6において、11は引掛シーリングで、この引掛シーリング11は、天井取付の引掛シーリングローゼットの配線器具とも呼ばれるもので、被設置部12を構成する天井板13の下面に機械的に固定されるとともに、電源線14に電気的に接続されている。また、電源線14は、天井板13の上側に配線されるとともに、必要に応じて天井板13に形成した電源線用通孔13a を介して下側に引き出されるようになっている。そして、この引掛シーリング11に、被接続体すなわち被支持体としての天井直付形あるいは吊下形の照明器具やファンなどが、機械的接続されて支持されるとともに、電気的に接続されて電源が供給されるようになっている。 【0019】そして、引掛シーリング11は、本体部21と、サポート体22と、カバー23とを備えている。 【0020】そして、本体部21は、それぞれ合成樹脂にて一体に形成された上部ケース体25と、この上部ケース体25の下側に係合あるいはねじ止めなどして固定される下部ケース体26とを備え、これら上部ケース体25と下部ケース体26とにより構成された筐体部の内側に、接続部27を収納している。 【0021】そして、上部ケース体25は、下面を開口した略箱状の上部ケース本体31を備えている。すなわち、この上部ケース本体31には、図1に示すように、略矩形平板状の上板部31a と、この上板部31a の長手方向に沿った側板部31b と、上板部31a の短手方向に沿った断面円弧状の端板部31c とが形成されている。さらに、端板部31c に近接して、下側に向かう係止爪部31d が形成されている。 【0022】また、この上部ケース本体31の側板部31b からは、それぞれ保持部32が一体に突設されている。そして、この保持部32は、上部ケース本体31の両側面に対して若干傾斜した方向に突設された保持腕部33と、この保持腕部33の先端部にこの保持腕部33より幅寸法が大きく形成された保持本体部34とを備え、各保持本体部34には、それぞれ2か所の固着具支持部35と、これら固着具支持部35間に位置する係合部36とが一体に形成されている。そして、固着具支持部35は、孔状あるいは容易に貫通可能な薄肉状に形成され、この固着具支持部35に下側から挿入された固着具としての取付ねじ38は、この固着具支持部35内に複数突設された弾性的に変形可能な突片にねじ山が係止され、脱落が防止されるようになっている。また、係合部36は、下側に突設された一対の爪状に形成されている。 【0023】さらに、上部ケース体25の上部ケース本体31の上板部31a の略中央部からは、上側に向かい、天井板13の電源線用通孔13a に挿入可能な筒状部41が形成されている。そして、この筒状部41は、円筒状をなす筒状部本体42を有し、この筒状部本体42の内側には、上板部31a を貫通する一対の電源線挿入口43が形成されている。そして、これら電源線挿入口43は、筒状部本体42の軸心より一側にずれて形成されているとともに、この筒状部本体42の軸心に対し電源線挿入口43の反対側に位置して、上下方向に延びるスリットである一対の開口部44が形成されている。 【0024】そこで、上側から両電源線挿入口43に電源線14のリード部14a を挿入した状態で、いずれの開口部44からでも、筒状部本体42の内側の2本の電源線14の位置を同時に確認できるようになっている。 【0025】また、これら電源線挿入口43の下側に位置して、上部ケース本体31の内側には、接続部46を構成するそれぞれ一対の刃受金具51と鎖錠接続金具52とが嵌合保持されている。そして、刃受金具51は、一枚の導電性および弾性を有する金属板を打抜き屈曲などして、電源線接続部54と、刃受部55と、これら電源線接続部54と刃受部55とを接続する連接部56とが形成されている。そして、刃受部55は、略円弧状の上板部55a と、この上板部55a の一端部を下側に折り返してなる下板部55b とを備えている。さらに、鎖錠接続金具52は、弾性を有する金属板を打抜き屈曲などして一体に形成されている。 【0026】そして、電源線挿入口43から挿入された電源線14のリード部14a は、刃受金具51の電源線接続部54と鎖錠接続金具52との間に挟持され、電気的に接続されるとともに機械的に鎖錠接続される。なお、上部ケース体25の上部ケース本体31の上板部31a には、電源線挿入口43に隣接して、リリース孔58が形成され、このリリース孔58から挿入される図示しないドライバーなどの治具を用いて、鎖錠接続を解除可能になっている。 【0027】一方、下部ケース体26は、底板部61と、この底板部61の外周部から上側に突設された円筒状の周板部62とを備え、上側を開口した円盤状に形成されている。そして、この底板部61の下面には、略円弧状をなす一対の接続孔63が回転対称に形成され、各接続孔63の一端部には、幅広の挿入部63a が形成されている。また、底板部61の外周部の下端部には、円環状の段部64が形成されている。さらに、周板部62の上端部からは、複数のフランジ部65が突設されている。 【0028】そして、上部ケース体25と下部ケース体26とを組み合わせた状態で、各接続孔63の上側に刃受金具51の刃受部55が位置し、接続孔63に照明器具を構成するシーリングキャップ67の一対の金具68を挿入すると、この金具68を上板部55a と下板部55b との間に弾性的に挟持して、金具68と接続部46とが電気的および機械的に接続されるようになっている。 【0029】なお、シーリングキャップ67は、取付アダプタとも呼ばれるもので、略円柱状の本体部を備え、この本体部の上面から一対の金具68が突設されているとともに、下面からは、接続コードが導出され、この接続コードの先端に設けたコネクタを、照明器具の器具本体の点灯装置に接続するようになっている。 【0030】また、サポート体22は、金属板などにて一体に形成され、略円環板状をなすサポート本体部71と、このサポート本体部71から外周側に突設された一対の引掛耳72とを備えている。そして、サポート本体部71の内径は、下部ケース体26の外周に略嵌合するようになっている。また、このサポート本体部71の内周には、下方に膨出する環状の受段部74が形成され、これら受段部74に、本体部21を構成する上部ケース体25の保持部32および下部ケース体26のフランジ部65が上側から当接して保持されるようになっている。また、この受段部74には、相対向して円孔状の取付孔76が複数形成されているとともに、相対向して矩形孔状の係合受部77が形成されている。さらに、サポート本体部71には、受段部74の外周側に位置して、取付溝78が形成されている。そして、これら取付溝78は、円弧状をなす溝部78a と、この溝部78a の一端に位置する径大な挿入部78b とを備えている。 【0031】そして、このサポート体22に上側から本体部21を挿入した状態で、係合部36が係合受部77に係合し、また、係止爪部31d がサポート本体部71の内周部に係合して、本体部21とサポート体22とが位置決めされ係合して組み合わされて、いわば一体化されユニット化される。 【0032】そして、被設置部12の状態に応じて、取付孔76あるいは取付溝78を選択的に用い、すなわち、これら取付孔76あるいは取付溝78のいずれか対をなす部分に、固着具であるビスなどの取付ねじ38を螺合あるいは挿入した上、天井板13あるいは天井板13にあらかじめ埋め込み固定されたボックスなどに螺合して、引掛シーリング11を被設置部12に固定する。 【0033】例えば、露出取付すなわち天井板13に電源線用通孔13a が形成され、この電源線用通孔13a から電源線14が引き出されている場合は、これら電源線14を筒状部41を介して電源線挿入口43に挿入し、接続部27と接続する。また、取付孔76に下側から取付ねじ38を挿入すると、この取付ねじ38は、取付孔76に位置合わせされた固着具支持部35に圧入され、手を離しても脱落しない状態で回転自在に保持される。この状態から、筒状部41を電源線用通孔13a に挿入するとともに、固着具支持部35に保持された取付ねじ38を天井板13に螺合して締め付ける。 【0034】一方、埋込取付すなわち天井板13に本体部21を埋め込み可能な程度の孔が形成されている場合は、予め天井板13あるいは天井板13上に設置されたボックスに軽く螺合された取付ねじ38の径大な頭部を取付溝78の挿入部78b に挿入し、次いで、サポート体22を回転させた後に取付ねじ38を締め付け、溝部38a のいずれかの部分を天井板13に締め付けて固定するようになっている。 【0035】さらに、カバー23は、化粧カバー、化粧板、化粧プレート、あるいはプレートなどとも呼ばれるもので、例えば合成樹脂にて、サポート体22の引掛耳72以外の部分をほぼ覆う上側を開口した皿状に一体に形成されている。そして、このカバー23の平板状をなす底板部81の中央部には、円孔状の中央孔82が形成されている。また、この中央孔82の内径は本体部21の下部ケース体26の周板部62の外径寸法より小さく、この中央孔82は、本体部21の下部ケース体26の下端に設けた環状の段部64に略嵌合するように形成されている。 【0036】さらに、中央孔82の近傍からは複数、例えば4個などの係止部84が突設され、これら係止部84を本体部21の下部ケース体26の周板部62の上端部などに係止して、本体部21に保持され、少なくともサポート体22の固定部である取付孔76、取付溝78、および取付ねじ38を覆うようになっている。 【0037】また、カバー23の底板部81の外周部からは上側に向かって円筒状の側板部86が突設されている。そして、カバー23を本体部21に取り付けた状態で、側板部86の被設置部12側の端部すなわち上端部が、天井板13に当接するか僅かな間隔を介して対向し、サポート体22の引掛耳72以外の部分および本体部21の側方を覆っている。さらに、この側板部86の上端部には、サポート体22の引掛耳72が挿通する挿通部87が溝状に形成されている。 【0038】そして、本実施の形態の引掛シーリング11によれば、本体部21を金属製のサポート体22に保持できるため、取付ねじ38を用いてサポート体22を被設置部12に固定することにより、本体部21を被設置部12に強固に保持できる。そして、本体部21は、接続部27を収納した上部ケース体25を下部ケース体26に組み合わせて構成でき、さらに、この本体部21はサポート体22に上側から挿入するのみで係合保持して一体構造とし、ユニット化できる。このように、刃受け部、電線挿入部、刃を挿入する部分などの本体部と、サポート部とを一体構造とでき、本体部とサポート体とを互いにねじ止めあるいはかしめて固定する構成や両者を天井板にねじ止め固定する構成に比べて、組立性を簡易化して確実な固着ができ、設置現場での作業を容易にできるとともに、製品性能をユニットで担保できる。 【0039】また、固着具である取付ねじ38は、保持部32の固着具支持部(脱落防止部)35に係合保持して仮止めされ組立時の脱落が防止されるため、設置作業を容易にできる。さらに、この保持部32は、樹脂製の上部ケース体25に一体に形成されているため、組立信頼性を確保し取り付け忘れなどを抑制でき、また、取付ねじ38を弾性的に係合保持する固着具支持部35を容易に形成できるとともに、部品点数の増加がなく、例えば筐体部とは別体のゴムなどを用いて固着具支持部を構成する構成に較べて、製造コストを低減できる。 【0040】さらに、この保持部32には、サポート体22の係合受部77に係合して固定する係合部(引掛部)36を一体に形成したため、保持部32をサポート体22に容易かつ正確に位置決め保持でき、設置作業を容易にできる。 【0041】また、本体部21の上側に筒状部41を突設したため、この筒状部41で電源線14を案内し、天井板13の端面への当接などを抑制して保護できる。そして、この筒状部41は、上部ケース体25の上部ケース本体31に電源線挿入口43とともに一体に形成したため、部品点数の増加もなく、また、別部材とした場合の部品の組み付け忘れもなく、製造コストを低減できる。 【0042】そして、この筒状部41の筒状部本体42には、一対の開口部44を設けたため、この開口部44を介して、電源線14の位置を目視し、電源線14と接続部27との接続状態を直接的に視認して確認し、あるいは電源線14の位置から接続を間接的に確認できる。さらに、これらスリット状の開口部44は、電源線挿入口43を挟んで相対向する位置に設けるのではなく、これら電源線挿入口43を筒状部本体42の軸心より一側にずれて形成するとともに、この筒状部本体42の軸心に対し電源線挿入口43の反対側に位置して一対の開口部44を形成し、上側から両電源線挿入口43に電源線14のリード部14a を挿入した状態で、いずれの開口部44からでも、筒状部本体42の内側の2本の電源線14の位置を同時に確認できるようにしたため、電源線14の接続の確認を容易かつ確実にできる。 【0043】また、カバー23の中央孔82の内径は本体部21の下部ケース体26の周板部62の外径寸法より小さく、この中央孔82が本体部21の下部ケース体26の下端に設けた環状の段部64に略嵌合するように形成したため、間隙からのごみ、塵埃などの進入を抑制し、確実な電気接続を確保できる。 【0044】さらに、本体部21に収納した接続部27の一対の刃受金具51は、それぞれ一枚の金属板を打抜き屈曲などして形成され、シーリングキャップ67の金具68に接続される刃受部55は、上板部55a の一端部を下側に折り返して一体に下板部55b を形成している。そこで、シーリングキャップ67の金具68を、上板部55a と下板部55b との間に弾性的に挟持して、電気的および機械的な接続を確実にできるとともに、部品点数を削減し、組立を容易にして製造コストを低減できる。 【0045】また、サポート体22の取付孔76および取付溝78を選択的に使用することにより、被設置部12および電源線14の種々の状態に対応できる。すなわち、露出・埋込の両タイプに用いることができ、汎用性を向上できる。 【0046】さらに、サポート体22を固定する取付ねじ38はカバー23で覆われるため、未使用時すなわち照明器具を取り付けていない状態においても、取付ねじ38などが表面にむき出しになることがなく、外観を良好にし、室内のインテリア性を向上できる。 【0047】また、カバー23は、別ピースであるが、一体に形成した係止部84を本体部21にに係合して保持されるため、設置作業を容易にできる。 【0048】 【発明の効果】請求項1記載の引掛シーリングによれば、本体部はサポート体に保持されるため、固着具を用いてサポート体を被設置部に固定することにより、本体部を保持できる。また、固着具は、保持部の固着具支持部に係合保持して仮止めされ脱落が防止されるため、設置作業を容易にできる。さらに、保持部は樹脂製の筐体部に一体に形成されているため、固着具を係合保持する固着具支持部を容易に形成できるとともに、部品点数の増加がなく、製造コストを低減できる。 【0049】請求項2記載の引掛シーリングによれば、請求項1記載の効果に加え、本体部とサポート体とは互いに組み合わされユニット化されたため、設置現場での作業を容易にできるとともに、製品性能をユニットで担保できる。 【0050】請求項3記載の引掛シーリングによれば、請求項1または2記載の効果に加え、保持部にサポート体に係合する係合部を設けたため、保持部をサポート体に容易かつ正確に位置決め保持でき、設置作業を容易にできる。 【0051】請求項4記載の引掛シーリングによれば、電源線を筒状部で案内し保護できる。電源線の位置を、開口部を介して目視し、電源線と接続部との接続状態を直接的あるいは間接的に確認できる。開口部は筒状部本体の外側から複数の電源線を視認可能な位置に設けたため、電源線の確認を容易かつ確実にできる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003757 【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社 【識別番号】000146674 【氏名又は名称】株式会社新光製作所
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)5月25日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】樺澤 襄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−339542 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)12月10日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−142468 |
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